区分
専門科目-広域看護学-公衆衛生看護学
ディプロマ・ポリシーとの関係
実践能力
倫理観
専門性探求
地域社会貢献
グローバル性
カリキュラム・ポリシーとの関係
豊かな人間性
広い視野
知識・技術
判断力
探求心
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
専門科目の中の「広域看護学」に位置づけ、保健所、市町村、事業所、学校等の場の具体的な保健師活動を学習する。
科目の目的
本科目は、公衆衛生看護援助論Ⅰ、Ⅱに引き続き、より実践的な能力を修得するための科目である。本科目では、公衆衛生看護活動の具体的な展開として、公衆衛生看護援助論Ⅰで実施した地区診断のより実践的な学修を行い、対象地域と特定集団について理解を深め、次に続く健康教育の目的を抽出できるまでの過程を実践的に習得する。個別健康教育の手段の一つでもあり、かつ地区診断の情報の一つともなり得る家庭訪問について、対象の健康問題を的確に捉え、保健師として個別健康教育をはじめとした公衆衛生支援看護技術を展開するための実践的手法とそのプロセスを理解することを目的とし新生児訪問と結核登録者の家庭訪問を実施する。
到達目標
1. 家庭訪問に必要な情報やデータを収集し、個人・家族の状況や健康課題をとらえ、評価することができる。
2. 事例に基づき、対象者や対象者を取り巻く状況を十分に理解した上で、家庭訪問のロールプレイを実践できる。
3. 乳幼児健康診査について理解できる。
4. 近年の超高齢社会やグローバル化に伴う結核の現状を理解できる。
5. 個別健康教育および保健指導の目的を説明できる、活用可能な理論を説明できる。
科目の概要
本科目では、公衆衛生看護援助論Ⅰ、Ⅱでの学びを活かしながら、公衆衛生看護学実習Ⅰにシームレスに臨むための科目である。そのため、公衆衛生看護学実習Ⅰの直前に開講され、公衆衛生看護活動における重要な技術である、保健師の家庭訪問の目的や特徴、また家庭訪問の効果についてのエビデンスをもとに、家庭訪問における計画の作成やロールプレイ等の演習を通して実践的に理解する。また、保健師の家庭訪問は、個人・家族への個別支援にとどまらず、対象者と地域の社会資源(支援機関)とをつなぐことのできる地区管理と事例管理の活動ととらえられるようにする。
科目のキーワード
家庭訪問、保健指導、乳幼児健康診査、結核登録患者、ロールプレイ
授業の展開方法
まずは講義により、公衆衛生看護援助論Ⅰおよび公衆衛生看護活動論Ⅱで学んだことを振り返りながら、保健師による家庭訪問の目的や特徴、家庭訪問の効果について理解を深める。次に、新生児訪問や結核登録者のDOTS訪問に関する事例を用い、家庭訪問の対象や必要性の判断・優先順位を学生自らが考える。さらに、2つの事例のそれぞれについてアセスメントし、訪問計画を立案・ロールプレイを行うことで、家庭訪問における対象者本人・家族の自立やQOLの向上を目ざして対象者自身が健康課題に取り組むようなはたらきかけを行える支援技術を実践的に学び習得するとともに、保健師の役割、個人・集団・地域の健康を連動して捉える視点を理解する。以上のプロセスを経て実習に備える。
本科目は公衆衛生看護の現場における実務経験を有する教員が、個人や家族を支援した保健師活動の経験を活かし具体的に例を挙げながら講義・演習を行う。
オフィス・アワー
(準備中)
科目コード
BK30
学年・期
4年・前期
科目名
個人・家族支援論
単位数
2
授業形態
講義
必修・選択
選択必修(保健師)
学習時間
【授業】30h 【予習・復習】60h
前提とする科目
展開科目
関連資格
保健師
担当教員名
加藤まり・鍋田美咲・小島修子
回
主題
コマシラバス項目
内容
教材・教具
1
保健師による家庭訪問とは何か
科目の中での位置付け
保健師による家庭訪問の目的や特徴、また家庭訪問の効果についてのエビデンスを理解する。また、家庭訪問の対象や必要性の判断・優先順位を学生自らが考えることにより、家庭訪問の計画を立てられるようにすることで、家庭訪問において必要な技術や保健師の役割を理解し、対象者本人・家族の自立やQOLの向上を目ざして対象者自身が健康課題に取り組むようなはたらきかけを行える支援技術を習得する。さらに保健師は対象者と地域の社会資源(支援機関)とをつなぎ、さらに個々の訪問事例を集約して地域診断を行い、地域に必要な事業や資源の創出・充実をはかる事業化・施策化までを実施することが公衆衛生看護管理における、地区管理と事例管理の活動ととらえることができるようにする。地域の保健医療福祉の資源の把握に努め、その担当者とのネットワークを築いておくことの重要さ、家庭訪問が地域の環境をそこに住む生活者の感覚でとらえることができる機会であり、住民と知り合う良い機会であることを理解する。
・標準保健師講座2 公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P153、P14~P32
・配付資料
コマ主題細目
① 家庭訪問とは ② 家庭訪問の対象 ③ 家庭訪問のプロセス ④ 家庭訪問において必要な技術と保健師の役割 ⑤ 地区活動への反映、事業化、施策化
細目レベル
① 家庭訪問には法律的根拠に基づいて実施するものと、保健師の必要性の判断で実施するものがある。家庭訪問を規定した法律の種類とその内容を理解する。4年生で実施する公衆衛生看護実習Ⅰでは、新生児訪問、乳児訪問、結核患者への家庭訪問、難病患者への家庭訪問、高齢者への家庭訪問などを経験する。実習で経験する家庭訪問がどの法律を根拠としたものなのか、または法律に基づかない家庭訪問であれば、保健師がどのような判断基準で家庭訪問を必要と判断したのかなどを理解できるようにする。家庭訪問のプロセスを理解し、事前の情報集や家庭訪問計画の再生と実施の準備の重要さ、また、家庭訪問における必要な技術と保健師の役割について考察する。地区活動への反映や事業化、施策化の重要性を理解し、家庭訪問が地域の環境をそこに住む生活者の感覚でとらえることのできる機会であることや住民と知り合うよい機会であることを理解する。
② 家庭訪問の対象は、自宅で生活するすべての地域住民であり、あらゆる年代を含む。また、個人のみならず家族も対象であり、同居者や近隣住民などにも対応する。対象とする健康レベルは幅広く、健康上あるいは生活上の課題をもつ対象者はもちろん、健康問題をもたないが健康維持・増進または予防を目的に家庭訪問を実施する対象者も含まれることを理解し、さらにとくに公衆衛生看護活動においては、重度の障害や難病などの疾患、ひきこもりなど外出が難しい人、支援を求めていない人やその家族にも家庭訪問で対応できるため、対象者を把握するきっかけの法律・制度の届出から、ほかの保健事業、日常的な地区活動、関係機関との連携、近隣者からの依頼、調査時による把握までさまざまであることを理解する必要がある。また、家庭訪問の必要性の判断および優先順位の決定は、対象者の特性に応じて保健師が主体的に判断する必要があるため、その判断基準を理解する。
③ 家庭訪問の準備は対象の情報を収集し、その情報を整理・アセスメントして、予防的訪問なのか、危機的介入なのか、訪問の緊急性などについて判断し、訪問の優先順位を決定する。優先順位が決まったら訪問の目的(長期・短期)、実施予定の内容を検討し、家庭訪問計画を立案する。実際に家庭訪問を行う際には対象者と信頼関係の構築をはかるため、初回訪問で対象者と保健師が初対面の場合には対象者を把握した経緯を話し、家庭訪問の目的を理解してもらうことがとくに重要であることを理解し、実施できるようにする。家庭訪問の場面では、対象者・家族の顕在的・潜在的健康課題を情報の分析と予測をもとに明確化し、対象者を生活者として、理解し、その人の健康課題への支援に結び付けるようにする。訪問後に評価を行い、支援の終結か継続かを判断し、さらに客観的・主観的情報を明確に記録できるようにする。
④ 家庭訪問において、保健師は対象者のこれまでの生活や暮らし方を尊重しながら、対象者本人・家族の自立やQOLの向上を目指して対象者自身が健康課題に取りくむようなはたらきかけを行う。家庭訪問における支援技術のなかでも、保健師と対象者の信頼関係の構築はとくに重要であることを理解し、信頼関係を構築する技術を習得する。また、家族は互いにさまざまな影響を及ぼしあいながら生活しているため、対象者の生活の場を訪問する家庭訪問においては、対象者本人だけでなくその家族を1つの単位としてとらえ、健康課題の解決のため支援を考える必要がある。すなわち、家族の関係性や家族間の力動をとらえ、問題解決のための家族の力量などをアセスメントすることにより、本人だけでなく、家族成員についても対象に支援を実施するため、家族観後の知識・技術を参考にして、家族も含めた支援を考える。また、訪問拒否などへ対応についても学び、対象者の問題解決をはかることを目指す必要性を理解する。
⑤ 保健師の家庭訪問は、個人・家族への個別支援にとどまらず、対象者と地域の社会資源(支援機関)とをつなぎ、さらに個々の訪問事例を集約して地域診断を行い、地域に必要な事業や資源の創出・充実をはかる事業化・施策化までを実施する。すなわち、地域に点在する健康課題をもつ人と地域の資源とをつなぐ作業により、個別支援のネットワークを地域の支援機能へと拡大していく。このことが公衆衛生看護管理における、地区管理と事例管理の活動ととらえられるよう学ぶ。また、地域におけるネットワークの構築の基盤となるものが、地域支援を担う関係者との連携や情報の共有であり、保健師は日ごろから地域の保健医療福祉の資源の把握に努め、その担当者とのネットワークを築いておくことが重要であることを理解し、家庭訪問が公衆衛生看護活動に協力してネットワークに参加するような住民と知り合うよい機会であることを学ぶ。
キーワード
① 家庭訪問の法的根拠 ② 優先順位 ③ 家庭訪問のプロセス ④ 身体計測と発達確認 ⑤ 成長・発達の評価
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
1.家庭訪問の知識・技術については、教科書「標準保健師講座2 公衆衛生看護技術」のP144~P153、P14~P32を読む。
2.家庭訪問の対象者である、個人・家族の理解と必要なアセスメント項目については、「標準保健師講座2 公衆衛生看護技術」P14~P32を確認しておくとともに、公衆衛生看護援助論Ⅱで学んだことを想起する。
3.教科書を熟読する中で、分からない用語や理論についてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。
<復習>
1.講義資料や教科書を振り返り、家庭訪問の根拠法令とその内容が正しく結びつくように理解する。
2.個人・家族への支援を考える際に、生活者としての個人・家族であると理解することや家庭訪問は支援技法の1つであることを理解する。
3.個人・家族への支援からグループ・組織、地域全体への支援につなげることが重要であることを理解する。
4.本単元の内容を復習するにあたり、ChatGPTを活用して具体的に保健師活動の例を調べ理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。
(予習・復習:1時間)
2
新生児の成長・発達と家庭訪問の事前準備
科目の中での位置付け
保健師による家庭訪問の目的や特徴、また家庭訪問の効果についてのエビデンスを理解する。また、家庭訪問の対象や必要性の判断・優先順位を学生自らが考えることにより、家庭訪問の計画を立てられるようにすることで、家庭訪問において必要な技術や保健師の役割を理解し、対象者本人・家族の自立やQOLの向上を目ざして対象者自身が健康課題に取り組むようなはたらきかけを行える支援技術を習得する。以上を踏まえ第2回では、家庭訪問の法的根拠を確認するとともに、特に母子保健法における新生児の訪問指導や未熟児の訪問指導の法的根拠について学ぶ。新生児訪問のプロセスについて理解し、新生児の成長発達の確認と評価に必要な知識・技術を身につける。さらに低出生体重児の成長発達の特性や低出生体重児をもつ保護者の特性を理解しすることも重要である。新生児訪問の場面で行う、対象の親子の育児負担の軽減と健康増進をめざし、不安の解消や育児のための具体的な助言や、利用できるサービスや資源の紹介など、保健指導が適切に実施できるように理解する。
・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P154~P160、P14~P15
・配付資料
コマ主題細目
① 新生児の成長・発達 ② 低出生体重児の成長・発達 ③ 身体計測の技術と成長の評価
細目レベル
① 家庭訪問においては、新生児の身体計測や発達確認を行うとともに、母親の育児相談を受け、必要な保健指導を行う。身体計測・発達確認は、新生児の全身状態を観察できる機会となるため、児童虐待の観点からの観察も重要である。家庭訪問における新生児の体重測定は、現在では携帯用の乳児用電子体重計によって測定を行うことが増えてきているが、本科目では新生児訪問における体重測定の基本である、ばね秤式体重計を使用した体重測定法を用いる。頭囲の測定は、仰臥位で、前方は眉間点、後方は後頭点を通る周径を計測する。発育の評価はパーセンタイル発育曲線上にプロットして、一定期間の増加量で判断する。新生児の発達確認は、仰臥位・腹臥位の姿勢、引き起こしの姿勢、視覚・聴覚などを確認する。これらの新生児の身体計測と成長・発達の確認方法について理解する。
② 母子保健法第6条で「未熟児とは、身体の発育が未熟のまま出生した乳児であって、正常児が出生時に有する諸機能を得るに至るまでのものをいう」とされている。親にとっては子育てに不安を抱きやすい場合が多く、児についても発育・発達面での観察と支援が必要である。家庭訪問においては、身体計測や発達確認を行うとともに、母親の育児相談を受け、必要な保健指導を行う。身体計測・発達確認は、児の全身状態を観察できる機会であり児童虐待の観点からの観察も重要である。家庭訪問における児の体重測定は、現在では携帯用の乳児用電子体重計によって測定を行うことが増えてきているが、本科目では新生児訪問における体重測定の基本である、ばね秤式体重計を使用した体重測定法も用いる。頭囲の測定は、仰臥位で、前方は眉間点、後方は後頭点を通る周径を計測する。発育の評価はパーセンタイル発育曲線上にプロットして、一定期間の増加量で判断する。新生児の発達確認は、仰臥位・腹臥位の姿勢、引き起こしの姿勢、視覚・聴覚などを確認する。この細目では、新生児の身体計測と成長・発達の確認方法について理解に加えるものとして低出生体重児特有の成長・発達について理解する。
③ モデル人形を使用した身体計測・発達確認、母子健康手帳への記録などをシミュレーションすることで、実際の新生児訪問の場面で必要な知識・技術を身につける。身体計測では、ばね秤式体重計を使用した体重測定の方法を身につける。体重・頭囲の測定が正しい方法で実施できるように、その技術を修得する。計測値は母子健康手帳に記録する。母子健康手帳の内容と活用方法、身体計測値や保護者の記録欄の記入方法を理解する。身体計測値により新生児の成長を評価して母親への育児指導を行うが、その評価方法や育児指導方法について理解する。新生児訪問を受ける母親の気持ちを考え、新生児訪問での保健師の支援が、母親が育児に自信をもって取り組み、育児を楽しむことにつながるような支援の機会となるようにすることが大切である。
キーワード
① 身体計測 ② 発達確認 ③ 成長・発達の評価 ④ 情報収集 ⑤ 家庭訪問計画の立案
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
1.家庭訪問による支援の実際として、教科書「標準保健師講座2 公衆衛生看護技術」のP154~P160を読む。
2.新生児訪問の対象の理解と必要なアセスメント項目を考えるうえでは、「標準保健師講座2 公衆衛生看護技術」P14~P32および「標準保健師講座3 対象別公衆衛生看護活動」p.18~22を確認しておくとともに、公衆衛生看護援助論Ⅰ・Ⅱで学んだことを想起する。児の成長・発達については、看護課程で学修した知識が基本となるため、そちらも振り返っておく。
3.教科書を熟読する中で、分からない用語や理論についてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。
<復習>
1.講義資料や教科書を振り返り、家庭訪問の根拠法令とその内容が正しく結びつくように理解する。
2.新生児の身体計測・発達確認については、児の衣類の着脱から計測・観察・母子健康手帳への記録、発育の評価、発達の確認、母親への保健指導の一連のプロセスをたどることができるように理解する。
3.本単元の内容を復習するにあたり、ChatGPTを活用して具体的に保健師活動の例を調べ理解を深めるとともに次回の単元に関する授業準備を行うこと。
(予習・復習:1時間)
3
家庭訪問計画の立案
科目の中での位置付け
先ずは、家庭訪問について、訪問のための計画を立案・作成する過程において、目的の明確化、実施内容を明確に立案するための実践力を演習を通して修得する。次に、地区診断の演習を展開する。公衆衛生援助論Ⅰ、Ⅱにて学んだ知識に基づき、コミュニティー・アズ・パートナーモデルの枠組みを活用した情報収集と整理、地区踏査における情報収集と整理、及び、PDCAサイクルを活用した地区アセスメントと健康課題(問題)の抽出を行う。次に、これまでの科目による地区診断で抽出した対象地区の特定集団に対する健康課題(問題)に基づき、対象集団の健康に関連するニーズに沿った健康教育の企画立案、実施評価を実施する。最後に学校保健と産業保健について、学び実習に備える。以上を踏まえ、 第3回では、家庭訪問のプロセスにおける情報収集、アセスメント、家庭訪問計画の立案を行う。対象者にあわせた家庭訪問計画の立案について学び、事例をもとに実際に新生児訪問の計画を立案する。
標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P160
・配付資料
コマ主題細目
① 情報収集・アセスメント ② 支援の優先順位 ③ 家庭訪問計画の立案
細目レベル
① 新生児訪問の事例をもとに、事例の対象者にあわせた情報収集・アセスメントを行い、計画書に家庭訪問の目的、長期目標・短期目標、実施計画、支援内容を記載する。新生児訪問は、新生児だけではなく、母親やその他の家族を含めた支援であることを意識して、家庭訪問計画を立案することが必要である。そのため、新生児の成長・発達に関する知識だけでなく、妊娠・出産・産褥の経過に関する知識や新生児の父親である男性の健康問題をアセスメントする知識なども必要となる。看護課程で学んだ知識も活用しながら必要な情報を収集し、アセスメントを行う。新生児、母親およびその他の家族がかかえる健康問題の内容によって、優先順位を考えて支援計画を立てる必要がある。
② 新生児訪問における家庭訪問計画について、家庭訪問計画書の対象者の情報欄には、妊娠届出書に記載されている内容や面接時のアンケートなどをもとにした聞き取り内容、出生連絡票による情報、母親への電話連絡で得られた情報など、新生児訪問を行うまでに得られている新生児、母親、その他の家族等の情報を記載する。収集した情報をもとにアセスメントを行う。アセスメントの結果から、新生児、母親、その他の家族など、支援が必要な対象者が誰なのかを考え、新生児と家族を含むそれぞれの対象者の健康課題を考える。新生児訪問は、新生児だけでなく、母親やその他の家族を含めて支援を行うことになるが、アセスメントの結果から支援対象者の優先順位を決定し、それぞれの対象者に必要な支援を考える。
③ 新生児と母親、その他の家族を対象とした家庭訪問の目的・目標と実施計画を作成する。家庭訪問の実施計画には、家庭訪問時の保健師による観察項目、新生児の成長発達に関する確認項目、母親などへの聞き取りによる確認項目、母親や家族に関する確認項目、情報提供の内容、実施方法等を記入する。同じ新生児期に行う家庭訪問でも、事前情報として得られた新生児の在胎週数、出生体重・身長、疾患の有無、家族の健康状態、家族構成、新生児の出生順位などによって、新生児とその家族の健康問題は変化するため、対象に合わせた家庭訪問の実施計画を立案することが必要である。家庭訪問を実施する前に得られる情報の中から、新生児と母親、その他の家族の健康問題を予測しておくことも必要である。
キーワード
① 家庭訪問計画の立案 ② 優先順位 ③ 家庭訪問の目的・目標 ④ 観察・確認項目 ⑤ 実施計画
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
1.家庭訪問による支援の実際として、教科書「標準保健師講座2 公衆衛生看護技術」のP154~P160を読む。
2.新生児訪問の対象の理解と必要なアセスメント項目を考えるうえでは、「標準保健師講座2 公衆衛生看護技術」P14~P32および「標準保健師講座3 対象別公衆衛生看護活動」p.18~22を確認しておくとともに、公衆衛生看護援助論Ⅰ・Ⅱで学んだことを想起する。児の成長・発達については、看護課程で学修した知識が基本となるため、そちらも振り返っておく。
3.教科書を熟読する中で、分からない用語や理論についてはChatGPTを活用し理解したうえで講義に臨むこと。
<復習>
1.講義資料や教科書を振り返り、家庭訪問の根拠法令とその内容が正しく結びつくように理解する。
2.新生児訪問事例への支援計画として立案したことを振り返り、事例の健康課題に対する支援がより適切であるか確認しておく。
3.本単元の内容を復習するにあたり、ChatGPTを活用して具体的に保健師活動の例を調べ理解を深めるとともに次回からのロールプレイの準備を行うこと。
4
家庭訪問演習のリハーサル
科目の中での位置付け
先ずは、家庭訪問について、訪問のための計画を立案・作成する過程において、目的の明確化、実施内容を明確に立案するための実践力を演習を通して修得する。次に、地区診断の演習を展開する。公衆衛生援助論Ⅰ、Ⅱにて学んだ知識に基づき、コミュニテー・アズ・パートナーモデルの枠組みを活用した情報収集と整理、地区踏査における情報収集と整理、及び、PDCAサイクルを活用した地区アセスメントと健康課題(問題)の抽出を行う。次に、これまでの科目による地区診断で抽出した対象地区の特定集団に対する健康課題(問題)に基づき、対象集団の健康に関連するニーズに沿った健康教育の企画立案、実施評価を実施する。最後に学校保健と産業保健について、学び実習に備える。第5~第6回の家庭訪問演習に向けて、第1回~第3回で学んだ知識・技術を活用し、グループに分かれて家庭訪問のリハーサルを行う。第4回では、第5~第6回の家庭訪問演習に向けて、第1回~第3回で学んだ知識・技術を活用し、グループに分かれて家庭訪問のリハーサルを行う。
・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P160
・配付資料
コマ主題細目
① 演習の準備 ② 育児相談 ③ 保健指導
細目レベル
① グループに分かれ、事前に決めておいた役割分担にそって新生児訪問のロールプレイの練習を行う。第5回・第6回のロールプレイでは、母親役を教員が行うが、ロールプレイの練習では、グループ内で保健師役の他に、母親役、観察者など、必要な役割に分かれて練習を行う。家庭訪問は保健師が用いる支援技術のうち、対象への援助活動の原点であるとともに、対象の生活に迫る最も重要な要素を含む技術である。この演習では、母子保健において最もベーシックな新生児訪問の事例をモデルとし、家庭訪問の実際を各自が体験することにより、家庭訪問技術を習得するとともに、家庭訪問における保健師の役割を理解することを目的とする。ロールプレイの練習は、前回までに立案した家庭訪問計画にそって実施する。
② ロールプレイの練習は、すべてのグループメンバーが保健師役と母親役を体験できるように、グループ内で役割を変えて実施する。ロールプレイで使用する事例を理解し、母親役は、母親がおかれた状況や新生児の状況(家庭訪問計画の立案の際に収集した情報)をふまえたうえで、新生児の母親になりきって役割を演じる。保健師役に対して、育児に関する質問や相談をする。相談内容は、事前に育児書やインターネットなどを用いて行われている育児相談の内容を確認しておくとよい。母親役が、保健師からの保健指導を受けて感じたこと、質問したけれど適切な回答が得られなかったと感じたことなどは、保健師役に伝え、第5回・第6回のロールプレイに向けて準備する。
③ 保健師役では、母親役からの相談に対応することが求められる。実際の新生児訪問の場面における母親からの相談は、その新生児固有の問題によるものもあるが、一般的に多くの母親が不安に感じたり、困ったりしているものがその多くを占める。母親役から相談されそうな内容については、事前に育児書やインターネットなどを用いて行われている育児相談の内容を確認しておくとよい。なお、その際は、母親への保健指導の内容の適否について、看護職としての知識に基づいて適切に判断することが必要である。母親からの相談内容が、自分一人では判断が難しいようなものであった場合や保健師みずからの知識・情報の不足などですぐには答えられない内容であれば、そのことを母親に伝えて後ほど回答するなどの対応が必要な場合もある。
キーワード
① 新生児訪問 ② ロールプレイの準備 ③ 家庭訪問における保健師の役割 ④ 育児相談 ⑤ 保健指導
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
1.家庭訪問演習の手引きを熟読し、演習の目的・目標を理解して実施できるように準備する。
2.第1回~第3回までに学んだ知識や技術、立案した家庭訪問計画にそってロールプレイが実施できるように準備する。保健師役をイメージし、新生児訪問の具体的手順がたどれるように準備する。新生児の成長・発達を適切に評価し、その結果をもとに行う母親への保健指導の内容を考えておく。母親への保健指導、育児情報の伝え方を考えておく。
3.ChatGPTを活用して具体的に保健師の新生児訪問の具体例を調べ理解を深めておく
<復習>
1.ロールプレイの練習を実施し、立案した家庭訪問計画で修正すべき点があれば、修正を行う。
2.ロールプレイを通して学んだことを、実際の新生児訪問にいかすことができるように知識・技術を再確認する。
3.ChatGPTを活用して具体的に保健師の新生児訪問の具体例を調べ、次回のロールプレイに備えておく
(予習・復習:1時間)
5
家庭訪問演習(母子)
科目の中での位置付け
先ずは、家庭訪問について、訪問のための計画を立案・作成する過程において、目的の明確化、実施内容を明確に立案するための実践力を演習を通して修得する。次に、地区診断の演習を展開する。公衆衛生援助論Ⅰ、Ⅱにて学んだ知識に基づき、コミュニテー・アズ・パートナーモデルの枠組みを活用した情報収集と整理、地区踏査における情報収集と整理、及び、PDCAサイクルを活用した地区アセスメントと健康課題(問題)の抽出を行う。次に、これまでの科目による地区診断で抽出した対象地区の特定集団に対する健康課題(問題)に基づき、対象集団の健康に関連するニーズに沿った健康教育の企画立案、実施評価を実施する。最後に学校保健と産業保健について、学び実習に備える。以上を踏まえ、 第5回では、第1回~第4回までの授業をふまえ、立案した家庭訪問計画に沿ってグループに分かれて新生児訪問のロールプレイを行う。
・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P160
・配付資料
コマ主題細目
① ロールプレイ ② 育児相談 ③ 保健指導
細目レベル
① グループに分かれ、前半のグループが事前に決めておいた順番で新生児訪問のロールプレイおよびディスカッションを行い、新生児訪問における保健師の役割の理解と、新生児訪問に必要な知識と技術の習得をめざす。家庭訪問は保健師が用いる支援技術のうち、対象への援助活動の原点であるとともに、対象の生活に迫る最も重要な要素を含む技術である。この演習では、母子保健において最もベーシックな新生児訪問の事例をモデルとし、家庭訪問の実際を各自が体験することにより、家庭訪問技術を習得するとともに、家庭訪問における保健師の役割を理解することを目的とする。1回目のロールプレイは、前回までに立案した家庭訪問計画にそって実施する。2回目以降のロールプレイは、ディスカッションをふまえて適切に修正した内容で実施する。
② 保健師役では、母親役からの相談に対応し、必要な保健指導を行うことが求められる。実際の新生児訪問の場面における母親からの相談は、その新生児固有の問題によるものもあるが、一般的に多くの母親が不安に感じたり、困ったりしているものがその多くを占める。母親役から相談されそうな内容については、事前に育児書やインターネットなどを用いて行われている育児相談の内容を確認しておくとよい。また、母親からの相談はなくても、その母子にあわせた保健指導を行うことが必要である。実際の新生児訪問の場面では、母親の妊娠中から出産の状況および新生児訪問までの母子の状況が記載された母子健康手帳の記載内容を確認することができるため、その情報もふまえて育児相談を行う。
③ ロールプレイの本番は、「家庭訪問演習の手引き」にそって、演習の目的・目標を理解したうえで実施する。グループ内で事前に決定した順番で保健師役を演じる。ロールプレイで使用する事例を理解し、母親がおかれた状況や新生児の状況(家庭訪問計画の立案の際に収集した情報)をふまえて、立案した家庭訪問計画のなかの「実施計画」にそって保健師役を演じる。第4回に行ったロールプレイの練習で不足していた知識や技術を補ったうえでロールプレイの本番に臨み、母親役(教員)からの育児相談に対して、第1回~第4回までに学んだ知識や看護過程で学んだ乳幼児の成長・発達、産後の母親の身体的・精神的状態などに関する知識をもとに適切な保健指導を行う。
キーワード
① 新生児訪問 ② 家庭訪問における保健師の役割 ③ 育児相談 ④ 保健指導 ⑤ 育児情報の提供
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
1.家庭訪問演習の手引きを熟読し、演習の目的・目標を理解して実施できるように準備する。
2.第1回~第4回までに学んだ知識や技術、立案した家庭訪問計画にそってロールプレイが実施できるように準備する。保健師役をイメージし、新生児訪問の具体的手順がたどれるように準備する。新生児の成長・発達を適切に評価し、その結果をもとに行う母親への保健指導の内容を考えておく。母親への保健指導、育児情報の伝え方を考えておく。
3.ChatGPTを活用して具体的に保健師の新生児訪問の具体例を調べ理解を深めておく
<復習>
1.ロールプレイの練習を実施し、適切に実施できた点、改善が必要な点、知識が不足していた点などについて考えてみる。ロールプレイを実施した結果を家庭訪問計画に記入する。立案した家庭訪問計画で修正すべき点があれば、修正を行う。
2.ロールプレイを通して学んだことを、実際の新生児訪問にいかすことができるように知識・技術を再確認する。
3.ChatGPTを活用して具体的に保健師の新生児訪問の具体例を調べ、次回のロールプレイに備えておく
(予習・復習:1時間)
6
家庭訪問演習(母子)
科目の中での位置付け
先ずは、家庭訪問について、訪問のための計画を立案・作成する過程において、目的の明確化、実施内容を明確に立案するための実践力を演習を通して修得する。次に、地区診断の演習を展開する。公衆衛生援助論Ⅰ、Ⅱにて学んだ知識に基づき、コミュニテー・アズ・パートナーモデルの枠組みを活用した情報収集と整理、地区踏査における情報収集と整理、及び、PDCAサイクルを活用した地区アセスメントと健康課題(問題)の抽出を行う。次に、これまでの科目による地区診断で抽出した対象地区の特定集団に対する健康課題(問題)に基づき、対象集団の健康に関連するニーズに沿った健康教育の企画立案、実施評価を実施する。最後に学校保健と産業保健について、学び実習に備える。以上を踏まえ、 第6回では、第1回~第5回までの授業をふまえ、立案した家庭訪問計画に沿ってグループに分かれて新生児訪問のロールプレイを行う。
・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P160
・配付資料
コマ主題細目
① ロールプレイ ② 育児相談 ③ 保健指導
細目レベル
① 前半のグループが、事前に決めておいた順番で新生児訪問のロールプレイおよびディスカッションを行い、新生児訪問における保健師の役割の理解と、新生児訪問に必要な知識と技術の習得をめざす。第5回にロールプレイを行った前半のグループから学んだことも活かしてロールプレイを行う。家庭訪問は保健師が用いる支援技術のうち、対象への援助活動の原点であるとともに、対象の生活に迫る最も重要な要素を含む技術である。母子保健において最もベーシックな新生児訪問の事例をモデルとし、新生児訪問で必要となる児と母親を含めた家族の情報収集およびアセスメント、新生児の身体計測・発達確認およびその評価、対象者にあわせた情報提供・保健指導などの家庭訪問技術を習得するとともに、家庭訪問における保健師の役割を理解する。
② 保健師役では、母親役からの相談に対応することが求められる。実際の新生児訪問の場面における母親からの相談は、その新生児固有の問題によるものもあるが、一般的に多くの母親が不安に感じたり、困ったりしているものがその多くを占める。母親役から相談されそうな内容については、事前に育児書やインターネットなどを用いて行われている育児相談の内容を確認しておくとよい。新生児訪問は市町村の役割であるが、それぞれの市町村によって新生児訪問を実施する対象者に違いがある。例えば、第1子全員、新生児訪問を希望する者、保健師側の支援の必要性の判断による者などである。新生児訪問の対象者は、身体的、精神的、社会的に健康な母子(家族)だけではないことにも留意し、適切な育児相談ができるように理解する。
③ 保保健師役では、母親役からの相談に対応することが求められる。実際の新生児訪問の場面における母親からの相談は、その新生児固有の問題によるものもあるが、一般的に多くの母親が不安に感じたり、困ったりしているものがその多くを占める。母親役から相談されそうな内容については、事前に育児書やインターネットなどを用いて行われている育児相談の内容を確認しておくとよい。新生児訪問は市町村の役割であるが、それぞれの市町村によって新生児訪問を実施する対象者に違いがある。例えば、第1子全員、新生児訪問を希望する者、保健師側の支援の必要性の判断による者などである。新生児訪問の対象者は、身体的、精神的、社会的に健康な母子(家族)だけではないことにも留意し、適切な育児相談ができるように理解する。
キーワード
① 新生児訪問 ② 家庭訪問における保健師の役割 ③ 育児相談 ④ 保健指導 ⑤ 育児情報の提供
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
1.家庭訪問演習の手引きを熟読し、演習の目的・目標を理解して実施できるように準備する。
2.第1回~第5回までに学んだ知識や技術、立案した家庭訪問計画にそってロールプレイが実施できるように準備する。保健師役をイメージし、新生児訪問の具体的手順がたどれるように準備する。新生児の成長・発達を適切に評価し、その結果をもとに行う母親への保健指導の内容を考えておく。母親への保健指導、育児情報の伝え方を考えておく。
3.ChatGPTを活用して具体的に保健師の新生児訪問の具体例を調べ理解を深めておく
<復習>
1.ロールプレイの練習を実施し、適切に実施できた点、改善が必要な点、知識が不足していた点などについて考えてみる。ロールプレイを実施した結果を家庭訪問計画に記入する。立案した家庭訪問計画で修正すべき点があれば、修正を行う。
2.ロールプレイを通して学んだことを、実際の新生児訪問にいかすことができるように知識・技術を再確認する。
3.ChatGPTを活用して具体的に保健師の新生児訪問の具体例を調べ、次回のロールプレイに備えておく
(予習・復習:1時間)
7
家庭訪問演習(母子)
科目の中での位置付け
先ずは、家庭訪問について、訪問のための計画を立案・作成する過程において、目的の明確化、実施内容を明確に立案するための実践力を演習を通して修得する。次に、地区診断の演習を展開する。公衆衛生援助論Ⅰ、Ⅱにて学んだ知識に基づき、コミュニテー・アズ・パートナーモデルの枠組みを活用した情報収集と整理、地区踏査における情報収集と整理、及び、PDCAサイクルを活用した地区アセスメントと健康課題(問題)の抽出を行う。次に、これまでの科目による地区診断で抽出した対象地区の特定集団に対する健康課題(問題)に基づき、対象集団の健康に関連するニーズに沿った健康教育の企画立案、実施評価を実施する。最後に学校保健と産業保健について、学び実習に備える。以上を踏まえ、 第6回では、第1回~第5回までの授業をふまえ、立案した家庭訪問計画に沿ってグループに分かれて新生児訪問のロールプレイを行う。
・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P160
・配付資料
コマ主題細目
① ロールプレイ ② 育児相談 ③ 保健指導
細目レベル
① 後半のグループが、事前に決めておいた順番で新生児訪問のロールプレイおよびディスカッションを行い、新生児訪問における保健師の役割の理解と、新生児訪問に必要な知識と技術の習得をめざす。第5回にロールプレイを行った前半のグループから学んだことも活かしてロールプレイを行う。家庭訪問は保健師が用いる支援技術のうち、対象への援助活動の原点であるとともに、対象の生活に迫る最も重要な要素を含む技術である。母子保健において最もベーシックな新生児訪問の事例をモデルとし、新生児訪問で必要となる児と母親を含めた家族の情報収集およびアセスメント、新生児の身体計測・発達確認およびその評価、対象者にあわせた情報提供・保健指導などの家庭訪問技術を習得するとともに、家庭訪問における保健師の役割を理解する。
② 保健師役では、母親役からの相談に対応することが求められる。実際の新生児訪問の場面における母親からの相談は、その新生児固有の問題によるものもあるが、一般的に多くの母親が不安に感じたり、困ったりしているものがその多くを占める。母親役から相談されそうな内容については、事前に育児書やインターネットなどを用いて行われている育児相談の内容を確認しておくとよい。新生児訪問は市町村の役割であるが、それぞれの市町村によって新生児訪問を実施する対象者に違いがある。例えば、第1子全員、新生児訪問を希望する者、保健師側の支援の必要性の判断による者などである。新生児訪問の対象者は、身体的、精神的、社会的に健康な母子(家族)だけではないことにも留意し、適切な育児相談ができるように理解する。
③ ロールプレイの本番は、「家庭訪問演習の手引き」にそって、演習の目的・目標を理解したうえで実施する。グループ内で事前に決定した順番で保健師役を演じる。ロールプレイで使用する事例を理解し、母親がおかれた状況や新生児の状況(家庭訪問計画の立案の際に収集した情報)をふまえて、立案した家庭訪問計画のなかの「実施計画」にそって保健師役を演じる。第4回に行ったロールプレイの練習で不足していた知識や技術を補ったうえでロールプレイの本番に臨み、母親役(教員)からの育児相談に対して、第1回~第5回までに学んだ知識や看護過程で学んだ乳幼児の成長・発達、産後の母親の身体的・精神的状態などに関する知識をもとに適切な保健指導を行う。
キーワード
① 新生児訪問 ② 家庭訪問における保健師の役割 ③ 育児相談 ④ 保健指導 ⑤ 育児情報の提供
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
1.家庭訪問演習の手引きを熟読し、演習の目的・目標を理解して実施できるように準備する。
2.第1回~第6回までに学んだ知識や技術、立案した家庭訪問計画にそってロールプレイが実施できるように準備する。保健師役をイメージし、新生児訪問の具体的手順がたどれるように準備する。新生児の成長・発達を適切に評価し、その結果をもとに行う母親への保健指導の内容を考えておく。母親への保健指導として、家庭訪問演習の手引きの事例にあわせた保健指導ができるように準備する。
3.ChatGPTを活用して具体的に保健師の新生児訪問の具体例を調べ理解を深めておく
<復習>
1.ロールプレイの練習を実施し、適切に実施できた点、改善が必要な点、知識が不足していた点などについて考えてみる。ロールプレイを実施した結果を家庭訪問計画に記入する。立案した家庭訪問計画で改善が必要な点は、公衆衛生関学実習Ⅰに向けて改善する。
2.ロールプレイを通して学んだことを、実際の新生児訪問にいかすことができるように知識・技術を再確認する。知識が不足していた点は、看護師課程および保健師課程で学んだ知識を復習するとともに、自ら調べて知識を得ておく。
3.ChatGPTを活用して具体的に保健師の新生児訪問の具体例を調べ、次回のロールプレイに備えておく
(予習・復習:1時間)
8
家庭訪問演習(母子)
科目の中での位置付け
先ずは、家庭訪問について、訪問のための計画を立案・作成する過程において、目的の明確化、実施内容を明確に立案するための実践力を演習を通して修得する。次に、地区診断の演習を展開する。公衆衛生援助論Ⅰ、Ⅱにて学んだ知識に基づき、コミュニテー・アズ・パートナーモデルの枠組みを活用した情報収集と整理、地区踏査における情報収集と整理、及び、PDCAサイクルを活用した地区アセスメントと健康課題(問題)の抽出を行う。次に、これまでの科目による地区診断で抽出した対象地区の特定集団に対する健康課題(問題)に基づき、対象集団の健康に関連するニーズに沿った健康教育の企画立案、実施評価を実施する。最後に学校保健と産業保健について、学び実習に備える。以上を踏まえ、 第6回では、第1回~第5回までの授業をふまえ、立案した家庭訪問計画に沿ってグループに分かれて新生児訪問のロールプレイを行う。
・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P160
・配付資料
コマ主題細目
① ロールプレイ ② 育児相談 ③ 保健指導
細目レベル
① 後半のグループが、事前に決めておいた順番で新生児訪問のロールプレイおよびディスカッションを行い、新生児訪問における保健師の役割の理解と、新生児訪問に必要な知識と技術の習得をめざす。第5回にロールプレイを行った前半のグループから学んだことも活かしてロールプレイを行う。家庭訪問は保健師が用いる支援技術のうち、対象への援助活動の原点であるとともに、対象の生活に迫る最も重要な要素を含む技術である。母子保健において最もベーシックな新生児訪問の事例をモデルとし、新生児訪問で必要となる児と母親を含めた家族の情報収集およびアセスメント、新生児の身体計測・発達確認およびその評価、対象者にあわせた情報提供・保健指導などの家庭訪問技術を習得するとともに、家庭訪問における保健師の役割を理解する。
② 保健師役では、母親役からの相談に対応することが求められる。実際の新生児訪問の場面における母親からの相談は、その新生児固有の問題によるものもあるが、一般的に多くの母親が不安に感じたり、困ったりしているものがその多くを占める。母親役から相談されそうな内容については、事前に育児書やインターネットなどを用いて行われている育児相談の内容を確認しておくとよい。新生児訪問は市町村の役割であるが、それぞれの市町村によって新生児訪問を実施する対象者に違いがある。例えば、第1子全員、新生児訪問を希望する者、保健師側の支援の必要性の判断による者などである。新生児訪問の対象者は、身体的、精神的、社会的に健康な母子(家族)だけではないことにも留意し、適切な育児相談ができるように理解する。
③ ロールプレイの本番は、「家庭訪問演習の手引き」にそって、演習の目的・目標を理解したうえで実施する。グループ内で事前に決定した順番で保健師役を演じる。ロールプレイで使用する事例を理解し、母親がおかれた状況や新生児の状況(家庭訪問計画の立案の際に収集した情報)をふまえて、立案した家庭訪問計画のなかの「実施計画」にそって保健師役を演じる。第4回に行ったロールプレイの練習で不足していた知識や技術を補ったうえでロールプレイの本番に臨み、母親役(教員)からの育児相談に対して、第1回~第5回までに学んだ知識や看護過程で学んだ乳幼児の成長・発達、産後の母親の身体的・精神的状態などに関する知識をもとに適切な保健指導を行う。
キーワード
① 新生児訪問 ② 家庭訪問における保健師の役割 ③ 育児相談 ④ 保健指導 ⑤ 育児情報の提供
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
1.家庭訪問演習の手引きを熟読し、演習の目的・目標を理解して実施できるように準備する。
2.第1回~第7回までに学んだ知識や技術、立案した家庭訪問計画にそってロールプレイが実施できるように準備する。保健師役をイメージし、新生児訪問の具体的手順がたどれるように準備する。新生児の成長・発達を適切に評価し、その結果をもとに行う母親への保健指導の内容を考えておく。母親への保健指導として、家庭訪問演習の手引きの事例にあわせた保健指導ができるように準備する。
3.ChatGPTを活用して具体的に保健師の新生児訪問の具体例を調べ理解を深めておく
<復習>
1.ロールプレイの練習を実施し、適切に実施できた点、改善が必要な点、知識が不足していた点などについて考えてみる。ロールプレイを実施した結果を家庭訪問計画に記入する。立案した家庭訪問計画で改善が必要な点は、公衆衛生関学実習Ⅰに向けて改善する。
2.ロールプレイを通して学んだことを、実際の新生児訪問にいかすことができるように知識・技術を再確認する。知識が不足していた点は、看護師課程および保健師課程で学んだ知識を復習するとともに、自ら調べて知識を得ておく。
3.ChatGPTを活用して新生児訪問における保健師の支援について調べ、次回のグループワークに備える
(予習・復習:1時間)
9
家庭訪問演習(母子)のまとめ
科目の中での位置付け
保健師による家庭訪問の目的や特徴、また家庭訪問の効果についてのエビデンスをについて、ロールプレイを通して学んだことをまとめる。また、家庭訪問の対象や必要性の判断・優先順位について明確に答えることができ、学生自身の家庭訪問の計画を適切であったか、振り返ることができる。家庭訪問において必要な技術や保健師の役割を理解し、対象者本人・家族の自立やQOLの向上を目ざして対象者自身が健康課題に取り組むようなはたらきかけを行えていたか、自らの支援技術を個人・グループで振り返ることで、学びを深める。グループワークは、言語的なコミュニケーション、活動、人間関係、集団内の相互作用等を通して、メンバー一人ひとりが成長することを目的とするが、とりわけ、グループ独自のダイナミクスを活用することで、メンバーの人格的な発展や思考の発展・課題の解決等に繋げていく。
・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P160
・配付資料
コマ主題細目
① 振り返り ② 育児相談 ③ 保健指導
細目レベル
① 個人で新生児訪問の振り返りを行い、新生児訪問における保健師の役割の理解と、新生児訪問に必要な知識と技術についてまとめる。家庭訪問は保健師が用いる支援技術のうち、対象への援助活動の原点であるとともに、対象の生活に迫る最も重要な要素を含む技術である。母子保健において最もベーシックな新生児訪問の事例をモデルとし、新生児訪問で必要となる児と母親を含めた家族の情報収集およびアセスメント、新生児の身体計測・発達確認およびその評価、対象者にあわせた情報提供・保健指導などの家庭訪問技術を習得するとともに、家庭訪問における保健師の役割を考える。
② グループで新生児訪問の振り返りを行い、新生児訪問における保健師の役割の理解と、新生児訪問に必要な知識と技術について意見交換する。家庭訪問は保健師が用いる支援技術のうち、対象への援助活動の原点であるとともに、対象の生活に迫る最も重要な要素を含む技術である。母子保健において最もベーシックな新生児訪問の事例をモデルとし、新生児訪問で必要となる児と母親を含めた家族の情報収集およびアセスメント、新生児の身体計測・発達確認およびその評価、対象者にあわせた情報提供・保健指導などの家庭訪問技術を習得するとともに、家庭訪問における保健師の役割についてまとめる。グループダイナミクスを活用し、個人ではできない発展や課題の解決につなげていく。
③ グループで検討した新生児訪問における保健師に必要な知識と技術、新生児訪問における保健師の役割とスタンスについて意見交換したことを発表する。また、新生児訪問から考えたことを抽象化し、家庭訪問における保健師の役割と機能について考えたことを発表する。
キーワード
① 新生児訪問 ② 家庭訪問における保健師の役割 ③ 育児相談 ④ 保健指導 ⑤ 育児情報の提供
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
1.第1回~第8回までの講義やグループワーク(ロールプレイ)を通して、自分自身の家庭訪問計画の立案から実践・評価のプロセスを振り返り、適切に実施できた点、改善が必要な点、知識が不足していた点などについて考え、公衆衛生関学実習Ⅰに向け必要な準備を考える。
2.グループワーク(ロールプレイ)を通して、新生児訪問を通して保健師に必要な知識や技術、家庭訪問における保健師の役割と機能、スタンスについて考えておく。
3.必要時、ChatGPTを活用して理解を深めておく
<復習>
1.各グループの発表を聞き、自分には不足していた視点・異なる視点があれば記録し公衆衛生看護学実習Ⅰに備えておく。
2.ChatGPTを活用して次回の結核患者へのDOTS訪問について調べ知識を得ておくとともに、講義・グループワークに備える。
(予習・復習:1時間)
10
家庭訪問演習(結核)
科目の中での位置付け
先ずは、家庭訪問について、訪問のための計画を立案・作成する過程において、目的の明確化、実施内容を明確に立案するための実践力を演習を通して修得する。次に、地区診断の演習を展開する。公衆衛生援助論Ⅰ、Ⅱにて学んだ知識に基づき、コミュニテー・アズ・パートナーモデルの枠組みを活用した情報収集と整理、地区踏査における情報収集と整理、及び、PDCAサイクルを活用した地区アセスメントと健康課題(問題)の抽出を行う。次に、これまでの科目による地区診断で抽出した対象地区の特定集団に対する健康課題(問題)に基づき、対象集団の健康に関連するニーズに沿った健康教育の企画立案、実施評価を実施する。最後に学校保健と産業保健について、学び実習に備える。以上を踏まえ、 第10回以降では、第1回~第9回までの新生児訪問の講義演習をふまえ、ハイリスクアプローチである結核患者家族への家庭訪問のロールプレイをグループに分かれて行う。第10回の本コマでは、公衆衛生看護援助論Ⅰの感染症保健の内容を振り返り、第11回以降の演習に備える。
・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P160
・国民衛生の動向(2025/2026)「結核対策」
・配付資料
コマ主題細目
① 結核対策 ② 保健指導 ③ DOTS
細目レベル
① 結核対策:公衆衛生看護援助論Ⅰで学修した近年の超高齢社会やグローバル化に伴う結核の現状を振り返る。結核はゆるやかに減少傾向にあり令和3年以降は罹患率10.0以下と低まん延の水準に達したが、令和5年の新規登録結核患者数は約1万人であり、依然として国内最大の感染症である。特に近年は抗結核剤に耐性を有する多剤耐性結核の発生や、住所不定者、外国人の発生、高齢者の再発など、新たな課題がみられており引き続き予断を許さない状況にある。結核対策の主な事業は、定期健康診断と接触者健康診断による「健康診断」、BCGによる「予防接種」、診断後ただちに保健所に届出ることから始まる「全数患者管理」、「DOTS」の推進による治療成功率の向上、医療費の「公費負担」、「就業制限」の措置など、登録患者の個別の健康課題をしっかり支援し確実な治癒へと導くことが結核予防対策の重要な取り組みとなっている。
② 保健指導:結核対策における保健師活動の目標は、主に、①患者の治療完遂と社会復帰支援、②結核の蔓延防止、③再発・発病予防の3つにまとめられる。
結核患者とその家族に対して、患者の人権を守り、次の感染者・発病者を出すことのないよう患者と家族が正しく認識して、主体的に疾病治癒に向かって努力できるよう働きかけ、治療からの脱落を防ぐ。また、家族や接触者から発病者を出さないよう接触者健診を徹底し、潜在性結核感染症(LTBI)が疑われる者には予防内服が完了できるよう服薬支援を行う。さらに、患者や家族が,再発・発病を予防するために規則正しい生活習慣を身につけ,保健行動をとることができるよう働きかける.そして、地域住民に結核に対する正しい知識の普及を行い、結核に対する理解を深め、感染予防のための保健行動をとることで、地域全体の健康レベルの向上につながるよう働きかける。ただし、本コマでは個別の保健指導に焦点を当て、結核患者家族への支援としてDOTS訪問をロールプレイする。
キーワード
① 結核登録者訪問 ② 家庭訪問における保健師の役割 ③ 接触者健康診断 ④ 保健指導
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
家庭訪問演習の手引きを熟読し、演習の目的・目標を理解して実施できるように準備する。第1回~第9回までに学んだ知識や技術、立案した家庭訪問計画にそってロールプレイが実施できるように準備する。結核患者への保健指導として、家庭訪問演習の手引きの事例にあわせた保健指導ができるように準備する。ChatGPTを活用して具体的に保健師のDOTS訪問の具体例を調べ理解を深めておく
<復習>
ロールプレイを実施してみて適切に実施できた点、改善が必要な点、知識が不足していた点などについて考えてみる。改善が必要な点は、公衆衛生関学実習Ⅰに向けて改善する。知識が不足していた点は、看護師課程および保健師課程で学んだ知識を復習するとともに、自ら調べて知識を得ておく。本単元の内容を復習するにあたり、ChatGPTを活用して具体的に保健師活動の例を調べ理解を深めるとともに次回からのロールプレイの準備を行うこと。(予習・復習:1時間)
11
家庭訪問演習(結核)
科目の中での位置付け
先ずは、家庭訪問について、訪問のための計画を立案・作成する過程において、目的の明確化、実施内容を明確に立案するための実践力を演習を通して修得する。次に、地区診断の演習を展開する。公衆衛生援助論Ⅰ、Ⅱにて学んだ知識に基づき、コミュニテー・アズ・パートナーモデルの枠組みを活用した情報収集と整理、地区踏査における情報収集と整理、及び、PDCAサイクルを活用した地区アセスメントと健康課題(問題)の抽出を行う。次に、これまでの科目による地区診断で抽出した対象地区の特定集団に対する健康課題(問題)に基づき、対象集団の健康に関連するニーズに沿った健康教育の企画立案、実施評価を実施する。最後に学校保健と産業保健について、学び実習に備える。以上を踏まえ、 第11回では、第10回での授業をふまえ、家庭訪問演習の手引きの結核患者事例にあわせた保健指導として家庭訪問計画を立案し、第12回以降のロールプレイに備える。
・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P160
・国民衛生の動向(2025/2026)
・配付資料
コマ主題細目
① ロールプレイ ② 結核 ③ 保健指導
細目レベル
① グループに分かれディスカッションしながら結核登録患者への健康相談・保健指導のための家庭訪問計画を立案するとともに、結核訪問における保健師の役割の理解と、訪問に必要な知識と技術の習得をめざす。家庭訪問は保健師が用いる支援技術のうち、対象への援助活動の原点であるとともに、対象の生活に迫る最も重要な要素を含む技術である。この演習では、結核対策において最もベーシックな初回訪問の事例をモデルとし、結核患者訪問で必要となる患者・家族の情報収集およびアセスメント、結核登録者及び家族、接触者の確認およびその評価、対象者にあわせた情報提供・保健指導・接触者健康診断などの家庭訪問技術を習得するとともに、家庭訪問における保健師の役割を理解することを目的とする。
② 保健師役では、患者役からの相談に対応し、必要な保健指導を行うことが求められる。実際の結核患者訪問の場面における患者からの相談は、その対象固有の問題によるものもあるが、一般的に多くの患者が不安に感じたり、困ったりしているものがその多くを占める。患者役から相談されそうな内容については、事前に専門書やインターネットなどを用いて行われている事前に患者が抱いている結核に対する相談の内容を確認しておくとよい。結核登録者訪問は保健所の役割であるが、それぞれの患者及び家族の状況により対象者に違いがある。例えば、接触者に乳幼児や糖尿病患者(治療管理不良)などのハイリスク接触者、デインジャーグループがいる場合などである。結核患者への初回訪問では、患者や家族の人権に配慮しつつ、治療完遂と社会復帰支援、結核の蔓延防止、再発・発病予防のために保健指導を行う。
③ ロールプレイの本番は、「家庭訪問演習の手引き」にそって、演習の目的・目標を理解したうえで実施する。グループ内で事前に決定した順番で保健師役を演じる。ロールプレイで使用する事例を理解し、患者の身体・精神面の状況や社会経済的状況をふまえて、立案した家庭訪問計画のなかの「実施計画」にそって保健師役を演じる。第11回では訪問計画を立案する際の情報収集や知識や技術を補ったうえでロールプレイの本番に臨み、患者役(教員)からの健康相談に対して、第10回に学んだ結核患者・家族への保健指導に関する知識や看護過程で学んだ患者・家族の身体的・精神的状態などへのケアに関する知識をもとに適切な保健指導を行う。
キーワード
① 結核登録者訪問 ② 家庭訪問における保健師の役割 ③ 接触者健康診断 ④ 保健指導
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
家庭訪問演習の手引きを熟読し、演習の目的・目標を理解して実施できるように準備する。第1回~第10回までに学んだ知識や技術、立案した家庭訪問計画にそってロールプレイが実施できるように準備する。結核患者への保健指導として、家庭訪問演習の手引きの事例にあわせた保健指導ができるように準備する。ChatGPTを活用して具体的に保健師のDOTS訪問の具体例を調べ理解を深めておく
<復習>
ロールプレイを実施してみて適切に実施できた点、改善が必要な点、知識が不足していた点などについて考えてみる。改善が必要な点は、公衆衛生関学実習Ⅰに向けて改善する。知識が不足していた点は、看護師課程および保健師課程で学んだ知識を復習するとともに、自ら調べて知識を得ておく。本単元の内容を復習するにあたり、ChatGPTを活用して具体的に保健師活動の例を調べ理解を深めるとともに次回からのロールプレイの準備を行うこと。(予習・復習:1時間)
12
家庭訪問演習(結核)
科目の中での位置付け
先ずは、家庭訪問について、訪問のための計画を立案・作成する過程において、目的の明確化、実施内容を明確に立案するための実践力を演習を通して修得する。次に、地区診断の演習を展開する。公衆衛生援助論Ⅰ、Ⅱにて学んだ知識に基づき、コミュニテー・アズ・パートナーモデルの枠組みを活用した情報収集と整理、地区踏査における情報収集と整理、及び、PDCAサイクルを活用した地区アセスメントと健康課題(問題)の抽出を行う。次に、これまでの科目による地区診断で抽出した対象地区の特定集団に対する健康課題(問題)に基づき、対象集団の健康に関連するニーズに沿った健康教育の企画立案、実施評価を実施する。最後に学校保健と産業保健について、学び実習に備える。以上を踏まえ、 第12~14回では、第10回~第11回までの授業をふまえ、立案した家庭訪問計画に沿ってグループに分かれて結核登録者訪問のロールプレイを行う。
・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P160
・国民衛生の動向(2025/2026)「結核対策」
・配付資料
コマ主題細目
① ロールプレイ ② 結核 ③ 保健指導
細目レベル
① グループに分かれ、前半のグループが事前に決めておいた順番で結核登録患者への家庭訪問のロールプレイおよびディスカッションを行い、結核訪問における保健師の役割の理解と、訪問に必要な知識と技術の習得をめざす。家庭訪問は保健師が用いる支援技術のうち、対象への援助活動の原点であるとともに、対象の生活に迫る最も重要な要素を含む技術である。この演習では、結核対策において最もベーシックな初回訪問の事例をモデルとし、結核患者訪問で必要となる患者・家族の情報収集およびアセスメント、結核登録者及び家族、接触者の確認およびその評価、対象者にあわせた情報提供・保健指導・接触者健康診断などの家庭訪問技術を習得するとともに、家庭訪問における保健師の役割を理解することを目的とする。1回目のロールプレイは、前回までに立案した家庭訪問計画にそって実施する。2回目以降のロールプレイは、ディスカッションをふまえて適切に修正した内容で実施する。
② 保健師役では、患者役からの相談に対応し、必要な保健指導を行うことが求められる。実際の結核患者訪問の場面における患者からの相談は、その対象固有の問題によるものもあるが、一般的に多くの患者が不安に感じたり、困ったりしているものがその多くを占める。患者役から相談されそうな内容については、事前に専門書やインターネットなどを用いて行われている事前に患者が抱いている結核に対する相談の内容を確認しておくとよい。結核登録者訪問は保健所の役割であるが、それぞれの患者及び家族の状況により対象者に違いがある。例えば、接触者に乳幼児や糖尿病患者(治療管理不良)などのハイリスク接触者、デインジャーグループがいる場合などである。結核患者への初回訪問では、患者や家族の人権に配慮しつつ、治療完遂と社会復帰支援、結核の蔓延防止、再発・発病予防のために保健指導を行う。
③ ロールプレイの本番は、「家庭訪問演習の手引き」にそって、演習の目的・目標を理解したうえで実施する。グループ内で事前に決定した順番で保健師役を演じる。ロールプレイで使用する事例を理解し、患者の身体・精神面の状況や社会経済的状況をふまえて、立案した家庭訪問計画のなかの「実施計画」にそって保健師役を演じる。第11回で訪問計画を立案する際の情報収集や第12~14回に行ったロールプレイの練習で不足していた知識や技術を補ったうえでロールプレイの本番に臨み、患者役(教員)からの健康相談に対して、第10回~第11回までに学んだ結核患者・家族への保健指導に関する知識や看護過程で学んだ患者・家族の身体的・精神的状態などへのケアに関する知識をもとに適切な保健指導を行う。
キーワード
① 結核登録者訪問 ② 家庭訪問における保健師の役割 ③ 接触者健康診断 ④ 保健指導
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
家庭訪問演習の手引きを熟読し、演習の目的・目標を理解して実施できるように準備する。第1回~第11回までに学んだ知識や技術、立案した家庭訪問計画にそってロールプレイが実施できるように準備する。第12回で前半のグループが実施したロールプレイからの学びを活かして後半グループのロールプレイができるように準備する。結核患者への保健指導として、家庭訪問演習の手引きの事例にあわせた保健指導ができるように準備する。ChatGPTを活用して具体的に保健師のDOTS訪問の具体例を調べ理解を深めておく
<復習>
ロールプレイを実施してみて適切に実施できた点、改善が必要な点、知識が不足していた点などについて考えてみる。改善が必要な点は、公衆衛生関学実習Ⅰに向けて改善する。知識が不足していた点は、看護師課程および保健師課程で学んだ知識を復習するとともに、自ら調べて知識を得ておく。本単元の内容を復習するにあたり、ChatGPTを活用して具体的に保健師活動の例を調べ理解を深めるとともに次回からのロールプレイの準備を行うこと。(予習・復習:1時間)
13
家庭訪問演習(結核)
科目の中での位置付け
先ずは、家庭訪問について、訪問のための計画を立案・作成する過程において、目的の明確化、実施内容を明確に立案するための実践力を演習を通して修得する。次に、地区診断の演習を展開する。公衆衛生援助論Ⅰ、Ⅱにて学んだ知識に基づき、コミュニテー・アズ・パートナーモデルの枠組みを活用した情報収集と整理、地区踏査における情報収集と整理、及び、PDCAサイクルを活用した地区アセスメントと健康課題(問題)の抽出を行う。次に、これまでの科目による地区診断で抽出した対象地区の特定集団に対する健康課題(問題)に基づき、対象集団の健康に関連するニーズに沿った健康教育の企画立案、実施評価を実施する。最後に学校保健と産業保健について、学び実習に備える。以上を踏まえ、 第12~14回では、第10回~第11回までの授業をふまえ、立案した家庭訪問計画に沿ってグループに分かれて結核登録者訪問のロールプレイを行う。
・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P160
・配付資料
コマ主題細目
① ロールプレイ ② 結核 ③ 保健指導
細目レベル
① グループに分かれ、前半のグループが事前に決めておいた順番で結核登録患者への家庭訪問のロールプレイおよびディスカッションを行い、結核訪問における保健師の役割の理解と、訪問に必要な知識と技術の習得をめざす。家庭訪問は保健師が用いる支援技術のうち、対象への援助活動の原点であるとともに、対象の生活に迫る最も重要な要素を含む技術である。この演習では、結核対策において最もベーシックな初回訪問の事例をモデルとし、結核患者訪問で必要となる患者・家族の情報収集およびアセスメント、結核登録者及び家族、接触者の確認およびその評価、対象者にあわせた情報提供・保健指導・接触者健康診断などの家庭訪問技術を習得するとともに、家庭訪問における保健師の役割を理解することを目的とする。1回目のロールプレイは、前回までに立案した家庭訪問計画にそって実施する。2回目以降のロールプレイは、ディスカッションをふまえて適切に修正した内容で実施する。
② 保健師役では、患者役からの相談に対応し、必要な保健指導を行うことが求められる。実際の結核患者訪問の場面における患者からの相談は、その対象固有の問題によるものもあるが、一般的に多くの患者が不安に感じたり、困ったりしているものがその多くを占める。患者役から相談されそうな内容については、事前に専門書やインターネットなどを用いて行われている事前に患者が抱いている結核に対する相談の内容を確認しておくとよい。結核登録者訪問は保健所の役割であるが、それぞれの患者及び家族の状況により対象者に違いがある。例えば、接触者に乳幼児や糖尿病患者(治療管理不良)などのハイリスク接触者、デインジャーグループがいる場合などである。結核患者への初回訪問では、患者や家族の人権に配慮しつつ、治療完遂と社会復帰支援、結核の蔓延防止、再発・発病予防のために保健指導を行う。
③ ロールプレイの本番は、「家庭訪問演習の手引き」にそって、演習の目的・目標を理解したうえで実施する。グループ内で事前に決定した順番で保健師役を演じる。ロールプレイで使用する事例を理解し、患者の身体・精神面の状況や社会経済的状況をふまえて、立案した家庭訪問計画のなかの「実施計画」にそって保健師役を演じる。第11回で訪問計画を立案する際の情報収集や第12~14回に行ったロールプレイの練習で不足していた知識や技術を補ったうえでロールプレイの本番に臨み、患者役(教員)からの健康相談に対して、第10回~第11回までに学んだ結核患者・家族への保健指導に関する知識や看護過程で学んだ患者・家族の身体的・精神的状態などへのケアに関する知識をもとに適切な保健指導を行う。
キーワード
① 結核登録者訪問 ② 家庭訪問における保健師の役割 ③ 接触者健康診断 ④ 保健指導
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
家庭訪問演習の手引きを熟読し、演習の目的・目標を理解して実施できるように準備する。第1回~第11回までに学んだ知識や技術、立案した家庭訪問計画にそってロールプレイが実施できるように準備する。第12回で前半のグループが実施したロールプレイからの学びを活かして後半グループのロールプレイができるように準備する。結核患者への保健指導として、家庭訪問演習の手引きの事例にあわせた保健指導ができるように準備する。ChatGPTを活用して具体的に保健師のDOTS訪問の具体例を調べ理解を深めておく
<復習>
ロールプレイを実施してみて適切に実施できた点、改善が必要な点、知識が不足していた点などについて考えてみる。改善が必要な点は、公衆衛生関学実習Ⅰに向けて改善する。知識が不足していた点は、看護師課程および保健師課程で学んだ知識を復習するとともに、自ら調べて知識を得ておく。本単元の内容を復習するにあたり、ChatGPTを活用して具体的に保健師活動の例を調べ理解を深めるとともに次回からのロールプレイの準備を行うこと。(予習・復習:1時間)
14
家庭訪問演習(結核)
科目の中での位置付け
先ずは、家庭訪問について、訪問のための計画を立案・作成する過程において、目的の明確化、実施内容を明確に立案するための実践力を演習を通して修得する。次に、地区診断の演習を展開する。公衆衛生援助論Ⅰ、Ⅱにて学んだ知識に基づき、コミュニテー・アズ・パートナーモデルの枠組みを活用した情報収集と整理、地区踏査における情報収集と整理、及び、PDCAサイクルを活用した地区アセスメントと健康課題(問題)の抽出を行う。次に、これまでの科目による地区診断で抽出した対象地区の特定集団に対する健康課題(問題)に基づき、対象集団の健康に関連するニーズに沿った健康教育の企画立案、実施評価を実施する。最後に学校保健と産業保健について、学び実習に備える。以上を踏まえ、 第12~14回では、第10回~第11回までの授業をふまえ、立案した家庭訪問計画に沿ってグループに分かれて結核登録者訪問のロールプレイを行う。
・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P160
・国民衛生の動向(2025/2026)「結核対策」
・配付資料
コマ主題細目
① ロールプレイ ② 結核 ③ 保健指導
細目レベル
① グループに分かれ、前半のグループが事前に決めておいた順番で結核登録患者への家庭訪問のロールプレイおよびディスカッションを行い、結核訪問における保健師の役割の理解と、訪問に必要な知識と技術の習得をめざす。家庭訪問は保健師が用いる支援技術のうち、対象への援助活動の原点であるとともに、対象の生活に迫る最も重要な要素を含む技術である。この演習では、結核対策において最もベーシックな初回訪問の事例をモデルとし、結核患者訪問で必要となる患者・家族の情報収集およびアセスメント、結核登録者及び家族、接触者の確認およびその評価、対象者にあわせた情報提供・保健指導・接触者健康診断などの家庭訪問技術を習得するとともに、家庭訪問における保健師の役割を理解することを目的とする。1回目のロールプレイは、前回までに立案した家庭訪問計画にそって実施する。2回目以降のロールプレイは、ディスカッションをふまえて適切に修正した内容で実施する。
② 保健師役では、患者役からの相談に対応し、必要な保健指導を行うことが求められる。実際の結核患者訪問の場面における患者からの相談は、その対象固有の問題によるものもあるが、一般的に多くの患者が不安に感じたり、困ったりしているものがその多くを占める。患者役から相談されそうな内容については、事前に専門書やインターネットなどを用いて行われている事前に患者が抱いている結核に対する相談の内容を確認しておくとよい。結核登録者訪問は保健所の役割であるが、それぞれの患者及び家族の状況により対象者に違いがある。例えば、接触者に乳幼児や糖尿病患者(治療管理不良)などのハイリスク接触者、デインジャーグループがいる場合などである。結核患者への初回訪問では、患者や家族の人権に配慮しつつ、治療完遂と社会復帰支援、結核の蔓延防止、再発・発病予防のために保健指導を行う。
③ ロールプレイの本番は、「家庭訪問演習の手引き」にそって、演習の目的・目標を理解したうえで実施する。グループ内で事前に決定した順番で保健師役を演じる。ロールプレイで使用する事例を理解し、患者の身体・精神面の状況や社会経済的状況をふまえて、立案した家庭訪問計画のなかの「実施計画」にそって保健師役を演じる。第11回で訪問計画を立案する際の情報収集や第12~14回に行ったロールプレイの練習で不足していた知識や技術を補ったうえでロールプレイの本番に臨み、患者役(教員)からの健康相談に対して、第10回~第11回までに学んだ結核患者・家族への保健指導に関する知識や看護過程で学んだ患者・家族の身体的・精神的状態などへのケアに関する知識をもとに適切な保健指導を行う。
キーワード
① 結核登録者訪問 ② 家庭訪問における保健師の役割 ③ 接触者健康診断 ④ 保健指導
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
家庭訪問演習の手引きを熟読し、演習の目的・目標を理解して実施できるように準備する。第1回~第11回までに学んだ知識や技術、立案した家庭訪問計画にそってロールプレイが実施できるように準備する。第12回で前半のグループが実施したロールプレイからの学びを活かして後半グループのロールプレイができるように準備する。結核患者への保健指導として、家庭訪問演習の手引きの事例にあわせた保健指導ができるように準備する。ChatGPTを活用して具体的に保健師のDOTS訪問の具体例を調べ理解を深めておく
<復習>
ロールプレイを実施してみて適切に実施できた点、改善が必要な点、知識が不足していた点などについて考えてみる。改善が必要な点は、公衆衛生関学実習Ⅰに向けて改善する。知識が不足していた点は、看護師課程および保健師課程で学んだ知識を復習するとともに、自ら調べて知識を得ておく。本単元の内容を復習するにあたり、ChatGPTを活用して具体的に保健師活動の例を調べ理解を深めるとともに次回からのロールプレイの準備を行うこと。(予習・復習:1時間)
15
家庭訪問演習(結核)
科目の中での位置付け
先ずは、家庭訪問について、訪問のための計画を立案・作成する過程において、目的の明確化、実施内容を明確に立案するための実践力を演習を通して修得する。次に、地区診断の演習を展開する。公衆衛生援助論Ⅰ、Ⅱにて学んだ知識に基づき、コミュニテー・アズ・パートナーモデルの枠組みを活用した情報収集と整理、地区踏査における情報収集と整理、及び、PDCAサイクルを活用した地区アセスメントと健康課題(問題)の抽出を行う。次に、これまでの科目による地区診断で抽出した対象地区の特定集団に対する健康課題(問題)に基づき、対象集団の健康に関連するニーズに沿った健康教育の企画立案、実施評価を実施する。最後に学校保健と産業保健について、学び実習に備える。以上を踏まえ、第15回では、最終コマとして 第11~14回までの家庭訪問計画および演習をふまえ、結核登録者支援における保健師に求められる支援者としての姿勢や役割について考察したことを意見交換する。
・標準保健師講座2、公衆衛生看護技術:中村裕美子他、医学書院、P144~P160
・配付資料
コマ主題細目
① グループディスカッション(DOTS訪問を通して) ② 学修の発表準備 ③ 学習に関する発表会・意見交換
細目レベル
① 結核登録患者への健康相談や家庭訪問場面演習をとおして、対象者の健康・生活課題のアセスメントにより治療の完遂、まん延の予防、再発・発病予防の視点を意識した支援計画を立案すること、健康相談・保健指導においては対象者の心情,考え方,意思などに配慮しつつ保健指導を実施すること、長期に渡る服薬治療が完遂するための方法を提案することなど、一連の健康相談・保健指導による患者支援のプロセスでの結核登録患者を支援する保健師の役割や保健指導の意義について考察したことをグループおよび全体で意見交換し学びを深める
キーワード
① 結核登録者訪問 ② 家庭訪問における保健師の役割 ③ 接触者健康診断 ④ 保健指導
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<予習>
家庭訪問演習の手引きを熟読し、演習の目的・目標を理解し、第10回~第14回までの演習を通して学んだ知識や技術、立案した家庭訪問計画、ロールプレイにより保健師の技術や役割について学んだことをまとめておき、グループ・全体ディスカッションができるよう準備する。また、ロールプレイを実施して適切に実施できた点、改善が必要な点、知識が不足していた点などについて考えてみる。改善が必要な点は、公衆衛生関学実習Ⅰに向けて改善する。知識が不足していた点は、看護師課程および保健師課程で学んだ知識を復習するとともに、自ら調べて知識を得ておく。
<復習>
グループ・全体ディスカッションでの他学生の意見や考えについて聞いたことを振り返り、自分の考えと照らし合わせながら、個人や家族支援における保健師の役割や姿勢についてまとめ、公衆衛生看護学実習Ⅰに備える(予習・復習:1時間)
履修判定指標
履修指標
履修指標の水準
キーワード
配点
関連回
★
家庭訪問の基本
家庭訪問の特徴や法的根拠、保健師の役割が理解できる。保健師による家庭訪問の目的や特徴、また家庭訪問の効果についてのエビデンスを理解できる。また、家庭訪問の対象や必要性の判断・優先順位を学生自らが考えることにより、家庭訪問の計画を立て、家庭訪問において必要な技術や保健師の役割を理解し、対象者本人・家族の自立やQOLの向上を目ざして対象者自身が健康課題に取り組むようなはたらきかけを行える。保健師が対象者と地域の社会資源(支援機関)とをつなぎ、個々の訪問事例を集約して地域診断を行い、地域に必要な事業や資源の創出・充実をはかる事業化・施策化までを実施することが公衆衛生看護管理における、地区管理と事例管理の活動ととらえることができる。
家庭訪問の特徴、家庭訪問のプロセス、家庭訪問における情報収集、家庭訪問においての技術や保健師の役割
20
1~3
★★
母子保健の家庭訪問の対象に関する知識
市町村で妊娠届出書を受理(妊娠の把握)してから、出生の把握、妊婦への連絡、家庭訪問計画の作成、家庭訪問の準備・実施・記録という新生児訪問の一連の流れについて理解できる。対象者にあわせた情報収集・アセスメントの実施、訪問目的、長期目標・短期目標、実施計画などを内容とした家庭訪問計画の立案について理解できる。新生児の成長発達の確認と評価について理解できる。家庭訪問における保健師の役割、必要な保健指導について理解できる。
母子保健法、家庭訪問のプロセス、家庭訪問における情報収集、身体計測、発達確認、成長・発達の評価、家庭訪問計画の立案、優先順位、新生児訪問、育児相談、保健指導
20
4~9
★★★
母子保健の対象に関する保健指導
新生児期の低出生体重児への家庭訪問では、保健師が行う身体計測や助言、情報提供が子どもの成長・発育、発達(言語・運動)、母子相互作用の促進、心理社会的健康、産後うつの予防およびうつ症状の軽減、虐待とネグレクトの予防などに効果があることを理解し、母親との信頼関係を築くため、母親の気持ちを受容しながら話をよく聞き、母親と一緒に身体計測結果や栄養状態、生活リズム、母親の心理的・身体的な健康状態などを確認することにより、子どもの順調な発育・発達の確認と、母親の健康と疾病予防につながる保健指導ができる。
母子保健法、家庭訪問のプロセス、家庭訪問における情報収集、身体計測、発達確認、成長・発達の評価、家庭訪問計画の立案、優先順位、新生児訪問、育児相談、保健指導
20
4~9
★★
結核登録者に関する知識
近年、結核はゆるやかに減少傾向にあり令和3年以降は罹患率10.0以下と低まん延の水準に達したが、令和5年の全国の新規登録結核患者数は約1万人であり、依然として国内最大の感染症であることを理解すること。特に近年の超高齢社会やグローバル化に伴い、抗結核剤に耐性を有する多剤耐性結核の発生、住所不定者や外国人での発生、高齢者の再発など、新たな課題を解決すべく結核対策の重要性を理解する。また、結核対策の主な事業として、定期健康診断と接触者健康診断による「健康診断」、BCGによる「予防接種」、診断後ただちに保健所に届出ることから始まる「全数患者管理」、「DOTS」の推進による治療成功率の向上、医療費の「公費負担」、「就業制限」の措置など、登録患者の個別の健康課題をしっかり支援し確実な治癒へと導くことが結核予防対策の重要な取り組みであり、その中でも本科目では「DOTS」をはじめとする個別支援のために、結核の臨床症状・予防や治療法について理解し、保健指導に生かすことができる知識を習得する。
感染症法、学校保健安全法、結核、疫学、臨床症状、予防、治療法、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
20
10~15
★★★
結核登録者に関する家庭訪問
結核登録者に関する家庭訪問は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律により定められており、保健所長は、結核登録票に登録されている者について、結核の予防又は医療上必要があると認めるときは、保健師又はその他の職員をして、その者の家庭を訪問させ、処方された薬剤を確実に服用する指導その他必要な指導を行わせるものとすると明記されている。保健師には、長期に渡り服薬する抗結核薬を確実に服用するために必要な指導を行うこと、患者の副作用や受療状況等を含めた療養状況を把握すること、患者の人権を守り信頼関係を築くこと、接触者を適切に把握し接触者健診を実施することで新たな患者を早期発見し蔓延を予防することなどの役割がある。以上のことを踏まえた保健指導を修得することができる。
感染症法、学校保健安全法、結核、疫学、臨床症状、予防、治療法、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律、保健指導、服薬指導
20
10~15
100
評価方法
定期試験100%
評価基準
評語
学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・
S (100~90点)
学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・
A (89~80点)
学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・
B (79~70点)
学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・
C (69~60点)
学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・
D (60点未満)
教科書
〇標準保健師講座2「公衆衛生看護技術」第5版(医学書院)3,520円(3年次に購入) 〇標準保健師講座3「対象別公衆衛生看護活動」第4版(医学書院)3,850円(2年次に購入) 〇国民衛生の動向 2024/2025(厚生労働協会)(保健師国家試験対策でも使用します。)
参考文献
実験・実習・教材費
なし