区分 専門科目-統合看護学
ディプロマ・ポリシーとの関係
コミュニケーション能力 アセスメント能力 判断力
創造力 実践力 自己研鑽力
カリキュラム・ポリシーとの関係
豊かな人間性 広い視野 知識・技術
判断力 応用力
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
専門科目の「広域看護学」に位置づけ、エンドオブライフにある人とその家族への看護を学ぶ
科目の目的
多死社会を迎えた日本において、エンドオブライフケアが求められる場面は、病院や自宅、高齢者施設など多様化している。この科目では、エンドオブライフにある人や家族を支える看護職としての支援のあり方について考えを深めるために、エンドオブライフにある人の全人的苦痛や身体的・心理的変化の特徴、症状マネージメント、チームアプローチ、がんおよび非がん性疾患と共に生きる人へのエンドオブライフケア、臨死期における看取り、家族へのケア、エンドオブライフケアにおける倫理的課題と意思決定について理解する。さらに、人生の最終段階を生きる人へのエンドオブライフケアについての看護観や死生観を養うことを目的とする。
到達目標
1.日本における終末期医療・ケアの現状、エンドオブライフケアの定義、基盤となる概念、全人的苦痛について理解できる。
2.エンドオブライフにある人への全人的苦痛と症状マネジメントについて理解できる。
3.エンドオブライフにある人への日常生活援助の方法、セルフケアの意味、チームアプローチについて理解できる。
4.がんおよび非がん性疾患と共に生きる人へのエンドオブライフケアについて理解できる。
5.臨死期の看取りのケアについて理解できる。
6.エンドオブライフにある人の家族や親近者へのケアについて理解できる。
7.エンドオブライフにおける倫理的課題や意思決定支援について理解できる。
8.自己の看護観、死生観について深めることができる。

科目の概要
エンドオブライフケアが必要とされるようになった文化的背景・社会的背景・歴史的背景を踏まえ、エンドオブライフケアの定義、基盤となる概念について理解する。最期までよりよく生きることとはどのようなことなのかを学び、エンドオブライフにある人や家族を支える看護職としての支援のあり方について考えを深める。そのために、エンドオブライフにある人の全人的苦痛や身体的・心理的変化の特徴、症状マネジメント、チームアプローチ、心不全およびがんと共に生きる人へのエンドオブライフケア、臨死期における看取り、家族へのケア、エンドオブライフケアにおける倫理的課題と意思決定について教授すると共に、学生がアクティブラーニングを通して、人生の最終段階を生きる人へのエンドオブライフケアについて看護観や死生観を養うことができるようにする。
科目のキーワード
エンドオブライフケア、全人的苦痛、症状マネジメント、がん・非がん性疾患、看取り、死生観、倫理的課題、意思決定、多職種との協働
授業の展開方法
1回目の授業では、日本における終末期医療・ケアの現状、エンドオブライフケアの定義、基盤となる概念、全人的苦痛、第2回の授業では、エンドオブライフケアにおける対象理解のための視点、疾患ごとの特性、第3回の授業では、症状マネジメント、第4回の授業では、症状マネージメントに加え、日常生活支援、セルフケアの意味、非がん性疾患である心不全と共に生きる人へのエンドオブライフケアについて教授していく。第5回の授業では、臨死期の看取りのケアについて、第6回の授業では、第5回の授業内容を踏まえながら、エンドオブライフにある人の家族や親近者へのケア、チームアプローチについて教授する。第7回の授業では、エンドオブライフケアにおける倫理的課題について教授し、第8回では、グループワークを含めたアクティブラーニングにより、意思決定支援について理解を深められるようにする。全授業回すべてにおいて、当該領域の臨床・教育・研究経験が豊富な教員による授業を展開する。
オフィス・アワー
(準備中)
科目コード BL15
学年・期 3年・前期
科目名 エンドオブライフケア看護学
単位数 1
授業形態 講義
必修・選択 必修
学習時間 【授業】15h【予習・復習】30h
前提とする科目 全ての看護学に関する科目が前提となる
展開科目 各看護学実習
関連資格 看護師,保健師,養護教諭
担当教員名 天野薫
主題コマシラバス項目内容教材・教具
1 日本における終末期医療・ケアの現状、エンドオブライフケアの定義、基盤となる概念、全人的苦痛 科目の中での位置付け この回では、8回の授業の基盤となる基本的な終末期看護に関連する知識について習得する。具体的には、日本における死生観の変容、死亡場所の外観、人生の最終段階を生きる人々をめぐる制度の変遷、看取りの形態の変化を捉え、エンドオブライフケアが必要とされるようになった文化的・社会的・歴史的背景について理解する。さらに、看護の対象となる人々のエンドオブライフケアを理解し、実践していくために、人が生きること、死ぬことについて自己の考えを深め、探究する姿勢を養う。さらに、エンドオブライフケア定義、基盤となる概念(終末期ケア、緩和ケア、ホスピスケア、ターミナルケア、サポーティブケア、エンドオブライフケアなど)、エンド・オブ・ライフケアの目的と基本的な構成要素について理解する。また、エンドオブライフを生きる人の望ましい状態、状態把握の手がかりとなる概念として、ウェルビーイング、QOL(生活の質)、自己実現、生きる意味について理解する。エンド・オブ・ライフにある人の全身状態と日常生活動作の障害の特徴についても理解する。
系統看護学講座別巻 がん看護 第3版、小松浩子、他著、医学書院pp.200-207
エンドオブライフケア,谷本真理子・増島麻里子,南江堂,2022 第Ⅰ章、第Ⅱ章①②、第Ⅳ章①②③pp.10-12                   
・コマ用オリジナル資料
コマ主題細目 ① 日本における終末期医療・ケアの現状 ② エンドオブライフケアの定義、基盤となる概念 ③ 望ましい死を実現するために必要なエンドオブライフケア ④ アドバンスケアプランニング ⑤ 全人的苦痛
細目レベル ① 日本における終末期医療・ケアの現状について理解する。高齢化社会を迎えた日本では、少子高齢化の人口動態の他、死因、死生観の変容、死を迎える場所が大きく変遷している。また、そのような背景の中で病院のみならず介護施設や在宅など地域でエンドオブライフケアを提供できる体制づくりが喫緊の課題となっている。死生観の変容、死亡場所の外観、人生の最終段階を生きる人々をめぐる制度の変遷、看取りの形態の変化を捉え、エンドオブライフケアが必要とされるようになった文化的背景・社会的背景・歴史的背景について理解する。さらに、看護の対象となる人々のエンドオブライフケアを理解し、実践していくために、人が生きること、死ぬことについて自己の考えを深め、探究する姿勢を養う。
② エンドオブライフケアの定義、基盤となる概念について理解する。エンドオブライフケアとは、診断名、健康状態、年齢にかかわらず、差し迫った死、あるいはいつか来る死について考える人が、生が終わるときまで最善に生を生ききることができるように支援することである。。エンド・オブ・ライフケアに関連する用語(終末期ケア、ターミナルケア、ホスピスケア、緩和ケア、サポーティブケアなど)、エンドオブライフにおける心理的過程について理解する。さらに、エンド・オブ・ライフの時期をどのように捉えるかについて海外や国内の考え方を知り、エンドオブライフケアの目的について理解する。また、その人の人生の終生期を家族とともに支えるためのエンドオブライフケアを構成するケアの要素について理解する。
③ 緩和ケアは、生命を脅かす疾患に直面している患者とその家族に対し、苦痛を緩和し、生活の質(QOL)を向上させることを目的とした医療のアプローチである。これは、単に痛みの管理にとどまらず、患者の身体的、心理社会的、スピリチュアルなニーズに対応する包括的なケアを提供することに重点を置いている。特に終末期がん患者において、緩和ケアはQOLを維持し、可能な限り快適な生活を送るために不可欠である。
緩和ケアの基本的な原理には、症状の早期発見と管理、患者と家族の心理的サポート、生命の終末期における尊厳の保持が含まれる。緩和ケアでは、痛みやその他の身体的症状(例えば呼吸困難や消化器系の問題)の適切な管理に加えて、患者の不安、抑うつ、恐怖などの心理的問題やスピリチュアルな問題に対処することが求められる。対象の状況がどの全人的苦痛に該当するか講義を通して理解する。

キーワード ① エンドオブライフ ② 終末期医療・ケア ③ アドバンスケアプランニング ④ ターミナルケア、ホスピスケア ⑤ 全人的苦痛
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、LMS上において5問以上の、当該コマの小テストを実施します。
復習・予習課題 予習;ChatGPTを適切に活用し、授業前に全人的苦痛の内容の整理や問題作成を行うことで、学習への準備を整えること。教科書のpp.200-207をもとに、全人的苦痛についてまとめ、授業に臨むこと。参考書の第Ⅰ章、第Ⅱ章①②、第4章①②③を読んでおく。復習;授業資料を中心に振り返りを行い、下記の内容についてまとめておく。なぜエンドオブライフケアが必要とされているのか、エンドオブライフケアの定義、エンドオブライフケアにおける鍵となる概念(終末期ケア、ターミナルケア、ホスピスケア、緩和ケア、サポーティブケア、ウェルビーイング、QOL、自己実現、生きる意味)、エンドオブライフケアに必要な構成要素、全人的苦痛、望ましい死を実現するために必要なエンドオブライフケア、エンドオブライフにある人の全身状態と日常生活動作の障害の特徴、について自分なりにまとめておく。授業終了時の国家試験の問題については、不明なところは調べるなどして理解をしておく。授業で教授した主題に関連した内容について、自分なりの言葉で表現できることが重要になります。ChatGPTを活用し、小テスト形式の問題を作成し、知識の定着と理解の確認を図ることを推奨する。予習に1時間45分、復習に2時間必要です。
2 エンドオブライフにおける望ましい状態、対象理解のための視点 科目の中での位置付け 本授業では、エンド・オブ・ライフにある人を理解するための基礎的な視点と概念を学ぶことを目的とする。まず、がん、慢性疾患、老衰など、疾患ごとに異なるエンド・オブ・ライフの軌跡のパターンに着目し、それぞれに特徴的な症状の現れ方や経過の違いについて理解を深める。これにより、病状の進行に伴う身体的・心理的・社会的変化を総合的に捉える力を養う。
次に、エンド・オブ・ライフを生きる人にとっての「望ましい状態」とは何かについて考察する。その手がかりとなる概念として、ウェルビーイング、QOL(生活の質)、自己実現、生きる意味を取り上げ、それぞれの概念の特徴や相互の関連性について理解する。これらの概念を通して、単に生命の延長や症状の緩和だけでなく、その人らしさや価値観を尊重した支援の重要性を学ぶ。
さらに、エンド・オブ・ライフにある人の全身状態の特徴について、身体機能の低下、倦怠感、食欲低下などの変化を中心に理解する。また、移動、食事、排泄、清潔保持といった日常生活動作に生じる障害の特徴について学び、生活の質や自立度にどのような影響を及ぼすのかを考える。これらを踏まえ、対象者の身体状況と生活背景、心理的側面を統合的に捉え、適切な看護の方向性を考える基礎的能力の習得を目指す。

・エンドオブライフケア,谷本真理子・増島麻里子,南江堂,2022 第Ⅰ章、第Ⅱ章①②、第Ⅳ章①②③pp.85-89                   
・コマ用オリジナル資料
コマ主題細目 ① エンドオブライフにある対象の理解 ② エンドオブライフにある疾患ごとの軌跡のパターンの違い ③ 望ましい状態 ④ 望ましい死
細目レベル ① 望ましい死を実現するために必要なエンドオブライフケアについて理解する。具体的には、最期までよりよく生きることとはどのようなことなのかを学び、最期まで支える支援のあり方を考える姿勢を養う。また、望ましい死について理解を深めるために先行研究を外観し、エンドオブライフを生きる人の望ましい状態、状態把握の手がかりとなる概念として、ウェルビーイング、QOL(生活の質)、自己実現、生きる意味について理解する。さらに、、人生の最終段階を生きる人々を全人的苦痛について理解し、その人にとっての最善に向けて、時機を得た支援を行う重要性を理解するとともに、患者や家族が望む死を迎えることができるようにどのようなエンドオブライフケアが必要であるか、講義を通して理解する。
② エンドオブライフにある人の対象理解の視点について取り上げる。エンド・オブ・ライフにある人の全身状態と日常生活動作の障害の特徴について理解する。がん患者を対象とした先行研究結果をもとに、エンドオブライフの時期に出現しうる主な症状(全身倦怠感、食欲不振、痛み、不眠、呼吸困難など)の特徴と、移動や排泄、食事などの日常生活動作の障害の特徴や出現時期について理解する。症状は、その人の体や心に変化が起きていることから生じるサインである。エンドオブライフにおいては、疾患や老いの影響から様々な症状が出現する。それぞれの症状を全人的苦痛の観点から捉え、症状や苦痛がその人の生活や人生にどのような影響を及ぼしているのかを理解し、援助者として、エンドオブライフを生きる人の症状から全人的苦痛をアセスメントする視点について理解する。
③ エンドオブライフにある疾患ごとの軌跡のパターンによる症状や経過の違いについて理解する。具体的には、がんによりエンドオブライフの時期にある人、慢性疾患によりエンドオブライフにある人、認知症や老衰によるエンドオブライフにある人の軌跡のパターンと特徴について理解する。これまでの緩和ケアはがん患者を中心としてなされてきたが、昨今では、心不全患者への緩和ケア、認知症における緩和ケアについても注目され、その病みの軌跡の違いや症状に着目し、疾患の特性に合わせたエンドオブライフケアも必要とされる。そのような疾患の違いによるエンドオブライフケアの留意点を明らかにしながら、エンドオブライフケアについて先行研究や事例を概観しながら理解を深める。
キーワード ① エンドオブライフ ② 望ましい死の実現とは ③ 望ましい状態 ④ 対象理解 ⑤ 病みの軌跡
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、LMS上において5問以上の、当該コマの小テストを実施します。
復習・予習課題 予習;ChatGPTを適切に活用し、授業前にエンドオブライフ期の対象理解の視点について内容の整理や問題作成を行うことで、学習への準備を整えること。教科書、第Ⅴ章①②を読んでおく。全身状態のアセスメントについてまとめ、授業に臨むこと。復習;授業資料を中心に振り返りを行い、下記の内容についてまとめておく。エンドオブライフの時期に出現しうる主な症状(全身倦怠感、食欲不振、痛み、不眠、呼吸困難など)の特徴、移動や排泄、食事などの日常生活動作の障害の特徴や出現時期、エンドオブライフの病の軌跡のパターンの特徴、エンドオブライフにおいて出現する症状のマネージメントの概要(症状緩和ではどのような方法があるのか。症状緩和において留意すべき点は何か、症状緩和において達成可能な目標をどのように設定していくのか)。呼吸困難、倦怠感、不安・抑うつ・不眠への症状マネージメントに必要なアセスメントの視点と方法、薬物療法などを中心とするアプローチ方法、がん性疼痛については、疼痛の特性や侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、突出痛など疼痛の種類やメカニズム、疼痛マネジメントにおけるがん疼痛治療の目標や、鎮痛薬の適切な使用方法、オピオイドの種類や副作用についても整理しておく。授業終了時の国家試験の問題については、不明なところは調べるなどして理解をしておく。授業で教授した主題に関連した内容について、自分なりの言葉で表現できることが重要になります。ChatGPTを活用し、小テスト形式の問題を作成し、知識の定着と理解の確認を図ることを推奨する。予習に1時間45分、復習に2時間必要です。
3 エンドオブライフにおける症状マネージメント、 科目の中での位置付け この授業では、エンドオブライフにある疾患ごとの軌跡のパターンによる症状や経過の違い、症状マネージメントの概要について理解する。疾患や老いの影響から、エンドオブライフの時期に出現しうる主な症状(全身倦怠感、食欲不振、痛み、不眠、呼吸困難など)の特徴と、移動や排泄、食事などの日常生活動作の障害の特徴や出現時期について理解する。それぞれの症状を全人的苦痛の観点から捉え、症状や苦痛がその人の生活や人生にどのような影響を及ぼしているのかを理解し、援助者として、エンドオブライフを生きる人の全人的苦痛を捉え、マネージメントする方法を理解する。エンドオブライフケアは、がんのみならず、慢性疾患、認知症や老衰によって人生の最終段階にある人も対象となるため、各疾患の軌跡のパターンと特徴について理解する。疾患の特性に合わせたエンドオブライフケアの実践について理解する。エンドオブライフの時期に様々な症状を抱えながら生きる人々が最期まで安寧に過ごすことができるようにするために、医療者が行う症状マネージメントについて概観する。
また、エンドオブライフにある人の症状マネージメントとして、がん性疼痛呼吸困難、倦怠感、不安・抑うつ・不眠などについて取り上げ、症状マネージメントに必要なアセスメントの視点について理解する。エンドオブライフにある人の症状アセスメントとして、様々な尺度を活用する方法についても学ぶ。それぞれの症状が互いに影響し合うことについても理解を深める。がん性疼痛については、疼痛の特性や侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、突出痛など疼痛の種類やメカニズム等について理解し、実践的なアプローチ方法を理解する。エンドオブライフにある人の日常生活支援、セルフケアについて理解し、対象のもてる力に着目し、セルフケアを最期まで支援する重要性について理解を深める。

系統看護学講座別巻 がん看護 第3版pp.94-103              ・コマ用オリジナル資料
コマ主題細目 ① エンドオブライフにある人の全身状態と日常生活動作の障害の特徴エンド・オブ・ライフにある人の全身状態と日常生活動作の障害の特徴 ② がん性疼痛とコントロールの目標 ③ エンドオブライフにおいて出現する症状のマネージメントの概要
細目レベル ① エンドオブライフにおいて出現する症状のマネージメントの概要について学ぶ。エンドオブライフの時期に全身倦怠感、食欲不振、痛み、不眠、呼吸困難などの様々な症状を抱えながら生きる人々が最期まで安寧に過ごすことができるようにするために、医療者が行う症状マネージメントについて概観する。症状は、患者の主観的なものであり、援助者にはその人がその症状をどのように体験しているのかを知り、患者と達成可能な目標を設定し、その目標に向けて症状をやわらげ、対象が安寧に過ごすことができるようにする必要がある。症状マネージメントにはどのような方法があるのか。症状マネージメントにおいて留意すべき点は何か、症状マネージメントにおいて達成可能な目標をどのように設定していくのか、講義を通して理解を深める。
② エンドオブライフにある人の症状マネージメントとして、がん性疼痛について取り上げ、症状マネージメントに必要なアセスメントの視点、薬物療法などを中心とするアプローチ方法について理解する。アセスメントとして、様々な尺度を活用する方法についても学ぶ。がん性疼痛では、疼痛の特性や侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、突出痛など疼痛の種類やメカニズム等について理解する。また、疼痛のアセスメント方法やツール、疼痛マネジメントにおけるがん疼痛治療の目標や、鎮痛薬の適切な使用方法、オピオイドの種類や副作用、多くのがん患者が体験する全身倦怠感や呼吸困難感の原因、治療、ケアの方法について理解する。痛みについてはがん以外の疾患においても生じやすいことを理解する。
③ エンドオブライフにある人の症状マネージメントとして、呼吸困難、倦怠感、不安・抑うつ・不眠などについて取り上げ、症状マネージメントに必要なアセスメントの視点、薬物療法などを中心とするアプローチ方法について理解する。エンドオブライフにある人の症状アセスメントとして、様々な尺度を活用する方法についても学ぶ。呼吸困難は、心不全の中心的な症状であり、倦怠感は最も改善困難な症状のひとつである。呼吸は不安と互いに影響し合い、悪循環となることがあるため、どのようなアプローチが可能か、理解を深める。エンドオブライフにある人の不安については、心理的プロセスとしてキューブラ・ロスの理論をもとに理解し、患者の喪失体験と悲嘆について理解を深める。
キーワード ① 全人的苦痛 ② 症状マネージメント ③ 病みの軌跡 ④ 日常生活動作の障害 ⑤ がん性疼痛・呼吸困難
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、LMS上において5問以上の、当該コマの小テストを実施します。
復習・予習課題 予習;ChatGPTを適切に活用し、授業前に、疼痛マネジメントの内容の整理や問題作成を行うことで、学習への準備を整えること。教科書pp.94-103を読んでおく。麻薬性鎮痛薬の効果と副作用についてまとめ、授業に臨むこと。復習;授業資料を中心に振り返りを行い、下記の内容についてまとめておく。エンドオブライフの時期に出現しうる主な症状(全身倦怠感、食欲不振、痛み、不眠、呼吸困難など)の特徴、移動や排泄、食事などの日常生活動作の障害の特徴や出現時期、エンドオブライフの病の軌跡のパターンの特徴、エンドオブライフにおいて出現する症状のマネージメントの概要(症状緩和ではどのような方法があるのか。症状緩和において留意すべき点は何か、症状緩和において達成可能な目標をどのように設定していくのか)。呼吸困難、倦怠感、不安・抑うつ・不眠への症状マネージメントに必要なアセスメントの視点と方法、薬物療法などを中心とするアプローチ方法、がん性疼痛については、疼痛の特性や侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、突出痛など疼痛の種類やメカニズム、疼痛マネジメントにおけるがん疼痛治療の目標や、鎮痛薬の適切な使用方法、オピオイドの種類や副作用についても整理しておく。授業終了時の国家試験の問題については、不明なところは調べるなどして理解をしておく。授業で教授した主題に関連した内容について、自分なりの言葉で表現できることが重要になります。ChatGPTを活用し、小テスト形式の問題を作成し、知識の定着と理解の確認を図ることを推奨する。予習に1時間45分、復習に2時間必要です。
4 エンドオブライフにおける全身状態、疾患ごとの特性、症状マネージメント、日常生活支援、セルフケアの意味 科目の中での位置付け この授業では、エンドオブライフにある疾患ごとの軌跡のパターンによる症状や経過の違い、症状マネージメントの概要について理解する。疾患や老いの影響から、エンドオブライフの時期に出現しうる主な症状(全身倦怠感、食欲不振、痛み、不眠、呼吸困難など)の特徴と、移動や排泄、食事などの日常生活動作の障害の特徴や出現時期について理解する。それぞれの症状を全人的苦痛の観点から捉え、症状や苦痛がその人の生活や人生にどのような影響を及ぼしているのかを理解し、援助者として、エンドオブライフを生きる人の全人的苦痛を捉え、マネージメントする方法を理解する。エンドオブライフケアは、がんのみならず、慢性疾患、認知症や老衰によって人生の最終段階にある人も対象となるため、各疾患の軌跡のパターンと特徴について理解する。疾患の特性に合わせたエンドオブライフケアの実践について理解する。エンドオブライフの時期に様々な症状を抱えながら生きる人々が最期まで安寧に過ごすことができるようにするために、医療者が行う症状マネージメントについて概観する。
また、エンドオブライフにある人の症状マネージメントとして、がん性疼痛呼吸困難、倦怠感、不安・抑うつ・不眠などについて取り上げ、症状マネージメントに必要なアセスメントの視点について理解する。エンドオブライフにある人の症状アセスメントとして、様々な尺度を活用する方法についても学ぶ。それぞれの症状が互いに影響し合うことについても理解を深める。がん性疼痛については、疼痛の特性や侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、突出痛など疼痛の種類やメカニズム等について理解し、実践的なアプローチ方法を理解する。エンドオブライフにある人の日常生活支援、セルフケアについて理解し、対象のもてる力に着目し、セルフケアを最期まで支援する重要性について理解を深める。

・系統看護学講座別巻 がん看護 第3版pp.94-103
                 ・コマ用オリジナル資料 
コマ主題細目 ① エンドオブライフにある人の全身状態と日常生活動作の障害の特徴エンド・オブ・ライフにある人の全身状態と日常生活動作の障害の特徴 ② ンドオブライフにある疾患ごとの軌跡のパターンの違い ③ エンドオブライフにおいて出現する症状のマネージメントの概要 ④ セルフケアの意味 ⑤ 日常生活支援
細目レベル ① エンドオブライフにある疾患ごとの軌跡のパターンによる症状や経過の違いについて理解する。具体的には、がんによりエンドオブライフの時期にある人、慢性疾患によりエンドオブライフにある人、認知症や老衰によるエンドオブライフにある人の軌跡のパターンと特徴について理解する。これまでの緩和ケアはがん患者を中心としてなされてきたが、昨今では、心不全患者への緩和ケア、認知症における緩和ケアについても注目され、その病みの軌跡の違いや症状に着目し、疾患の特性に合わせたエンドオブライフケアも必要とされる。そのような疾患の違いによるエンドオブライフケアの留意点を明らかにしながら、エンドオブライフケアについて先行研究や事例を概観しながら理解を深める。
② エンドオブライフにおいて出現する症状のマネージメントの概要について学ぶ。エンドオブライフの時期に全身倦怠感、食欲不振、痛み、不眠、呼吸困難などの様々な症状を抱えながら生きる人々が最期まで安寧に過ごすことができるようにするために、医療者が行う症状マネージメントについて概観する。症状は、患者の主観的なものであり、援助者にはその人がその症状をどのように体験しているのかを知り、患者と達成可能な目標を設定し、その目標に向けて症状をやわらげ、対象が安寧に過ごすことができるようにする必要がある。症状マネージメントにはどのような方法があるのか。症状マネージメントにおいて留意すべき点は何か、症状マネージメントにおいて達成可能な目標をどのように設定していくのか理解を深める。
③ エンドオブライフにある人の症状マネージメントとして、がん性疼痛について取り上げ、症状マネージメントに必要なアセスメントの視点、薬物療法などを中心とするアプローチ方法について理解する。アセスメントとして、様々な尺度を活用する方法についても学ぶ。がん性疼痛では、疼痛の特性や侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、突出痛など疼痛の種類やメカニズム等について理解する。また、疼痛のアセスメント方法やツール、疼痛マネジメントにおけるがん疼痛治療の目標や、鎮痛薬の適切な使用方法、オピオイドの種類や副作用、多くのがん患者が体験する全身倦怠感や呼吸困難感の原因、治療、ケアの方法について理解する。痛みについてはがん以外の疾患においても生じやすいことを理解する。
④ エンドオブライフにある人の日常生活支援、セルフケアについて理解する。エンドオブライフの時期にある人にとって、最期までより良く生きることが出来るようにするためには、これまでの当たり前の暮らし、日常生活ができる限り続けられることが重要である。生活者という視点から、食事や排泄、睡眠、清潔などの日常生活動作(ADL)をはじめ、ライフスタイルを重視した支援の在り方について理解を深める。また、意思表示が困難になってくるエンドオブライフにある人の日常の中で表出される意向をどのように汲み取り、日常生活支援に活かしていくかについて学ぶ。さらに、日常生活支援において、その人のもてる力に着目し、セルフケアを最期まで支援する重要性について理解を深める。
キーワード ① 緩和ケア(Palliative Care) ② Quality of Life(QOL) ③ 症状マネージメント ④ 症状管理(Symptom Management) ⑤ 看護師の役割
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、LMS上において5問以上の、当該コマの小テストを実施します。
復習・予習課題 予習;ChatGPTを適切に活用し、授業前に疼痛マネジメントの内容の整理や問題作成を行うことで、学習への準備を整えること。教科書pp94-103
を読んでおく。がん性疼痛がある患者への緩和ケアの方法についてまとめておく。復習;授業資料を中心に振り返りを行い、下記の内容についてまとめておく。エンドオブライフの時期に出現しうる主な症状(全身倦怠感、食欲不振、痛み、不眠、呼吸困難など)の特徴、移動や排泄、食事などの日常生活動作の障害の特徴や出現時期、エンドオブライフの病の軌跡のパターンの特徴、エンドオブライフにおいて出現する症状のマネージメントの概要(症状緩和ではどのような方法があるのか。症状緩和において留意すべき点は何か、症状緩和において達成可能な目標をどのように設定していくのか)。呼吸困難、倦怠感、不安・抑うつ・不眠への症状マネージメントに必要なアセスメントの視点と方法、薬物療法などを中心とするアプローチ方法、がん性疼痛については、疼痛の特性や侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、突出痛など疼痛の種類やメカニズム、疼痛マネジメントにおけるがん疼痛治療の目標や、鎮痛薬の適切な使用方法、オピオイドの種類や副作用についても整理しておく。授業終了時の国家試験の問題については、不明なところは調べるなどして理解をしておく。授業で教授した主題に関連した内容について、自分なりの言葉で表現できることが重要になります。ChatGPTを活用し、小テスト形式の問題を作成し、知識の定着と理解の確認を図ることを推奨する。予習に1時間45分、復習に2時間必要です。

5 臨死期の看護、看取りのケア 科目の中での位置付け 臨死期にある身体的変化と兆候を理解し、死が迫っている人の身体兆候の捉え方とアセスメント、臨死期における患者や家族に必要なケアを理解する。おおよそ予後1カ月~亡くなるまでの臨死期に出現しやすい全身状態の悪化、死亡判定時の基準となる死の三大徴候について理解する。エンドオブライフの時期にある人が最期までより良く生きるための支援として臨死期に生じる苦痛の緩和と安楽への援助について理解する。特に、88%のがん患者認められているとされる終末期せん妄へのケアや、難治性の痛みや呼吸困難や倦怠感等の耐え難い苦痛症状に対し実施される鎮静(持続的鎮静、間欠的鎮静等)について、留意点を含め理解する。死後のケア(エンゼルケア)、死亡確認時の看護、退院・退院時のお見送りの実際について学ぶ。また、残された家族にとって、患者の死が告げられたことの意味について考察し、医師による死亡確認の時から始まっている家族のグルーフケアについて学ぶ。
エンドオブライフケア,谷本真理子・増島麻里子,南江堂,2022第Ⅵ章pp.121-132
                  ・コマ用オリジナル資料
コマ主題細目 ① 臨死期における身体的変化 ② 看取りのケア ③ グリーフケア ④ エンゼルケア
細目レベル ① 臨死期にある身体的変化と兆候を理解し、死が迫っている人の身体兆候の捉え方とアセスメントを理解する。臨死期とは、「死に臨むこと」を指し、おおよそ予後1カ月~亡くなるまでの時期を示す。臨死期(死亡直前数日~数時間)に出現しやすい意識障害、認知機能の変化、死前喘鳴などの呼吸の変化、循環不全、経口摂取量の低下、皮膚の変化、情動的な状態の変化などの全身状態の悪化について理解する。また、死亡判定時の基準となる呼吸の不可逆的停止、心臓の不可逆的停止、瞳孔拡散(対光反射の喪失)の死の三大徴候や脳死判定の方法との違いについて理解する。そして、一般的に観察される体温降下、皮膚の変化(死斑や皮膚乾燥など)、筋肉の変化になどの死後の身体的な変化の特徴について理解する。
② 看取りにおける看護の目的と役割を理解する。エンドオブライフの時期にある人が最期までより良く生きるための支援として、臨死期における患者や家族に必要なケアについて具体的に理解する。臨死期に生じる苦痛の緩和と安楽への援助について理解し、死に至るまでの時期にかけての具体的援助について理解する。特に、88%のがん患者で終末期せん妄が認められるとの報告がなされており、終末期せん妄へのケアについて説明する。また、難治性の痛みや呼吸困難や倦怠感等の耐え難い苦痛症状に対し実施されることのある鎮静(持続的鎮静、間欠的鎮静等)について、留意点を含め理解する。死後のケア(エンゼルケア)の方法と注意点についても理解する。
③ 死亡確認時の看護、退院・退院時のお見送りの実際について学ぶ。患者が死亡した際に行われる、医師による死亡確認(心停止、呼吸停止、瞳孔の対光反射の喪失の確認)、家族に対し必要とされる対応について学ぶ。また、残された家族にとって、患者の死が告げられたことの意味について考察する。また、医師による死亡確認の時から家族にとってのグルーフケアは始まっているため、看護職は、家族の心情や変化に注意深く配慮しながら、グルーフワークを意識して関わることが重要となる。看取り直後の家族へのグルーフケアを含めた援助について具体例から学ぶ。その他、退所の段取りを円滑に行うために、患者が死亡退院する際に行われる手続きについて理解する。併せて、在宅での看取りの場合についても理解する。
キーワード ① 臨死期 ② 看取り ③ グリーフケア ④ エンゼルケア ⑤ 退院時のお見送り
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、LMS上において5問以上の、当該コマの小テストを実施します。
復習・予習課題 予習:ChatGPTを適切に活用し、授業前にエンドオブライフにある人の看取りの内容の整理や問題作成を行うことで、学習への準備を整えること。教科書、第Ⅵ章①②を読んできてください。看取り時の患者と家族への看護についてまとめ、授業に臨むこと。復習;授業資料を中心に振り返りを行い、下記の内容についてまとめておく。臨死期(死亡直前数日~数時間)に出現しやすい意識障害、認知機能の変化、死前喘鳴などの呼吸の変化、循環不全、経口摂取量の低下、皮膚の変化、情動的な状態の変化。臨死期における患者や家族に必要なケアについて具体的に理解する。臨死期に生じる苦痛の緩和と安楽への援助、鎮静、グリーフケア、死亡確認時の看護、退院・退院時のお見送り。授業終了時の国家試験の問題については、不明なところは調べるなどして理解をしておく。授業で教授した主題に関連した内容について、自分なりの言葉で表現できることが重要になります。ChatGPTを活用し、小テスト形式の問題を作成し、知識の定着と理解の確認を図ることを推奨する。予習に1時間45分、復習に2時間必要です。
6 エンドオブライフにおける家族への支援、チームアプローチ 科目の中での位置付け この授業では、エンドオブライフにある人の家族および親近者への支援とその意義について学び、エンドオブライフの時期にある人を取り巻く人の心理とその過程について理解する。看護の対象は、本人だけでなく、家族や近親者も含む。家族の心理的過程を示す代表的な悲嘆のプロセスについて理解すると共に、エンドオブライフにある人の状態や疾患、死が家族に与える影響について理解する。授業では、家族や近親者を患者本人の支援者と捉え、医療者と共に本人により良いケアを提供することを目的とする支援、家族や近親者をケアの対象者と捉え、彼ら自身の苦痛を軽減し、QOLを向上させることを目的とする支援、エンドオブライフの時期の病態や治療の近いにまつわる支援について理解する。意思表示が難しくなった本人に代わり、家族が代理意思決定をする際の支援や、家族とのケアの目標の共有の在り方、家族がケアに参加できるような支援について理解する。遺族や残された親近者への支援では、死別に対する反応を第5回の授業内容を振り返って確認し、専門的な介入が必要となる事例やグリーフケアの実際についてコミュニケーションを中心に理解を深める。
また、この授業では、エンドオブライフにおけるチームアプローチの概念を学び、チームアプローチに必要な要素や考え方を理解する。エンドオブライフを生きる人々が抱える多様で複雑な課題を解決し、対象となる人々に最善のケアを提供するためには、看護職のみによるケアの限界を超えた多職種による協働が不可欠である。エンドオブライフにある人々を支援する時のチームアプローチの考え方として、チーム構成をするときの考え方、職種間の相互関係から見たチームアプローチの考え方療養場所や職域の特性からみたチームアプローチの違いについて理解する。また、具体的な事例から、多職種での協働における看護師の役割・調整について理解し、より良い協働に向けたあり方を考察する。先行研究から、多職種での協働が円滑に進むための要素(リーダーシップ、役割の明確化、教育、実践、質的改善、専門的価値と倫理、コミュニケーション、リフレクション、軋轢の解消、意思決定等)について理解する。

・エンドオブライフケア,谷本真理子・増島麻里子,南江堂,2022第Ⅵ章pp.135-146                   ・コマ用オリジナル資料
コマ主題細目 ① エンドオブライフケアにおける家族への支援 ② 死に直面した家族の心理的過程 ③ グリーフケア ④ チームアプローチにおける看護の役割
細目レベル ① エンドオブライフにある人の家族および親近者の定義、悲嘆について学び、エンドオブライフの時期にある人を取り巻く人の心理とその過程について理解する。家族とは、「絆を共有し、情緒的な親密さによって互いに結びつき、家族であると自覚している2人以上の構成員」(Friedman)、「強い感情的な絆、帰属意識、そして、互いに生活に関わろうとする情動によって結ばれている個人の集合体」(Wright)と提示されており、看護の対象は、本人だけでなく、家族や近親者も含む。家族の心理的過程を示す代表的な悲嘆のプロセス(否認、パニック、怒り、敵意、罪意識、孤独感と抑うつ、あきらめ・受容等)について理解すると共に、エンドオブライフにある人の状態や疾患、死が家族に与える影響について理解する。
② エンドオブライフにある人の家族および親近者への支援とその意義について理解する。授業では、家族や近親者を患者本人の支援者と捉え、医療者と共に本人により良いケアを提供することを目的とする支援、家族や近親者をケアの対象者と捉え、彼ら自身の苦痛を軽減し、QOLを向上させることを目的とする支援について理解する。また、エンドオブライフの時期の病態や治療の近いにまつわる支援についても理解する。家族や近親者を患者本人の支援者と捉え、医療者と共に本人により良いケアを提供することを目的とする支援では、意思表示が難しくなった本人に代わり、家族が代理意思決定をする際の支援や、家族とのケアの目標の共有の在り方、家族がケアに参加できるような支援についても理解する。
③ 遺族や残された親近者への支援について理解する。大切な人との別れによって、家族や親近者は、死への過程や死後を想い、悲嘆を経験する。家族や親近者の死別に対する反応(身体面の反応、感情面の反応、認知面の反応、行動面の反応、スピリチュアルな反応)を第5回の授業内容を振り返って確認する。悲嘆は正常な反応であるが、死別に対する反応を大きく逸脱する場合(悲嘆を全く経験しない場合、悲嘆が慢性化する場合、悲嘆が極めて強く、生命を脅かす場合)には、専門的な介入が必要となる。グリーフケアの実際について、特に、遺族への声のかけ方や会話例を取り上げ、コミュニケーションについて理解を深める。
④ エンドオブライフにある人々へのチームアプローチにおける看護職の役割について理解する。エンドオブライフにある人々へのチームアプローチが円滑に進み、最善のケアが提供できるようにするために看護職が果たす役割は大きい。ホスピスにおいて人生の最終段階を迎えつつある人々を取り巻くチームアプローチの具体的な事例から、多職種での協働における看護師の役割・調整について理解し、より良い協働に向けたあり方を考察する。また、先行研究を紹介し、多職種での協働が円滑に進むための要素(リーダーシップ、役割の明確化、教育、実践、質的改善、専門的価値と倫理、コミュニケーション、リフレクション、軋轢の解消、意思決定等)について、エンドオブライフ期のケアに関する視聴覚教材の視聴を通して理解する。
キーワード ① 家族看護 ② グリーフ ③ 悲嘆のプロセス ④ 家族システム ⑤ チームアプローチ
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、LMS上において5問以上の、当該コマの小テストを実施します。
復習・予習課題 予習:ChatGPTを適切に活用し、授業前に家族看護の内容の整理や問題作成を行うことで、学習への準備を整えること。事前に、コマ用オリジナル教材を読んできてください。看取りの時期にある患者と家族への心理的支援、グリーフケアについてまとめ、授業に臨むこと。復習;授業資料を中心に振り返りを行い、下記の内容についてまとめておく。エンドオブライフの時期にある人を取り巻く家族の心理的過程を示す代表的な悲嘆のプロセス、家族や近親者を患者本人の支援者と捉え、医療者と共に本人により良いケアを提供することを目的とする支援、家族や近親者をケアの対象者と捉え、彼ら自身の苦痛を軽減し、QOLを向上させることを目的とする支援、エンドオブライフの時期の病態や治療の近いにまつわる支援について理解する支援、家族が代理意思決定をする際の支援、家族とのケアの目標の共有の在り方、家族がケアに参加できるような支援、遺族や残された親近者の死別に対する反応、グリーフケアのコミュニケーション。エンドオブライフにおけるチームアプローチの概念、チームアプローチに必要な要素について、自分なりの言葉で表現できることが重要になります。ChatGPTを活用し、小テスト形式の問題を作成し、知識の定着と理解の確認を図ることを推奨する。予習に1時間45分、復習に2時間必要です。
7 エンドオブライフにおける倫理的課題 科目の中での位置付け この授業では、倫理関わる概念や歴史、エンドオブライフケアにおける倫理的課題とアプローチについて理解する。生命倫理、医療倫理、臨床倫理、尊厳死、安楽死等の関連用語について理解・整理すると共に、終末期医療をめぐる臨床倫理の歴史から、今日の臨床現場におけるコンセンサスを形作る礎が作られていることを学ぶ。また、医療現場で遭遇しやすい倫理的課題を生じる場面として、余命が短いがん患者が積極的ながん治療を続けることの意味や、胃婁増設や人工呼吸器装着などの延命治療の是非、治療方針について患者と家族の意見が異なる場合などに関わる事例を取り上げ、倫理的感受性を高めながら課題の本質について考察する意義を明確にすると共に、これらの問題を解決するための手段として、ACPや倫理コンサルテーションについて理解する。また、倫理的課題解決に向けた情報整理、介入について、第4回の授業内容を踏まえ、多職種でのアプローチと看護職の役割についても理解を深める。
・コマ用オリジナル資料
・系統看護学講座別巻 がん看護 第3版pp.42-47
コマ主題細目 ① エンドオブライフケアにおける倫理的課題 ② 倫理関わる概念や歴史 ③ 倫理的課題とアプローチ
細目レベル ① エンドオブライフケアにおける倫理関わる概念や歴史について理解する。生命倫理、医療倫理、臨床倫理、尊厳死、安楽死等の関連用語について理解・整理すると共に、終末期医療をめぐる臨床倫理の歴史から、今日の臨床現場におけるコンセンサスを形作る礎が作られていることを学ぶ。また、医療現場で遭遇しやすい倫理的課題を生じる場面として、余命が短いがん患者が積極的ながん治療を続けることの意味や、胃婁増設や人工呼吸器装着などの延命治療の是非、抑制に関わる事例を取り上げ、課題の本質について考察すると共に、これらの問題を解決するための手段として、ACPや倫理コンサルテーションについて理解する。さらに、倫理的感受性を高まることの重要性について理解する。
② エンドオブライフケアにおける倫理的課題とアプローチについて理解する。エンドオブライフにある人とその家族が抱える倫理的課題にまつわる体験について、治療方針について患者と家族の意見が異なる場合など倫理的な課題を取り上げ、どのような状況で対立するジレンマがみられているのか、どのような情報を得て課題を整理する必要があるのか、これらの課題を解決するためにはどのような介入が必要か考え、課題の解決に向けて実際にどのように介入をしていけばよいか理解する。また、第4回の授業内容を踏まえ、倫理的な課題の解決に向けて、多職種でどのように情報共有や連携を図る必要があるのか、看護師としてどのような役割を果たす必要があるのかについて、倫理的ジレンマを有するエンドオブライフ期の患者と家族の事例を検討し、ディスカッションを通して理解を深める。
キーワード ① 倫理的課題 ② 臨床倫理 ③ 生命倫理 ④ 医療倫理 ⑤ 他職種との協働
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、LMS上において5問以上の、当該コマの小テストを実施します。
復習・予習課題 予習:ChatGPTを適切に活用し、授業前に倫理原則の内容の整理や問題作成を行うことで、学習への準備を整えること。コマ用オリジナル教材を読んできてください。過去の授業をもとに、倫理の4原則についてまとめ、授業に臨むこと。復習;授業資料を中心に振り返りを行い、下記の内容についてまとめておく。エンドオブライフケアにおける倫理的課題とアプローチ、生命倫理、医療倫理、臨床倫理、尊厳死、安楽死等の関連用語、医療現場で遭遇しやすい倫理的課題を生じる場面と問題を解決するための手段としてのACPや倫理コンサルテーション。これらの振り返りを行った後に、授業終了時の課題について取り組む。授業終了時の国家試験の問題については、不明なところは調べるなどして理解をしておく。授業で教授した主題に関連した内容について、自分なりの言葉で表現できることが重要になります。ChatGPTを活用し、小テスト形式の問題を作成し、知識の定着と理解の確認を図ることを推奨する。予習に1時間45分、復習に2時間必要です。
8 エンドオブライフにおける意思決定支援 科目の中での位置付け この授業では、エンドオブライフにおける意思決定支援について理解する。本授業では、エンドオブライフにある人の治療に伴う意思決定支援や倫理的な課題が起こっている患者の事例を通して、患者や家族の体験について理解し、1-7回までの講義の内容をもとに、患者や家族に寄り添うエンドオブライフケアとは何かについて、グループワーク等を通して考察を深める。これまでの授業の内容について振返り、患者にとって必要なケアは何か、家族に対してはどのようなケアが必要か、患者や家族が納得して治療等の意思決定を行うためにどのような支援が必要であるか、患者や家族が望む死を迎えるためにどのようなエンド・オブ・ライフケアを提供していけば良いのか、望む最期を迎えるための意思決定を支えるアドバンス・ケア・プランニング(ACP)とはどうあると良いのか考える。事例の患者の体験に関心を寄せ、エンドオブライフケアに関わる看護職としての必要とされる態度について考察し、看護観や死生観を養う。
・エンドオブライフケア,谷本真理子・増島麻里子,南江堂,2022第Ⅵ章pp.59-64                          ・コマ用オリジナル資料
コマ主題細目 ① エンドオブライフケアにおける意思決定 ② アドバンス・ケア・プランニング ③ エンドオブライフケアを提供するために必要な看護観や死生観
細目レベル ① エンドオブライフにある患者の意思決定支援の介入について理解する。エンドオブライフにある患者とその家族の事例を取り上げ、患者の全身状態が悪化し予後が厳しい状態にある患者の治療方針について患者と家族の意見が異なる場合などにおいて、どのように患者の意思を尊重した意思決定を支援をしていく必要があるのかについて講義やグループワークを通して理解する。患者の意思を尊重し、その人らしく最期まで生きていただくためにどのような支援が必要か、意思決定の型の変遷と共に、アドバンス・ケア・プランニング、合意形成プロセスなどについて学ぶ。また、事前指示書、エンディングノートなど、患者の意思を確認するためのツールや、患者や家族、医療者間でのコミュニケーションの取り方について、事例への看護実践の具体から考察する。
② 患者が望む最期を迎えるための意思決定支援(ACP)とはどのような支援であるかについて理解する。日本人に限らず、人々の望ましい最期についての考え方や価値観は多様化している。近年の国内外の研究結果をもとに、人々の療養・死亡場所の希望と現実の状況に関する動向を理解する。哲学の文献をもとに、介護家族と看取られる者の痛みや、現代におけるエンドオブライフを迎える場所の希望についての人の体験を通して理解する。さらに、患者が望む最期を迎えるための意思決定を支えるアドバンス・ケア・プランニング(ACP)とはどうあると良いのか、学生自身が自らの死生観について考える機会とする。また、アドバンスケアディレクティブ等、関連概念についても理解する。
③ エンドオブライフケアを提供するために必要な看護観や死生観について考える。エンドオブライフにある患者とその家族の事例について、以下の視点で個人で考察し、さらにグループワークを通して自らの看護観や死生観を養う。➀事例に登場するエンドオブライフにある患者についてどのようなことを感じたのか。②自分が事例に登場する患者の立場になった場合、どのようなことを考えると予測するか。③自分が患者の家族の立場であったら、どのようなことを考えると予測するか。④自分がこの患者や家族に関わる医療者の立場であったら、どのようなことを考え、どのように援助をしていこうと考えるか。これらのグループワークを通して、改めて自分自身の看護観や死生観について考える。
キーワード ① 意思決定 ② ACP ③ 死生観 ④ 共同意思決定(SDM) ⑤ 事前指示書
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、LMS上において5問以上の、当該コマの小テストを実施します。
復習・予習課題 予習;ChatGPTを適切に活用し、授業前に意思決定の内容の整理や問題作成を行うことで、学習への準備を整えること。教科書を読んできてください。また、これまでの授業の内容について復習を行い、自分なりの看護観や死生観についてA41枚程度にまとめておく。復習;授業資料を中心に振り返りを行い、下記の内容についてまとめておく。エンドオブライフにある患者とその家族に関する倫理的な課題にはどのようなものがあるのか、倫理的な課題を整理するためにどのような情報が必要であるか、課題を解決するためにどのような介入が必要であるか、患者の意思を尊重した意思決定支援としてどのようなことが大切であるか。これらの振り返りを行った後、自分の看護観や死生観について改めて考察をする。授業で教授した主題に関連した内容について、自分なりの言葉で表現できることが重要になります。授業終了時の国家試験の問題については、不明なところは調べるなどして理解をしておく。ChatGPTを活用し、小テスト形式の問題を作成し、知識の定着と理解の確認を図ることを推奨する。予習に1時間45分、復習に2時間必要です。
履修判定指標
履修指標履修指標の水準キーワード配点関連回
エンドオブライフの定義、関連する概念とエンド・オブ・ライフケア(エンド・オブ・ライフケアが必要な社会的背景、エンド・オブ・ライフケアに類似する用語、エンド・オブ・ライフケアの目的、エンド・オブ・ライフケアの基本的な構成要素、全人的苦痛、対象理解のための視点) エンドオブライフケアが必要になった背景(少子高齢化の人口動態の他、死因、死生観の変容、死を迎える場所が大きく変遷)と制度、エンドオブライフケアの定義、エンドオブライフケアにおける鍵となる概念(終末期ケア、ターミナルケア、ホスピスケア、緩和ケア、サポーティブケア、ウェルビーイング、QOL、自己実現、生きる意味)、その人の人生の終生期を家族とともに支えるためのエンドオブライフケアを構成するケアの要素、望ましい死を実現するために必要なエンドオブライフケア、対象理解のための視点について説明できる。 エンド・オブ・ライフケアの定義、目的、エンド・オブ・ライフケアが必要とされる社会敵背景、エンド・オブ・ライフケアの基本的な構成要素、対象理解 15 1、2
エンドオブライフケアにおける全身状態の特徴、疾患ごとの特性、病みの軌跡の疾患ごとのパターンの違い、症状マネージメント、呼吸困難、倦怠感、がん性疼痛、不安・不眠・抑うつ、 エンドオブライフにある人の全身状態と日常生活動作の障害の特徴、エンドオブライフの時期に出現しうる主な症状(全身倦怠感、食欲不振、痛み、不眠、呼吸困難など)の特徴、移動や排泄、食事などの日常生活動作の障害の特徴や出現時期、エンドオブライフの病の軌跡のパターンの特徴、エンドオブライフにおいて出現する症状のマネージメントの概要(症状緩和ではどのような方法があるのか。症状緩和において留意すべき点は何か、症状緩和において達成可能な目標をどのように設定していくのか)を説明できる。がん性疼痛については、疼痛の特性や侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、突出痛など疼痛の種類やメカニズム、疼痛マネジメントにおけるがん疼痛治療の目標や、鎮痛薬の適切な使用方法、オピオイドの種類や副作用について説明することがができる。 エンドオブライフケアにおける対象の全身状態、疾患ごとの特性、症状マネージメント 40 3、4
臨死期の看護(看取りのケア、臨死期に生じる苦痛の緩和と安楽への援助、鎮静、グリーフケア、死亡確認時の看護、退院・退院時のお見送り) 臨死期(死亡直前数日~数時間)に出現しやすい症状の変化について説明することができる。具体的には、意識障害、認知機能の変化、死前喘鳴などの呼吸の変化、循環不全、経口摂取量の低下、皮膚の変化、情動的な状態の変化について説明することができる。臨死期における患者や家族に必要なケアについて具体的に説明することができる。臨死期に生じる苦痛の緩和と安楽への援助、鎮静、グリーフケア、死亡確認時の看護、退院・退院時のお見送りについて、説明することが出来る。 臨死期に生じる苦痛と安楽への援助、鎮静、グリーフケア、死亡確認時の看護、退院・退院時のお見送り 15 5
エンドオブライフケアにおける家族への支援(悲嘆のプロセス、家族を支援者と捉え、医療者と共に本人により良いケアを提供することを目的とする支援、家族や近親者をケアの対象者と捉え、彼ら自身の苦痛を軽減し、QOLを向上させることを目的とする支援、チームアプローチ) エンドオブライフの時期にある人を取り巻く家族の心理的過程を示す代表的な悲嘆のプロセスを説明できる。家族や近親者を患者本人の支援者と捉え、医療者と共に本人により良いケアを提供することを目的とする支援、家族や近親者をケアの対象者と捉え、彼ら自身の苦痛を軽減し、QOLを向上させることを目的とする支援、エンドオブライフの時期の病態や治療の近いにまつわる支援について理解する支援について説明できる。家族が代理意思決定をする際の支援、家族とのケアの目標の共有の在り方、家族がケアに参加できるような支援、遺族や残された親近者の死別に対する反応、グリーフケアのコミュニケーションについて説明できる。エンドオブライフにおけるチームアプローチの概念、看護師の役割について説明できる。 家族の悲嘆のプロセス、家族システム、チームアプローチ 10 6
倫理関わる概念、歴史、生命倫理、医療倫理、臨床倫理、倫理的課題 生命倫理、医療倫理、臨床倫理、尊厳死、安楽死等の関連用語について説明することができる。終末期医療をめぐる臨床倫理の歴史から、今日の臨床現場におけるコンセンサスを形作る礎が作られていることを説明することができる。また、医療現場で遭遇しやすい倫理的課題を生じる場面における倫理的課題の本質について説明し、これらの問題を解決するための手段として、ACPや倫理コンサルテーションについて説明することができる。 エンド・オブ・ライフケアとは、死生観とは、意思決定支援、アドバンス・ケア・プランニング 10 7
エンドオブライフにおける意思決定支援(意思決定支援、SDM、ACP、事前指示、看護観、死生観) エンド・オブ・ライフにおける意思決定支援について説明することができる。患者の意思を尊重し、その人らしく最期まで生きていただくためにどのような支援が必要か、意思決定の型の変遷と共に、アドバンス・ケア・プランニング、合意形成プロセスなどの用語とそのないようについて説明することができる。また、事前指示書、エンディングノートなど、患者の意思を確認するためのツールや、患者や家族、医療者間でのコミュニケーションの取り方についても説明することが出来る。自分の死生観について表現することができる。 エンドオブライフの意思決定支援、SDM、ACP、事前指示、死生観 10 8
評価方法 評価は、筆記試験100点満点とし、60点以上を合格とする。
評価基準 評語
    学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・ S (100~90点)
    学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・ A (89~80点)
    学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・ B (79~70点)
    学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・ C (69~60点)
    学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・ D (60点未満)
教科書 系統看護学講座別巻 がん看護 第3版、小松浩子、他著、医学書院 2022(2,530円 (本体2,300円+税10%)) (電子テキスト)
参考文献 エンドオブライフケア,谷本真理子・増島麻里子,南江堂,2022, 2,600円(税込み
実験・実習・教材費