区分 基礎科目-コミュニケーションの基礎
ディプロマ・ポリシーとの関係
実践能力 倫理観 専門性探求
地域社会貢献 グローバル性 自己研鑽力
カリキュラム・ポリシーとの関係
豊かな人間性 広い視野 知識・技術
判断力 探求心
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
基礎科目の「コミュニケーションの基礎」に位置づけ、英語を聞き、話すスキルを通じてコミュニケーションをとる基礎を養う
科目の目的
大学英語カリキュラムの中で本科目は、専門的な英語文献講読や上級英会話・ディスカッション科目へ進む前段階に位置する基礎固めの科目です。多くの学生は中学・高校で文法知識を蓄積していますが、それを瞬時に口頭運用へ転換する訓練を受けておらず、「わかっているのに話せない」という状態に陥っています。本科目では教科書『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』を用い、中学レベルの文型を用いた瞬間英作文トレーニングを通じて、知識を自動化された発話回路へと変換することを目指します。これにより、後続の応用的英会話科目や海外研修、専門分野での英語運用に必要な土台を形成します。
到達目標
到達目標1:be動詞文・基本文構造を正確に運用できる
到達目標2:一般動詞文を正確に運用できる
到達目標3:多様な疑問詞を状況に応じて使い分けられる
到達目標4:人称代名詞の格変化を正確に使い分けられる
到達目標5:意味の近接する助動詞群を文脈に応じて使い分けられる
到達目標6:時制(現在形・進行形・過去形・過去進行形)を正確に使い分けられる
到達目標7:複文・不定詞・動名詞を用いて文を拡張できる
到達目標8:比較表現を体系的に運用できる

科目の概要
本科目では教科書『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』の構成に沿って、Part 1(中学1年レベル・全23文型)およびPart 2(中学2年レベル・全34文型)を順に扱う。初回のみ3文型(Part1: 1〜3)を導入し、以降は毎回4文型ずつ進める。学習内容の定着を図るため、3回分の新規学習ごとに1回の復習回を設け、直前の3回で扱った文型を通してサイクル回し(瞬間英作文の反復練習)で総復習する。各回は教科書の手順(①日本語文を見て英作文→②英文を見て答え合わせ→③英文を口に落ち着ける)に従い、口頭でのスピーディーな瞬間英作文を中心に進行する。復習回では新規文型の追加を行わず、既習範囲全体をサイクル回しで仕上げ、長期記憶への定着と応用力の養成を図る。
科目のキーワード
1. be動詞・一般動詞(be verb / general verb)
2. 人称代名詞(主格・所有格・目的格・独立所有格)
3. 疑問詞(What, Who, Where, When, Which, How など)
4. 現在進行形・過去進行形(present/past progressive)
5. 助動詞(can, will, must, may, have to, be able to)
6. 不定詞(名詞的用法・副詞的用法・形容詞的用法)
7. 動名詞(gerund)
8. 比較表現(原級比較、比較級、最上級)
9. There is/are構文
10. SVOO・SVO+to[for](授与動詞構文)

授業の展開方法
本科目は、教科書が提唱する「サイクル回し」と「セグメント分割」の原理を授業運営全体に適用し、15回を通じて段階的に英作文回路を構築する設計となっている。各回では新出文型について①日本語文を見て即座に口頭英作文する、②教科書の英文と照合し誤りを確認する、③音読と暗唱を繰り返して口に定着させる、という3ステップを高速で反復し、知識を自動化された発話能力へと転換する。
3回ごとに新規学習を一区切りとし、4回目にその範囲全体を通した復習(サイクル回し)を行うことで、短期記憶に留まりがちな文型・語彙を長期記憶へと移行させる。これはPart1(第1〜8回)とPart2前半(第9〜12回)というように大きな単位でも反復構造を持たせており、前半で習得した文型操作の感覚を後半でも継続的に強化する仕組みになっている。
授業が進むにつれて既習文型を組み合わせた発話も自然に増えるため、単元が進むごとに学習者は複数の文型を瞬時に選択・結合する応用的な運用力を無理なく獲得していく。最終第15回終了時点には、中学2年前半レベルの文型を用いた口頭英作文が反射的にできる状態を到達目標とする。

オフィス・アワー
月曜日・火曜日13:00-14:00
科目コード BB11
学年・期 1年・後期
科目名 英会話(基礎)
単位数 2
授業形態 講義
必修・選択 必修
学習時間 【授業】30h 【予習・復習】60h
前提とする科目 国際看護学の基礎をなすものであり、該当しない
展開科目 言語の修得を通して、国際看護学へ展開する
関連資格 看護師,保健師,養護教諭
担当教員名 正司孝太郎
回主題コマシラバス項目内容教材・教具
1 瞬間英作文入門 ― this/that・these/those・What is/are〜?で作る基礎be動詞文 科目の中での位置付け 第1回は全15回から成る本科目の起点であり、教科書『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』Part1のうち1〜3(this/that、these/those、What is〜?/What are〜?)を扱う、科目全体の土台を築く極めて重要な回である。本科目の目的は、学習者がすでに知識として持っている中学レベルの文型を、口頭で即座に運用できる「英作文回路」へと転換することにあるが、この転換のためには、まず瞬間英作文というトレーニング方法そのものに慣れ、その意義と手順を身体で理解する必要がある。したがって初回は他の回よりも扱う文型数を3つに絞り(他の回は4文型)、①日本語文を見て口頭で英作文する、②教科書の英文と照らし合わせて答え合わせをする、③音読と暗唱を通じて英文を口に定着させる、という基本サイクルを学習者が焦らず体得できるよう配慮した構成となっている。

扱う文型内容としては、be動詞を用いた最も基礎的な文構造(肯定文・否定文・疑問文とその応答)を対象とし、文法的には既知であっても、口頭でスピーディーかつ正確に発話することには依然として困難が伴うことを学習者自身に実感させることも狙いとしている。これにより、「わかっている」と「できる」の間にあるギャップを自覚させ、以降14回にわたるトレーニングへの動機づけを行う導入回としての機能を担う。第1回で確立された学習サイクルの型は、第2回以降も一貫して用いられるため、本回は科目全体の学習方法論を定着させる基盤回として位置づけられる。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part1 中学1年レベル)
pp.34〜39
「01 this/that」p.34
「02 these/those」p.36
「03 What is〜?/What are〜?」p.38
別途「本書のトレーニングの仕方」(p.30)を初回導入時に参照し、①日本語文を見て英作文→②答え合わせ→③英文を口に落ち着ける、というトレーニング手順そのものを解説する。
コマ主題細目 ① 単数の指示代名詞を用いたbe動詞文の運用 ― this/that ② 複数の指示代名詞を用いたbe動詞文の運用 ― these/those ③ 疑問詞whatを用いた疑問文とその応答 ― What is〜? / What are〜?
細目レベル ① 教科書項目「01 this/that」の10文(①〜⑩)すべてを対象とし、口頭による瞬間英作文で扱う。まず肯定文(This is a good book. This dictionary is good.)を用いてThis/Thatと単数名詞の結びつき、be動詞isの基本形を確認する。次に疑問文とその応答(Is that an interesting book? — Yes, it is. / Is that book interesting? — No, it isn't.)を通じ、be動詞の主語・述語型(名詞述語)と形容詞述語型の両方の疑問文形成パターンを区別して扱う。さらに否定文(This is not right. That is not a real flower.)、選択疑問文(Is this salt or sugar? — It is sugar.)まで踏み込み、応答時にItで受ける感覚を体得させる。1文あたり口頭発話まで10秒以内を目安とし、①日本語→英作文、②答え合わせ、③音読・暗唱の3ステップを1文ごとに高速で回す。定着レベルとしては、10文全体をスラスラと自然な発話速度で言えるようになることを到達基準とする。
② 教科書項目「02 these/those」の10文を対象とする。細目1で習得した単数形のthis/thatパターンを踏まえ、主語が複数形these/thoseに変わることでbe動詞がis→areに変化する点、名詞も複数形になる点(books, flowers, cars等)を対比的に強調しながら瞬間英作文を行う。具体的には肯定文(These are books for children.)、疑問文とその応答(Are those real flowers? — No, they aren't.)、応答時にThey are〜.でまとめて受ける形を集中的に反復練習する。国籍や職業を尋ねる選択疑問文(Are these men American or German? — They are German.)も扱い、複数主語に対する応答パターンを幅広く体得させる。指導方法は細目1と同様、①英作文→②答え合わせ→③口頭定着の3ステップサイクルとするが、細目1との違い(単数→複数の変換)を都度意識させる説明を挟む点が特徴である。到達レベルは、this/thatとthese/thoseを日本語の指示に応じて即座に使い分けられる状態とする。
③ 教科書項目「03 What is〜?/What are〜?」の10文を対象とする。細目1・2で培ったthis/that、these/thoseの運用力を土台に、疑問詞whatを主語の前に置く疑問文形成へと発展させる。単数対象への質問(What is this? — It is a camera.)と複数対象への質問(What are these? — They are French magazines.)を交互に練習し、名詞・代名詞の単複によるis/areの選択を瞬時に判断できるよう訓練する。特に、疑問文中でthis/that/these/thoseが名詞を伴う場合(What are those birds? — They are sparrows. What are those men? — They are police officers.)も扱い、指示語+名詞の組み合わせでの疑問文作成という、より複雑な構造への橋渡しを行う。指導は引き続き①②③のサイクルで行うが、本細目は科目全体で初めて「疑問詞」を導入する回であるため、whatの位置(文頭)とbe動詞の語順(What is/are+主語?)を明示的に確認する時間を通常より長めに確保する。到達レベルは、日本語の「これ/あれ/これら/あれらは何ですか」という問いを即座にwhat疑問文へ変換できることとする。
キーワード ① 指示代名詞(this/that, these/those) ② be動詞の人称・数変化(is/are) ③ 肯定文・否定文・疑問文の転換 ④ 疑問詞what ⑤ 瞬間英作文(サイクル回し)
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第1回の定着確認)

教科書Part1「01 this/that」「02 these/those」「03 What is〜?/What are〜?」の全30文(①〜⑩×3項目)について、日本語文を見て英文が口頭で即座に、かつ自然な発話速度で出てくるかを各自確認すること。特に、is/areの使い分け、This is〜. / These are〜.の単複対応、What is/are〜?に対するIt is〜. / They are〜.の応答パターンについては、1文あたり10秒以内で発話できるようになるまで音読と暗唱を繰り返すこと(教科書記載の「英文を口に落ち着ける」ステップに従う)。可能であればダウンロード音声を用い、日本語音声のポーズ内で英文を言う練習も行うこと。次回冒頭で確認テスト(口頭またはペア練習)を実施する。

予習課題(第2回への準備)

教科書Part1「04 人称代名詞の主格」「05 人称代名詞の所有格」「06 Who is〜?/Who are〜?」「07 一般動詞」の該当ページに目を通し、各項目の英文例(①〜⑩)を一読しておくこと。特にI/you/he/she/we/they等の主格・所有格の区別、およびbe動詞を用いた文とdo/doesを用いた一般動詞の文との構造の違いについて、文法的な理解を事前に確認しておくこと(第2回は瞬間英作文の実践練習が中心となるため、文法事項そのものへの疑問は予習段階で解消しておくことが望ましい)。

2 人称代名詞と一般動詞への展開 ― 主格・所有格・Who is/are〜?・一般動詞文の基礎 科目の中での位置付け 第2回は、第1回でbe動詞を用いた基礎文型(this/that、these/those、What is/are〜?)を扱った直後に位置し、人称代名詞および一般動詞という、英会話の根幹をなす要素を本格的に導入する回である。教科書Part1「04 人称代名詞の主格」「05 人称代名詞の所有格」「06 Who is〜?/Who are〜?」「07 一般動詞」の4項目を扱い、本科目のうち初めて4文型を1コマで扱う回でもある(第1回のみ3文型)。第1回で確立した「①日本語文を見て英作文→②答え合わせ→③口に落ち着ける」というサイクルを、より多い学習量の中でも維持できるかが試される回であり、以降のペース配分の基準を形成する意味でも重要である。

内容面では、I/you/he/she/we/theyという主格代名詞とその所有格(my/your/his/her/our/their)を扱い、be動詞文をより自然な人称表現へと発展させる。さらにWho is〜?/Who are〜?という疑問詞whatに続く2つ目の疑問詞を導入し、第1回で学んだWhat is/are〜?との構造的な類似性・相違点を意識させる。最後にbe動詞文から一般動詞文(do/doesを用いた疑問文・否定文)へと大きく転換し、英語の二大文型(be動詞文と一般動詞文)の違いを体系的に理解させる、科目全体における文法的な分岐点としての役割を担う回である。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part1 中学1年レベル)

「04 人称代名詞の主格」p.40
「05 人称代名詞の所有格」p.42
「06 Who is〜?/Who are〜?」p.44
「07 一般動詞」p.46
コマ主題細目 ① 人称代名詞の主格を用いたbe動詞文の運用 ② 人称代名詞の所有格を用いた名詞修飾表現の運用 ③ 疑問詞whoを用いた疑問文とその応答 ④ 一般動詞を用いた肯定文・否定文・疑問文の運用
細目レベル ① 教科書p.40「04 人称代名詞の主格」の10文①〜⑩をすべて対象とし、口頭による瞬間英作文で扱う。I am a student.のような一人称単数から始め、Are you a teacher?という二人称、He is a lawyer. Is she a doctor? — No, she isn't.という三人称単数、さらにWe are Japanese. Are you students? They are police officers.という複数主語へと段階的に広げていく構成になっている。第1回で習得したbe動詞(is/are)の肯定文・否定文・疑問文の型を、指示代名詞this/that/these/thoseから人称代名詞I/you/he/she/we/theyへと置き換える橋渡し的な練習と位置づける。特にamはI以外に用いない点、三人称単数heとsheでのis、複数we/you/theyでのareという、主語の人称・数とbe動詞の対応関係を即座に判断できることを到達基準とし、①英作文→②答え合わせ→③音読・暗唱の3ステップを1文ごとに高速で反復する。
② 教科書p.42「05 人称代名詞の所有格」の10文を対象とする。She is my teacher.やIs that cat your pet?のように、所有格my/your/his/her/our/theirを名詞の直前に置いて名詞句を構成し、それをbe動詞文の主語・補語として用いるパターンを反復練習する。These children are her students.やThose girls are his daughters.のように主語が複数になる場合や、This is our car. Is that your classroom?といった疑問文への展開も扱う。細目1で学んだ主格(I/he/she等)との音・形の違い(I→my、he→his、she→her)を教員がホワイトボード等で明示的に対比させながら進め、特に三人称単数のhis/herの取り違えを防ぐことに重点を置く。到達レベルは、日本語の「〜の」という所有表現を聞いた瞬間に、対応する所有格代名詞と名詞を組み合わせて口頭で即座に構成できる状態とする。
③ 教科書p.44「06 Who is〜?/Who are〜?」の10文を対象とする。第1回で導入した疑問詞what(What is/are〜?)の構造を踏まえ、人物を尋ねる疑問詞whoへと応用範囲を広げる細目である。Who is this girl? — She is my sister.のような単数対象への質問から、Who are those men? — They are my father and brother.のような複数対象への質問まで段階的に扱い、応答文中で主格代名詞(he/she/they)を状況に応じて適切に選択する力を養う。さらにWho are you? — I am John Green.やWho am I? — You are my daughter.のように、疑問文の主語自体が一人称・二人称になる特殊なケースも扱い、機械的な暗記ではなく状況に応じた柔軟な応答力を鍛える。教科書の配列どおりに進めることで、疑問詞+be動詞+主語?という共通構造をwhat型疑問文と対比しながら自然に理解させることを狙いとする。
④ 教科書p.46「07 一般動詞」の10文を対象とする。本コマで初めてbe動詞文から一般動詞文へと移行する、科目全体における重要な転換点となる細目である。I have two cars.のような肯定文から始め、Do you have a piano? — No, I don't.のようなdoを用いた疑問文・否定文の形成へと段階的に導入する。He has many books. Tom likes soccer.のような三人称単数現在形のs、What does your father teach at school? — He teaches mathematics.のような疑問詞を伴う一般動詞疑問文まで扱い、be動詞文とは異なる疑問文・否定文の作り方(doの挿入位置、動詞の原形化)を明確に区別させる。本細目は次回以降のHow many〜?やSVOO等、一般動詞を用いた発展的文型の土台となるため、do/doesと主語の一致、三人称単数現在形のsの有無を特に丁寧に確認しながら瞬間英作文を進め、be動詞文との構造的差異を体系的に理解させることを到達目標とする。
キーワード ① 人称代名詞(主格・所有格) ② 疑問詞who ③ 一般動詞(do/does) ④ 三人称単数現在形 ⑤ be動詞文と一般動詞文の構造的相違
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第2回の定着確認)

教科書Part1「04 人称代名詞の主格」「05 人称代名詞の所有格」「06 Who is〜?/Who are〜?」「07 一般動詞」の全40文について、日本語文を見て英文が即座に、自然な発話速度で口頭で出てくるかを確認すること。特に、主格代名詞(I/you/he/she/we/they)と所有格代名詞(my/your/his/her/our/their)の区別、Who is〜?/Who are〜?に対する応答での代名詞選択、一般動詞文におけるdo/doesの使い分けと三人称単数のsの有無については、混同しやすい箇所であるため重点的に反復すること。可能であればダウンロード音声を用いたポーズ練習も行うこと。

予習課題(第3回への準備)

教科書Part1「08 How many〜?/How much〜?」「09 人称代名詞の目的格」「10 人称代名詞の独立所有格」「11 命令文/Let's〜」の該当ページに目を通しておくこと。特に、第2回で学んだ主格・所有格に続く目的格(me/you/him/her/us/them)および独立所有格(mine/yours/his/hers/ours/theirs)は、混同しやすい新規文法事項であるため、事前に一読し文法的な理解を済ませておくことが望ましい。また、命令文はbe動詞・一般動詞の原形から始まる特殊な文構造であるため、通常の平叙文・疑問文との違いも予習段階で意識しておくこと。

3 人称代名詞の完成と新文型への拡張 ― How many/much・目的格・独立所有格・命令文/Let's〜 科目の中での位置付け 第3回は、教科書Part1「08 How many〜?/How much〜?」「09 人称代名詞の目的格」「10 人称代名詞の独立所有格」「11 命令文/Let's〜」の4項目を扱う回であり、第1〜3回という第1セグメント(第4回に復習を控える区切り)の最終回に位置する。第2回で学んだ一般動詞文(do/does)の運用力を土台に、数量を尋ねる疑問文How many〜?/How much〜?へと発展させることで、一般動詞疑問文の応用範囲を広げる。さらに、第2回で扱った人称代名詞の主格・所有格に続き、目的格(me/you/him/her/us/them)と独立所有格(mine/yours/his/hers/ours/theirs)を導入することで、人称代名詞の格変化を一通り完成させる回でもある。加えて命令文・Let's〜という、これまでのbe動詞文・一般動詞文とは異なる新しい文構造(主語を用いない、または勧誘を表す特殊文型)を扱い、文型のバリエーションを広げる。次回(第4回)は本コマまでの11文型を通した復習回となるため、本コマは第1セグメントの総仕上げとして、既習事項の統合と新規要素の追加を同時に行う重要な回である。
教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part1 中学1年レベル)

「08 How many〜?/How much〜?」p.48
「09 人称代名詞の目的格」p.50
「10 人称代名詞の独立所有格」p.52
「11 命令文/Let's〜」p.54
コマ主題細目 ① 数量を尋ねる疑問文の運用 ― How many〜?/How much〜? ② 人称代名詞の目的格を用いた文の運用 ③ 人称代名詞の独立所有格を用いた文の運用 ④ 命令文・Let's〜を用いた勧誘・指示表現の運用
細目レベル ① 教科書p.48「08 How many〜?/How much〜?」の10文①〜⑩を対象とし、口頭による瞬間英作文で扱う。How many books do you have in your bag?のように可算名詞の数を尋ねるHow many〜?と、How much milk do you drink every day?のように不可算名詞の量を尋ねるHow much〜?を対比させながら進め、両者の使い分けを名詞の性質(可算・不可算)に基づいて即座に判断できる力を養う。第2回で学んだ一般動詞疑問文(Do/Does〜?)の構造に疑問詞How many/How muchを組み合わせる応用練習として位置づけ、How many languages does he speak? — He speaks three languages.のように、数量を答える応答文の作成まで扱う。到達レベルは、日本語で「いくつ」「どれくらい」と問われた際に、対象が可算か不可算かを瞬時に判別しHow many/How muchを正しく選択できる状態とする。
② 教科書p.50「09 人称代名詞の目的格」の10文を対象とする。I know him.やDo you like her?のように、動詞の目的語として人称代名詞の目的格(me/you/him/her/us/them)を用いる文を反復練習する。第2回で学んだ主格(I/he/she/we/they)、所有格(my/his/her/our/their)との音・形の違いを対比させながら進め、特に三人称単数のhim/herや、主格と同形になるyouの用法を重点的に確認する。She sees them every day.やMy mother likes you a lot.のように、主語・目的語ともに人称代名詞となる文も扱い、語順(主語+動詞+目的語)の中で目的格を正しい位置に配置する感覚を養う。到達レベルは、日本語の「〜を/〜に」に相当する部分を聞いた瞬間に、対応する目的格代名詞を即座に文中の正しい位置に置いて発話できる状態とする。
③ 教科書p.52「10 人称代名詞の独立所有格」の10文を対象とする。This bicycle is mine.やIs that big house yours?のように、「〜のもの」を意味する独立所有格(mine/yours/his/hers/ours/theirs)を用いる文を扱う。第2回で学んだ所有格(my/your/his/her/our/their)が名詞を伴って用いられるのに対し、独立所有格は名詞を伴わず単独で用いられる点を対比的に強調し、Her camera is new. His is new, too.のように、既出の名詞の繰り返しを避けて独立所有格で言い換える練習を重点的に行う。Is this notebook yours or hers?のような選択疑問文も扱い、複数の独立所有格を文中で使い分ける応用力も養う。到達レベルは、所有格と独立所有格の使い分け(名詞の有無による形の違い)を意識せずに瞬時に選択できる状態とする。
④ 教科書p.54「11 命令文/Let's〜」の10文を対象とする。本細目は、これまでのbe動詞文・一般動詞文とは異なり、主語を省略し動詞の原形から文を始めるという新しい文構造を導入する重要な回である。Read this book.のような一般動詞の命令文、Be quiet.のようなbe動詞の命令文(原形Beを用いる点に注意)、Don't open your textbook.のような否定命令文までを段階的に扱う。さらにLet's play soccer after school.のように「〜しよう」という勧誘表現Let's〜を導入し、命令文との文構造上の違い(Let usの短縮形であること、主語が実質的にweであること)を明示的に確認する。到達レベルは、日本語の「〜しなさい」「〜しないで」「〜しよう」という指示・勧誘表現を聞いた瞬間に、適切な文構造(命令文/否定命令文/Let's〜)を選択し口頭で即座に産出できる状態とする。
キーワード ① How many/How much(可算・不可算名詞の区別) ② 人称代名詞の目的格 ③ 人称代名詞の独立所有格 ④ 命令文(肯定・否定) ⑤ Let's〜(勧誘表現)
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第3回の定着確認)

教科書Part1「08 How many〜?/How much〜?」「09 人称代名詞の目的格」「10 人称代名詞の独立所有格」「11 命令文/Let's〜」の全40文について、日本語文を見て英文が即座に、自然な発話速度で口頭で出てくるかを確認すること。特に、How many(可算)とHow much(不可算)の判別、目的格(me/him/her/us/them)と独立所有格(mine/his/hers/ours/theirs)の混同しやすい形の違い、命令文における動詞原形の使用(特にbe動詞の命令文Be〜.)については重点的に反復すること。あわせて第1〜3回で扱った全11文型(教科書pp.34〜54)を通して音読・暗唱し、次回(第4回)の復習回に備えること。

予習課題(第4回への準備)

第4回は新規文型の学習を行わず、第1〜3回で扱ったPart1「01〜11」(this/that〜命令文/Let's〜)の全11文型・約100文を通してサイクル回しで総復習する回である。そのため予習課題として、各項目の英文例(①〜⑩)を通しで一読し、日本語文を見て英文がすぐに思い浮かぶかどうかを各自チェックしておくこと。特に自信のない文型・文をあらかじめ把握し、印などを付けておくことで、次回の復習をより効率的に進められるようにしておくこと。

4 Part1前半11文型の総復習 ― サイクル回しによる知識の定着と統合 科目の中での位置付け 第4回は、第1〜3回で学習したPart1「01 this/that」から「11 命令文/Let's〜」までの全11文型・約110文を対象とする、科目全体で最初の復習回である。教科書が提唱する「サイクル回し」の理論では、新規学習した文型をその場限りの理解で終わらせず、繰り返しによって長期記憶へと移行させることが不可欠とされており、本コマはまさにその理論を実践する回にあたる。第1〜3回では各文型を個別に、あるいは小さな単位で学習してきたが、本コマではそれらを一つのまとまり(セグメント)として通して瞬間英作文することで、個々の文型の知識を統合し、文型間を自由に行き来できる運用力へと発展させることを目的とする。

具体的には、教科書が示す「英作文の流し」(複数文型の日本語文を連続して英作文する)と「英文を口に落ち着ける」(音読・暗唱による定着)という2ステップを繰り返し、特に仕上がりが速くなった段階ではさらに数サイクルを重ねる「熟成サイクル回し」まで行うことを目指す。このプロセスを通じて、be動詞文・一般動詞文・疑問詞疑問文・命令文という異なる文構造を瞬時に切り替えて発話する力を養い、次回(第5回)以降に控えるPart1後半の新規文型学習に向けた土台を強化する、科目前半における重要な節目の回として位置づけられる。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part1 中学1年レベル)

「01 this/that」p.34〜「11 命令文/Let's〜」p.54(第1〜3回既習範囲全体)
コマ主題細目 ① 第1回内容の総復習 ― be動詞文の基礎(01〜03) ② 第2回内容の総復習 ― 人称代名詞と一般動詞(04〜07) ③ 第3回内容の総復習 ― 数量表現・目的格・命令文(08〜11) ④ セグメント全体を通したサイクル回し ― 文型統合と熟成
細目レベル ① 教科書p.34〜38「01 this/that」「02 these/those」「03 What is〜?/What are〜?」の計30文を対象とする。第1回では1文型ずつ個別に扱ったが、本細目では3項目を連続して瞬間英作文する「英作文の流し」を行い、this/that→these/those→What is/are〜?という文型間の切り替えをスムーズに行えるかを確認する。特に単数・複数によるis/areの使い分け、疑問詞whatを用いた疑問文と通常のbe動詞疑問文(Is this〜?等)の区別がついているかを重点的にチェックする。つまずいた文についてはその場で教科書を見て確認し(カンニングを奨励する教科書の方針に従う)、音読・暗唱で補強する。到達レベルは、3項目30文を通して自然な発話速度で澱みなく言える状態とする。
② 教科書p.40〜46「04 人称代名詞の主格」「05 人称代名詞の所有格」「06 Who is〜?/Who are〜?」「07 一般動詞」の計40文を対象とする。第2回で個別に学習した主格・所有格・疑問詞who・一般動詞という4要素を、本細目では続けて瞬間英作文することで統合的に運用する力を養う。特に、be動詞文(04〜06)から一般動詞文(07)へと文構造が大きく転換する境目を意識させ、do/doesの有無や三人称単数のsという、be動詞文にはない要素を混同せず産出できるかを確認する。ペアワークで日本語文を交互に出し合い、相手の発話を聞いて誤りを指摘し合う形式を取り入れることで、受動的な復習ではなく能動的なアウトプット中心の練習とする。到達レベルは、4項目40文を通しでスラスラと言える状態とする。
③ 教科書p.48〜54「08 How many〜?/How much〜?」「09 人称代名詞の目的格」「10 人称代名詞の独立所有格」「11 命令文/Let's〜」の計40文を対象とする。第3回で新規導入した目的格・独立所有格・命令文という、本科目の中でも特に混同しやすい要素を中心に反復練習を行う。特に人称代名詞の4つの格(主格・所有格・目的格・独立所有格)をホワイトボードの一覧表で再確認しながら、I/my/me/mine等の形を瞬時に選択できるかをチェックする。また、命令文・Let's〜については、be動詞・一般動詞双方の文がこれまでとは異なる語順(動詞原形から開始)を取る点を再確認し、意識せずに産出できるレベルまで引き上げることを目指す。到達レベルは、4項目40文を通して淀みなく発話できる状態とする。
④ 教科書「2 瞬間英作文トレーニングの行い方」に示された「パート全体の完成」の手法に基づき、細目1〜3で個別に復習した全11文型・約110文を、最後に通しで「英作文の流し」(連続した瞬間英作文)と「英文を口に落ち着ける」(音読・暗唱)のサイクルで仕上げる。ランダムな順序で日本語文を提示し、学習者がどの文型が問われているかを瞬時に判断してから発話する練習を取り入れることで、単なる暗唱ではなく実践的な文型選択力を養う。仕上がりが早い学習者にはダウンロード音声のポーズ機能を用いた「熟成サイクル回し」(仕上がった後にさらに数回反復する段階)まで進ませ、長期記憶への定着を図る。到達レベルは、Part1前半11文型のいずれについても、日本語文提示から数秒以内に自然な英文を口頭で産出できる状態とする。
キーワード ① サイクル回し(英作文の流し) ② 文型統合・切り替え ③ 人称代名詞の格変化総整理 ④ be動詞文と一般動詞文の区別 ⑤ 熟成サイクル回し
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第4回の定着確認)

本コマ自体が第1〜3回の総復習回であるため、コマ終了後の課題としては、教科書Part1「01〜11」の全11文型・約110文について、授業内で特につまずいた文型・文を中心に、各自が音読・暗唱をさらに反復すること。特にペアワークやサイクル回しの中で誤りが多かった箇所(is/areの選択、人称代名詞の格、do/doesの有無、命令文の語順等)を重点的に見直し、次回以降に持ち越さないようにすること。可能であればダウンロード音声を通しで聞き、ポーズ内での瞬間英作文練習を行うこと。

予習課題(第5回への準備)

教科書Part1「12 Whose〜?」「13 Where〜?」「14 When〜?」「15 Which〜?」の該当ページに目を通し、各項目の英文例(①〜⑩)を一読しておくこと。第5回からは新たな疑問詞(whose/where/when/which)が次々と導入されるため、第1回・第2回で学んだwhat・whoとあわせて、英語の疑問詞体系全体を意識しながら予習することが望ましい。特にwhoseは所有格代名詞(第2回・第3回既習)との関連が深いため、既習事項との接続を意識して読んでおくこと。

5 疑問詞の拡充 ― Whose・Where・When・Whichで広げる表現の幅 科目の中での位置付け 第5回は、第4回の総復習を経て、Part1後半(12〜23)の学習に入る最初の回であり、教科書「12 Whose〜?」「13 Where〜?」「14 When〜?」「15 Which〜?」の4項目を扱う。第1・2回で疑問詞what・whoをすでに学習しているため、本コマは英語の疑問詞体系をさらに拡充し、場所・時・所有・選択という異なる意味領域を尋ねる表現へと運用範囲を広げる回にあたる。特にWhose〜?は第2・3回で学んだ所有格・独立所有格と密接に関連するため、既習の人称代名詞の知識を疑問文形成へと応用する統合的な学習の機会となる。

また、第4回で全11文型を通して復習し、文型を自在に切り替える基礎的な運用力を確立したことを受け、第5回からは新規学習と並行して、既習文型(特に疑問詞what/who)との対比を意識した授業展開を行う。これにより、単発の暗記ではなく、疑問詞という一つの文法カテゴリー全体を体系的に理解させることを狙いとする。次回(第6回)以降も同様に新規疑問詞・表現を4文型ずつ追加していくため、本コマは第2セグメント(第5〜7回)の起点として、学習ペースと学習方法の両面で以降の回の基準を形成する回である。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part1 中学1年レベル)

「12 Whose〜?」p.56
「13 Where〜?」p.58
「14 When〜?」p.60
「15 Which〜?」p.62
コマ主題細目 ① 所有を尋ねる疑問文の運用 ― Whose〜? ② 場所を尋ねる疑問文の運用 ― Where〜? ③ 時を尋ねる疑問文の運用 ― When〜? ④ 選択を尋ねる疑問文の運用 ― Which〜?
細目レベル ① 教科書p.56「12 Whose〜?」の10文①〜⑩を対象とし、口頭による瞬間英作文で扱う。Whose bag is this?のようにWhose+名詞+be動詞+主語?という、疑問詞が名詞を直接修飾する形と、Whose is that bicycle?のように名詞を伴わずWhoseが単独で用いられる形の両方を扱い、両者の使い分けを意識させる。Whose notebook is this? — It's his.のように、応答文では第3回で学んだ独立所有格(his/ours/yours/theirs)を用いる点を明示的に確認し、疑問文と応答文が文法的に連動していることを体感させる。第2・3回で学んだ所有格・独立所有格の知識を疑問文形成に応用する、既習事項の統合的運用が本細目の核心であり、到達レベルは、日本語の「誰の〜ですか」という問いに対し、名詞の有無に応じてWhose+名詞〜?とWhose is〜?を瞬時に使い分けられる状態とする。
② 教科書p.58「13 Where〜?」の10文を対象とする。Where is your book?のようなbe動詞を用いた疑問文と、Where do you study?のような一般動詞を用いた疑問文の両方が配列されており、第2回で学んだbe動詞文・一般動詞文の疑問文形成(is/are、do/does)の区別を、疑問詞whereという新要素を加えた上で再確認する機会となる。Where does she live?のような三人称単数現在形を伴う文、Where are the eggs? — They are in the refrigerator.のような複数主語への応答、Where is Emily from? — She is from Canada.のような出身地を尋ねる特殊な用法まで扱う。到達レベルは、be動詞文・一般動詞文いずれの文脈でも、Where〜?の疑問文を主語・動詞の種類に応じて正しく形成できる状態とする。
③ 教科書p.60「14 When〜?」の10文を対象とする。細目2のWhere〜?と同様に、When is your mother's birthday?のようなbe動詞文と、When does she play the piano?のような一般動詞文の両方を扱い、疑問詞が変わっても基本構造(be動詞文/一般動詞文の判別と疑問文形成)は共通であることを対比的に理解させる。When do your children do their homework?のように、doが一般動詞のdo(する)と助動詞のdoの両方で登場する文も含まれるため、両者の混同を避けるよう教員が明示的に説明を加える。応答文ではWhen is the party? — It is next Sunday.のように時を表す表現(next Sunday, every Saturday等)を用いる練習も行う。到達レベルは、時を尋ねる状況を日本語で提示された際に、be動詞文・一般動詞文の判別を瞬時に行いWhen〜?疑問文を産出できる状態とする。
④ 教科書p.62「15 Which〜?」の10文を対象とする。本細目はこれまでのwhat/who/whose/where/whenとは異なり、複数の選択肢の中から一つを選ばせる疑問詞whichを扱う点で新規性が高い。Which is your bicycle?のようにWhichが単独で主語となる形、Which book is yours?のようにWhich+名詞が主語となる形、さらにWhich is his house, this one or that one?のように、二者択一の選択肢を文末に提示する構文まで段階的に扱う。応答文ではThat tall woman is.やThat one is.のように、be動詞を残して主語部分のみを答える省略構文が用いられるため、この特殊な応答パターンを重点的に練習する。到達レベルは、二者択一の状況を日本語で提示された際に、Which〜, A or B?という疑問文とA is. / B is.という省略応答の両方を口頭で即座に産出できる状態とする。
キーワード ① 疑問詞Whose(所有) ② 疑問詞Where(場所) ③ 疑問詞When(時) ④ 疑問詞Which(選択) ⑤ 疑問詞とbe動詞文・一般動詞文の連動
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第5回の定着確認)

教科書Part1「12 Whose〜?」「13 Where〜?」「14 When〜?」「15 Which〜?」の全40文について、日本語文を見て英文が即座に、自然な発話速度で口頭で出てくるかを確認すること。特に、Whose〜?における名詞の有無による構文の違い、Where〜?/When〜?におけるbe動詞文・一般動詞文の判別、Which〜?における二者択一の応答(A is. / B is.の省略構文)については重点的に反復すること。あわせて第1・2回で学んだ疑問詞what/whoとの違い・共通点を意識しながら音読・暗唱を行うこと。

予習課題(第6回への準備)

教科書Part1「16 it」「17 What time〜?」「18 How〜?」「19 How old〜?/How tall〜?」の該当ページに目を通し、各項目の英文例(①〜⑩)を一読しておくこと。特に16「it」は、これまでのthis/that等の指示代名詞とは異なる、天候・時刻・明暗などを表す非人称のitという新しい概念を扱うため、文法的な理解を予習段階である程度済ませておくことが望ましい。また17〜19は、これまで学んだwhat/howを組み合わせた複合疑問表現(What time〜?, How old〜?等)であるため、既習の疑問詞knowledge(第1回What、第5回Which等)との関連も意識しておくこと。

6 非人称itとhowの世界 ― 時刻・状態・年齢・身長を尋ねる複合表現 科目の中での位置付け 第6回は、第2セグメント(第5〜7回)の中間に位置し、教科書「16 it」「17 What time〜?」「18 How〜?」「19 How old〜?/How tall〜?」の4項目を扱う回である。前回(第5回)で疑問詞whose/where/when/whichを学び疑問詞体系を拡充したのに続き、本コマではまず非人称のitという、これまでのthis/that等の指示代名詞とは性質の異なる主語概念を導入する。天候・時刻・明暗など、具体的な指示対象を持たない文脈でitを主語として用いる感覚は、日本語には存在しない発想であるため、本科目における文法的な理解の転換点となる回である。
続いて、疑問詞whatとtime、howとold/tallをそれぞれ組み合わせた複合疑問表現What time〜?、How old〜?/How tall〜?を扱う。これらは第1回・第5回で学んだ単独の疑問詞what/howの応用形であり、単一の疑問詞では表現しきれない具体的な情報(時刻・年齢・身長等)を尋ねる際の実践的な表現力を養う。また単独のHow〜?では、状態・方法・様態を幅広く尋ねる汎用性の高い疑問文を扱い、次回(第7回)のHow many/How much(第3回既習)との関連も踏まえた疑問詞howの体系的理解を進める。第2セグメントの総仕上げとなる第7回・復習回である第8回に向け、本コマは疑問詞学習の応用段階を担う回として位置づけられる。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part1 中学1年レベル)

「16 it」p.64
「17 What time〜?」p.66
「18 How〜?」p.68
「19 How old〜?/How tall〜?」p.70
コマ主題細目 ① 非人称のitを用いた天候・時刻・明暗表現の運用 ② 時刻を尋ねる複合疑問文の運用 ― What time〜? ③ 状態・方法を尋ねる疑問文の運用 ― How〜? ④ 年齢・身長・値段を尋ねる複合疑問文の運用 ― How old〜?/How tall〜?
細目レベル ① 教科書p.64「16 it」の10文①〜⑩を対象とし、口頭による瞬間英作文で扱う。It is sunny today.やIt is dark in the room.のように、天候・時刻・明暗・季節等、具体的な指示対象を持たない文脈で主語itを用いる文を反復練習する。第1回で学んだthis/thatのような具体的な指示代名詞としてのitとは異なり、本細目のitは「訳出されない主語」であることを日本語との対比で明示的に説明し、It is ten o'clock in the morning in London now.やIt is summer in Australia now.のように、時刻・季節を表す文でのitの用法を段階的に扱う。Is it hot in Paris today?のような疑問文、It isn't very warm in his room.のような否定文も含め、これまでのbe動詞文の型(疑問文・否定文の作り方)自体は共通していることを確認しながら進める。到達レベルは、日本語には主語が存在しないように見える天候・時刻表現を聞いた際に、itを主語として補って英文を即座に産出できる状態とする。
② 教科書p.66「17 What time〜?」の10文を対象とする。細目1で学んだ非人称のitの知識を踏まえ、What time is it now?のように時刻を尋ねる最頻出表現から導入し、What time do you go to bed?のような一般動詞文への応用、What time does the first class begin?のような三人称単数現在形を伴う文まで扱う。第1回で学んだ疑問詞whatと、細目1のitが組み合わさった複合表現である点を明示し、単独のWhat is〜?との構造的な違い(timeという名詞がwhatを修飾する形)を意識させる。応答文ではWe have it at seven o'clock.のように時刻を具体的な数字で答える練習も行う。到達レベルは、時刻を尋ねる状況を日本語で提示された際に、be動詞文・一般動詞文いずれの文脈でもWhat time〜?疑問文を即座に構成できる状態とする。
③ 教科書p.68「18 How〜?」の10文を対象とする。How are you? — I'm fine, thank you.のような挨拶表現から、How does your son go to school?のような手段・方法を尋ねる用法、How is the weather in New York?のような状態を尋ねる用法、How does Tom walk? — He walks slowly.のような様態を尋ねる用法まで、howの多義的な用法を段階的に扱う。単一の疑問詞howが「調子」「方法」「様子」といった複数の意味領域をカバーする汎用性の高さを体感させることが本細目の狙いであり、教員はホワイトボード等でhowが問いうる意味の幅を整理して提示する。到達レベルは、状態・方法・様子のいずれを尋ねる日本語文であっても、howを用いた疑問文として瞬時に構成できる状態とする。
④ 教科書p.70「19 How old〜?/How tall〜?」の10文を対象とする。細目3で学んだhowの汎用性を踏まえ、How old are you? — I am fifteen years old.のように年齢を尋ねる複合表現、How tall are you?のように身長を尋ねる複合表現を扱う。さらにHow old is this castle?のように人だけでなく物の古さを尋ねる用法、How much is this book? — It is one thousand yen.のように値段を尋ねる用法(How muchは第3回既習のHow many/How muchとも関連)まで扱い、How+形容詞という組み合わせによって様々な具体的情報を尋ねられることを体系的に理解させる。応答文では単位を伴う数値表現(fifteen years old, one hundred and sixty centimeters等)を正確に発話する練習も重視する。到達レベルは、年齢・身長・古さ・値段等、具体的な数値を尋ねる日本語文に対し、How+適切な形容詞という複合疑問文を即座に選択・産出できる状態とする。
キーワード ① 非人称のit ② What time〜?(時刻表現) ③ How〜?(状態・方法・様態) ④ How old〜?/How tall〜?(複合疑問表現) ⑤ howの多義性と応用
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第6回の定着確認)

教科書Part1「16 it」「17 What time〜?」「18 How〜?」「19 How old〜?/How tall〜?」の全40文について、日本語文を見て英文が即座に、自然な発話速度で口頭で出てくるかを確認すること。特に、非人称のitを主語として補う感覚、What time〜?における時刻表現の正確な発話、How〜?の多義的用法(調子・方法・様子)の判別、How old〜?/How tall〜?/How much〜?における単位を伴う数値表現の発話については重点的に反復すること。

予習課題(第7回への準備)

教科書Part1「20 疑問詞主語のwho」「21 can」「22 現在進行形」「23 There is〜/There are〜」の該当ページに目を通しておくこと。特に20「疑問詞主語のwho」は、第2回で学んだWho is/are〜?(疑問詞が補語を尋ねる形)とは異なり、whoそのものが疑問文の主語となる新しい構文であるため、両者の違いを意識しながら予習すること。また、22「現在進行形」はbe動詞+動詞のing形という、これまでにない文構造であるため、動詞の形の変化にも注意して事前に目を通しておくこと。第7回はPart1最終回(23文型で完結)であるため、Part1全体の総仕上げに向けた準備として臨むこと。

7 Part1の完成 ― 疑問詞主語who・can・現在進行形・There is/are〜 科目の中での位置付け 第7回は、教科書「20 疑問詞主語のwho」「21 can」「22 現在進行形」「23 There is〜/There are〜」の4項目を扱う回であり、Part1(中学1年レベル・全23文型)の最終回にあたる。第1回から積み上げてきたbe動詞文・一般動詞文・各種疑問詞・命令文といった基礎文型の学習が、本コマをもって一通り完結する、科目前半における重要な区切りの回である。

内容面では、まず第6回までに学んだWho is/are〜?(疑問詞が補語を尋ねる形)とは構造の異なる、疑問詞whoそのものが主語となる疑問文を扱い、疑問詞学習の総仕上げを行う。続いて助動詞canを導入し、これまでのbe動詞・一般動詞に加えて、可能・能力を表す第三の動詞的要素を学ぶことで、文の表現力をさらに広げる。さらに現在進行形(be動詞+動詞のing形)という新しい時制表現を扱い、単純現在形(一般動詞)との使い分けを意識させる。最後にThere is〜/There are〜という、存在を表す特殊構文を学ぶことで、Part1で学習すべき基本文型を網羅する構成となっている。次回(第8回)はPart1全体(23文型)を通した復習回となるため、本コマはPart1の集大成であると同時に、その復習に向けた最終的な知識の追加回として位置づけられる。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part1 中学1年レベル)

「20 疑問詞主語のwho」p.72
「21 can」p.74
「22 現在進行形」p.76
「23 There is〜/There are〜」p.78
コマ主題細目 ① 疑問詞主語のwhoを用いた疑問文の運用 ② 細目2:助動詞canを用いた可能・能力表現の運用 ③ 現在進行形を用いた進行中の動作表現の運用 ④ 存在を表すThere is〜/There are〜構文の運用
細目レベル ① 教科書「20 疑問詞主語のwho」の10文①〜⑩を対象とし、口頭による瞬間英作文で扱う。Who cleans this room?やWho lives in this house?のように、whoが疑問文の主語そのものとして機能し、doやdoesを用いない特殊な語順(Who+動詞〜?)を持つ点が本細目の核心である。第2回で学んだWho is/are〜?(whoが補語を尋ねる形で、is/areを伴う)との構造的な違いを教員がホワイトボード等で明示的に対比させ、学習者が両者を混同しないよう重点的に指導する。応答文ではMr. White does.やMy parents do.のように、動詞を助動詞doで受ける独特な応答パターン(三人称単数の場合はdoes)も扱い、通常の一般動詞疑問文への応答(Yes, I do.等)とは異なる形であることを確認する。到達レベルは、疑問詞whoが主語になる文と補語を尋ねる文を瞬時に区別し、正しい語順・応答形式で発話できる状態とする。
② 教科書「21 can」の10文を対象とする。Can you hear me?やTom can speak Japanese very well.のように、canを一般動詞の前に置いて可能・能力を表す基本構造を反復練習する。She can't drive (a car).のような否定文(can'tの短縮形を含む)、Can you swim in the sea?のような疑問文とその応答まで扱い、be動詞・一般動詞に続く第三の動詞的要素として、助動詞canが主語の人称・数に関わらず同じ形を保つ点(三人称単数でもcans等にならない)を強調する。How many languages can she speak?のように疑問詞と組み合わせた文、What can you do?のように一般動詞doとcanが共存する文も扱い、既習の疑問詞体系との統合を図る。到達レベルは、可能・能力を表す日本語文(〜できる/〜できない)を聞いた際に、canを適切な位置(動詞の前)に配置して即座に発話できる状態とする。
③ 教科書「22 現在進行形」の10文を対象とする。I am eating breakfast now.のように、be動詞+動詞のing形という、これまでにない複合的な文構造を導入する、本コマで最も文法的な転換度の高い細目である。Are you speaking English?のような疑問文、My brother is doing his homework in his room.のような三人称単数の文、What are you doing now?のような疑問詞を伴う文まで段階的に扱い、be動詞の選択(am/is/are)が主語の人称・数によって決まる点は既習のbe動詞文と共通することを確認しつつ、動詞のing形という新要素の付加に注意を向けさせる。第2回で学んだ一般動詞の単純現在形(He plays baseball every day.等)との意味的な違い(習慣的動作か、今まさに行っている動作か)も対比的に説明し、両者を場面に応じて使い分ける感覚を養う。到達レベルは、「今〜している」という日本語文を聞いた際に、be動詞+動詞のing形という構造を即座に組み立てて発話できる状態とする。
④ 教科書「23 There is〜/There are〜」の10文を対象とする。There are three windows in the room.のように、これまでのSVC・SVO等とは異なる「存在」を表す特殊構文There is/are〜を導入する、Part1の総仕上げとなる細目である。単数・不可算名詞にはThere is〜、複数名詞にはThere are〜を用いるという、be動詞の使い分けが名詞の単複によって決まる点を、細目3までに学んだbe動詞の人称による使い分けとは異なる基準であることを明確に区別させる。Are there any trees in the garden?のような疑問文、There are not any flowers in this garden.のような否定文(not any〜の形)、How many students are there in this class?のような疑問詞How manyと組み合わせた文(第3回既習内容との統合)まで扱う。到達レベルは、「〜がある/〜がいる」という存在を表す日本語文に対し、名詞の単複を瞬時に判断してThere is/are〜構文を正しく産出できる状態とする。
キーワード ① 疑問詞主語のwho ② 助動詞can(可能・能力) ③ 現在進行形(be動詞+ing) ④ There is〜/There are〜(存在構文) ⑤ Part1文型体系の完成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第7回の定着確認)

教科書Part1「20 疑問詞主語のwho」「21 can」「22 現在進行形」「23 There is〜/There are〜」の全40文について、日本語文を見て英文が即座に、自然な発話速度で口頭で出てくるかを確認すること。特に、疑問詞主語のwhoと補語を尋ねるWho is/are〜?の区別、canの位置と否定形can't、現在進行形における動詞のing形の正確な発話、There is/are〜における名詞の単複による使い分けについては重点的に反復すること。あわせてPart1全23文型(教科書pp.34〜78)を通して音読し、次回(第8回)のPart1総復習に備えること。

予習課題(第8回への準備)

第8回は新規文型の学習を行わず、第5〜7回で扱ったPart1「12〜23」(Whose〜?〜There is/are〜)の全12文型・約120文を通してサイクル回しで総復習する回である。そのため予習課題として、各項目の英文例(①〜⑩)を通しで一読し、日本語文を見て英文がすぐに思い浮かぶかどうかを各自チェックしておくこと。特に自信のない文型・文(疑問詞の使い分け、can、現在進行形、There is/are〜等)をあらかじめ把握しておくことで、次回の復習をより効率的に進められるようにしておくこと。また、余裕があれば第1〜4回(Part1前半01〜11)についても軽く目を通し、Part1全体を通した文型の流れを意識しておくことが望ましい。

8 Part1後半12文型の総復習 ― サイクル回しによるPart1(23文型)の完成 科目の中での位置付け 第8回は、第5〜7回で学習したPart1後半「12 Whose〜?」から「23 There is〜/There are〜」までの全12文型・約120文を対象とする、科目全体で2回目の復習回である。第4回(第1〜3回の復習)に続く本コマは、第2セグメント(第5〜7回)の総仕上げであると同時に、Part1(中学1年レベル・全23文型)全体の完成を確認する極めて重要な節目の回でもある。

第4回では第1セグメント(this/that〜命令文/Let's〜)の基礎的なbe動詞文・一般動詞文の運用力を確認したが、本コマではそれに加え、疑問詞の拡充(whose/where/when/which、What time/How/How old等)、非人称のit、助動詞can、現在進行形、There is/are〜構文という、より多様で複雑な文構造を統合的に運用できるかが問われる。教科書が提唱する「サイクル回し」の理論に基づき、①各細目(12〜15、16〜19、20〜23)ごとの通し練習、②Part1後半全体を通した「英作文の流し」、③仕上がりが早い場合の「熟成サイクル回し」という3段階で復習を進める。これにより、次回(第9回)から始まるPart2(中学2年レベル)の学習に向け、Part1で習得した基礎文型を完全に自動化された発話回路として定着させることを目的とする回である。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part1 中学1年レベル)

「12 Whose〜?」p.56〜「23 There is〜/There are〜」p.78(第5〜7回範囲全体)
コマ主題細目 ① 第5回内容の総復習 ― 疑問詞の拡充(12〜15) ② 第6回内容の総復習 ― 非人称itと複合疑問表現(16〜19) ③ 第7回内容の総復習 ― 疑問詞主語・can・進行形・存在構文(20〜23) ④ Part1後半全体を通したサイクル回し ― 文型統合とPart1完成の確認
細目レベル ① 教科書p.56〜62「12 Whose〜?」「13 Where〜?」「14 When〜?」「15 Which〜?」の計40文を対象とする。第5回で個別に学習した所有・場所・時・選択という4種の疑問詞を連続して瞬間英作文する「英作文の流し」を行い、日本語文の内容に応じて適切な疑問詞を瞬時に選び分けられるかを確認する。特にWhoseへの応答における独立所有格(his/ours/yours等)の使用、Where〜?/When〜?におけるbe動詞文・一般動詞文の判別とそれに伴う語順の違い、Which〜, A or B?という二者択一疑問文への省略応答(A is. / That one is.)については誤りが生じやすい箇所であるため、ペアワークで相互に日本語文を出し合いながら重点的に補強する。答え合わせの際には教科書を見て納得感を確認するステップを省略せず、誤りをその場で修正しながら進める。到達レベルは、4項目40文を通して自然な発話速度で澱みなく言える状態とし、これを持って第5回内容の完全な定着とみなす。
② 教科書p.64〜70「16 it」「17 What time〜?」「18 How〜?」「19 How old〜?/How tall〜?」の計40文を対象とする。第6回で学んだ、日本語には存在しない非人称のitという発想を中心に、それを応用したWhat time〜?、さらに汎用性の高いHow〜?とその複合形How old〜?/How tall〜?までを通して復習する。特に、天候・時刻表現において主語itを補って発話する感覚、howが「調子」「方法」「様子」という複数の意味を持つ多義性の判別、年齢・身長・古さ・値段といった数値表現を単位(years old, centimeters, yen等)まで正確に発話できるかを重点的に確認する。教員はホワイトボードに第6回で用いたhowの意味領域一覧表を再掲示し、視覚的な手がかりを与えながら口頭練習を進める。到達レベルは、4項目40文を通してスラスラと、単位表現を含めて正確に言える状態とする。
③ 教科書p.72〜78「20 疑問詞主語のwho」「21 can」「22 現在進行形」「23 There is〜/There are〜」の計40文を対象とする。第7回で学んだ、Part1の中でも特に文構造の転換度が高い4つの文型を重点的に復習する。疑問詞主語のwhoと、補語を尋ねるWho is/are〜?(第2回既習)の構造的な区別、助動詞canの位置と否定形can'tの発音・発話、現在進行形(be動詞+動詞のing形)と単純現在形の意味・用法上の使い分け、There is/are〜における名詞の単数・複数・不可算による使い分けという、いずれも学習者が混同しやすいポイントについて、ペアワーク形式で相互に誤りを指摘し合いながら反復練習する。誤りが見られた場合は即座に教科書該当箇所を参照し、正しい形を確認してから再度口頭練習を行う。到達レベルは、4項目40文を通して淀みなく、かつ正確に発話できる状態とする。
④ 細目1〜3で個別に復習したPart1後半12文型・約120文を、最後に通しで「英作文の流し」(連続した瞬間英作文)と「英文を口に落ち着ける」(音読・暗唱)のサイクルで仕上げる。教員はランダムな順序で日本語文を提示し、学習者がいずれの文型(疑問詞の種類、be動詞文か一般動詞文か、進行形か存在構文か等)が問われているかを瞬時に判断してから発話する練習を行うことで、単なる暗唱に留まらない実践的な文型選択力を養う。時間に余裕がある場合は、第4回で復習したPart1前半11文型とも組み合わせたランダム出題を行い、Part1全23文型を通じた総合的な運用力を確認する。仕上がりの早い学習者にはダウンロード音声のポーズ機能を用いた「熟成サイクル回し」まで進ませ、そうでない学習者には教科書を見ながらの音読を継続させる。到達レベルは、Part1全23文型のいずれについても、日本語文提示から数秒以内に自然な英文を口頭で産出できる状態とし、これをもってPart1完成の到達基準とする。
キーワード ① サイクル回し(Part1後半総復習) ② 疑問詞の使い分け(所有・場所・時・選択) ③ 非人称itとhowの複合表現 ④ can・現在進行形・There is/are〜の統合運用 ⑤ Part1全体(23文型)の完成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第8回の定着確認)

本コマ自体がPart1後半(12〜23)の総復習回であるため、コマ終了後の課題としては、授業内で特につまずいた文型・文を中心に、各自が音読・暗唱をさらに反復すること。特にペアワークやサイクル回しの中で誤りが多かった箇所(疑問詞の選択、非人称it、can、現在進行形、There is/are〜の単複判断等)を重点的に見直すこと。あわせてPart1全23文型(教科書pp.34〜78)を通しで音読し、次回(第9回)から始まるPart2(中学2年レベル)の学習に向けて、Part1の内容を完全に自動化された状態に仕上げておくこと。

予習課題(第9回への準備)

教科書Part2「01 過去形」「02 過去進行形」「03 when節」「04 一般動詞のSVC」の該当ページに目を通しておくこと。第9回からはPart2(中学2年レベル)に入り、これまでの現在形中心の学習から過去形・過去進行形という新しい時制へと発展するため、動詞の過去形(規則変化・不規則変化)について事前に確認しておくことが望ましい。特に03「when節」は、第7回までに学んだ単文とは異なり、2つの文を組み合わせた複文構造を扱う最初の内容であるため、文構造の複雑化に備えて予習しておくこと。

9 Part2への第一歩 ― 過去形・過去進行形・when節・一般動詞SVCで広がる表現世界 科目の中での位置付け 第9回は、第8回でPart1(中学1年レベル・全23文型)の総復習を終えた直後に位置し、教科書Part2(中学2年レベル・全34文型)の学習を開始する回である。本科目全体の構成上、第1〜8回で習得したbe動詞文・一般動詞文・各種疑問詞・現在進行形・There is/are〜構文等の基礎文型を土台として、本コマから時制の拡張(過去形・過去進行形)と文構造の複雑化(when節による複文、SVC文型)へと発展させる、科目後半への橋渡しとなる重要な回である。

具体的には、教科書「01 過去形」「02 過去進行形」「03 when節」「04 一般動詞のSVC」の4項目を扱う。まず過去形を導入し、これまで現在形中心であった発話を過去の出来事の描写へと拡張する。続いて過去進行形を扱い、第7回で学んだ現在進行形(be動詞+ing)の知識を過去の文脈に応用する。さらにwhen節を導入することで、本科目で初めて2つの節を接続詞でつなぐ複文構造を扱い、単文の瞬間英作文から複文の瞬間英作文へと段階を引き上げる。最後に一般動詞のSVC文型(look, become等)を扱い、be動詞のSVC文型(第1回既習)とは異なる、一般動詞を用いた状態変化・様態の表現へと運用範囲を広げる。次回(第10回)以降も同様に4文型ずつ進めるため、本コマはPart2全体の学習方法とペースを確立する起点としての役割を担う。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part2 中学2年レベル)

「01 過去形」p.82
「02 過去進行形」p.84
「03 when節」p.86
「04 一般動詞のSVC」p.88
コマ主題細目 ① 過去形を用いた過去の出来事の描写 ② 過去進行形を用いた過去のある時点での動作の描写 ③ when節を用いた複文の運用 ④ 一般動詞のSVC文型を用いた状態変化・様態の表現
細目レベル ① 教科書p.82「01 過去形」の10文①〜⑩を対象とし、口頭による瞬間英作文で扱う。I was tired yesterday.やShe was very happy then.のようなbe動詞の過去形(was/were)を用いた文から、Peter came into the room suddenly.やWe visited America last year.のような一般動詞の過去形(規則変化・不規則変化)を用いた文まで段階的に扱う。When did you do your homework?やWhat did they eat for lunch?のようにdidを用いた疑問文、There were many children in the park.のようなThere is/are〜(第7回既習)の過去形版も扱い、既習構文が時制の変化に応じてどう形を変えるかを体系的に理解させる。特に不規則動詞の過去形(came, went, ate等)は暗記負担が大きいため、①英作文→②答え合わせ→③音読・暗唱のサイクルを通常より丁寧に、1文あたりの反復回数を増やして行う。到達レベルは、be動詞・一般動詞双方の過去形を、規則・不規則の別を問わず即座に発話できる状態とする。
② 教科書p.84「02 過去進行形」の10文を対象とする。She was playing the piano then.のように、be動詞の過去形(was/were)+動詞のing形という構造を扱う。第7回で学んだ現在進行形(am/is/are+ing)の知識を土台に、be動詞部分のみを過去形に置き換えるという構造的な連続性を強調しながら進める。Were you studying English?のような疑問文、What was Tom doing two hours ago?のような疑問詞を伴う文、They were not listening to the teacher then.のような否定文まで扱い、現在進行形で学んだ文法規則(be動詞の人称・数による使い分け)が時制が変わっても保持されることを確認させる。到達レベルは、「そのとき〜していた」という過去のある時点での動作を表す日本語文に対し、was/were+ing形を即座に組み立てて発話できる状態とする。
③ 教科書p.86「03 when節」の10文を対象とする。本細目は、これまでの単文中心の学習から複文へと発展する、科目全体における重要な構造的転換点である。She was very happy when she saw him again.のように、主節と従属節(when節)を組み合わせて1つの文を構成するパターンを扱う。When summer comes, many people go to the sea.のようにwhen節が文頭に来る形と、文中に来る形の両方を扱い、語順の違いはあってもカンマの有無以外に意味上の違いはないことを説明する。細目1・2で学んだ過去形・過去進行形を用いた複文(My father was very tired when he got home last night.等)も多く含まれるため、既習の時制知識を複文構造の中で運用する統合的な練習となる。到達レベルは、2つの出来事を時間関係でつなぐ日本語文(「〜したとき、…だった」)に対し、when節を含む複文を口頭で即座に産出できる状態とする。
④ 教科書p.88「04 一般動詞のSVC」の10文を対象とする。He looks very busy.のように、一般動詞look/become/get/turn/taste/smell等を用い、主語の状態や様子を補語で説明するSVC文型を扱う。第1回で学んだbe動詞のSVC文型(This is a good book.等、主語=補語の関係を示す文)とは異なり、本細目の一般動詞は「〜のように見える」「〜になる」といった変化・知覚のニュアンスを伴う点を対比的に説明する。When he heard the news, he got very angry.やWhen do the leaves turn yellow?のように、細目3で学んだwhen節と組み合わせた複文も扱われており、既習の複文構造をさらに応用する機会となる。到達レベルは、状態・様子・変化を表す日本語文(「〜そうに見える」「〜になる」等)に対し、適切な一般動詞(look/become/get/turn/taste/smell)を選択してSVC文型で発話できる状態とする。
キーワード ① 過去形(規則・不規則変化) ② 過去進行形 ③ when節(複文構造) ④ 一般動詞のSVC(look/become/turn等) ⑤ 時制の拡張と文構造の複雑化
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第9回の定着確認)

教科書Part2「01 過去形」「02 過去進行形」「03 when節」「04 一般動詞のSVC」の全40文について、日本語文を見て英文が即座に、自然な発話速度で口頭で出てくるかを確認すること。特に、不規則動詞の過去形(came, went, ate, got等)の正確な発話、過去進行形におけるwas/wereの使い分け、when節を含む複文の語順、一般動詞SVC文型で用いる動詞(look/become/get/turn/taste/smell)の使い分けについては重点的に反復すること。可能であればダウンロード音声を用いたポーズ練習も行うこと。

予習課題(第10回への準備)

教科書Part2「05 SVO+to[for]」「06 SVOO」「07 will(単純未来)」「08 will(意志未来)」の該当ページに目を通しておくこと。特に05・06は、動詞の後ろに目的語を2つ取る文型(SVOO)と、前置詞to/forを用いて書き換える文型(SVO+to/for)という、日本語の語順とは大きく異なる構造を扱うため、事前に文構造の違いを意識しておくことが望ましい。また、07・08は同じ助動詞willが「単純未来(〜だろう)」と「意志未来(〜するつもりだ)」という異なる意味を持つ点を扱うため、両者の違いについても予習段階である程度理解しておくこと。

10 授与表現とwillの多義性 ― SVOO・SVO+to[for]と未来を語る2つのwill 科目の中での位置付け 第10回は、第9回でPart2(中学2年レベル)の学習を開始した直後に続く回であり、教科書「05 SVO+to[for]」「06 SVOO」「07 will(単純未来)」「08 will(意志未来)」の4項目を扱う。本コマでは、まず動詞の後ろに2つの目的語を続けるSVOO文型と、それを前置詞to/forを用いて書き換えるSVO+to[for]文型という、日本語の語順感覚とは大きく異なる英語特有の構造を扱う。両者を同一コマ内で対比的に学習させることで、「誰に・何を」という情報の伝え方に2つの選択肢があることを体系的に理解させる、文構造理解における重要な回である。

続いて助動詞willを導入し、未来を表す表現へと発展させる。willは「単純未来(〜だろう)」と「意志未来(〜するつもりだ)」という意味の異なる2つの用法を持つため、本コマではこれを2つの細目に分けて丁寧に扱う。第7回で学んだ助動詞canと同様、willも主語の人称・数に関わらず同じ形を保つ助動詞であるため、既習のcanの知識と対比させながら学習することで、助動詞という品詞カテゴリー全体の理解を深める。次回(第11回)で学ぶwill(依頼)/shall(申し出・誘い)とも関連するため、本コマはwillの用法学習の第一段階として位置づけられる。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part2 中学2年レベル)

「05 SVO+to[for]」p.90
「06 SVOO」p.92
「07 will(単純未来)」p.94
「08 will(意志未来)」p.96
コマ主題細目 ① SVO+to[for]文型を用いた授与表現の運用 ② SVO+to[for]文型を用いた授与表現の運用 ③ will(単純未来)を用いた未来予測表現の運用 ④ will(意志未来)を用いた意志・決意表現の運用
細目レベル ① 教科書p.90「05 SVO+to[for]」の10文①〜⑩を対象とし、口頭による瞬間英作文で扱う。My father gave an old dictionary to me.のように、動詞+目的語(もの)+to[for]+目的語(人)という語順で、「誰に何を与えるか」を表現する文型を反復練習する。give, show, teach, lend, tellにはtoを、make, buyにはforを用いるという動詞ごとの前置詞の使い分けを明示的に整理し、Give it to the dog.のような命令文(第3回既習)への応用、Does Emily teach English to you?のような疑問文まで扱う。日本語の「〜に〜をあげる」という語順とは、目的語の並び順が英語では逆になる(もの→人)点を強調しながら進め、到達レベルは、授与を表す日本語文に対し、動詞に応じた適切な前置詞(to/for)を選択しつつSVO+to[for]の語順で即座に発話できる状態とする。
② 教科書p.92「06 SVOO」の10文を対象とする。My brother gave me a book.のように、動詞+目的語(人)+目的語(もの)という、前置詞を用いずに2つの目的語を並べる文型を扱う。細目1で学んだSVO+to[for]文型と同じ意味内容を表す、いわば言い換え表現であることを明示し、Does your father teach you mathematics?(SVOO)とDoes your father teach mathematics to you?(SVO+to)のように、同一の日本語文に対して両方の英文が対応することを対比的に確認させる。この2つの文型を交互に練習することで、日本語には存在しない「目的語を2つ並べる」という英語特有の語順感覚を体得させることが本細目の核心である。到達レベルは、同じ日本語文に対してSVOOとSVO+to[for]の両方を口頭で産出でき、状況に応じてどちらの形も使いこなせる状態とする。
③ 教科書p.94「07 will(単純未来)」の10文を対象とする。I will be seventeen years old in October.のように、willを一般動詞・be動詞の前に置いて未来の出来事や状態を予測する基本構造を扱う。The examination will not [won't] be so difficult.のような否定文(won'tの短縮形)、Will they be back tonight?のような疑問文とその応答、When will they come to Japan? — They will come next month.のような疑問詞と組み合わせた文まで段階的に扱う。第7回で学んだ助動詞can(主語の人称・数に関わらず形が変わらない)と同様の性質をwillも持つことを対比的に確認しながら進める。到達レベルは、「〜だろう」という未来の予測・推量を表す日本語文に対し、willを適切な位置に配置して即座に発話できる状態とする。
④ 教科書p.96「08 will(意志未来)」の10文を対象とする。I will do it.やI will go to America someday.のように、細目3の単純未来(客観的な予測)とは異なり、話者自身の意志・決意を表すwillの用法を扱う。I will not [won't] see you again.やI will never forget you.のように、強い意志を伴う否定文・強調表現(neverとの組み合わせ)も扱い、同じwillという語が文脈によって「〜だろう」(予測)と「〜するつもりだ」(意志)という異なる意味を持つことを、日本語訳の違いと合わせて明確に区別させる。細目3・4を続けて学習することで、willという1つの助動詞が持つ2つの主要な用法を対比的かつ体系的に理解させることが本コマの狙いである。到達レベルは、未来の予測を表す文脈と、話者の意志・決意を表す文脈を日本語文から正しく読み取り、いずれの場合もwillを用いて適切なニュアンスで発話できる状態とする。
キーワード ① SVO+to[for](前置詞による授与表現) ② will(単純未来) ③ will(意志未来) ④ SVOO(目的語を2つ並べる文型) ⑤ 助動詞willの多義性
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第10回の定着確認)

教科書Part2「05 SVO+to[for]」「06 SVOO」「07 will(単純未来)」「08 will(意志未来)」の全40文について、日本語文を見て英文が即座に、自然な発話速度で口頭で出てくるかを確認すること。特に、SVO+to[for]における動詞ごとの前置詞(to/for)の使い分け、SVOOとSVO+to[for]の相互変換、willの否定形won't、単純未来と意志未来の意味の区別については重点的に反復すること。同一の日本語文をSVOO・SVO+to[for]の両方の形で発話できるかも各自確認すること。

予習課題(第11回への準備)

教科書Part2「09 will(依頼)/shall(申し出・誘い)」「10 be going to」「11 must/may」「12 have to」の該当ページに目を通しておくこと。特に09は、本コマで学んだwillの単純未来・意志未来とはさらに異なる「依頼」の用法、およびshallという新しい助動詞(申し出・誘い)を扱うため、willの多義性がさらに広がる点を意識しておくこと。また10「be going to」は、willと同様に未来を表す表現でありながら異なるニュアンスを持つため、両者の違いについても予備知識があると学習がスムーズになる。11・12ではmust/may/have toという、義務・許可を表す新たな助動詞群が導入されるため、これまでのcan・willとは異なる意味領域の助動詞であることも念頭に置いておくこと。

11 助動詞表現の拡充 ― will/shall・be going to・must/may・have toで広げる伝達力 科目の中での位置付け 第11回は、教科書「09 will(依頼)/shall(申し出・誘い)」「10 be going to」「11 must/may」「12 have to」の4項目を扱う回である。第10回でwillの単純未来・意志未来という2つの用法を学んだのに続き、本コマではまずwillの3つ目の用法(依頼)と、新しい助動詞shall(申し出・誘い)を導入することで、willという1つの助動詞の多義性理解をさらに深めるとともに、日常会話で頻出するコミュニケーション表現(依頼・申し出・誘い)への橋渡しを行う。

続いてbe going toを導入し、willと同じく未来を表しながらも異なるニュアンス(既に決まっている予定・意図)を持つ表現を対比的に学習することで、未来表現の使い分けという、英語学習者にとって難度の高いポイントを体系的に整理する。さらにmust/may/have toという、義務・許可・必要性を表す新たな助動詞群を導入し、第7回のcan、第10回のwillに続く、助動詞学習の集大成的な位置づけを担う回でもある。特にhave toはmustと意味が近いながらも文法的性質(一般動詞的振る舞い、疑問文・否定文でdo/doesを用いる点)が異なるため、既習の助動詞(can/will/must)と一般動詞(do/does)双方の知識を統合する回として、次回(第12回)の復習に向けた重要な仕上げの回に位置づけられる。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part2 中学2年レベル)

「09 will/shall」p.98
「10 be going to」p.100
「11 must/may」p.102
「12 have to」p.104
コマ主題細目 ① will(依頼)/shall(申し出・誘い)を用いたコミュニケーション表現の運用 (教科書「09 will/shall」) ② be going toを用いた予定・意図表現の運用 (教科書「10 be going to」) ③ must/mayを用いた義務・許可表現の運用 (教科書「11 must/may」) ④ have toを用いた必要性表現の運用
細目レベル ① 教科書p.98「09 will/shall」の10文①〜⑩を対象とし、口頭による瞬間英作文で扱う。Will you please help me? — Sure.のように、Will you〜?という形で相手に依頼する表現を扱い、第10回で学んだ単純未来・意志未来とは異なる第3の用法であることを明示的に説明する。Will you have some more tea? — Yes, please.のように勧誘の意味を持つ用法も扱い、文脈によるニュアンスの違いを体感させる。続いてShall I bring you a chair? — Yes, please.やShall we play baseball with them? — Yes, let's.のように、shallを用いた申し出(Shall I〜?)と誘い(Shall we〜?)の2用法を導入し、第3回で学んだLet's〜との応答上のつながり(Yes, let's.)も確認する。到達レベルは、依頼・申し出・誘いという異なるコミュニケーション場面を日本語文から読み取り、Will you〜?/Shall I〜?/Shall we〜?を適切に使い分けて発話できる状態とする。
② 教科書p.100「10 be going to」の10文を対象とする。I am going to meet him in front of the station this afternoon.のように、be動詞+going to+動詞の原形という構造で、既に決まっている予定や意図を表す表現を扱う。第10回で学んだ単純未来will(その場での予測)とは異なり、be going toは事前に計画・決定されたことを表すというニュアンスの違いを対比的に説明する。What time is his flight going to arrive in Paris?のような疑問詞を伴う疑問文、He was going to finish the work in the morning.のような過去形(was/were going to、〜するつもりだった)まで扱い、be動詞部分の時制変化によってgoing toの意味する時間軸が変わることも確認する。到達レベルは、既に決まっている予定・計画を表す日本語文に対し、willではなくbe going toを選択して発話できる状態とする。
③ 教科書p.102「11 must/may」の10文を対象とする。You must do your homework today.のように、mustを一般動詞・be動詞の前に置いて強い義務を表す構造を扱う。A child must not go there alone.やYou mustn't watch TV all day.のような否定文(mustn't、〜してはいけないという禁止の意味になる点に注意)、May I eat this bread? — Yes, you may.のようにmayを用いて許可を求める表現、May I talk to that person? — No, you may not.のような許可の拒否まで扱う。mustの否定(禁止)とmayの否定(不許可)が意味的に異なるカテゴリーであることを明確に区別させながら進める。到達レベルは、義務を表す文脈と許可を求める文脈を日本語文から正しく判断し、must/mayを適切に使い分けて発話できる状態とする。
④ 教科書p.104「12 have to」の10文を対象とする。Students have to wear uniforms in this school.のように、have toを用いてmustと同様の「〜しなければならない」という意味を表す構造を扱う。しかしDo we have to read these books? — Yes, you do.のように、疑問文・否定文の形成にdo/does(第2回既習の一般動詞疑問文と同じ形式)を用いる点が助動詞mustとは文法的に大きく異なることを明示的に対比させる。She didn't have to wash the dishes.のような否定文(〜しなくてもよかった、という不必要の意味になる点はmustn't「〜してはいけない」とは意味が異なるため要注意)、Why does he have to study so hard?のような疑問詞を伴う文、What did Emily have to do? — She had to practice the piano.のような過去形(had to)まで扱う。到達レベルは、mustとhave toの意味的な近さと文法的な違い(助動詞的振る舞いか一般動詞的振る舞いか)を理解した上で、状況に応じて適切な形(肯定文・否定文・疑問文)を選択して発話できる状態とする。
キーワード ① will(依頼)・shall(申し出・誘い) ② be going to(予定・意図) ③ must/may(義務・許可) ④ have to(必要性) ⑤ 助動詞群の意味・文法的性質の総合整理
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第11回の定着確認)

教科書Part2「09 will/shall」「10 be going to」「11 must/may」「12 have to」の全40文について、日本語文を見て英文が即座に、自然な発話速度で口頭で出てくるかを確認すること。特に、Will you〜?とShall I〜?/Shall we〜?の使い分け、willとbe going toのニュアンスの違い、mustn't(禁止)とmay not(不許可)の意味の区別、mustとhave toの文法的な違い(疑問文・否定文でのdo/doesの有無)については重点的に反復すること。あわせて第7回・第10回で学んだcan・willとの関連も意識しながら、助動詞群全体を俯瞰する形で音読・暗唱を行うこと。

予習課題(第12回への準備)

第12回は新規文型の学習を行わず、第9〜11回で扱ったPart2「05〜12」(SVO+to[for]〜have to)の全8文型・約80文を通してサイクル回しで総復習する回である。そのため予習課題として、各項目の英文例(①〜⑩)を通しで一読し、日本語文を見て英文がすぐに思い浮かぶかどうかを各自チェックしておくこと。特にSVOOとSVO+to[for]の相互変換、will/be going to/must/have toといった意味の近い表現群の使い分けについては自信のない箇所を把握しておき、次回の復習をより効率的に進められるようにしておくこと。

12 Part2前半12文型の総復習 ― 時制・複文・授与表現・助動詞群の統合 科目の中での位置付け 第12回は、第9〜11回で学習したPart2「01 過去形」から「12 have to」までの全12文型・約120文を対象とする、科目全体で3回目の復習回である。第4回(Part1前半の復習)、第8回(Part1後半の復習)に続く本コマは、第3セグメント(第9〜11回)の総仕上げであると同時に、Part2前半(時制の拡張・複文構造・授与表現・助動詞群)全体の習熟度を確認する重要な節目の回である。

第9〜11回では、過去形・過去進行形という時制の拡張、when節による複文構造の導入、SVOO/SVO+to[for]という英語特有の語順を持つ授与表現、そしてwill/shall/be going to/must/may/have toという多様な助動詞群を、それぞれ段階的に学習してきた。これらは意味・用法が近接し混同しやすいものも多く含まれるため(will単純未来とbe going to、mustとhave to等)、本コマでは個々の細目を通して復習した上で、最終的にPart2前半全体を通したサイクル回しを行うことで、学習者が状況に応じて適切な表現を選択できる判断力を養う。次回(第13回)以降のPart2後半(不定詞・動名詞・比較等)の学習に向け、時制・助動詞・文型という基礎的な骨格を完全に定着させることを目的とする回である。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part2 中学2年レベル)

「01 過去形」p.82〜「12 have to」p.104(第9〜11回既習範囲全体)
コマ主題細目 ① 第9回内容の総復習 ― 時制の拡張と複文(01〜04) ② 細目2:第10回内容の総復習 ― 授与表現とwillの用法(05〜08) ③ 第11回内容の総復習 ― 助動詞群の統合(09〜12) ④ Part2前半全体を通したサイクル回し ― 文型統合と表現選択力の養成
細目レベル ① 教科書p.82〜88「01 過去形」「02 過去進行形」「03 when節」「04 一般動詞のSVC」の計40文を対象とする。第9回で個別に学習した4項目を連続して瞬間英作文する「英作文の流し」を行い、過去形(規則・不規則変化)、過去進行形(was/were+ing)、when節による複文、一般動詞SVC(look/become等)という異なる要素を、日本語文の内容に応じて瞬時に組み合わせられるかを確認する。特に不規則動詞の過去形の正確な発話、過去進行形と過去形単体(過去のある瞬間か、継続的な行為か)の意味的な区別、when節を含む複文の語順(文頭・文中いずれも可能)については誤りが生じやすいため、ペアワークでの相互チェックを通じて重点的に補強する。到達レベルは、4項目40文を通して自然な発話速度で澱みなく言える状態とする。
② 教科書p.90〜96「05 SVO+to[for]」「06 SVOO」「07 will単純未来」「08 will意志未来」の計40文を対象とする。第10回で学んだ、動詞の後ろに目的語を2つ並べるSVOO文型と、前置詞を用いて書き換えるSVO+to[for]文型を相互変換できるかを中心に復習し、あわせてwillの単純未来(客観的予測)と意志未来(主観的意志)という2つの用法を、日本語文脈から正しく判別して使い分けられるかを確認する。教員はホワイトボードで前回使用した動詞別前置詞一覧(give/show/teach→to、make/buy→for)とwillの用法対比表を再掲示し、視覚的な手がかりを与えながら口頭練習を進める。到達レベルは、4項目40文を通してスラスラと、かつ意味の違いを正確に反映させて言える状態とする。
③ 教科書p.98〜104「09 will/shall」「10 be going to」「11 must/may」「12 have to」の計40文を対象とする。第11回で学んだ、依頼・申し出・誘い(will/shall)、予定・意図(be going to)、義務・許可(must/may)、必要性(have to)という、意味的に近接し混同しやすい助動詞群を重点的に復習する。特にwillとbe going toのニュアンスの違い、mustn't(禁止)とmay not(不許可)の意味の区別、mustとhave toの文法的な違い(疑問文・否定文でのdo/doesの有無)について、ペアワーク形式で相互に誤りを指摘し合いながら反復練習する。到達レベルは、4項目40文を通して淀みなく、かつ意味・文法両面で正確に発話できる状態とする。
④ 細目1〜3で個別に復習したPart2前半12文型・約120文を、最後に通しで「英作文の流し」と「英文を口に落ち着ける」のサイクルで仕上げる。教員はランダムな順序で日本語文を提示し、学習者がいずれの文型・表現(時制、複文か単文か、SVOOかSVO+to[for]か、いずれの助動詞か)が適切かを瞬時に判断してから発話する練習を行うことで、単なる暗唱ではなく状況に応じた表現選択力を養う。特にwill/be going to、must/have toのような類義表現については、両方の形で同じ内容を言い換えられるかも確認する。仕上がりの早い学習者にはダウンロード音声を用いた「熟成サイクル回し」まで進ませる。到達レベルは、Part2前半12文型のいずれについても、日本語文提示から数秒以内に自然な英文を口頭で産出できる状態とする。
キーワード ① サイクル回し(Part2前半総復習) ② 時制の拡張(過去形・過去進行形)と複文(when節) ③ 授与表現(SVOO/SVO+to[for])の相互変換 ④ 助動詞群の使い分け(will/be going to、must/have to等) ⑤ 表現選択力の養成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第12回の定着確認)

本コマ自体がPart2前半(01〜12)の総復習回であるため、コマ終了後の課題としては、授業内で特につまずいた文型・文を中心に、各自が音読・暗唱をさらに反復すること。特にペアワークやサイクル回しの中で誤りが多かった箇所(不規則動詞の過去形、SVOOとSVO+to[for]の相互変換、will/be going toの使い分け、must/have toの文法的違い等)を重点的に見直すこと。あわせてPart2前半全12文型(教科書pp.82〜104)を通しで音読し、次回(第13回)から始まるPart2後半(不定詞・動名詞・比較等)の学習に向けて準備しておくこと。

予習課題(第13回への準備)

教科書Part2「13 be able to」「14 感嘆文」「15 不定詞―名詞的用法」「16 不定詞―副詞的用法(目的)」の該当ページに目を通しておくこと。特に15「不定詞」は、to+動詞の原形という新しい形を扱い、次回以降複数回にわたって不定詞の各用法(名詞的・副詞的・形容詞的)を学習していくため、本科目後半における重要かつボリュームの大きい文法項目であることを意識して臨むこと。また14「感嘆文」は、How〜!やWhat a〜!という、これまでの平叙文・疑問文とは異なる特殊な文構造であるため、語順の違いに注意しながら予習しておくこと。

13 不定詞― be able to・感嘆文と不定詞の名詞的・副詞的用法(目的) 科目の中での位置付け 第13回は、第12回でPart2前半(01〜12)の総復習を終えた直後に位置し、教科書「13 be able to」「14 感嘆文」「15 不定詞―名詞的用法」「16 不定詞―副詞的用法(目的)」の4項目を扱う回である。本コマではまず、第7回で学んだ助動詞can・第11回で学んだwill/be going toの知識を踏まえ、be able toという、canと同義でありながら未来形・過去形への展開が可能な表現を導入することで、既習の助動詞群の理解をさらに補完する。続いて感嘆文という、これまでの平叙文・疑問文・命令文とは異なる特殊な文構造(How〜!/What a〜!)を扱い、文型のバリエーションをさらに広げる。

そして本コマの中心となるのが、不定詞(to+動詞の原形)の導入である。不定詞はPart2後半における最重要文法事項の一つであり、名詞的用法・副詞的用法(目的)・副詞的用法(感情の原因)・形容詞的用法という複数の用法を持つため、本科目では複数回にわたって段階的に学習する構成となっている。本コマではまず名詞的用法(「〜すること」)と副詞的用法の目的(「〜するために」)という2つの基本用法を導入し、次回(第14回)以降で扱う副詞的用法(感情の原因)・形容詞的用法・動名詞との対比学習に向けた土台を築く、Part2後半における重要な導入回として位置づけられる。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part2 中学2年レベル)

「13 be able to」p.106
「14 感嘆文」p.108
「15 不定詞―名詞的用法」p.110
「16 不定詞―副詞的用法(目的)」p.112
コマ主題細目 ① 細目1:be able toを用いた可能・能力表現の運用 ② 感嘆文を用いた驚き・感動の表現の運用 ③ 不定詞の名詞的用法を用いた表現の運用 ④ 不定詞の副詞的用法(目的)を用いた表現の運用
細目レベル ① 教科書p.106「13 be able to」の10文①〜⑩を対象とし、口頭による瞬間英作文で扱う。You will be able to learn many things in the country.のように、be動詞+able to+動詞の原形という構造で可能・能力を表す表現を扱う。第7回で学んだ助動詞can(現在形でのみ用いられ、未来形・完了形への展開が困難)とは異なり、be able toはwill be able to(未来の可能)、was/were able to(過去の可能)というように、時制に応じて柔軟に形を変えられる点が本細目の核心である。We were able to swim in the lake all day yesterday.のような過去形、They weren't able to catch any dragonflies there.のような否定文、Who was able to solve the problem?のような疑問詞を伴う文まで扱い、canでは表現できない未来・過去の可能表現をbe able toで補完できることを体系的に理解させる。到達レベルは、未来・過去における可能・能力を表す日本語文に対し、can単体では対応できない文脈を判断し、be able toを用いて適切な時制で発話できる状態とする。
② 教科書p.108「14 感嘆文」の10文を対象とする。How kind he is!のように、How+形容詞/副詞+主語+動詞!という語順で驚きや感動を表す構造と、What a great writer he is!のように、What+a[an]+形容詞+名詞+主語+動詞!という語順の2種類の感嘆文を対比的に扱う。How型は形容詞・副詞を強調する場合に、What型は名詞(を修飾する形容詞)を強調する場合に用いるという使い分けの基準を明示し、How big the sea is!のような形容詞の文、How hard he studies!のような副詞(一般動詞を修飾)の文、What a cute cat Tama is!のような名詞を含む文まで段階的に練習する。感嘆文は通常の平叙文・疑問文とは異なる特殊な語順を持つため、語順の誤り(動詞の位置等)が生じやすく、ペアワークでの相互チェックを重視する。到達レベルは、感動・驚きを表す日本語文(「なんて〜なのでしょう」)に対し、How型・What型を適切に選択して正しい語順で発話できる状態とする。
③ 教科書p.110「15 不定詞―名詞的用法」の10文を対象とする。本細目はPart2後半における最重要文法事項である不定詞の学習の第一歩であり、I want to go to America someday.のように、動詞の目的語として「to+動詞の原形」(〜すること)を用いる基本パターンから導入する。My sister began to study Italian last year.やI decided to go to India next year.のように、want/begin/decide等の動詞に続く不定詞の用法を反復練習し、さらにHer hobby is to grow flowers.のようにbe動詞の補語として、To speak English is not easy.のように文の主語として不定詞を用いる、より発展的な用法まで扱う。不定詞が名詞と同様に主語・目的語・補語のいずれの位置にも入れる柔軟性を持つことを体系的に理解させることが本細目の核心である。到達レベルは、「〜すること」という日本語表現を、文中の位置(主語・目的語・補語)に応じて適切にto+動詞の原形で表現できる状態とする。
④ 教科書p.112「16 不定詞―副詞的用法(目的)」の10文を対象とする。I went to the library to borrow some books.のように、「〜するために」という目的を表す不定詞の用法を扱う。細目3の名詞的用法(不定詞が文の主要素となる)とは異なり、本細目の不定詞は文の主要素を修飾する副詞的な役割を持つ点を対比的に明確化する。Did you come here to see Tom?のような疑問文、My brother is saving money to buy a new bicycle.のように進行形(第7回既習)と組み合わさった文、They have to study for many hours every day to pass the exam.のようにhave to(第11回既習)と組み合わさった複雑な文まで扱い、既習事項と不定詞を統合的に運用する力を養う。到達レベルは、「〜するために」という目的を表す日本語文に対し、主節の後ろにto+動詞の原形を続けて即座に発話できる状態とする。
キーワード ① be able to(canの時制展開) ② 感嘆文(How型/What型) ③ 不定詞(to+動詞の原形) ④ 不定詞の名詞的用法 ⑤ 不定詞の副詞的用法(目的)
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第13回の定着確認)

教科書Part2「13 be able to」「14 感嘆文」「15 不定詞―名詞的用法」「16 不定詞―副詞的用法(目的)」の全40文について、日本語文を見て英文が即座に、自然な発話速度で口頭で出てくるかを確認すること。特に、can とbe able toの使い分け(特に未来形・過去形での使用)、感嘆文のHow型・What型の語順、不定詞の名詞的用法(主語・目的語・補語としての用法)と副詞的用法(目的)の意味的な区別については重点的に反復すること。

予習課題(第14回への準備)

教科書Part2「17 不定詞―副詞的用法(感情の原因)」「18 不定詞―形容詞的用法」「19 動名詞」「20 原級比較」の該当ページに目を通しておくこと。特に17・18は、本コマで学んだ不定詞の名詞的用法・副詞的用法(目的)に続く新たな用法であるため、4つの用法(名詞的・副詞的〈目的〉・副詞的〈感情の原因〉・形容詞的)の違いを意識しながら予習することが望ましい。また19「動名詞」は、不定詞と同様に動詞を名詞化する働きを持つ(〜すること)ため、不定詞の名詞的用法との使い分け・共通点についても事前に意識しておくこと。20「原級比較」は本科目で初めて扱う比較表現であるため、as〜as構文の基本形にも目を通しておくこと。

14 不定詞の完成と比較表現の導入 ― 感情の原因・形容詞的用法・動名詞・原級比較 科目の中での位置付け 第14回は、第13回で不定詞の名詞的用法・副詞的用法(目的)を学習した直後に続く回であり、教科書「17 不定詞―副詞的用法(感情の原因)」「18 不定詞―形容詞的用法」「19 動名詞」「20 原級比較」の4項目を扱う。本コマでは、まず不定詞の副詞的用法のもう一つの意味(感情の原因)を導入することで、第13回の目的用法と合わせ、副詞的用法が持つ2つの異なる意味機能を体系的に整理する。続いて形容詞的用法を扱うことで、不定詞が名詞的・副詞的・形容詞的という3つの品詞的役割を全て担いうる柔軟な要素であることを完成させ、Part2後半における不定詞学習の総仕上げを行う。

さらに動名詞(動詞のing形を名詞として用いる用法)を導入し、第13回で学んだ不定詞の名詞的用法(〜すること)と意味的に重なる表現を対比的に学習することで、両者の使い分け(動詞によって不定詞を取るか動名詞を取るかが決まる、あるいは両方使える等)という、英語学習者にとって難度の高いポイントに触れる。最後に原級比較(as〜as構文)を導入し、これまでの文型学習から比較表現という新たな文法領域へと踏み出す。次回(第15回)で比較級・最上級へと発展していくため、本コマは不定詞の完成と比較表現の導入という、2つの重要な文法領域の橋渡しを担う回として位置づけられる。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part2 中学2年レベル)

「17 不定詞―副詞的用法(感情の原因)」p.114
「18 不定詞―形容詞的用法」p.116
「19 動名詞」p.118
「20 原級比較」p.120
コマ主題細目 ① 不定詞の副詞的用法(感情の原因)を用いた表現の運用 ② 不定詞の形容詞的用法を用いた表現の運用 ③ 動名詞を用いた表現の運用 ④ 原級比較を用いた同等比較表現の運用
細目レベル ① 教科書p.114「17 不定詞―副詞的用法(感情の原因)」の10文①〜⑩を対象とし、口頭による瞬間英作文で扱う。I am happy to meet you.のように、happy/glad/sorry/surprised等の感情を表す形容詞の後ろにto+動詞の原形を続け、その感情が生じた原因・理由を表す構造を扱う。第13回で学んだ副詞的用法(目的)と同じ「to+動詞の原形」という形でありながら、意味的には「〜するために」ではなく「〜して(その結果として)」という因果関係を表す点を対比的に明確化する。They were surprised to see the big building.やYour parents will be pleased to receive your letter.のように、感情を表す形容詞のバリエーションを広げながら練習し、日本語の「〜して嬉しい/驚いた/残念だ」という表現がすべてこの構造に対応することを体系的に理解させる。到達レベルは、感情とその原因を表す日本語文に対し、感情形容詞+to+動詞の原形という構造を即座に組み立てて発話できる状態とする。
② 教科書p.116「18 不定詞―形容詞的用法」の10文を対象とする。I have homework to do today.のように、名詞の直後にto+動詞の原形を置き、その名詞を修飾する(「〜するための」「〜すべき」)用法を扱う。She had something to say to him.やDo you have any books to read?のように、somethingやbooks等の名詞を不定詞が後ろから修飾する語順(日本語とは逆の語順)を重点的に練習する。特にDo you have anything to write with?のように、前置詞を伴う動詞(write with〜)の場合、その前置詞を文末に残す必要がある点は誤りが生じやすいため、教員が明示的に説明を加える。これにより、第13回・本コマ細目1で学んだ名詞的用法・副詞的用法と合わせ、不定詞の3用法(名詞的・副詞的・形容詞的)が出揃うこととなる。到達レベルは、名詞を修飾する「〜するための」という日本語表現に対し、名詞+to+動詞の原形(必要に応じて前置詞を伴う)という語順で即座に発話できる状態とする。
③ 教科書p.118「19 動名詞」の10文を対象とする。She likes playing the piano.のように、動詞のing形を名詞として用い、動詞の目的語・主語・補語として機能させる動名詞の用法を扱う。第13回で学んだ不定詞の名詞的用法(to+動詞の原形で「〜すること」を表す)と意味的に重なる点を明示し、likeやenjoy等一部の動詞は動名詞・不定詞のいずれも目的語に取れる一方、stop(Will you stop smoking?)等は動名詞のみを目的語に取るという、動詞ごとの制約があることに触れる。Learning foreign languages is a lot of fun for me.のように動名詞が文の主語になる文、His hobby is collecting rare butterflies.のように補語になる文、She is good at speaking English.のように前置詞の目的語になる文(不定詞にはできない用法)まで扱う。到達レベルは、「〜すること」という日本語表現について、不定詞・動名詞いずれが適切かを動詞・文脈に応じて判断し、正しい形で発話できる状態とする。
④ 教科書p.120「20 原級比較」の10文を対象とする。This church is as old as that church [one].のように、as+形容詞/副詞+as〜という構文を用い、2つのものが同程度であることを表す原級比較を扱う。This car doesn't run as fast as my car [mine].のような否定文(as〜asを用いて「〜ほど…ない」という劣勢比較を表す点に注意)、You have to study as hard as she does.のように動詞を用いた比較(doesで動詞の繰り返しを避ける)まで扱う。本細目は科目全体で初めて導入する比較表現であるため、次回(第15回)以降で学ぶ比較級(-er/more)・最上級(-est/most)の前段階として、as〜asという最も基本的な比較の枠組みを丁寧に導入する。到達レベルは、「〜と同じくらい…」という同等比較を表す日本語文に対し、as+形容詞/副詞+as〜の構造を即座に組み立てて発話できる状態とする。
キーワード ① 不定詞の副詞的用法(感情の原因) ② 不定詞の形容詞的用法 ③ 動名詞 ④ 不定詞と動名詞の使い分け ⑤ 原級比較(as〜as)
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第14回の定着確認)

教科書Part2「17 不定詞―副詞的用法(感情の原因)」「18 不定詞―形容詞的用法」「19 動名詞」「20 原級比較」の全40文について、日本語文を見て英文が即座に、自然な発話速度で口頭で出てくるかを確認すること。特に、不定詞の副詞的用法における目的(第13回)と感情の原因(本コマ)の意味の区別、形容詞的用法における名詞修飾の語順(前置詞を伴う場合を含む)、動名詞と不定詞の使い分け、原級比較における肯定文・否定文の意味の違い(同等 vs 劣勢)については重点的に反復すること。あわせて第13回で学んだ不定詞の名詞的用法・副詞的用法(目的)とも合わせ、不定詞の4用法全体を俯瞰する形で音読・暗唱を行うこと。

予習課題(第15回への準備)

教科書Part2「21 比較級―er形」「22 最上級―est形」「23 比較級―more」「24 最上級―most」の該当ページに目を通しておくこと。本コマで学んだ原級比較(as〜as)に続き、次回はいよいよ比較級・最上級という、2者・3者以上を比較する表現を学習する。特に、形容詞・副詞の語尾変化によるer/est形と、moreやmostを前に置く形の使い分け(単語の音節数による)については、事前に基本的なルールに目を通しておくことが望ましい。第15回は本科目全15回の最終回であるため、これまでの学習内容の集大成として臨む心構えも持っておくこと。

15 比較表現の完成と科目総括 ― er/est形・more/most形で結ぶ全15回の学び 科目の中での位置付け 第15回は、本科目全15回の最終回であり、教科書「21 比較級―er形」「22 最上級―est形」「23 比較級―more」「24 最上級―most」の4項目を扱う回である。第14回で学んだ原級比較(as〜as、同等比較)に続き、本コマでは2者を比較する比較級と、3者以上の中で最も程度が高いものを表す最上級を導入することで、比較表現の体系を完成させる。特に、形容詞・副詞の語尾を変化させるer/est形(音節の少ない語に適用)と、語の前にmore/mostを置く形(音節の多い語に適用)という2つの形成方法を対比的に学習することで、比較表現全体を統一的に理解できるよう構成されている。

本コマをもって、教科書Part2前半(中学2年レベル前半、01〜24)の全24文型の学習が完了する。第1回から積み上げてきたbe動詞文・一般動詞文・各種疑問詞・助動詞群・時制表現・複文構造・不定詞・動名詞・比較表現という、中学英語の主要な文法項目をひととおり瞬間英作文で運用できるようになることが、本科目全体の到達目標である。本科目は教科書のPart2後半(25〜34、現在完了・受身等)およびPart3(応用段階)を扱う発展科目へと接続する構成となっており、第15回はその橋渡しとして、これまで習得した英作文回路の総点検を行う総仕上げの回として位置づけられる。

教科書
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(Part2 中学2年レベル)

「21 比較級―er形」p.122
「22 最上級―est形」p.124
「23 比較級―more」p.126
「24 最上級―most」p.128
コマ主題細目 ① 比較級―er形を用いた2者比較表現の運用 ② 最上級―est形を用いた最上位表現の運用 ③ 比較級―moreを用いた2者比較表現の運用 ④ 最上級―mostを用いた最上位表現の運用
細目レベル ① 教科書p.122「21 比較級―er形」の10文①〜⑩を対象とし、口頭による瞬間英作文で扱う。This apple is bigger than that one.のように、形容詞・副詞の語尾に-erを付けてthan〜と組み合わせ、2者を比較する基本構造を扱う。第14回で学んだ原級比較(as〜as、同程度)とは異なり、比較級は「より〜」という優劣の差を表す点を対比的に明確化する。Tom is taller than me [I].のように比較対象を代名詞で表す場合の形(口語ではmeが一般的だが文法的にはIも可)、We were much happier than they were.のようにmuchで比較級を強調する用法、His bag looked heavier than mine.のように既習の独立所有格(第3回既習)と組み合わさった文まで扱う。到達レベルは、2者間の優劣を比較する日本語文(「〜より…だ」)に対し、形容詞・副詞のer形とthanを即座に組み合わせて発話できる状態とする。
② 教科書p.124「22 最上級―est形」の10文を対象とする。Robert is the tallest in his family.のように、形容詞・副詞の語尾に-estを付け、定冠詞theを伴って3者以上の中で最も程度が高いものを表す構造を扱う。細目1の比較級(2者間の優劣)とは異なり、最上級は3つ以上のグループの中での最上位を示す点を対比的に説明する。This cat is the smallest of the five.のようにof+数を表す表現、Mt. Fuji is the highest mountain in Japan.のようにin+場所を表す表現という、範囲を示す2つの前置詞パターン(of/in)の使い分けを重点的に練習する。Who is the youngest in your family?のように疑問詞と組み合わせた文も扱う。到達レベルは、3者以上の中での最上位を表す日本語文に対し、the+形容詞・副詞のest形と、適切な範囲表現(of/in)を組み合わせて発話できる状態とする。
③ 教科書p.126「23 比較級―more」の10文を対象とする。Is English more useful than French?のように、音節の多い形容詞・副詞についてはer形ではなくmore+原級+than〜という形で比較級を作る構造を扱う。細目1のer形と本細目のmore形が、いずれも「2者間の比較」という同じ機能を持ちながら、形容詞・副詞の長さ(音節数)によって使い分けられるという原則を明示的に整理する。Tom is much more intelligent than Ed.のようにmuchによる強調、Health is more important than money.のように抽象名詞を含む比較まで扱い、日常的な話題から抽象的な話題まで比較表現を応用できるようにする。到達レベルは、比較的長い形容詞・副詞を用いた比較表現について、er形ではなくmore形を適切に選択して発話できる状態とする。
④ 教科書p.128「24 最上級―most」の10文を対象とする。Health is the most important of all.のように、音節の多い形容詞・副詞についてはest形ではなくthe most+原級という形で最上級を作る構造を扱う。細目2のest形と本細目のmost形の使い分け原則(音節数による)を、細目1・3で学んだer形/more形の使い分けと対応させながら再確認する。He is one of the most famous actors in the world.のようにone of the most〜という頻出表現、What is the most difficult language in the world?のように疑問詞と組み合わせた文まで扱う。本細目をもって比較表現(原級・比較級・最上級、er/est形・more/most形)の学習が一区切りとなるため、細目1〜4を通じて学んだ比較表現全体を統合的に振り返りながら練習を行う。到達レベルは、比較的長い形容詞・副詞を用いた最上位表現について、est形ではなくmost形を適切に選択して発話できる状態とする。
キーワード ① 比較級―er形 ② 最上級―est形 ③ 比較級―more ④ 最上級―most ⑤ 比較表現の体系化と科目総括
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題(第15回の定着確認・科目総括)

教科書Part2「21 比較級―er形」「22 最上級―est形」「23 比較級―more」「24 最上級―most」の全40文について、日本語文を見て英文が即座に、自然な発話速度で口頭で出てくるかを確認すること。特に、er形/more形の使い分け、est形/most形の使い分け(いずれも音節数が判断基準)、最上級におけるof/inの使い分けについては重点的に反復すること。あわせて、本科目で学習したPart1全23文型・Part2前半24文型(教科書pp.34〜128)の全体を通して、特に自信の持てない文型を中心に最終確認を行い、瞬間英作文が澱みなくできる状態に仕上げること。

履修判定指標
履修指標履修指標の水準キーワード配点関連回
be動詞文・基本文構造の運用力 「基礎を学んだ」と言える水準とは、5択問題において、日本語文(例:「あれらは彼らの家ではない」)に対し、this/that・these/thoseの単複、主語の人称に応じたbe動詞(am/is/are)の選択、肯定・否定・疑問の別を正しく反映した英文を、時制違い・数の不一致・語順違いなどの紛らわしい誤答選択肢の中から瞬時に選び出せる状態を指す。選択肢を吟味する時間的余裕のある筆記試験であっても、口頭での瞬間英作文と同水準の正確さで即座に正解を判断できることが到達基準である。 be動詞(am/is/are)、指示代名詞・人称代名詞、肯定文・否定文・疑問文 12 1, 2, 4
一般動詞文の運用力 「基礎を学んだ」と言える水準とは、一般動詞を用いた文について、do/doesの挿入位置や三人称単数現在形のsの有無が誤っている選択肢(例:主語がheなのにdoを用いる、動詞にsが付いていない等)を正確に識別し、正しい選択肢を選べる状態を指す。SVOO文型とSVO+to[for]文型のいずれも正しい語順で構成されているかを判別する問題、動詞ごとの前置詞(to/for)の使い分けを問う問題も含め、一般動詞文特有の文法規則を選択形式の中で確実に適用できることが到達基準である。 do/does、三人称単数現在形、SVOO・SVO+to[for] 12 2, 3, 4, 10, 12
疑問詞を用いた疑問文の運用力 「基礎を学んだ」と言える水準とは、what/who/whose/where/when/which/howおよびその複合形(What time/How many/How much/How old/How tall)について、日本語の疑問文が尋ねている情報の種類(物・人・所有・場所・時・選択・状態・数量等)を正しく読み取り、5つの疑問詞選択肢の中から適切なものを瞬時に選べる状態を指す。さらに、疑問詞主語の特殊語順(doを用いない)と通常の疑問詞疑問文(doを用いる、あるいはbe動詞を用いる)を区別する問題にも対応できることを到達基準とする。 疑問詞(what/who/where/when/which/how)、複合疑問表現、疑問詞主語 16 1, 5, 6, 7, 8
人称代名詞・所有格系の正確な運用力 「基礎を学んだ」と言える水準とは、主格・所有格・目的格・独立所有格(I/my/me/mine等)という形の似た選択肢が並ぶ問題において、文中での役割(主語・名詞修飾・目的語・独立した所有表現)を正しく判断し、誤った格の選択肢(例:目的語の位置にheを選ぶ、所有格の位置にhisとherを取り違える等)を排除して正解を選べる状態を指す。Whose〜?という所有を尋ねる疑問文とその応答(独立所有格)に関する問題も含める。 主格・所有格・目的格・独立所有格、Whose〜?、人称代名詞の格変化 10 2-5
助動詞の使い分け 「基礎を学んだ」と言える水準とは、can/be able to、will/be going to、must/may/have toという、意味的に近接する助動詞群について、日本語文が持つニュアンス(客観的予測か意志か、その場の判断か既定の予定か、禁止か不許可か、義務か許可か)を正しく読み取り、5つの類似した助動詞選択肢の中から文脈に最も適したものを選べる状態を指す。否定文における意味の違い(mustn't「禁止」とmay not「不許可」等)を問う問題への正答も到達基準に含める。 can/be able to、will/be going to、must/may/have to 16 7, 8, 10-12
時制表現(過去形・過去進行形・現在進行形)の運用力 「基礎を学んだ」と言える水準とは、現在形・現在進行形・過去形・過去進行形という4つの時制のうち、日本語文が示す時間的文脈(習慣的動作か、進行中の動作か、現在か過去か)に対応する正しい時制形の選択肢を選べる状態を指す。特に不規則動詞の過去形(came, went, ate等)について、規則変化させた誤答選択肢(comed等)との識別を正確に行えることを到達基準とする。 過去形(規則・不規則変化)、過去進行形、現在進行形 10 7, 9, 12
複文構造・不定詞・動名詞による文の拡張力 「基礎を学んだ」と言える水準とは、when節を用いた複文における正しい語順の選択肢を選べること、および不定詞(名詞的・副詞的〈目的・感情の原因〉・形容詞的用法)と動名詞のいずれを用いるべきかを、動詞・文脈に応じて判断し、誤って不定詞と動名詞を取り違えた選択肢(例:enjoy to doとenjoy doingのうち正しい方を選ぶ等)を排除して正解を選べる状態を指す。 when節、不定詞(4用法)、動名詞 12 9, 12-14
比較表現の運用力 「基礎を学んだ」と言える水準とは、原級比較(as〜as)、比較級(-er形/more形)、最上級(-est形/most形)について、形容詞・副詞の音節数に応じた正しい形の選択肢(例:more beautifulとbeautifulerのうち正しい方を選ぶ)を選べること、および比較の範囲を示す前置詞(than/of/in)の正誤を判別できる状態を指す。原級比較の否定文(〜ほど…ない)の意味を正しく読み取る問題への対応も到達基準に含める。 原級比較(as〜as)、比較級(er/more)、最上級(est/most) 12 14, 15
評価方法 期末試験100%
評価基準 評語
    学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・ S (100~90点)
    学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・ A (89~80点)
    学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・ B (79~70点)
    学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・ C (69~60点)
    学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・ D (60点未満)
教科書 書名:『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』 著者:森沢洋介(もりさわ ようすけ) 出版社:ベレ出版 ISBN: 978-4-86064-813-8
参考文献
実験・実習・教材費