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1
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妊娠期における看護①妊娠期の身体的特性、心理・社会的特性(星)
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科目の中での位置付け
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本科目の講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための看護と逸脱時の看護について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、正常からの逸脱時の看護について、第7回~第10回は分娩期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について、第11回は妊娠期・分娩期の情報収集、アセスメント、診断について、第12回~第15回は新生児期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。妊産婦および胎児、新生児の身体的特性や心理・社会的特性を理解し、そのうえで対象のアセスメント、保健指導、家族を含めた看護について学ぶ。本講義では、妊娠の定義とメカニズム、妊娠期間と分娩予定日、胎児の発育、母体の生理的変化、妊婦の心理、妊婦と家族および社会について理解することを目的とする。妊娠による母体の変化の概要を学び、生殖器における変化、初産婦と経産婦の区別、全身的変化について、機序を深めて理解する。さらに、妊婦の心理として、身体的・社会的変化に伴う心理、妊娠経過に伴う不安や葛藤、親になることへの準備等、心理的変化と社会的特徴について理解する。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版 第3 刷、2023、P.62-91. ・教科書②看護実践のための根拠がわかる母性看護技術、メヂカルフレンド社、第3版 第2刷、2022、P.3,14,16.
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コマ主題細目
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① 妊娠の成立 ② 妊娠期の身体的特性 ③ 妊娠期の心理・社会的特性
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細目レベル
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① 妊娠が成立するまでの過程について理解することができる:妊娠の定義は、卵子と精子が結合してできた受精卵から発育する胎芽、胎児およびその付属物を女性の胎内に保有している状態である。本講義では、母性看護学概論で学んだ女性の性周期を復習しながら、妊娠が成立するまでの一連の流れを確認する。その理解のもと、妊娠の診断方法について、尿中hCGを測定する検査薬(妊娠反応)が陽性(50IU/L以上)をもって診断されること、その後胎嚢を子宮内に認めること等について学修する。また、妊娠が成立すると、基礎体温表において高温層を2週間以上示すこと、吐き気やつわりの出現、膣分泌物の量や性状の変化、倦怠感などの自覚症状をきたすホルモン動態について理解する。
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② 妊娠による母体の変化の概要を学び、①子宮重量の変化、②hCGの作用による卵巣の肥大、③血管増生を認め、軟化する膣・外陰部の変化、④乳腺の発育と皮下脂肪の蓄積により膨大する乳房の変化、⑤色素沈着が主に腹部中心線、臍部、外陰部に出現する皮膚の変化、⑥つわりや妊娠悪阻の出現と妊娠週数との関連における消化器系、⑦妊娠維持ホルモンの種類と妊娠時期による経過的変化をおこす内分泌系、⑧循環血液量の増加および増大子宮に伴う全身の変化について、機序を踏まえて理解する。また、特に内分泌系の変化に伴う妊娠が心理・社会的側面に及ぼす影響と、妊娠経過における経時的な心理的変化について理解する。
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③ 妊娠期の心理・社会的特性について理解する:妊娠期は、胎児との愛着を形成し、出産・育児に向けて準備をしていく時期である。身体的な変化だけでなく、夫またはパートナーやその他の家族のライススタイルや家族関係にも変化が生じ、新たな家族を迎えるために生活を調整していくことが必要となる。そのため、喜びとともに葛藤や不安を生じやすい時期でもある。妊娠は多くの女性にとって新たな命をさずかりはぐくんでいく喜びのプロセスである。その一方で妊娠・出産は女性にとって最も大きな発達的危機の1つであり、多くの女性に不安や情緒的な不安定を引き起こすとされている。妊娠期に起こる変化は胎児の成長に伴う腹部の増大だけではない。ホルモンバランスの変化によって心理的な影響をうけ、さらにマイナートラブルの出現によって日常生活や就労にも影響が及ぶ。加えて母親役割をかくとするなかで、妊婦の心理には様々な変化が起きることを理解する。
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キーワード
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① 妊娠の成立 ② 胎児の発育 ③ 母体の生理的変化 ④ 妊婦の心理 ⑤ 妊婦と家族および社会
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):本講義のキーワードの「妊娠の成立」「胎児の発育」「母体の生理的変化」「妊婦の心理・社会的特性」について、母性看護学概論の講義資料および教科書①P.62-91、教科書②P3.14.16の講義資料や配布資料を読んで整理してまとめて学習を深めましょう。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。また、本講義の内容に関連する小テストの問題をヨリソルのドリルを活用し復習を行い、再度講義資料や教科書を確認し、振り返りをし間違った問題はなぜ間違ったのかを明らかにしておきましょう。妊娠を経験したことがある人が周りにいる場合、妊娠中、どのような身体的変化・心理社会的変化が起きていたのか聞き学びを深めましょう。 予習(約2時間):第2回目の講義のキーワードである「妊娠の診断」、「妊娠期間と分娩予定日」、「妊娠期に行う検査」、「胎児の発育」、「妊婦・胎児の健康状態のアセスメント」について教科書①P92-132,教科書②P.14-26,37-42,45-56,75-77を読み、講義資料に目を通して講義に臨んでください。
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妊娠期における看護②妊婦と胎児のアセスメント(星)
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科目の中での位置付け
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本科目の講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための看護と逸脱時の看護について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行い、第7回~第10回は分娩期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。第11回は妊娠期・分娩期の情報収集、アセスメント、診断について講義を行う。第12回~第15回は新生児期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。妊産婦および胎児、新生児の身体的特性や心理・社会的特性を理解し、そのうえで対象のアセスメント、保健指導、家族を含めた看護について学ぶ。本講義では、妊娠とその診断に必要な知識として、自覚症状、妊娠反応、各種検査について、妊娠期に行う検査とその目的について学修する。また、胎児の発育と健康状態の診断を行うための評価方法について学ぶ。さらに、次回の講義で学習する「妊婦の日常生活」について理解を深めるために、妊娠している女性に聞きたい質問等を考える。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版 第3 刷、2023、P.92-132. ・教科書②看護実践のための根拠がわかる母性看護技術、メヂカルフレンド社、第3版 第2刷、2022、P.14-26,37-42,45-56,75-77.
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コマ主題細目
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① 妊娠とその診断 ② 妊娠期間と分娩予定日 ③ 妊娠期に行う検査 ④ 胎児の発育 ⑤ 妊婦・胎児の健康状態のアセスメント
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細目レベル
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① 妊娠とその診断が理解できる:妊娠の診断は、最近では鋭敏な妊娠診断薬と超音波検査により、妊娠初期にも容易に実施されるようになった。以前は母体の性器以外に現れる変化として吐き気や嘔吐などの消化器症状、母体の性器に現れる変化として無月経、子宮・腟・乳房変化、胎児の存在によって現れる変化によって妊娠の診断を行っていた。診断意義としては従来ほど重要ではなくなったが、妊娠による変化を含め正しく妊娠の診断を知っておく妊娠の診断を理解するために理解する必要がある。現代ではヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)の検出や超音波法により子宮内に胎嚢の確認により妊娠の診断がされるようになった。しかし、妊娠反応が陽性であっても正常妊娠でない疾患など(流産、異所性妊娠、絨毛性疾患)との鑑別が重要である。
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② 妊娠期間と分娩予定日について分類や区分を踏まえて理解する:妊娠期間は最終月経の初日を0とし、妊娠が継続している期間を満週数で表す。その280日目(40週0日)を分娩予定日と定め、妊娠37週0日から41週6日までが正期産の時期であることについて理解する。妊娠月数は数え月数で表現することや妊娠期間を妊娠14週未満である妊娠初期、妊娠14~28週未満の妊娠中期、妊娠28週以降の妊娠末期と定義していることについて、妊娠期間の定義を確認しながら、理解する。妊娠22週では、胎児の体重が500gに至ると推定され、子宮外成育が可能とされるため、それ以前の妊娠の中断は流産、妊娠22~36週の児娩出は早産、妊娠42週以降では過期産とすることを胎児の発育経過に合わせて理解する。さらに、事例を基にした月経周期からの分娩予定日の算出について理解し、算出することができる。
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③ 妊娠期に行う検査について理解する:妊婦健康診査を開始するにあたり採血や超音波検査などを含む検査計画を立て、妊婦にも概要を説明する。妊娠に伴う生理的変化により妊婦の臨床検査値は影響を受けるため非妊時と同じ基準で検査値を評価できない場合が多い。また、妊婦の検査値は週数によっても変動し一概に妊婦だというだけで基準値は決まらず、ある程度の幅をもって考えなければならない。妊娠初期には母体の健康状態を把握するために、詳細な問診により既往歴や合併症の有無などを把握するとともに血液検査を行う。妊娠中は出血によるリスクが高いため血液型(ABO式、Rh式)と血算は必須の検査である。また不規則抗体のスクリーニングや垂直感染予防のために梅毒血清反応、HBs抗原、風疹抗体、ヒト免疫不全ウイルス抗体、ヒトTリンパ球向性ウイルス、C型肝炎ウイルス抗体の検査が広く行われている。また、妊娠各期において経腟超音波検査または経腹超音波検査は有用である。子宮腟部細胞診も妊娠初期に実施する。
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④ 胎児の発育について理解する:胎児は約10か月間で1つの細胞である受精卵から始まり、約3㎏にまで急激な発育を遂げる。妊娠10週未満は胎芽と呼ばれ、人としての構造ができておらず、薬物や放射能の被爆の影響を受けやすいことを学修する。妊娠10週以降は、胎児と呼ばれ、胎盤や臍帯をとおして、母体から酸素や栄養を供給されるようになる機序を理解する。また、胎児の形態と大きさについて学修し、妊娠初期の末には体重約20g、妊娠16週ころには300g、妊娠28週ころは1000g、妊娠36週ころは2000g以上あり、分娩予定日頃には3000gと発育していくこと、またその経過の胎児の身体的機能の発達について理解する。さらに、母体の変化や注意すべき異常等についても胎児の発育を中心に学ぶ。
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⑤ 妊婦・胎児の身体的健康状態のアセスメントについて理解する:妊婦・胎児の身体的健康状態のアセスメントは、基礎情報、妊娠週数、妊娠経過の診断、妊婦健康診査の情報を用いて行う。母体の身体的健康や胎児の発育・健康状態が正常範囲にあるか、正常から逸脱するリスクはないか、妊婦の身体的変化や健康状態が日常生活や心理・社会面に影響を及ぼしていないか、心理・社会的問題が妊婦の身体的健康状態に影響を及ぼしていないかを総合的にアセスメントをする。腹部、乳房、外性器、内性器を診察し、妊娠週数相当の変化であるのかをアセスメントする。また、妊婦の健康状態、胎児の健康状態や発育についてアセスメントを行う。
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キーワード
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① 妊娠の診断 ② 妊娠期間と分娩予定日 ③ 妊娠期に行う検査 ④ 胎児の発育 ⑤ 妊婦・胎児の健康状態のアセスメント
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):本講義のキーワードの「妊娠の診断」、「妊娠期間と分娩予定日」、「妊娠期に行う検査」、「胎児の発育」、「妊婦・胎児の健康状態のアセスメント」について、教科書①P.92-132、教科書②P.14-26,37-42,45-56,75-77の講義資料や配布資料を読んで整理してまとめて学習を深めましょう。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。また、本講義の内容に関連する小テストの問題をヨリソルのドリルを活用し復習を行い、再度講義資料や教科書を確認し、振り返りをし間違った問題はなぜ間違ったのかを明らかにしておきましょう。妊娠診断薬を近所の薬局やWebで尿中hCGの感度について調べ、知識を深めましょう。そして、講義で学習した胎児の重さについて、身近なものの重さをはかりイメージしてみましょう。 予習(約2時間):第3回目の講義のキーワードである「妊婦の日常生活」、「妊娠期の心理的変化」、「妊娠期の社会的特徴」について教科書①2023、P.82-91,126-132を読み、講義資料に目を通して講義に臨んでください。
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3
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妊娠期における看護③日常生活について実際の妊婦さんに聞いてみよう!日常生活に関するアセスメント(星)
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科目の中での位置付け
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本科目の講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための看護と逸脱時の看護について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行い、第7回~第10回は分娩期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。第11回は妊娠期・分娩期の情報収集、アセスメント、診断について講義を行う。第12回~第15回は新生児期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。妊産婦および胎児、新生児の身体的特性や心理・社会的特性を理解し、そのうえで対象のアセスメント、保健指導、家族を含めた看護について学ぶ。本講義では、妊婦の日常生活に関するアセスメントや妊婦の心理・社会的特徴について理解することを目的とする。妊娠による心身の変化に伴い、日常生活行動はさまざまな影響を受け、妊娠前とは異なった生活への適応が求められる。実際の妊婦さんにゲストスピーカーとして来ていただき、第2回の講義終了時に回収した学生からの質問に回答していただき、ディスカッションをもとに、実際の妊婦さんに妊婦の日常生活について質問をすることで理解を深め、妊娠期における劇的な身体的変化とともに心理的変化を経験し、命を授かることへの喜びの一方で、不安や心配事の相反する感情をも経験している状況についても、理解を深めることができる。妊婦の日常生活や心理的社会的変化について理解を促す。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版 第3 刷、2023、P.82-91,126-132.
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コマ主題細目
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① 妊婦の日常生活 ② 妊娠期の心理的変化 ③ 妊娠期の社会的特徴
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細目レベル
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① 妊婦の日常生活について理解する:妊婦の健康状態は、胎児の成長や発育に直接影響を及ぼすことから、妊婦が自己の身体の変化を理解し、それに応じた生活管理の方法を知り行動ができるように、妊婦のセルフケア能力を高めるよう援助することが必要である。妊娠に伴う身体変化は、妊婦の日常生活に様々な影響をもたらすため、日常生活のアセスメントは、妊娠期の看護において重要である。また、妊婦の社会的・文化的背景が基盤となっていることを踏まえ、妊婦だけでなく家族の状況を確認し、援助を行っていく。妊婦の食事と栄養、体重管理、活動と休息、身体の清潔、妊婦中の旅行や性生活、勤労についての支援について理解する。
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② 妊娠期の心理的変化について理解する:妊娠期から出産後における周産期にある女性は、劇的な身体的変化とともに心理的変化を経験する。命を授かることへの喜びの一方で、不安や心配事の相反する感情をも経験する。また、その変化は、妊娠時期(妊娠初期・中期・末期)で異なることがある。妊娠初期は受精卵が着床して実際に妊娠が成立するのは妊娠3週目の初め頃である。しかし、次回の月経予定日が過ぎるまでは妊娠は無自覚であることがほとんどである。不妊治療など妊娠を強く希望している場合は、この時期は妊娠への強い期待があるが、それとともに妊娠に確信が持てず流産してしまうのではないかという不安が募るため過度に安静を守る生活をしていることもある。妊娠中期は胎動初覚によって母親となる実感が芽生え、胎児への愛着を感じ始める。さらに腹部の増大や妊婦服の着用によって、周囲から妊婦として注目されることが多くなり、それに心地よさを感じて幸福感に満たされることが多くなる。妊娠末期は、腹部の増大などの体系の変化によってボディイメージが大きく変容し、多くの妊婦はそれらの変化を肯定的に受け止めるが、妊娠に否定的な場合は身体的な変化を受け入れられない場合もある。また、出産の準備をするようになり、予定日が近づいてくると出産への関心が高くなり、早く時に会いたいという出産の期待感も高まる。
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③ 妊娠期の社会的特徴について理解する:妊娠期は妊婦や家族によって、新しい家族を迎えるための準備期となる。新しい家族の出現は家族がより強固になる機会でもあるが、生活調整がうまくいかない場合は家族関係が悪化することや、仕事継続への不安を感じる場合もある。また、妊娠や出産を機に子育て中のほかの母親とのネットワークができ、地域社会とのかかわりが増えるなどの変化がある。夫婦では、夫が妊娠を受容して父親になることを受け入れていく過程には大きくアナウンスメント期、モラトリアム期、フォーカシング期と3つの時期があるといわれている。これらの器官は個人差が非常に大きいが一般的には夫は妊婦のように身体的な変化も経験しないため、父親役割は母親役割よりも獲得がやや遅れる。また、夫も妊婦と同様に自分の父親や兄弟・友人など身近な父親を役割モデルとして父親枠割をイメージしていくが、女性に比べて男性は日常会話の中で妊娠や出産について話す機会が少なく、父親役割のイメージ形成が遅れやすい。また、きょうだいでは、妊娠中から上の子の発達段階や個性に応じて胎児への関心を促し、兄・姉になっていくための意識を育成したり役割準備をしたりするなど、新生児を迎えるための準備が必要となる。祖父母では、これまでの両親との関係を想起し、親から受けた愛情を改めて感じて感謝の念が強くなり妊娠後に自分の親との関係がこれまで以上に強くなることもある。地域社会では、妊娠を契機に妊婦自身が周囲の妊婦や小さな子どもに関心が向き、地域の中でみずから話しかけたり、同じ地域で暮らす妊婦や子育て中の母親とかかわりをもつようになる。また社会資源を知り様々な情報を得るが、SNSによるメディアリテラシーを身に着けることができるように支援していく必要がある。職場では、妊娠後も働き続ける女性は雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律や労働基準法による母性保護措置によって労働じかんや仕事内容の調整が図られる。
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キーワード
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① 妊婦の生活上の変化 ② 妊婦の日常生活のアセスメント ③ 妊婦の心理的変化 ④ 妊婦の社会的特徴 ⑤ 妊婦(ゲストスピーカー)
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):本講義のキーワードの「妊婦の日常生活」、「妊娠期の心理的変化」、「妊娠期の社会的特徴」について、教科書①P.82-91,126-132の講義資料や配布資料を読み、ゲストスピーカーである妊婦さんの発言と照らし合わせて整理しまとめ学習を深めましょう。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。また、本講義の内容に関連する小テストの問題をヨリソルのドリルを活用し復習を行い、再度講義資料や教科書を確認し、振り返りをし間違った問題はなぜ間違ったのかを明らかにしておきましょう。周囲に妊婦さんがいたら、日常生活において身体的にどのようなことに困るのか、心理・社会的な変化によっておこる気持ちの変化をインタビューして学びを深めましょう。 予習(約2時間):第4回目の講義のキーワードである「妊婦の日常生活」、「マイナートラブル」、「出産準備」、「育児準備」、「家族役割の再調整」について教科書①P. 133-182、教科書②P.16,26-31,43,56-72,77-87を読み、講義資料に目を通して講義に臨んでください。
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4
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妊娠期における看護④妊婦と家族の看護(星)
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科目の中での位置付け
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本科目の講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための看護と逸脱時の看護について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行い、第7回~第10回は分娩期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。第11回は妊娠期・分娩期の情報収集、アセスメント、診断について講義を行う。第12回~第15回は新生児期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。妊産婦および胎児、新生児の身体的特性や心理・社会的特性を理解し、そのうえで対象のアセスメント、保健指導、家族を含めた看護について学ぶ。本講義では、妊娠期の身体的特性および心理・社会的特性、妊婦と家族・社会の状況、それらの影響によって起こることから、妊婦と家族の看護について学修する。具体的には、妊婦が受ける母子保健サービス、妊婦の健康相談・教育の実際、親になるための準備教育等について学ぶ。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版 第3 刷、2023、P.133-182. ・教科書②看護実践のための根拠がわかる母性看護技術、メヂカルフレンド社、第3版 第2刷、2022、P.16,26-31,43,56-72,77-87.
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コマ主題細目
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① 妊婦と家族の健康状態を維持・増進するための看護 ② マイナートラブルへの支援 ③ 出産に向けた準備への支援 ④ 育児に向けた準備への支援 ⑤ 家族役割の再調整への支援
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細目レベル
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① 妊婦と家族の健康状態の維持・増進するための看護 について学ぶ。妊婦の健康状態は、胎児の成長や発育に直接影響を及ぼすことから、妊婦が自己の身体の変化を理解し、それに応じた生活管理の方法を知り行動ができるように、妊婦のセルフケア能力を高めるよう援助することが必要である。妊娠に伴う身体変化は、妊婦の日常生活に様々な影響をもたらすため、日常生活のアセスメントは、妊娠期の看護において重要である。また、妊婦の社会的・文化的背景が基盤となっていることを踏まえ、妊婦だけでなく家族の状況を確認し、援助を行っていく。妊婦の食事と栄養、体重管理、活動と休息、身体の清潔、妊婦中の旅行や性生活、勤労についての支援について理解する。
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② 妊娠期に予測される問題やマイナートラブルとその看護を学ぶ。妊娠経過に伴うエストロゲンやプロゲステロンなどのホルモン動態や心身の変化によるマイナートラブルや、子宮の増大、体重増加などに伴って、さまざまな不快症状、マイナートラブルが起こりやすい。これらの症状は多様であり個人差が大きい。妊婦自身が日常生活を主体的に調整しながら、マイナートラブルの予防および軽減のセルフケア能力を高める支援が重要である。また、マイナートラブルの中には、重篤な合併症の前兆である可能性もあるので、異常との鑑別も大切である。妊娠中の代表的なマイナートラブルである、つわり、便秘、頻尿、痔・脱肛、浮腫、腰背部痛、下肢のけいれんについて、原因・誘因、症状、鑑別疾患、援助をそれぞれ理解する。
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③ 妊娠期における出産準備への支援を学ぶ。妊娠・出産というできごとで親になれるわけではなく、さまざまな過程・課題を通して親役割を獲得していく。妊娠期間は、親役割過程における準備期として位置づけられる。この期間に親になることを自覚し、妊娠中の健康管理を行うとともに、出産・育児の具体的な準備を進めることによって親役割の自己像が形成され始める。親になるための準備教育は、単に知識や身体的・物理的な準備ではなく、心理的な準備を基盤においてなされるものである。出産に向けた準備への支援においては、自己の気持ちや考え、主張を理解し共感する環境を提供できることで、女性が出産について家族とともに個人の人生における大切な体験としてとらえ、出産をどのように迎え、過ごしたいのかを考え、自分たちなりの出産のあり方を考えれるようにすることが重要である。
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④ 妊娠期の育児準備への支援を学ぶ。現代では、核家族化と超少子化が進み、家族や地域社会との関連が希薄化しており、育児がしづらい社会になっている。また、現代の親になる世代は、きょうだいも少なく、過去に新生児や乳幼児などの小さな子どもと接したり、まして世話をしたりという経験は少ない。そして、他者が育児行動をしている場面を見ることも少ない。そのため、「親となるということはどういうことなのか」、「子どもを迎え育てていくことは、どのような楽しみや喜び、困難さがあるのか」、より現実的・具体的にイメージでき、親としての自己像を促すよう援助することが必要とされる。育児に関する知識や技術、育児用品の準備、母乳育児への準備への支援を実際に学ぶ。
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⑤ 妊娠期の家族役割の再調整への支援を学ぶ。妊娠・出産を経て新しい家族メンバーを迎えるときは、各家族メンバーに新たな役割が生じ、役割移行の危機と言われており、役割の再調整が必要となってくる。また、家族の関係性や生活スタイル、生活パターンも変化する。家族内における夫婦の役割は、夫婦間それぞれの価値観と、家族の置かれている状況に応じて大きく変わってくる。この妊娠・出産による生活や役割における変化に適応できるように、産前である妊娠期から家族メンバー間で、しっかりコミュニケーションをとり話し合うように促すことが重要である。夫婦間の役割の再調整、父親役割の獲得、きょうだい役割の獲得などの家族間役割の変化に対する支援を学ぶ。
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キーワード
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① 妊婦の日常生活 ② マイナートラブル ③ 出産準備 ④ 育児準備 ⑤ 家族役割の再調整
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):本講義のキーワードの「妊婦の日常生活」、「マイナートラブル」、「出産準備」、「育児準備」、「家族役割の再調整」について教科書①P. 133-182、教科書②P.16,26-31,43,56-72,77-87を読み、講義資料や配布資料を読んで整理してまとめて学習を深めましょう。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。また、本講義の内容に関連する小テストの問題をヨリソルのドリルを活用し復習を行い、再度講義資料や教科書を確認し、振り返りをし間違った問題はなぜ間違ったのかを明らかにしておきましょう。周囲に妊婦さんがいたら、日常生活において身体的にどのようなことに困るのか、心理・社会的な変化によっておこる気持ちの変化をインタビューして学びを深めましょう。出産準備や育児用品についての知識を深めるために、お店にどのようなものがあるのか調べてみましょう。 予習(約2時間):第5回目の講義のキーワードである「ハイリスク妊娠」、「生活習慣、心理・社会的因子」、「既往妊娠分娩歴」、「妊娠合併の全身疾患」、「母子感染症」について教科書①P.380-402を読み、講義資料に目を通して講義に臨んでください。
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妊娠期における看護⑤妊娠の異常と看護1(ハイリスク妊娠、妊娠期の感染症)(星)
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科目の中での位置付け
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本科目の講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための看護と逸脱時の看護について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行い、第7回~第10回は分娩期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。第11回は妊娠期・分娩期の情報収集、アセスメント、診断について講義を行う。第12回~第15回は新生児期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。妊産婦および胎児、新生児の身体的特性や心理・社会的特性を理解し、そのうえで対象のアセスメント、保健指導、家族を含めた看護について学ぶ。本講義では、正常からの逸脱について、身体的要因、精神的要因、社会的要因により母児のいずれか、または両者に何らかの危険が及ぶ可能性のあるハイリスク妊娠の概念と概要を学ぶ。また、妊娠期に注意すべき主な母子感染症とその予防について学修する。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版 第3 刷、2023、P.380-402.
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コマ主題細目
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① ハイリスク妊娠 ② ハイリスク妊娠に影響を及ぼす諸因子 ③ 妊娠期における感染症
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細目レベル
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① ハイリスク妊娠の概念と概要を理解する。「ハイリスク妊娠」とは、母体・胎児のいずれかまたは双方に予後不良が予測される妊娠を指す。特別な診断名があるわけではなく、産科合併症や合併症妊娠などに対して「ハイリスク妊娠」と総称する。そのなかには、好ましくない生活習慣や体格、心理的・社会的要因や様々の全身疾患の合併、過去の不良な妊娠・分娩歴、さらには今回妊娠経過中に判明した産科異常などがある。ハイリスク妊産婦の妊娠・分娩の管理で重要なことは、妊娠・分娩による母体の変化が基礎疾患に与える影響を十分理解した上で、妊娠中、分娩時、さらには産褥期の対応を考えることである。同時に、これら基礎疾患が逆に胎児にいかなる影響をもたらすかも考慮して胎児の健康状態を評価していく必要がある。
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② ハイリスク妊娠に影響する因子について理解する。妊娠や分娩は本来生理的な営みであり、妊娠や分娩によって、母児が死に至ったり、健康が損なわれたりすることはできる限り避けなければならない。そのためには、正常性を維持・強化し、異常に至りそうな潜在的リスクを早期発見し、いつどのような状態で正常から逸脱し得るのかを予測し、対処することが求められる。そのため、ハイリスク妊娠の発見のためには、丁寧に影響する因子となる項目について確認していくことが重要である。影響する因子は、「生活習慣、心理・社会的因子、体格による影響」、「既往妊娠分娩歴」、「今回の妊娠経過中の異常」、「合併する全身疾患」等に分類される。妊娠が確認された場合は、初診時もしくはなるべく早期に、リスク評価を行う必要がある。「産婦人科診療ガイドライン 産科編2023」に示されている問診票に従ってスクリーニングを行う。
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③ 代表的な母子感染症の症状、診断および予防策について理解する。母子感染症とは、母体に感染した病原体が胎児・出生児に移行して生じる感染症である。母子垂直感染の特徴としては、妊娠初期の器官形成期における風疹胎内感染の際に見られる胎児への催奇性、胎児の免疫学的未熟性が原因である分娩中のB型肝炎ウイルスの産道感染によるキャリア化などがあげられる。母子垂直感染には、感染病原体により特徴な感染経路と時期がある。そのため、母子感染症では、病原体の種類、感染時期、母体側の感染状態などの要素によって、児への感染リスク、感染に伴う影響は大きく異なることを念頭に置いた臨床的管理が必要となる。トキソプラズマ症、麻疹・風疹、サイトメガロウィルス、単純ヘルペス、水痘、B型肝炎、C型肝炎、成人T細胞白血病、パルボウィルスB19感染症、B群溶血性レンサ球菌感染症、梅毒、性器クラミジア、淋菌感染症、後天性免疫不全症候群について具体的に学ぶ。
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キーワード
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① ハイリスク妊娠 ② 生活習慣、心理・社会的因子 ③ 既往妊娠分娩歴 ④ 妊娠合併の全身疾患 ⑤ 母子感染
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):本講義のキーワードの「ハイリスク妊娠」、「生活習慣、心理・社会的因子」、「既往妊娠分娩歴」、「妊娠合併の全身疾患」、「母子感染症」について教科書①P.380-402を読み、講義資料や配布資料を読んで整理してまとめて学習を深めましょう。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。また、本講義の内容に関連する小テストの問題をヨリソルのドリルを活用し復習を行い、再度講義資料や教科書を確認し、振り返りをし間違った問題はなぜ間違ったのかを明らかにしておきましょう。 講義の際に紹介した動画を再度視聴し、母子感染症の知識やその後の影響について考えてみましょう。 予習(約2時間):第6回目の講義のキーワードである「妊娠悪阻」、「妊娠高血圧症候群」、「多胎妊娠」、「切迫流産」、「切迫早産」について教科書①P.184-211教科書②P.94-105を読み、講義資料に目を通して講義に臨んでください。
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6
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妊娠期における看護⑥妊娠の異常と看護2(妊娠期の異常、ハイリスク妊婦の看護)(星)
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科目の中での位置付け
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本科目の講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための看護と逸脱時の看護について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行い、第7回~第10回は分娩期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。第11回は妊娠期・分娩期の情報収集、アセスメント、診断について講義を行う。第12回~第15回は新生児期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。妊産婦および胎児、新生児の身体的特性や心理・社会的特性を理解し、そのうえで対象のアセスメント、保健指導、家族を含めた看護について学ぶ。本講義では、妊婦の身体的・心理的・社会的側面への影響をふまえ、健康問題を抱える妊婦の看護について学修する。妊娠期における健康問題として、主に「妊娠悪阻」「妊娠高血圧症候群」「血液型不適合妊娠」「多胎妊娠」「切迫流産・早産」について、その要因およびハイリスク妊婦の看護について学ぶ。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版 第3 刷、2023、P.402-422. ・教科書②看護実践のための根拠がわかる母性看護技術、メヂカルフレンド社、第3版 第2刷、2022、P.32-36,43-45,72-73,87-91.
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コマ主題細目
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① 妊娠悪阻の看護 ② 妊娠高血圧症候群の看護 ③ 多胎妊娠の看護 ④ 切迫流早産の看護
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細目レベル
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① 妊娠悪阻の定義、原因、症状と治療、看護について理解する。妊娠悪阻は、妊娠初期に悪心や嘔吐、食欲不振のような消化器症状を主とするつわりが悪化し、全身状態が著しく悪化した状態である。妊娠の成立とともに、妊娠女性の約50~80%につわりの症状が見られ、そのなかで少ないが妊娠悪阻と診断されて入院となる妊婦がいる。妊娠悪阻はつわりの症状が悪化して糖質の摂取が不十分になり、エネルギー源として糖質の代わりに脂肪を分解した結果、体内でケトン体の産生が亢進し、血中・尿中のケトン体が増加する。症状の進行とともに電解質バランスが乱れ、酸・塩基平衡の異常や一過性の肝臓や腎臓の機能障害を起こす。入院となった場合は、消化器症状や体重、尿量、尿ケトン体、血液検査や電解質異常を確認し、栄養・脱水状態に注意する。また、妊婦と家族が妊娠を前向きにとらえ、胎児との愛着形成を促進することができるように援助を行う。
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② 妊娠高血圧症候群の定義、原因、症状と治療、看護について理解する。妊娠高血圧症候群の定義は、2018年に改訂され「妊娠時に高血圧を認めた場合、妊娠高血圧症候群とする。妊娠高血圧症候群は妊娠高血圧腎症、妊娠高血圧、妊娠高血圧腎症、高血圧合併妊娠に分類される。」。肥満や糖尿病、高血圧などの基礎疾患、多胎妊娠、前回の妊娠で妊娠高血圧症候群になったことがある妊婦は、妊娠高血圧症候群になりやすい。妊娠高血圧症候群が重症化すると母児ともに危険が伴う。妊婦が妊娠高血圧症候群の症状をセルフチェックし、早期に受診することができるように予防的に指導する。妊娠高血圧症候群の妊婦は、常位胎盤早期剥離やHELLP症候群、子癇を発症するリスクが高いため、頭痛や眼華閃発のような症状の悪化に伴う自覚症状の出現についても注意するように伝える。
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③ 多胎妊娠の定義、症状と治療、看護について理解する。多胎妊娠とは、2人以上の胎児を同時に妊娠する場合をいい、双胎妊娠の分類は、卵性による分類と膜性による分類が存在し、現在では、超音波診断装置による胎児数の確認により多胎妊娠の診断は比較的容易になっている。多胎妊娠では、単胎妊娠と比べて切迫早産、貧血、過度の妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、胎児発育不全などの合併症のリスクが高い。また、多胎妊婦にとって、多胎児を産み育てる過程には、身体的なリスクや腹部増大による腰痛や背部痛、頻尿、息切れなどの負担が存在し、そして多胎であることを受け止め、多胎児の母親として役割を担うことを受け入れていくために、さまざまな支援を行う必要がある。特に妊娠中から、出産後の育児を含めた日常生活についてのイメージすることができるように支援し、多胎育児経験者の情報や、地域社会で利用することができる家事・育児支援サービスに関する情報を提供することがケアとして大切である。
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④ 切迫流産・早産の定義、原因、症状と治療、看護について理解する。流産とは「妊娠22週未満の妊娠中絶を言う。児の胎外生存が不可能な時期に妊娠が終結することをいう。妊娠12週未満の流産を早期流産、12週以降22週未満の流産を後期流産と分類する。自然流産の頻度は全妊娠の10~15%に見られ、妊娠12週未満の早期流産が多い。流産の原因は、母体側、胎児側など極めて多岐にわたり、臨床的に個々の症例の原因を明らかにすることは困難であるが、流産例の染色体分析では染色体異常が最も大きな原因と考えられている。早産とは「妊娠22週0日以降37週0日未満までの期間に生じた分娩」をいう。早産率は約5%と考えられているが、近年妊娠28週未満の早産が増加傾向である。妊婦が切迫流産・早産の徴候をセルフチェックし、早期に受診することができるように予防的に指導する。性器出血や下腹部痛、子宮収縮の自覚には注意する。
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キーワード
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① 妊娠悪阻 ② 妊娠高血圧症候群 ③ 多胎妊娠 ④ 切迫流産 ⑤ 切迫早産
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):本講義のキーワードの「妊娠悪阻」、「妊娠高血圧症候群」、「多胎妊娠」、「切迫流産」、「切迫早産」について教科書①P.184-211教科書②P.94-105を読み、講義資料や配布資料を読んで整理してまとめて学習を深めましょう。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。また、本講義の内容に関連する小テストの問題をヨリソルのドリルを活用し復習を行い、再度講義資料や教科書を確認し、振り返りをし間違った問題はなぜ間違ったのかを明らかにしておきましょう。講義の際に紹介した多胎妊娠に関する動画を再度視聴し、多胎妊娠の身体的・心理社会的変化やその後の育児について考え必要な看護を考えてみましょう。 予習(約2時間):第7回目の講義のキーワードである「分娩の3要素」、「分娩経過」、「正常分娩」、「胎児心拍数モニタリング」、「産婦の心理・社会的変化」について教科書①P.184-211、教科書②P.94-105を読み、講義資料に目を通して講義に臨んでください。
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7
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分娩期における看護①分娩の要素、分娩の経過(水尾)
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科目の中での位置付け
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本講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。各時期における正常な経過および正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための援助について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、妊娠期におこりうる正常からの逸脱と看護について講義を行い、第7回~第10回は分娩期の産婦の看護について分娩の経過に伴う身体的および心理・社会的変化を理解し、アセスメントおよび必要な援助の実際を学修する。第7回以降の分娩期に関する講義では、第1回~第6回の妊娠期の講義をふまえ、分娩の機序や正常な分娩経過について、妊娠経過がどのように影響するのか、産婦および胎児の健康への影響を含め理解する。分娩期は、妊娠期から続く一連の過程であり、分娩の経過がその後の母児の健康状態に大きく影響を及ぼす。そのため、本コマ以降の講義では妊娠期の学修が関連してくる。本コマでは、まず分娩の3要素、分娩の機序について学ぶ。さらに分娩の経過について、分娩の進行、経過の診断、および分娩の進行に伴う身体的変化と産婦の反応や心理的変化について学修する。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版第3刷、2023、P.184-211. ・教科書②看護実践のための根拠がわかる母性看護技術、メヂカルフレンド社、第3版第2刷、2022、P.94-105.
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コマ主題細目
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① 分娩 ② 分娩の3要素 ③ 分娩経過 ④ 胎児心拍数モニタリング ⑤ 産婦の心理・社会的変化
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細目レベル
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① 分娩期の看護を学ぶ上で必要である分娩の定義、分娩の区分について理解する。分娩とは、胎児およびその付属物が子宮から母体外に完全に排出あるいは娩出される現象である。ただし、一般的には、胎児が生存可能な週数に至り娩出される場合を「分娩」と称し、妊娠22週未満の妊娠中絶を「流産」と称する。「正期産」は妊娠37週0日以降から妊娠42週未満の分娩である。出産も分娩と同義語に使われているが、母体を中心に考えた場合は分娩を用い、胎児を中心とした場合には出産を用いる。陣痛の発来とともに始まり、胎児および胎児付属物の娩出によって終了する。分娩は、分娩時期による分類、胎児の生死、娩出される胎児の数によって分類される。
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② 分娩の3要素である「産道」、「娩出力」、「娩出物」について理解する。分娩の3要素は、分娩が順調に進行するために考慮すべき要因であり、これらの相対的な関係により分娩経過は左右される。「娩出力」は、胎児とその付属物を子宮外に娩出させる生理的な力のことで、主に子宮筋の収縮による陣痛と腹壁諸筋の収縮による腹圧からなる。陣痛は、分娩時に周期的に反復して起こる不随意な子宮筋の収縮であり、陣痛発作、陣痛間欠を繰り返す。「産道」は骨産道と軟産道に分類される。骨産道は、寛骨、仙骨、尾骨からなる骨盤から構成され、軟産道は子宮下節、子宮頸(部)、腟、外陰の一部からなり、分娩時には胎児およびその付属物の直接的な通過管になる。「娩出物」は胎児および付属物からなる。胎児は、産道を回旋運動しながら、最も娩出されやすい姿勢をとって通過してくる。分娩進行中は、胎児の下降度を回旋の状態と合わせて表現する。正常分娩を考える場合、胎児の大きさならびに胎位・胎勢が大きく影響するため、児の胎位・胎向・胎勢を考慮する必要がある。
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③ 分娩経過について一連の流れを理解する。正常な分娩進行には、分娩の3要素が関与し、これらのバランスが取れていることが重要である。加えて母体の全身状態や精神状態、分娩に関わる医療者や家族も、分娩進行に関与する重要な因子となる。分娩の前兆、分娩開始について理解し、分娩第1期から分娩第4期までの経過について理解する。分娩が近づくと、粘液のまじった少量出血、胎児の下降感に伴う膀胱の圧迫・刺激による頻尿、胃部不快感の減少、恥骨部痛などの症状が現れる。陣痛は子宮口の開大を伴う規則的な子宮収縮で、通常は痛みを伴う。陣痛周期が10分以内、あるいは1時間に6回以上の規則的な子宮収縮の開始をもって分娩開始とする。分娩第1期は分娩開始から子宮口全開大までの期間、分娩第2期は子宮口全開大から胎児娩出までの期間、分娩第3期は胎児娩出から胎盤娩出までの期間であり、胎盤娩出終了後から2時間を分娩第4期と定義する。分娩期における各時期の経過について理解する。
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④ 胎児心拍数モニタリングを理解する。胎児心拍数モニタリングは、胎児心拍数を経時的に観察する超音波ドップラーと、子宮収縮や胎動を経時観察する圧センサーの2つのトランスデューサ―を腹部に装着して描写される2つの波形を評価する。分娩中の胎児心拍数モニタリングは胎児の健康状態を鋭敏に反映するため、胎児の状態をリアルタイムに評価するには胎児心拍数モニタリングが有用である。胎児心拍数陣痛図の波形を判読するには、胎児心拍数基線、胎児心拍数基線細変動、一過性頻脈の有無、一過性徐脈の有無とその分類の順番で評価する。正常な胎児心拍の基線は110~160bpmの間にあり、基線細変動が正常、一過性頻脈があり、かつ一過性徐脈がないとき、胎児の健康状態が良好である(reassuring)と判断される。
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⑤ 産婦の身体的変化および心理・社会的変化について理解する。分娩が開始すると次第に陣痛は増強し、母体にはバイタルサインの変化を含め様々な身体的影響が生じる。子宮収縮時には血圧は一過性に上昇し、体温、脈拍も分娩経過中に軽度の上昇を認めることが多く、身体的変化について十分に観察することが必要である。分娩時の子宮収縮、軟産道開大、骨盤壁や骨盤底の圧迫、会陰の伸展などによる痛みを産痛とよぶ。産痛の程度は個人差が大きく、子宮口の開大や児頭の位置により、分娩の進行とともに変化する。痛みに対する感受性は個人差が大きいが、分娩に対する恐怖や無知が産痛を増すと考えられている。分娩進行による身体的変化は、産婦それぞれに異なる反応や受け止めをもたらし、その心理状態が分娩進行状況に影響するという関係にある。分娩経過に伴う心身の関連や、産婦の心理や行動の変化について理解し、看護を行う必要がある。
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キーワード
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① 分娩の3要素 ② 分娩経過 ③ 正常分娩 ④ 胎児心拍数モニタリング ⑤ 産婦の心理・社会的変化
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):本講義のキーワードの「分娩の3要素」、「分娩経過」、「正常分娩」、「胎児心拍数モニタリング」、「産婦の心理・社会的変化」について教科書①P.184-211、教科書②P.94-105を読み、講義資料や配布資料を読んで整理してまとめて学習を深めましょう。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。また、本講義の内容に関連する小テストの問題をヨリソルのドリルを活用し復習を行い、再度講義資料や教科書を確認し、振り返りをし間違った問題はなぜ間違ったのかを明らかにしておきましょう。家族から自分の出産の様子を聞き、分娩所要時間やどのような分娩様式であったのか確認し理解を深めましょう。 予習(約2時間):第8回目の講義のキーワードである「産痛」、「陣痛周期」、「分娩経過」、「基本的ニード」、「産婦の心理・社会面のアセスメント」について教科書①P.211-226を読み、講義資料に目を通して講義に臨んでください。
講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等にチャットGPTを活用すること。ただし、生成された内容をそのまま用いるのではなく、教科書等により正確性を確認したうえで、自ら考え、自らの理解に基づいて考察を深めること。 専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。
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8
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分娩期における看護②産婦・胎児、家族のアセスメント(水尾)
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科目の中での位置付け
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本講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための援助と逸脱時の援助について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、妊娠期におこりうる正常からの逸脱と看護について講義を行い、第7回~第10回は分娩期の産婦の看護について分娩の経過に伴う身体的および心理・社会的変化を理解し、アセスメントおよび必要な援助の実際を学修する。第7回以降の分娩期に関する講義では、第1回~第6回の妊娠期の講義をふまえ、分娩の機序や正常な分娩経過について、妊娠経過がどのように影響するのか、産婦および胎児の健康への影響を含め理解する。分娩期は、妊娠期から続く一連の過程であり、分娩の経過がその後の母児の健康状態に大きく影響を及ぼす。そのため、本コマ以降の講義では妊娠期の学修が関連してくる。本コマでは、前回学修した正常分娩の経過を理解したうえで、産婦と胎児の健康状態をアセスメントする視点について、実践過程と関連させながら学ぶ。分娩期は、妊娠期から続く一連の過程であり、分娩の経過がその後の母児の健康状態に大きく影響を及ぼす。そのため、妊娠期で学修した母体の生理的、身体的変化を振り返りながら理解を深める。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版第3刷、2023、P.211-226. ・DVD「目で見る母性看護」vol.5分娩経過のアセスメントと看護
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コマ主題細目
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① 産婦と胎児の健康状態のアセスメント ② 産婦の日常生活のアセスメント ③ 産婦と家族の心理・社会面のアセスメント
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細目レベル
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① 産婦と胎児の健康状態のアセスメントについて理解する。分娩は生理的な現象であるが、個人差や変化が大きく、産婦と胎児の健康状態に様々な影響を及ぼす。したがって、分娩経過を理解し、分娩経過の診断に基づき、経時的に産婦と胎児の健康状態について情報収集し、アセスメントを行い、産婦及び家族の看護上の問題を判断することは、分娩によるストレス増強や異常の予防、早期発見、早期対処につながり、安全かつ産婦・家族中心の分娩を保証する。産婦と胎児の健康状態のアセスメントとしては、産婦の年齢や既往歴、妊娠・分娩歴、今回の妊娠の経過等の基礎的情報の収集、分娩経過のアセスメント、分娩進行に伴う反応のアセスメントが必要となる。
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② 産婦の日常生活のアセスメントが理解できる。分娩開始に伴い、産婦の日常生活の場は家庭から分娩施設へと変化し、生活の質にも大きな変化をもたらすため、産婦の基本的ニードに関するアセスメントは重要である。分娩期では、特に「食事と栄養」「排泄」「活動と休息」「清潔」に関するアセスメントを行う。「食事と栄養」では、長時間となる分娩経過の中でエネルギーは消費され、水分やエネルギーの補給がされないと低血糖による微弱陣痛、水分摂取不足による脱水等が起こる。そのため、食事や水分が摂取できているか、また排尿の状況から脱水になっていないかを観察し、分娩への影響をアセスメントすることが必要である。「排泄」では、子宮と膀胱、直腸の解剖学的な位置関係により、排尿と排便は分娩進行に影響し、また分娩進行が排尿と排便に影響することもあるため、アセスメントすることが必要である。「活動と休息」では、分娩進行のためには活動が必要で、重力で児頭の下降を促したり、児頭の骨盤内の陥入を促したりすることができる。しかし、子宮収縮はエネルギーを要し、疲労によって陣痛が微弱となり、分娩経過を遷延へと導くことになる。分娩期の看護は、産婦の体力の消耗を最小限にするよう休息が活動とともに重要となる。「清潔」では、陣痛が強くなると、清潔を伴うセルフケアを行うことが難しくなる。不眠・不快感を少なくし、体力の消耗・疲労の蓄積を防ぐよう、産婦のニーズと分娩進行によりアセスメントを行う必要がある。
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③ 産婦と家族の心理・社会面のアセスメントについて理解する。分娩期の産婦の健康状態が妊娠期から連続していることと同様に、心理状態においても妊娠期の心の状態が分娩期に影響する。妊娠が判明した時の受け止め、パートナーや家族の反応、自身の描く母親像および胎児への気持ちについて把握し、分娩や母親になることへの準備が整っているかをアセスメントする必要がある。また、家族にとって分娩は、新しい家族が増える重要な出来事であり、妊娠前の家族がどのような関係や役割であったか、また妊娠中にどのような変化があったかを把握し、家族の再構築を支援していく。家族においても分娩施設はなじみのない環境であり、不安や緊張を感じることが多いため、入院時には家族が居心地の良いようにオリエンテーションを行い、安心して付添えるように環境を整えることが重要である。
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キーワード
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① 産痛 ② 陣痛周期 ③ 分娩経過 ④ 基本的ニード ⑤ 産婦の心理・社会的変化
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):本講義のキーワード「産痛」、「陣痛周期」、「分娩経過」、「基本的ニード」、「産婦の心理・社会面のアセスメント」について教科書①P.211-226を読み、講義資料や配布資料を読んで整理してまとめて学習を深めましょう。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。また、本講義の内容に関連する小テストの問題をヨリソルのドリルを活用し復習を行い、再度講義資料や教科書を確認し、振り返りをし間違った問題はなぜ間違ったのかを明らかにしておきましょう。産痛について経験したことがある人にインタビューしてどのような痛みであったのか聞き学びを深めましょう。 予習(約2時間):第9回目の講義のキーワードである「基本的ニーズ」、「早期母子接触」、「安楽な分娩」、「安全な分娩」、「新しい家族役割」について教科書①P.227⁻258を読み、講義資料に目を通して講義に臨んでください。
講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等にチャットGPTを活用すること。ただし、生成された内容をそのまま用いるのではなく、教科書等により正確性を確認したうえで、自ら考え、自らの理解に基づいて考察を深めること。 専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。
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分娩期における看護③産婦と家族の看護(水尾)
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科目の中での位置付け
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本講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための援助と逸脱時の援助について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、妊娠期におこりうる正常からの逸脱と看護について講義を行い、第7回~第10回は分娩期の産婦の看護について分娩の経過に伴う身体的および心理・社会的変化を理解し、アセスメントおよび必要な援助の実際を学修する。第7回以降の分娩期に関する講義では、第1回~第6回の妊娠期の講義をふまえ、分娩の機序や正常な分娩経過について、妊娠経過がどのように影響するのか、産婦および胎児の健康への影響を含め理解する。分娩期は、妊娠期から続く一連の過程であり、分娩の経過がその後の母児の健康状態に大きく影響を及ぼす。そのため、本コマ以降の講義では妊娠期の学修が関連してくる。本コマは、第7回・8回の講義で学修した分娩経過、分娩期の産婦のニーズを理解した上で分娩期に必要とされる産婦・胎児とその家族への看護について学修する。出産は、産婦や家族にとって重要なライフイベントであり、その後の母児の健康状態に大きく影響を及ぼす。そのため、安全で安楽な分娩となること、より良い出産体験になることを目標とした産婦とその家族への具体的な支援を学ぶ。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版第3刷、2023、P.227⁻258
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コマ主題細目
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① 看護目標と産婦のニード ② 安全・安楽な分娩への看護 ③ 家族発達を促す看護
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細目レベル
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① 看護目標と産婦のニードを理解する。出産は、産婦と家族にとって、その後の育児や生活に大きな影響を与える重要なライフイベントである。出産が産婦と家族にとってポジティブな体験になるために、分娩期には質の高いケアの提供が非常に重要である。 分娩期における看護目標は、正常な分娩経過となるよう産婦・胎児の安全を確保し、産婦の不安や苦痛を緩和することで安楽な分娩となることである。さらに分娩期にある産婦のニーズには基本的ニード(水分・栄養、排泄、清潔、睡眠・休養)、安全な分娩へのニード、安楽な分娩へのニード(産痛緩和や不安軽減)、母親となるニード、家族発達のニードがある。基本的ニードには、すべての人間に共通する普遍的なものでもあるが、分娩進行に伴い必要性が高まり、分娩時期によって援助の方法が異なる。また、安全な分娩とは、母児にとって安全で無事に分娩が終了することである。分娩期は母子関係の始まりであり、親になる出発点であるため、出産体験や出産直後の母子接触が親役割獲得に影響を与えることを考慮したケアを行う必要がある。産婦が主体的に出産に臨み、主体的な出産体験をすることである。これらのニーズを充足するには、産婦である女性を尊重しながら、家族とともによりよい出産をするということが基本となる。
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② 安全・安楽な分娩への看護について理解する。安全な分娩のニードに対する看護は、分娩中の定期的かつ継続的な観察により、正常な経過であることを判断し、異常の早期発見および対処をすることである。正常からの逸脱を予防するためには、産婦の心身の状態を整え、安楽な分娩となるよう、基本的ニードを充足しながら援助することになる。分娩経過の進行に合わせ、頻回な観察と分娩経過を産婦とその家族にわかりやすく伝えていくことが求められる。分娩に至るまで常に産婦の思いを傾聴するように心がけ、肯定的な情報を提供していくように努める。また安楽な分娩となるよう産婦のニードを捉え、出産環境の調整や産痛緩和のケアを提供することである。産婦が分娩経過を正しく理解し、受けとめることで主体的な出産となるよう自ら選択できるように援助していく。
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③ 家族発達を促す看護を理解する。家族発達のニードに対する看護では家族の発達危機を回避することがおもな目的となる。出産は夫(パートナー)のみならず上の子どもなど、産婦の家族にとっても新たな家族を迎える重要なライフイベントである。出産、さらにその後の育児が家族にとって成長の機会になるためには準備が必要であり、妊娠中から妊婦健康診査に上の子が同席したり、家族で出産準備クラスに参加することが可能である。上の子どもが出産に立ち会う場合は、妊娠期からの準備状況をふまえて援助をする。家族で出産体験を共有することは、新しく家族となる子どもを家族全員で迎え、絆を強める機会となり、新しい家族役割への移行を助けること、お産が家族にとって良いスタートとなるようにサポートすることが重要である
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キーワード
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① 基本的ニーズ ② 早期母子接触 ③ 安楽な分娩 ④ 安全な分娩 ⑤ 新しい家族役割への移行
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):本講義のキーワード「基本的ニーズ」、「早期母子接触」、「安楽な分娩」、「安全な分娩」、「新しい家族役割」について教科書①P.227⁻258を読み、講義資料や配布資料を読んで整理してまとめて学習を深めましょう。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。また、本講義の内容に関連する小テストの問題をヨリソルのドリルを活用し復習を行い、再度講義資料や教科書を確認し、振り返りをし間違った問題はなぜ間違ったのかを明らかにしておきましょう。自分の将来のバースプランを考え学びを深めましょう。 予習(約2時間):第10回目の講義のキーワードである「分娩遷延」、「回旋異常」、「微弱陣痛」、「分娩時異常出血」、「胎盤の異常」について教科書①P.423-489を読み、講義資料に目を通して講義に臨んでください。
講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等にチャットGPTを活用すること。ただし、生成された内容をそのまま用いるのではなく、教科書等により正確性を確認したうえで、自ら考え、自らの理解に基づいて考察を深めること。 専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。
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10
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分娩期における看護④分娩の異常と看護(水尾)
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科目の中での位置付け
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本講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための援助について学ぶ。第7回~第10回は分娩期の産婦の看護について分娩の経過に伴う身体的および心理・社会的変化を理解し、アセスメントおよび必要な援助の実際を学修する。第7回以降の分娩期に関する講義では、第1回~第6回の妊娠期の講義をふまえ、分娩の機序や正常な分娩経過について、妊娠経過がどのように影響するのか、産婦および胎児の健康への影響を含め理解する。分娩期は、妊娠期から続く一連の過程であり、分娩の経過がその後の母児の健康状態に大きく影響を及ぼす。そのため、本コマ以降の講義では妊娠期の学修が関連してくる。本コマは、第7回~第9回で学修した正常な分娩経過と産婦の看護をふまえ、分娩経過における異常・看護上の問題について学ぶ。主に、分娩の3要素にみられる異常、胎児付属物の異常、分娩時の損傷、産科処置に伴う問題などについて理解する。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版第3刷、2023、P.423⁻489
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コマ主題細目
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① 産道の異常と看護 ② 娩出力の異常と看護 ③ 胎児および胎児付属物の異常と看護 ④ 分娩時異常出血のある産婦の看護
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細目レベル
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① 分娩の3要素の産道の骨産道、軟産道の異常と看護について理解する。それぞれの定義、原因と母児に及ぼす影響および判断を理解する。骨産道の異常には、狭骨盤があげられ、児頭骨盤不均衡(CPD)となる。狭骨盤とは、骨盤の小骨盤の入口部の経線の長さの一部または全部が正常骨盤と比べて短く、正常成熟児の分娩に障害をきたす骨盤をいう。産婦の身長が150㎝以下、とくに145㎝以下の産婦は狭骨盤の可能性が高い。分娩時は児の下降が妨げられ、微弱陣痛となりやすい。また、児頭の骨盤腔への侵入の異常や胎位・胎勢異常をきたしやすい。骨産道の異常で分娩時に問題となるのが児頭骨盤不均衡であり、分娩様式は帝王切開となる。確定できない場合は、CPD疑いとして経腟分娩を試みる場合もある。軟産道の異常では、分娩進行を妨げるほど狭窄していたり、伸展性が不足している場合を軟産道強靭という。分娩経過中、産婦・胎児の健康状態は絶えず変化しており、正常から逸脱していく可能性がある。看護を実施する際には、正常な経過であるかを常にアセスメントし、異常を早期発見して対処することが看護の要点となる。
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② 娩出力の異常と産婦の看護について理解する。分娩の3要素のうち娩出力である陣痛の異常には、「微弱陣痛」および「過強陣痛」があり、それぞれの定義、原因と母児に及ぼす影響およびアセスメント、看護について理解する。「微弱陣痛」は、陣痛が弱く陣痛の発作時間が短く、かつ陣痛周期が長く分娩が進行しない状態をいい、「過強陣痛」は、子宮収縮が異常に強く、陣痛の発作持続時間が長く、かつ陣痛周期が短い状態をいう。「微弱陣痛」および「過強陣痛」いずれも安全な分娩進行が阻害される。そのため陣痛の状態を常に把握し、正常か否かの判断をして適切な対応が迅速に行われることが重要である。また、分娩進行が正常に経過しない状況の中、産婦の不安や緊張、恐怖が増大し、さらなる微弱陣痛を招く原因となるため、疲労を取り除くケアや陣痛を促進するだけでなく精神的なケアが重要である。
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③ 分娩の3要素の胎児および胎児付属物に関する異常と看護を理解する。それぞれの原因と母児に及ぼす影響および判断を理解する。胎児の異常には、骨盤位、横位などの胎位異常、低在横定位、高在縦定位、後方後頭位などの頭位分娩において、胎勢と胎向の回旋方向に不合理な点が見られるものを広義の回旋異常とみなす。巨大児、低出生体重児等の発育・形態異常、胎児機能不全がある。胎児付属物の異常としては、胎盤の異常、臍帯の異常、卵膜の異常、羊水の異常がある。胎盤の異常では、癒着胎盤、前置胎盤、低置胎盤、常位胎盤早期剥離があげられる。臍帯の異常は、臍帯下垂・臍帯脱出があげられ、卵膜の異常は前期破水・早期破水があげられ、羊水の異常では羊水混濁があげられる。分娩経過における正常からの逸脱時は、治療方針および分娩の管理の方向性を十分にふまえた、経時的に母児の健康状態をアセスメントし、妊娠週数や分娩経過に合わせた看護を行うことが必要である。
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④ 分娩時異常出血のある産婦の看護について理解する。周産期の異常出血は、多くは分娩時と分娩後におこるが、その多くは大量出血となり、産婦はショック状態に陥り、命を落とすこともある。産後の代表的なものとして、胎児娩出後から胎盤が娩出されるまでの分娩第3期から分娩後2時間にかけては、弛緩出血や頚管裂傷による大出血が突発する時期である。このような分娩時異常出血が生じた場合、適切な止血方法や処置を実施するために、出血の原因をまず査定することが大切である。分娩中および分娩後2時間までの出血量を分娩時出血量とよび、500ml以上の出血を分娩時異常出血と定義している。出血量が1,000mlをこえる場合は輸血を考慮する。産科危機的出血への対応フローチャートをもとにどのような対応や処置が必要であるのかを理解する。
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キーワード
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① 分娩遷延 ② 回旋異常 ③ 微弱陣痛 ④ 分娩時異常出血 ⑤ 胎盤の異常
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):本講義のキーワード「分娩遷延」、「回旋異常」、「微弱陣痛」、「分娩時異常出血」、「胎盤の異常」について教科書①P.423-489を読み、講義資料や配布資料を読んで整理してまとめて学習を深めましょう。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。また、産婦の看護は母性看護学実習で実践できるように具体的にイメージをし実施できるようにしておきましょう。本講義の内容に関連する小テストの問題をヨリソルのドリルを活用し復習を行い、再度講義資料や教科書を確認し、振り返りをし間違った問題はなぜ間違ったのかを明らかにしておきましょう。 予習(約2時間):第11回目の講義のキーワードである「母性看護における看護過程」、「妊娠期のアセスメント」、「分娩期のアセスメント」について母性看護学概論教科書P.156-166、教科書①P.552⁻575を読み、講義資料に目を通して講義に臨んでください。
講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等にチャットGPTを活用すること。ただし、生成された内容をそのまま用いるのではなく、教科書等により正確性を確認したうえで、自ら考え、自らの理解に基づいて考察を深めること。 専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。
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11
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妊娠期と分娩期のアセスメントと看護診断(水尾)
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科目の中での位置付け
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本講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための援助と逸脱時の援助について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、妊娠期におこりうる正常からの逸脱と看護について講義を行い、第7回~第10回は分娩期の産婦の看護について分娩の経過に伴う身体的および心理・社会的変化を理解し、アセスメントおよび必要な援助の実際を学修する。このような本科目全体のなかで、本コマは第1~10回の学修をふまえ、妊娠期および分娩期における看護過程の一連の流れのなかで①情報収集及びアセスメント、②看護上の問題の明確化(看護診断)に焦点をあて学修する。母性看護においても看護過程は主要な看護技術であり、本コマで学修する内容は3年次の母性看護学実習を履修する上で、非常に重要な位置づけとなる。母性看護の対象者に対する対象把握について、情報収集・アセスメント技術の特性を理解する。
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・系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[1]母性看護学概論、医学書院、第14版第3刷、2023、P.156⁻166 ・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版第3刷、2023、P.552⁻575
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コマ主題細目
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① 母性看護における看護過程 ② 妊娠期のアセスメントと診断 ③ 分娩期のアセスメントと診断
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細目レベル
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① 母性看護における看護過程の展開方法を理解する。母性看護学では対象者自らが健康状態をより高いレベルへと維持・向上できるよう支援するため、ウェルネスの視点で看護を考えることが特徴であることを学ぶ。母性看護は、女性とその子ども・家族を対象とし、健康の水準をリプロダクティブヘルスの観点から維持・増進あるいは回復するために健康な生活を整える援助過程である。具体的なアセスメントの視点として、「母性の身体的側面」「母性の心理・社会的側面」「胎児・新生児の健康状態」「母子一組として生活・母子関係の形成過程」「女性のライフサイクル」「家族のライフサイクル・発達課題」があげられる。これをもとに、それぞれの視点に関する情報に焦点をあて、アセスメントおよびアセスメントの統合を行い、看護診断を導き出す一連の流れについて事例をとおして理解する。
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② 妊娠期のアセスメントから看護診断を導く方法を理解する。母性看護の対象者は健康レベルが高いことが多く、健康の保持・増進への看護が求められ、1つの健康問題を解決するという問題解決過程を基本的に必要としない。母子・家族における看護上の問題とは母子とその家族がなんらかの理由により、自らの基本的ニードを自分の能力で充足できないために援助を必要としていることや、今後も健康であるために必要と予測される援助すべきことがらである。そのため、母性看護における看護診断の結果は健康状態の正常・異常、健康障害のみを示すのではなく、妊娠出産体験・健康問題などに対する対象者の反応などから明らかにした看護として解決すべき問題や現象として表現することが重要である。妊娠期の看護は主に妊娠の成立から分娩開始前までの時期を対象としている。妊婦の身体は解剖学的・生理学的に大きく変化するため、妊娠期特有の合併症を引き起こすリスクもある。妊婦および胎児が正常な経過であるかをアセスメントし、リスクを予測することが重要である。
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③ 分娩期のアセスメントから看護診断を導く方法を理解する。分娩期のポイントは分娩の3要素および分娩の進行状態、母体・胎児の健康状態、母体の心理・社会的状態に焦点をあて、正常な経過であるかをアセスメントしていく。この時期の対象者の特徴は分娩の経過に伴う分娩の3要素にみられる変化、分娩進行が及ぼす全身への影響によって正常から逸脱することになる。また母体の心理・社会的側面が分娩経過に影響し、出産体験がその後の育児まで大きく影響するため、産褥期のアセスメントに関連していることを理解する。分娩期における看護診断は、分娩による身体的変化が生理的範囲にあるか、基本的ニードが満たされた状態であるか、さらに産婦が主体的に分娩に臨んでいるか等、身体的側面、心理・社会的側面から考えることが必要である。
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キーワード
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① ウェルネスの視点 ② 妊娠期のアセスメント ③ 分娩期のアセスメント ④ 看護診断 ⑤ 看護過程
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):本科目の第1回~第10回までの講義資料を精読しアセスメントに必要な知識を再度確認しておきましょう。特に正常値や診断の基準となる値はノートにまとめておきましょう。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。また、教科書①付章「事例による看護過程の展開」A妊娠期の看護、B分娩期の看護P552-575を熟読する。母性看護学概論の教科書第4章「母性看護に必要な看護技術」A母性看護における看護過程P156—166を熟読しましょう。 本講義の内容に関連する小テストの問題をヨリソルのドリルを活用し復習を行い、再度講義資料や教科書を確認し、振り返りをし間違った問題はなぜ間違ったのかを明らかにしておきましょう。 予習(約2時間):第12回目の講義について教科書①P.262-281、教科書②P.244-245,307-309を読み、講義資料に目を通して講義に臨んでください。また、母性看護援助論の第1~11回の講義資料を読んで準備してください。
講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等にチャットGPTを活用すること。ただし、生成された内容をそのまま用いるのではなく、教科書等により正確性を確認したうえで、自ら考え、自らの理解に基づいて考察を深めること。 専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。
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12
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新生児期における看護①新生児の生理(水尾)
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科目の中での位置付け
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本科目の講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための看護と逸脱時の看護について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行い、第7回~第10回は分娩期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。第11回は妊娠期・分娩期の情報収集、アセスメント、診断について講義を行う。第12回~第15回は新生児期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。妊産婦および胎児、新生児の身体的特性や心理・社会的特性を理解し、そのうえで対象のアセスメント、保健指導、家族を含めた看護について学ぶ。本講義では、新生児の定義・分類、機能から基本的な知識を学ぶ。また、出生と同時に始まる胎内生活から胎外生活への大きな変化に適応する過程や生理的変化について学修し、新生児期特有の現象を理解し、看護に必要な知識を習得する。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版 第3 刷、2023、P.262-281. ・教科書②看護実践のための根拠がわかる母性看護技術、メヂカルフレンド社、第3版 第2刷、2022、P.244-245,307-309. ・配布資料
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コマ主題細目
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① 新生児の定義と分類 ② 新生児の機能 ③ 新生児の生理的変化
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細目レベル
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① 医学的な新生児の定義および特徴について理解する。我が国においては、生後28日未満の時期を新生児期とし、この時期の児を新生児とよんでいる。このうち生後7日未満の新生児は早期新生児、生後7日以降の新生児は後期新生児に分類される。また、出生体重による分類(低出生体重児、極低出生体重児、超低出生体重児、巨大児)、在胎週数による分類(超早産児、早産児、正期産児、過期産児)、在胎期間別標準体重との比較を反映した分類(light-for-dates児、small-for-dates児、appropriate-for-dates児、heavy-for-dates児、symmetrical FGR、asymmetrical FGR)によって新生児が分類されることを理解する。新生児を正しく分類することは、統計上の必要ばかりだけでなく、出生時にハイリスク新生児をスクリーニングするためにも重要である。
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② 新生児がどのような発達状況で出生してくるのか、出生後にどのように子宮外の環境に適応していくのかを理解することで、新生児の機能とその特徴について理解する。胎児が子宮内から子宮外に出生するとき、新生児の全身の臓器で劇的な変化が起こり、極めて大きなストレスがかかる。子宮外生活への適応過程は複雑であるが、ほとんどの新生児が問題なく経過する。新生児の子宮外適応現象、呼吸、循環、体温、消化と吸収、ビリルビン代謝と生理的黄疸、腎機能、免疫、皮膚、原始反射、感覚機能等から新生児の機能および生理的特徴を理解する。これらのことについて理解を深めることで、新生児の状態や生理的変化についてのアセスメントに必要な視点を身につける。
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③ 胎内生活から胎外生活への適応を中心とする生理的特徴について理解する。胎児は、子宮内では、酸素の供給、栄養の供給、老廃物の排出といった生命の維持に必要なことは胎盤や臍帯を通じて母体-胎児間の輸送にて行われ、母体の恩恵を受けていたが、出生とともに母体に依存していた機能を、新生児自身で行わなければならなくなる。母体に依存していた胎内生活から自身で生命維持をする胎外生活への適応の中で、特に出生直後から新生児の生命維持に重要な特徴・知識と、早期新生児期に胎外生活への適応の過程で生じる生理的変化で重要な特徴・知識に関して、「呼吸器系」、「消化器系」、「水電解質・代謝系」、「腎・泌尿器系」、「皮膚」、「体温調節」等の生理的特徴について理解する。
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キーワード
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① 新生児の定義・分類 ② 子宮外適応現象 ③ 新生児の生理的特徴 ④ 生理的黄疸 ⑤ 新生児の免疫
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):教科書①P.262-281、教科書②P.244-245,307-309、講義資料などから本コマの範囲を復習する。新生児の定義、区分、新生児の特徴や胎外生活への適応過程について説明できるよう関連する知識を整理し、まとめてください。特に新生児の定義および体重を基準とした呼び方、在胎週数を基準とした呼び方、在胎週数別標準体重との比較による呼び方をそれぞれ整理し、述べられるようにしておくこと。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。本コマに関連する看護師国家試験の過去問題、小テストに取り組み、不正解となった問題に関連する知識の確認をしてください。 予習(約2時間):教科書①P.281-305、教科書②P.246-260をよく読んで講義に臨んでください。また、母性看護援助論の第12回の講義資料を読んで準備してください。
講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等にチャットGPTを活用すること。ただし、生成された内容をそのまま用いるのではなく、教科書等により正確性を確認したうえで、自ら考え、自らの理解に基づいて考察を深めること。 専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。
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13
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新生児期における看護②新生児のアセスメント(水尾)
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科目の中での位置付け
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本科目の講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための看護と逸脱時の看護について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行い、第7回~第10回は分娩期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。第11回は妊娠期・分娩期の情報収集、アセスメント、診断について講義を行う。第12回~第15回は新生児期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。妊産婦および胎児、新生児の身体的特性や心理・社会的特性を理解し、そのうえで対象のアセスメント、保健指導、家族を含めた看護について学ぶ。本講義では、出生と同時に胎内生活から胎外生活への大きな変化に適応する過程が始まる重要な新生児期にある対象のアセスメントについて学修する。第12回で学んだ新生児の生理的特徴をふまえ、新生児期特有の胎外生活への適応や生理的変化のアセスメントについて理解する。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版 第3 刷、2023、P.281-305. ・教科書②看護実践のための根拠がわかる母性看護技術、メヂカルフレンド社、第3版 第2刷、2022、P.246-260.
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コマ主題細目
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① 出生直後のアセスメント ② 新生児の全身観察とアセスメント ③ 胎外生活の適応状況のアセスメント
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細目レベル
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① 新生児の診断に必要な新生児の健康と発育のアセスメントについて理解する。出生時には胎盤循環の停止により、新生児は胎外生活に適応した呼吸循環動態に切り替わる重要な時期である。出生前は母体の情報から生まれてくる児の状態を予測してハイリスク新生児か否かのアセスメントをする。出生直後はアプガースコアを用いて新生児の状態を評価する。新生児の発育状態については、出生直後に体重、身長、胸囲、頭囲を測定する身体計測値の評価と成熟度の評価、外表所見および神経学的所見から評価する。さらに、新生児の形態異常の評、新生児の行動や意識レベルの評価を行う。出生直後の母児の愛着形成についても、母子関係における評価は重要である。出産前における母親とその家族の健康状態のアセスメントもふまえ、出生直後の児の健康・発育状態のアセスメントの視点を学ぶ。
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② 新生児の健康状態の観察のポイント、全身の観察項目について理解する。新生児の健康状態のアセスメントの目的は、「出生後の適応過程が日齢に応じて順調に経過していること」を確認することである。呼吸・循環状態、体温、神経系、黄疸、感染、哺乳状態、排泄状態について得られた情報を関連付け、バイタルサインの分析・評価を行う。新生児の観察に先立ち、家族歴、母親の妊娠・分娩歴や今回の妊娠・分娩経過、出生時の状態、出生後の経過について全体を理解した上で観察を進める。観察は自ら訴えることができない新生児の生理学的特徴を正しく理解し、把握することが必要である。また、観察項目と正常値、観察順序を十分理解し、短時間に観察する必要がある。姿勢、皮膚、頭部、呼吸器系・循環器系、体幹、四肢、外性器、排泄、背部・殿部、神経学的状態の観察ポイントを理解する。
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③ 出生直後から24時間以内、移行期を過ぎてから行う看護について理解を深める。出生直後、および入院中に実施される看護の目的と具体的な方法を学修する。出生直後の新生児に対する分娩室での一般的なケアについて理解する。可能な限り、母子ならびに父子の早期接触の機会を配慮する。出生後から退院時までの看護では、新生児の生理的機能が子宮外生活へ適応し順調に経過しているか、経過中に異常がないか観察する。また、全身清拭(ドライテクニック)もしくは沐浴を行い、身体の清潔を保つとともに、新生児の観察を行う。新生児期は急速に発育する時期であるため、この時期に十分に栄養が供給されないと児の予後に悪影響を与えることがありうるため哺乳状態(栄養)を評価する。
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キーワード
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① 出生直後のアセスメント ② 新生児の全身観察 ③ 胎外生活の適応状況 ④ 新生児の生理的変化 ⑤ 経日的変化
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):教科書①P.281-305、教科書②P.246-260、講義資料、ノートなどを用いて講義内容を復習して理解を深め、出生直後のアセスメントについて、新生児の①健康、②発育の2つの視点で整理し、まとめてください。新生児の全身観察は、呼吸・循環状態、体温、神経系、黄疸、感染、栄養について関連する情報からアセスメントができるよう観察のポイントを復習してください。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。本コマに関連する看護師国家試験の過去問題、小テストに取り組み、不正解となった問題に関連する知識の確認をしてください。 予習(約2時間):教科書①P.305-320 、教科書②P.246,260,268-304,309-317.をよく読んで講義に臨んでください。また、母性看護援助論の第12~13回の講義資料を読んで準備してください。
講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等にチャットGPTを活用すること。ただし、生成された内容をそのまま用いるのではなく、教科書等により正確性を確認したうえで、自ら考え、自らの理解に基づいて考察を深めること。 専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。
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新生児期における看護③新生児の看護(水尾)
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科目の中での位置付け
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本科目の講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための看護と逸脱時の看護について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行い、第7回~第10回は分娩期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。第11回は妊娠期・分娩期の情報収集、アセスメント、診断について講義を行う。第12回~第15回は新生児期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。妊産婦および胎児、新生児の身体的特性や心理・社会的特性を理解し、そのうえで対象のアセスメント、保健指導、家族を含めた看護について学ぶ。本講義では、出生直後から胎外生活への適応が開始し、日々生理的変化がみられる新生児の看護について学修する。特に、早期新生児期は胎外生活への適応に伴う変化が顕著に表れる時期であり、正常に経過するために必要な観察や知識をもとに必要な看護を学ぶ。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版 第3 刷、2023、P.305-320. ・教科書②看護実践のための根拠がわかる母性看護技術、メヂカルフレンド社、第3版 第2刷、2022、P.246,260,268-304,309-317.
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コマ主題細目
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① 出生直後の看護 ② 出生後から退院までの看護 ③ 生後1か月健診に向けた退院時の看護
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細目レベル
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① 出生直後の新生児に対する分娩室で必要な看護、出生後24時間以内の新生児に行う看護の目的と具体的な方法について理解する。出生直後の看護では、出生した新生児の状態から蘇生の必要性について判断し、状態に合わせて子宮外生活への適応のサポートをする。そのために事前に在胎週数、母体の妊娠期の異常の有無、胎児期の異常の有無を情報収集し、出生後はアプガースコアを確認する。また、性別、身体測定、外表の先天異常について観察し、保温や気道の確保、早期母子接触等のケアを行う。出生後24時間以内では、子宮外生活の適応や異常の早期発見に努める。バイタルサインの測定、活気、呼吸障害の有無、神経学的所見、分娩時損傷の有無等の観察や、授乳の援助、必要時血糖値測定、ビタミンK2シロップの投与、初回排便・排尿の確認等のケアを行う。出生時間や新生児の状態、母親の疲労状況によっては、様子を見ながら母子同室を開始して母子関係の確立や母乳育児の支援につなげる。
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② 出生後、入院中に行う看護の目的と具体的な方法を学修する。出生後から退院時までの看護では、新生児の生理的機能が子宮外生活へ適応し順調に経過しているか、経過中に異常がないか観察する。具体的には、バイタルサインの測定、活気、体重、黄疸の状態、皮膚や臍部の状態、排尿・排便の状態、授乳の状態、母子関係等を観察する。また、全身清拭(ドライテクニック)もしくは沐浴を行い、身体の清潔を保つとともに、新生児の全身の観察を行う。新生児期は急速に発育する時期であるため、この時期に十分に栄養が供給されないと児の予後に悪影響を与えることがありうるため哺乳状態(栄養)を評価する。また新生児に生じやすい医療事故と防止策を理解する。新生児が順調に子宮外生活に適応するために、環境調整、授乳の援助、育児支援・相談、必要時は検査や処置を行っていく。育児に関しては、退院後は母親や家族が行っていくため、母親の育児技術の獲得の支援を行いながらケアをしていく必要がある。
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③ 退院時に行う看護の目的と具体的な方法を学修する。退院前に退院診察を行い、身体計測、授乳の状態、黄疸の状態、異常の有無から退院の可否が決まる。退院診察の時のみではなく、順調に経過して退院の日を迎えられるように日々観察とケアを行う。特に、体重と黄疸が順調に経過するようケアを行う。入院中は、先天性代謝異常検査である新生児マススクリーニング検査や聴覚障害の早期発見のため新生児聴覚スクリーニング検査を行い、新生児聴覚スクリーニングはすぐに結果がわかるため母子健康手帳に結果を貼って母親に説明する。また、退院後のビタミンK2シロップ投与、生後2週間健康診査、生後1か月健康診査、予防接種等の今後の予定についても説明する。新生児の退院後の順調な発育・発達には、母親が育児技術を獲得できていることが必要なことなので、入院中は新生児と母親を合わせて観察してケアを行い、退院後の養育環境も確認しながら看護していく。
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キーワード
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① 出生直後の看護 ② 出生後から退院までの看護 ③ 生後1か月健診に向けた退院時の看護 ④ 胎外生活への適応 ⑤ 養育環境
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):教科書①P.305-320、教科書②P.246,260,268-304,309-317、講義資料、ノートなどを用いて講義内容を復習して理解を深め、出生直後の新生児に対する分娩室で必要な看護、出生後24時間以内に新生児の看護の目的と具体的な方法について整理しまとめてください。また、出生後から退院までの看護、生後1か月健診に向けての看護の目的と具体的な方法について整理し、まとめてください。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。本コマに関連する看護師国家試験の過去問題、小テストに取り組み、不正解となった問題に関連する知識の確認をしてください。 予習(約2時間):教材①P.489-514 、教科書②P.264-267,305-306をよく読んで講義に臨んでください。また、母性看護援助論の第1~14回の講義資料を読んで正常新生児について学習して準備してください。
講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等にチャットGPTを活用すること。ただし、生成された内容をそのまま用いるのではなく、教科書等により正確性を確認したうえで、自ら考え、自らの理解に基づいて考察を深めること。 専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。
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15
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新生児期における看護④新生児の異常と看護(水尾)
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科目の中での位置付け
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本科目の講義では、マタニティサイクルの中の妊娠期・分娩期・新生児期の生理および看護について学ぶ。また正常からの逸脱、正常からの逸脱を予防するための看護と逸脱時の看護について学ぶ。第1回~第6回は妊娠期の健康状態を維持・増進するための看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行い、第7回~第10回は分娩期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。第11回は妊娠期・分娩期の情報収集、アセスメント、診断について講義を行う。第12回~第15回は新生児期の生理と看護、正常からの逸脱時の看護について講義を行う。妊産婦および胎児、新生児の身体的特性や心理・社会的特性を理解し、そのうえで対象のアセスメント、保健指導、家族を含めた看護について学ぶ。本講義では、新生児の正常な経過とそれを支援する看護について学修した事をもとに、新生児の異常と看護について学修する。具体的には、新生児仮死、分娩外傷、低出生体重児、高ビリルビン血症、ビタミンK欠乏性出欠症について理解を深める。
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・教科書①系統看護学講座-専門分野専門分野 母性看護学[2]母性看護学各論、医学書院、第14版 第3 刷、2023、P.489-514. ・教科書②看護実践のための根拠がわかる母性看護技術、メヂカルフレンド社、第3版 第2刷、2022、P.264-267,305-306.
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コマ主題細目
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① ハイリスク新生児 ② 新生児によく見られる正常からの逸脱 ③ 新生児の異常時の看護
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細目レベル
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① ハイリスク新生児の概念を理解し、正常から逸脱するリスク因子を理解する。新生児の疾患は、重症で救命的な救急処置を要するものの頻度が比較的高い。このような救急医療では初期治療が適切に行われるかどうかで、児の予後が大きく左右される。新生児の救急疾患はある程度病態の傾向が決まっているため、分娩前からあらかじめ予測することが可能である。今明らかな疾患や異常はなくとも、今後何らかの問題が起こりうることが予測され、正常新生児として扱うにはリスクを有している児のことをハイリスク新生児といい、出生後に厳重な観察や管理を必要とする新生児のことである。必ずしもNICUに入院する児を意味するものではない。ハイリスク新生児となる因子について在胎週数および出生体重、母体の疾患および服用した薬物・嗜好品、妊娠および分娩に起因するハイリスク因子について理解する。
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② 新生児にみられる異常にはどのようなものがあるのかを学ぶ。新生児によく見られる正常からの逸脱について理解する。新生児におこる代表的な正常からの逸脱である新生児仮死、分娩外傷(頭部軟部組織の損傷、胸鎖乳突筋血腫、腕神経叢麻痺、顔面神経麻痺、鎖骨骨折、頭蓋内出血)、低出生体重児、高ビリルビン血症、新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症、新生児の呼吸障害(呼吸窮迫症候群、胎便吸引症候群、新生児一過性多呼吸、無呼吸発作等)等についてそれぞれ原因、病態、症状、治療・管理について学ぶ。正常から逸脱した新生児の多くは、子宮外生活への不適応(適応遅延)から生ずる病的な状態である。正常からの逸脱が認められても、すぐに治療が開始しないこともある。適応を妨げている要因を取り除きつつ、正常な状態に回復できるよう、対症療法を中心とした治療の補助を行い、新生児の力を最大限に支えることが必要である。さらに、児の看護だけに専念するのではなく、退院後を見据え、家族中心の看護の視点を忘れてはならない。
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③ 健康問題をもつ新生児の看護について理解する。新生児におこる代表的な正常からの逸脱である新生児仮死、分娩外傷(頭部軟部組織の損傷、胸鎖乳突筋血腫、腕神経叢麻痺、顔面神経麻痺、鎖骨骨折、頭蓋内出血)、低出生体重児、高ビリルビン血症、新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症、新生児の呼吸障害(呼吸窮迫症候群、胎便吸引症候群、新生児一過性多呼吸、無呼吸発作等)等の看護について学ぶ。正期産新生児の多くは、胎外生活への変化の時期を順調に乗り越えることができるが、低出生体重児、早産児は、子宮外生活に適応する能力を獲得する前に出生するため、新生児集中治療室での治療やケアが必要となる。さらに、分娩経過による児への影響について、経膣分娩や帝王切開術で出生した新生児の看護について学ぶ。
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キーワード
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① ハイリスク新生児 ② 新生児仮死 ③ 分娩外傷 ④ 低出生体重児 ⑤ 高ビリルビン血症
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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復習(約2時間):教科書①P.489-514、教科書②P.264-267,305-306、講義資料、ノートなどを用いて講義内容を復習して理解を深め、ハイリスク新生児の概念を理解し、正常から逸脱するリスク因子をまとめてください。また新生児にみられる異常として代表的な①新生児仮死、②分娩外傷、③低出生体重児、④高ビリルビン血症、⑤新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症、⑥新生児の呼吸障害について、それぞれ原因、病態、症状、治療・管理、看護の視点で関連する知識の整理とまとめをしてください。そして、分娩経過による児への影響について、経膣分娩や帝王切開術で出生した新生児の看護についても整理しまとめてください。ChatGPTを活用して、本日のキーワードに関するテスト問題を作成し、理解を深める。本コマに関連する看護師国家試験の過去問題、小テストに取り組み、不正解となった問題に関連する知識の確認をしてください。
講義内容の理解を深めるために、概念や用語の整理、関連する知識の確認、学習内容の振り返り等にチャットGPTを活用すること。ただし、生成された内容をそのまま用いるのではなく、教科書等により正確性を確認したうえで、自ら考え、自らの理解に基づいて考察を深めること。 専門職教育として、自ら考え判断する学習姿勢を重視する。
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