区分
専門科目-統合看護学
ディプロマ・ポリシーとの関係
実践能力
倫理観
専門性探求
地域社会貢献
グローバル性
カリキュラム・ポリシーとの関係
豊かな人間性
広い視野
知識・技術
判断力
探求心
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
専門科目の「統合看護」に位置づけ、研究に取り組む際に必要な基礎知識を学ぶ。
科目の目的
本科目の目的は、研究の面白さと大切さを知ることである。自分が「どうしてだろう?」と疑問に思うことを学術的に紐解いていくことである。看護学部の教育理念にある「人々のライフサイクルに応じた多様な健康ニーズに対応できる広い視野で、科学的・専門的な知識と技術に基づく判断力と探究心」の育成として、文献や資料から得られる情報の吟味のしかたや、科学的な分析方法の基礎を理解し、グローバルな視野から質の高い看護に結びつけられることを目指す。具体的には、研究疑問(リサーチクエスチョン)を研究として発展させるために、文献の網羅的検索方法を学び、研究目的に応じた研究方法を選択でき研究計画をたてることができる力(研究力)をつけることが、この科目のねらいである。「看護研究」(4年次通年)および、実習(3年次後期・4年次前期)にも論文クリティークを生かし、役立てる。将来、研究に取り組む際に必要な研究の基礎知識につながる。研究力は社会人となってからも継続的に発展させてゆくことを期待する。
到達目標
①研究のおもしろさを学ぶことができる。
②研究の目的、実践への活用、さまざまな研究方法の概要が説明できる。
③研究疑問(リサーチクエスチョン)を解くための文献検索について、その目的と文献データベースを用いた検索方法が説明できる。
④文献のクリティークについて説明できる。
⑤研究における倫理的配慮について説明できる。
⑥研究計画書の作成について説明できる。
⑦研究発表について説明できる。
科目の概要
最初に看護研究とは何か、どのような目的を持つものか、実践にどう役立てるのかなどを学び、研究を進めるうえで、研究の種類(データ収集の違いによる、リサーチクエスチョンの種類による、研究意図による、その他)の概要を押さえる。さらに研究疑問(リサーチクエスチョン)を解くために必要な文献レビューの方法を理解する。その後、実際に文献検索を実施してみる。実際の研究を紹介し、文献のクリティークを行う。また、研究をおこなうにあたり必要な科学者の行動規範、研究者の責務、研究計画・実施に際しての倫理的配慮を理解する。研究計画書は、意義のある研究をおこなうために、研究実施前に研究者が何をどのように研究しようとしているのかを記述した文書であることを理解する。研究発表についても学ぶ。この科目は、そのあとに各自で行う看護研究の基盤となる知識を習得するものである。
科目のキーワード
科学的根拠に基づく実践(EBP)、研究疑問(リサーチクエスチョン)、研究方法の種類、文献検索、クリティーク、研究倫理、研究計画書、研究発表
授業の展開方法
講義では、毎回事前に指定した教科書のページを熟読することが受講の前提条件である。授業では、教員が作成したPowerPoint、必要時DVD教材を用いて教授する。文献検索では大学で利用可能な文献データベースを利用して実際に行う。文献のクリティークでは各自で実施したものをもとに、グループワークにてさらに学びを深める。今後の看護研究に向けて研究に際しての倫理的配慮や計画書の記載、研究発表についても教授する。これらの過程を通して、生成AIの使い方についても教授する。看護師および看護教員として実践で得た経験や研究をもとに、臨床における看護研究についても併せて教授する。
オフィス・アワー
(準備中)
科目コード
BL10
学年・期
3年・前期
科目名
研究方法論
単位数
1
授業形態
講義
必修・選択
必修
学習時間
【授業】30h 【予習・復習】15h
前提とする科目
疫学、統計学の科目が前提となる。
展開科目
看護研究に必要となる。
関連資格
看護師,保健師,養護教諭
担当教員名
服部美穂
回
主題
コマシラバス項目
内容
教材・教具
1
看護研究とは
科目の中での位置付け
日常おこる現象や、看護実践の場における観察から研究課題を発見する感性を涵養し、その根拠を提示するための科学的なアプローチのしかたや分析方法を考える力を培う。また文献を活用して自らの研究課題を深めることができることをめざす。この科目の導入として、科学的根拠に基づいた実践EBP(看護実践)とはどのようなことか、フローレンスナイチンゲール(1820-1910)をはじめとする先人たちのおこなった看護学と看護研究の歴史から考えてゆく。私たちの日々の疑問や看護実践に真摯に向き合い、実践における現象(または看護)を言語化し、探究(研究)し、また実践にフィードバックすることが、良質な看護への発展に必要である。こうした日々の探究心と適切な方法による可視化が、看護研究の真髄である。適切な方法による看護研究の成果は、健康問題に対応した「科学的な根拠」に基づく看護実践として期待される。経験や直感に頼るものではなく、「科学的な根拠」に基づくことの意味を理解する。適切な方法とは何かについて、この科目の各回で常に意識をしてほしい。
・コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p1~30(電子書籍)
コマ主題細目
① 看護研究とは ② 看護研究の歴史とこれから ③ 生成AIの使い方
細目レベル
① 研究と情報とは異なる。調べることは、「自分には情報がないが、すでにわかっているかもしれない状況の時に行われる」ものであり、研究とは、今まで明らかになっていなかった疑問や問題を解決するために、系統的で理論的な一定の方法を用いて探求することである。つまり、調べてすぐにわかるものは研究ではない。そして、研究の目的は、①「それは何かを明らかにする」こと、つまり、現象の抽出と命名すること、②「なぜおこるのか」を説明すること、つまり、因果関係の解明をすること、③「規則性」を見出すこと、つまり、現象の予測とコントロールするという3つの目的がある。看護研究は、看護の視点から、看護の科学的根拠を明らかにして法則性を見出し、 看護の学問領域における理論的な位置付けを確立することを目標に行われる学問である。看護実践に意味のある事実や意味のある知見があるものが、看護研究である。看護の倫理綱領には、11.「看護職は、研究や実践を通して、専門的知識・技術の創造と開発に努め、看護学の発展に寄与する」と記載されており、看護職は、研究や実践に基づき、看護の中核となる専門的知識・技術の創造と開発、看護政策の立案に努めることで、看護学の発展および人々の健康と福祉に寄与する責任を担っている。
② 看護研究の歴史を概観し、看護の言語化、可視化が科学的根拠に基づく最良のケアを実践(EBP)するために必要であることを理解する。看護研究の始まりは、ナイチンゲールの看護覚書で、看護を言語化したことからはじまる。ナイチンゲールは、クリミア戦争における兵士たちの死亡原因を整理し、幾何学的に図示した。この図示(ダイアグラム)は、不衛生な環境による感染症等が大きな死亡原因であることを示し、病院の衛生状態を改善することの必要性を訴えるとともに、戦地で行った病院環境改善と看護の提供がされると死亡率が低下したことから看護の力が立証されたことを示している。ナイチンゲールの業績にみられるように、死亡状況の観察にはじまる死亡原因の科学的な根拠に基づく看護の力を第三者に表現(言語化、可視化)したものであり、研究とは何かを考える際の参考になる。アメリカが「ゴールドマークレポート」「ブラウンレポート」を報告し、看護研究をけん引している、日本においては、第二次世界大戦後に学術団体が発足し、看護系大学が増加するに伴い、活発化している。
③ 生成AIとは、学習したデータを基に新しいコンテンツやアイデアを生成する人工知能(AI)のことである。現在、日常生活で使うことが増えており、学習や研究にもあらゆる段階において使用されることが増えているが、使い方を誤ると情報の信頼性や倫理的な問題を引き起こすことがある。研究発表においては、近年、不適切な使い方が問題となるケースが増えている。便利なツールではあるが、そのような問題を起こすことがないように、情報の確認をすること、知的財産や著作権を守ることなどを中心に注意点を学び、予習や復習での使い方、長文作成における使い方、レポート作成での使い方などをルールを理解し活用できることをめざす。
キーワード
① EBP ② 看護の言語化 ③ ゴールドマークレポート ④ ブラウンレポート ⑤ 生成AI
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p1~12『看護研究を学ぶ前にー調べること・研究の楽しさを知ろう』、p16~30『看護研究とは』をよく読み、調べることと研究の違い、なぜ看護研究を学ぶのかを考える。また、キーワードにある語句『EBP』、『看護の言語化』、『ゴールドマークレポート』、『ブラウンレポート』、『生成AI』について調べ、理解して授業に臨む。『生成AI』に関する利点と欠点について考える。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことをふまえて、日常の経験から研究疑問を探索する。自分の興味や疑問に感じることなどを、きっかけやエピソードとともに、なぜ研究したいと思ったか、ヨリソルにある「研究方法論・ワークシート1」を記載する。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
2
看護研究の種類1
科目の中での位置付け
研究疑問(リサーチクエスチョン)とは、研究設問であり、研究によって明らかにしたい問いである。クエスチョンであるため、疑問形で表現される。「知りたい」「探求したい」「言語化したい」「作り出したい」と考えている内容を余分な言葉を取り除いて簡潔に表現したものである。研究テーマは、研究の主題、研究の中心となる問題のことである。研究課題は、研究による解決が必要な困りごとや問題、研究の主題の紹介や、重要性、理論的根拠、明らかにしたい内容の説明を含むものである。研究疑問を明らかにするのが看護研究である。これは研究の核となるものであり、精錬されていないと良い研究とは言えない。第2回では、まずは疑問として挙げたものを精錬させるプロセスを学ぶ。また、研究疑問(リサーチクエスチョン)の種類について学ぶ。看護研究の分類について、研究疑問(リサーチクエスチョン)の種類による分類以外に、データ収集方法の違いや研究意図による違いによる分類についても学び、研究デザイン(量的デザイン)の実際について学ぶ。
・コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p34~45、p110~148(電子書籍)
コマ主題細目
① 研究疑問(リサーチクエスチョン)とその種類 ② 研究デザインの種類、看護研究のデータ収集方法の違い、研究意図およびデータの種類による分類 ③ 研究デザインの実際(量的研究)
細目レベル
① 研究疑問(リサーチクエスチョン)にならないものは、もう既に明らかになっていることや、個人の興味関心に終わってしまうもの、どんなに知りたくても倫理的に反していない、「これがわかったら何がいいの?」に答えられものである。リサーチクエスチョン決定のプロセスとしては、①疑問を書きだす②疑問を絞り込む、③仮のリサーチクエスチョンの設定する、④文献レビュー、⑤FINERの基準と照らし合わせるという決定のプロセスがある。疑問を書きだす段階では、そもそものリサーチクエスチョンは何かをじっくり検討し、頭の中にあるものを、文字・言葉にする、キーワードを書いてみるなどがある。さらには、その関連図(概念図のようなもの)を作成するとよい。疑問を絞り込む段階では、既に答えが出ていないかを自問自答し、研究では答えがでないものか、研究するまでもないか、意義があるかを検討する。その後仮の研究疑問(リサーチクエスチョン)を決定する。文献レビューについては、別のコマで詳細を説明する。最後にFINERの基準と照らし合わせる。Feasible:実施現可能か、Interesting:興味深いか、Novel:新規性、はじめての試みか、Ethical:倫理的か、Relevant:社会的な必要性があるかである。
② 研究疑問の問いのレベルには、Ⅰそれは何か、Ⅱ何が起こっているのか、何が関係しているのか、Ⅲ関係があるだろうか、どの程度関係があるだろうか、Ⅳ何が原因となっているのかの4つのレベルがある。それによる分類では、レベルⅠ:記述的研究、探索研究、レベルⅡ:記述的研究、レベルⅢ:相関関係研究、検証研究、レベルⅣ:因果仮説研究、検証研究がある。データ収集方法による分類には、質問紙調査法、面接調査法、観察調査法、心理判定法がある。その他、データが数で示される研究:量的研究、データが質で示される研究:質的研究、特手の1回だけのデータを収集し、母集団の横断面をみる研究:横断的研究、ある期間、対象を追跡し、繰り返しデータ収集をして時間の経過による変化をみる研究:縦断的研究がある。
③ 量的研究は、研究者の関心のある変数を設定し、数値データを収集し統計分析を行う研究である。量的研究デザインには、実態調査研究、相関研究、実験研究などがある。実態調査研究では、関心のあるデータを収集し、どのような特徴があるかを明らかにする研究である。相関研究とは、関心のあることとそれに関連する因子の関連性(相関)を明らかにする研究である。そのためにまずは仮説を立てて研究を計画する。ケースコントロール研究とは、問題となることの原因を明らかにするため、その問題が発生しているケースと発生していないケースを、過去にさかのぼって比較する研究である。コホート研究とは、問題となる原因がある程度わかり、原因を持つ集団と持たない集団で、これから先問題が起こるかを調査する研究である。実験研究とは、仮説に基づいて、関心のあることに関連する要因に介入すればよい効果があるかどうか調査する研究である。
キーワード
① 研究疑問(リサーチクエスチョン) ② FINERの基準 ③ 研究課題の問いのレベル ④ 量的研究 ⑤ 仮説
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業終了時、コンピューター上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p34~45『看護研究のはじめ方ーリサーチクエスチョンをたてる』、p110~148『研究デザインー研究の設計と方法の選択』をよく読み、研究デザイン緒多様性、量的研究と質的研究の違いについてまとめておく。第1回授業の復習で記載した「研究方法論・ワークシート1」について、どのような研究デザインが適しているか考える。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことをふまえて、予習で行った「研究方法論・ワークシート1」の研究デザインについて再度考える。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
3
看護研究の種類2
科目の中での位置付け
研究疑問(リサーチクエスチョン)とは、研究設問であり、研究によって明らかにしたい問いである。クエスチョンであるため、疑問形で表現される。「知りたい」「探求したい」「言語化したい」「作り出したい」と考えている内容を余分な言葉を取り除いて簡潔に表現したものである。研究テーマは、研究の主題、研究の中心となる問題のことである。研究課題は、研究による解決が必要な困りごとや問題、研究の主題の紹介や、重要性、理論的根拠、明らかにしたい内容の説明を含むものである。研究疑問を明らかにするのが看護研究である。これは研究の核となるものであり、精錬されていないと良い研究とは言えない。第3回では、第2回で学習した研究疑問(リサーチクエスチョン)を精錬するプロセス、それらによる研究の分類を踏まえて、研究デザイン(質的デザイン)の実際について学ぶ。
・コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p34~45、p110~148(電子書籍)
コマ主題細目
① 研究疑問(リサーチクエスチョン)とその種類 ② 研究疑問(リサーチクエスチョン)の種類、看護研究のデータ収集方法の違い、研究意図およびデータの種類による分類 ③ 研究デザインの実際(質的的研究)
細目レベル
① 研究疑問(リサーチクエスチョン)にならないものは、もう既に明らかになっていることや、個人の興味関心に終わってしまうもの、どんなに知りたくても倫理的に反していない、「これがわかったら何がいいの?」に答えられものである。リサーチクエスチョン決定のプロセスとしては、①疑問を書きだす②疑問を絞り込む、③仮のリサーチクエスチョンの決定する、④文献レビュー、⑤FINERの基準と照らし合わせるという決定のプロセスがある。疑問を書きだす段階では、そもそものリサーチクエスチョンは何かをじっくり検討し、頭の中にあるものを、文字・言葉にする、キーワードを書いてみるなどがある。さらには、その関連図(概念図のようなもの)を作成するとよい。疑問を絞り込む段階では、既に答えが出ていないかを自問自答し、研究では答えがでないものか、研究するまでもないか、意義があるかを検討する。その後仮の研究疑問(リサーチクエスチョン)を決定する。文献レビューについては、別のコマで詳細を説明する。最後にFINERの基準と照らし合わせる。Feasible:実施現可能か、Interesting:興味深いか、Novel:新規性、はじめての試みか、Ethical:倫理的か、Relevant:社会的な必要性があるかである。
② 研究課題の問いのレベルには、Ⅰそれは何か、Ⅱ何が起こっているのか、何が関係しているのか、Ⅲ関係があるだろうか、どの程度関係があるだろうか、Ⅳ何が原因となっているのかの4つのレベルがある。それによる分類では、レベルⅠ:記述的研究、探索研究、レベルⅡ:記述的研究、レベルⅢ:相関関係研究、検証研究、レベルⅣ:因果仮説研究、検証研究がある。データ収集方法による分類には、質問紙調査法、面接調査法、観察調査法、心理判定法がある。その他、データが数で示される研究:量的研究、データが質で示される研究:質的研究、特手の1回だけのデータを収集し、母集団の横断面をみる研究:横断的研究、ある期間、対象を追跡し、繰り返しデータ収集をして時間の経過による変化をみる研究:縦断的研究がある。
③ 質的研究は、気になる現象をまるごととらえて「それは何か」を明らかにする研究である。質的研究デザインには、事例研究、質的記述的研究、内容分析、エスノグラフィー、グラウンデッドセオリー、現象学的アプローチ、歴史研究などがある。事例研究は、ケースを対象とした研究である。質的記述的研究とは、社会科学一般を基盤とし、質的データを用いて現象をありのままに記述する研究である。内容分析とは、ある特定の特徴を明らかにするために、テキストデータを意味のある類似性に基づき分類する研究である。哲学的基盤を基にして行う研究には、エスノグラフィー、グラウンデッドセオリー、現象学的アプローチがる。歴史研究とは、過去のできごとを系統的に収集し、検討する研究である。その他にもKJ法、アクションリサーチがある。
キーワード
① 研究疑問(リサーチクエスチョン) ② FINERの基準 ③ 研究課題の問いのレベル ④ 質的研究 ⑤ 基盤となる哲学
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業終了時、コンピューター上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p34~45『看護研究のはじめ方ーリサーチクエスチョンをたてる』、p110~148『研究デザインー研究の設計と方法の選択』をよく読み、研究デザインの多様性、量的研究と質的研究の違いについてまとめておく。第1回授業の復習で記載した「研究方法論・ワークシート1」について、どのような研究デザインが適しているか考える。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことをふまえて、予習で行った「研究方法論・ワークシート1」の研究デザインについて再度考える。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
4
文献レビュー1
科目の中での位置付け
本科目では、看護学部の教育理念にある「人々のライフサイクルに応じた多様な健康ニーズに対応できる広い視野で、科学的・専門的な知識と技術に基づく判断力と探究心」の育成として、文献や資料から得られる情報の吟味のしかたや、科学的な分析方法の基礎を理解し、グローバルな視野から質の高い看護に結びつけられることを目指す。具体的には、研究疑問(リサーチクエスチョン)を研究として発展させるために、文献の網羅的検索方法を学び、研究目的に応じた研究方法を選択でき研究計画をたてることができる力(研究力)をつけることがこの科目のねらいである。第4回では、あるテーマへの興味や研究疑問(リサーチクエスチョン)をもとに、科学的な根拠の視点から、研究疑問(リサーチクエスチョン)を精錬するために必要となる文献検索の重要性、文献の種類、文献レビューについて学ぶ。また、文献の検索方法からレビューを通して、研究疑問(リサーチクエスチョン)を精錬し、得られた文献から研究方法の検討の仕方についても学ぶ。
・コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p48~82(電子書籍)
コマ主題細目
① 文献検索の重要性とその種類 ② 文献レビュー ③ 文献検索の方法
細目レベル
① 研究の目的を達成をするためには、調査を開始するまえに情報収集をしっかり行う必要がある。情報とは「そのものごとの内容や事情についての知識」であり、適切な判断をしたり、行動の意思決定をしたりすることに役立つものである。看護師としてケアを行うために必要であり、信頼のおける確実な情報がエビデンスとなる。文献の種類には、学位論文、学術雑誌論文、一般施文論文があり、学位論文や学術雑誌論文は複数の専門家が審査あるいは査読したものが多く、質の担保がされているものが多い。これらの中で情報としてどの種類の論文を用いればよいかを学ぶ。これらの文献は一次文献と呼ばれている。二次文献とは、一次文献の情報が掲載された索引誌やデータベースのことである。
② 文献レビューとは興味のあることなどに関する文献を網羅的に探索し、それらの研究をクリティーク(吟味・分析)することである。研究疑問(リサーチクエスチョン)を明確にするために、研究してみたいことについてまずは検索してみる。ここでは、自分が研究したことがすでに「わかっていること」なのか、「まだわかっていないこと」なのかを確認する。文献の概要を抄録などで確認し、研究疑問(リサーチクエスチョン)を精錬していく。文献のkeywordも確認する。研究疑問(リサーチクエスチョン)が決まったら、再度、主要なデータベースなどを用いて検索し、自分の研究疑問(リサーチクエスチョン)に関連の高い文献を入手する。入手した文献を整理し、クリティーク(吟味・分析)しまとめる方法を学ぶ。
③ 本学で利用できる医療・看護系のデータベースとして、医中誌Web、最新看護索引Web、メディカルオンライン、PubMedがあり、無料で公開されているデータベースには、J-STAGE、Google Scholar(学術論文検索エンジン)がある。それぞれの特徴〔テキストp.58「表3-1」〕と、各データベースの収載誌について理解することが出来る。また、特定のテーマに関して文献検索をする際に文献の漏れを防ぐ方法として「シソーラス(統制語)」という用語と自動マッピング機能〔テキストp.61「図3-5と3-6」〕がある。シソーラスとは、データベース検索のための用語集で、様々な言い方で表現される用語を、一つの言葉に置き換えるための辞書の役割をもつ。また、自動マッピング機能は、検索語が統制語の同義語として登録されている場合に、検索語による検索結果と統制語による検索結果の両方をあわせて表示する機能であることを理解することができる。このシソーラス機能および自動マッピング機能の活用について理解したうえで、網羅的な文献検索方法について、最も良く使用する可能性のあるデータベース医中誌Webでの検索を確認しながら、具体的にどのように検索するのかを学ぶ。
キーワード
① 文献検索 ② 一次文献と二次文献 ③ クリティーク ④ 文献レビュー ⑤ シソーラス
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業終了時、コンピューター上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p48~82『情報の検索と吟味ー文献レビューとその方法』をよく読み、情報の探索のポイント、データベースの種類と使用方法、文献の入手方法と整理方法、文献レビューとクリティークについてまとめておく。第1回授業の復習で記載した「研究方法論・ワークシート1」について、どのようなキーワードで、どのようなデータベースを使って文献検索をすればよいか考える。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことをふまえて、予習で行った「研究方法論・ワークシート2」の研究してみたいことについて、学習したことを踏まえて実際に文献検索を行い、どのような研究がされており、すでにわかっていることとまだわかっていないことは何か、キーワードにかどのようなものがあるか、研究疑問(リサーチクエスチョン)を仮定してみる。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
5
文献レビュー2
科目の中での位置付け
本科目では、看護学部の教育理念にある「人々のライフサイクルに応じた多様な健康ニーズに対応できる広い視野で、科学的・専門的な知識と技術に基づく判断力と探究心」の育成として、文献や資料から得られる情報の吟味のしかたや、科学的な分析方法の基礎を理解し、グローバルな視野から質の高い看護に結びつけられることを目指す。具体的には、研究疑問(リサーチクエスチョン)を研究として発展させるために、文献の網羅的検索方法を学び、研究目的に応じた研究方法を選択でき研究計画をたてることができる力(研究力)をつけることがこの科目のねらいである。第4回では、あるテーマへの興味や研究疑問(リサーチクエスチョン)をもとに、科学的な根拠の視点から、研究疑問(リサーチクエスチョン)を精錬するために必要となる文献レビュー(文献検索、文献の入手方法と整理、文献クリティーク)について学ぶ。また、文献の検索からクリティークを通して、研究疑問(リサーチクエスチョン)を精錬し、得られた文献から研究方法の検討の仕方についても学ぶ。
・コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p48~82(電子書籍)
コマ主題細目
① 文献の入手 ② 文献の整理 ③ 研究疑問(リサーチクエスチョン)の明確化
細目レベル
① 文献を検索し、得られたリストから、題名(タイトル)を確認して自分の研究疑問(リサーチクエスチョン)と照らし合わせ、自分の研究疑問(リサーチクエスチョン)と近いまたは関連する場合には、抄録(要旨)を読み、入手すべき文献であるか選択する。自分の疑問に関連しそうな論文を選択したら、次にその文献が掲載された雑誌または記事を探して入手し、本文を読む必要がある。文献の入手には、図書館の「蔵書検索システム」で検索し、所属が確認出来た雑誌を手に取り読む方法と、図書館の「文献複写サービス」を利用して文献をほかの図書館から取り寄せてもらうサービス(有料)を利用する方法があることを学ぶ。また、本学ではメディカルオンラインという電子ジャーナルの契約があることや、無料で公開されているJ-STAGEなどの文献データベースからも入手できることを学ぶ。
② 入手した論文を読む際には、科学的な根拠が得られる文献であるか精査する必要がある。科学的根拠が得られる情報とは、対象や方法が適切に記載され、再現可能な研究方法から得られたデータを、適切な方法で分析し、整理し、結果として示されていることが重要である。第4回で学習した文献の種類を踏まえ、質の担保ができるように慎重に、その発信源や情報の信頼性について確認することが必要である。文献整理の方法として、カード方式とマトリックス方式〔テキストp.66-67「図3-7と表3-2」〕があることを学び、実際に医中誌Webで検索した検索結果から、マトリックス方式で文献整理する過程を見ながら理解する。文献を整理したら、文献カードやマトリックスで確認し、文献全体を見渡すことで、再度自分の研究疑問(リサーチクエスチョン)を言葉にして書き表す作業を行う。そしてさらに複数の文献を分析し、先行研究全体の研究の動向や評価などをまとめる文献レビューを行い、研究疑問(リサーチクエスチョン)を精練することを学ぶ。
③ 研究疑問(リサーチクエスチョン)を決定するプロセスとしては、第2回で学習したように、①疑問を書きだす、②疑問を絞り込む、③仮の研究疑問(リサーチクエスチョン)の決定、④文献レビュー、⑤FINERの基準と照らし合わせる、⑥決定のプロセスがある。疑問を書きだす段階では、そもそものリサーチクエスチョンは何かをじっくり検討し、頭の中にあるものを、文字・言葉にする、キーワードを書いてみるなどがある。さらには、その関連図(概念図のようなもの)を作成するとよい。疑問を絞り込む段階では、既に答えが出ていないかを自問自答し、研究では答えがでないものか、研究するまでもないか、意義があるかを検討する。その後仮の研究疑問(リサーチクエスチョン)を決定する。ここでは、さらに詳細に文献レビューを行う。文献レビューから研究の新規性や独創性、意義について確認することで、研究疑問(リサーチクエスチョン)を明確化することを学ぶ。
キーワード
① 文献の入手 ② 蔵書検索システム ③ 文献の整理 ④ カード方式とマトリックス方式 ⑤ 研究疑問(リサーチクエスチョン)の精練
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業終了時、コンピューター上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p48~82『情報の検索と吟味ー文献レビューとその方法』をよく読み、情報の探索のポイント、データベースの種類と使用方法、文献の入手方法と整理方法、文献レビューとクリティークについて見直す。第4回授業の復習で記載した「研究方法論・ワークシート2」についても見直す。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことをふまえて、予習で行った「研究方法論・ワークシート2」の研究してみたいことについて見直し、加筆・修正をする。また、「研究方法論・ワークシート3」に、研究を行う意義、再検討したキーワード、各データベースを利用した詳細な文献検索を行い、研究の新規性や独創性について記載する。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
6
文献クリティーク1(量的研究・個人ワーク)
科目の中での位置付け
本科目では、看護学部の教育理念にある「人々のライフサイクルに応じた多様な健康ニーズに対応できる広い視野で、科学的・専門的な知識と技術に基づく判断力と探究心」の育成として、文献や資料から得られる情報の吟味のしかたや、科学的な分析方法の基礎を理解し、グローバルな視野から質の高い看護に結びつけられることを目指す。具体的には、研究疑問を研究として発展させるために、文献の網羅的検索方法を学び、研究目的に応じた研究方法を選択でき研究計画をたてることができる力(研究力)をつけることがこの科目のねらいである。第6回では、第5回までに学習したことをふまえ、実際に量的研究の文献をクリティークする。まずは個人で取組み、クリティークのポイントに沿って書かれている内容を正しく理解し、論文の意味を判断する。その後第7回では、グループワークを通して文献をさらに深く読み込み、いろいろな側面から精読し、その内容を正確に理解し、論文の意味を判断することを学ぶ。
・コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p68~71(電子書籍)
コマ主題細目
① クリティークの目的 ② 論文の構成 ③ クリティークのポイント
細目レベル
① レビューをする自分の研究疑問に近い文献の1つ1つを批判的な視点ももち、深く読み込む方法をクリティークという。クリティークの目的は、①明らかになった知見に意義があるか、②明らかになった知見は真実か、③看護実践・教育・管理に活用できる内容か、④看護研究を計画していくにあたりどのような示唆を与えるものかを知るために行い、これにより得られた知識から自分の研究疑問(リサーチクエスチョン)を他者に説明し、提起することに繋がることを学ぶ。
② クリティークをするためには、論文の構成を知る必要がる。論文は、①はじめに(序論)introduction、②方法methods、③結果results、④考察discussionの4つで構成されていることが多い。①はじめに(序論)では、研究テーマに関する背景、すでにわかっていること、まだわかっていないこと、研究の意義、目的が書かれている。②方法は、研究デザイン、調査対象、人数、調査項目、データ収集方法、分析方法などが記載される。③結果には、分析後に得られた結果が書かれる。④考察には、他の文献も用いて得られた結果が持つ意味や価値、研究疑問(リサーチクエスチョン)に対する答えが記載されることを学ぶ。
③ 具体的なクリティークの視点は、『タイトル』に研究の概要が完結に示されているか、『はじめに』に研究の背景、異議が理論的にのべられているか、『方法』に研究目的を達成するために適切な方法を用いており、そのことを判断できる具大的な情報が示されているのか、『結果』に研究目的及び研究方法に応じた結果が十分に示されているのか、『考察』に研究結果と文献を照合し、研究目的を達成すべく論じられているのか、『論文全体』においてタイトル、研究目的、研究方法、結果、考察に一貫性があるかであり、この視点について学ぶことができる〔テキストp.70「表3-3」〕。
キーワード
① クリティーク ② 論文の構成 ③ クリティークのポイント ④ 量的研究 ⑤ 量的研究の評価
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業終了時、ヨリソル上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p68~71『文献の読み方ークリティーク』をよく読み、クリティークの目的、論文の構成、クリティークのポイントをまとめる。また、第1回で学習した『生成AI』の利用に関する利点と欠点について復習する。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことをふまえて、個人ワークで行ったクリティーク「研究方法論・ワークシート4-1、4-2」を完成させる。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
7
文献クリティーク2(量的研究・グループワーク)
科目の中での位置付け
本科目では、看護学部の教育理念にある「人々のライフサイクルに応じた多様な健康ニーズに対応できる広い視野で、科学的・専門的な知識と技術に基づく判断力と探究心」の育成として、文献や資料から得られる情報の吟味のしかたや、科学的な分析方法の基礎を理解し、グローバルな視野から質の高い看護に結びつけられることを目指す。具体的には、研究疑問を研究として発展させるために、文献の網羅的検索方法を学び、研究目的に応じた研究方法を選択でき研究計画をたてることができる力(研究力)をつけることがこの科目のねらいである。
第6回では、第5回までに学習したことをふまえ、実際に量的研究の文献をクリティークする。まずは個人で取組み、クリティークのポイントに沿って書かれている内容を正しく理解し、論文の意味を判断する。その後第7回では、グループワークを通して文献をさらに深く読み込み、いろいろな側面から精読し、その内容を正確に理解し、論文の意味を判断することを学ぶ。
・コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p68~71(電子書籍)
コマ主題細目
① クリティークの目的 ② 論文の構成 ③ クリティークのポイント
細目レベル
① レビューをする自分の研究疑問に近い文献の1つ1つを批判的な視点ももち、深く読み込む方法をクリティークという。クリティークの目的は、①明らかになった知見に意義があるか、②明らかになった知見は真実か、③看護実践・教育・管理に活用できる内容か、④看護研究を計画していくにあたりどのような示唆を与えるものかを知るために行い、これにより得られた知識から自分の研究疑問(リサーチクエスチョン)を他者に説明し、提起することに繋がることを学ぶ。
② クリティークをするためには、論文の構成を知る必要がる。論文は、①はじめに(序論)introduction、②方法methods、③結果results、④考察discussionの4つで構成されていることが多い。①はじめに(序論)では、研究テーマに関する背景、すでにわかっていること、まだわかっていないこと、研究の意義、目的が書かれている。②方法は、研究デザイン、調査対象、人数、調査項目、データ収集方法、分析方法などが記載される。③結果には、分析後に得られた結果が書かれる。④考察には、他の文献も用いて得られた結果が持つ意味や価値、研究疑問(リサーチクエスチョン)に対する答えが記載されることを学ぶ。
③ 具体的なクリティークの視点は、『タイトル』に研究の概要が完結に示されているか、『はじめに』に研究の背景、異議が理論的にのべられているか、『方法』に研究目的を達成するために適切な方法を用いており、そのことを判断できる具大的な情報が示されているのか、『結果』に研究目的及び研究方法に応じた結果が十分に示されているのか、『考察』に研究結果と文献を照合し、研究目的を達成すべく論じられているのか、『論文全体』においてタイトル、研究目的、研究方法、結果、考察に一貫性があるかであり、この視点について学ぶことができる〔テキストp.70「表3-3」〕。個人ワークで取り組んだクリティークをもとに、グループワークを行い、いろいろな側面から精読し、その内容を正確に理解し、論文の意味を判断することを学ぶ。
キーワード
① クリティーク ② 論文の構成 ③ クリティークのポイント ④ 量的研究 ⑤ 量的研究の評価
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業終了時、ヨリソル上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p68~71『文献の読み方ークリティーク』をよく読み、クリティークの目的、論文の構成、クリティークのポイントをまとめる。また、第1回で学習した『生成AI』の利用に関する利点と欠点について復習する。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことをふまえて、グループワークで行ったクリティーク「研究方法論・ワークシート5」を完成させる。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
8
文献クリティーク3(量的研究・発表)
科目の中での位置付け
本科目では、看護学部の教育理念にある「人々のライフサイクルに応じた多様な健康ニーズに対応できる広い視野で、科学的・専門的な知識と技術に基づく判断力と探究心」の育成として、文献や資料から得られる情報の吟味のしかたや、科学的な分析方法の基礎を理解し、グローバルな視野から質の高い看護に結びつけられることを目指す。具体的には、研究疑問を研究として発展させるために、文献の網羅的検索方法を学び、研究目的に応じた研究方法を選択でき研究計画をたてることができる力(研究力)をつけることがこの科目のねらいである。第8回では、第5回までに学習したことをふまえ、第6回、第7回で実際に個人およびグループで行ったクリティークについて発表し共有する。クリティークのポイントに沿って書かれている内容を正しく理解し、論文の意味を判断する。いろいろな側面から精読し、その内容を正確に理解し、論文の意味を判断することを学ぶ。
・コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p68~71(電子書籍)
コマ主題細目
① クリティークの発表 ② データ収集 ③ データ分析
細目レベル
① 具体的なクリティークの視点は、『タイトル』に研究の概要が完結に示されているか、『はじめに』に研究の背景、異議が理論的にのべられているか、『方法』に研究目的を達成するために適切な方法を用いており、そのことを判断できる具大的な情報が示されているのか、『結果』に研究目的及び研究方法に応じた結果が十分に示されているのか、『考察』に研究結果と文献を照合し、研究目的を達成すべく論じられているのか、『論文全体』においてタイトル、研究目的、研究方法、結果、考察に一貫性があるかであり、この視点について学ぶことができる〔テキストp.70「表3-3」〕。個人ワーク、グループワークでまとめたクリティークの発表をする。
② 第2回の学習内容と第6回、第7回個人ワークおよびグループワークを踏まえ、代表グループの発表を聴いて、量的研究のデータ収集について学ぶ。データとは何か、標本の選択(誰を対象にしてどのように収集するのか)についても学ぶ。よく行われる質問紙調査のデータ収集方法をクリティークした論文をもとに学習する。質問紙作成の手順として、研究疑問(リサーチクエスチョン)の確認、文献検討による準備、変数の設定、質問紙案作成および予備調査、質問紙調査の長所・短所についても学ぶ。ほかにも生理学的測定データの収集、開発された尺度の活用についても学ぶ。
③ 第2回の学習内容と第6回、第7回個人ワークおよびグループワークを踏まえ、代表グループの発表を聴いて、量的研究のデータ分析について学ぶ。量的データ分析の手順、データ入力、記述統計による変数の特徴の解釈、推測統計による変数の関連性の解釈、適切な検定法の選択について、クリティークした論文をもとに学習する。その他にも複雑な現象の解明に用いられる多変量解析法についても触れる。
キーワード
① クリティーク ② 論文の構成 ③ データ収集 ④ データ分析 ⑤ 量的研究の評価
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業終了時、コンピュータ上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p68~71『文献の読み方ークリティーク』をよく読み、クリティークの目的、論文の構成、クリティークのポイントをまとめる。また、第1回で学習した『生成AI』の利用に関する利点と欠点について復習する。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことおよび発表をふまえて、個人およびグループワークで行ったクリティーク「研究方法論・ワークシート4-1、4-2、5」に加筆・修正をする。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
9
文献クリティーク4(質的研究・個人ワーク)
科目の中での位置付け
本科目では、看護学部の教育理念にある「人々のライフサイクルに応じた多様な健康ニーズに対応できる広い視野で、科学的・専門的な知識と技術に基づく判断力と探究心」の育成として、文献や資料から得られる情報の吟味のしかたや、科学的な分析方法の基礎を理解し、グローバルな視野から質の高い看護に結びつけられることを目指す。具体的には、研究疑問(リサーチクエスチョン)を研究として発展させるために、文献の網羅的検索方法を学び、研究目的に応じた研究方法を選択でき研究計画をたてることができる力(研究力)をつけることがこの科目のねらいである。第9回では、第5回までに学習したことをふまえ、実際に質的研究の文献をクリティークする。まずは個人で取組み、クリティークのポイントに沿って書かれている内容を正しく理解し、論文の意味を判断する。その後第10回では、グループワークを通して文献をさらに深く読み込み、いろいろな側面から精読し、その内容を正確に理解し、論文の意味を判断することを学ぶ。
・コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p68~71(電子書籍)
コマ主題細目
① クリティークの目的 ② 論文の構成 ③ クリティークのポイント
細目レベル
① レビューをする自分の研究疑問に近い文献の1つ1つを批判的な視点ももち、深く読み込む方法をクリティークという。クリティークの目的は、①明らかになった知見に意義があるか、②明らかになった知見は真実か、③看護実践・教育・管理に活用できる内容か、④看護研究を計画していくにあたりどのような示唆を与えるものかを知るために行い、これにより得られた知識から自分の研究疑問(リサーチクエスチョン)を他者に説明し、提起することに繋がることを学ぶ。
② クリティークをするためには、論文の構成を知る必要がる。論文は、①はじめに(序論)introduction、②方法methods、③結果results、④考察discussionの4つで構成されていることが多い。①はじめに(序論)では、研究テーマに関する背景、すでにわかっていること、まだわかっていないこと、研究の意義、目的が書かれている。②方法は、研究デザイン、調査対象、人数、調査項目、データ収集方法、分析方法などが記載される。③結果には、分析後に得られた結果が書かれる。④考察には、他の文献も用いて得られた結果が持つ意味や価値、研究疑問(リサーチクエスチョン)に対する答えが記載されることを学ぶ。
③ 具体的なクリティークの視点は、『タイトル』に研究の概要が完結に示されているか、『はじめに』に研究の背景、異議が理論的にのべられているか、『方法』に研究目的を達成するために適切な方法を用いており、そのことを判断できる具大的な情報が示されているのか、『結果』に研究目的及び研究方法に応じた結果が十分に示されているのか、『考察』に研究結果と文献を照合し、研究目的を達成すべく論じられているのか、『論文全体』においてタイトル、研究目的、研究方法、結果、考察に一貫性があるかであり、この視点について学ぶことができる〔テキストp.70「表3-3」〕。
キーワード
① クリティーク ② 論文の構成 ③ クリティークのポイント ④ 質的研究 ⑤ 質的研究の評価
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p68~71『文献の読み方ークリティーク』をよく読み、クリティークの目的、論文の構成、クリティークのポイントをまとめる。また、第1回で学習した『生成AI』の利用に関する利点と欠点について復習する。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことをふまえて、個人ワークで行ったクリティーク「研究方法論・ワークシート6-1、6-2」を完成させる。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
10
文献クリティーク5(質的研究・グループワーク)
科目の中での位置付け
本科目では、看護学部の教育理念にある「人々のライフサイクルに応じた多様な健康ニーズに対応できる広い視野で、科学的・専門的な知識と技術に基づく判断力と探究心」の育成として、文献や資料から得られる情報の吟味のしかたや、科学的な分析方法の基礎を理解し、グローバルな視野から質の高い看護に結びつけられることを目指す。具体的には、研究疑問(リサーチクエスチョン)を研究として発展させるために、文献の網羅的検索方法を学び、研究目的に応じた研究方法を選択でき研究計画をたてることができる力(研究力)をつけることがこの科目のねらいである。第9回では、第5回までに学習したことをふまえ、実際に質的研究の文献をクリティークする。まずは個人で取組み、クリティークのポイントに沿って書かれている内容を正しく理解し、論文の意味を判断する。その後第10回では、グループワークを通して文献をさらに深く読み込み、いろいろな側面から精読し、その内容を正確に理解し、論文の意味を判断することを学ぶ。
・コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p68~71(電子書籍)
コマ主題細目
① クリティークの目的 ② 論文の構成 ③ クリティークのポイント
細目レベル
① レビューをする自分の研究疑問に近い文献の1つ1つを批判的な視点ももち、深く読み込む方法をクリティークという。クリティークの目的は、①明らかになった知見に意義があるか、②明らかになった知見は真実か、③看護実践・教育・管理に活用できる内容か、④看護研究を計画していくにあたりどのような示唆を与えるものかを知るために行い、これにより得られた知識から自分の研究疑問(リサーチクエスチョン)を他者に説明し、提起することに繋がることを学ぶ。
② クリティークをするためには、論文の構成を知る必要がる。論文は、①はじめに(序論)introduction、②方法methods、③結果results、④考察discussionの4つで構成されていることが多い。①はじめに(序論)では、研究テーマに関する背景、すでにわかっていること、まだわかっていないこと、研究の意義、目的が書かれている。②方法は、研究デザイン、調査対象、人数、調査項目、データ収集方法、分析方法などが記載される。③結果には、分析後に得られた結果が書かれる。④考察には、他の文献も用いて得られた結果が持つ意味や価値、研究疑問(リサーチクエスチョン)に対する答えが記載されることを学ぶ。
③ 具体的なクリティークの視点は、『タイトル』に研究の概要が完結に示されているか、『はじめに』に研究の背景、異議が理論的にのべられているか、『方法』に研究目的を達成するために適切な方法を用いており、そのことを判断できる具大的な情報が示されているのか、『結果』に研究目的及び研究方法に応じた結果が十分に示されているのか、『考察』に研究結果と文献を照合し、研究目的を達成すべく論じられているのか、『論文全体』においてタイトル、研究目的、研究方法、結果、考察に一貫性があるかであり、この視点について学ぶことができる〔テキストp.70「表3-3」〕。個人ワークで取り組んだクリティークをもとに、グループワークを行い、いろいろな側面から精読し、その内容を正確に理解し、論文の意味を判断することを学ぶ。
キーワード
① クリティーク ② 論文の構成 ③ クリティークのポイント ④ 質的研究 ⑤ 質的研究の評価
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p68~71『文献の読み方ークリティーク』をよく読み、クリティークの目的、論文の構成、クリティークのポイントをまとめる。また、第1回で学習した『生成AI』の利用に関する利点と欠点について復習する。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことをふまえて、グループワークで行ったクリティーク「研究方法論・ワークシート7」を完成させる。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
11
文献クリティーク6(質的研究・発表)
科目の中での位置付け
本科目では、看護学部の教育理念にある「人々のライフサイクルに応じた多様な健康ニーズに対応できる広い視野で、科学的・専門的な知識と技術に基づく判断力と探究心」の育成として、文献や資料から得られる情報の吟味のしかたや、科学的な分析方法の基礎を理解し、グローバルな視野から質の高い看護に結びつけられることを目指す。具体的には、研究疑問を研究として発展させるために、文献の網羅的検索方法を学び、研究目的に応じた研究方法を選択でき研究計画をたてることができる力(研究力)をつけることがこの科目のねらいである。第11回では、第5回までに学習したことをふまえ、第9回、第10回で実際に個人およびグループで行ったクリティークについて発表し共有する。クリティークのポイントに沿って書かれている内容を正しく理解し、論文の意味を判断する。いろいろな側面から精読し、その内容を正確に理解し、論文の意味を判断することを学ぶ。
・コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p68~71(電子書籍)
コマ主題細目
① クリティークの発表 ② データ収集 ③ データ分析
細目レベル
① 具体的なクリティークの視点は、『タイトル』に研究の概要が完結に示されているか、『はじめに』に研究の背景、異議が理論的にのべられているか、『方法』に研究目的を達成するために適切な方法を用いており、そのことを判断できる具大的な情報が示されているのか、『結果』に研究目的及び研究方法に応じた結果が十分に示されているのか、『考察』に研究結果と文献を照合し、研究目的を達成すべく論じられているのか、『論文全体』においてタイトル、研究目的、研究方法、結果、考察に一貫性があるかであり、この視点について学ぶことができる〔テキストp.70「表3-3」〕。個人ワーク、グループワークでまとめたクリティークの発表をする。
② 第2回の学習内容と第6回、第7回個人ワークおよびグループワークを踏まえ、代表グループの発表を聴いて、質的研究のデータ収集について学ぶ。データとは何か、標本の選択(誰を対象にしてどのように収集するのか)についても学ぶ。よく行われるインタビューデータ収集方法をクリティークした論文をもとに学習する。インタビューデータ収集の手順として、研究疑問(リサーチクエスチョン)の確認、文献検討による準備、インタビューガイドの作成、リハーサル、インタビューの実施、振り返りと記録、フォーカスグループインタビューのデータ収集方法について学ぶ。
③ 第2回の学習内容と第9回、第10回個人ワークおよびグループワークを踏まえ、代表グループの発表を聴いて、質的研究のデータ分析について学ぶ。質的データ分析の多様性とその特徴、テキストデータの分析の手順(データ化、コード化、カテゴリ化)について、クリティークした論文をもとに学習する。また、分析結果の解釈についても学ぶ。
キーワード
① クリティーク ② 論文の構成 ③ データ収集 ④ データ分析 ⑤ 質的研究の評価
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p68~71『文献の読み方ークリティーク』をよく読み、クリティークの目的、論文の構成、クリティークのポイントをまとめる。また、第1回で学習した『生成AI』の利用に関する利点と欠点について復習する。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことおよび発表をふまえて、個人およびグループワークで行ったクリティーク「研究方法論・ワークシート6-1、6-2、7」に加筆・修正をする。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
12
研究の進め方
科目の中での位置付け
第1回看護研究とは何か、第2回および第3回看護研究の種類、第4回および第5回文献検索、第6回~第11回までの文献クリティークを統合し、第12回では研究の進め方について理解し、4年次「看護研究」に向けて、自分で研究に取り組むための基礎力を培う。研究の進め方について、①研究してみたいことの列挙、研究してみたいことの目的を考える、②文献検索にてどのような研究がされているか、何がわかっていて、何がわかっていないかをまとめる、③関連するキーワードを列挙し、仮の研究疑問(リサーチクエスチョン)を設定する、④研究を行う意義を考える、⑤関連するキーワードを再度挙げ、定義する、⑥詳細な文献検索を行い、研究の新規性や独創性を考える、⑦研究疑問(リサーチクエスチョン)を精練する、⑧研究の概念枠組みを設定する、⑨研究方法を検討する、⑩研究における倫理的配慮をする、⑪研究計画書を作成する、⑫研究を実施する、⑬研究を発表するまでの流れを学ぶ。
・コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p34~45、p48~82、p110~148、p154~186、p190~244(電子書籍)
コマ主題細目
① 研究疑問(リサーチクエスチョン)の明確化 ② 研究の枠組みの決定 ③ 研究方法の決定
細目レベル
① 研究疑問(リサーチクエスチョン)を決定するプロセスとしては、第2回および第5回で学習したように、①疑問を書きだす、②疑問を絞り込む、③仮の研究疑問(リサーチクエスチョン)の決定、④文献レビュー、⑤FINERの基準と照らし合わせる、⑥決定のプロセスがある。疑問を書きだす段階では、そもそものリサーチクエスチョンは何かをじっくり検討し、頭の中にあるものを、文字・言葉にする、キーワードを書いてみるなどがある。さらには、その関連図(概念図のようなもの)を作成するとよい。疑問を絞り込む段階では、既に答えが出ていないかを自問自答し、研究では答えがでないものか、研究するまでもないか、意義があるかを検討する。その後仮の研究疑問(リサーチクエスチョン)を決定する。ここでは、さらに詳細に文献レビューを行う。文献レビューから研究の新規性や独創性、意義について確認することで、研究疑問(リサーチクエスチョン)を明確化することを復習する。
② 研究に関連することを挙げ、それらの関係を図示するなどして研究しようとする現象をどのように捉えるかが明確になる。既存の概念や理論を活用することで論理性や科学性が増すため、これから取り組もうとする研究に関連する概念や原理、理論などを看護学のみならず、他の学問分野からも探し出す重要性を学ぶ。クリティークした論文から概念枠組みを確認する。この枠組みを決定することで、研究で扱う範囲や特定の側面に限定することが示されることを学ぶ。また、概念枠組みの考え方は、①理論や概念から研究を考える方法、②研究疑問(リサーチクエスチョン)をあり理論の中に位置づけて考える方法、③既存の理論とは関係なく、そこにある現象そのものから法則性を捉える方法(帰納法)があることも学ぶ。
③ 研究方法の決定は、まず可能性を考えながら、対象や研究期間、研究者の能力、予算などを踏まえて研究内容を決定することを学ぶ。研究内容が決定したら、クリティークした論文をもとに、研究デザイン、研究対象、研究期間、研究場所、データ収集方法と手順、調査内容および測定用具、データ分析方法を決定することを学ぶ。
キーワード
① 研究疑問(リサーチクエスチョン)の明確化 ② FINERの基準 ③ 研究の概念枠組み ④ 研究内容の決定 ⑤ 研究方法の決定
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p34~45『看護研究の始め方ーリサーチクエスチョンをたてる』、p48~82『情報の探索と吟味ー文献レビューとその方法』、p110~148『研究デザインー研究の設計と方法の選択』、p154~186『データの収集』、p190~244『データの分析』をよく読み、復習する。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことをふまえて、研究の枠組み、研究方法を検討し、ヨリソルにある「研究方法論・ワークシート8」を記載する。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
13
看護研究における倫理的配慮
科目の中での位置付け
研究をおこなうにあたり必要な科学者の行動規範、研究者の責務、研究計画・実施に際しての倫理的配慮を理解する。研究は、研究疑問(リサーチクエスチョン)から研究計画の立案、計画にそったデータの収集、収集データの整理と分析、考察、結果、発表という段階をふむ。研究者はこれらの各段階で責任ある研究行為をしていかなければならない。研究者の責務として、研究を計画通りに正直におこなうこと、得られた結果を正確に伝えること、研究資源を無駄なく有効に効率的に使うこと、事実を客観的に伝えることが求められる。科学者の行動規範(日本学術会議)、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(文部科学省、厚生労働省)、看護研究における倫理指針(日本看護協会)を通して研究における倫理の考え方や倫理的配慮を学ぶ。
コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p86~104(電子書籍)
コマ主題細目
① 研究倫理の歴史 ② 遵守すべき倫理原則 ③ 研究倫理に関するガイドライン
細目レベル
① 人を対象とした研究の歴史をふりかえると、今日の研究倫理に関する考え方の根底となったニュルンベルグ綱領(1947年、人体実験の倫理)に始まり、ヘルシンキ宣言(1964年、臨床研究の倫理)ベルモントレポート(1979年、研究対象者保護のための倫理原則および指針)がある。医学系研究は、医学の発展に基づく人類への貢献と、人権の擁護の両立をはかるべく制定されてきたことを理解する。
② 研究は、真実を探求し、新たな知を創造していく活動である。研究者は、真実の探求に向けて真摯に取り組まなければならない。研究をするにあたり、科学者の行動規範(pp.95-96 表4-3)に記されている科学者の責務と公正な研究を理解し、社会の中の科学、法令遵守が必要であることを理解する。倫理原則(人格の尊重、善行、正義、守秘)は、研究倫理の根幹をなす基本的概念を特定したもので、これにより合理的な思考の枠組みが提供される。倫理指針は、倫理原則に基づいて定められた規則集である。研究者はデータを捏造、改ざん、盗用などの不正行為をすることなく、また、研究資金や研究組織の透明性を確保(利益相反の適切な管理)しておくことが求められる。
③ 擁護すべき権利として、情報を得る権利、自己決定の権利、不利益を受けない権利、利益を得る権利、正当な扱いを受ける権利、プライバシーの権利、匿名の権利などがあることを学ぶ。研究における倫理的配慮について、倫理ガイドライン、擁護されるべき権利を理解し、研究依頼書の書き方と同意のとり方に反映させることを学ぶ。看護研究における倫理指針(日本看護協会)や、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(文部科学省、厚生労働省)などの研究倫理に関するガイドラインを確認して、研究計画書を作成し、この研究計画を研究倫理審査委員会で研究計画の倫理的妥当性と科学的合理性を審査で承認を得て研究の実施ができることを理解する。
キーワード
① ニュルンベルグ綱領 ② ヘルシンキ宣言 ③ インフォームドコンセント ④ 情報の保護と開示 ⑤ 研究不正の防止
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p86~104『研究における倫理的配慮』をよく読み、研究における倫理的配慮の知識を確認し授業に臨む。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことをふまえて、研究における倫理的配慮7点について復習する。また、研究における倫理審査の流れについても復習し、ヨリソルにある「研究方法論・ワークシート9」を記載する。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
14
研究計画書の作成
科目の中での位置付け
研究手法の規定に従って研究計画を立てることが大切である。研究は自分だけで満足して行うものではなく、客観的に評価されなければならない。問題に対して研究疑問(リサーチクエスチョン)を明確化し、この疑問の答えを得ることで問題が解決する。この研究による成果を社会に発信して実施した研究が意義をもつことになる。研究計画書は、意義のある研究をおこなうために、研究実施前に研究者が何をどのように研究しようとしているのかを記述した文書であることを理解する。第14回では、研究計画書の書き方について学ぶ。4年次で学習する看護研究で実際に研究計画書を記載するため、それに向けて基礎的なことについて学ぶ。
コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p246~264(電子書籍)
コマ主題細目
① 研究計画書とは ② 研究計画書の書式 ③ 研究計画書の書き方
細目レベル
① 研究計画書とは、研究者が何をどのように研究しようとしているのかを記述した文書である。研究を実施する前に必ず作成する必要がある。研究計画書には、6つの機能がある。①自分の考えを明らかにする、②共同研究者と認識の共有をはかる、③研究指導者から適切な助言を受ける、④倫理審査を受ける、⑤他機関からの研究協力を得る、⑥研究への資金援助を得ることについて理解する。研究は協力を得て実施できるものであるため、誰が読んでもわかるように意識して記載する必要がある。
② 研究計画書の基本的な書式は、①題(タイトル)、②はじめに(緒言、序論、研究の背景)、③研究目的、④方法:研究デザイン(量的研究、質的研究、混合研究)、用語の定義、対象者、データの収集期間・場所、データの収集方法、データの分析方法、倫理的配慮などで構成されている。ランダム化比較試験:RCTの場合、事前のプロトコール(研究計画書)の出版が必要である。研究の進め方のそれぞれの段階を研究計画書に記述してゆく。
③ 具体的な研究計画書の書き方は、①はじめに:研究をする動機、文献レビューでまとめた研究の背景、すでにわかっていることとまだわかっていないことを記載する。また、研究の意義、新規性、独創性についても記載する。②研究目的:研究疑問(リサーチクエスチョン)、概念や変数の定義について記載する。③方法:研究デザイン、対象者、データ収集機関と場所、データ収集方法、データ分析方法、倫理的配慮について記載する。
キーワード
① 研究計画書 ② 研究計画書の機能 ③ 序論 ④ 研究目的 ⑤ 研究方法
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p246~264『研究計画書の作成』をよく読み、研究計画書とは何か、その書式と書き方について確認して授業に臨む。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことをふまえて、これまでの「研究方法論・ワークシート」から研究計画書に必要な項目について整理する。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
15
研究の発表
科目の中での位置付け
研究成果は公表してはじめて意味を持つ。研究の対象者になってくれた人は、その研究が誰かの役に立ち、世間に貢献できると思い協力をしてくれることを忘れてはならない。第1回看護研究とは何か、第2回および第3回看護研究の種類、第4回および第5回文献検索、第6回~第11回までの文献クリティーク、第12回研究の進め方、第13回看護研究における倫理的配慮、第14回研究計画書の作成を踏まえ、第15回では研究の発表について学ぶ。4年次「看護研究」に向けて、最後に発表できるための基礎力を培う。実施後、研究成果をどこどのような場所で、どのように公表するのかをここでは学ぶ。
コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座-別巻 看護研究:坂下玲子ら編、医学書院、2025、p266~283(電子書籍)
コマ主題細目
① 研究成果をまとめる ② 研究成果を伝える(学会発表) ③ 研究成果を伝える(論文発表)
細目レベル
① 研究成果は公表してはじめて意味を持つ。研究の対象者になってくれた人は、その研究が誰かの役に立ち、世間に貢献できると思い協力をしてくれることを忘れてはならない。研究成果は、発表会や学会の場で口頭発表(口演)やポスター発表(示説)などの方法で発表される。研究成果を活用してもらうためには、この発表にとどまらず、論文にして発表をすることが大切である。研究計画書では、計画であったが、この段階ではすでに研究が済んでいるため、論文の構成で学んだ項目について、過去形で記載していくも学ぶ。研究結果は研究方法に対応させ、事実のみを記載する。考察で述べたい内容は結果に必ず記載する必要がある。量的研究の場合は、①対象者の概要、②記述統計、③推測統計の順に図表等を用いて記載するとわかりやすい。質的研究の場合は、①対象者の概要、②抽出されたカテゴリやテーマを用いた全体像の説明、③それぞれのカテゴリやテーマごとの詳細な記述の順にデータを引用して説明するとわかりやすい。
② 研究成果は公表してはじめて意味を持つ。研究協力者に可能な限り還元することが望ましい。この場合は専門家ではないため、研究成果の報告書はわかりやすい言葉で簡潔に表現する必要がある。グラフや表、イラスト等で視覚的に見やすくする工夫も必要であることを学ぶ。その他、学内や院内での発表会がある。この場合は、研究成果だけでなく、研究のプロセスもあわせて発表することが重要となる。また、どのように看護の発展に貢献できるかも発表する必要がある。学会は、同じ学問分野の専門家が情報交換や研究成果の発表の場としている組織された団体の名称である。学会での発表に必要な演題登録、発表方法(口演、示説)、抄録作成についても学ぶ。
③ 研究成果を活用してもらうためには、学会での発表にとどまらず、論文として発表する必要がある。学会での発表は、文字制限のある抄録のみでその場限りのものであるため、研究成果を正式に公表するには論文発表しかない。誰と研究成果を共有したいかで論文の投稿先を決定する。投稿先を決定したら、投稿先の規定に沿って論文原稿を作成し、専門家による査読が行われ、その結果により論文の出版が決まることを学ぶ。掲載拒否であった場合は、また別の投稿先を探す。この論文掲載までの流れを学ぶ。
キーワード
① 学内発表 ② 院内発表 ③ 学会発表(口演) ④ 学会発表(示説) ⑤ 論文発表
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
【予習(30分)】授業前の予習として教科書系統看護学講座・別巻「看護研究」電子書籍p266~283『研究を伝えるー学会発表・論文作成など』をよく読み、研究成果を伝えるとは、研究成果を公表する方法にはどのような方法があるかをまとめて授業に臨む。ChatGPTを活用して、テーマやキーワードについて調べる。
【復習(30分)】授業後は、該当箇所の教科書を熟読し、授業で履修したことをふまえて、これまでまとめてきた課題を振り返る。ChatGPTを活用して、授業内容で分からなかったことや小テストで間違えた問題について理解を深める。
履修判定指標
履修指標
履修指標の水準
キーワード
配点
関連回
研究とその方法の概要
★★
研究とは何かを理解し、調べることと研究の違いや研究の目的について説明できるとともに、看護研究の歴史についても説明できる。また、研究疑問(リサーチクエスチョン)とは何かおよびその決定のプロセスを理解し、研究の問いのレベルやデータ収集法による研究の分類と概要について説明できる。さらに、量的研究や仮説の概念、量的研究の種類と概要、質的研究の意義や種類と概要について理解し、研究の進め方を含めて体系的に説明できる。
科学的根拠に基づく実践(EBP)、ゴールドマークレポート、ブラウンレポート、研究疑問(リサーチクエスチョン)、FINERの基準、量的研究、質的研究、研究の進め方
30
第1~3回・12回
文献レビュー
★
文献レビューの目的を理解し、先行研究の把握や研究の位置づけを論理的かつ体系的に説明できるとともに、文献の種類や一次文献・二次文献の違いを正確に区別して説明できる。また、主要なデータベースやシソーラスの役割を理解し、適切なキーワードを用いて効率的かつ網羅的に文献検索を行う方法について説明できる。さらに、文献の入手方法や整理の方法について説明できる。
情報、文献検索、一次文献、二次文献、文献レビュー、シソーラス、文献の入手、文献の整理
10
第4~5回
論文クリティーク1~3
★★
クリティークとは何かおよびその目的を理解し、論文の構成やクリティークの視点について体系的かつ論理的に説明できるとともに、研究内容を批判的に検討する意義や重要性についても説明できる。また、量的研究における標本の選択の適切性や代表性、データの信頼性・妥当性の評価方法を理解し、それらを踏まえて量的文献クリティークのポイントについて説明できる。
クリティーク、論文の構成、量的研究、実態調査研究、実験研究、量的研究のデータ収集と配慮すべき点、質問紙作成時の留意点、仮説、信頼性、妥当性
15
第6~8回
論文クリティーク4~6
★★
クリティークとは何かおよびその目的を理解し、論文の構成やクリティークの視点について体系的かつ論理的に説明できるとともに、研究内容を批判的に検討する意義についても説明できる。また、質的研究においては、記述民俗学(エスノグラフィー)、グラウンデッドセオリー、現象学的アプローチ、内容分析などのアプローチとその哲学的基盤を理解し、質的研究で用いられるデータ収集方法(面接法、参加観察)とその留意点について説明できる。さらに、質的文献クリティークのポイントについて説明できる。
クリティーク、論文の構成、質的研究、質的研究のアプローチ方法、データ収集方法と留意点、質的データ分析方法、質的研究の評価基準
15
第9~11回
研究における倫理的配慮
★★
研究を行うにあたり必要な原則や研究者の責務を理解し、研究計画および実施に際して求められる倫理的配慮について説明できるとともに、研究倫理の基盤となるニュルンベルグ綱領や臨床研究の倫理指針であるヘルシンキ宣言、人を対象とした医学系研究に関する倫理指針および看護研究における倫理指針について説明できる。また、インフォームド・コンセントの意義と方法、研究対象者として擁護すべき権利について説明できる。
ニュルンベルグ綱領、ヘルシンキ宣言、倫理的配慮、公正な研究活動、倫理原則、インフォームド・コンセント
20
第13回
研究計画書と研究発表
★★★
研究計画書とは何かおよびその機能を理解し、研究計画書の基本的な書式と具体的な書き方について説明できる。また、研究成果を公表する目的について説明できるとともに、学内発表、院内発表、学会発表の特徴を理解し、それぞれの違いについて説明できる。さらに、抄録とは何かおよび抄録や論文の基本的な構成、論文発表に至るまでの流れについて説明できる。
研究計画書の書式、研究計画書の機能、学内発表、院内発表、学会発表、論文発表
10
第14~15回
評価方法
期末試験(100%)によって評価する。評価の前提条件:講義課題(事前・事後)、各回終了時に実施する小テストを実施・提出する。個人ワークおよびグループワーク、発表に出席する。
評価基準
評語
学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・
S (100~90点)
学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・
A (89~80点)
学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・
B (79~70点)
学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・
C (69~60点)
学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・
D (60点未満)
教科書
・坂下玲子、『系統看護学講座、別巻 看護研究』、医学書院、2025(電子書籍)
参考文献
講義時に紹介する。
実験・実習・教材費