区分 専門科目-広域看護学-国際看護学
ディプロマ・ポリシーとの関係
実践能力 倫理観 専門性探求
地域社会貢献 グローバル性 自己研鑽力
カリキュラム・ポリシーとの関係
豊かな人間性 広い視野 知識・技術
判断力 探求心
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
人間の尊厳に焦点をあてたグローバルなヘルス状況を学ぶ。
科目の目的
国際看護学は、世界の人々のより良い健康維持と改善を目指し、グローバルヘルスの課題を学び、看護職者として科学的根拠に基づく研究や活動を行う学問領域です。この授業では、持続可能な開発目標を軸に、異文化看護、異文化の健康観、多文化コミュニケーション、国際協力、世界の人々の健康に関わる要因、保健医療の現状、災害、紛争と難民などについて学び、グローバルヘルスの課題に対する研究能力とリーダーシップを育成します。
到達目標
①健康や保険へのグローバルな視点を持つ ②他文化への文化的適応を看護の観点から学ぶ ③健康に関わる要因と看護
科目の概要
国際看護学入門の授業は、看護学部のカリキュラムにおいて重要な位置を占めています。この授業では、以下の13のトピックを通じて、国際看護の理解と実践能力を養います。
1.国際看護の概念: 看護の国際的な側面について学びます。
2.国際看護と異文化看護: 異なる文化背景を持つ患者との看護に焦点を当てます。
3.異文化の健康観: 異なる文化での健康観の違いを理解します。
4.多文化コミュニケーション: 異なる言語や文化を持つ人々との効果的なコミュニケーション方法を学びます。
5.国際協力と開発: グローバルヘルスの課題に対する国際協力の重要性を探求します。
6.世界の人々の健康に関わる要因: 社会的・経済的要因が健康に与える影響を考察します。
7.保健医療の現状と分析: 現在の保健医療システムの課題と改善策を検討します。
8.保健医療の現状への対策: 健康政策や介入の実施方法について学びます。
9.災害・紛争と難民: 災害や紛争時における看護の役割と課題を理解します。
10.国際協力に必要な能力: グローバルな環境で活躍するためのスキルを磨きます。
11.途上孤高で必要とされる看護の知識・技術・態度: 途上国での看護に必要な資質を探求します。
12.文化の違いを考慮した看護: 異なる文化での看護実践において文化的適応力を養います。
13.地域での看護活動: 地域社会での看護実践に焦点を当てます。

科目のキーワード
①異文化看護 ②多文化コミュニケーション ③国際協力 ④地域看護 ⑤健康格差
授業の展開方法
この授業では、以下の方法で講義を進めます。
1.講義形式:この授業では、毎回授業の前半に講義を行い事実やコンセプトについて学習します。
2.ディスカッション:講義の内容によって、講義内容についてペアもしくは小さなグループを作ってディスカッションをおこない、講義内容のさらなる理解を深めます。
3.グループワーク:同じように、講義内容について、小さなグループを作って講義内容について一緒に考えます。
4.フリップドクラスルーム:この授業では、事前の予習をすることが求められます。それによって講義前にある程度内容を把握しておくことで内容を理解しやすくしておきましょう。

オフィス・アワー
月曜日・火曜日13:00-14:00
科目コード BK41
学年・期 1年・後期
科目名 国際看護学Ⅰ
単位数 2
授業形態 講義
必修・選択 必修
学習時間 【授業】30h 【予習・復習】60h
前提とする科目 当科目は、国際看護学における基礎をなすもので、看護学概論Ⅱからの積み上げである。
展開科目 当科目は、国際看護学における基礎をなすもので、国際看護Ⅱ、国際看護学Ⅲ、国際看護学海外研修、国際看護学実習への橋渡しでもある。
関連資格 看護師,保健師,養護教諭
担当教員名 正司孝太郎・山田尚美
主題コマシラバス項目内容教材・教具
1 国際看護の概念 科目の中での位置付け この授業は、国際看護学の基本的な概念とその重要性、国際交流と国際協力の重要性、そして国際協力の当事者としての看護師の役割について理解を深めることを目指しています。まず、国際看護の基本的な概念とその重要性について学びます。これは、看護の視点から世界の健康問題を考え、それに対する解決策を提供するための分野であり、異なる文化や社会の中での看護実践の理解、国際的な健康政策の影響、そしてグローバルな視点からの看護の役割と責任が含まれます。次に、国際交流と国際協力の重要性について学びます。これらは、異なる国や地域間での情報や経験の共有、そして共同での問題解決を通じて、看護の質を向上させるための重要な手段です。最後に、国際協力の当事者としての看護師の役割について考えます。看護師は、地域社会の健康を向上させるためのプログラムの開発や実施、看護の質を向上させるための教育や研究、そして健康政策の形成に影響を与えるためのアドボカシーなど、多くの重要な役割を果たします。それぞれのテーマは、国際看護学の理解を深めるための重要な要素であり、それぞれが相互に関連し合っています。したがって、これらのテーマを学ぶことで、学生は国際看護学の全体像を把握し、自身の看護実践にどのように適用できるかを理解することができます。
国際看護の概念
教科書p1-8
コマ主題細目 ① 国際協力と国際看護 ② 国際協力の目指すもの ③ 世界の中で看護職の果たす役割
細目レベル ① この授業では、まず国際看護の基本的な概念とその重要性について理解を深めることが求められます。国際看護は、看護の視点から世界の健康問題を考え、それに対する解決策を提供するための分野です。これには、異なる文化や社会の中での看護実践の理解、国際的な健康政策の影響、そしてグローバルな視点からの看護の役割と責任が含まれます。次に、国際交流と国際協力の重要性について学びます。これらは、異なる国や地域間での情報や経験の共有、そして共同での問題解決を通じて、看護の質を向上させるための重要な手段です。具体的には、異なる国や地域の看護実践の比較、看護教育や研究の国際的な協力、そして国際的な看護組織やプロジェクトへの参加などが考えられます。最後に、国際協力の当事者としての看護師の役割について考えます。看護師は、地域社会の健康を向上させるためのプログラムの開発や実施、看護の質を向上させるための教育や研究、そして健康政策の形成に影響を与えるためのアドボカシーなど、多くの重要な役割を果たします。
② この講義では、まず国際協力の意義について理解を深めることが求められます。国際協力は、世界の貧困や格差の解消、持続可能な開発の推進、平和の維持といった目標を達成するための重要な手段です。これには、経済援助や技術移転、人材育成といった具体的な活動が含まれます。次に、発展途上国とはどんな国かについて学びます。発展途上国は、経済的に豊かでない国や地域のことを指し、これらの国々はしばしば貧困や健康問題、教育の不足といった課題に直面しています。具体的には、各国のGDPや所得水準、教育や医療のアクセス状況などを調査することで、発展途上国の実態を理解することができます。また、国際協力の分類についても学びます。国際協力は、その目的や手段、対象となる国や地域によって、さまざまな形で行われます。具体的には、二国間援助や多国間援助、政府開発援助(ODA)や非政府組織(NGO)による援助などがあります。最後に、日本の国際協力のあり方について考えます。日本は、経済的に豊かな国として、世界の貧困や格差の解消、持続可能な開発の推進に向けた国際協力を行っています。具体的には、ODAや技術協力、人材育成といった活動を通じて、発展途上国の支援を行っています。
③ この講義では、まずWHOのアルマ・アタ宣言について理解を深めることが求められます。アルマ・アタ宣言は、全ての人々が可能な限り最高の健康状態を達成することを目指すという基本的な健康の権利について述べています。これには、予防医療や初期診断、治療、リハビリテーションなどの包括的な健康サービスが含まれます。次に、国際看護に必要な視点について学びます。これには、異なる文化や社会の中での看護実践の理解、国際的な健康政策の影響、そしてグローバルな視点からの看護の役割と責任が含まれます。具体的には、異なる国や地域の看護実践の比較、看護教育や研究の国際的な協力、そして国際的な看護組織やプロジェクトへの参加などが考えられます。
キーワード ① 国際間後の定義 ② 国際交流 ③ 国際協力 ④ 発展途上国 ⑤ アルマアタ
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】初回は原則として予習課題はありませんが、授業全体の見通しを持つために、シラバスを読み、科目の目的・到達目標・評価方法を確認しておくと理解が深まります。特に「国際看護とは何か」「看護師が国際協力の当事者になるとはどういうことか」を自分なりに考えてメモしておくと、授業内容が入りやすくなります。
【復習】教科書の該当範囲を読み直し、国際看護の定義、国際交流と国際協力の違い、看護職が世界の健康課題にどう関わるかを整理しましょう。授業中に扱ったキーワードを用いて、100~150字程度で「国際看護とは何か」を自分の言葉で説明できるようにしておくことが大切です。また、疑問点や理解が曖昧な語句はそのままにせず、授業ノート・教科書・配布資料を見返し、必要に応じてクラスメイトや担当教員に質問して解消しておきましょう。

2 国際看護と異文化看護 科目の中での位置付け この授業は、国際看護学の基本的な理解を深めるための重要な一部となっています。まず、「国際看護の視点」については、看護師が直面する国際的な健康問題とその対応策についての理解を深めることを目指しています。次に、「看護の視点と文化の概念」では、看護師が異なる文化背景を持つ患者に対応する際の文化的敏感性や理解を強調しています。そして、「国際看護と異文化看護の違い」では、それぞれの定義と目的、そしてそれぞれが看護の実践にどのように適用されるかについて詳しく説明しています。次に、「異文化看護における文化についてのアセスメント」では、看護師が患者の文化的背景を理解し、それに基づいて適切なケアを提供するための重要性を強調しています。そして、「文化が看護にもたらすもの」では、異なる文化的背景を持つ人々との交流が看護師の視野を広げ、より包括的なケアを提供するための理解を深めることについて探求しています。
最後に、「異文化看護の理論」では、看護師が患者の文化的背景を理解し、それに基づいて適切なケアを提供するための理論的枠組みを提供する重要性を強調しています。そして、「レイニンガーの文化ケア理論」では、この理論がどのように看護師が患者の文化的ニーズを理解し、それに応じてケアを提供するためのガイドラインを提供するかについて探求しています。そして、「日本における異文化看護」では、日本の看護のコンテクストにおける異文化看護の重要性と挑戦について探求しています。

国際看護と異文化看護
教科書p9-15
コマ主題細目 ① 異文化看護の視点 ② 文化についてのアセスメント ③ 異文化看護の理論
細目レベル ① 国際看護の視点というメインテーマについては、看護のグローバルな視野を持つことの重要性、看護師が直面する国際的な健康問題、そして看護師がどのようにしてこれらの問題に対応できるかについて深く掘り下げます。次に、看護の視点と文化の概念については、看護師が異なる文化背景を持つ患者に対応する際に必要となる文化的敏感性や理解に焦点を当てます。具体的には、文化的な違いが看護の実践にどのように影響を与えるか、また看護師がどのようにして自身の文化的なバイアスを認識し克服するかについて議論します。国際看護と異文化看護の違いについては、それぞれの定義と目的、そしてそれぞれが看護の実践にどのように適用されるかについて詳しく説明します。また、国際看護と異文化看護の共通点については、両者がどのようにして看護師が患者のケアを改善するための重要なツールとなるかについて探求します。
② 異文化看護における文化についてのアセスメントというメインテーマについては、看護師が患者の文化的背景を理解し、それに基づいて適切なケアを提供するための重要性を強調します。具体的には、文化的アセスメントの手法やツール、そしてそれが看護の実践にどのように適用されるかについて詳しく説明します。次に、文化が看護にもたらすものというサブトピックでは、青年海外協力隊員の活動事例を引用して、異なる文化的背景を持つ人々との交流が看護師の視野を広げ、より包括的なケアを提供するための理解を深めることにどのように貢献するかを探求します。以上の内容を踏まえ、具体的な事例や研究を引用しながら、各テーマを深く掘り下げることで、学生たちが異文化看護における文化についてのアセスメントの重要性を理解し、自身の看護の実践に適用できるようになることを目指します。この授業は、学生たちが異文化看護の視点を持つ看護師として成長するための重要な一歩となるでしょう。
③ 異文化看護の理論というメインテーマについては、看護師が患者の文化的背景を理解し、それに基づいて適切なケアを提供するための理論的枠組みを提供する重要性を強調します。具体的には、異文化看護理論が看護の実践にどのように適用され、それがどのように患者のケアに影響を与えるかについて詳しく説明します。次に、レイニンガーの文化ケア理論については、この理論がどのように看護師が患者の文化的ニーズを理解し、それに応じてケアを提供するためのガイドラインを提供するかについて探求します。具体的には、レイニンガーの理論の主要な概念と原則、そしてそれが看護の実践にどのように適用されるかについて詳しく説明します。最後に、日本における異文化看護については、日本の看護のコンテクストにおける異文化看護の重要性と挑戦について探求します。具体的には、日本の看護師が直面する異文化看護の問題、そしてそれらの問題に対処するための可能な戦略について議論します。
キーワード ① 看護の視点 ② アセスメント ③ 理論 ④ 青年海外協力隊 ⑤ 文化ケア理論
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 【予習】教科書の該当箇所を読み、国際看護と異文化看護の違い、文化的背景が看護実践に与える影響について大まかに把握しておきましょう。読むときは、単に用語を確認するだけでなく、「自分の価値観や常識が患者理解にどう影響しうるか」という視点で考えることが重要です。
【復習】授業後は、異文化看護の視点、文化アセスメント、レイニンガーの文化ケア理論、日本における異文化看護の課題をノートに整理し直しましょう。そのうえで、「文化を理解することがなぜ安全で適切な看護につながるのか」を、授業中の事例と関連づけて文章化してみてください。また、自分が無意識に持っている偏見や先入観に気づけたかを振り返り、今後の看護実践でどのように注意したいかまで書けると、より実践的な復習になります。

3 異文化の健康観 科目の中での位置付け この講義のテーマは、国際看護入門の科目における重要な位置づけとなります。まず、学生は健康リテラシーや社会経済的地位が健康にどのように影響を与えるかを理解することで、看護の基本的な視点を学びます。次に、日本の精神保健ケアの歴史的進化とその国際的影響を学ぶことで、看護の実践における文化的な視点と国際的な視点を深めます。これらのテーマは、学生が看護の理論と実践を理解し、適切なケアを提供するための基盤を形成します。さらに、これらのテーマは、学生が自身の看護実践を反省し、看護の質を向上させるための重要なツールとなります。したがって、これらのテーマは、国際看護入門の科目における中心的な位置づけとなります。
異文化の健康観
講義資料
コマ主題細目 ① ヘルスリテラシー ② 高齢期 ③ 日本のメンタルヘルス
細目レベル ① この講義では、学生は健康リテラシーがどのように個々の人々、家族、そしてコミュニティ全体の健康結果に影響を与えるかを理解することができます。また、異なる文化規範や家族間の人間関係、家族の価値観に対応するための健康リテラシーの取り組みについて学びます。さらに、移民や移住のパターンから生じる課題、伝統的な文化と西洋の文化信念との間の対立、提供者と患者の関係に関連する問題に対処するための健康リテラシーの役割についても理解を深めます。最後に、健康リテラシーがコミュニティベースの参加型研究の基盤となる方法と、健康リテラシーの研究、理論、実践の新たな方向についての推奨事項について学びます。これらの知識は、学生が国際看護の現場で適切なケアを提供するための重要なツールとなります。
② この講義では、人種や民族の健康格差が社会経済的リソースにどのように関連しているかを学習することができます。また、社会経済的地位(SES)が健康結果にどのように影響を与え、それが人々の生活のあらゆる側面にどのように反映されるかを学びます。さらに、SESが人種や民族の健康格差を促進するメカニズムについて、そしてすべての民族グループのメンバーがSESの増加を同等に健康改善に変換できるかどうかという問題についても理解を深めることができます。これらの知識は、学生が公衆衛生の問題を理解し、適切な介入策を提案するための重要な基盤となります。
③ この講義では、学生は日本の精神保健ケアの歴史的進化とその国際的影響について学びます。明治維新前後の宗教と医療の役割、戦前と戦後の西洋医学の影響、そして日本の精神保健ケアシステムの形成と発展について理解を深めます。また、1987年の精神保健法の制定とそれが日本の精神保健ケアに与えた影響、特に入院患者の人権改善と地域ベースのケアへの移行についても学びます。さらに、現在の日本の精神保健ケアがいかにして病院中心のケアに特徴付けられているか、そしてそれが世界的な視点からどのように評価されているかについても理解を深めます。これらの知識は、学生が精神保健ケアの国際的な視点を理解し、適切なケアを提供するための重要な基盤となります。
キーワード ① 健康リテラシー ② 社会経済的地位 ③ 精神保健ケア ④ 国際的影響 ⑤ 文化的視点
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 【予習】ヨリソルにアップロードされた講義資料を読み、ヘルスリテラシー、社会経済的地位、精神保健ケアといった用語の意味を確認しておきましょう。資料を読む際には、「健康は個人の努力だけで決まるものではない」という視点を意識し、文化や社会背景が健康観にどう影響するのかを考えながら目を通してください。
【復習】授業後は、ヘルスリテラシーが健康行動に及ぼす影響、社会経済的要因が健康格差を生む仕組み、日本の精神保健ケアの歴史的特徴をそれぞれ分けて整理しましょう。特に、健康問題を個人レベルだけでなく社会構造や制度のレベルで捉えることが、この回の重要な学びです。授業で扱った事例を思い出しながら、「文化」「制度」「経済状況」がどのように結びついて健康や看護に影響するのか、自分の言葉で説明できるよう復習してください。

4 多文化コミュニケーション 科目の中での位置付け この講義では、学生は患者の安全性と医療の質についての世界的な関心事を理解し、それがどのようにグローバルな患者の安全性の動きを開始したかを学びます。特に、1991年のハーバード医療実践研究と1999年の「間違いは人間のもの:より安全な健康システムを構築する」の2つの出版物が、米国の健康システムで登録された有害事象の頻度と、予防可能な医療ミスから生じる死亡数を明らかにしたことを学びます。また、学生はWHOがどのようにして各国が自身の患者の安全性のアジェンダを形成するのを助け、いくつかのグローバルな規範、基準、ガイドライン、プログラム、チェックリストを開発したかを学びます。さらに、患者の安全性が現在、大きな成長するグローバルな公衆衛生の課題と認識されていること、そして有害事象による患者への害が全球的に死亡と障害の最も一般的な原因の一つであることを学びます。最後に、学生は、グローバリゼーションと移民により、医療専門家と患者との間の言語の障壁が医療機関に新たな課題をもたらし、それが無視されると、誤解や誤解を招く不適切な患者-提供者のコミュニケーションにつながり、それが深刻な害と予防可能な有害事象につながる可能性があることを学びます。これらすべての知識は、学生が患者の安全性と医療の質を向上させるための戦略を理解し、開発する能力を向上させます。この講義は、学生がグローバルな視点から患者の安全性と医療の質を理解するための重要な一歩となります。
多文化コミュニケーション
講義資料
コマ主題細目 ① 患者の安全 ② 異文化適応力 ③ 従業員ケア
細目レベル ① この講義では、学生は患者の安全性と医療の質についての世界的な関心事を理解し、それがどのようにグローバルな患者の安全性の動きを開始したかを学びます。特に、1991年のハーバード医療実践研究と1999年の「間違いは人間のもの:より安全な健康システムを構築する」の2つの出版物が、米国の健康システムで登録された有害事象の驚くべき頻度と、予防可能な医療ミスから生じる死亡数を明らかにしたことを学びます。また、学生はWHOがどのようにして各国が自身の患者の安全性のアジェンダを形成するのを助け、いくつかのグローバルな規範、基準、ガイドライン、プログラム、チェックリストを開発したかを学びます。さらに、学生は、患者の安全性が現在、大きな成長するグローバルな公衆衛生の課題と認識されていること、そして有害事象による患者への害が全球的に死亡と障害の最も一般的な原因の一つであることを学びます。最後に、学生は、グローバリゼーションと移民により、医療専門家と患者との間の言語の障壁が医療機関に新たな課題をもたらし、それが無視されると、誤解や誤解を招く不適切な患者-提供者のコミュニケーションにつながり、それが深刻な害と予防可能な有害事象につながる可能性があることを学びます。これらすべての知識は、学生が患者の安全性と医療の質を向上させるための戦略を理解し、開発する能力を向上させます。この講義は、学生がグローバルな視点から患者の安全性と医療の質を理解するための重要な一歩となるでしょう。
② この講義では、医療における「共感」という重要な概念と、個々の価値観、文化、健康信念を考慮に入れた文化的に適切な方法でのケア提供の重要性を学びます。また、看護師や他の医療専門家の訓練が、共感的で文化的に適切な方法で実践するために十分な知識がない可能性があることも理解します。さらに、看護師や医療専門家が文化的に適切で共感的なケアを提供する能力を強化するために設計された3つの学習ツールの開発について学びます。これらのツールは、文化的に適切な共感、文化的に適切な勇気、そして異文化間コミュニケーションをカバーしています。これらのツールは重要な理論的および実践的な要素を含み、革新的な学習方法とケーススタディが含まれています。学生は、これらのツールを使用することで刺激を受け、一緒に関与することができ、肯定的な学習体験を得ることができることを学びます。最後に、学生は、これらのツールが他の医療専門家だけでなく看護スタッフにとっても同等の価値があることを理解します。これらの知識とスキルは、学生が共感的で文化的に適切なケアを提供する能力を向上させるための重要な一歩となります。この講義は、学生が看護と医療のグローバルな視点を理解し、適応するための重要な一歩となるでしょう。
③ この講義では、学生は多文化社会での看護の重要性と、様々な文化背景を持つ従業員へのケアについて学びます。特に、文化的な違いへの認識が、職業保健看護師による従業員ケアの質を向上させることに焦点を当てます。また、学生は、文化的に適切な従業員ケアの概念、異なる文化グループ間の非言語的コミュニケーションの手がかり、文化的評価を完了するためのモデル、そして職場での健康格差が従業員ケアの提供にどのように影響を与えるかについて学びます。さらに、職業保健看護師が自己評価を行い、個人的な好みや偏見を識別する方法についても学びます。文化的な能力を開発することはプロセスであり、職業保健看護師はこれらのスキルを開発しなければならないことを理解します。最後に、学生は、文化的な能力を開発することで、職業保健看護師が完全な文化的評価を行い、様々な文化背景を持つ従業員とのコミュニケーションを促進し、従業員の健康を改善し、ケアの遵守を向上させることができることを学びます。また、職業保健看護師と従業員とのコミュニケーションを促進するためのヒントとガイドラインも提供されます。これらの知識とスキルは、学生が看護と医療のグローバルな視点を理解し、適応するための重要な一歩となります。
キーワード ① 患者の安全性 ② 医療の質 ③ 文化的な適切性 ④ 共感的なケア ⑤ グローバルな視点
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 【予習】ヨリソル掲載の講義資料を読み、患者安全、異文化適応、共感的ケア、言語の壁といった観点がどのようにつながるのかを確認しておきましょう。読む際には、単に知識として覚えるだけでなく、「言葉が通じない」「価値観が異なる」状況で、自分ならどう患者と関わるかを想像してみることが大切です。
【予習】ヨリソル掲載の講義資料を読み、患者安全、異文化適応、共感的ケア、言語の壁といった観点がどのようにつながるのかを確認しておきましょう。読む際には、単に知識として覚えるだけでなく、「言葉が通じない」「価値観が異なる」状況で、自分ならどう患者と関わるかを想像してみることが大切です。
【復習】授業後は、患者安全と多文化コミュニケーションの関係、文化的に適切なケアの意味、共感の役割、異文化間で誤解が生じる要因を整理してください。特に、コミュニケーションのずれが医療事故や不利益につながる可能性を理解し、確認・言い換え・非言語的サインの読み取りなど、実践で使える工夫をまとめておくと効果的です。また、自分のコミュニケーション傾向を振り返り、異文化場面で改善したい点や意識したい点を一つ以上書き出しておくと、学びが定着しやすくなります。

5 国際協力と開発 科目の中での位置付け この授業は、国際看護学の基本的な理解を深めるための重要な一部となっています。まず、「日本が受けた国際援助」については、第二次世界大戦後の日本への国際援助の形態やその影響、そして援助を通じて日本がどのように復興を遂げたかについて学びます。また、「日本からの国際協力」については、日本がどのように他国に援助を提供し、その結果どのような影響を与えたか、そしてその経験が今日の日本の国際協力の形成にどのように影響を与えているかについて学びます。これらのテーマは、具体的な事例を通じて、授業内のディスカッションやグループワーク、研究課題を通じて深く掘り下げられます。次に、「国際協力と開発思想の変遷」をメインテーマとして、その中で「外発的発展論」と「地域の自発的発展重視の時代」を深く学びます。「外発的発展論」では、開発援助の始まりとその影響について学び、「地域の自発的発展重視の時代」では、地域社会が自己の発展をどのように促進し、そのプロセスがどのように進行したかを学びます。これらのテーマを学ぶことで、学生は国際看護学の全体像を把握し、自身の看護実践にどのように適用できるかを理解することができます。
国際協力と開発の思想
日本の看護職による国際協力
教科書p19-39
コマ主題細目 ① 日本が受けた援助 ② 国際協力と開発思想の変遷I ③ 国際協力と開発思想の変遷II
細目レベル ① この授業では、日本が受けた国際援助というメインテーマを通じて、国際看護学の基本的な理解を深めることが目指されています。サブテーマとして、第二次世界大戦後の日本への国際援助については、具体的な援助の形態やその影響、援助を通じて日本がどのように復興を遂げたかについて学びます。また、日本からの国際協力については、日本がどのように他国に援助を提供し、その結果どのような影響を与えたか、そしてその経験が今日の日本の国際協力の形成にどのように影響を与えているかについて学びます。これらのテーマは、具体的な事例を通じて、授業内のディスカッションやグループワーク、研究課題を通じて深く掘り下げられます。この授業を通じて、学生は国際看護学の視点から国際援助の重要性とその実践について理解を深めることができます。
② この授業では、国際協力と開発思想の変遷をメインテーマとして、その中で外発的発展論と地域の自発的発展重視の時代というサブテーマを深く学びます。外発的発展論では、開発援助の始まりとその影響について学び、どのように外部からの援助が開発に影響を与えたかを理解します。次に、地域の自発的発展重視の時代では、地域社会が自己の発展をどのように促進し、そのプロセスがどのように進行したかを学びます。それぞれのテーマは、具体的な事例研究を通じて掘り下げられ、学生は理論と実践の間の関連性を理解することを目指します。この授業は、看護の視点から国際協力と開発の重要性を理解するための基礎を提供します。
③ この授業では、国際協力と開発思想の変遷というメインテーマの下で、持続可能な開発の時代、国際社会の共通目標、ミレニアム開発目標、そして日本の国際協力の基本的理念というサブテーマを深く学びます。「持続可能な開発の時代」では、持続可能な開発の概念とその重要性、そしてそれが国際協力と看護にどのように関連しているかについて学びます。具体的には、持続可能な開発目標(SDGs)の理解を深め、それが看護の実践にどのように適用されるかを探求します。「国際社会の共通目標」では、国際社会が共有する目標とその達成に向けた取り組みについて学びます。具体的には、ミレニアム開発目標やSDGsなどの国際的な枠組みを通じて、看護師がどのようにこれらの目標に貢献できるかを考察します。「ミレニアム開発目標」では、ミレニアム開発目標の内容とその達成状況、そしてそれが国際協力と看護にどのように影響を与えているかについて学びます。具体的には、各目標の進捗状況を評価し、それが看護の実践にどのように反映されているかを分析します。最後に、「日本の国際協力の基本的理念」では、日本の国際協力の歴史とその現在の取り組み、そしてそれが看護にどのように関連しているかについて学びます。具体的には、日本のODAや技術協力などの具体的な活動を通じて、日本の国際協力の特徴とその影響を理解します。これらのサブテーマは、授業内のディスカッション、グループワーク、事例研究、そして自己学習を通じて、深く掘り下げられます。
キーワード ① 国際看護 ② 文化的敏感性 ③ 国際援助 ④ 開発思想の変遷 ⑤ 外発的発展論と地域の自発的発展重視
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 【予習】教科書を読み、日本が受けた援助、日本からの国際協力、開発思想の変遷、SDGsやミレニアム開発目標の流れを大まかに把握しておきましょう。読むときは、年号や用語を暗記するだけでなく、「援助は誰のために、どのような考え方で行われるのか」という視点を持つことが大切です。
【復習】授業後は、外発的発展論と地域の自発的発展重視の違い、持続可能な開発の考え方、日本の国際協力の特徴を整理しましょう。加えて、国際協力が看護とどう結びつくのか、現地のニーズを踏まえた支援とは何かについて、自分の考えをまとめてください。単なる支援する・される関係ではなく、相手の主体性を尊重することの重要性まで言及できると理解が深まります。授業内の事例やディスカッションで印象に残った内容も、具体例として記録しておきましょう。

6 世界の人々の健康に関わる要因 科目の中での位置付け これらのトピックは、国際看護学入門という科目の中で非常に重要な位置づけになります。国際看護における対象のとらえ方というメインテーマは、看護師が患者を理解し、適切な看護介入を提供するための基礎となる考え方です。そして、その中の各サブトピックは、その理解を深め、具体化するための重要な要素です。たとえば、生物学的要因、人口学的要因などは、患者の健康状態や看護ニーズを理解するための基本的な視点を提供します。また、人間のホリスティックなとらえ方や社会システム、環境要因、文化的要因などは、患者を一人の人間として、その生活環境や文化的背景とともに理解するための視点を提供します。これらのトピックを通じて、学生は国際看護の視点を深く理解し、多様な背景を持つ患者に対応できる看護師としてのスキルを磨くことができます。これらのトピックは、国際看護学入門という科目の中で、看護師としての基本的なスキルと視点を形成するための重要な要素となります。
世界の人々の健康にかかわる諸要因
教科書p40-54
コマ主題細目 ① 国際看護における対象のとらえ方 ② 人口学的要因 ③ 生物学的要因
細目レベル ① この授業では、国際看護における対象のとらえ方というメインテーマを深く探求します。まず、人間をホリスティックにとらえる方法では、患者を単なる病気の集合体ではなく、心、身体、精神の統合体として理解することを学びます。次に、社会システムについては、患者の健康と病気がその生活環境や社会的な要素にどのように影響を受けるかを考察します。環境要因では、自然環境や人工環境が健康に及ぼす影響を評価します。最後に、文化的要因では、患者の文化的背景が健康観や病気の理解にどのように影響を与えるかを探ります。それぞれのサブテーマは、具体的な事例を通じて、理論と実践の両面から深く掘り下げられます。この授業を通じて、学生は国際看護の視点を深く理解し、多様な文化や環境に対応できる看護師としてのスキルを磨くことができます。
② この授業では、国際看護における対象のとらえ方というメインテーマの一部として、人口学的要因を深く探求します。まず、人口については、世界の人口動態や人口構成の変化が健康状態や看護需要にどのように影響を与えるかを理解します。次に、高齢化については、高齢者の健康問題や看護ニーズ、そして高齢者に対する適切な看護介入について学びます。最後に、社会的移動については、移民や難民などの移動人口が健康や看護にどのような影響を及ぼすかを考察します。それぞれのサブテーマは、具体的な事例やデータを用いて、理論と実践の両面から深く掘り下げられます。この授業を通じて、学生は国際看護の視点を深く理解し、多様な人口学的背景に対応できる看護師としてのスキルを磨くことができます。
③ この授業では、国際看護における対象のとらえ方というメインテーマの一部として、生物学的要因を深く探求します。まず、遺伝については、遺伝子が健康状態や疾患の発生にどのように影響を与えるかを理解します。また、遺伝的な要素が看護の介入や患者の健康結果にどのように影響を与えるかについても学びます。次に、薬物動態については、薬物が体内でどのように吸収、分布、代謝、排泄されるかを学びます。また、これらのプロセスが個々の患者の薬物反応にどのように影響を与えるか、そして看護師がこれらの反応をどのように管理すべきかについても探求します。それぞれのサブテーマは、具体的な事例やデータを用いて、理論と実践の両面から深く掘り下げられます。この授業を通じて、学生は国際看護の視点を深く理解し、生物学的要因に対応できる看護師としてのスキルを磨くことができます。
キーワード ① ホリスティックな理解 ② 社会的要因 ③ 人工的要因 ④ 文化的要因 ⑤ 社会システム
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 【予習】教科書を読み、国際看護における対象の捉え方、人口学的要因、生物学的要因、文化的要因、社会システムなどの基本概念を確認しておきましょう。患者を一人の病気の人としてではなく、生活背景を持つ存在として捉える視点を意識しながら読むことが大切です。
【復習】授業後は、ホリスティックな捉え方、人口構成の変化、高齢化、移民・難民、遺伝、薬物動態などが健康と看護にどう影響するかを整理しましょう。この回では、健康問題の背景にある複数の要因を関連づけて考える力が重要です。そのため、要因を一つずつ覚えるのではなく、「この患者の健康状態にはどの要因が重なっているか」と事例的に考える練習をしてみてください。看護介入を考える際に、文化・環境・社会・生物学的条件を統合して見られるようにすることが復習のポイントです。

7 保健医療の現状と分析 科目の中での位置付け これらのテーマは、国際看護学入門の授業における保健医療の現状と分析というメインテーマの下で、感染性疾患という具体的な分野を深く理解するための重要なサブテーマとして位置づけられています。感染と看護、予防接種で予防効果の高い感染性疾患、世界的健康問題となっている感染性疾患、新興感染症、再興感染症、人畜共通感染症という各サブテーマは、感染性疾患の予防、管理、そしてその影響を理解するための具体的な視点を提供します。これらのテーマを通じて、学生は感染性疾患の広範で複雑な問題を理解し、それに対応するための看護の役割と戦略を学びます。これらのテーマは、理論的な知識と実践的なスキルの両方を養うことを目指しています。また、これらのテーマは、看護師が直面する現実の課題と密接に関連しており、学生が現場で直面する可能性のある具体的な状況に対する準備を助けます。
保健医療の現状と分析
教科書p55-67
コマ主題細目 ① 母子保健 ② 地域保健 ③ 感染性疾患
細目レベル ① この講義では、母子保健の統計指標については、出生率、乳児死亡率、母親の死亡率などの基本的な指標を学び、それらが母子の健康状態をどのように反映しているかを理解します。また、これらの指標がどのように収集され、解釈されるかについても学びます。次に、栄養状態については、母子の栄養状態が健康にどのように影響するかを学びます。具体的には、母親の栄養状態が胎児の発育にどのように影響するか、乳幼児の栄養状態がその後の成長と発達にどのように影響するかを学びます。最後に、予防接種については、母子保健における予防接種の重要性と、主要なワクチンについて学びます。また、ワクチン接種率が低い地域や集団が存在する理由と、それを改善するための戦略についても議論します。これらのサブテーマは、講義、ディスカッション、ケーススタディ、リアルタイムのデータ分析など、多様な教育方法を通じて掘り下げられます。それぞれのテーマは、理論的な理解と実践的なスキルの両方を養うことを目指しています。
② この講義では、まず地域保健について、地域の健康状態を評価し、改善するための戦略と手段を学びます。具体的には、地域の健康ニーズの特定、地域の資源の評価、そして地域の健康計画の開発と実施について学びます。次に、一次予防と二次予防については、疾病の予防と早期発見の重要性を理解し、具体的な予防策とスクリーニング方法を学びます。一次予防では、健康教育やライフスタイルの改善など、疾病の発生を防ぐための戦略を学びます。二次予防では、定期的な健康診断やスクリーニングテストを通じて、疾病を早期に発見し、治療を開始するための方法を学びます。最後に、住民参加型活動の過程については、地域住民が自身の健康を改善するための活動にどのように関与できるかを学びます。具体的には、地域住民が健康計画の開発と実施に参加する方法、地域の健康に影響を与える政策に対するアドボカシーの方法などを学びます。
③ この講義では、まず「感染と看護」について、感染症の原因となる微生物、感染経路、感染予防の基本的な知識を学びます。また、感染症患者の看護について、感染制御の基本的な手法や感染症患者のケアについて学びます。次に、「予防接種で予防効果の高い感染性疾患」については、主要なワクチンによって予防可能な感染症とその効果について学びます。具体的な疾患とワクチンの例を挙げ、ワクチンの効果と接種の重要性を理解します。「世界的健康問題となっている感染性疾患」では、HIV/AIDSやマラリア、結核など、世界的に重要な感染症について学びます。これらの疾患の現状、影響、対策について深く理解します。「新興感染症」「再興感染症」では、新たに出現したり、再び増加したりしている感染症について学びます。その原因や背景、対策について学びます。最後に、「人畜共通感染症」では、人間と動物の間で感染が広がる疾患について学びます。その特性や予防方法について学びます。
キーワード ① 母子保健の統計指標 ② 栄養状態 ③ 予防接種 ④ 地域保健 ⑤ 感染と看護
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 【予習】教科書を読み、母子保健、地域保健、感染性疾患、予防接種、新興感染症・再興感染症などの用語と内容を確認しておきましょう。ニュースや保健統計で見かける言葉が多いため、普段の社会的話題と結びつけながら読むと理解しやすくなります。
【復習】授業後は、母子保健指標の意味、地域保健活動の流れ、一次予防・二次予防の違い、感染症対策における看護の役割を整理してください。特に、感染症は個人の問題にとどまらず、地域・国家・国際社会にまたがる問題であることを意識して復習することが大切です。ワクチン接種率の差や感染症流行の背景にある社会条件も含めて考えると、国際看護としての視野が広がります。授業で扱った具体的疾患ごとに、「原因」「影響」「看護の対応」を簡単に表にまとめるのも効果的です。

8 保健医療の現状への対策 科目の中での位置付け これらのトピックは、国際看護学入門の授業における主要な学習領域であり、保健医療の現状と対策を理解するための基礎を提供します。プライマリ・ヘルスケア、ヘルスプロモーション、保健医療制度というメイントピックは、看護と保健医療の広範な視野を提供し、学生が個々の患者だけでなく、コミュニティ全体の健康に対する看護の役割を理解するのに役立ちます。これらのトピックは相互に関連しており、一方が他方の理解を深めるのに役立ちます。例えば、プライマリ・ヘルスケアの理解は、ヘルスプロモーションの戦略をどのように適用するか、また保健医療制度がどのように機能するかを理解するのに役立ちます。また、これらのトピックは、看護師が患者のケアを提供し、健康結果を改善するための具体的なスキルと知識を学ぶための基礎となります。したがって、これらのトピックは科目全体の中心的な位置づけとなり、その他のトピックと統合されて学習が進められます。
保健医療の現状への対策
教科書p68-91
コマ主題細目 ① プライマリ・ヘルスケア ② ヘルスプロモーション ③ 保健医療制度
細目レベル ① この講義では、プライマリ・ヘルスケアの概念については、その定義と目的、そしてそれがなぜ重要であるかを理解することを目指します。歴史的背景については、プライマリ・ヘルスケアがどのように発展してきたか、主要なマイルストーンとその影響を学びます。基本活動項目については、具体的なプライマリ・ヘルスケアの活動や役割、そしてそれが個々の健康とコミュニティの健康にどのように影響を与えるかを探求します。最後に、プライマリ・ヘルスケアの原則については、それがどのようにケアの提供をガイドし、健康結果を改善するためにどのように利用されるかを学びます。それぞれのサブテーマは、講義、グループディスカッション、事例研究を通じて深く掘り下げられ、理解と応用の両方を強調します。この講義を通じて、学生はプライマリ・ヘルスケアの重要性とその実践に必要な知識とスキルを習得することを目指します。
② この講義では、オタワ憲章とヘルスプロモーションの定義については、ヘルスプロモーションの基本的な理念と目的を理解し、それが公衆衛生と健康維持にどのように関連しているかを学びます。ヘルスプロモーションの方法については、具体的な戦略とアプローチを探求し、それらが個々の健康とコミュニティの健康にどのように影響を与えるかを理解します。優先活動項目については、ヘルスプロモーションの主要な焦点となる特定の健康問題や課題を特定し、それらに対する効果的な対策を考えます。ヘルスプロモーションの発展については、過去から現在までのヘルスプロモーションの進化を追跡し、その影響と意義を評価します。それぞれのサブテーマは、講義、ディスカッション、事例研究を通じて深く掘り下げられ、理解と応用の両方を強調します。この講義を通じて、学生はヘルスプロモーションの重要性とその実践に必要な知識とスキルを習得することを目指します。
③ この講義では、保健医療サービス提供機関については、公立病院、私立病院、診療所、保健所などの各種の医療機関の役割と機能を理解します。医療保険制度については、国民健康保険や社会保険などの制度の仕組みと、それが個々の医療サービスへのアクセスにどのように影響を与えるかを学びます。利用者と医療費については、医療費の負担とその影響、医療費削減のための戦略について探求します。保健医療サービス提供の充実度については、質の高い医療サービスを提供するための要素と、それを評価する方法を学びます。それぞれのサブテーマは、講義、ディスカッション、事例研究を通じて深く掘り下げられ、理解と応用の両方を強調します。この講義を通じて、学生は保健医療制度の重要性とその実践に必要な知識とスキルを習得することを目指します。
キーワード ① プライマリ・ヘルスケア ② ヘルスプロモーション ③ 保険医療制度 ④ 社会保険 ⑤ 保健医療サービス提供期間
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 【予習】教科書を読み、プライマリ・ヘルスケア、ヘルスプロモーション、保健医療制度の基本を確認しておきましょう。特に、医療が治療だけでなく予防や地域づくりと結びついていることを意識して読むと、この回の理解が深まります。
【復習】授業後は、プライマリ・ヘルスケアの原則、オタワ憲章に基づくヘルスプロモーションの考え方、保健医療制度の構造を整理しましょう。そして、「制度」「地域活動」「個人支援」がどのように連動して人々の健康を支えるのかを自分なりに説明できるようにしてください。また、日本の制度と他国・途上国の状況を比較し、資源や制度が異なる中でどのような看護活動が可能かを考えることも重要です。授業中の事例を参考に、看護師が政策や地域活動に関与する意義まで振り返ると、より発展的な復習になります。

9 災害・紛争と難民 科目の中での位置付け このテーマは、国際看護学入門の科目の中で非常に重要な位置を占めています。災害、紛争、難民というメイントピックは、現代社会で看護師が直面する可能性のある複雑な問題を包括的に扱っています。これらの問題は、地域や国境を超えて影響を及ぼし、看護師が多文化的な視点と広範な知識を持つことを必要とします。また、各サブトピックは、これらの大きな問題を具体的なコンテキストに落とし込み、学生が実際の状況に対応するための具体的なスキルと理解を深める機会を提供します。これにより、学生は理論的な知識だけでなく、実践的な経験も得ることができます。さらに、このテーマは、看護師が個々の患者だけでなく、コミュニティ全体の健康と福祉に対しても責任を持つという看護の役割を強調しています。これは、看護師が公衆衛生の専門家として、また社会の一員として積極的に関与することの重要性を示しています。したがって、このテーマは、国際看護学入門の科目の中で、学生が看護の本質とその社会的な文脈を理解するための重要な一部となっています。
災害と難民
教科書92-102
コマ主題細目 ① 災害 ② 紛争 ③ 難民
細目レベル ① この講義では、災害の種類とそれぞれの特性を理解し、それが人々の健康と生活にどのように影響を与えるかを学びます。自然災害(地震、洪水など)と人間が引き起こす災害(戦争、テロなど)の両方をカバーします。また、災害サイクルの各期(予防、準備、対応、復旧)と、看護師がそれぞれの期間でどのような役割を果たすかを学びます。これには、災害リスクの評価、適切な介入の計画と実施、そして被災者の健康と生活の質の回復を支援するための戦略が含まれます。それぞれのサブテーマは、具体的なケーススタディとシミュレーションを通じて掘り下げられます。学生は、特定の災害シナリオに対応するための看護計画を作成し、その効果を評価する能力を養います。また、多文化的な視点から災害看護を考え、異なる文化的背景を持つ人々のニーズに対応する方法を学びます。このプロセス全体を通じて、学生は批判的思考スキルと問題解決スキルを強化し、災害時の看護の重要性と複雑さを理解します。この講義は、学生が現実の災害状況で効果的に機能するための知識とスキルを提供することを目指しています。
② この講義では、まず紛争の種類を学びます。これには、国内紛争、国際紛争、民族紛争などが含まれます。次に、紛争が人々の生活と健康にどのような影響を及ぼすかを理解します。これには、物理的な傷害だけでなく、精神的なストレスや社会的な分断も含まれます。特に、子供たちが紛争にどのように影響を受けるかについて深く探求します。これには、教育の機会の喪失、家族との分離、そして長期的な心理的トラウマが含まれます。また、紛争が難民問題をどのように引き起こすかを学びます。これには、人々がなぜ自分の家を離れることを余儀なくされるのか、そして彼らが新しい生活を始めるためにどのような困難に直面するかが含まれます。それぞれのサブテーマは、具体的なケーススタディとシミュレーションを通じて掘り下げられます。学生は、特定の紛争シナリオに対応するための看護計画を作成し、その効果を評価する能力を養います。また、多文化的な視点から紛争看護を考え、異なる文化的背景を持つ人々のニーズに対応する方法を学びます。このプロセス全体を通じて、学生は批判的思考スキルと問題解決スキルを強化し、紛争時の看護の重要性と複雑さを理解します。この講義は、学生が現実の紛争状況で効果的に機能するための知識とスキルを提供することを目指しています。
③ この講義では、まず難民の現状について学びます。これには、世界中の難民の数と分布、彼らが直面する主な課題、そして国際社会がこれらの課題にどのように対応しているかが含まれます。次に、難民への支援について学びます。これには、食糧、医療、教育などの基本的なニーズを満たすための具体的な戦略とプログラムが含まれます。また、日本に居住する難民についても学びます。これには、日本が難民を受け入れるための政策とプロセス、難民が日本で直面する特定の課題、そして日本社会がこれらの課題にどのように対応しているかが含まれます。それぞれのサブテーマは、具体的なケーススタディとシミュレーションを通じて掘り下げられます。学生は、特定の難民シナリオに対応するための看護計画を作成し、その効果を評価する能力を養います。また、多文化的な視点から難民看護を考え、異なる文化的背景を持つ人々のニーズに対応する方法を学びます。このプロセス全体を通じて、学生は批判的思考スキルと問題解決スキルを強化し、難民時の看護の重要性と複雑さを理解します。この講義は、学生が現実の難民状況で効果的に機能するための知識とスキルを提供することを目指しています。
キーワード ① 災害の種類 ② 災害のサイクル ③ 紛争の子どもへの影響 ④ 紛争の難民への影響 ⑤ 難民の現状
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 【予習】教科書を読み、災害の種類、災害サイクル、紛争、難民支援の基本的な内容を確認しておきましょう。特に、災害や紛争は単に緊急時の問題ではなく、その後の生活や心身の健康にも長く影響することを意識して読むことが大切です。
【復習】授業後は、災害の各段階で看護師に求められる役割、紛争が子どもや家族に及ぼす影響、難民が直面する生活上・健康上の課題を整理してください。この回では、緊急支援だけでなく、中長期的な生活再建や心のケア、多文化的配慮の重要性がポイントになります。授業で扱ったケースをもとに、「どのような健康問題が起こりうるか」「どのような看護支援が必要か」を具体的に書き出してみましょう。知識の確認だけでなく、限られた資源の中で優先順位をつけて支援する視点も意識して復習してください。

10 国際協力に必要な能力 科目の中での位置付け これらのテーマは、国際看護学入門の授業における重要な科目として位置づけられています。国際協力に必要とされる能力を学ぶための基礎となる科目であり、看護師としての専門性と共に、国際的な視野を持つことの重要性を理解するための科目です。具体的には、国際協力、異文化への対応、コミュニケーション能力という3つのメインテーマが設定されており、それぞれのテーマには関連するサブテーマが設定されています。これらのテーマとサブテーマは、看護師が国際的な現場で活躍するために必要な知識とスキルを総合的に学ぶためのものです。また、これらのテーマは、学生が自分自身の学習を主導し、他人と協力しながら新しい知識とスキルを獲得するためのフレームワークを提供します。このように、国際看護学入門の授業は、学生が自分自身の経験と理論的な知識を結びつけ、深い理解と実践的なスキルを獲得するための重要な科目となっています。
国際協力に必要な能力
教科書p103-109
コマ主題細目 ① 国際協力という仕事 ② 異文化への対応 ③ コミュニケーション能力
細目レベル ① この授業では、国際協力に必要な能力とその仕事について学びます。サブテーマの一つであるODAでは、ODAの基本知識、種類、内容、アクター、世界のODA、世界の援助潮流と日本の取り組みについて学びます⁶。次に、国際協力の仕事では、国際協力の目的、国際協力の仕事の内容や種類、国際協力の仕事に必要なもの、どこでどんなことをしているかなどについて学びます⁹。最後に、JICAについては、JICAの歩み、戦後日本の国際協力の歩み、協力活動手法の考え方、ボランティア体験と社会還元、世界の宗教事情などについて学びます。これらのテーマは、講義、ディスカッション、ケーススタディ、自主学習などの方法で掘り下げます。
② この授業では、異文化への対応というメインテーマを深く探求します。まず、カルチャーショックについては、異文化に触れた際の心理的な衝撃を理解し、それがどのように個人の感情や行動に影響を与えるかを学びます。次に、異文化への適応では、異なる文化的背景を持つ人々と効果的にコミュニケートするためのスキルや戦略を習得します。最後に、自律性と協調性の部分では、自分の意見を持ちつつも、他人の視点を尊重し、共同で目標を達成するためのバランスを見つける方法を探求します。具体的な学習方法としては、各サブテーマについての講義を聞いた後、実際のケーススタディを通じて理論を実践に適用します。また、ロールプレイやグループディスカッションを通じて、異文化理解やコミュニケーションスキルを実践的に磨きます。
③ この授業では、まず語学の能力については、看護の現場で必要とされる専門用語の理解と使用、患者との効果的なコミュニケーションを行うための基本的な語彙と文法を学びます。次に、確認能力と交渉能力については、情報を正確に理解し伝えるためのリスニングとスピーキングの技術、また、患者のニーズを理解し、適切なケアを提供するための交渉スキルを磨きます。最後に、文化の相違に由来するコミュニケーションの困難については、異なる文化背景を持つ人々とのコミュニケーションを円滑に行うための異文化理解と対人スキルを学びます。これらのサブテーマは、具体的なケーススタディ、ロールプレイ、グループディスカッションなどを通じて、深く掘り下げられます。このように、各サブテーマは理論と実践のバランスを保ちつつ、具体的なスキルと理解を深めることを目指します。
キーワード ① 国際協力 ② 異文化への対応 ③ コミュニケーション能力 ④ 語学の能力 ⑤ 自律性と協調性
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 【予習】教科書を読み、ODA、JICA、国際協力の仕事、異文化への適応、語学・確認・交渉能力などの項目を確認しておきましょう。読む際には、「知識があること」と「現場で動けること」は違うという視点を持ち、どの力が実践で必要になるのか考えながら読むことが重要です。
【復習】授業後は、国際協力の仕事内容、現場で求められる能力、カルチャーショックへの対応、自律性と協調性のバランス、異文化間コミュニケーションの難しさを整理してください。そのうえで、自分に強みがある能力と、今後伸ばす必要がある能力を自己評価してみましょう。例えば、語学力だけでなく、確認する力、相手の意図を汲み取る力、チームで協働する力も重要です。授業で学んだ内容を将来のキャリア形成と結びつけ、「国際的な場で働く看護職に必要な力とは何か」を自分なりに文章化しておくと有意義です。

11 ゲストスピーカー (具体的内容未確定) 科目の中での位置付け 国際看護学の授業において、海外での看護実践経験を持つゲストスピーカーを招く講義は、科目全体の中で非常に重要な位置づけを持っています。この講義は、理論や概念を学ぶだけでは得られない実際の現場のリアリティを学生に提供し、国際看護の実践が具体的にどのようなものかを深く理解する機会を与えるものです。特に、JICAなどを通じて海外で活動した看護師の体験談は、異なる文化や医療システム、社会的課題の中で看護がどのように展開されるのかを現実味を持って伝えることができ、学生に大きな影響を与えると考えられます。この講義は、科目の目的である健康や保険へのグローバルな視点を持つ」ための核心的な内容を補完します。ゲストスピーカーの経験を通じて、異文化コミュニケーションやリソースの限られた環境での創造的な看護の実践、そして看護師としての役割がどのように変化するのかを学ぶことで、学生は自らの将来像をより明確に描けるようになります。また、ゲストスピーカーが体験談に加えて具体的な課題や成功体験を共有することで、講義内容が単なる理論から実践的なスキルや考え方の学びに進化する点も重要です。
特になし
コマ主題細目 ① 異文化環境における看護実践の挑戦と適応 ② リソースの限られた環境での創造的な看護ケア ③ 海外での看護実践を通じた学びとキャリア形成
細目レベル ① 「異文化環境における看護実践の挑戦と適応」では、異なる文化的背景や価値観を持つ患者や医療チームと接する際に直面する課題と、それに対応するための方法について学びましょう。具体的には、言語の壁や宗教的・文化的な慣習、医療行為に対する認識の違いなどが看護実践にどのような影響を及ぼすのかをゲストスピーカーの体験から学びましょう。例えば、患者の宗教的な信念が特定の治療法やケアを受け入れない原因となる場合、看護師はその信念を尊重しながら、患者の健康を守るためにどのようにアプローチするべきかを考えます。加えて、現地の医療従事者との連携においても、文化的背景を考慮しながら信頼関係を構築する力が求められます。これらの経験は、単なる看護スキルの習得だけでなく、グローバルな視点での思考力や問題解決能力の向上につながります。
② 「リソースの限られた環境での創造的な看護ケア」では、医療資源や設備が不十分な状況下で看護師がどのように対応し、患者に最適なケアを提供するかを、ゲストスピーカーの話しを聞いて学びましょう。具体的には、必要な薬剤や医療器具が不足している場合に代替手段を考えたり、現地で調達可能な資源を活用する方法を工夫する力が求められます。例えば、滅菌可能な布や簡易的な材料を使用して傷の手当てを行う、または地域住民から協力を得てケア用品を確保するなどの創意工夫が挙げられます。また、現地の医療チームや地域社会と連携し、限られたリソースの中で最大限の成果を引き出すための方法も重要です。例えば、患者やその家族を教育し、セルフケアの能力を向上させることで、看護師が対応する必要のあるケースを減らすことができます。
③ 「海外での看護実践を通じた学びとキャリア形成」では、ゲストスピーカーが国際看護活動を通じて得た具体的な知見やスキル、そしてそれがキャリアにどのように影響を与えたかをゲストスピーカーの話から学習しましょう。例えば、異文化環境での課題解決力やリーダーシップ、限られた資源を効果的に活用する能力といった実践的スキルは、看護師としての専門性を高めるだけでなく、他国の医療チームや地域社会との協働においても重要な経験となります。また、国際的なネットワークの構築や多文化理解の深化がキャリアの新たな選択肢を広げるきっかけになる可能性もあります。このトピックは、学生に自身の将来を考えるうえでの刺激を与え、国際看護への関心を高めるきっかけになる可能性があります。
キーワード ① 異文化適応 ② 国際保健 ③ 資源制約環境 ④ 文化的敏感性 ⑤ 国際協力
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 【予習】JICAや国際保健活動についての基礎知識を整理し、看護・医療分野での具体的な国際協力事例を一つ以上調べておきましょう。また、これまで学んだ異文化コミュニケーション、国際支援、異文化の健康観の内容を復習し、ゲストの実践談と授業内容を結びつけて聞けるよう準備してください。さらに、自分の興味や将来の進路に関連する質問を複数考えておくことが大切です。
【復習】講義後は、印象に残った実践例、現場での困難、そこから得られた学び、看護師として必要だと感じた資質を整理しましょう。特に、「理論で学んだことが現場でどう生きるのか」「異文化・資源制約・チーム連携の中で何が求められるのか」を振り返ることが重要です。単なる感想で終わらせず、授業全体の学びとつなげて、自分の将来像や今後の学習課題まで書けると、この回の意義がより深まります。異文化理解と国際看護の理論的枠組みの復習:これまでの授業で学んだ「異文化コミュニケーション」、「国際支援」、「異文化の健康観」に関する知識を復習し、講義で出てくる実践例にリンクさせられるように準備する。
講義に関連する質問の準備:自分の興味やキャリアに関連する視点で、講義中に聞いてみたい質問をいくつか準備すしましょう。例えば「現地で特に印象深かった文化的課題は何か?」や「異文化環境でのリーダーシップをどう発揮したか?」など、具体的な問いを用意すると良いです。

12 途上国で必要とされる看護の知識・技術・態度 科目の中での位置付け これらのテーマは、国際看護学入門の授業全体の中で非常に重要な位置を占めています。看護管理と看護教育は、看護職が途上国で効果的に活動するために必要な知識、技術、態度の一部です。これらのテーマを理解することで、学生は看護職の役割と責任を深く理解し、看護サービスの提供と改善に向けた戦略を立てる能力を身につけます。また、これらのテーマは、看護職が直面する現実的な課題に対する理解を深め、看護の専門性を高めるための重要な一歩となります。具体的には、看護管理のテーマでは、看護サービスの効率的かつ効果的な運営を実現するための管理技術とリーダーシップスキルを学びます。一方、看護教育のテーマでは、看護職が他のスタッフや患者に対して教育的役割を果たす方法を学びます。これらのテーマは、看護職が途上国で直面する可能性のある課題に対する洞察力を深め、解決策を提案する能力を身につけることを目指しています。この授業は、看護職が直面する現実的な課題に対する理解を深め、看護の専門性を高めるための重要な一歩となります。
途上国で必要とされる看護の知識・技術・態度
教科書p110-118
コマ主題細目 ① 途上国における看護の概念と看護職の役割 ② 要請される活動に必要な知識・技術・態度 ③ 看護管理と看護教育
細目レベル ① この授業では、途上国における看護の概念と看護職の役割を理解することがメインテーマとなります。具体的には、途上国での看護の現状、看護職の役割と責任、そしてその地域特有の健康問題や疾病に対する看護のアプローチについて学びます。サブテーマでは、日本とは異なる看護の概念と役割について、途上国の文化、社会、経済的な背景を踏まえて学びます。また、途上国で必要とされる診断・治療に関する知識と技術についても、具体的な症例を通じて学びます。それぞれのサブテーマについては、まず基本的な理論を学び、次に具体的なケーススタディを通じて理論を実践に適用する方法を学びます。さらに、ディスカッションやグループワークを通じて、深く理解し、自分の意見を形成する能力を養います。このプロセスを通じて、学生は途上国での看護の現場で直面する可能性のある課題に対する洞察力を深め、解決策を提案する能力を身につけることが期待されます。
② この授業では、途上国での看護活動に必要な知識、技術、態度を学ぶことがメインテーマとなります。具体的には、途上国での看護活動における要請の多さや、実際に派遣される隊員からの質問に対する理解を深めます。サブテーマでは、どのような要請が多いかについて、具体的な事例を通じて学びます。また、実際に派遣される隊員からの質問についても、具体的な症例を通じて学びます。それぞれのサブテーマについては、まず基本的な理論を学び、次に具体的なケーススタディを通じて理論を実践に適用する方法を学びます。さらに、ディスカッションやグループワークを通じて、深く理解し、自分の意見を形成する能力を養います。このプロセスを通じて、学生は途上国での看護の現場で直面する可能性のある課題に対する洞察力を深め、解決策を提案する能力を身につけることが期待されます。
③ この授業では、途上国での看護活動に必要な知識、技術、態度における看護管理と看護教育を学ぶことがメインテーマとなります。具体的には、看護管理の基本的な理論と実践、経営参加の重要性と方法、そして看護教育の役割と方法について学びます。看護管理のサブテーマでは、看護サービスの効率的かつ効果的な運営を実現するための管理技術とリーダーシップスキルを学びます。経営参加のサブテーマでは、看護職が組織の意思決定プロセスにどのように参加し、その結果をどのように影響を与えるかを学びます。看護教育のサブテーマでは、看護職が他のスタッフや患者に対して教育的役割を果たす方法を学びます。それぞれのサブテーマについては、まず基本的な理論を学び、次に具体的なケーススタディを通じて理論を実践に適用する方法を学びます。さらに、ディスカッションやグループワークを通じて、深く理解し、自分の意見を形成する能力を養います。このプロセスを通じて、学生は途上国での看護の現場で直面する可能性のある課題に対する洞察力を深め、解決策を提案する能力を身につけることが期待されます。
キーワード ① 看護管理 ② 経営参加 ③ 看護教育 ④ 途上国の看護 ⑤ 看護の専門性
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 【予習】教科書を読み、途上国における看護職の役割、必要とされる知識・技術・態度、看護管理、看護教育の基本を確認しておきましょう。日本の看護との違いに注目しながら読むと、文化・制度・資源の差が看護実践にどう影響するかが見えやすくなります。
【復習】授業後は、途上国の看護現場で求められる実践力を、「知識」「技術」「態度」に分けて整理してください。加えて、看護管理や看護教育がなぜ重要なのか、個別のケアだけでなく組織や地域全体に働きかける視点の必要性もまとめましょう。この回では、与えられた条件の中で最善を尽くす柔軟さ、現地スタッフと協働する姿勢、教育者としての役割など、多面的な看護職の姿が問われます。授業中の事例を使い、「自分なら何を優先するか」を考えることで、理解がより実践的になります。

13 文化の違いを考慮した看護 科目の中での位置付け これらのテーマは、国際看護学入門の授業全体の中で重要な位置を占めています。それぞれのテーマは、看護の実践における文化の違いを考慮することの重要性を強調しています。これらのテーマを通じて、学生は異なる文化背景を持つ患者のケアに必要な知識とスキルを習得します。「異文化看護の2つの側面」、「基本的な看護技術」、「産育習俗と看護」は、それぞれ異なる視点から異文化看護を探求します。これらのテーマは、看護の実践における文化の違いを理解し、それに対応するための具体的な方法を提供します。また、これらのテーマは、看護師が日々の業務で直面する可能性のある多様な状況をカバーしています。これにより、学生は自分自身の看護の実践を反省し、自分の看護のスキルを向上させるための洞察を得ることができます。したがって、これらのテーマは、学生が効果的な看護師になるための重要なステップとなります。この授業を通じて、学生は看護の基本技術を習得し、それを実践に生かす能力を身につけることが期待されます。
文化の違いを考慮した看護
教科書p119-125
コマ主題細目 ① 異文化間後の二つの側面 ② 基本的な看護技術 ③ 発熱の看護ーミクロネシアの病院でー
細目レベル ① この授業では、異文化看護の2つの側面について深く学びます。まず、異文化に属する患者をケアすることについては、その文化の信念や価値観を理解し、それに基づいた適切なケアを提供する方法を学びます。次に、社会的・文化的背景の異なる看護師と働くことについては、チーム内の多様性を尊重し、効果的なコミュニケーションを維持する方法を学びます。最後に、看護教育については、異文化看護の原則を教育プログラムに組み込む方法を学びます。それぞれのサブテーマは、具体的なケーススタディや実践的な演習を通じて掘り下げられます。異文化の患者ケアでは、患者の文化的背景に基づいたケーススタディを分析し、最適なケアプランを作成します。異なる背景の看護師との共同作業では、ロールプレイを通じてコミュニケーションスキルを磨きます。看護教育では、異文化看護の教育プログラムを設計するプロジェクトを行います。これらの活動は、理論的な知識を実践的なスキルに変えるのに役立ちます。この授業を通じて、学生は異文化看護の重要性を理解し、それを実践に生かす能力を身につけることが期待されます。
② この授業では、「基本的な看護技術」について学びます。まず、「滅菌・消毒と清潔」については、看護の現場での衛生管理の重要性と、それを実現するための具体的な手順を学びます。次に、「創処置と免疫の力」では、傷の治療方法と、免疫システムがその過程でどのように機能するかを理解します。「熱湯の露出療法」では、この伝統的な治療法の効果と、それを安全に行うための注意点を学びます。最後に、「感染に対する抵抗力」では、感染症の予防と、患者の抵抗力を高めるための看護の役割について学びます。それぞれのサブテーマは、理論的な学習と実践的な演習を組み合わせて掘り下げます。例えば、滅菌・消毒の手順を実際に行う実習、創処置のデモンストレーションと模擬練習、熱湯の露出療法のケーススタディの分析、感染症の予防策を計画するグループワークなどが含まれます。これらの活動を通じて、学生は基本的な看護技術を理解し、それを実践的なスキルに変えることができます。この授業を通じて、学生は看護の基本技術を習得し、それを実践に生かす能力を身につけることが期待されます。
③ この授業では、「産育習俗と看護」について学びます。「お産と習俗」では、世界各地の出産習俗とその背後にある文化的な理由を理解し、それが母親と赤ちゃんのケアにどのように影響するかを学びます。「育児」では、異なる文化における育児の方法と、それが子供の健康と発達にどのように影響するかを学びます。それぞれのサブテーマは、具体的なケーススタディや実践的な演習を通じて掘り下げられます。「お産と習俗」では、講義に基づいてディスカッションを行います。「育児」では、異なる文化の育児習慣についての記事を読み、それに基づいてグループでディスカッションをします。これらの活動を通じて、学生は異文化看護の重要性を理解し、それを実践に生かす能力を身につけることが期待されます。この授業を通じて、学生は看護の基本技術を習得し、それを実践に生かす能力を身につけることが期待されます。
キーワード ① 異文化看護 ② 基本的な看護技術 ③ 産育習俗 ④ 文化的な理解 ⑤ 看護教育
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 【予習】教科書を読み、異文化看護の二つの側面、基本的な看護技術、産育習俗と看護について確認しておきましょう。読むときは、「同じ看護技術でも文化が違えば受け止め方や実践方法が変わる」ことを意識し、自分の常識がどこまで普遍的なのかを問い直してみてください。
【復習】授業後は、異文化の患者へのケアと、多様な背景を持つ看護職同士の協働という二つの視点を整理しましょう。また、滅菌・消毒、創処置、感染予防などの基本的看護技術が、文化や資源の違いの中でどう応用されるかを振り返ることが大切です。さらに、出産や育児の習俗については、文化的背景を尊重しつつ安全な看護をどう実現するかを考え、自分なりの看護上の留意点をまとめてください。知識を覚えるだけでなく、「違いを排除せず理解して活かす」姿勢を言語化しておくことが重要です。

14 地域での看護活動 科目の中での位置付け これらのテーマは、国際看護学入門の授業全体の中で重要な位置を占めています。地域での看護活動、母子保健、途上国のヘルスプロモーションなどのテーマは、看護師が直面する現実の課題を理解し、それに対応するための具体的なスキルと知識を学生に提供します。これらのテーマは、看護の理論と実践を統合し、地域社会の健康を向上させるための具体的な戦略を開発する能力を養います。また、これらのテーマは、看護師が地域社会の健康を向上させるための重要な役割を果たすための基礎を提供します。したがって、これらのテーマは、学生が看護の専門家としての役割を果たすための重要なスキルと知識を習得するための基礎となります。
地域での看護活動
教科書p126-141
コマ主題細目 ① プライマリ・ヘルスケアとヘルスプロモーション ② 地域での活動の概要 ③ 母子保健
細目レベル ① この講義では、プライマリ・ヘルスケアとヘルスプロモーションの観点から、個人と集団の両方に対する看護活動を学びます。個人に対する活動では、健康状態の評価や健康教育、予防接種などの具体的なケア方法を学びます。集団に対する活動では、健康リスクの評価、健康教育プログラムの開発、コミュニティの健康状態の改善に向けた戦略を学びます。また、日本と途上国のヘルスプロモーションの違いを理解し、それぞれの文化や社会経済的背景に適した看護活動を考える能力を養います。それぞれのサブテーマは、講義、グループディスカッション、ケーススタディ分析などを通じて掘り下げられます。この講義を通じて、学生は看護の理論と実践を統合し、地域社会の健康を向上させるための具体的なスキルと知識を習得します。このように、この講義は看護学生が地域社会の健康を向上させるための重要な役割を果たすための基礎を提供します。
② この講義では、「地域での活動概要」をメインテーマとして、地域住民を直接対象とする活動と一時医療機関を中心とした活動の2つのサブテーマを深く学びます。地域住民を直接対象とする活動では、健康教育、予防接種、健康診断など、個々の健康状態を改善するための具体的な看護活動を学びます。一方、一時医療機関を中心とした活動では、病院やクリニックなどの医療機関で提供される看護ケアの重要性とその実施方法を学びます。これらのサブテーマは、講義、実習、ケーススタディ、グループディスカッションなどを通じて、理論と実践の両方から掘り下げて学びます。この講義を通じて、学生は地域看護の基本的な理論と技術を習得し、地域社会の健康改善に貢献する看護師としての役割を理解することができます。このように、この講義は看護学生が地域社会の健康を向上させるための重要な役割を果たすための基礎を提供します。
③ この講義では、「母子保健」をメインテーマとして、途上国の母子保健、途上国の妊婦の扱い、途上国の小児の健康、予防接種の4つのサブテーマを深く学びます。途上国の母子保健では、母子の健康状態を改善するための具体的な看護活動や政策を学びます。途上国の妊婦の扱いでは、妊娠中の女性の健康管理と出産の準備に関する看護ケアを学びます。途上国の小児の健康では、子どもの成長と発達、栄養状態、予防接種など、小児の健康を維持・向上するための看護活動を学びます。予防接種では、ワクチンの種類とその効果、接種スケジュール、接種の重要性について学びます。これらのサブテーマは、講義、実習、ケーススタディ、グループディスカッションなどを通じて、理論と実践の両方から掘り下げて学びます。この講義を通じて、学生は母子保健の基本的な理論と技術を習得し、地域社会の母子の健康改善に貢献する看護師としての役割を理解することができます。このように、この講義は看護学生が地域社会の母子の健康を向上させるための重要な役割を果たすための基礎を提供します。
キーワード ① 地域看護 ② 母子保健 ③ 途上国のヘルスプロモーション ④ 予防接収 ⑤ 健康教育
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 予習】教科書を読み、プライマリ・ヘルスケア、ヘルスプロモーション、地域での活動、母子保健、途上国の地域看護の特徴を確認しておきましょう。特に、個人への看護と集団・地域への働きかけの違いに注目しながら読むと理解が進みます。
【復習】授業後は、個人対象の活動と集団対象の活動の違い、地域住民への直接的支援と医療機関を中心とした活動の違い、母子保健や予防接種の役割を整理してください。この回では、看護師が地域の健康づくりの担い手であることを理解することが重要です。そのため、健康教育、予防接種、健診、地域資源の活用などを単独で覚えるのではなく、「地域全体の健康をどう高めるか」という視点でつなげて考えるようにしましょう。日本と途上国の違いも踏まえ、社会背景に応じた活動の工夫まで振り返ると、より深い学びになります。

15 まとめ 科目の中での位置付け この講義は、国際看護の全体像を理解するためのまとめの授業となります。初めに、国際看護の概念や異文化看護、異文化の健康観、多文化コミュニケーションといった基本的なテーマを学び、その後で国際協力と開発、世界の人々の健康に関わる要因、保健医療の現状と分析、保健医療の現状への対策、災害・紛争と難民といったより具体的なテーマについて深く学んできました。そして最後に、国際協力に必要な能力、途上孤高で必要とされる看護の知識・技術・態度、文化の違いを考慮した看護、地域での看護活動といったテーマを通じて、これまでに学んだ知識とスキルを具体的な看護実践につなげることを学びます。これらのテーマは、国際看護の幅広い視野を持つことができ、多様な状況下での看護実践に必要な知識とスキルを身につけることができるように設計されています。
講義資料
コマ主題細目 ① 多文化社会における国際看護 ② グローバルヘルスと国際看護 ③ 国際看護の実践
細目レベル ① この授業では、まず国際看護の概念を学び、看護がどのように国際的な視点を持つかを理解します。次に、国際看護と異文化看護のテーマでは、異なる文化背景を持つ患者との看護について学びます。これにより、患者の文化的なニーズと価値観を尊重し、適切なケアを提供するための知識とスキルを身につけます。さらに、異文化の健康観について学ぶことで、健康と病気に対する異なる文化的な視点と理解を深めます。最後に、多文化コミュニケーションのテーマでは、異なる言語や文化を持つ人々との効果的なコミュニケーション方法を学びます。これにより、看護師としてのコミュニケーション能力を向上させ、患者との信頼関係を築くことができます。以上の学習を通じて、学生は国際的な視野を持つ看護師としての役割を理解し、多文化社会での看護実践に必要な知識とスキルを身につけることができます。
② この授業では、まず「国際協力と開発」のテーマで、グローバルヘルスの課題に対する国際協力の重要性を探求します。次に、「世界の人々の健康に関わる要因」を学び、社会的・経済的要因が健康にどのように影響を与えるかを考察します。さらに、「保健医療の現状と分析」では、現在の保健医療システムの課題と改善策を検討します。そして、「保健医療の現状への対策」では、健康政策や介入の実施方法について学びます。最後に、「災害・紛争と難民」のテーマでは、災害や紛争時における看護の役割と課題を理解します。これらの学習を通じて、学生は国際看護の幅広い視野を持つことができ、多様な状況下での看護実践に必要な知識とスキルを身につけることができます。
③ この授業では、「国際協力に必要な能力」を学び、グローバルな環境で活躍するためのスキルを磨きます。次に、「途上孤高で必要とされる看護の知識・技術・態度」では、途上国での看護に必要な資質を探求します。これにより、異なる環境での看護実践に対応する能力を身につけます。「文化の違いを考慮した看護」では、異なる文化での看護実践において文化的適応力を養います。これにより、多文化社会での看護実践に対応する能力を身につけます。「地域での看護活動」では、地域社会での看護実践に焦点を当てます。これにより、地域社会の健康状態を理解し、適切な看護介入を提供する能力を身につけます。これらの学習を通じて、学生は国際看護の幅広い視野を持つことができ、多様な状況下での看護実践に必要な知識とスキルを身につけることができます。
キーワード ① 国際協力 ② 途上国 ③ 文化的適応力 ④ 地域社会 ⑤ 看護実線
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト
復習・予習課題 【予習】ヨリソルにアップロードされた講義資料やこれまでの授業ノートを読み返し、1回から14回までの内容を大きなテーマごとに整理しておきましょう。特に、「異文化理解」「健康に関わる要因」「国際協力」「地域活動」「実践に必要な能力」という軸で整理すると、科目全体のつながりが見えやすくなります。
【復習】授業後は、これまで学んだ内容を単元ごとにばらばらに覚えるのではなく、国際看護の全体像として統合することを意識してください。具体的には、国際看護の概念、多文化コミュニケーション、健康格差、保健医療制度、災害・難民支援、途上国看護、地域看護がどのように関連しているかを、自分なりの図や文章でまとめると効果的です。また、期末試験を見据えて、重要語句の確認だけでなく、「なぜそれが国際看護において重要なのか」を説明できるようにしておきましょう。最後に、この科目を通して自分が身につけた視点や、今後さらに深めたい課題も振り返っておくと、学習の総仕上げになります。

履修判定指標
履修指標履修指標の水準キーワード配点関連回
国際看護の基礎概念とグローバルヘルスの視点を統合的に理解できる 国際看護の概念、国際協力と開発、プライマリ・ヘルスケア、保健医療制度、SDGsなどの基本事項を個別に覚えるだけでなく、それぞれの内容を関連づけて説明できることを到達水準とする。日本と世界の健康課題を比較しながら、なぜ看護職にグローバルな視点が必要なのかを論理的に述べられ、保健医療の仕組みや支援の考え方が人々の健康にどう影響するかを具体例を用いて説明できる。また、授業全体の学びをまとめ、自分が将来看護職としてどのように活用できるかまで言語化できる。 国際看護、グローバルヘルス、SDGs、国際協力、プライマリ・ヘルスケア、保健医療制度 25 1, 5, 8, 15
異文化理解と多文化コミュニケーションを看護実践に応用できる 異文化看護の視点を踏まえ、対象者の文化的背景、価値観、健康観、言語、生活習慣の違いを理解したうえで、相手に応じた関わり方を考えられることを到達水準とする。文化的アセスメントの必要性を説明できるだけでなく、文化差によって生じる誤解や看護上の課題を具体的に想定し、共感的かつ安全なコミュニケーションの方法を提案できることが求められる。さらに、異文化への適応、自律性と協調性、対人調整の重要性を理解し、多文化環境での看護師の役割を実践的に説明できる。 異文化看護、文化的アセスメント、多文化コミュニケーション、文化的適応、共感的ケア、異文化対応 25 2, 4, 10, 13
健康に関わる要因を多面的に分析し、地域や対象に応じた看護を考察できる 健康リテラシー、社会経済的地位、人口学的要因、生物学的要因、地域保健、母子保健など、健康に関わる諸要因を単独ではなく相互に関連するものとして捉え、健康格差や地域差を分析できることを到達水準とする。対象者の健康問題を、個人の行動だけでなく社会・文化・経済・環境の文脈から説明し、そのうえで看護職としてどのような支援や健康促進が可能かを具体的に考察できることが必要である。加えて、地域での看護活動や母子保健の視点を用い、個人支援と集団支援の両面から適切な介入を提案できる。 健康リテラシー、社会経済的要因、人口学的要因、生物学的要因、母子保健、地域看護、健康格差 30 3, 6, 7, 14
災害・紛争・難民支援および資源制約下における看護の課題を判断できる 災害、紛争、難民支援、途上国での看護活動など、平時とは異なる厳しい状況における看護の特徴と課題を理解し、状況に応じた看護の役割を判断できることを到達水準とする。災害サイクル、紛争が人々の健康や生活に与える影響、難民支援の実際、資源の限られた現場で必要な知識・技術・態度を説明でき、単なる知識の再生ではなく、優先順位の判断、限られた資源の活用、多職種や地域社会との連携の必要性まで踏まえて考察できることが求められる。さらに、実践者の経験から学び、自らの看護観やキャリア形成にも結びつけて整理できる。 災害看護、紛争、難民支援、資源制約環境、途上国看護、看護管理、国際協力人材 20 9, 11, 12
評価方法 100% 期末試験
評価基準 評語
    学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・ S (100~90点)
    学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・ A (89~80点)
    学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・ B (79~70点)
    学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・ C (69~60点)
    学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・ D (60点未満)
教科書 国際看護学入門 第2版  編集 日本国際看護学会 ISBN978-4-260-04078-5
参考文献
実験・実習・教材費