区分 学部共通科目
ディプロマ・ポリシーとの関係
(心)専門的知識と実践的能力 (心)分析力と理解力 (心)地域貢献性
(環)専門性 (環)理解力 (環)実践力
カリキュラム・ポリシーとの関係
(心)課題分析力 (心)課題解決力 (心)課題対応力
(環)専門知識 (環)教養知識 (環)思考力 (環)実行力
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
この科目は「学部共通科目」の「外国語」の中に位置づけられる。さらに、必修科目の「英語Ⅰ」と「英語Ⅱ」、そして選択科目の「英語Ⅲ」「英語Ⅳ」における基礎的な科目となる。1年生から2年生へと順序だててグローバルな視野を持ち、国際社会に貢献できる力を有することを目的とする。
科目の目的
英語の規則を身につけて、英語力を伸ばす基礎を培う。これは簡単なことのようにも思えるが、これまでの英語学習を振り返ると言うは易し、行うは難し、であろう。しかし、外国語の習得は集中して時間をかけることにより可能である。これまでに学んで来たことを振り返り、名詞・代名詞・冠詞、動詞、5文型、助動詞、時制、完了形、不定詞、動名詞、分詞、受動態、形容詞・副詞・比較、関係詞、仮定法、などを中心に、文の構造を理解し、書き、読めるようにする。公的な英語検定にも挑戦し、得点を挙げるだけの素地を作ることを目的とする。
到達目標
前提として、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であることを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現することが理解できていること。これをもとにして、英語で書かれた文の意味がわかり、簡単な事柄を英語で表現するための基礎が形成されること。
科目の概要
リーディング、基礎文法の復習、語彙力増加などに重点を置く総合的な学習を行う。各ユニットは4頁、全部で15のユニットから構成されている。はじめに重要で不可欠な文法事項が掲載されてるので、これをしっかりと理解する。できないところはこれまでに使用した参考書などをもう一度学習してもらいたい。次に、指定された問題演習(主に英語の日本語訳)を各自でできる範囲で解答する。このことにより、どこが十分理解できていないのかがわかるので、この作業は重要である。さらに、補助的に英語の長文演習をする。この長文には、その回の文法項目以外のものも含まれているため、総復習としても役に立つ。このような準備をして、授業ではポイントを押さえた解説を行う。
科目のキーワード
①リーディング、②文法、③語彙力、④長文、⑤構文
授業の展開方法
この授業の展開方法は、これまで高校までに学んできた項目を総復習することを念頭に置く。項目は、名詞・代名詞・冠詞、動詞、5文型、助動詞、時制、完了形、不定詞、動名詞、分詞、受動態、形容詞・副詞・比較、関係詞、仮定法、である。指定された問題演習を各自でできる範囲で解答する。このことにより、どこが十分理解できていないのかがわかるので、この作業は重要である。さらに、英語の長文演習をする。この長文には、その回の文法項目以外のものも含まれているため、総復習としても役に立つ。授業の終わり小テストを実施し、その結果、思わしくなかった項目については次回の授業で復習を行う。
オフィス・アワー
【水曜日】昼休み・5時限目、【木曜日】昼休み・4時限目、【金曜日】1・2時限目・昼休み
科目コード COM200
学年・期 1年・前期
科目名 英語Ⅰ
単位数 2
授業形態 講義
必修・選択 必須
学習時間 【授業】90分×15 【予習】90分以上×15 【復習】90分以上×15
前提とする科目 なし
展開科目 英語Ⅱ
関連資格 英語関連資格
担当教員名 岡良和
主題コマシラバス項目内容教材・教具
1 動詞(1)be動詞 科目の中での位置付け 日本語と比較しながらbe動詞の特徴を理解し、be動詞の語形変化に習熟する まずは、日本語でbe動詞を使うような肯定・否定・疑問文を考えてみる。次いで、原形be, 現在形am, are , is, 過去形was, were 過去分詞形(have , had ) been, (has had そしてこれらに主語として、I, you, he, she, it, we, they が加わり文の根幹を形成することを押さえる。また、原形の他に、現在形は現在のことに使い、過去形は過去のことに使い、過去分詞形は完了形、完了受身形に使うことを押さえる。英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に「は」「が」「を」「に」などの不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、be動詞は状態を示す語であることで、一般動詞と異なることを押さえる。最も入門的な動詞であるbe動詞から本授業はスタートする。肯定文の特徴を理解する。否定文に習熟する。疑問文の語順に習熟する。これらのことは、構文を理解するうえで必須であるので、高校までで学んだことも思い出しながら、大学レベルの橋渡しの回として位置づけられる。
教科書 6-9
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①6, ②7, ③8, ④9
コマ主題細目 ① 語形変化 ② 肯定文 ③ 否定文 ④ 疑問文 ⑤
細目レベル ① be動詞の語形変化に習熟する まずは、日本語でbe動詞を使うような文を考えてみる。次いで、原形be, 現在形am, are , is, 過去形was, were 過去分詞形(have , had ) been, (has had そしてこれらに主語として、I, you, he, she, it, we, they が加わり文の根幹を形成することを押さえる。また、原形の他に、現在形は現在のことに使い、過去形は過去のことに使い、過去分詞形は完了形、完了受身形に使うことを押さえる。英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、be動詞は状態を示す語であることで、一般動詞と異なることを押さえる。このことにより次回の授業への関連を構成することとする。
② 肯定文の特徴を理解する。 まずは、日本語でbe動詞を使うような文を考えてみる。次いで、you are very thoughtful. I was in Kyoto last week. Ozaki was a rock singer. We are soccer players. 「あなたはとても思いやりがある。」「私は先週京都にいました。」(私は先週「京都に行きました。」ならI went to Kyoto last week.)「尾崎はロックシンガーでした。」「私たちはサッカー選手です。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「です」」を付加することで肯定文になるが、英語は主語の後にbe動詞を付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
③ 否定文に習熟する。まずは、日本語でbe動詞を使うような文を考えてみる。次いで、They are not Americans. Jacky was not his girlfriend. I am not an engineer. They were not Italians.のような英語の否定文と、「彼らはアメリカ人ではありません。」「ジャッキーは彼のガールフレンドではありませんでした。」
「私はエンジニアではありません。」「彼らはイタリア人ではありませんでした。」を比較する。このことにより、日本語は「です」に「否定辞」を付加することで否定文になるが、英語はbe動詞にnotを付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。

④ 疑問文の語順に習熟する。まずは、日本語でbe動詞を使うような文を考えてみる。次いで、 Is it a new game?, Was Tom kind? Is he a police officer? のWere you sad?のような英語の疑問文と、これに対応する日本語の疑問文「それは新しいゲームですか。」「 トムは親切でしたか。」「彼は警察官ですか。」 「あなたは悲しかったですか。」を比較する。このことにより、日本語は文尾に「か」を付加することで疑問文になるが、英語はbe動詞を主語の前に出すことで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。

キーワード ① 語形変化 ② 肯定文 ③ 否定文 ④ 疑問文 ⑤ be動詞
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
2 動詞(2)一般動詞 科目の中での位置付け 日本語と比較しながら前回のbe動詞と比較しながら一般動詞の特徴を理解し、一般動詞の語形変化にも習熟する まずは、日本語一般動詞を使うような肯定・否定・疑問文を考えてみる。次いで、規則変化動詞と不規則変化動詞の原形、現在形過去形、過去分詞形、そしてこれらに主語として、I, you, he, she, it, we, they が加わり文の根幹を形成することを押さえる。また、原形の他に、現在形は現在のことに使い、過去形は過去のことに使い、過去分詞形は完了形、受身形に使うことを押さえる。英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に「は」「が」「を」「に」などの不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、be動詞が状態を示すのに対し、一般動詞はあるものに対する作用を表すことを押さえる。最も入門的な動詞であるbe動詞から本授業はスタートし、この回で重要な一般動詞の意味と形を押さえる。より具体的には、肯定文の特徴を理解する。否定文に習熟する。疑問文の語順に習熟する。これらのことは、構文を理解するうえで必須であるので、高校までで学んだことも思い出しながら、大学レベルの橋渡しの回として位置づけられる。
教科書 10-13
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①10, ②11, ③12, ④13
コマ主題細目 ① 語形変化 ② 肯定文 ③ 否定文 ④ 疑問文 ⑤
細目レベル ① 一般動詞の語形変化に習熟する まずは、日本語で一般動詞を使うような文を考えてみる。次いで、原形、 現在形、過去形、過去分詞形、そしてこれらに主語として、I, you, he, she, it, we, they が加わり文の根幹を形成することを押さえる。また、原形の他に、現在形は現在のことに使い、過去形は過去のことに使い、過去分詞形は完了形、完了受身形に使うことを押さえる。英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、一般動詞は動作・行為・状態を示す語であることで、be動詞と異なることを押さえる。このことにより次回の授業への関連を構成することとする。
② 肯定文の特徴を理解する。まずは、日本語で一般動詞を使うような、肯定文を考えてみる。次いで「彼らは新しいホームビデオを作りました。」「私たちはそのレストランに日曜日に行きます。」「彼は一生懸命に働きます。」「岡田さんはイタリアのフットボールチームに所属しています。」と英語の肯定文They made a new home video. We go to the restaurant on Sundays. He works very hard. Mr. Okada belongs to a football team in Italy.を比較する。このことにより、日本語は主語、目的語、動詞語尾に「する」を付加することで肯定文になるが、英語は主語の後に一般動詞を付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
③ 否定文に習熟する。まずは、日本語で一般動詞を使うような、否定文を考えてみる。次いで、「私は昨夜テレビのニュースを見ませんでした。」「彼は私のアドバイスを聞きません。」とこれらに対応する英語表現I did not watch TV news last night. He does not listen to my advice. (単に聞いて理解するにとどまらず、相手の意見に従うことまで含むのは日本語と英語は同じことにも注意喚起する。) このことにより、日本語は動詞語尾に否定辞を付加することで否定文になるが、英語は動詞の前にdo not does not did notを付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
④ 疑問文の語順に習熟する。まずは、日本語で一般動詞を使うような文を考えてみる。次いで、Does Nick practice Judo every day? Do you have a desktop computer? Did he borrow the bike from you? のような英語の疑問文と、これに対応する日本語の疑問文「ニックは毎日柔道を練習しますか。」「あなたはデスクトップコンピュータを持っていますか。」「彼はその自転車をあなたから借りたのですか。」を比較する。このことにより、日本語は文尾に「か」を付加することで疑問文になるが、英語はdo, does ,didを主語の前に出すことで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。

キーワード ① 語形変化 ② 肯定文 ③ 否定文 ④ 疑問文 ⑤ 一般動詞
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
3 未来形 科目の中での位置付け 日本語と比較しながら未来形の特徴を理解する。未来形の語形変化に習熟する。 まずは、日本語で未来形を使うような文を考えてみる。次いで、will と異なりbe going to については、現在形、過去形、そしてこれらに主語として、I, you, he, she, it, we, they が加わり文の根幹を形成することを押さえる。また、be going to は、既にある出来事が進行中である点で、進行形的な性格を有し、この点で意思を新たに表明するwillとの違いがあることも押さえる。従ってなりだした電話に「出ます」の場合はwillでなければならない点を理解する。英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。まず、肯定文の特徴を理解する。はじめに、日本語で未来形を使うような、肯定文を考えてみる。次いでこれらの日本語表現にあたる英語を比較する。日本語は語尾に「だろう。するつもりだ。」」を付加することで肯定文になるが、英語は動詞の前にbe going to やwillという助動詞を付加することで形成されることを押さえる。疑問文は日本語と違い語順で示されることを押さえる。
教科書 14-16
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①14, ②15, ③16, ④16
コマ主題細目 ① 語形変化 ② 肯定文 ③ 否定文 ④ 疑問文 ⑤
細目レベル ① 未来形の語形変化に習熟する。 まずは、日本語で未来形を使うような文を考えてみる。次いで、will と異なりbe going to については、現在形、過去形、そしてこれらに主語として、I, you, he, she, it, we, they が加わり文の根幹を形成することを押さえる。また、be going to は、既にある出来事が進行中である点で、進行形的な性格を有し、この点で意思を新たに表明するwillとの違いがあることも押さえる。従ってなりだした電話に「出ます」の場合はwillでなければならない点を理解する。英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。このことにより次回の授業への関連を構成することとする。
② 肯定文の特徴を理解する。まずは、日本語で未来形を使うような、肯定文を考えてみる。次いで「私は今夜あなたにメールを送ります。」「私たちは結婚のプレゼントをまり子に送るつもりです。」という肯定文とこれに対応する英語表現I will email you tonight. We will send a wedding present to Mariko.
を比較する。このことにより、日本語は語尾に「だろう。するつもりだ。」」を付加することで肯定文になるが、英語は動詞の前にbe going to やwillという助動詞を付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。

③ 否定文に習熟する。まずは、日本語で未来形の否定形を使うような文を考えてみる。次いで、「キング氏は東京に来ないでしょう。」「私の父は私をパリに連れて行かないでしょう。」「彼は私に本当のことを言わないでしょう。」「彼らは今回はシアトルに行かないでしょう。「彼の妹はホラー映画を見ないでしょう。」とこれらに対応する英語表現であるMr. King will not come to Tokyo. My father will not take me to Paris. He will not tell me the truth. They are not going to visit Seattle this time. His younger sister will not watch horror movies.を比較する。このことにより、日本語は「でしょう」に「否定辞」を付加し「ないでしょう」とすることで否定文になるが、英語は助動詞にnotを付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
④ 疑問文の語順に習熟する。まずは、日本語で未来形を使うような文を考えてみる。次いで、Will you buy a game application? Is Lisa going to get a part-time job? Are you going to cancel the meeting? のような英語の疑問文と、これに対応する日本語の疑問文「あなたはゲームアプリを買うつもりですか。」「リサはパートの仕事を得るつもりですか。」「あなたは会議をキャンセルするつもりですか。」を比較する。このことにより、日本語は文尾に「か」を付加することで疑問文になるが、英語は助動詞を主語の前に出すことで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。

キーワード ① 語形変化 ② 肯定文 ③ 否定文 ④ 疑問文 ⑤ 未来形
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
4 助動詞 科目の中での位置付け 日本語と比較しながら助動詞の特徴を理解する。助動詞の語形変化に習熟する。まずは、日本語で助動詞を使うような文を考えてみる。次いで、will(未来、意思), can cannot(可能、能力、許可、推量), may(推量、許可), must(義務、必要、推量(肯定的)), must not(禁止), have to, has to(義務、必要), do not have to, does not have to(不要),などの意味と形式の対応を押さえる。また、「しなければならない」から「違いない」「してもよい」から「かも知れない」という意味の展開を認知的に押さえることで丸暗記に頼らない学習法を教示する。さらに、英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、形式は疑問文であるが意味は依頼である表現もある。これも丸暗記ではなく、意味の拡張の観点から取り上げる。これまで暗記と思われていた英文法が人間の自然な発想の展開に基づくことを押させる回でもある。
教科書 18-20
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①18, ②18, ③19, ④20
コマ主題細目 ① 語形変化 ② 肯定文 ③ 否定文 ④ 疑問文 ⑤
細目レベル ① 助動詞の語形変化に習熟する。まずは、日本語で助動詞を使うような文を考えてみる。次いで、will(未来、意思), can cannot(可能、能力、許可、推量), may(推量、許可), must(義務、必要、推量(肯定的)), must not(禁止), have to, has to(義務、必要), do not have to, does not have to(不要),などの意味と形式の対応を押さえる。また、「しなければならない」から「違いない」「してもよい」から「かも知れない」という意味の展開を認知的に押さえることで丸暗記に頼らない学習法を教示する。さらに、英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。このことにより次回の授業への関連を構成することとする。
② 肯定文の特徴を理解する。まずは、日本語で助動詞を使うような、肯定文を考えてみる。次いで「私たちはこの自転車を修理できます。」「彼らは今家に帰らなければなりません。」「私たちは道路では注意しなければなりません。」という肯定文とこれに対応する英語表現We can fix this bicycle. They have to go home now. We must be careful on the streets. You may use my computer. を比較する。このことにより、日本語は語尾に「できる、してよい」などを付加することで肯定文になるが、英語は動詞の前に助動詞を付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
③ 否定文に習熟する。 まずは、日本語で助動詞の否定形を使うような文を考えてみる。次いで、「メアリーは今日学校に来ないでしょう。」「彼らはこの案を気に入らないかもしれません。」「彼らがプロのサッカー選手のはずがありません。」「私はジャンクフードを食べてはいけない。」とこれらに対応する英語表現であるMary will not come to school today. They may not like this idea. They cannot be professional soccer players. I must not eat junk food. を比較する。このことにより、日本語は「助動詞」の前に「否定辞」を付加することで否定文になるが、英語は助動詞の後にnotを付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
④ 疑問文の語順に習熟する。まずは、日本語で助動詞を使うような文を考えてみる。次いで、May I speak to Mr. Aoyama? Can you bring a map? のような英語の疑問文と、これに対応する日本語の疑問文「青山さんはいらっしゃいますか。(青山さんと話をしていいですか)(May I speak to~:(電話で)「~お願いできますか」の意味)」「地図を持ってきてくれますか。(Can you ~:「あなたは~できますか」→依頼の意味)」を比較する。このことにより、日本語は文尾に「か」を付加することで疑問文になるが、英語は助動詞を主語の前に出すことで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。

キーワード ① 語形変化 ② 肯定文 ③ 否定文 ④ 疑問文 ⑤ 助動詞
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
5 冠詞 科目の中での位置付け 日本語と比較しながら冠詞の特徴を理解する。冠詞には、a, an, theの3つがある。名詞の前につける。このうちa, anは不定冠詞でもとはoneから由来している。定冠詞のtheはthatに由来している。A, anは基本的に「一つ」、「一人」の意味をあらわすものについて使う。これに対して,theは、話し手と聞き手の双方が、何を指しているのかがわかるものなどに使う。例としては、I bought a book.「私は本を一冊買った。」I bought the book , too.「私はその本も買った。」前者が不特定の「ある」本を指すのに対して、後者は聞き手と話し手の双方がどの本であるのかがわかっている本を指す。この意味で定冠詞と不定冠詞が対立的な関係にあるのであって、単数のa, anに対して複数が対立関係にあるのではない。また、日本語では不定冠詞にあたる「一つの」や「一人の」などが通常は表現されないことも押さえておく。さらに、なぜ英語では河川、群島、海洋、山脈、家族に定冠詞が使われるのかを「theは、話し手と聞き手の双方が、何を指しているのかがわかるものなどに使う。」という原則から説明を試みる。

教科書 22-25
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①22, ②23, ③24, ④25
コマ主題細目 ① 冠詞の概念 ② 不定冠詞の使い方 ③ 定冠詞の使い方 ④ 冠詞を付けないもの ⑤
細目レベル ① 冠詞の変化に習熟する。冠詞には、a, an, theの3つがある。名詞の前につける。このうちa, anは不定冠詞でもとはoneから由来している。定冠詞のtheはthatに由来している。A, anは基本的に「一つ」、「一人」の意味をあらわすものについて使う。これに対して,theは、話し手と聞き手の双方が、何を指しているのかがわかるものなどに使う。例としては、I bought a book.「私は本を一冊買った。」I bought the book , too.「私はその本も買った。」前者が不特定の「ある」本を指すのに対して、後者は聞き手と話し手の双方がどの本であるのかがわかっている本を指す。この意味で定冠詞と不定冠詞が対立的な関係にあるのであって、単数のa, anに対して複数が対立関係にあるのではない。このような事項を押さえることにより次回の授業への関連を構成することとする。
② 不定冠詞の概念を知る。「 コーヒーをいかがですか。(Will you~:「あなたは~するつもりですか」→「勧める」意味)「彼は高価な車を買った。(boughtはbuyの過去)」に対応する英語表現Will you have a cup of coffee? He bought an expensive car. 比較する。そして、日本語では不定冠詞にあたる「一つの」や「一人の」などが通常は表現されないことも押さえておく。他には、This is a good camera. She was a jazz pianist. He has an old cat.などの英語表現の場合も「これはいいカメラです。「彼女はジャズピアニストでした。」「彼は年老いた猫を飼っています。」という表現も日本語と英語を対応させて不定冠詞の有無を確認する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
③ 定冠詞の概念を知る 。日本語での表現「私は昨夜ラジオを聞いた。(not… but~:「…ではなくて~」)」「私の兄はバイオリンをとても上手に弾く。」「彼は合衆国の大統領だ。(USAは ( ) United States of America)」「これは富士山の最も美しい写真だ。」「私はコーヒーショップで晩に太郎に会った。」とこれらに対応する英語表現I listened to the radio last night. My brother plays the violin very well. He is the president of the U.S.A. This is the most beautiful photo of Mt. Fuji. I met Taro at a coffee shop in the evening. を比較する。なぜ英語ではこれらに定冠詞が使われるのかを「theは、話し手と聞き手の双方が、何を指しているのかがわかるものなどに使う。」という原則から説明を試みる。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。

④ 冠詞をつけないものの特徴を理解する。まず、日本語の表現「私は昨夜テレビを見なかった。」「春が来た。(現在完了で、冬が終わり春が来た、という過去から現在までをイメージした表現)」「彼らは日曜日に野球をする。」「彼女は今朝スパゲッティを食べた。」とこれらに対応する英語の表現I didn''''t watch TV last night. Spring has come. They play baseball on Sundays. She had spaghetti this morning. を比較する。そしてなぜ冠詞が使われないのかを、「a, anは不定冠詞でもとはoneから由来している。定冠詞のtheはthatに由来している。A, anは基本的に「一つ」、「一人」の意味をあらわすものについて使う。これに対して,theは、話し手と聞き手の双方が、何を指しているのかがわかるものなどに使う。」という規則から導き出す。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。

キーワード ① 冠詞 ② 不定冠詞 ③ 定冠詞 ④ 無冠詞 ⑤ 指定の概念
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
6 代名詞 科目の中での位置付け 本授業では、動詞、助動詞、冠詞、代名詞、接続詞、進行形、受動態、完了形、比較、不定詞、動名詞、関係詞を中心に扱う。この回は、代名詞を扱う。日本語と比較しながら人称代名詞の特徴を理解する 1人称、2人称、3人称のそれぞれの変化I, my me, we, our us, you ,your, you , she her , her, it, its, it they, their them,それに所有代名詞、mine, ours, yours, hers, theirsなどを押さえる。指示代名詞、this, that, these, those,を押さえる。疑問代名詞who, whose, whom, what, whichを確実に押さえる。Itの特別用法と言われる「天候、時間」のitを代名詞からの意味的拡張として押さえる。また、代名詞においては数や人称を手掛かりにして、その代名詞が何・誰を指しているのかに常に注意しなければならないことも自覚する。特にある程度の長文を読むときには代名詞をおろそかにしないで確実に指すものを把握すること。
教科書 28-30
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①28, ②29, ③30, ④30
コマ主題細目 ① 人称代名詞の変化 ② 肯定文 ③ 否定文 ④ 疑問文 ⑤
細目レベル ① 代名詞の変化に習熟する。代名詞の人称と格である、1人称、2人称、3人称のそれぞれの変化I, my me, we, our us, you ,your, you , she her , her, it, its, it they, their them,それに所有代名詞、mine, ours, yours, hers, theirsなどを押さえる。指示代名詞、this, that, these, those,を押さえる。疑問代名詞who, whose, whom, what, whichを確実に押さえる。Itの特別用法と言われる「天候、時間」のitを代名詞からの意味的拡張として押さえる。代名詞を含む以下のような肯定文、否定文、疑問文He is a tennis player. We like our English teacher. They made travel plans. She won''''t buy it. They didn''''t know about our school. May I have your name? Is she our new school teacher?を代名詞の観点から押さえる。このような事項を押さえることにより次回の授業への関連を構成することとする。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
② 代名詞を含む肯定文に習熟する。まずは、日本語で代名詞を使うような、肯定文を考えてみる。次いで英語のHe gave me his desktop computer. I will send you my wedding invitation. We like our math teacher.という肯定文とこれに対応する日本語表現、「彼のデスクトップコンピュータを私にくれました。」「私はあなたに私の結婚式の招待状を送ります。」「私たちは数学の先生が好きです。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「です、する」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとに動詞を付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
③ 代名詞を含む否定文に習熟する。まずは、日本語で代名詞を使うような、否定文を考えてみる。次いで英語のHe didn''''t give me his desktop computer. I will not send you my wedding invitation. We don''''t like our math teacher.という否定文とこれに対応する日本語表現、「彼のデスクトップコンピュータを私にくれませんでした。」「私はあなたに私の結婚式の招待状を送りません。」「私たちは数学の先生が好きではありません。」を比較する。英語は動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
④ 代名詞を含む疑問文に習熟する。まずは、日本語で代名詞を使うような、否定文を考えてみる。次いで英語のDid he give you his desktop computer? Will you send you your wedding invitation? Do you like your math teacher.という否定文とこれに対応する日本語表現、「彼のデスクトップコンピュータをあなたにくれましたか。」「あなたの結婚式の招待状を送ってくれますか。」「あなたたちは数学の先生が好きですか。」を比較する。英語は主語の前に疑問のことばを付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。

キーワード ① 人称代名詞 ② 指示代名詞 ③ 疑問代名詞 ④ 代名詞の変化 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
7 前置詞 科目の中での位置付け 本授業では、動詞、助動詞、冠詞、代名詞、接続詞、進行形、受動態、完了形、比較、不定詞、動名詞、関係詞を中心に扱う。この回は、日本語と比較しながら前置詞の特徴を理解する。 様々な前置詞とその原型的な意味からの拡張を押さえる。「場所・方向」を表す前置詞が「時」を表す前置詞に拡張していることを押さえる。このことで一つひとつの前置詞を丸暗記する必要がなくなることが期待される。さらに、英語は前置詞で、日本語は後置詞であること、そして、英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。
教科書 32-34
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①32, ②32, ③33, ④34
コマ主題細目 ① 前置詞の種類 ② 肯定文 ③ 否定文 ④ ⑤
細目レベル ① 様々な前置詞とその原型的な意味からの拡張を押さえる。「場所・方向」を表す前置詞at, in, on, by, from, to, between, among, under, over,などが「時」を表す前置詞at, on, in, by, for, after, beforeなどに拡張していることを押さえる。このことで一つひとつの前置詞を丸暗記する必要がなくなることが期待される。その他の前置詞by(手段),in(言語で), of(所有), for(目的), from(出身), with(同伴),
about(関連)などへの意味的拡張も理解できるようにする。一つひとつの前置詞を丸暗記する必要がなくなることが期待される。さらに、英語は前置詞で、日本語は後置詞であること、そして、英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。

② 前置詞を含む肯定文に習熟する。まずは、日本語で前置詞を使うような、肯定文を考えてみる。次いで英語のI heard about it from Susan. I will meet Gregg at Tokyo Station. My brother writes poems in English.という肯定文とこれに対応する日本語表現、「私はそれについてスーザンから聞きました。」「私はグレッグに東京駅で会います。」「私の兄(弟)は英語で詩を書きます。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「です、する」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとに動詞を付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。

③ 前置詞を含む否定文に習熟する。まずは、日本語で前置詞を使うような、否定文を考えてみる。次いで英語のI did not hear about it from Susan. I will not meet Gregg at Tokyo Station. My brother does not writes poems in English.という否定文とこれに対応する日本語表現、「私はそれについてスーザンから聞きませんでした。」「私はグレッグに東京駅で会いません。」「私の兄(弟)は英語で詩を書きません。」を比較する。英語は動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。


キーワード ① 「時」の前置詞 ② 「場所」の前置詞 ③ そのほかの前置詞 ④ 拡張 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
8 接続詞 科目の中での位置付け 本授業では、動詞、助動詞、冠詞、代名詞、接続詞、進行形、受動態、完了形、比較、不定詞、動名詞、関係詞を中心に扱う。この回は、接続詞を扱う。接続詞とは語、句、文をつなぐ語を言う。日本語と比較しながら接続詞の特徴を理解する。And, or, but, when, before, after, becauseなどを扱うが、when, before, afterは疑問詞や場所を示す前置詞から由来することを押さえる。このことで一つ一つの接続詞を前置詞とは別に丸暗記することを不要としたい。さらに、英語は接続詞の位置が前置詞的で、日本語は後置詞的であること、そして、英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。
教科書 36-38
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①36, ②36, ③37, ④38
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 接続詞を含む肯定文に習熟する。まずは、日本語で接続詞を使うような、肯定文を考えてみる。次いで英語のBen is tall and good-looking. He was sad because he lost his passport. She was sick when we saw her. という肯定文とこれに対応する日本語表現、「ベンは背が高くそしてハンサムです。」「彼はパスポートをなくしたので悲しかった。」「私たちが彼女に会った時 彼女は病気でした。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「です、する」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとに動詞を付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
② 接続詞を含む否定文に習熟する。まずは、日本語で接続詞を使うような、否定文を考えてみる。次いで英語のBen is not tall or good-looking. He was not sad because he lost his passport. She was not sick when we saw her. という否定文とこれに対応する日本語表現、「ベンは背が高くもなくハンサムでもありません。」「彼はパスポートをなくしたので悲しかったというのではない。」「私たちが彼女に会った時 彼女は病気ではありませんでした。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「ではない」などを付加することで否定文になるが、英語は動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
③ 接続詞を含む疑問文に習熟する。まずは、日本語で接続詞を使うような、疑問文を考えてみる。次いで英語のIs Ben tall and good-looking? Was he sad because he lost his passport? Was she sick when you saw her? という疑問文とこれに対応する日本語表現、「ベンは背が高くそしてハンサムですか。」「彼はパスポートをなくしたので悲しかったのですか。」「あなたが彼女に会った時 彼女は病気でしたか。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「か」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前に助動詞や動詞を付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。


キーワード ① 接続 ② 時 ③ 理由 ④ 拡張 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
9 進行形 科目の中での位置付け 本授業では、動詞、助動詞、冠詞、代名詞、接続詞、進行形、受動態、完了形、比較、不定詞、動名詞、関係詞を中心に扱う。この回は、進行形を扱う。進行形とはある時点で動作・行為が進行している状況を表すときに使う形を言う。現在進行形、過去進行形、未来進行形がある。日本語と比較しながら進行形の特徴を理解し、1回目の授業で扱ったbe動詞の語形変化に習熟する まずは、日本語で進行形を使うような肯定・否定・疑問文を考えてみる。次いで、現在進行形am, are , is, 過去進行形was, were、そしてこれらに主語として、I, you, he, she, it, we, they が加わり進行形の文の根幹を形成することを押さえる。また、現在進行形は現在のことに使い、過去進行形は過去のことに使うことを押さえる。英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。
教科書 40-42
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①40, ②41, ③41, ④42
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 進行形を含む肯定文に習熟する。まずは、日本語で進行形を使うような、肯定文を考えてみる。次いで英語のThey were working on the new garden. Mary is taking care of her grandparents. We will be meeting with the President tomorrow morning. という肯定文とこれに対応する日本語表現、「彼らは新しい庭で働いていました。」「メアリーは祖父母を世話している。」「我々は明日の朝社長と会います」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「です、する」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとに動詞を付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
② 進行形を含む否定文に習熟する。まずは、日本語で進行形を使うような、否定文を考えてみる。次いで英語のThey were not working on the new garden. Mary is not taking care of her grandparents. We will not be meeting with the President tomorrow morning. という否定文とこれに対応する日本語表現、「彼らは新しい庭で働いていませんでした。」「メアリーは祖父母を世話していません。」「我々は明日の朝社長と会いません。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「ません」などを付加することで否定文になるが、英語は助動詞やbe動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
③ 進行形を含む疑問文に習熟する。まずは、日本語で進行形を使うような、疑問文を考えてみる。次いで英語のWere they working on the new garden? Is Mary taking care of her grandparents? Will you be meeting with the President tomorrow morning? という疑問文とこれに対応する日本語表現、「彼らは新しい庭で働いていましたか。」「メアリーは祖父母を世話しているのですか。」「あなたは明日の朝社長と会うのですか」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「ですか、するのですか」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前にbe動詞を移動することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。


キーワード ① 進行 ② 現在進行形 ③ 過去進行形 ④ 未来進行形 ⑤ 拡張
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
10 受動態 科目の中での位置付け 本授業では、動詞、助動詞、冠詞、代名詞、接続詞、進行形、受動態、完了形、比較、不定詞、動名詞、関係詞を中心に扱う。この回は、進行形を扱う。日本語と比較しながら受動態の特徴を理解する日本語と比較しながら受動態の主要部であるbe動詞の特徴を理解し、be動詞の語形変化に習熟する まずは、日本語で受動態を使うような肯定・否定・疑問文を考えてみる。次いで、原形be, 現在形am, are , is, 過去形was, were、そしてこれらに主語として、I, you, he, she, it, we, they が加わり受動態の根幹を形成することを押さえる。また、be動詞部分の現在形は現在のことに使い、過去形は過去のことに使うことを押さえる。英語と日本語の表現の相違がどこから来るのかを、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。肯定文の特徴を理解し、否定文、疑問文の語順に習熟する。
教科書 44-46
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①44, ②45, ③46, ④46
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 受動態を含む肯定文に習熟する。まずは、日本語で受動態を使うような、肯定文を考えてみる。次いで英語のThey were respected by the club members. You will be invited to the concert by Mr. Smith. This house was built by the company. という肯定文とこれに対応する日本語表現、「彼らはクラブのメンバーたちに尊敬されていました。」「あなたはスミスさんによってそのコンサートに招待されるでしょう。」「この家はその会社によって建築されました。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「される」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとにbe動詞と過去分詞を付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
② 受動態を含む否定文に習熟する。まずは、日本語で受動態を使うような、否定文を考えてみる。次いで英語のThey were not respected by the club members. You will not be invited to the concert by Mr. Smith. This house was not built by the company.という否定文とこれに対応する日本語表現、「彼らはクラブのメンバーたちに尊敬されていませんでした。」「あなたはスミスさんによってそのコンサートに招待されないでしょう。」「この家はその会社によって建築されませんでした。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「されません」などを付加することで否定文になるが、英語は助動詞やbe動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
③ 受動態を含む疑問文に習熟する。まずは、日本語で受動態を使うような、疑問文を考えてみる。次いで英語のWere they respected by the club members? Will you be invited to the concert by Mr. Smith? Was this house built by the company? という疑問文とこれに対応する日本語表現、「彼らはクラブのメンバーたちに尊敬されていましたか。」「あなたはスミスさんによってそのコンサートに招待されるでしょうか。」「この家はその会社によって建築されましたか。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「ますか、などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前にbe動詞を移動することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。



キーワード ① 受動態 ② 現在形 ③ 過去形 ④ 未来 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
11 完了形 科目の中での位置付け 本授業では、動詞、助動詞、冠詞、代名詞、接続詞、進行形、受動態、完了形、比較、不定詞、動名詞、関係詞を中心に扱う。この回は、完了形を扱う。日本語と比較しながら完了形の特徴を理解する日本語と比較しながら完了形の主要部であるhave+過去分詞の特徴を理解し、haveの語形変化に習熟する まずは、日本語で完了形を使うような肯定・否定・疑問文を考えてみる。次いで、現在形have , has過去形hadと過去分詞、そしてこれらに主語として、I, you, he, she, it, we, they が加わり完了形の根幹を形成することを押さえる。また、have部分の現在形は現在のことに使い、過去形は過去のことに使うことを押さえる。英語と日本語の表現の相違がどこから来るのかを、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。肯定文の特徴を理解し、否定文、疑問文の語順に習熟する。
教科書 48-52
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①48, ②49, ③50, ④52
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 完了形を含む肯定文に習熟する。まずは、日本語で完了形を使うような、肯定文を考えてみる。次いで英語のI have already read the Japanese comic book. She has known Bill for five years. I have been to Paris twice. という肯定文とこれに対応する日本語表現、「私はすでにその日本の漫画を読みました。」「彼女はビルと知り合って5年になります。」「私はパリに2回行ったことがあります。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「した(ことがある)」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとにhaveと過去分詞を付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞のご順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
② 完了形を含む否定文に習熟する。まずは、日本語で完了形を使うような、否定文を考えてみる。次いで英語のI have not read the Japanese comic book yet. She has not known Bill for five years. I have never been to Paris.という否定文とこれに対応する日本語表現、「私はまだその日本の漫画を読んでいません。」「彼女はビルと知り合って5年にはなりません。」「私はパリに行ったことが一度もありません。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「ありません」などを付加することで否定文になるが、英語は助動詞やbe動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
③ 完了形を含む疑問文に習熟する。まずは、日本語で完了形を使うような、疑問文を考えてみる。次いで英語のHave you ever read the Japanese comic book? How long has she known Bill? Have you ever been to Paris? という疑問文とこれに対応する日本語表現、「あなたはすでにその日本の漫画を読みましたか。」「彼女はビルと知り合って何年になりますか。」「あなたはパリに行ったことがあります。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「ます(した)か」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前にhaveを移動することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。


キーワード ① 完了形 ② 肯定文 ③ 否定文 ④ 疑問文 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
12 比較 科目の中での位置付け 本授業では、動詞、助動詞、冠詞、代名詞、接続詞、進行形、受動態、完了形、比較、不定詞、動名詞、関係詞を中心に扱う。この回は、比較を扱う。比較とは、形容詞や副詞の比較変化を用いて、2つ以上のものを比べるときに使う形を言う。比較変化には、原級、比較級、最上級の3つの形がある。形容詞や副詞の変化の仕方、つまり、規則変化と不規則変化やas+原級+as、比較級+than…the +最上級+in/ofの形と比較するときの論理性を押さえる。英語には日本語では表現しにくい比較表現が多いが、英語と日本語の考え方を押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。肯定文の特徴を理解し、否定文、疑問文の語順に習熟する。
教科書 54-56
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①54, ②55, ③56, ④56
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 比較を含む肯定文に習熟する。まずは、日本語で比較を使うような、肯定文を考えてみる。次いで英語のThe new comic book is more interesting than the old one. Mt. Fuji is the highest mountain in Japan. English is the most useful language. という肯定文とこれに対応する日本語表現、「新しい漫画は古いものより面白い。」「富士山は日本で最も高い山です。」「英語は最も役に立つ言語です。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「です」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとに動詞と原級、比較級、最上級を付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞のご順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
② 比較を含む否定文に習熟する。まずは、日本語で比較を使うような、否定文を考えてみる。次いで英語のThe new comic book is not so interesting as the old one. Mt. Ibuki is not the highest mountain in Japan. Swahili is not the most useful language.という否定文とこれに対応する日本語表現、「新しい漫画は古いものほどには面白くない。」「伊吹山は日本で最も高い山ではありません。」「スワヒリ語は最も役に立つ言語でというわけではありません。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「ありません」などを付加することで否定文になるが、英語は動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
③ 比較を含む疑問文に習熟する。まずは、日本語で比較を使うような、疑問文を考えてみる。次いで英語のIs the new comic book more interesting than the old one? Is Mt. Fuji the highest mountain in Japan? Is English the most useful language? という疑問文とこれに対応する日本語表現、「新しい漫画は古いものより面白いですか。」「富士山は日本で最も高い山ですか。」「英語は最も役に立つ言語ですか。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「(です)か」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前に動詞を移動することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。


キーワード ① ② ③ ④ ⑤
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
13 不定詞 科目の中での位置付け 本授業では、動詞、助動詞、冠詞、代名詞、接続詞、進行形、受動態、完了形、比較、不定詞、動名詞、関係詞を中心に扱う。この回は、不定詞を扱う。不定詞とは「to+動詞の原型」の形で動詞を名詞、形容詞、副詞のように使う用法を言う。しかしながら、to不定詞のtoは前置詞toに由来するものであり、ここから不定詞がおおよそ未来志向(次にそのことが起こる)であることを押さえる。一例はremember to とremember ingの相違に見られる。このことで、丸暗記をすることなく自然な意味の展開で不定詞を理解できることとする。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。肯定文の特徴を理解し、否定文、疑問文の語順に習熟する。
教科書 58-60
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①58, ②59, ③60, ④60
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 不定詞を含む肯定文に習熟する。まずは、日本語で不定詞を使うような、肯定文を考えてみる。次いで英語のI have enough time to talk to Roger. They wanted to sell their house. He came here to finish his project. という肯定文とこれに対応する日本語表現、「ロジャーと話す時間が十分にあります。」「彼らは家を売りたかった。」「「彼はプロジェクト終えるためにここにきました。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「です」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとに動詞を付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞のご順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
② 不定詞を含む否定文に習熟する。まずは、日本語で不定詞を使うような、否定文を考えてみる。次いで英語の否定文I do not have enough time to talk to Roger. They did not want to sell their house. He did not come here to finish his project.とこれに対応する日本語表現、「ロジャーと話す時間が十分にありません。」「彼らは家を売りたくなかった。」「「彼はプロジェクト終えるためにここにきたのではない。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「ありません」などを付加することで否定文になるが、英語は動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
③ 不定詞を含む疑問文に習熟する。まずは、日本語で不定詞を使うような、疑問文を考えてみる。次いで英語のDo you have enough time to talk to Roger? Did they want to sell their house? Did he come here to finish his project? という肯定文とこれに対応する日本語表現、「ロジャーと話す時間が十分にありますか。」「彼らは家を売りたかったのですか。」「「彼はプロジェクト終えるためにここにきたのですか。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「(です)か」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前にいわゆる助動詞do, does, didを付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。


キーワード ① to不定詞の形 ② 名詞的用法 ③ 形容詞的用法 ④ 副詞的用法 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
14 動名詞 科目の中での位置付け 本授業では、動詞、助動詞、冠詞、代名詞、接続詞、進行形、受動態、完了形、比較、不定詞、動名詞、関係詞を中心に扱う。この回は、動名詞を扱う。動名詞とは「動詞の原型に-ingをつけた形で、「~すること」という意味を表し、名詞の働きをする。動詞と名詞が合成されたようなことから動名詞と呼ばれる。to不定詞のtoが前置詞toに由来するものであり、ここから不定詞がおおよそ未来志向(次にそのことが起こる)であることに対し、動名詞は未来以外の志向性を持つことを押さえる。一例はremember to とremember ingの相違に見られる。このことで、丸暗記をすることなく自然な意味の展開で不定詞を理解できることとする。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。肯定文の特徴を理解し、否定文、疑問文の語順に習熟する。
教科書 62-63
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①62, ②62, ③63, ④63
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 動名詞を含む肯定文に習熟する。まずは、日本語で動名詞を使うような、肯定文を考えてみる。次いで英語のSmoking is prohibited in this building. We stopped calling him after midnight. Tom enjoyed travelling to South America.という肯定文とこれに対応する日本語表現、「タバコを吸うことはこの建物の中では禁じられています。」「私たちは真夜中以降は彼に電話することをやめた。」「トムは南アメリカを旅行するのを楽しんだ。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「です」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとに動詞を付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞のご順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
② 動名詞を含む否定文に習熟する。まずは、日本語で動名詞を使うような、否定文を考えてみる。次いで英語のSmoking is not prohibited in this building. We did not stop calling him after midnight. Tom did not enjoy travelling to South America.という否定文とこれに対応する日本語表現、「タバコを吸うことはこの建物の中では禁じられていません。」「私たちは真夜中以降、彼に電話することをやめなかった。」「トムは南アメリカを旅行するのを楽しみませんでした。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「しません」などを付加することで否定文になるが、英語は動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
③ 動名詞を含む疑問文に習熟する。まずは、日本語で動名詞を使うような、疑問文を考えてみる。次いで英語のIs smoking prohibited in this building? Did you stop calling him after midnight? Did Tom enjoy travelling to South America? という疑問文とこれに対応する日本語表現、「タバコを吸うことはこの建物の中では禁じられていますか。」「あなたたちは真夜中以降は彼に電話することをやめましたか。」「トムは南アメリカを旅行するのを楽しみましたか。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「(します)か」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前にいわゆる助動詞do, does, didやbe動詞を付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。


キーワード ① 動名詞 ② 主語 ③ 補語 ④ 目的語 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
15 関係詞 科目の中での位置付け 日本語と比較しながら関係詞の特徴を理解する。関係詞は2つの文を結んで1つの文にする働きをする。代名詞と接続詞の働きを兼ねている。関係詞には、関係代名詞(who, which, that, whatなど)と関係副詞(where, when, など)とがある。先行詞が主格で人、主格で人以外、主格で人と人以外、先行詞なしがそれぞれwho, which, that, what、先行詞が所有格で人、所有格で人以外がそれぞれwhose, whose、先行詞が目的格で人、目的格で人以外、目的格で人と人以外、先行詞なしがそれぞれwhom (who), which, that, whatで表現される。また、修飾する部分が修飾される部分の先に来る日本語と逆である英語の構文に気づき、さらには言語類型論にも触れる。個別的には、主格・所有格・目的格になる場合の特徴を理解する。まずは関係代名詞のそれぞれの用法となる日本語の文を考えることでその概念を押さえる。次いで、関係代名詞のそれぞれの格を含む英語の文と対応する日本語の文を比較し語順を確かめる。さらには、関係副詞が副詞と接続詞の両者を兼ね備えたものであることを教授し、疑問詞からの拡張としてとらえる。
教科書 66-69
「解説」「Exercise 1」「各主題細目」は以下に教科書のページにて示す。①66, ②67, ③68, 69
コマ主題細目 ① 関係詞の形 ② 主格になる場合 ③ 所有格となる場合 ④ 目的格となる場合 ⑤
細目レベル ① 「関係詞」の形・概念などに習熟する。関係詞は2つの文を結んで1つの文にする働きをする。代名詞と接続詞の働きを兼ねている。関係詞には、関係代名詞(who, which, that, whatなど)と関係副詞(where, when, など)とがある。先行詞が主格で人、主格で人以外、主格で人と人以外、先行詞なしがそれぞれwho, which, that, what、先行詞が所有格で人、所有格で人以外がそれぞれwhose, whose、先行詞が目的格で人、目的格で人以外、目的格で人と人以外、先行詞なしがそれぞれwhom (who), which, that, whatで表現される。また、修飾する部分が修飾される部分の先に来る日本語と逆である英語の構文に気づき、さらには言語類型論にも触れる。。このような事項を押さえることによりこれまでの単文中心の授業への関連を構成することとする。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
② 主格になる場合の特徴を理解する。まずは関係代名詞の主格用法となる日本語の文を考えることでその概念を押さえる。次いで、関係代名詞の主格を含む英語の文である、This is my hometown which (that) has changed a lot. He is the man who won a gold medal. Look at the cat that is sleeping on the desk. とそれらに対応する日本語表現が「これは私の故郷です。それは非常に変わりました。」「彼は男性です。彼は金メダルを勝ち取りました。」「(その)猫をごらんなさい。それは机の上で眠っています。」と2つの文で構成されていることを押さえる。また、修飾する部分が修飾される部分の先に来る日本語と逆である英語の構文に気づき、さらには言語類型論にも触れる。。このような事項を押さえることにより次回の授業への関連を構成することとする。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。
③ 所有格になる場合に習熟する 。所有格になる場合の特徴を理解する。まずは関係代名詞の所有格用法となる日本語の文を考えることでその概念を押さえる。次いで、関係代名詞の所有格を含む英語の文である、I have a friend whose mother is a pianist. He is my uncle whose wife is an American. This is the house whose garden is lovely. とそれらに対応する日本語表現が「私は友人をもっています。彼(女)のお母さんはピアニストです。」「彼は私の叔父です。彼の妻はアメリカ人です。」「これがその家です。その家の庭は素敵です。」と2つの文で構成されていることを押さえる。また、修飾する部分が修飾される部分の先に来る日本語と逆である英語の構文に気づき、さらには言語類型論にも触れる。。このような事項を押さえることにより次回の授業への関連を構成することとする。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。

④ 目的格となる場合に習熟する。目的格になる場合の特徴を理解する。まずは関係代名詞の目的格用法となる日本語の文を考えることでその概念を押さえる。次いで、関係代名詞の目的格を含む英語の文である、This is the doctor whom I respect very much. Show me the bag which you bought in Italy. とそれらに対応する日本語表現が「こちらはお医者さんです。私は彼(女)をとても尊敬しています。」「私にバッグを見せてください。あなたはそれをイタリアで買いました。と2つの文で構成されていることを押さえる。また、修飾する部分が修飾される部分の先に来る日本語と逆である英語の構文に気づき、さらには言語類型論にも触れる。さらにはwhatの疑問詞用法と関係代名詞のつながりを押さえる。。このような事項を押さえることにより次回の授業への関連を構成することとする。また、英語を日本に直すことで意味の定着を押さえる。

キーワード ① 関係詞 ② 主格 ③ 所有格 ④ 目的格 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のExercise 1の再確認と小テストの準備。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に記載されているので、理解ができない箇所は、高校の参考書などで確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。復習・予習をする時には、英語と日本語の相違がどこなのかを明らかにしておくこと。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。特に動詞に注目すること。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認すること。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する言語であることも意識する。
履修判定指標
履修指標履修指標の水準キーワード配点関連回
be動詞、一般動詞、未来形とは何か 前提として、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であることを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現することが理解できていること。be動詞、一般動詞、未来形を使う文を日本語で作ることができ、それらを使った英語の意味が日本語で表現できる。具体的には各unitの「日本語で作ってみよう」とExercise 1が解答できること。 be動詞、一般動詞、未来形 20 1,2,3
助動詞、冠詞、代名詞とは何か 前提として、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であることを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現することが理解できていること。助動詞、冠詞、代名詞を使う文を日本語で作ることができ、それらを使った英語の意味が日本語で表現できる。具体的には各unitの「日本語で作ってみよう」とExercise 1が解答できること。 助動詞、冠詞、代名詞 20 4,5,6
前置詞、接続詞、進行形とは何か 前提として、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であることを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現することが理解できていること。前置詞、接続詞、進行形を使う文を日本語で作ることができ、それらを使った英語の意味が日本語で表現できる。具体的には各unitの「日本語で作ってみよう」とExercise 1が解答できること。 前置詞、接続詞、進行形 20 7,8,9
受動態、完了形、比較とは何か 前提として、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であることを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現することが理解できていること。受動態、完了形、比較を使う文を日本語で作ることができ、それらを使った英語の意味が日本語で表現できる。具体的には各unitの「日本語で作ってみよう」とExercise 1が解答できること。 受動態、完了形、比較 20 10,11,12
不定詞、動名詞、関係詞とは何か 前提として、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であることを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現することが理解できていること。不定詞、動名詞、関係詞を使う文を日本語で作ることができ、それらを使った英語の意味が日本語で表現できる。具体的には各unitの「日本語で作ってみよう」とExercise 1が解答できること。 不定詞、動名詞、関係詞 20 13,14,15
評価方法 期末試験100%による。 *成績発表後、教務課にて試験・レポートに関する総評が閲覧できます。
評価基準 評語
    学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・ S (100~90点)
    学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・ A (89~80点)
    学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・ B (79~70点)
    学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・ C (69~60点)
    学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・ D (60点未満)
教科書 『シンプルセンテンスで学ぶ英文法』(斎藤喜久志著)(南雲堂)1,980円
参考文献 英和辞典(電子版でも可)
実験・実習・教材費 なし