| 回 | 主題 | コマシラバス項目 | 内容 | 教材・教具 |
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1
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公衆衛生看護技術の基本とその活用
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科目の中での位置付け
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本科目は、講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、公衆衛生看護の実務経験をもとに経験例をあげながら、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。また活動方法として、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。各回の授業では、必要に応じて担当教員からの指示により地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べ、学びを深める。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。以上を踏まえつつ第1回では、地域・公衆衛生看護学概論、および公衆衛生看護援助論Ⅰでの修得内容を土台として、公衆衛生看護技術の基本とその活用プロセスについて学ぶための基本的な理解を深める。
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〇標準保健師講座1「公衆衛生看護学概論」(第6版)第5章「公衆衛生看護活動の展開の基盤」p.88~107、第6章「公衆衛生看護活動の展開方法」p.110~128, 〇標準保健師講座2「公衆衛生看護技術」 付録「公衆衛生看護の記録」p.270~280 〇配布資料
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コマ主題細目
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① これまでの公衆衛生看護活動に係る学修を基盤とした公衆衛生看護技術の理解 ② それぞれの公衆衛生看護技術の活用意義と連動 ③ 公衆衛生看護技術を用いた活動展開における記録の意義
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細目レベル
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① 本科目は1年後期の公衆衛生学、2年前期の地域・公衆衛生看護学概論、および公衆衛生看護援助論Ⅰにて修得した知識を土台として教授する科目である。公衆衛生看護活動が多岐に渡ることから、活用される公衆衛生看護技術の基礎と活用プロセスの理解は非常に重要なものとなる。保健師国試出題基準では、方法論Ⅰ(個人・家族・グループへの支援)として、①地域を構成する人々の心身の健康、疾病の予防・発生・回復、改善の過程のアセスメント、及び健康課題の明確化について基本的な理解を習得していることと、②「個人、家族」が主体的に問題を解決できるよう、地域特性を踏まえた適切な支援技術の選択、及び支援方法についての基本的な理解を求められている。さらに、方法論Ⅱ(地域組織・地域への支援、事業化と施策化)においても同様にその展開方法の基礎の理解が求められる。以上の様に、公衆衛生看護活動は、健康課題(問題)が軸となる「特定集団」を対象とすることに加えて「個人・家族、集団、コミュニティ(地域)、自治体(行政)」といった範囲の広い対象へのアプローチが求められることを概観できるよう理解を深める。そのアプローチのためには本科目の公衆衛生看護技術の基礎と活用プロセスを理解すること、その理解を土台として公衆衛生看護援助論Ⅲ(演習科目)にシームレスに移行できるよう学修を進める。
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② ①にて述べたように、公衆衛生看護活動の対象は、健康課題(問題)が軸となる「特定集団」、および「個人・家族、集団、コミュニティ(地域)、自治体(行政)」に加え、学校保健、労働者を対象とした職域(産業保健)までと非常に広い範囲となる。それらの対象は、それぞれが有機的に連動していく。例えば、自治体(行政)何等かの不都合があれば、それは各地域や個人・家族の生活に直結していく。よって、保健師は、健康診断結果の疫学的分析や、家庭訪問での地域の様子やその地域の住民の健康課題など、公衆衛生看護技術を活用した支援から様々な情報を収集、地区診断の技術を用いて地域の課題を見出し解決のために、施策化の技術を用いて事業計画までを立案し、地区組織化活動の技術と健康教育の技術を用いて、対象集団が自ら健康課題を解決できるよう支援する。また、個人・家族には家庭訪問の技術と個別健康教育の技術を用いて支援を展開する。以上の様に、それぞれの公衆衛生看護技術は併せて活用したりそれぞれが連動して展開されていくことを理解する。
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③ 公衆衛生看護技術を実践するにあたり、記録の管理は非常に重要となる。その記録の範囲は、①で述べたように多岐に渡る。ここでは、公衆衛生看護活動における記録の意義や管理等について学ぶ。公衆衛生看護活動を展開した際には、その個人・家族や集団、地域、自治体(行政)の状況を把握する。それにより、健康課題の変化や新たな健康課題の抽出ができたり、あるいは公文書として管理されることとなる。情報管理においては、公衆衛生看護活動の記録は行政文書としての位置づけと、個人情報を取り扱い文書としての位置づけがある。経済協力開発機構(OECD)は、個人情報保護と個人データの流通についての国際的な基準として8原則を策定しており、日本では、保健医療福祉の専門職は個人情報保護法を順守することが定められている。
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キーワード
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① 地区診断 ② 健康教育(個人・集団)と家庭訪問 ③ 地区組織化活動 ④ 行政における健康戦略 ⑤ 施策化と事業化
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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<予習> 標準保健師講座1,公衆衛生看護学概論、標準保健師講座3,対象別公衆衛生看護活動を再度熟読する。特に、公衆衛生看護技術の概要を理解できるように、標準保健師講座1,公衆衛生看護学概論の第5章「公衆衛生看護活動の展開の基盤」p.88~107,第6章「公衆衛生看護活動の展開方法」p.110~128を熟読する。加えて、標準保健師講座2,公衆衛生看護技術,付録「公衆衛生看護の記録」p.270~279を熟読する。教科書を熟読する中で分からない用語や理論についてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。 <復習> 配布資料とともに、再度、標準保健師講座1,公衆衛生看護学概論、標準保健師講座3,対象別公衆衛生看護活動を再度熟読する。特に、公衆衛生看護技術の概要を理解できるように、標準保健師講座1,公衆衛生看護学概論の第5章「公衆衛生看護活動の展開の基盤」p.88~107,第6章「公衆衛生看護活動の展開方法」p.110~128を熟読する。加えて、標準保健師講座2,公衆衛生看護技術,付録「公衆衛生看護の記録」p.270~279を熟読し、第2回以降の各公衆衛生看護技術を学ぶ意義やそれぞれの技術の連動について理解を深めておくと良い。また、ChatGPTを活用して「公衆衛生看護活動の基盤となる理論」に関するテスト問題を作成し、理解を深めること。
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2
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公衆衛生看護における対象の理解対象としての個人・家族の理解
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、公衆衛生看護の実務経験をもとに経験例をあげながら、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった場合には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。以上を踏まえ、第2回では、「公衆衛生看護における対象の理解」として、公衆衛生看護の対象となる個人・家族の健康と生活を社会的な要因と関連付けてアセスメントし、健康課題を解決するための支援につなげる知識・技術について理解する。
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・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P14~P25 ・配付資料
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コマ主題細目
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① 公衆衛生看護の対象としての個人 ② 公衆衛生看護の対象としての家族 ③ 家族の機能と構造 ④ 家族のライフサイクルと発達課題 ⑤ 家族への支援
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細目レベル
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① 公衆衛生看護の対象者をとらえる視点として、個人単位でとらえる場合、家族単位でとらえる場合、グループなどの集団単位でとらえる場合がある。この細目では個人単位でとらえる視点について理解する。公衆衛生看護の対象は、地域で生活するすべての人々である。子どもから高齢者までのすべての年齢層を対象にしていることから、人の発達段階と発達課題についての理解が必要である。人々の健康は、生活と密接に結びついており、個人の長年の生活習慣が後に健康問題を引き起こす。その生活習慣は、個人の努力によって改善できるものと、社会的要因を排除しなければ解決できないものがある。健康問題を構造的に把握することで、解決に向けた取り組みを支援していくことが必要である。
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② この細目では公衆衛生看護の対象を家族単位でとらえる視点について理解する。公衆衛生看護活動の対象となる家族は、支援対象となった個人の家族であることが多い。個人と家族は、相互関係をもちながら生活を営んでおり、当事者個人への支援のなかで家族も支援の対象としてとらえることが必要である。公衆衛生看護の対象となる家族について学ぶにあたり、家族とはどのようなものかを考える。公衆衛生看護の対象である個人も、公衆衛生看護活動を展開する保健師も、それぞれの家族のなかで生まれ育ち、家族の価値観を受け継いだ家族の一員であるが、その価値観は家族ごとに多様である。また、同じ家族に属する家族員であっても、家族員のそれぞれによって価値観は異なる場合がある。家族を1つの単位としてとらえる視点とともに、家族員を個々に理解する視点が必要になる。家族員の疾病や障害は、家族員個人の健康が損なわれるという問題にとどまらず、家族内の新たな健康問題の引き金になることがある。それぞれに影響しあう家族の健康問題について理解する。
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③ 家族は、その存続のために多様な機能をもっており、家族の基本的な機能は、家族員のニーズと社会のニーズの両方にこたえることである。フリードマンは家族の機能を、「情緒機能」「社会化と地位付与機能」「ヘルスケア機能」「生殖機能」「経済的機能」の5つに分類している。女性の社会進出や労働環境、価値観の多様化などの現代社会の変化は、その家族機能にも影響を与えている。公衆衛生看護活動では、現代の家族がおかれた社会において、家族の機能が発揮できるように支援していくことが必要である。家族をアセスメントする視点のひとつに家族の構造がある。家族の構造とは、家族の組織形成や家族員相互の関係をあらわすものであり、家族内だけでなく外部環境とも相互作用を及ぼし合っている。家族の支援を考えるにあたり、家族の機能や構造について理解する。
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④ 家族の発達段階は家族のライフサイクルともいい、家族の誕生から消滅までのライフサイクルを7段階や8段階に区切ったものが提示されている。夫婦の結婚と死亡、子どもの出生と成長によって、家族は個人と同様に、社会に誕生し、発達・成長し、そして衰退していくという時間的規則性がある。本コマでは、家族のライフサイクルについて、婚前期・新婚期・養育期・教育期・排出期・老年期・孤老期の7段階に区切って理解する。家族は、1つの段階だけでなく複数の段階に属することになり、異なる発達段階が混在することになる。家族の支援を考えるにあたり、家族のライフサイクルと発達課題をふまえることが重要であり、保健師としてそれぞれの家族を支援するにあたり、その家族がどの段階に該当し、その発達課題が何であるかが理解できるようにする。
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⑤ 家族を対象に支援する場合は、家族を1つのシステムとしてアセスメントすることで、顕在的な問題や潜在的な問題を明らかにし、適切な支援に結び付けることが必要である。そのために、個々の家族員レベルのアセスメントに加えて、家族レベルに拡大してアセスメントを行う。前項の家族の機能と構造以外にも、家族構成や家族の健康状態などの家族の基本情報、職業や地域での役割などの社会文化的側面、住環境や地域社会の特徴などの環境的側面、家族の生活力量などがある。家族の支援を考えるにあたり、家族をあらゆる側面から情報収集し、総合的にアセスメントしたうえで必要な支援を考えることが大切である。家族への支援の視点は時代とともに変化し、健康問題をもつ家族員へのケアの提供者であり資源ではなく、ケアの計画段階から加わる参画者という視点が重視されている。また、健康問題を抱えた家族員の家族もまた支援の対象者という視点も重視されている。家族の支援にあたっては、家族員個人の発達課題をふまえながら、同時に進行する家族のライフサイクルと発達課題をとらえる視点が必要であり、家族員それぞれの発達段階・発達課題と家族の発達段階・発達課題に矛盾が生じた場合の調整について理解する。
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キーワード
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① 個人の発達段階と発達課題 ② 家族機能 ③ 家族のライフサイクルと発達課題 ④ 家族生活力量 ⑤ 家族への支援
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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<予習> 教科書「標準保健師講座2 公衆衛生看護技術」のP14~P25を読む。個人の生活習慣が原因で引き起こされる健康問題にどのようなものがあるのか、そしてその原因は何であるのかについて、看護課程で学んだ疾患に関する知識をもとに考えておく。学生自身の日常生活を振り返り、日常生活と健康との関連、健康課題、個人の生活に影響する様々な要因について考えてみる。自分とは発達段階が異なる自分の親世代、祖父母世代についても同様に考えてみる。家族については、看護課程で学んだ「家族の定義」を想起し、自分なりに家族とは何か、ChatGPTを活用し調べたことをもとに考えておく。 <復習> 教科書の該当箇所や配付資料を読み、授業の内容を整理して理解する。個人のライフサイクルと発達課題および家族のライフサイクルと発達課題を重ね合わせて、家族の支援について考えることができるようにする。保健師による支援は、家族を単位として、その家族にとってより良い選択ができるように共に考えることが重要である。家族員の中で意見の相違が生じた場合の調整方法などについて、支援対象である個人またはその家族のどちらかの視点に偏ることなく、バランスよくその家族を支援していく視点を持てるようにする。また、本単元のキーワード関するテスト問題をChatGPTを活用して作成し理解を深めるとともに第3回の単元への準備をすること。(予習・復習:1時間)
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3
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対人支援活動の展開①
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、公衆衛生看護の実務経験をもとに経験例をあげながら、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった回には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。 第3・4回では、「対人支援活動の展開」として、公衆衛生看護の実務経験を有する教員の経験例を踏まえながら、地域に暮らす特定の個人や家族への支援の基本と技術、ならびに公衆衛生看護活動における直接的・間接的な支援方法について理解する。
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・標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P90~P113 ・配付資料
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コマ主題細目
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① 対人支援の基本 ② 対人支援の過程と特徴 ③ 対人支援の技術
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細目レベル
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① 対人支援活動とは、地域に暮らす特定の個人や家族を、直接的または間接的方法で支援する公衆衛生看護活動である。公衆衛生看護活動における対人支援は、特定の個人・家族の健康状態およびQOLの向上を目指すもので、最終的には地域全体や組織の健康状態およびQOLの向上を目指して行われる。対人支援を行う際の視点は、対象者を健康か病気かという視点でとらえるのではなく、健康を全人的にとらえてよりよく生きるよう支援することである。公衆衛生看護活動で対象とするのは、病気の人だけではなく、健康な人も病気の人も障害がある人も、地域で生活するすべての人々が支援の対象である。地域で生活する人々への支援を学ぶにあたり、対人支援の目的や対人支援を行う際の視点について理解する。
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② 公衆衛生看護活動における対人支援の活動は、①対象者の把握、②優先順位の決定、③情報収集、アセスメント、④支援計画の立案、⑤実施、記録、モニタリング、評価、⑥関係機関・関係職種との連携・協働、⑦地域活動への反映、という過程で展開される。支援の対象者を把握する機会として、特定の対象者やその家族に関する情報が、健康相談や関係機関からの連絡によって持ち込まれることがある。また、保健師がある集団から支援が必要な人を同定することで、対象者として把握する場合もある。例えば、健康診査を受けた人々の中から事後フォローが必要な人を同定する場合などである。把握した対象者は、支援の必要性を見極め、優先順位を付けて支援を行う。これら対人支援の過程について理解する。
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③ 対人支援においては、対象者の支援ニーズに応じて、対象者や家族の価値観や生き方を尊重した支援を行うことが重要である。保健師は,対象者が生きることや生活することを支援する伴走者であることから、対人支援をする際に参考になる技術としてカウンセリングとコーチングについて学ぶ。カウンセリング技術は、対象者が心のうちに抱えていることを話してもらうことで、気持ちを振り返り整理できるよう支援する特徴があり、健康相談を含めすべての対人支援にあたり活用できる。コーチングは、自分の生活への問題意識や改善への意欲がある場合に効果的といわれる。カウンセリングとコーチングは、目的や重点を置く点がそれぞれ異なるが、コミュニケーションスキルとしては共通する部分がある。これら、差異と共通する部分をふまえつつ技法への理解を深める。
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キーワード
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① 対人支援の目的 ② 対人支援の視点 ③ 対人支援の過程 ④ カウンセリング ⑤ コーチング
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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<予習> 「標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術」P90~P113を読む。対人支援の視点や価値観、対象者の把握方法、対人支援の過程について概要をつかむ。対象者の把握方法や情報収集・アセスメントについては、2年生で学んだ「公衆衛生看護援助論Ⅰ」の対象別公衆衛生看護活動の対象者の把握方法等を想起しながら読む。教科書を熟読する中で分からない用語や理論についてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。 <復習> 当日の講義で配付した資料や教科書の該当部分を読む。公衆衛生看護における支援の対象者は、すべての健康レベルの人々であり、対象別にみると母子、成人、高齢者、障害者など、さまざまであるが、対象者が変化したとしても、対人支援活動の目的・視点・価値観、対人支援の過程は基本的には同じであることを理解する。また、本単元のキーワード関するテスト問題をChatGPTを活用して作成し理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。(予習・復習:1時間)
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4
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対人支援活動の展開②
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、主に自治体における公衆衛生看護の実務経験をもとに、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった回には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。 第3・4回では、「対人支援活動の展開」として、公衆衛生看護の実務経験を有する教員の経験例を踏まえながら、地域に暮らす特定の個人や家族への支援の基本と技術、ならびに公衆衛生看護活動における直接的・間接的な支援方法について理解する。
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・標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P90~P113 ・配付資料
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コマ主題細目
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① ケースマネジメントの概要 ② ケースマネジメントのプロセス
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細目レベル
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① ケースマネジメントの定義として、「要支援者と社会資源を結びつけることによって、要支援者の地域社会での生活を支援していくこと」「複雑な生活障害を有する人が、安全で安定した日常生活を地域で継続できるように支援するシステムであり、支援方法である」などがある。ケースマネジメントでは、対象者のニーズに合わせて必要なサービス(インフォーマルサービス含む)を組み合わせて調整することで、対象者が地域で自立した生活を継続できるようにすることを目指す。対象者の問題、生活状況、背景となる環境を総合的にアセスメントし、ニーズの充足に向けて支援していくことが必要である。ケースマネジメントのプロセスは、スクリーニング、情報収集、アセスメント、支援計画の立案、支援の実施、モニタリング、評価からなる。この細目では、保健師の対人支援の基本となるケースマネジメントについて理解する。
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② ケースマネジメントが必要な対象の特徴は、医療・保健・福祉の多職種・多機関や近隣住民からの社会的な支援を必要とする人,すなわち,複数の,または複雑な身体的・精神的問題のある人や,経済的困窮状態にある人などは,保健師が支援する際にケースマネジメントを用いることが必要な対象者である。ケースマネジメントのプロセスの概要は、対象者へのケースマネジメント支援が必要かを判断する「スクリーニング」から始まり、「情報収集」「アセスメント」「支援計画の立案」「支援の実施」「モニタリング」「評価」といったサイクルを回しつつ、対象となる人とその家族のニーズの充足に向け支援することである。ただし、現在のニーズに対処するだけでなく対象者や家族の将来的な課題についても視野に入れた支援の検討が必要である。
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キーワード
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① ケースマネジメント ② ケースマネジメントの基盤 ③ ケースマネジメントのプロセス
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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<予習> 「標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術」P90~P113を熟読する。対人支援の視点や価値観、対象者の把握方法、対人支援の過程について概要をつかむ。対象者の把握方法や情報収集・アセスメントについては、2年生で学んだ「公衆衛生看護援助論Ⅰ」の対象別公衆衛生看護活動の対象者の把握方法等を想起しながら読む。教科書を熟読する中で分からない用語や理論についてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。 <復習> 当日の講義で配付した資料や教科書の該当部分を読む。公衆衛生看護における支援の対象者は、すべての健康レベルの人々であり、対象別にみると母子、成人、高齢者、障害者など、さまざまであるが、対象者が変化したとしても、対人支援活動の目的・視点・価値観、対人支援の過程は基本的には同じであることを理解する。また、本単元のキーワード関するテスト問題をChatGPTを活用して作成し理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。(予習・復習:1時間)
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5
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公衆衛生看護活動の対象としてのグループの支援
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、公衆衛生看護の実務経験をもとに経験例をあげながら、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった回には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。 第5回では「公衆衛生看護活動の対象としてのグループの支援」として、公衆衛生看護活動の対象となるグループの種類や保健師の支援について、公衆衛生看護の実務経験を有する教員の経験例を踏まえながら理解する。
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・標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P25~P32 ・配付資料
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コマ主題細目
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① グループ・組織の理解 ② 公衆衛生看護の対象となるグループの種類 ③ 保健師によるグループの支援
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細目レベル
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① グループとは複数の人々からなる社会的なまとまりである。組織とは構造や役割、命令系統をもつグループの一形態である。グループには会社や学校などの組織化された集団や、同じ趣味をもつ人が集まった集団などがあり、その形態はさまざまである。組織化された集団では、構造や役割、命令系統、共通の意識・目標をもつ。グループの機能には、グループ内の相互作用を促進させることで個々のメンバーが課題を解決できるようにする自己変容的機能、グループがコミュニティの課題を意識しコミュニティに働きかける社会改革的機能がある。保健師はさまざまな種類のグループを支援するが、支援の対象とする個々のグループが、どちらの機能をもつグループなのかを理解する。
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② 公衆衛生看護の対象となるグループには、健康教育(教室)のグループ、共通した課題をもつ人々のサポートグループ、当事者グループ(セルフヘルプグループ)、住民組織などがある。健康教育(教室)のグループは、行政主催の健康教室などの対象者として集められた人々で、グループの運営は行政が行う。グループの継続性は低く、主な機能は自己変容的機能である。一方、当事者グループのメンバーは共通の健康問題をかかえており、共通の目標をもって活動している。発足当初は自己変容機能を主として活動をはじめるが、自分たちの変化だけでは解決できない健康問題を認識すると社会変革機能を発揮するなど、グループの機能を変化させて継続していくこともある。公衆衛生看護活動の対象としてのグループについて、その種類や特徴、活動の概要、グループの機能などについて理解する。
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③ 公衆衛生看護活動におけるグループ支援の目的は、グループの自己変容的機能により個人を変容させたり、社会変革的機能によりグループメンバーを取り巻く環境に働きかけてコミュニティを健康な状態に変容させていくことである。保健師には住民グループを支援する役割がある。一方では、その住民グループのメンバーに公衆衛生看護活動の協力者として活動してもらうことで、協働で地域づくりを行っている側面もある。それぞれのグループの活動の目的や特徴、機能などについて理解するとともに、グループの支援における基本的な姿勢について理解する。人の発達段階と同様に、グループにも発達段階があり、グループを支援するにあたっては発達段階を見極めて、個々のグループの状態にあった支援を行うことが必要である。グループの発達段階を理解するとともに、グループの各時期の特徴やアセスメント項目、発達段階各期における保健師の支援について理解する。
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キーワード
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① グループと組織 ② グループの機能 ③ グループの種類 ④ グループの発達段階 ⑤ 支援者の役割
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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<予習> 公衆衛生看護活動の対象としてのグループ・組織への支援について、教科書「標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術」P25~P32を読む。教科書を熟読する中で分からない用語や理論についてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。また、自分や家族が属するグループや地域で活動するグループに、どのようなものがあるのかを考えて書き出し、それぞれのグループの役割や内容、機能について考えてみる。 <復習> 教科書の該当箇所および配付資料を読み、公衆衛生看護活動で保健師が支援の対象とするグループの種類や機能、保健師のグループ支援における基本姿勢、支援内容などについて理解する。個人や家族に発達段階があるように、グループにも発達段階があり、その発達段階に応じた支援が必要になる。自らが属するグループなどの身近なグループをモデルに発達段階や必要な支援を考えてみる。また、本単元のキーワード関するテスト問題をChatGPTを活用して作成し理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。(予習・復習:1時間)
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6
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地域活動の理論・方法論①
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、公衆衛生看護の実務経験をもとに経験例をあげながら、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった回には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。 第6・7回では、「地域活動の理論・方法論」として、地域活動に有効な理論のなかで、コミュニティエンパワメント、コミュニティ・アズ・パートナーモデル、プリシード・プロシードモデルについて理解する。
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・標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P67~P73、P77~P85 ・配付資料
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コマ主題細目
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① コミュニティ・エンパワメント ② コミュニティ・アズ・パートナーモデル ③ プリシード・プロシードモデル
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細目レベル
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① Wallersteinらは、コミュニティ・エンパワメントを「コミュニティやより広い社会において、自分たちの生活を掌握していくことへの、人々や組織やコミュニティの参加を促進していくソーシャルアクションの過程」と定義している。一方、コミュニティ・エンパワメントは過程だけではなく結果(アウトカム)を含むものであるというとらえ方もある。保健師の役割は、住民がコミュニティの問題に気づくことを促したり、活動の始動を支えたりするなど、コミュニティの住民がエンパワメントに至る過程を促進していくことである。この細目では、コミュニティ・エンパワメントのとらえ方やコミュニティ・エンパワメントを高めるための保健師の支援などについて理解する。
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② コミュニティ・アズ・パートナーモデルの特徴は、コミュニティをパートナーとしてとらえる視点と看護プロセスをこのモデルの中に組み込んでいるところである。このモデルは、地域(コミュニティ)を対象に看護過程の展開を示したものであり、情報収集・アセスメント、地域の監護診断、介入計画の立案、介入、評価というプロセスをたどる。情報収集では、住民(人口動態、人口構成など)をコアに、8つのサブシステム(①物理的環境、②教育、③安全と交通、④政治と行政、⑤保健医療と社会福祉サービス、⑥コミュニケーション、⑦経済、⑧レクリエーション)から総合的に情報の収集を行う。その情報をもとに地域の看護診断を行い、地域の健康課題に対して計画立案、介入(実践)、評価をするという活動プロセスをたどる。4年生で行う公衆衛生看護学実習Ⅰでは、このモデルを使用して情報収集を行うため十分に理解しておく。
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③ プリシード・プロシードモデルは、8つの段階からなる。プリシードは第1段階から第4段階の部分であり、診断と計画を行う。第1段階の社会アセスメントは対象集団が自分自身のニーズやQOLをどう考えているかを知る段階である。第2段階は、疫学アセスメントと行動・環境アセスメントであり、対象集団の健康問題の明確化、人々の行動・ライフスタイルや環境面をアセスメントする。第3段階の教育/エコロジカルアセスメントでは、準備要因・実現要因・強化要因を明らかにし、第4段階では保健プログラムと政策策定を行う。第5段階から第8段階はプロシード部分であり、プロセス評価と成果評価を行う。プリシード・プロシードモデルは、ヘルスプロモーションモデルのなかでも最も代表的なモデルであるため十分に理解しておく。
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キーワード
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① コミュニティ・エンパワメント ② コミュニティ・アズ・パートナーモデル ③ コアとサブシステム ④ プリシード・プロシードモデル ⑤ 準備要因・強化要因・実現要因
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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<予習> コミュニティ・エンパワメントは教科書「標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術」P67~P73を読む。エンパワメントは個人、組織、コミュニティのレベルで議論されることが多いが、このコマで学ぶのはコミュニティ・エンパワメントである。個人、組織のエンパワメントについては、他の科目で学んだ知識を復習しておく。コミュニティ・アズ・パートナーモデルおよびプリシード・プロシードモデルはP77~P85を読む。教科書を熟読する中で分からない用語や理論についてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。 <復習> 教科書と講義で配付した資料を読み直して、コミュニティ・アズ・パートナーモデルとプリシード・プロシードモデルの特徴や内容、活用方法について理解する。公衆衛生看護学概論P130~P162に記載されている事例をもとに、収集した情報がモデルのどの段階や要因に該当するのかなどを考えながら、再度事例を読み直してみる。本単元のキーワード関するテスト問題をChatGPTを活用して作成し理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。(予習・復習:1時間)
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7
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地域活動の理論・方法論②
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、公衆衛生看護の実務経験をもとに経験例をあげながら、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった回には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。 第6回・第7回では、「地域活動の理論・方法論」として、地域活動に有効な理論のなかで、コミュニティエンパワメント、コミュニティ・アズ・パートナーモデル、プリシード・プロシードモデルについて理解する。
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・標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P77~P85 ・標準保健師講座1 公衆衛生看護学概論(第6版):標美奈子他、医学書院、P130~P146 ・配付資料
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コマ主題細目
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① コミュニティ・アズ・パートナーモデルの活用 ② プリシード・プロシードモデルの諸段階 ③ プリシード・プロシードモデルの活用
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細目レベル
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① コミュニティ・アズ・パートナーモデルは、地域(コミュニティ)全体を対象として看護過程の展開を示したモデルである。地域(コミュニティ)を1つの単位として、さまざまな情報から地域の実態をとらえ、そこに生じる健康問題に住民と専門家が協働して対処するという、地域診断・実践・評価の理論モデルである。公衆衛生看護学実習Ⅰの行政機関における実習では、このモデルの一部である「地域診断」を活用して情報収集からアセスメントまで具体的な地域アセスメントを実施する。地域診断において必要となる情報を、地域(コミュニティ)全体から収集するにあたり、コア(住民)と8つのサブシステム(①物理的環境、②教育、③安全と交通、④政治と行政、⑤保健医療と社会福祉サービス、⑥コミュニケーション、⑦経済、⑧レクリエーション)の視点で情報を収集する。公衆衛生看護援助論Ⅱの本コマでは、コミュニティ・アズ・パートナーモデルの地域診断の枠組みを理解し、事例をもとに地域の情報を整理できるようにしていく。
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② プリシード・プロシードモデルは、保健活動を計画、実施、評価していく統合モデルである。QOLの向上という最終的な目標に向かい、健康はその資源の1つと位置づけている。QOL向上のためには、個人の生活習慣の改善だけでなく、個人を取り巻く生活環境や法整備等の広い視野で整理する必要があるが、プリシード・プロシードモデルは健康問題とその関連要因のつながりを整理するのに役立つ。プリシード・プロシードモデルは、ヘルスプロモーションモデルのなかでも最も代表的なモデルであるため十分に理解しておく。特に、準備要因・実現要因・強化要因を明らかにする「第3段階の教育/エコロジカルアセスメント」は、第4段階保健プログラムと政策策定で、「介入・実装・評価のための戦略」を策定するために重要であり、十分に理解しておく。
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③ 収集した地域情報のつながりを整理するためにプリシード・プロシードモデルを活用する。保健所や市町村には、さまざまな健康指標や地域の特性の資料がある。市勢要覧や衛生年報などである。対象別に策定した計画では、健やか親子21、データヘルス計画、高齢者福祉計画・介護保険事業計画などがある。これらの既存資料から得るデータの他に、家庭訪問・健康相談・健康診査などの日頃の公衆衛生看護活動や関係職種へのインタビュー、住民を対象にしたアンケート調査などから得られる情報がある。これらの情報のなかから、保健師の問題意識にあわせて必要な情報を収集し、地域診断に活用する。この細目では、さまざまな情報源からすでに収集された情報を使用し、プリシード・プロシードモデルを活用した整理の仕方を理解する。
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キーワード
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① コミュニティ・エンパワメント ② コミュニティ・アズ・パートナーモデル ③ コアとサブシステム ④ プリシード・プロシードモデル ⑤ 準備要因・強化要因・実現要因
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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<予習> コミュニティ・アズ・パートナーモデルおよびプリシード・プロシードモデルはP77~P85を読む。教科書を熟読する中で分からない用語や理論についてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。プリシード・プロシードモデルは、さまざまな活用事例が報告されているため調べておく。「標準保健師講座 1 公衆衛生看護概論」P130~P162には、コミュニティ・アズ・パートナーモデルおよびプリシード・プロシードモデルを活用した事例が示されており、収集する情報やその整理の仕方を確認しておく。 < 復習> 教科書の該当箇所や配付した資料を読む。授業で使用した事例を用い、コミュニティ・アズ・パートナーモデルおよびプリシード・プロシードモデルを用いて再度情報を整理してみる。第6回での理論に加え、本単元の今回の活用事例を踏まえテスト問題をChatGPTを活用して作成し理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。(予習・復習:1時間)
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8
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健康診査
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、公衆衛生看護の実務経験をもとに経験例をあげながら、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった回には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。 第8回の本コマでは、「健康診査」について、公衆衛生看護の実務経験を有する教員の経験例と照らし合わせながら、ライフサイクル別の主な健康診査の種類や法的根拠とその展開方法について理解する。
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・標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P122~P132 ・配付資料
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コマ主題細目
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① 健康診査と検診 ② ライフサイクル別の主な健康診査 ③ 健康診査の展開方法
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細目レベル
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① 健康診査・検診の目的を大きくとらえれば、健診等を受けた人がそれぞれの健康状態を客観的に知ることで人々の健康意識が向上し、健康増進のための主体的な行動を起こすきっかけとなる機会とすることである。また、地域全体の健康に影響を及ぼしている問題の特定や疾病や障害のスクリーニングの機会とすることで、地域の健康課題を明確にすることである。健康診査と検診をわけて考えてみると、健康診査の目的は、対象者の健康状態の把握、疾病の早期発見・早期治療、健康意識の向上、行動変容のきっかけづくりなどであり、検診の目的は、特定の疾病に罹患しているかどうかを調べることである。健診(検診)とひとくくりに表現されることがあるが、その違いや健診等が満たすべき要件について理解する。
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② わが国ではさまざまな年齢層の住民、労働者、保険加入者を対象に健康診査の機会が提供されている。健康増進のための健康診査の適用となる健康課題と対象をライフサイクル別にみると、「妊娠・分娩・産褥期」には母子保健法による妊産婦健康診査、「乳幼児期」には母子保健法による乳幼児健康診査、「学童期」には学校保健安全法に基づく就学児健康診断や児童生徒等の健康診断、「青年期・壮年期・老年期」には高齢者の医療の確保に関する法律に基づく特定健康診査、健康増進法に基づくがん検診(胃・肺・大腸・子宮・乳がん)などがある。また、ライフサイクルの全期を対象としたものとして、結核の感染と罹患の判定のための結核検診などがある。現在実施されているおもな健康診査とその目的、法的根拠などについて理解する。
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③ 健康診査の計画立案は実際に健康診査を行う前の年度に行い、健康診査の実施に必要な予算を確保しておく。実際に健康診査を実施する年度には、広報紙やホームページで住民全体に周知したり、住民基本台帳、保険加入者台帳、出生台帳などから対象者を把握して個別に健康診査の案内を行うこともある。健康診査の目的は対象者の健康状態の把握、疾病の早期発見・早期治療、健康意識の向上、行動変容のきっかけづくりなどであり、健康診査の結果で支援が必要と判定された対象者には、必要なフォローアップを行うことが重要である。健康診査のデータは、地域の健康課題の明確化および課題解決のための事業計画の立案などに活用される。健康診査について、実際の健診場面だけではなく、その前後の業務内容や健診データの活用について理解する。
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キーワード
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① 健康診査 ② 検診 ③ ライフサイクル別の健康診査 ④ 健康診査の法的根拠 ⑤ 健康診査の展開
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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<予習> 教科書「標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術」P122~P132を読む。地域で実施している健康診査をライフステージごとに調べておく。地域で実施されている健康診査は、市町村のホームページや広報誌、医療保険者が実施する健康診査の案内、地域の情報誌などで調べることができる。教科書の熟読や自治体情報を収集をする中で分からない用語や理論についてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。 <復習> 当日の講義で配付した資料や教科書の該当部分を読む。予習で調べた健康診査の情報や授業で学んだ知識をあわせ、公衆衛生看護活動として行われている健康診査について理解する。健康診査は、その実施方法や内容、周知方法が実施主体によって異なる部分があるため、いろいろな自治体や医療保険者のホームページを見て確認しておく。本単元の内容に関するテスト問題をChatGPTを活用して作成し理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。(予習・復習:1時間)
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9
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健康相談
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、主に自治体における公衆衛生看護の実務経験をもとに、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった回には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。 第9回の本コマでは、「健康相談」として、公衆衛生看護の実務経験を有する教員の経験例と照らし合わせながら、ライフサイクルや健康問題別に設定された健康相談の種類や特徴、展開方法などについて理解する。
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・標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P114~P121 ・配付資料
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コマ主題細目
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① 健康相談の種類 ② 健康相談の方法と特徴 ③ 健康相談の展開方法
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細目レベル
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① 健康相談の対象は、地域で生活するすべての人であり、あらゆる年齢層のさまざまな健康レベルの人々である。健康相談で目指すものは、健康問題を抱えた当事者が自分の健康問題に気づくこと、そしてその健康問題を解決したり、生活を改善することによって健康問題の発生を回避したり、不安を緩和し安心して生活を送ることができるようにすることである。健康問題の解決には、主体的に取り組む姿勢をもつことが必要であり、その動機づけも必要である。健康相談の種類は、妊産婦向けには「妊産婦健康相談」「母乳相談」など、成人・高齢者向けには「生活習慣病相談」「こころの健康相談」など、自治体によって様々な健康相談が行われている。この細目では、健康相談の種類や概要、健康相談で目指すものについて理解する。
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② 健康相談の実施方法として、面接相談などによる対面式の相談と電話や文書、ICTなどによる非対面式の相談がある。保健師はそれぞれの相談方法の特徴を理解し、相談の内容や状況、対象者の希望などに応じて実施方法を選択する。相談のきっかけは、健康問題の解決のために相談者側から求めてくる場合と保健師の必要性から実施する場合がある。健康相談はつねに単独の支援技術として活用されるわけではない。乳幼児健康診査、がん検診、各種健康教室、講演会などの事業の中に組み入れ、事業全体の目的達成のために行うこともある。健康相談の対象は、地域で生活するすべての人であり、あらゆる年齢層のさまざまな健康レベルの人々であるが、その対象別に事業化されている健康相談の特徴や相談の基本について理解する。
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③ 保健師が相談者との間で支援関係を結ぶにあたり、まず初めに信頼関係を築くことが重要である。健康相談では、相談者の健康問題のアセスメントのために、必要な情報を収集し、相談者の不安や相談内容を明確にする。保健師は、相談者の訴えを注意深く聴くことで、中心的な問題を見きわめるとともに、相談者が自覚していない重要な健康問題を明らかにしていくことが必要である。また、健康問題の深刻さ、問題解決までにかけられる時間の判断、健康問題の解決や生活の維持に関する力量をアセスメントし、適切な支援計画を立案することが必要である。健康相談実施後には、報告、記録、評価、事後フォローアップを行う。このような健康相談の一連のプロセスについて理解する。
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キーワード
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① 健康相談の種類 ② 健康相談で目ざすもの ③ 健康相談の方法・特徴 ④ 健康相談のプロセス ⑤ 地域の健康問題の解決
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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<予習> 教科書「標準保健師講座2 公衆衛生看護技術」P114~P121を読む。健康相談の特徴について、面接による相談、電話や文書による相談、ICTを活用した相談でどのような違いがあるかを考えてみる。保健師はそれぞれの相談方法の特徴を理解し、相談の内容や状況、対象者の希望などに応じて相談方法を選択して実施するが、それぞれの相談方法で得られる情報の種類や量、相談者側のメリット・デメリット、保健師側のメリット・デメリットについて考えてみる。教科書の熟読や予習を進める中で分からない用語などについてはChatGPTを活用し理解・考察したうえで講義に臨むこと。 <復習> 教科書の該当部分や当日の講義で配付した資料を読む。健康相談は公衆衛生看護活動の中で最も基本的な技術であるため、授業で学んだことを実践に活かせるように理解しておく。また、本単元の内容に関するテスト問題をChatGPTを活用して作成し理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。(予習・復習:1時間)
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10
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家庭訪問
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、公衆衛生看護の実務経験をもとに経験例をあげながら、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった回には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。 第10回の本コマでは、「家庭訪問」について、公衆衛生看護の実務経験を有する教員の経験例と照らし合わせながら、家庭訪問の特徴や法的根拠、優先順位、家庭訪問の展開方法などについて理解する。
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・標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P176 ・配付資料
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コマ主題細目
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① 家庭訪問とは ② 家庭訪問の特徴 ③ 家庭訪問の展開
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細目レベル
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① 公衆衛生看護活動における家庭訪問は、法律・指針・要綱の規定があるなどで、保健事業として位置づけられているものがある。例えば、母子保健法に規定がある新生児訪問や感染症法に規定がある結核患者への家庭訪問などである。複数ある公衆衛生看護の活動方法のなかで、家庭訪問を選択して実施する状況としては、法律の規定などにより事業として位置づけられているために家庭訪問を実施するという場合もあるが、その他にも、対象者・家族の希望によって家庭訪問を行う場合や、対象者の希望はないが家族が希望しているために行う場合、健康状態の把握や支援が必要と思われる人に対して保健師の必要性の判断によって家庭訪問を実施する場合などがある。保健師が行う保健指導の1つの手段である家庭訪問が、どのような場合に実施されるのかについて理解する。
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② 家庭訪問は公衆衛生看護における他の支援方法とは異なり、支援の場が対象者の持続的・継続的な生活の場である。それは対象者のプライベートな空間であり、家庭訪問によって対象者の生活の実態(生活環境、日常生活、家族関係等)などの多くの情報を入手することができる。そのために対象者側からとらえると、生活の場に他人を入れることへの抵抗感を示す場合がある。公衆衛生看護活動で求められるのは家族全体への支援であり、相互に影響しあう家族を1つの単位としてとらえ、家族全体を支援することが必要となる。家庭訪問では、本人以外にも、家族・近隣住民、関係者から話を聞く機会を得やすいため家族全体を支援しやすい方法である。これらの家庭訪問の特徴について理解する。
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③ 家庭訪問の対象者を把握する方法としては、法律を根拠とした申請や届出により対象者を把握するもの、対象者本人や家族からもちこまれた相談等により把握するもの、第三者による相談や情報提供によって把握するものなどがある。家庭訪問の前には、事前に得られている情報を整理し、家庭訪問計画を立案する。家庭訪問計画の立案に際しては、必要な支援の優先順位の判断、家庭訪問によって行う支援の内容、複数の支援者で訪問することの必要性などの判断を行うことになる。家庭訪問の実施場面では、対象者の健康問題をアセスメントするために必要な情報を系統的に収集するが、保健師が聞きたいことを聞くという姿勢ではなく、対象者の困りごと、話したいことを糸口に必要な情報を聞き取る姿勢が重要である。この細目では、家庭訪問のプロセスとその留意点などについて理解する。
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キーワード
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① 家庭訪問の法的根拠 ② 優先順位 ③ 家庭訪問の目的と支援 ④ 家庭訪問の特徴 ⑤ 家庭訪問のプロセス
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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<予習> 教科書「標準保健師講座2 公衆衛生看護技術」のP144~P153を読む。教科書を熟読する中で分からない用語や理論についてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。家庭訪問と、対象者が来所して行う健康相談や保健指導との違いおよび家庭訪問とその他の支援方法で得られる情報の種類や量の違いについて自分なりに考えてノートにまとめる。 <復習> 教科書の該当部分や当日の講義で配付した資料を読んで、家庭訪問を規定した法律の種類とその内容を理解する。4年生で実施する公衆衛生看護実習Ⅰでは、新生児訪問、乳児訪問、結核患者への家庭訪問、難病患者への家庭訪問、高齢者への家庭訪問などを経験する。実習で経験する家庭訪問の法的根拠について、また法律に基づかない家庭訪問であれば、保健師がどのような判断基準で家庭訪問を必要と判断したのかなどを理解できるようにする。教科書P154~P177の家庭訪問の事例を読み、保健師による家庭訪問の意義について理解する。また、本単元の内容に関するテスト問題をChatGPTを活用して作成し理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。(予習・復習:1時間)
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11
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地域組織活動の展開
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、公衆衛生看護の実務経験をもとに経験例をあげながら、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった回には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。 第11回では、地域組織活動の展開について、地域組織活動の歴史と概念、当事者組織の意義と支援、保健師の役割について、公衆衛生看護の実務経験を有する教員の経験例も踏まえ具体的に学ぶ。
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■オリジナル配布資料 ■標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、 第7章:P208~238
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コマ主題細目
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① 地域組織活動の歴史と概念 ② 当事者組織の支援 ③ 地域組織活動における保健師の役割
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細目レベル
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① 地域組織活動は、それぞれの時代の社会背景と深く関連して発展してきており、明治・大正・昭和の戦前の時代においては、公衆衛生的に大きな成果をあげてきたものの、活動の多くは行政の指導の元で実施される地域組織活動が主流をなしていた。近年活動の主流となっている住民の主体的な地域組織活動の多くは、戦後の高度経済成長期以降に発展してきたものが多い。この細目では、日本における地域組織活動の成り立ちや特徴を歴史的に概観し、地域組織活動が社会・経済・文化など人々の生活と密接に関連して発展してきたことを、その時代背景の特徴と関連づけて理解する。又、地域組織活動はグループ活動から始まり、ネットワークづくりからネットワーク化へと発展して展開されてきたことを理解する。
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② この細目では、当事者組織の種類や規模、組織の特徴やメンバーの生活・体験の内容・抱えている健康課題、組織の目標などについて学び、地域で活動しているさまざまな自助グループの活動を知り、その活動を支えるために、保健師がどのような関わりを展開しているのか、メンバーの主体性を大切にする支援を展開するために必要となる知識や技術などを実例を通して学びを深める。当事者の自立を支援する活動は、同じ悩みや体験、課題をもつ人同志が出会い、つながり、信頼しあい、支え合う組織として成長することであり、組織の立ち上げから始まる全経過を保健師が支援することにより、当事者達が自らの健康課題を解決すると同時に、NPO又はNGOを立ち上げて活動を定着させ社会で大きな役割を果たしている事例もあり、これらの実例を通して保健師が自助グループを支援することの意義を学生に学び取ってほしい。
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③ 保健師が、地区組織活動やグループ活動を支援する目的は、地域組織活動のメンバーが仲間との相互関係の中で学び合い認識を深め、みずからの問題解決のために主体的に活動し、個人や地域の問題を解決していくこととともに、より良い地域をつくりあげていくことである。保健師はこれらの活動を支援するためには、コミュニティオーガニゼーションやグループダイナミクスの考え方を活用し、住民が地域の顕在化している、あるいは潜在している問題を解決していけるように側面的に支援を続けることが求められている、この細目では、国内のヘルスアップサポーター(ヘルサポ)育成の事例を通して、保健師が住民ボランティアの育成過程で住民の自立を支援しながら地域組織活動の活性化を実践している過程を学び、地区組織活動における保健師の役割を深く理解する。
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キーワード
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① 地域組織活動の歴史 ② 地域組織活動における保健師の役割 ③ 当事者組織 ④ ヘルサポ ⑤ 住民の自立
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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【予習】 1,コマシラバスを事前に読んでおくこと。 2,テキストの第7章「地域保健活動の展開」(テキストP208-238)事前に読んでおくこと。 3,テキストを熟読する中で分からない用語や理論についてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。 【復習】 この回のキーワードについて、テキストと配布資料を復習し、その意味を説明できるようにしておくこと。理解が不十分なものについては、自分のノートに整理して記載しておくこと 小テストの結果で不正解だったものを調べて正しく理解しておくこと。また、本単元の内容に関するテスト問題をChatGPTを活用して作成し理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。 (復習と予習:1時間)
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12
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地域のネットワーク化と地域包括ケアシステム
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、主に自治体における公衆衛生看護の実務経験をもとに、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった回には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。 第12回の本コマでは、地域ケアシステムの構築とネットワーク化及びその評価について理解し、地域ケアシステムの構築における保健師の役割を公衆衛生看護の実務経験を有する教員の経験例も踏まえながら具体的に学ぶ。
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■オリジナル配布資料 ■標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、 第8章:P240-262
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コマ主題細目
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① 地域ケアシステムの構築と評価 ② ネットワークの形成と連携会議 ③ 地域包括ケアシステムと保健師の役割
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細目レベル
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① 地域ケアシステムは、地域における対象者のケアを担うさまざまな支援者が、目的を共有しそれぞれの役割や機能を明確化しながら対象者を支えるように構築され、地域全体が対象者及び地域全体が健康課題の解決に向かうような方向で環境整備をめざす。この地域ケアの目的を達成するための一連のしくみを地域ケアシステムという。地域ケアシステムが機能することで、地域で生活する全ての人の健康の保持増進、療養生活の支援、さらに生活の自立支援などが実現の方向に向かう。この細目では、地域ケアシステムを構築するための基本的な考え方や必要な要素、地域づくりへと発展していくプロセス、地域ケアシステムの評価について学び、保健師の役割について理解を深める。
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② 地域ケアシステムにおけるネットワークは、ケアに関わる担当者からのボトムアップによって作り上げられるため、関係者のネットワークの形成が重要なポイントとなる。関係者の協働活動や連携のためには、対等なパートナーシップに基づくチームワークの形成が欠かせないため、地域ケアシステムには、連携がよく図られているネットワークの構築が不可欠とされている。この細目では、関係者のネットワークの形成プロセスと手順などを学び、地域ケアシステムの構築までの過程には欠かせない、地域の関係者の連携会議の種類にはどのよう会議があるのか、会議の主催機関、目的・機能・参加者などを理解し、それらの連携会議で保健師の果たす役割についても理解を深める。
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③ この細目では、保健活動の中で頻繁に使われる用語の「地域ケアシステム」と「地域包括ケアシステム」をとりあげ、この二つの用語の意味と背景について理解する。「地域ケアシステム」は2013年(平成25)に定められた「地域における保健師の保健活動に関する指針」で、保健師の保健活動の基本的な方向性の中で「地域のケアシステムの構築」が記載された。保健・医療・福祉の援助が必要な人に対し、フォーマル・インフォーマルな援助を一体的に提供していくシステムとされている。「地域包括ケアシステム」は、2011年(平成23)の介護保険法の改正により、高齢者が住み慣れた地域で自立した生活を営めるよう、医療・介護予防・住まい・生活支援サービスが切れ目なく提供される「地域包括ケアシステム」の構築に向けた取組みを進めると記載された。この細目では、これらを理解した上で地域包括ケアシステム構築における保健師の役割について理解を深める。
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キーワード
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① 地域ケアシステム ② 地域包括ケアシステム ③ 地域における保健師の保健活動に関する指針 ④ 地域包括支援センター ⑤ 地域ケア会議
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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【予習】 1,このコマシラバスを事前に読んでおくこと 2,テキスト第8章:P240-262を熟読し、分からない用語や理論についてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。 【復習】 1、「地域ケアシステム」はどの法律に基づきどの指針に記載されている用語か、「地域包括ケアシステム」はどの法律に基づいた用語でどんな地域社会をめざすためなのか、説明できるようにしておくこと。 2、地域ケアシステムを構築していくための関係者連携会議にはどのような会議があるか、会議名・参加者・目的・協議内容を整理しておくこと。 3、地域ケアシステムの評価方法についてテキストと資料を復習しておくこと。 4、本単元の内容に関するテスト問題をChatGPTを活用して作成し理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。 5、次回から、保健医療福祉行政のしくみと保健師活動の内容に変わります。テキストが「保健医療福祉行政論」に変わりますので準備をしておいてください。 (復習と予習:1時間)
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13
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保健医療福祉行政のしくみ
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、主に自治体における公衆衛生看護の実務経験をもとに、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった回には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。 第13回では、地域のおける保健師活動が展開される場でもある、国・都道府県・市区町村などの行政組織について基本的事項を理解し保健医療福祉行政のしくみと財政、行政組織における保健師の役割と活動について、公衆衛生看護の実務経験を有する教員の経験例も踏まえ学びを深める。
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■オリジナル配布資料 ■テキストは 標準保健師講座 別巻1 保健医療福祉行政論 第3章:保健医療福祉行政・財政の理念としくみ P60-92 ■(参考)学生の住所地の自治体が発行している広報誌
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コマ主題細目
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① 行政の仕組みと役割 ② 行政保健師の役割と活動 ③ 保健医療福祉の財政
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細目レベル
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① 「行政」は、司法・行政・立法の国家三権分立体制の一翼を担っている重要な分野であるが、日本は、明治維新以降、権限と財源を国家(中央政府)に集中させ、全国一律の施策展開を進めてきたため、全国さまざまな地域の実態には合わない画一的な施策が実施されたり、中央政府に集中した大きな決定権の弊害が指摘されるようになってきた。このような背景から、2000年(平成12)に地方分権の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(地方分権一括法)が施行され、地方公共団体が自自治体の状況に応じて判断と責任において行政を運営することを基本理念として地方分権(地方主権)が促進され、現在に至っている。この細目では、地方分権の流れの理解にたって、都道府県や市町村が、みずから住民の課題解決のための政策を企画立案し実行する責任を果たす責務があることを学び、保健医療福祉などの住民の健康課題に密着した行政における国と地方公共団体の事務の役割分担について理解を深める。
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② 行政機関で働く保健師の主な就業先は、都道府県や市区町村の本庁及び保健所・市町村保健センターなどである。この細目では。行政組織における保健師の配置状況、配置部署や配置場所による事業や活動体制の違いなど、保健師の活動と行政における役割について学ぶ。保健師の活動体制は、大きく「地区分担制」「業務分担制」「重層型」に分類されるが、2013年(平成25)に「地域における保健師の保健活動に関する指針」が発出され、この指針には保健師活動の地区担当制の推進が含まれており、全国的に地区分担制もしくは重層型の活動が増えてきている。この細目では、保健師活動指針の内容を理解するとともに、行政機関における地域保健活動を推進していくための組織と体制づくり、さらに「統括保健師」の役割についても理解を深める。
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③ 国・都道府県・市区町村などの行政機関が保健活動を実施していくためには、人・物・場所が必要であり、事業を実施するためには予算が必要である。国や地方自治体は住民サービスを提供するための経費を管理しており、この資金管理などの経済活動のことを「財政」とよぶ。この細目では、国や地方自治体の財政のしくみと、歳入、歳出、予算区分、予算の要素、予算編成と決算など、基本的な用語の意味を学び、健全な財政運営とは、それぞれの事業の目的や目標等に関する評価を行いPDCAサイクルをまわしながら改善をくりかえし、地域の住民ニーズに即した事業を展開してく必要があることについて理解を深める。又、高齢化の進展により上昇が続いている社会保障給付費現状と財源についてもこの細目で理解を深める。
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キーワード
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① 地方分権 ② 地方自治法 ③ 市町村制度 ④ 国と地方の役割分担 ⑤ 市町村保健センター
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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【予習】 1.このコマシラバスを事前に読んでおくこと。 2.自分の住んでいる市町村が発行している最近の広報誌を読み、それを講義に持参すること。授業中にも使いますので、自宅以外やアパートなど広報誌が配布されていない人も市役所に問い合わせれば常置している場所を教えてくれますので、自分で入手してください。広報誌が用意できない人はホームページ上の確認でも良いです。 3.自治体情報の収集や予習を勧める中で分からない用語はChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。 【復習】 1.小テストで不正解だった問題を見直し、正解できるようにしておくこと。 2.保健行政の体系で、国・都道府県・大規模市と特別区・市町村のうち、大規模市と特別区の条件は何か、又保健所が設置できる行政機関はどれかを正しく説明できるようにしておくこと。 3.2013年(平成25)の保健師活動指針(地域における保健師の保健活動に関する指針)に記載されている10項目の内容を要約してノートに書いて覚えておくこと。(この内容は、応用されて例年保健師国家試験に出題されているので今のうちに覚えておくと国試対策に役立ちます。 4.本単元の内容に関するテスト問題をChatGPTを活用して作成し理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。 (予習・復習:1時間)
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14
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事業化と施策化
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、主に自治体における公衆衛生看護の実務経験をもとに、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった回には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。 第14回では、保健師が行なう保健事業の事業化と施策化について学ぶ。保健事業の施策化で重要なことは、計画書の作成やPDCAサイクルだけではなく、事業の目的や目標を住民及び関係機関と共有することであり、住民や関係者と共に健康課題の解決に向かって進む姿勢である。ここでは、地域アセスメントから事業計画までのプロセスや評価も学び理解を深める。
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■オリジナル配布資料 ■テキストは 標準保健師講座 別巻1 保健医療福祉行政論 第6章:保健医療福祉の計画と評価190-227
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コマ主題細目
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① 保健事業の計画と推進 ② 保健福祉計画の策定と保健師の役割 ③ 保健福祉計画と評価指標
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細目レベル
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① 住民の健康課題を解決するためには、地域の情報収集から地域アセスメントを行う一連の地域診断が必要であり、保健事業を計画・実践・評価し、さらに地域の特性に合わせて長期的な計画を策定して地域に定着させる取り組みが重要である。事業化とは一般的に、保健分野において実施する住民対象の保健事業の計画・実施・評価・次年度計画の過程をいい、施策化は行政又は組織の幹部や他分野の参加を得て、組織の上位計画や総合計画、国や都道府県計画との整合性を図りながら、3年・5年又は10年という長期的な計画を策定する過程をさすことが多い。この細目では、主に保健師が行う保健事業の事業化について、情報収集・健康課題の特定・保健事業の検討や改善・予算や人員の確保・事業の推進・評価・次年度計画まで、保健師が実施している事業化の流れと留意点について理解を深める。
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② 保健福祉計画の策定においては、行政又は組織の幹部や他分野の参加を得て、組織の上位計画や総合計画、国や都道府県計画との整合性を図りながら、3年・5年又は10年という長期的な計画を策定することが多い。そのため計画期間に応じた中間評価の実施による後半に向けた内容の修正も必要であり、組織に承認されて各事業を推進することにより事業が地域に定着し、ひいては住民の健康課題の改善とQOL向上に向かって進むことが可能となる。この細目では、施策化にあたり計画の策定から推進・評価の過程において、住民の生活と健康に関する基礎資料、健康課題の特定、組織の上位計画や総合計画との関連、医療・福祉・介護・社会教育などの関連分野の事業との整合性や類似性の検討、予算の確保、策定委員会のメンバーの決定、住民参画の視点など、一連の取り組みと保健師の役割について理解を深める。
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③ 事業計画の策定と実践は、常にPDCAサイクルを回しながら評価し改善をしていく過程が重要であり、必ず適切な評価が求められる。保健活動の評価は、計画の策定段階から適切な評価指標を検討し、いつ、どのような指標で評価するのか、そのためにいつどのような情報を収集しなければならないのかなどを評価計画として当初から盛り込んでおくことが重要である。この細目では、保健活動及び保健福祉計画の具体的な目標の立て方と評価指標の構造について学び、実践で用いられる保健福祉計画の評価指標のうち、アウトカム指標、アウトプット指標、プロセス指標、ストラクチャー指標とはどのような内容なのかを覚え、評価指標と評価計画の必要性について理解を深めると同時に、関係者や住民との協働の重要性について理解を深める。
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キーワード
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① 事業化と施策化 ② 保健福祉計画の策定と保健師の役割 ③ 目標値の設定 ④ 評価指標 ⑤ 住民参加
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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【予習】 ・このコマシラバスを事前に読んでおくこと。 ・テキストP192-200までに記載されている各種の保健医療福祉関連のの概要を読んでおくこと。テキストの分からない用語などについてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。事前にこれらの計画概要を読んでいると、計画の策定方法、関連する計画の整合性を図る意味や策定体制・手順などの授業内容が理解しやすくなると思います。 【復習】 ・保健福祉計画のうち、市町村で策定する代表的なもの、健康増進計画、介護保険事業計画、子ども子育て支援事業計画などについて、国・都道府県・市町村の役割の違いを説明できるようになっておくこと。 ・保健計画の評価に活用される評価指標の種類を覚え、アウトプット指標、プロセス指標、ストラクチャー指標について説明できるようにしておく。 ・本単元の内容に関するテスト問題をChatGPTを活用して作成し理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。 (予習・復習:1時間)
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15
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保健事業の立案プロセス
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科目の中での位置付け
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講義とグループワークを通して公衆衛生看護の方法論について必要な知識と技術を修得する。教員は、主に自治体における公衆衛生看護の実務経験をもとに、公衆衛生看護活動の基盤となる理論や方法論、公衆衛生看護の対象としての個人・家族の理解と健康問題への支援、地域に暮らす特定の個人や家族を支援する対人支援の技術、公衆衛生看護活動において対象となるグループの理解とグループに対する支援、住民みずからが健康問題に取り組むための活動手段である地区組織活動、地域ケアシステムの構築、保健医療福祉行政のしくみや事業化・施策化の方法などについて教授していく。活動方法としては、健康診査、健康相談、家庭訪問の基本的な知識について教授する。授業担当教員から指示があった回には、地域で実際に行われている公衆衛生看護活動を調べる。各回の授業終了時には、保健師国家試験の過去の試験問題を解き、その回で学んだ公衆衛生看護活動の理解度を確認する。 第15回では、地域の健康課題を解決するための保健事業の企画立案プロセスについて、演習をまじえながら具体的に学ぶ。
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■オリジナル配布資料 ■テキストは 標準保健師講座 別巻1 保健医療福祉行政論 第6章:保健医療福祉の計画と評価のD 演習:保健事業の立案プロセスを学ぶ
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コマ主題細目
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① 保健事業の企画・立案 ② 目的・目標・内容の検討 ③ 企画評価・実施評価・結果評価
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細目レベル
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① 自治体の保健師は、地域診断に基づいて、住民の健康課題を改善するために、保健事業を企画・立案する。この細目では、保健事業を企画立案する上で必要な情報収集・情報分析・優先順位の検討、目的や目標の設定、対象者の設定、評価指標などについて、具体的なプロセスについて理解し、全国的なデータを入手する方法や、当該保健事業の意義や有効性を確認するための情報収集についても学ぶ。この細目では、保健事業を長く継続させて住民の健康に役立てるためには事業を地域に定着させる取組みも必要であり、成果や根拠を保健計画に記載して、地域包括ケアシステムに位置づけるなどの政策的取組みについても理解を深め、この回で行う演習の進め方を理解する。
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② この細目では、テキストの235ページから241ページに紹介されている「演習B:健康づくり応援団事業による介護予防対策の企画・立案」を参考にして、実際に、高齢者に運動を指導する市民ボランティアを養成する自治体の「健康づくり応援団事業」の企画立案、実施、評価、改善していくプロセスをグループワークにより演習する。グループワークでは、事例の情報に基づいて、自治体の高齢化や要介護率の現状や将来予測に関する情報収集、法律や制度からみた事業の位置づけの確認、事業の目的の確認、事業対象の選任方法、事業内容のくみたてやプログラムの内容について、グループで話し合いながら指定の様式に記入していく。事業の組み立てでは、高齢者の理解と高齢者対象の運動を学んでもらう方法や内容と同時に、この事業を実現するための場所・人・予算についても計画する。
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③ この細目では、引き続き「健康づくり応援団事業」の企画立案のプロセスを続け、1年目の事業結果がまとまった時点で次年度の事業を検討する場面を想定しグループワークを続ける。今年度の事業実績や養成したボランティアの人数、地域で高齢者対象の運動教室を実施した実績、受講した高齢者とボランティアの声、などは教員がモデル的に準備する。その情報を総合的にみてこの事業は来年も続けていくのか、良かったことと改善すべきことはあるのか、など事業の継続を検討する際にPDCAサイクルに基づいてチェックし、改善点や事業そのものの必要性を検討していく。事業計画の際に評価指標も用意して記載していくが、それが実際に事業を実施してみてどうだったのか、1年で見られる評価と長期的にみなければならない評価についても理解する。またこの演習を通して事業の定着に向けては自治体の保健福祉計画への記載も有効であることを学ぶ。
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キーワード
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① 保健事業の企画書 ② 予算案 ③ 評価指標 ④ 事業の継続と定着 ⑤ 地域包括ケアシステムへの位置づけ
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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復習・予習課題
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【予習】 ・このシラバスを事前に読んでおくこと。 ・テキストのP235~241を事前に読み、演習で活用する事例(高齢化が進んでいる人口11万人の市)について理解しておく。テキストの分からない用語などについてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。 【復習】 ・演習で企画立案した「健康づくり応援団事業」の事業計画のプロセスを振り返り、評価指標については、企画評価、実施評価、結果評価の具体的な内容について復習しておく。 ・この保健事業の企画立案や評価を通して、この事業計画は住民主体の事業になっているかどうかという視点で再度見直しておく。 ・グループワークではメンバー同志が協力し積極的に役割果たせていたかどうかを振り返ること。 ・本単元の内容を踏まえテスト問題をChatGPTを活用して作成し、さらに理解を深めること。 (予習・復習:1時間)
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