区分 専門科目-発達看護学-小児看護学
ディプロマ・ポリシーとの関係
実践能力 倫理観 専門性探求
地域社会貢献 グローバル性 自己研鑽力
カリキュラム・ポリシーとの関係
豊かな人間性 広い視野 知識・技術
判断力 探求心
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
本科目は、科目区分の専門科目・発達看護学の「小児看護学」に位置づけられている。生まれてから死を迎えるまで人は発達し続けるという生涯発達の考え方をベースに、新生児期から思春期までの小児の成長・発達と家族に焦点を当てて、保健統計や福祉行政などの側面を含めて、小児看護学について論じていく。2年次後期以降の「小児看護援助論」「小児看護演習」「小児看護学実習」を履修するための前提となるものである。
科目の目的
本科目は、小児看護を学ぶ上で基盤となる知識を修得することを目的とする。本科目で学ぶ内容は、2年次後期の「幼稚園学外演習」、3年次の小児看護学実習において、子どもおよび家族と関わる際に有用であるだけでなく、卒業後に子ども・患児と関わるさまざまな場面においても活用できるものである。さらに、学修者自身が将来出会う可能性のある出産や子育てに関しても、理解を深める基盤となる。
具体的な本科目の目的は、以下の4点である。
① 新生児期から思春期にある子どもとその家族を対象とする小児看護の理念と特徴について理解する。
② 小児を取り巻く日本の現状および保健・福祉に関する施策について理解する。
③ 小児期における成長・発達の特徴とその評価方法について理解する。
④ 小児を養育する家族の機能と役割について理解する。

到達目標
1.小児看護に関する基本的な知識を身に付けることができる。
 1)小児看護の特徴と役割を説明できる。
 2)小児期の成長発達の特徴と評価方法を説明できる。
 3)小児期の栄養と食生活の特徴を発達段階に沿って説明できる。
 4)子どもの成長発達の特徴と起こりやすい事故の特徴、および事故の予防について説明できる。
 5)発達上の問題をもつ子どもと家族への社会的支援と看護の役割について説明できる。
2.小児が社会的弱者であり、社会によって守られる存在であることを理解できる。
 1)小児の権利と尊厳を守ることについて説明できる。
 2)日本における小児と養育者の現状について説明できる
 3)母子保健施策と関連する法律について説明できる。

科目の概要
第1回では、子どもの権利擁護の視点から小児看護の役割について理解するとともに、最新の人口動態統計データおよび過去のデータを基に、近年の子どもと家族が置かれている状況について学ぶ。第2回では、子どもと家族を取り巻く法律・施策に加え、成長・発達の定義と原則、ならびに発達を理解する上で重要となる発達理論について学修する。第3回では、小児看護演習および小児看護学実習において必要となる成長・発達の評価方法とアセスメントの考え方について学ぶ。第4回から第8回にかけては、新生児期を含む乳児期から思春期に至る子どもの成長・発達の特徴と養護・看護について学ぶ。さらに、第6回では、発達障害を含む育てにくい子どもの特徴と関わりに加え、子どもにとっての遊びの意義、起こりやすい事故およびその対応について学ぶ。
科目のキーワード
①小児看護の役割 ②子どもと家族の人口動態統計 ③成長・発達の特徴 ④子どもの権利 ⑤子どもにとっての家族
授業の展開方法
 少子化が進む現代において、学生は文字や言語による説明のみでは、子どもの成長・発達を具体的にイメージすることが難しい状況にある。本科目では、「子どものイメージ化」を柱とし、視覚教材(動画・写真・発達曲線等)や学生自身の仮想体験を取り入れながら、成長・発達の特徴について多角的に理解できるよう授業を展開する。

 第1回の授業では、人口動態統計等のデータに基づき、子どもと家族を取り巻く現状および社会的課題について概観する。第2回・第3回では小児看護の基本概念および成長・発達の基礎理論を扱い、第4回から第8回にかけては、新生児期から思春期までの各発達段階の特徴と看護の視点について系統的に学習する。
各回の授業では、冒頭に到達目標を明示するとともに、講義と演習(グループディスカッション、事例検討、ミニワーク等)を組み合わせ、主体的・対話的な学習を促進する。また、授業終了時には小テストを実施し、知識の定着を図る。小テストは実施後に解説を行い、復習用ドリルとして活用できるようにする。
 各回、助産師として、病院および地域において母子や思春期の子どもに関わってきた実務経験を基に、子どもの発達段階や家族背景を踏まえた健康課題を具体的事例を用いて提示する。これにより、小児看護の対象理解および基本的な看護の考え方について、学生が体系的かつ実践的に理解できるよう授業を展開する。

さらに、用語理解および自己学習の支援を目的として、ChatGPT等の生成AIを活用した学習方法を取り入れる。具体的には、専門用語の説明生成や発達段階の比較、事例の理解補助などに活用し、主体的な学びを促す。ただし、情報の正確性の確認や適切な活用方法についても理解を促す。

 幼児期の理解においては、チャイルドビジョンを用いた模擬体験課題を実施し、子どもの視野や行動特性を体感的に理解する。体験内容はレポートとしてまとめ、発達理解と看護実践への応用について考察する機会を設け、理解の深化を図る。
加えて、本科目での学びが後期科目「小児看護援助論」(第1・第2回)における幼稚園での学外演習へと円滑に接続するよう、基礎的知識と視点の獲得を目指す。

オフィス・アワー
(準備中)
科目コード BI10
学年・期 2年・前期
科目名 小児看護学概論
単位数 1
授業形態 講義
必修・選択 必修
学習時間 【授業】15h 【予習・復習】30h
前提とする科目 からだの仕組みと生活、人間環境学、看護コミュニケーション論、看護のための形態機能と疾病、公衆衛生学
展開科目 小児看護援助論、小児看護演習、小児看護学実習 選択強化プログラム(こどもと家族の看護)履修者:こどもと家族の看護援助論、こどもと家族の看護学外演習、こどもと家族の看護演習
関連資格 看護師,保健師,養護教諭
担当教員名 水尾智佐子・杉下佳文
主題コマシラバス項目内容教材・教具
1 オリエンテーション/小児看護の特徴と役割/子どもにとっての家族の存在/子どもと家族に関する諸統計(水尾智佐子) 科目の中での位置付け 東京都に日本で初めての小児専門病院が設立されてから約60年が経過した。現在では、規模の違いはあるものの、多くの小児専門病院やセンターが整備されている。こうした小児医療の発展の過程において、子どもの権利や最善の利益の尊重、付き添いに対する考え方、家族の位置づけなどは変化してきており、それに伴い小児看護に求められる役割の考え方も変遷してきた。

第1回では、「小児医療の変遷と現状」「小児看護の特徴と役割」「子どもにとっての家族の存在」の3点を中心に学修する。これらの内容は、小児看護を学問として最初に学ぶ上で重要であるだけでなく、第2回以降の授業内容を理解するための基盤となる。

また、「子どもと家族に関する諸統計」は、現代日本における子どもと家族の状況を理解する上で重要であり、第6回で学修する「小児期に起こりやすい事故とその対応」を理解するための基礎的知識となる。本回の学修内容は、後期に開講される小児看護援助論および3年次の小児看護演習・小児看護学実習を履修する際の基本的な考え方を示すものである。

【使用教材】
・教科書:「小児看護学1 小児看護学概論」
・コマ用オリジナル配布資料

【コマ主題細目との対応】
コマ主題細目①:教科書「小児看護学1」19-26ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目②:教科書「小児看護学1」4-19ページ,26-35ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目③:教科書「小児看護学1」158-172ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目④:教科書「小児看護学1」10-20、174-178ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目 ① 小児医療の変遷と現状 ② 小児看護の特徴と役割 ③ 子どもにとっての家族の存在 ④ 子どもと家族に関する諸統計
細目レベル ① 日本における「こども」「子ども」「子供」の捉え方や扱われ方の変遷について言及する。また、児童憲章の制定や児童の権利に関する法律、小児専門病院設置前後の小児看護を含む小児医療の考え方の変遷について述べる。
 さらに、小児保健、小児科病棟と小児病棟の違い、成育医療の考え方についても説明する。加えて、入院した子どもへの「付き添い」の考え方の変遷と、現代における付き添いの位置づけや実践についても言及する。
【本細目の到達目標】
・「こども」「子ども」「子供」の考え方の違いを説明できる。
・小児医療の考え方の変遷について説明できる。
・成育医療の考え方について説明できる。

② この細目では、「小児看護とは何を意味するか」について説明する。また、小児医療や小児看護を実施する際の「子どもにとっての最善の利益」と、それを実現する「子どもの最善の利益を目指す看護」について説明する。さらに、健全で健康な子どもが育つために必要な要素についても述べる。
 小児看護の役割を取り上げ、医療現場で起こりやすい子どもの倫理的な問題を含めて説明する。
【本細目の到達目標】
・小児看護とはどのようなことであるか説明できる。
・小児医療・小児看護を行う際の倫理的問題と対応について説明できる。
・5つの小児看護の役割について説明できる。
・子どもの最善の利益を目指す看護の要素について説明できる。

③ この細目では、親やきょうだいを含む子どもを取り巻く環境、健全で健康な子どもが育つ要因、および家族が持つ機能について説明する。さらに、現代家族の特徴として、少子化、核家族化、ひとり親家庭、近年増加傾向にある異文化家族などについても説明する。
 そのうえで、小児看護において重要となる家族アセスメントおよび、アセスメントを行う際の視点(構造的側面・機能的側面)、さらに子どもの発達段階に応じた家族アセスメントの方法について説明する。
【本細目の到達目標】
・子どもにとって家族とはどのようなもので、どのような役割があるか説明できる。
・現代家族の特徴について説明できる。
・家族アセスメントの重要性と、アセスメントを行う際の視点について説明できる。

④ この細目では、厚生労働省が毎年公表している人口動態統計や国民生活基礎調査などの情報をもとに、子どもと家族を取り巻く日本の現状について解説する。
 人口構造、出生数や合計特殊出生率、平均初婚年齢の年次推移については、母性看護学概論で学習済みの内容を前提として説明を進める。 
 また、日本の周産期医療や小児医療に関して、周産期死亡率や乳児死亡率についても説明する。さらに、子どもの発達段階に相当する年齢階級別に見た小児期の死因の特徴についても解説する。
【本細目の到達目標】
・現代日本の小児と家族に関係する諸統計(周産期死亡率、乳児死亡率、年齢階級別死因、貧困率)の特徴と年次推移について説明できる。

キーワード ① 小児科病棟・混合病棟と小児病棟 ② 小児看護の役割 ③ 成育医療 ④ 家族アセスメント ⑤ 子どもを取り巻く社会環境・諸統計
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 小テストについては、ChatGPTを活用して問題を作成し、理解を深めるようにする。毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの予習】
母性看護学概論で学んだ出生数・合計特殊出生率・平均初婚年齢を復習しておきましょう。
厚生労働省の人口動態統計や国民生活基礎調査の要点を確認しておきましょう。
周産期死亡率・乳児死亡率・年齢階級別死因の定義を整理しておきましょう。

【本コマの復習】
授業で学んだ統計や死因の特徴を表や図にまとめておきましょう。
学習目標「統計の特徴と年次推移を説明できる」を整理しておきましょう。

本科目では、主体的学習を支援するツールとして生成AI(ChatGPT 等)の活用を認める。講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等に活用すること。ただし、AIが生成した情報には不正確な内容が含まれる可能性があるため、教科書や学術文献等を用いて必ず内容を確認すること。
専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。

2 子どもと家族を取り巻く法律・施策/セルフケア不足理論と家族理論(杉下佳文) 科目の中での位置付け 小児看護が目指すのは、子どもと家族が入院中だけでなく、地域でより良く健康に生活できるよう支援することである。そのためには、現在の子どもと家族の状況を正しく理解するだけでなく、子どもと家族を支える社会の仕組みについても学ぶ必要がある。
本回では、子どもと家族の健康を守るための重要な法律・条約・憲章や、行政施策の変遷と最新情報について説明する。また、子どもを理解する上で必要な発達理論についても学ぶ。
授業内容は、2年次後期の小児看護援助論、3年次の小児看護演習・小児看護学実習で必要となる。また、発達理論の学修は、今後の授業内容を理解するための基礎となる。

【使用教材】
・教科書:「小児看護学1 小児看護学概論」
・コマ用オリジナル配布資料
・コマ用プリント(こども家庭庁のWebページからのダウンロード)
・コマ用プリント:参考文献からのコピー

【コマ主題細目との対応】
コマ主題細目①:教科書「小児看護学1」163-177ページ,192~193,481ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目②:コマ用オリジナル配布資料,コマ用プリント「こども未来戦略MAP」
コマ主題細目③:コマ用オリジナル配布資料,コマ用プリント「セルフケア不足理論の考え方」「家族発達理論」
コマ主題細目 ① 子どもと家族を取り巻く法律・施策 ② こども基本法とこども家庭庁 ③ セルフケア不足理論と家族理論
細目レベル ① この細目では、児童福祉法、児童の権利に関する条約、児童憲章、母子保健法、児童虐待の防止等に関する法律、発達障害者支援法、障害者総合支援法、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律、学校保健安全法、子ども・子育て関連3法について、小児看護を学ぶ上で重要となる考え方と主要条文の一部を説明する。その中で、これまで行われてきた福祉施策や保健施策についても解説し、「健やか親子21」の最終評価から日本の現状と課題を明確にする。
【本細目の学習目標】
・小児に関連する法律等(児童の権利に関する条約、児童憲章、児童虐待の防止等に関する法律など)について説明できる。
・児童福祉法、母子保健法の重要な条文(大切なもの)について説明できる。
・主要な母子保健施策には何があるか説明できる。

② この細目では、令和5年4月1日に設置された「こども家庭庁」の設置経緯と位置づけ、さらに「こども基本法」およびこども家庭庁が用いる「こども」の意味について説明する。
そのうえで、令和5年4月に施行された「こども基本法」の6つの基本理念について説明し、配布資料として用いる令和5年12月22日に閣議決定された「こども未来戦略MAP」を活用して、こども家庭庁が所管する子どもと家族に関する取り組みについて解説する。
また、子どもの貧困の現状に注目し、子どもの貧困対策の推進に関する法律や、こども家庭庁等の取り組みについても合わせて説明する。
【本細目の学習目標】
・こども基本法の6つの基本理念と子どもと家族に関連する施策について説明できる。
・こども家庭庁の役割について説明できる。
・子どもの貧困とヤングケアラー、子どもの貧困対策の推進に関する法律と取り組みについて説明できる

③ この細目では、教科書に記述のないセルフケア不足理論と家族理論について、コマ用オリジナル資料を用いて説明する。
セルフケア理論を構築したドロセア・オレムは、セルフケア要件として普遍的セルフケア要件、発達的セルフケア要件、健康逸脱セルフケア要件を定義した。オレムのセルフケア不足理論を基に、子どもの発達に伴う依存的ケアの変化や、家族の役割・負担について学ぶ。
また、家族への介入を考える基礎として、家族発達理論を家族のライフサイクルから学ぶ。
【本細目の学習目標】
・セルフケア不足理論を基にした子どものセルフケアの発達の特徴について説明できる。
・家族の発達やストレス対処に関する理論の概要について説明できる。

キーワード ① 児童憲章 ② 児童福祉法 ③ 母子保健法 ④ 成長・発達 ⑤ 発達理論・家族発達理論
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。ChatGPTを活用して問題を作成し、理解を深めるようにする。毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テストを実施します。次回に解説を行います。
復習・予習課題 【本コマの復習】①児童福祉法、②児童の権利に関する条約、③児童憲章、④母子保健法、⑤児童虐待の防止等に関する法律、⑥発達障害者支援法、⑦障害者総合支援法、⑧学校保健安全法、⑨医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律について自分の言葉でまとめる。さらに、令和5年4月に施行された「こども基本法」の6つの基本理念について自分の言葉でまとめ、理解する。また、発達理論と家族発達理論のまとめを行い、オレムのセルフケア不足理論や家族発達理論を振り返り、子どものセルフケア発達の変化と家族の役割・負担との関係を整理しておきましょう。
【次コマの予習】シラバスを確認し教科書の該当箇所(小児看護学1の53~55)を読んで、発達評価の目的、発達評価の方法について自分の言葉でまとめて、さらにChatGPTのまとめも加え整理し、講義に臨みましょう。

3 成長・発達と評価方法(杉下佳文) 科目の中での位置付け 本回では、発達理論を理解し、成長・発達の定義と原則、成長・発達に影響を及ぼす要因、およびそれぞれの評価方法について学ぶ。
 乳幼児期の母親は、子どもの体重の増減に一喜一憂して母乳やミルクが足りているか悩んだり、他の子どもと比較して身長が低いのではないかと心配したりすることが多い。また、歩き始めが遅い、言葉の発達が遅いなどの発達面で不安を抱える母親も多く、この内容は小児看護を学ぶ上で非常に重要である。
 成長評価の計算式は、2年次後期に履修する小児看護援助論で行う「成長・発達の評価をもとに母親にどのように関わるかを考える」授業に活用できる。また、2年次後期の幼稚園実習、3年次の小児看護演習や小児看護学実習でも、子どもの成長・発達評価と家族の関わりを考える際に必要となる知識である。

【使用教材】
・教科書:「小児看護学1 小児看護学概論」
・コマ用オリジナル配布資料

【コマ主題細目との対応】
コマ主題細目①:教科書「小児看護学1」32-33、38-42ページ、コマ用オリジナル配布委資料」
コマ主題細目②:教科書「小児看護学1」38~55ページ,コマ用オリジナル配布資料」
コマ主題細目③:教科書「小児看護学1」45~53ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目④:教科書「小児看護学1」53~55ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目⑤:コマ用オリジナル配布資料、模擬事例
コマ主題細目 ① 発達を理解する上で重要となる発達理論 ② 成長・発達の定義と原則・影響要因 ③ 成長評価の目的と評価方法 ④ 発達評価の目的と評価方法 ⑤ DENVERⅡを用いた発達評価方法
細目レベル ① この細目では、発達理論について説明する。ピアジェの「認知発達理論」は教科書に発達段階ごとに散在して記述されているため、活用して解説する。
エリクソンの「自我発達理論」とボゥルビイの「愛着(アタッチメント)理論」については、コマ用オリジナル資料を用いて説明する。
ハヴィガーストの発達課題とマーラーの「分離-個体化理論」については教科書に記載がないため、オリジナル資料を活用して説明する。
【本細目の学習目標】
・代表的な発達理論の種類と特徴を説明できる。
・ボウルビーの愛着理論における愛着について説明できる。
・ピアジェの認知発達理論の4つの段階(位相)について説明できる。
・エリクソンの自我発達理論における小児期の発達課題等について説明できる。
・ハヴィガーストの青年期までの発達課題について説明できる。

② この細目では、子どもの成長と発達の違いについて説明するだけでなく、成長と発達の関係性、一般的原則、および成長・発達に影響を及ぼす因子について、教科書とコマ用オリジナル資料を用いて解説する。また、発達と「成熟」の違いについても説明する。その中で、スキャモンの発育曲線を用いて、神経系やリンパ系が年齢に応じて成人レベルまでどのように成熟するかを示す。
 「子どもの成長・発達」の内容は、「成長・発達の評価」と関連している。
【本細目の学習目標】
・成長と発達の定義について説明できる。
・成長と発達、および両者の関係性について説明できる。
・発達の進み方の一般的原則(方向性、順序性)を説明できる。
・成長・発達に影響する因子について説明できる。

③ この細目では、成長を評価する目的について説明した上で、子どもが順調に成長しているかを評価する方法を学ぶ。
 まず、「乳幼児身体発育調査」の結果を用い、教科書のパーセンタイル値の表と図を参考に乳幼児期の成長を評価する方法について説明する。この際、学習の前提となる統計知識として、中央値とパーセンタイル値を理解する。
 次に、文部科学省が行う「学校保健統計調査」を用い、学童期以降の成長評価の方法を学ぶ。この際、平均値と標準偏差が評価に用いられる。さらに、カウプ指数、ローレル指数、肥満度の算出方法についても学ぶ。
 事例をとおして身長・体重の数値から実際に成長の具合を評価する。
【本細目の学習目標】
・成長評価の目的を説明できる。
・成長評価で用いるパーセンタイル、平均と標準偏差について説明できる。
・乳幼児身体発育調査の結果からパーセンタイル値を用いた乳幼児期の成長評価の方法を説明できる。
・乳児期の身体発育曲線を用いた成長評価方法を説明できる。
・学校保健統計調査の結果から平均と標準偏差を用いた学童期以降の成長評価の方法を説明できる。
・カウプ指数について、計算方法と算出結果から評価する方法を説明できる。
・ローレル指数について、計算方法と算出結果から評価する方法を説明できる。
・肥満度の計算方法と算出結果から評価する方法を説明できる。

④ この細目では、発達を評価する3つの大きな目的について説明する。また、発達指数と知能指数の違い、発達段階による適用、計算式についても解説する。
 子どもが順調に発達しているかを評価するための主な検査法の種類と特徴について説明する。
学童期以降に用いられる知能指数を測定する「田中ビネー知能検査」と「WISC-Ⅳ(ウェクスラー児童用知能検査)」についても教科書の記載内容をもとに解説する。なお、WISC-Ⅳは現在WISC-Ⅴに更新されているため、最新の検査法についても触れる。
【本細目の学習目標】
・発達評価の目的を説明できる。
・発達指数と知能指数の違いと計算方法を説明できる。
・発達評価法の種類と特徴を説明できる。

⑤ この細目では、発達評価法の中から日本で標準化されているDENVERⅡ(デンバー発達判定法)を取り上げ、歴史、評価軸、検査結果の記録方法、および評価方法(25%、50%、75%、90%の通過率の考え方と結果の解釈)について説明する。模擬事例の記録票を用いて実際に解説する。
 また、検査器具を用いずに保護者が記録する予備判定票についても説明する。対象は、0~9か月用、9~24か月用、2~4歳用、4~6歳用の4種類で、それぞれの一部の検査項目を紹介しながら、保護者が記載する場合の通過率25%、50%、75%、90%の考え方についても解説する。
【本細目の学習目標】
・DENVERⅡ(デンバー発達判定法)を用いた発達の評価方法を説明できる。
・DENVERⅡ予備判定票の特徴について説明できる。
・パーセンタイルの算出方法を取得できる。

キーワード ① 成長・発達 ② 成長評価の目的と方法 ③ 体格の評価 ④ 発達評価の目的と検査法 ⑤ 発達指数・知能指数
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テストを実施します。ChatGPTを活用して問題を作成し、理解を深めるようにします。また、次回に解説を行います。
復習・予習課題 【本コマの復習】
小児看護における発達理論を自分の言葉でまとめてください。発達指数と知能指数の違いと計算方法を復習して理解を深めてください。カウプ指数について、ローレル指数について、肥満度の計算方法と算出結果から評価する方法を復習し、計算式を理解しましょう。DENVERⅡの歴史・評価軸・記録方法・通過率の考え方と、予備判定票の種類や保護者による記録方法を振り返り、発達評価の実際の手順と解釈の仕方を整理しておきましょう。
【次コマの予習】教科書「小児看護学1」58-101ページを読み、自分の言葉で新生児・乳児の特徴をまとめておきましょう。また、自分のまとめにChatGPTのまとめを追加して理解を深めて4回目の講義に臨みましょう。

4 新生児期・乳児期の子どもの成長・発達の特徴と看護(水尾智佐子) 科目の中での位置付け 第4回から第8回までは、発達段階ごとに子どもの成長・発達の特徴と養育・看護について学ぶ。
第4回では、まず出産により母体の胎内環境から胎外環境へ移行した新生児の生理的側面や出生時の成熟度評価、早産時の胎内発育曲線を基にした出生までの発育評価について学ぶ。
なお、早産や胎外環境への移行がうまくできない場合などの病的側面については、2年次後期の小児看護援助論で学習する。
 新生児期から乳児期にかけての身体的・生理的特徴の変化や、原始反射の意味、種類と消失時期、さらに月齢が進むと出現する反射の種類と出現時期について学ぶ。
 また、乳児期は乳汁栄養から離乳食を経て幼児食に移行する時期であるため、人工粉乳の調乳方法、離乳の定義、食物アレルギーに配慮した離乳食の進め方について説明する。

【使用教材】
・教科書:「小児看護学1 小児看護学概論」
・コマ用オリジナル配布資料
・コマ用プリント:厚生労働省「哺乳ビンを用いた粉ミルクの調乳方法」

【コマ主題細目との対応】
コマ主題細目①:教科書「小児看護学1」58-69ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目②:教科書「小児看護学1」69-87ページ,96-100ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目③:教科書「小児看護学1」87-96ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目 ① 新生児の特徴 ② 新生児・乳児の成長・発達と養育・看護 ③ 乳汁栄養と離乳食
細目レベル ① この細目では、新生児期の定義と、胎内循環から通常の循環動態への移行について説明する。
 新生児の成熟度をデュボヴィッツ(Dubowitz)法を用いて評価する方法について解説する。
また、在胎期間別の出生時標準曲線についても説明を加える。
 出生直前から出生後にかけての血中免疫グロブリン濃度(IgG、IgA、IgM)の変化について、胎盤由来・母乳由来の免疫グロブリンと新生児・乳児期に感染にかかりやすい理由について説明する。
 原始反射の種類、特徴、消失時期、出生後に出現する反射について教科書を用いて説明する。
【本細目の学習目標】
・新生児の成長および身体的・生理的・発達的な特徴を説明できる。
・血清免疫グロブリンの年齢による変動を説明できる。
・代表的な原始反射と消失時期について説明できる。

② この細目では、乳児期(新生児期を含む)の形態的特徴について学ぶ。身長・体重の年齢による増加の割合、大泉門・小泉門の閉鎖時期、胸郭の特徴と立位・歩行による変化、腹式呼吸と胸式呼吸の関連について説明する。
 運動機能(粗大運動・微細運動)、知的・言語機能、情緒・社会的機能の月齢による変化について、教科書およびDENVERⅡ予備判定票を参照しながら解説する。
 乳児期の養育者への育児支援として、愛着形成の観点や生理的特徴を踏まえた遊び、排泄、睡眠、衣服・環境調整について説明する。特に、乳幼児突然症候群(SIDS)に注目し、乳児が安全に睡眠できる環境の整え方、授乳後の体位管理、衣服や寝具の工夫について説明する。また、SIDSのリスク要因(未熟な呼吸・循環制御、うつ伏せ寝、柔らかい寝具など)と、予防のために家庭でできる支援方法についても学ぶ。さらに、乳児の生理的特徴や発達段階と関連づけて、乳児が安全に生活できるための環境調整や育児者への援助について考える。
【本細目の学習目標】
・乳児期の成長および身体的・生理的・発達的特徴と変化について説明できる。
・新生児期から乳児期の養育・看護について説明できる。
・SIDSの安全管理や睡眠環境整備を含めた新生児期から乳児期の養育・看護について説明できる。

③ この細目では、乳児期の食事について学ぶ。まず、母乳と育児用粉乳による人工栄養の特徴や授乳に関する養育者への援助、さらにWHO/FAO(国連食糧農業機関)が推奨する粉乳の調乳方法について、手順と注意点を含めて説明する。
 離乳の定義と開始時期について説明し、2019年改定の「授乳・離乳の支援ガイド」を示しながら、離乳の進行(離乳初期・中期・後期・完了期)における重要なポイントについて解説する。
【本細目の学習目標】
・授乳・離乳の支援ガイドの特徴と改定のポイントについて説明できる。
・乳汁栄養法の種類とそれぞれの特徴を説明できる。
・育児用粉乳の調乳の手順と注意点について説明できる。
・離乳の定義と意義および離乳食の進め方について説明できる。

キーワード ① 血中免疫グロブリンの変動 ② 原始反射 ③ 鼻呼吸・腹式呼吸 ④ 乳幼児突然死症候群(SIDS) ⑤ 授乳・離乳の支援ガイド
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】新生児期~乳児期の成長・発達の特徴、授乳・離乳の方法、養育支援、そしてSIDS予防のための安全な環境について整理しておきましょう。
【次コマの予習】シラバスを確認し教科書の該当箇所を読んで臨みましょう。

【第6回の予習課題】※詳細は第1回の授業最後に提示します。
 1.配布した「チャイルドビジョン」の用紙を組み立て完成させる。
 2.完成したチャイルドビジョンを室内および安全が確保できる屋外で着用して、次の点をまとめて課題としてLMSに提出する。
  ①立位で周囲の景色がどのように見えたか
  ②しゃがんだ姿勢で周囲の景色や人物がどのように見えたか
 3.提出期限:5月22日

本科目では、主体的学習を支援するツールとして生成AI(ChatGPT 等)の活用を認める。講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等に活用すること。ただし、生成された内容をそのまま用いるのではなく、教科書等により正確性を確認したうえで、自ら考え、自らの理解に基づいて考察を深めること。
専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。

5 幼児期の子どもの成長発達の特徴と看護(水尾智佐子) 科目の中での位置付け 第4回から第8回までは、発達段階ごとに子どもの成長・発達の特徴と養育・看護について学んでいく。
 幼児期は、1歳の誕生日を迎えた直後から小学校入学直前までの約6年間を指し、身長・体重・歯牙萌出などの形態的変化や、運動機能・認知機能の発達が著しく、成人とは大きく異なる時期である。
 乳児期の成長・発達の特徴を踏まえ、幼児期に入った子どもの成長・発達と養育・看護について学ぶ。
 第6回の授業では、同じ教材の特定場面を振り返りながら、遊びに潜む幼児期特有の事故の危険性について学ぶ深める。
 幼児期の子どもの成長・発達と養育・看護については、特に認知の発達に注目し、幼児前期と幼児後期での物事の捉え方の違いについて学習する。

【使用教材】
・教科書:「小児看護学1 小児看護学概論」
・コマ用オリジナル配布資料
・ビデオ教材「あそびの中にみる1歳児」(大月書店)

【コマ主題細目との対応】
コマ主題細目①:教科書「小児看護学1」104-108ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目②:教科書「小児看護学1」108-112ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目③:教科書「小児看護学1」112-120ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目 ① 形態的変化と生理的特徴 ② 運動機能・認知機能の発達 ③ 幼児期の養育と看護
細目レベル ①  この細目では、教科書の幼児身体発育曲線(身長・体重)を参照し、幼児期の身長と体重の増加について学ぶ。
 生理機能については、まだ成人とは異なる部分が多いため、呼吸・心拍(脈拍)・血圧・体温・消化・水分代謝について特徴を踏まえ学習する。
「成長に伴って発達が進む」という成長と発達の関係について再確認した上で、運動機能・認知機能の発達に進む。
【本細目の学習目標】
・幼児期(一部乳児期を含む)の成長(形態的特徴)について説明できる。
・幼児期(一部乳児期を含む)の生理的特徴について説明できる。

②  この細目では、幼児期は乳児期に比べ、運動機能や認知機能の発達が著しい時期であるが、頭の中だけで理解するのは難しいこと、DENVERⅡ予備判定票の一部と映像教材を参照しながら、粗大運動と微細運動の発達について学習する。
 認知機能については、ピアジェの認知発達理論を用いて確認し、前操作期(教科書では前操作的段階)における特徴的な自己中心性の具体的な特徴について学ぶ。
 さらに、時間や数量、記憶の特徴、言葉の発達、感情の分化や人見知り、社会性の発達についても学んでいく。
【本細目の学習目標】
・幼児期の運動機能の発達について説明できる。
・幼児期の認知機能の発達について説明できる。
・一語文・二語文について説明できる。
・幼児の記憶の特徴、時間と数量概念について説明できる。
・幼児期(一部乳児期を含む)の情緒の分化について説明できる。

③  この細目では、幼児期は、栄養摂取だけでなく、食生活(食行動の自立)の観点からも捉える必要があることを学ぶ。
食生活は、基本的生活習慣の獲得という観点からも重要である。基本的生活習慣の観点では、トイレットトレーニングなど、排泄行動の自立に向けた関わりも含まれる。また、睡眠に関する育児支援についても学ぶ。
 幼児期の活動範囲は保育園や幼稚園に通うことで拡大し、事故にあう確率も高くなる。
 幼児期に起こりやすい事故やその予防・対処については、第6回の授業で学習する。
【本細目の学習目標】
・幼児期の養育(基本的生活習慣の獲得、遊びの援助)について説明できる。
・幼児期の特徴を踏まえた看護(育児支援)について説明できる。

キーワード ① 形態的特徴・生理的特徴 ② 一語文・二語文 ③ 自己中心性 ④ 人見知り ⑤ 基本的生活習慣
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
後期「小児看護援助論」第1・2回の幼稚園学外演習で活用できるよう、本時に学んだ内容を基に、実習事前課題レポート「幼児の発達段階の特徴と、その発達を促進する環境および関わりについて」を作成する。特に以下の視点を踏まえて整理しておくこと
① 幼児期(3~5歳)の成長・発達の特徴(身体的・認知的・言語的・社会的発達)
② 発達段階に応じた行動や遊びの特徴とその意味
③ 学外演習におけるマナー、安全配慮および倫理的態度

【次コマの予習】
シラバスを確認し教科書の該当箇所を読んで臨みましょう。
 *第1回に提示の課題「チャイルドビジョンでの体験」をLMSに提出しましょう。

本科目では、主体的学習を支援するツールとして生成AI(ChatGPT 等)の活用を認める。講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等に活用すること。ただし、生成された内容をそのまま用いるのではなく、教科書等により正確性を確認したうえで、自ら考え、自らの理解に基づいて考察を深めること。
専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。

6 子どもにとっての遊びの意義/起こりやすい事故/育てにくい子ども(発達障害)(水尾智佐子) 科目の中での位置付け 本回では、子どもと遊びの関係性を学ぶことが重要である。
遊びは乳児期から自己や養育者との相互作用の中で始まり、認知や社会性の発達に伴って変化していく。幼児期から学童期にかけては、活動範囲が家庭や周囲から保育園・幼稚園、小学校へと拡大し、子ども同士の集団生活や家族以外の大人との関係が始まる。その結果、遊びの中での事故だけでなく、活動範囲の拡大に伴う交通事故などの不慮の事故にも遭いやすくなる。幼児期は外界の認知や集中力の特徴から、不慮の事故が起こりやすい時期である。
本回では、危険予知トレーニングを用い、幼児が遊ぶ公園や遊具の危険箇所と事故予防について学ぶ。
また幼児期の養育に関連して、育てにくい子どもの場合には、養育者が育児不安や育児困難、育児疲れを感じやすいこともある。ここでは、近年増加傾向にある発達障害を例として取り上げ、その特徴や関わり方について学習する。

【使用教材】
・教科書:「小児看護学1 小児看護学概論・小児臨床看護総論」、「小児看護学2 小児臨床看護各論」
・コマ用オリジナル配布資料
・ビデオ教材(予定)

【コマ主題細目との対応】
コマ主題細目①:教科書「小児看護学1」111-112ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目②:教科書「小児看護学1」117-119ページ,504-516ページ,教科書「小児看護学2」520-535ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目③:教科書「小児看護学2」466-483ページ,コマ用オリジナル配布資料,ビデオ教材(予定)
コマ主題細目 ① 遊びの種類と発達に伴う遊びの変化 ② 小児期に起こりやすい事故と対応 ③ 育てにくい子どもの特徴と対応
細目レベル ①  この細目では、前回視聴した「あそびの中にみる1歳児」の場面を参照しながら、乳児期から幼児期にかけての遊びの変化を、認知的側面および社会的側面の観点から学習する。
また、養育者や保育者の対応についても学ぶ。保育所や幼稚園に通い始めることで集団生活が始まり、遊びの発達はさらに進む。そのため、乳児期から学童期にかけての認知発達の観点から見た遊びの発達についておさえる。幼児期は遊びの中で他の子どもとの諍い(いさかい)が生じることもあり、その際の適切なかかわり方について学ぶ。
【本細目の学習目標】
・認知発達に応じた遊びの種類と特徴について説明できる。
・社会性の発達に応じた遊びの種類と特徴について説明できる。

②  この細目では、事前課題としてLMSに提出されたチャイルドビジョンを用いた幼児の目線・視野の実体験報告を参照し、幼児期の子どもが事故に遭いやすい理由を確認する。そのうえで、屋内外での不慮の事故を予防するために必要な危険予知トレーニングを紹介し学びを深める。
 また、頭部外傷、誤飲による中毒、誤嚥事故(窒息)、熱傷、熱中症などの事故の危険性を説明し、予防策と事故発生時の対応について学習する。
【本細目の学習目標】
・幼児期の特徴と起こりやすい不慮の事故との関係について説明できる。
・危険予知トレーニングの必要性について説明できる。

③  この細目では、少子化や核家族化における子育てに悩みを抱える養育者が増えている中、育てにくい子どもへの養育者の関わり方を学習する。特に、近年増加傾向にある発達障害を例として取り上げる。発達障害(自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害、注意欠如・多動症/注意欠陥・多動性障害、限局性学習症/限局性学習障害)の特徴、発達障害をもつ子どもへの関わり方、およびその子どもの養育者への支援について学習する。また、発達障害と診断されない場合でも育てにくい子どもが存在することから、そのような場合に養育者や支援者がどのように関わるべきかについても考える。
【本細目の学習目標】
・主な発達障害(自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害、注意欠如・多動症/注意欠陥・多動性障害、限局性学習症/限局性学習障害)の特徴について説明できる。
・発達障害の子どもを育てる保護者の特徴と体験について説明できる。
・発達障害をもつ子どもとの関わり方について説明できる。

キーワード ① 遊びの発達 ② 危険予知トレーニング ③ 事故予防と応急処置 ④ 発達障害
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】幼児期の発達障害の特徴と、育てにくい子どもへの養育者や支援者の関わり方について調べ整理しておきましょう。

【次コマの予習】シラバスを確認し教科書の該当箇所を読んで臨みましょう。

本科目では、主体的学習を支援するツールとして生成AI(ChatGPT 等)の活用を認める。講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等に活用すること。ただし、生成された内容は教科書等により正確性を確認し、自ら考え自らの理解に基づいて考察を深めること。
専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。

7 学童期の成長・発達(水尾智佐子) 科目の中での位置付け 第4回から第8回までは、発達段階ごとに成長・発達の特徴と養育・看護について学んでいく。
 本回では、学童期の子どもに焦点を当て、学童期に特徴的な成長・発達や学校生活、食生活について学ぶ。本回では小学校入学から卒業までを学童期とし学ぶ。思春期の成長・発達、第二次性徴に関しては第8回で学習する。
 学童期の子どもは、小学校への入学により活動範囲がさらに拡大し、人間関係の持ち方も大きく変化する。また、社会的問題として「いじめ」の件数が増加していることにも触れ、最新の統計調査などを確認していく。
 栄養摂取については、飽食の時代である一方、成人の生活習慣病による死亡率の高さが問題視されており、学校保健統計調査の結果を用いて、学童期の子どもの傾向や現代家庭の食生活の課題について考察する。

【使用教材】
・教科書:「小児看護学1 小児看護学概論」
・コマ用オリジナル配布資料
・ビデオ教材「NHKスペシャル “好きなものだけ食べたい”~小さな食卓の大きな変化~」(予定)

【コマ主題細目との対応】
コマ主題細目①:教科書120-123ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目②:教科書123-129ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目③:教科書129-134ページ,教科書199ページ,コマ用オリジナル配布資料,ビデオ教材(予定)
コマ主題細目 ① 成長の特徴と運動機能の発達 ② 認知機能と社会性の発達 ③ 食生活の課題と養育・看護
細目レベル ①  この細目では、永久歯への生え変わりや学童期に見られる生理的な変化を教科書で確認した後、学校保健統計調査の結果をもとに、身長・体重の変化や肥満傾向・痩身傾向の学童期の推移について学習する。
 学童期は、乳幼児期に比べて成長の幅は著しくないが、成長に伴う運動機能の発達は認知機能の発達と合わせて複雑化する。また、スポーツ庁の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を用い、小学生の運動能力の現状と調査年度ごとの推移を説明し、運動習慣などの関連データも示しながら、現代の小学生が抱える課題について考察する。
【本細目の学習目標】
・身体の成長と体格、性差、思春期との関連について説明できる。
・学童期のセルフケアの特徴について説明できる。

②  この細目では、学童期は、ピアジェの認知発達理論では具体的操作期(教科書では具体的操作段階)にあたり、子どもが物事を理解する方法は成人と大きく異なること、そしてどのように理解してもらうことが可能かについて学習する。
 また、学童期前半と後半では承認欲求が大きく異なり、友人関係の形成も変化すること、さらに子どもの自殺の原因として注目される「いじめ」や「不登校」について、統計情報を活用しながら社会での取り組みについて学ぶ。
【本細目の学習目標】
・認知機能(具体的操作期、漢字と認知・コミュニケーション)の特徴について説明できる。
・承認欲求など、社会的機能の発達とそれに伴う問題の特徴について説明できる。

③  この細目では、肥満傾向・痩身傾向の子どもの状況を踏まえ、現代の子どもの食生活の現状と課題について学習する。
 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書や2021年改正の「学校給食実施基準」、「食育基本法」を参照し現代の子どもたちに不足しがちな栄養素や摂取カロリーについて学習するとともに、学校給食の重要性について考察していく。
【本細目の学習目標】
・学童期の特徴と養育について説明できる。
・食生活と生活習慣病との関係について説明できる。
・学校給食の重要性について説明できる。

キーワード ① 運動能力の特徴 ② 具体的操作期 ③ 承認欲求 ④ いじめ・不登校 ⑤ 食生活・食育
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】学童期の子どもの成長・発達の特徴と運動・認知・社会性の発達、現代の食生活の課題や栄養不足、学校給食の重要性を整理しておきましょう。
【次コマの予習】シラバスを確認し教科書の該当箇所を読んで臨みましょう。

本科目では、主体的学習を支援するツールとして生成AI(ChatGPT 等)の活用を認める。講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等に活用すること。ただし、生成された内容は教科書等により正確性を確認し、自ら考え自らの理解に基づいて考察を深めること。
専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。

8 思春期の成長・発達(水尾智佐子) 科目の中での位置付け 第4回から第8回までは、発達段階ごとに成長・発達の特徴と養育・看護について学ぶ。
 本回では、思春期の成長・発達と生活について取り上げる。思春期の始まりは、ホルモンの影響による第二次性徴の発現など身体的変化と、思考の変化が特徴である。思春期の開始時期は学童期後半と重なるだけでなく、終わりも個人差が大きい。思春期初期には、貧血や起立性調節障害などにより生活の困難さを感じる者も多い。近年の日本では、身体的成熟に比べ精神面の成熟が遅れる傾向があり、成人期になっても社会生活に困難を抱える者もいる状況である。また、麻薬や反社会的・逸脱行動、HIV感染・性感染症なども社会問題となっている。
 本回では、思春期の特徴と関わり方、養育者への支援について学習する。


【使用教材】
・教科書:「小児看護学1 小児看護学概論」
・コマ用オリジナル配布資料
・ビデオ教材丸善「未知なる生命・ヒト 悩める10代」(予定)

【コマ主題細目との対応】
コマ主題細目①:教科書136-142ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目②:教科書139-144ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目③:教科書144-156ページ,コマ用オリジナル配布資料
コマ主題細目 ① 思春期の定義と第二次性徴 ② 認知発達の特徴 ③ 問題行動と健康問題への対応
細目レベル ①  この細目では、思春期の5段階、特に 思春期早期・思春期中期・後思春期 について学習する。生理的変化として、どのホルモンがどこから分泌され、それによって骨格の変化(体格、手根骨の完成、骨端線の閉鎖など)が生じること、さらに第二次性徴の進行による 精通・初経 などについて、男児と女児を比較しながら学ぶ。
 思春期は、始まりや終わりが明確ではなく、個人差が非常に大きい。思春期には、身体的な変化と、心理・社会・情緒面まで含む変化を含む 2種類の概念がある。
【本細目の学習目標】
・思春期の段階と特徴について説明できる。
・第二次性徴と性成熟の進行の特徴について説明できる

②  この細目では、思春期の発達について、自我、知的・情緒・社会性の側面から学習する。
エリクソンは思春期を「アイデンティティ(自我同一性)の確立 vs 役割拡散」の時期と位置付けている。この細目では、「思春期発達課題」を基に、思春期を「思春期早期」「思春期中期」「思春期後期」に分け、特に「思春期早期」と「思春期中期」における同一性の確立という課題の違いについて学習する。また、ピアジェの認知発達理論における思春期以降の 形式的操作期(教科書では形式的操作段階) について、その特徴とともに思春期の子どもの思考の特徴を学習する。
 さらに、友人関係や養育者との関係が学童期までとは異なることについても学ぶ。
【本細目の学習目標】
・思春期の情緒、認知機能、自我の発達について説明できる。

③  この細目では、思春期の生活と健康問題について学習する。
思春期は、体格の成長に生理機能が追いつかないため、鉄欠乏性貧血や起立性調節障害が起こりやすく、周囲の理解が不十分だと登校拒否と誤解されることがあり、対応について学ぶ。
 さらに、小学校から中学校に進学することで人間関係が大きく変化し、学業内容も増えるため、ストレスを抱えやすく睡眠不足に陥ることもある。また、思春期に増加する自殺について、思春期の特徴と関連づけて対策等も考察する。その上で、飲酒・喫煙、麻薬やオーバードーズなどの薬物乱用、HIV感染症について家庭や教育現場に求められる関わりや対策について学習する。
【本細目の学習目標】
・思春期の生活と健康問題について説明できる。

キーワード ① 思春期とは ② 第二次性徴 ③ アイデンティティ(自我同一性)の確立 ④ 問題行動と反社会的・逸脱行動
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】思春期は体格・生理機能・認知・情緒・社会性が急速に変化する時期であり、貧血や起立性調節障害、睡眠不足、ストレス、自殺リスク、飲酒・喫煙・薬物乱用などの健康問題と関連するため、子ども理解と適切な家庭・学校・社会の支援が重要である。このことを整理しておきましょう。

本科目では、主体的学習を支援するツールとして生成AI(ChatGPT 等)の活用を認める。講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等に活用すること。ただし、生成された内容は教科書等により正確性を確認し、自ら考え自らの理解に基づいて考察を深めること。
専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。

履修判定指標
履修指標履修指標の水準キーワード配点関連回
★小児看護の特徴と役割 この履修指標における水準は次の3点となる。
・小児看護を自分の言葉で説明できる
・5つの小児看護の役割(教科書「小児看護学概論」にある5つの役割)についての項目の説明はもちろんで、教科書本文の具体的な内容についても説明できる
・小児医療・小児看護をする際の倫理的問題(子ども自身での治療の選択と意思決定)と対応(アドボカシー、インフォームド・コンセント、インフォームド・アセント)、ケアをする際の善行、正義、誠実・忠誠について説明できる
小児看護の役割
子どもの最善の利益
アドボカシー
インフォームド・コンセント
インフォームド・アセント
5 第1回
★★日本における小児と養育者の現状 この履修指標における水準は次の4点となる。
・家族とはどのようなものでどのような役割(機能)を持っているのか説明できる
・現代家族の特徴(少子化、核家族化、離婚と死別・ひとり親世帯、貧困家庭)について説明できる
・家族アセスメントの重要性(目的)とアセスメントの視点(家族の発達、家族のストレス、など)について説明できる
・現代日本の小児と家族に関係する諸統計(婚姻、離婚、出生率、合計特殊出生率、周産期・乳児死亡、死因)の特徴と年次推移について説明できる
基本的生活習慣の獲得
少子化
核家族化
ひとり親世帯
貧困家庭
家族アセスメント
小児と家族の諸統計
10 第1回
★★★小児の権利と尊厳 この履修指標における水準は次の5点となる。
・子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)と児童憲章の目的と主な内容について説明できる
・小児に関連する法律(児童福祉法、母子保健法、児童虐待の防止等に関する法律、発達障害者支援法、障害者総合支援法、学校保健安全法、子ども・子育て支援法、子どもの貧困対策の推進に関する法律)について説明できる
・児童福祉法の主要な条文と主な事業について説明できる
・児童福祉法第7条にある児童福祉施設には何があるか説明できる
・母子保健法の主要な条文について説明できる
子どもの権利条約
児童憲章
児童福祉法
母子保健法
児童虐待の防止等に関する法律
学校保健安全法、子ども・子育て支援法
子どもの貧困対策の推進に関する法律
10 第2回
★★日本における母子保健施策 この履修指標における水準は次の5点となる。
・母子保健法に規定されている乳幼児健康診査について説明できる
・こども家庭庁ができた経緯とこども家庭庁の役割について説明できる
・こども基本法の6つの基本理念と子どもと家族に関連する施策には何があるか説明できる
・小児にかかる医療費の公費負担制度の種類と負担額について説明できる
・小児慢性特定疾病医療費助成制度が規定されている法律名と医療費負担が軽減となる16の疾患群には何があるか説明できる
乳幼児健診
こども家庭庁
こども基本法
公費負担制度
小児完成特定疾病医療費助成制度
10 第2回
★★★小児期の成長発達の特徴 この履修指標における水準は次の6点となる。
・成長とはどのようなことを指すのか(定義)、具体例を示して説明できる
・発達とはどのようなことを指すのか(定義)、具体例を示して説明できる
・成長・発達の一般的な進み方、成長と発達の関連性、成長・発達に影響する因子について説明できる
・乳児期(新生児期を含む)、幼児期、学童期、思春期それぞれの時期における成長と発達について説明できる
・乳児期(新生児期を含む)、幼児期、学童期、思春期それぞれの時期における養育と看護について説明できる
・乳幼児期から学童期の遊びの発達と特徴について説明できる
成長
発達
乳児期
幼児期
学童期
思春期
遊び
第二次性徴
保育所・幼稚園
学校生活
友人関係
20 第4.5回第7.8回
★★★小児期の成長発達の評価方法 この履修指標における水準は次の8点となる。
・セルフケア理論を基にした子どものセルフケアの特徴について説明できる
・エリクソンの自我発達理論における小児期の発達課題等について説明できる
・ハヴィガーストの発達課題について説明できる
・ピアジェの認知発達理論の4つの段階(位相)を述べることができる
・ボウルビーの愛着理論における愛着について説明できる
・成長評価の目的および評価指標の種類(パーセンタイル、カウプ指数、ローレル指数、肥満度)と特徴を説明できる
・発達評価の目的および教科書にある評価方法の種類と特徴を説明できる
・DENVERⅡを用いた発達評価法について説明できる
オレム
エリクソン
ハヴィガースト
ピアジェ
ボウルビー
成長評価
発達評価
DENVERⅡ
15 第3回
★★小児期の栄養と食生活の特徴 この履修指標における水準は次の7点となる。
・授乳・離乳の支援ガイドの特徴と改定のポイントについて説明できる
・乳汁栄養法の種類とそれぞれの特徴を説明できる
・育児用粉乳の調乳の手順と注意点について説明できる
・離乳の定義と意義および離乳食の進め方について説明できる
・生後5・6か月頃、生後7・8か月頃、生後9から11か月頃、生後12から15か月頃の離乳食の特徴と与え方を説明できる
・子どもの食生活と生活習慣病との関係について説明できる
・学校給食の重要性について説明できる
乳汁栄養
離乳食
授乳・離乳の支援ガイド
学校給食
食育基本法
生活習慣病
10 第4・5回第7・8回
★★成長発達の特徴と起こりやすい事故および事故予防 この履修指標における水準は次の4点となる。
・乳児期、幼児期、学童期、思春期の年齢階級別死因の第3位までの内訳について説明できる
・乳児期、幼児期、学童期、思春期の発達に伴う不慮の事故の特徴とその変化について説明できる
・幼児期に不慮の事故が起こりやすい成長・発達的要因と危険予知トレーニングの必要性・方法について説明できる
・頭部外傷、中毒事故(誤飲)・誤嚥事故(窒息)、熱傷、熱中症の予防と起こった時の対処について説明できる
年齢階級別死因
不慮の事故
危険予知トレーニング
頭部外傷
中毒事故(誤飲)
誤嚥事故(窒息)
熱傷
熱中症
10 第6回
★★発達上の問題をもつ子どもと家族への支援 この履修指標における水準は次の6点となる。
・発達障害の子どもは増加傾向にあることが説明できる
・自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)の特徴について説明できる
・注意欠如・多動症/注意欠陥・多動性障害(ADHD)の特徴について説明できる
・限局性学習症/限局性学習障害(SLD)の特徴について説明できる
・発達障害の子どもを育てる保護者の特徴と体験について説明できる
・発達障害をもつ子どもとの関り方について説明できる
発達障害
自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)
注意欠如・多動症/注意欠陥・多動性障害(ADHD)
限局性学習症/限局性学習障害(SLD)
10 第6回
評価方法 期末試験100%
評価基準 評語
    学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・ S (100~90点)
    学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・ A (89~80点)
    学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・ B (79~70点)
    学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・ C (69~60点)
    学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・ D (60点未満)
教科書 奈良間美保 『系統看護学講座 専門分野 小児看護学〔1〕 小児看護学概論 小児臨床看護総論 第15版 【電子版】』 医学書院 2025年
奈良間美保 『系統看護学講座 専門分野 小児看護学〔2〕 小児臨床看護各論 第15版 【電子版】』 医学書院 2025年
参考文献 中野綾美編 『ナーシング・グラフィカ 小児看護学(1):小児の発達と看護 第7版』 メディカ出版 2023年
実験・実習・教材費 なし