回 | 主題 | コマシラバス項目 | 内容 | 教材・教具 |
1
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オリエンテーション(大学生活への導入と4年間の学びについて) パソコンの活用と情報セキュリティ基礎
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第1回では、まず、大学生として自立するための心構え、タイム・マネジメントの重要性、教職員との付き合い方、メールの出し方などを理解する。さらに、大学で学ぶために必要な基礎的なアカデミックスキルとして、大学生活におけるパソコンの活用方法、基本的なパソコンの設定・操作やトラブルシューティング、大学でのネットワーク接続や電子メールの設定、パソコンのセキュリティ対策および情報リテラシーについて学習する。
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版 大学生からのスタディ・スキルズ ,pp1-14, スタディスキルとは、pp.141-162 パソコンによるライティング・スキルくろしお出版
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コマ主題細目
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① オリエンネーション ② アカデミックスキルとは ③ 大学生活におけるパソコンの活用 ④ 学内のネットワーク環境と電子メールの使用 ⑤ セキュリティ対策・情報リテラシー
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細目レベル
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① 大学生として自立するための心構え、これまでの中学や高校における「生徒」としての学び方と、これから始まる大学における「大学生」としての4年間の学び方の違いを理解し、積極的に取り組むことができる。そのためにも健康管理は重要である。これまで以上に自律的な生活習慣を確立させ、自分の履修した授業スケジュールを生活に組み込んで大学生活を充実させることができる。さらに、タイムマネジメント(時間管理)の重要性を理解することができ、大学生活におけるTPOをわきまえたマナーやルール(授業・講義の受け方、挨拶、教職員や実習先の関係者などとの付き合い方)を理解・考察して実践することができる。また、学外においても本学部生としての自覚をもち、交通ルールや社会的なマナーを身につけて大学生活を送ることができる。特に、携帯電話やメール、SNSの利用時に守るべきマナーであるネチケット、個人情報と知的財産を守り、インターネットの危機管理を行うことができることも理解できる。また、オリエンテーションを受けて、今後行われる授業・講義・ゼミ概要を理解して主体的に実行することができる。
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② アカデミック・スキルとは、学問の目指す、より幅広く深い教養を身につけるための基礎的技術のことで、これから一生かけて自分で築いていく幅広く深い教養を積み上げるための基礎となるものである。アカデミックスキルとは、大学1年生から必要とされるスキルであり、社会人基礎力(社会人として求められる必須の能力)であり、大学で学ぶために必要な「聴く・読む・調べる・整理する・まとめる・書く・表現する・伝える・考える」という9つの力を身につけていく。具体的には、ノート・テイキング、文献検索、アカデミック・ライティング、クリティカル・シンキング、クリティカル・リーディング、グループワーク、プレゼンテーションについてであることを概説する。ここでは、アカデミック・スキルの全体像を把握し、その内容について説明できる。
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③ これからの大学生活において、履修登録や出席状況・成績の確認、講義の課題作成や電子メールを用いた課題の提出、就職活動等、パソコンを利用する場面は非常に多い。しかし近年、スマートフォンは毎日使用しているが、パソコンを使用する頻度は減少しており、基本的な操作方法、特にトラブルシューティングについてはほとんど知らないことが多い。そのためWordを使った文章作成、Excelを使った集計・グラフ作成、PowerPointを使ったプレゼンテーション資料の作成などの大学生が身につけておきたいパソコンのスキルに加え、活用場面の実例について説明を行い、どのような場面で活用できるのかを学ぶ。また現代の情報化社会の中で、大学生として必要な、最低限身につけておきたいパソコンの操作技能を学び、積極的にパソコンを活用していくための使用法について学ぶ。
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④ 大学内のネットワーク環境について説明を行い、個人のパソコンを学内の無線LANに接続する方法・注意点およびトラブルシューティングを理解する。またインターネットを利用したコミュニケーションとして、電子メールがあり、コンピュータやスマートフォンなどの通信端末を使って、メッセージをやり取りすることができる。本学でも個人にメールアドレスが割り当てられ、大学からの重要な連絡事項等が電子メールを用いて送信される。そのため知人や学生間同士の連絡手段としてのみならず、大学生活に必要なコミュニケーション手段の一つである、電子メールの設定・使用方法について学ぶ。また一般的な電子メールによる情報の受信・発信の仕組みを学ぶとともに、電子メールのマナーや安全に使うためのポイントについて学ぶ。
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⑤ パソコンを使用する上で必要なセキュリティ対策(ウィルス対策・脆弱性対策)の必要性について学ぶ。また情報倫理とネットワーク利用の心得として、インターネットを利用する上で求められるマナー、ネットワークにおける著作権の問題、プライバシーの保護について学ぶ。またインターネット上でユーザ認証に用いられるパスワードの扱いについて学ぶ。大学生活ではインターネットを使用して多くの情報を収集することも多いため、インターネットを利用する際の危険性、ネットワークにおける不正行為、セキュリティホールについても学ぶ。情報セキュリティに関する技術的知識として、コンピュータウイルスやネット詐欺の種類および手口、さらにその防御手段について学ぶ。
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キーワード
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① アカデミックスキル ② ノートテイキング ③ 電子メール ④ セキュリティ対策 ⑤ 情報リテラシー
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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復習:講義終了後、配布資料を読み返し、本日学んだ内容についてもう一度振り返りを行う。また、授業中に説明したパソコンの使用方法について、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認し、操作技術を身につけておくこと。特に、電子メールの設定やセキュリティ対策については各自必ず行っておく。 予習:本科目のシラバスを熟読して授業に臨む。前期・後期の時間割を持参する。学生便覧を持参する。持参した個人のパソコンを講義前に起動させておく。大学から配布されたメールアカウント等が記載されている資料を持参し、学内の無線LANに接続しておくこと。事前にパソコンの設定の部分等を確認し、不明な点があれば講義中に質問できるように準備しておくこと。
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2
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大学生活・社会生活のマナー/心の健康管理とアサーティブな対人関係
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第2回では、大学生活・社会生活のマナーについて学び、活用できるようにする。大学生は社会の一員として基本的マナーや節度あるふるまいが求められる。大学生の自由さを楽しむだけでなく、「おとな」としての言葉遣いや常識を身につけ、周りの人に認められる行動が取れるようにしたい。また、心の健康とストレスとの関係を理解し、ストレスへのさまざまな対処について学び、ストレスと仲良く付き合うための重要性が説明できる。対人関係において、自分をのびのびと表現する方法としてアサーションの3つのタイプを理解する。
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版 大学生からのスタディ・スキルズ ,pp1-14, スタディスキルとは 初年次教育テキスト編集委員会編:フレッシュマンセミナーテキスト【第2版】大学新入生のための学び方ワークブック,pp.24-32,東京電機大学出版局 配布資料
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コマ主題細目
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① 大学生活・社会生活のマナー(言葉遣い) ② メールの出し方、大学生活・社会生活のマナー(マナーと節度) ③ 研究室訪問時の注意点 ④ 心の健康管理とアサーティブな対人関係
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細目レベル
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① 普段から話し言葉と書き言葉の違いや、場所・目的に応じた適切な言葉遣いができているか。友人同士で使うような言葉をそのまま使ったり、敬語の使い方を知らないと、アルバイトや就職活動などの場面で恥ずかしい思いをしたり、不本意な結果を招くことになる。 敬語とともに身につけたいのが、表現を柔らかくする「クッション言葉」である。相手に何かをお願いする際や、断らなければならない時、この言葉を最初に入れると表現が柔らかくなり、印象が良くなる。 普段何気なく使用している「学生言葉」は、社会人としてマナー違反である。採用担当者や面接官の前で思わず使ってしまうと、印象を悪くしてしまう可能性がある。どのような言葉が学生言葉なのかを理解し、就職活動中は使用しないよう心掛ける。
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② 大学の授業を含めた社会生活で求められるマナーとして、ⅰ)騒音や大声を出すなど、まわりに迷惑をかけないようにする、ⅱ)時間を守る。遅れるときは必ず連絡を入れる、ⅲ)携帯電話やスマートフォンの使用マナーに気をつけるである。守れているだろうか。 授業中の私語や教室の無断出入り、携帯電話の使用、飲食などは、真面目に授業を受けている学生にとって大変迷惑になる(ただし、特別な理由がある場合は、担当教員に申し出るように)。 レポートの提出期限をはじめ約束の時間を守ることは、社会生活の基本である。時間管理を心がける。 大学までの通学路、駅、電車内、バス内等の公共施設の場所で、他人の迷惑になるような行為を慎む。
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③ 教員とのメールのやり取り、研究室を訪問する際の注意点について学ぶ。回答に時間のかかりそうな質問や込み入った相談事を教員にうかがいたい場合は、事前に日時を決めて研究室を訪問することも可能である。突然研究室を訪問しても教員が不在であったり、対応できない場合がある。マナー翼研究室を訪問する手順は次の通りである。ⅰ)研究室訪問を希望する日時と用件について、教員と事前に調整する。この科目ではメールでアポイントメントを取る方法を学習する。ⅱ)実際には研究室を訪問するさいにはいくつかの注意事項がある。ⅰ)約束した日時に必ず訪問する。時間に遅れる、キャンセルしたいなどの場合は必ず事前に連絡をする、ⅱ)入室時にはノックをする、ⅲ)ノックに対する教員の返事を待って、入室する、ⅳ)帽子・上着などを取り、入室する。ガムなど口に食べ物を含みながらの来室は厳禁である。
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④ 生きている限りさまざまなストレスに出会う。一般的にストレスは少ないほうが良いと考えられているが、ストレスが新しい気づきにつながり成長に繋がることもある。ストレスとストレスマネジメントについて学び、今後の人間関係に活用する。 対人関係において、自分をのびのびと表現する方法としてアサーションの3つのタイプを理解し実践することにより、円滑でアサーティブなコミュニケーションのために必要な合理的問題解決のデスク(DESK:描写する、表現する、特定の提案をする、選択)法を理解できる。 円滑なコミュニケーションのためには、コミュニケーションは連鎖であること、相手の話を「聴くこと」が重要である。
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キーワード
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① 大学生活・社会生活のマナー ② 敬語 ③ 授業態度 ④ ストレス ⑤ アサーション・アサーティブ
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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復習:コマ用プリント配布資料を読み返す。担当教員にメールを出してみる。 大学生は社会の一員として基本的マナーや節度あるふるまいが求められる。大学生の自由さを楽しむだけでなく、「おとな」としての言葉遣いや常識を身につけ、周りの人に認められる行動が取れるようにする。普段から話し言葉と書き言葉の違いや、場所・目的に応じた適切な言葉遣いができているか。友人同士で使うような言葉をそのまま使ったり、敬語の使い方を知らないと、アルバイトや就職活動などの場面で恥ずかしい思いをしたり、不本意な結果を招くことになる。 大学の授業を含めた社会生活で求められるマナーについて、自分自身を振り返ってみよう。また、円滑でアサーティブなコミュニケーションのために、相手の話を「聴くこと」を始めてみよう。 予習:テキストの該当ページを一読し、自身のノートの取り方を振り返り、よりよいノートをとるためにはどうすればよいか考えよう。特に、解剖生理学のノートを持参し、次回の講義を受けて、改善点が見つかるように、問題点を明らかにしておこう。
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3
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ポートフォリオとセルフプロデュース計画/文献検索
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第3回では、看護学生として4年間の大学生活でどのように学習し目標達成するのか、4年後の看護師・保健師の国家試験で合格を勝ち取り、生命を預かる医療職としてスタートできるというゴールに向かう自分をセルフプロデュースできるために必要なことを学ぶ。現在の自分を客観的・俯瞰的に見つめ、可視化、行動化、評価・フィードバックできるPDCAサイクルで取組めるようになる。また、図書館の利用に関する基本と、情報を得る場所として大学図書館を利用する方法について学ぶ。
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1.学習技術研究会:知へのステップ 第5版 大学生からのスタディ・スキルズ ,くろしお出版、p57-82 2. 初年次教育テキスト編集委員会編:フレッシュマンセミナーテキスト【第2版】大学新入生のための学び方ワークブック,東京電機大学出版局 p5 3. 鈴木敏恵著:キャリアストーリーをポートフォリオで実現する,日本看護協会出版会 p22-27 p52-23 p64-75 4. 鈴木敏恵著:夢ファイル,日本実業出版社 p2-4 p8-34
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コマ主題細目
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① ポートフォリオとは、ポートフォリオの活用 ② セルフプロデュースとセルフプロデュース計画 ③ 文献検索
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細目レベル
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① 「ポートフォリオとは何か」を理解することができる。英語では、書類を運ぶ為のケースという意味で、目標に向かっていくプロセスの中で生み出された成果物を残し、客観的に評価することをいう。学生が自身の学修過程や各種の学修成果を収集・記録した成果物を学修ポートフォリオという。成果物は、表紙、自己紹介シート、各年次の履修科目の一覧・成績・前期後期の目標・振り返りシート、終了時の自己評価とゴールシート、毎年の健康診断結果等々を指す。学生はこれらの成果物を、4年間をかけて自分自身のポートフォリオに残し、常に振り返ることで自分自身を評価し、さらなる目標を定めて目的達成にむけてセルフプロデュースできるようにしていく。つまり、ポートフォリオには、自分に関するあれこれがまとまっており、実績や能力を確認できるものである。また、目標に向かっていくプロセスの中で生み出された成果物を残し、客観的に評価することができるものであることが理解できる。 ポートフォリオは自分の大学生活を充実させ、ゴールに導くために「ファイルを作ること」ではなく「ファイルを俯瞰する」ことである。定期的にパラパラめくりながら、上から全体を見て、自分の学習状況、今の自分自身は目的に向かって着実に進むことができているのかを確認できる。このプロセス全体が俯瞰して見えるファイルがポートフォリオなのである。4年間の自分の道筋に必要なものである。ポートフォリオを使うことで方向性がぶれないで、自分自身がやってきたことに価値を見出し、成長や意志ある学びに繋げていくことができる。 人間環境大学 松山看護学部のポートフォリオは、大学4年間において、自らの未来を紡ぐために、自分の意志で学びを叶えるためのものである。学びに対する自己の願い(ビジョン)とその願いを達成するための具体的な目標(ゴール)を明確化し、可視化する。教員やともに学ぶメンバ-との対話によって、これらを明らかにしていくことで、新たな学習のスタートを効果的に行う。 自分のポートフォリオを活用することで、学びのビジョンとゴールを確かにしていく。そのために、ポートフォリオを作成することが理解できる。
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② 本学の4年間で行うセルフプロデュースとはどのようなことであろうか、自分で自分を作り上げること、自分で定めた目標に向かうことである。理想の自分、どんな自分になりたいのか、どんな看護職になりたいのか、そのビジョンをイメージし、今の自分の現状を分析して、定めた目標であるゴールに向けて進んでいくことが求められる。目標実現のためには、各学年の前期・後期ごとに自分を振り返り自己評価していく。この自己評価によって自分のためのセルフプロデュースとなることを確信できる。 具体的な手順は、Plan「どんな看護職になりたいか」という自分の夢の確認、Do「今自分ができることやしていることは何だろう?もっと伸ばせそうな力は何だろう?」という現状分析と課題発見、Check・See「自分はどうなると良いのか、どうなりたいのか」という今の課題からビジョンを確認、「そのために、これからの半期は何を目標にするのか」という半期の具体的な目標・ゴール設定、Action「目標達成のための戦略として具体的にどのような言動をするのか」というアクション計画、このようなPDCAサイクルの中でセルフプロデュースができる。 その実現のためには、4年間のカリキュラムをイメージでき、一つひとつの講義や演習・実習等の中で自分が目指す看護職の道、ロードマップを描けることが求められる。具体的には、看護に必要な知識を学ぶ「講義」、看護技術を習得する「演習」、看護の知識と技術を生かし、病院などで実際の臨床の場で看護実践を経験できる「実習」、看護に関連する自己のテーマについて取組む「研究」があることを理解できる。 看護師基本コースでは、豊かな人間性と広い視野・教養を深めるために必要な科目の「基礎科目」、人間の身体の構造や仕組み、働きについての知識の習得や、健康に影響を及ぼす疾患およびその治療の知識の習得に必要な科目の「専門基礎科目」、様々な場で生活する人々を対象とし、それらの人々の健康レベルを高めるための知識や技術の習得に必要な科目「専門科目」の130単位を修得し、学士号が授与され卒業できる。その他、保健師コースは145単位、選択強化プログラム(①小児看護②がん看護③認知症看護④在宅・終末期看護)選択生は135単位修得できる。時間をかけて、梯子を登っていくように本学部のカリキュラムの中で看護職としてのゴールに近づくことができる。これらのスケジュールの全体像を、時系列で表現したものがロードマップである。 学生がゴール目標に向かってセルフプロデュースできるよう、メンター教員や科目担当教員、職員が連携して学生の成長を支え導く役割を担っている。学生は、4年間の自分の歩みを記録し、評価するためにポートフォリオを活用し、定期的に自己を振り返ってセルフプロデュースしていくことができるようになる。
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③ 図書館の利用に関する基本と、情報を得る場所として大学図書館を利用する方法について学ぶ。大学の図書館にはさまざまなサービスが用意されている。機能をまとめると、図書の閲覧、図書の貸し出し、レファレンスサービス、複写サービスおよび相互貸借が挙げられる。 OPACを使って、書名や著者名、調べたい内容に関するキーワードなどを入力して検索してみる。検索結果には必ず、本の請求記号があるので、それを手がかりに実際に書架まで行き、本を手にする。自分の探している図書や学術雑誌が、大学の図書館で見つからなかった場合には、他大学などのホームページにアクセスして、付属図書館のOPACで検索することができる。 インターネットを利用した事項調査についても学習する。インターネット上のいろいろな記号について読み方を確認する。例に挙げているhttp://www.kunins.ac.jpをもとにしてドメインをみてどの国のどのような機関のホームページであるかを類推する。検索エンジンの基本的な使い方も学ぶ。
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キーワード
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① 4年間のビジョン ② ロードマップ ③ 図書館の利用 ④ 文献検索 ⑤ OPAC
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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予習:事前配布資料を読み、資料の中の空欄を埋め、その言葉の意味を理解して、授業に臨む。また、自分のビジョンとゴールシートを作成し、1年生前期のポートフォリオ用紙のどんな看護職になりたいか、1年前期は何を目標に取組むか、目標達成のための戦略として、学習面では何をするか、生活面では何をするか、具体的に記入したものを授業に持参する。授業後は、それらの目標達成の具体的な行動計画をたてる。 復習:図書館の利用に関する基本と、情報を得る場所として大学図書館を利用する方法について復習する。大学の図書館にはさまざまなサービスが用意されているので図書館を訪問しよう。そこで、図書の閲覧、図書の貸し出し、レファレンスサービス、複写サービスを利用してみよう。めた、図書館での本の分類について復習し、開架式の閲覧方式の場合には、書架に並べられた図書を直接手にとってみる。 図書館の利用方法、インターネットでの検索方法について、書名や著者名あるいは研究テーマやキーワードがある程度わかる場合、検索システムを使うことで、早く目的の本にたどり着くことができる。さあ、実際にやってみよう 。
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4
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ノート・テイキング
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第4回では、ノート・テイキングとリーディングのスキルを身につける。 ノート・テイキングでは、①講義を聴いて、重要なことをノートにとることができる、②講義ノートをもとに、興味・関心をもつことを目的としている。よりよいノートをとるために、講義スタイルに応じてノートのとり方を変える。講義ノートをとるスキルとして、講義前;テキストや前時のノートにざっと目を通し、基本的知識を得て、概要をつかんでおく。講義中;集中力=聴こうと思って進んで聴く、要点をつかむ、ノートをレイアウト化・ビジュアル化する。講義後;ノートを見直す→ノートの空白を補充→疑問点の発見、ノートの整理→ファイリングの工夫である。
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版 大学生からのスタディ・スキルズ ,pp15-28, ノート・ティキング、くろしお出版
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コマ主題細目
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① ノート・テイキングのスキル ② 講義ノートをとる ③ ノート・テイキングの実際
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細目レベル
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① 大学の講義・授業では見やすい板書がされることは多くはない。「板書されたこと=大切なこと」とも限らないし、単に難しい漢字や用語だという理由で書かれることもある。そこで、先生の話の中から要点をつかみ、ノートにメモするという技術が必要になってくる。 高校とは違い、大学でのノートとは「板書を写す」ものではなく、学生自身が作り上げていくものである。 大学の講義スタイルは、①教科書がある、②教科書はなくプリントが配布される、③教科書もプリントもない、がある。この場合は、まず話を聞くことに集中し、内容を理解することである。メモを取るつもりで講義を聞く。 「何のためにノートをとるのか」それは「後で利用する」ためである。しっかり講義を聞いたうえでノートをとっていれば見直すことによって記憶がよみがえる。また、講義を受けたときには何も考えつかなかったことが、時間をおいて見直すことで疑問がわいたり、新しい発見があったり、今までばらばらだったことが繋がったり、自分の世界が広がっていく。
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② 講義前には予習が必須である。講義の最初に配布されるシラバスから全体の流れをつかみ、テキストのある授業の場合は事前に目を通し、基本的な知識や概要をつかんでおく。遅刻は厳禁!である。授業開始前に着席し、前時の復習やその日の予告部も聞き逃さないようにする。 授業中は、よく聴く:聞こえるものの内容を理解しようと思って進んで聞くことが大切である。聴いた内容は、頭の中で循環的に記憶され、同時に理解し、ノートに表現するという作業であり、集中力が必要である。講義中は、「聴く」「記憶」「理解」「表現」を同時に行わなければならず、「聴きながら要点をとらえ、ノートをとる」ことを身につける必要がある。 講義後は、その日のうちにノートを見直す。さっと見直して、自分のノートが解読できれば理解ができていることになる。次にテキストや辞書で調べるものは調べ、疑問点はそのままにせず、担当教員に質問する。 講義ノートの完成:ファイリングと目次:配布プリントはその日のうちにファィリングする。
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③ 講大学でのノートのとり方 〇講義内容が思い出せるようにノートをとる ・先生の話す内容をその場で大まかに理解し、ポイントを書き留める ・講義資料がある場合は、プリントに書き足してノートを作ってもよい ・先生の話をすべて書き留めていたら、書くことに気をとられて理解がおろそかになる ・特に大事なポイントは、強調されたり繰り返し言われるので、先生の話をよく聞く ・後でノートを見返した時に、その講義の内容が思い出せるようなノートを作る 〇ノートはあとで完成させる ・あとで調べられることは、スペースを空けておいて、復習しながらノートを完成させる 〇定期試験・国家試験に役立つノート作りをする 定期試験では、講義の要点を問われることが多い ・大学の授業は、必ずしも教科書に沿って行われるとは限らないので、定期試験前はノートが頼りになる ・「知識確認型」の出題もあるが、「論述型」の出題もあるので、授業で学んだことを通してどう考察するかが問われる ・「自筆ノート持ち込み可」という試験もあるかも… ・国家試験の時には、解剖生理、病態生理、疾患による機能障害、看護についてまとめたノートがあると心強い
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キーワード
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① 講義 ② ノート ③ 要点 ④ テーマ ⑤ 興味・関心
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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復習:ノート・テイキングのポイントをつかみ、講義でノートをとる時、または論文をまとめる時に活用する。ノートは、あとで見直したときに講義の内容がよみがえってくることが重要である。つまり、講義の流れや要点が再現できなければ、ノートを活用できない。また、とったノートの見やすさも重要な要素である。見やすさは、理解の度合いを反映しているとも言える。大学でのノートとは「板書を写す」ものではなく、自分自身で作り上げていくものである。試行錯誤を繰り返しながら、時間をかけて「ノートのとり方」を身につける。自分自身の解剖生理学のノートを確認し、本日の授業で学んだノートになっているか確認してみよう。できていないと思ったら、同級生のノートを見せてもらい、より分かりやすいノートに追加・修正しよう。 予習:予習として、次回のシラバスの内容を熟読してくる。また、クリティカルリーディングは第4回のノートテイキングやノートリーデングとも関連するため、第4回目の理解を深めて授業に臨む。シラバスに関連する内容に理解しにくいところがあるかもしれないがテキストの精読は必要である。
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5
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クリティカル・リーディング
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第5回では、クリティカル・リーディングについて学ぶ。リーディングでは、①テキストの種類に応じた読み方を身につける、②効率のよい読書の方法を身につける、③テキストを読んで、要約する技法を身につける、④読書を通じて、自分の意見や考えを持つことを目的としている。より深いリーディングのためのポイントは、要約する、感想・意見をもつことである。
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版 大学生からのスタディ・スキルズ ,pp29-54, リーディングの基本スキル、より深いリーディングのために、くろしお出版 1. 参考資料: *初めて学ぶ文献レビュー、著書:若村智子、西村舞琴、総合医学社、(2020) *大学生のためのクリティカルシンキング 学びの基礎から実践へ、著者:レスリー-ジェーン・イールズ-レイノルズ、ブレンダ・ジャッジ、パトリック・ジョーンズ、エレイン・マックりーり、(株)北大路書房、(2019)
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コマ主題細目
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① テキストを読む ② 効率のよい読書の方法 ③ テキストを読んで、要約する技法 ④ 自分の意見や考えを持つ
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細目レベル
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① テキストの種類はⅰ)文学的文章、ⅱ)説明的文章に分類されている。スタディ・スキルズで主な対象としているのは、「説明的文章」である。テキストの種類を見きわめることが大切な理由は、その種類に応じて読み方を変える必要があることである。文学的文章と説明的文章とでは、内容の展開のしかたが異なる。読み方の種類として、ⅰ)スキミング(すくい読み)、ⅱ)スキャニング(検索読み)、ⅲ)クリティカル・リーディング(分析読み)がある。スタディ・スキルズでは「分析読み」を身につけることが目標である。テキストでは効率のよい読書のために、「二度読み方式」として、ⅰ)とりあえず読む(下読み)、ⅱ)分析しながら読む(分析読み)具体的には、重要ポイントをマーキングする、論旨の展開をつかむ、をしながら、テキストに従ってリーディング力を高めていく。
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② 文章を深く読むためには、要約することが重要である。要約するためには、文章全体の流れを把握し、細部と全体の関係をつかみながら、具体例などの細部や不要な部分を取り除いて、簡潔でしかも整合性のある文にまとめることである。このような意味において、「要約」という作業は、文章理解を確実なものとし、いわば読解の仕上げとして位置づけられる。要約作成のポイントとして、ⅰ)具体例や補足部分などを捨てて、中心部分を見つける=マーキングが有効、ⅱ)できるだけ明確な表現を用いる=指示語を元に戻す、ⅲ)重複・言い換えを見抜く=反復されていることばは強調である。もう1つは、感想・意見をもつことである。読んで感じたことをまとめる、読んだことからまとめる、をする。
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③ テキストを読解し、さらに発展させて、自分がテキストの内容をポイントを押さえて把握し、さらに「要約」という形で表現する。要約するためには、文章全体の流れを把握し、細部と全体の関係をつかみながら具体例などの不要な部分を除いて、簡潔でしかも整合性のある文にまとめることが必要である。したがって、「要約」という作業は、文章理解を確実なものにし、いわばリーディングの仕上げと言える。原文の内容を取捨選択したものが「要約」である。そのプロセスは、原文を読み、構成をつかみ、中心部分をみつけ、指定された文字数にまとめるである。要約文を作成するポイントは、接続小屋特別な副詞は文の論理関係を示す、反復されている言葉は強調を意味する、具体的な部分は要約に取り入れない、指示語をもとに戻す、文字数を守るである。
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④ リーディングのさまざまなスキルを学習したのは、単に「読むため」ではなく「書いたり話したりする」ためである。そのためのコツは「疑問を出す」ことであり、疑問は自分の知識に欠けているものはないか、自分の知識と本からの情報に矛盾はないかを考えることである。 (1)読んで感じたことをまとめる(心に残った場面はどこか、それはなぜか、印象に残った文やことば何か、それはなぜか、「もし、自分だったら」と発想してみる) (2)読んだことから考えをまとめる(テーマを見つける、賛成・反対の立場から意見を考えてみる) 読書には、新しい知識や情報を得る目的があるが、一方通行でなく読者からも文章に向かって問いかけたり対話することによって自分なりに考えることが重要である。
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キーワード
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① 批判 ② 批判的思考 ③ 批判的思考のプロセス ④ 分析 ⑤ クリティカルリーリーデング
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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復習:批判的思考と批判的思考のプロセス、そしてクリティカルリーディングにつて復習し、批判的思考のプロセスで学修した事例を読み直し、授業中の記録物や資料を見ながら復習する。また課題で出された事例について回答し、期日を守り提出すること。また、小テストは十分復習しておくこと。 予習:次回のシラバスの内容を熟読してくる。また、このクリティカルシンキングはクリティカルリーディングに続き、文章の精読が求められる。授業で使用する批判的思考の学修で使用する新聞記事を持参する。 テキストを読む際には、重要な点を要約して読むように心がける。
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6
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クリティカル・シンキング(1)
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第7回では、クリティカルシンキング(批判的思考)の意味を理解するのとともに、クリティカルリーディング(批判的読解)について理解するとともに。クリティカルリーディングの手法を理解できる。
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版 大学生からのスタディ・スキルズ ,pp29-54, リーディングの基本スキル、より深いリーディングのために、くろしお出版
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コマ主題細目
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① 「批判」とはなにか、クリティカルシンキング(批判的思考)の違い ② 批判的思考のプロセスのまとめ ③ 批判的思考のプロセス① ④ 批判的思考のプロセス② ⑤ ② 批判的思考のプロセスのまとめ ③ 批判的思考のプロセス(1) ④ 批判的思考のプロセス(2) ⑤ クリティカルリーディング(批判的な読み方)とは
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細目レベル
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① 批判的思考、批判的分析、問題解決力は重要な能力である。批判的思考力は、問題について批判的かつ客観的に考え、良く組み立てられた議論を提起する能力をあたえる。批判的に考える力を高めるうえで「問うこと」「は欠かせない、批判的思考をする際に。私たちはあらゆることに対して疑問を持つことを求められる。通常あたり前と思わる言明も含まれる。それが真実だとそのように知るのだろうか。批判的思考とはあらゆることに疑問を投げかけるアプローチである。また、同時に批判的思考者になるために必要事柄は、□自分自身の考えや他社の考えに対して疑問を投げかけること、□他者の考えやものの見方について心が開かれていること。□肯定的・否定的な判断ができること。□証拠の情報源を見つけ、その分野で信頼されているものか、信憑性があるものか。□論拠や文献、その意味することについて探索し、問いを投げかけるために十分な自信をもっていること。□自身の考えのプロセスや議論の構築における強みと弱みを認識できること。□自身のバイアスや偏見に直面したときに誠実であること。□代替案やさまざまな意見を考慮する柔軟性をもっていること。□正直は気持ちで熟考した時に変更が必要だと思われたなら、考えについて再考し、それを修正することをいとわない。□考えや議論を改善した形で再掲示することができることなど。の事柄が必要である。
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② 批判的思考のプロセスのまとめ:大学で教えられることの多くは、事実」よりもむしろ理論である。一見事実であるかのような証拠にもとづいていたとしても、ほとんどの情報は著者や研究者たちが関連するデータの分析から導いた批判的思考や解釈からきている。学生・執筆者・研究者として議論に参加するとき。あなたは、自分自身の批判的思考スキルを用いて論点に関連する知識を提供することで、進行する議論の一部になるのである。批判的思考の最も大事は側面の1つは。個人的に知識を創造することである。次のことを通じて行う。□特定の問題に関する既存の知識や経験を確認する。□その問題に関する既存の知識や経験を確認する。□その問題に関する自分自身の立場を考える。□別の証拠を集める。それらは自分自身の立場と矛盾するかもしれないし。逆に立場を支持するものであるかもしれない。□証拠を批判的に分析し、その評価を行う。□自分自身の知識や理解を発展させるために証拠を用いる。
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③ 批判的思考のプロセス(1)1解釈:聞いたり読んだりしたことを理解しなければ、そのことを批判的に分析することはできない。解釈における最初のステップは理解をすることである。物事の意味や重要性を表現できることである。読んだものに対してあなたがどのように解釈したのかを表現することがある。ここでは新聞記事を読んでワークをし、解釈について学ぶ。2分析:特定の問題について批判的に考えることができるようになるためには、問題を構成する要素について詳細な検討を行うことが必要不可欠である。ここでは言明の分析プロセスについて練習問題を読んでワークをし、分析について学ぶ。3評価:読んものを理解し、それは何を言っているのかを正確に分析したら、次に、その中であなたを特定の見方に導くために用いられていた証拠や主張が妥当かどうか評価する必要がある。①その情報が掲載されているのはどこか。②その情報を書いたのは誰か。③結論は妥当か:根拠が結論を支えているかどうかを判断し、結論を出すために使われた論証が、弱い前提やレトリックではなく、その構成要素を明確にする能力は、分析するプロセスの重要なカギとなり、ひいては批判的思考のカギとなる、ものである。
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④ 批判的思考のプロセス(2)4推論:推論は批判的思考のプロセスの一部である。私たちは新しい理解をつくりだすために、新たに見つけた知識と既存の知識を推論によって統合する。私たちはこの統合された知識を使って、既存のアイデアに対して新たな解釈を行い、新しいアイデアに対してさえ解釈をすることができる。また、このようによって妥当で適切な議論にするために結論を導くことができる。5説明:すぐれた批判的思考者であるために間違いなく重要なことは、自分自身の推論についてはっきりと筋の通った説明をする能力である、すなわち、自分自身の考えを簡潔にわかりやすく聞き手に伝えるということに熟達していなければならない。結論に至プロセスであなたがそのような決定や選択を何故行ったかについて理由を説明しなければならないということである。これはすべての議論を行うスキルの一部である。
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⑤ クリティカルリーディング(批判的な読み方)とは、読み手が書かれたものの主要概念、アイデアおよび方法や結論の正当化のされ方について、積極的に解釈し、客観的にアセスメントすることである。批判的読み方には次のような4段階の理解するレベルがある。①初期の理解:書き物をざっと読んでその内容について知り。概略を理解する。②包括的理解:内容に関連する用語や全体の中での書かれたもののプロセスの一部について理解を増す。③分析的理解:書き物のそれぞれの部分が理解できるように、内容を分けて考える、④統合的理解:書き物の各部分を一つにまとえて考え、理解する。また、基本的事項として、語彙の背景知識にせまる。日本語で書かれているから全て理解できるというものでもない。知らない語句は辞書や百科事典名を利用して調べる。単語には辞書的意味ばかりでなく、背景知識も十分理解すること。
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キーワード
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① 批判 ② 批判的思考 ③ 批判的思考のプロセス ④ 分析 ⑤ クリティカルリーリーデング
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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復習として、批判的思考と批判的思考のプロセス、そしてクリティカルリーディングにつて復習し、批判的思考のプロセスで学修した事例を読み直し、授業中の記録物や資料を見ながら復習する。また課題で出された事例について回答し、期日を守り提出すること。また、次回のスライド作成時に意見が述べられるように準備する。小テストの復習を行う。 予習:本時のシラバスの内容を熟読してくる。また、この第6回目のクリティカルシンキングやクリティカルリーディングは第4回のノートテイキングやノートリーデングとも関連するため、第4回目の理解を深めて授業に臨む。シラバスに関連する内容に理解しにくいところがあるかもしれないが精読は必要である。授業で使用する批判的思考の学修で使用する新聞記事を持参する。
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7
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クリティカル・シンキング(2)
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第7回では、クリティカルシンキング(批判的思考)の意味を理解するのとともに、クリティカルリーディング(批判的読解)について理解するとともに、クリティカルリーディングの手法を理解できる。
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版 大学生からのスタディ・スキルズ ,pp29-54, リーディングの基本スキル、より深いリーディングのために、くろしお出版
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コマ主題細目
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① 「批判」とはなにか、クリティカルシンキング(批判的思考)の違い ② 批判的思考のプロセスのまとめ ③ 批判的思考のプロセス① ④ 批判的思考のプロセス ② ⑤ クリティカルリーディング(批判的な読み方)とは
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細目レベル
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① 批判的思考、批判的分析、問題解決力は重要な能力である。批判的思考力は、問題について批判的かつ客観的に考え、良く組み立てられた議論を提起する能力をあたえる。批判的に考える力を高めるうえで「問うこと」「は欠かせない、批判的思考をする際に。私たちはあらゆることに対して疑問を持つことを求められる。通常あたり前と思わる言明も含まれる。それが真実だとそのように知るのだろうか。批判的思考とはあらゆることに疑問を投げかけるアプローチである。また、同時に批判的思考者になるために必要事柄は、□自分自身の考えや他社の考えに対して疑問を投げかけること、□他者の考えやものの見方について心が開かれていること。□肯定的・否定的な判断ができること。□証拠の情報源を見つけ、その分野で信頼されているものか、信憑性があるものか。□論拠や文献、その意味することについて探索し、問いを投げかけるために十分な自信をもっていること。□自身の考えのプロセスや議論の構築における強みと弱みを認識できること。□自身のバイアスや偏見に直面したときに誠実であること。□代替案やさまざまな意見を考慮する柔軟性をもっていること。□正直は気持ちで熟考した時に変更が必要だと思われたなら、考えについて再考し、それを修正することをいとわない。□考えや議論を改善した形で再掲示することができることなど。の事柄が必要である。これらの内容が理解できているか確認しながら学修を進める。
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② 批判的思考のプロセスのまとめ:大学で教えられることの多くは、「事実」よりもむしろ理論である。一見事実であるかのような証拠にもとづいていたとしても、ほとんどの情報は著者や研究者たちが関連するデータの分析から導いた批判的思考や解釈からきている。学生・執筆者・研究者として議論に参加するとき。あなたは、自分自身の批判的思考スキルを用いて論点に関連する知識を提供することで、進行する議論の一部になるのである。批判的思考の最も大事は側面の1つは。個人的に知識を創造することである。次のことを通じて行う。□特定の問題に関する既存の知識や経験を確認する。□その問題に関する既存の知識や経験を確認する。□その問題に関する自分自身の立場を考える。□別の証拠を集める。それらは自分自身の立場と矛盾するかもしれないし。逆に立場を支持するものであるかもしれない。□証拠を批判的に分析し、その評価を行う。□自分自身の知識や理解を発展させるために証拠を用いる。批判的思考は解釈、分析、評価、推論、説明、メタ認知を必要とする。
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③ 批判的思考のプロセス(1)1解釈:聞いたり読んだりしたことを理解しなければ、そのことを批判的に分析することはできない。解釈における最初のステップは理解をすることである。物事の意味や重要性を表現できることである。読んだものに対してあなたがどのように解釈したのかを表現することがある。ここでは新聞記事を読んでワークをし、解釈について学ぶ。2分析:特定の問題について批判的に考えることができるようになるためには、問題を構成する要素について詳細な検討を行うことが必要不可欠である。ここでは言明の分析プロセスについて練習問題を読んでワークをし、分析について学ぶ。3評価:読んものを理解し、それは何を言っているのかを正確に分析したら、次に、その中であなたを特定の見方に導くために用いられていた証拠や主張が妥当かどうか評価する必要がある。①その情報が掲載されているのはどこか。②その情報を書いたのは誰か。③結論は妥当か:根拠が結論を支えているかどうかを判断し、結論を出すために使われた論証が、弱い前提やレトリックではなく、その構成要素を明確にする能力は、分析するプロセスの重要なカギとなり、ひいては批判的思考のカギとなる、ものである。
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④ 批判的思考のプロセス(2)4推論:推論は批判的思考のプロセスの一部である。私たちは新しい理解をつくりだすために、新たに見つけた知識と既存の知識を推論によって統合する。私たちはこの統合された知識を使って、既存のアイデアに対して新たな解釈を行い、新しいアイデアに対してさえ解釈をすることができる。5説明:すぐれた批判的思考者であるために間違いなく重要なことは、自分自身の推論についてはっきりと筋の通った説明をする能力である、すなわち、自分自身の考えを簡潔にわかりやすく聞き手に伝えるということに熟達していなければならない。これはすべての議論を行うスキルの一部である。6メタ認知:批判的思考の難しさの1つは、自分自身を意識することがもとめられていることである。つまり、データを読み、そこから導いた自分の結論に自分緒経験やバイアスがどれほど影響を与えているかを理解し、それをどのように伝え、実行に移しているのかを理解することが求められているのである。
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⑤ クリティカルリーディング(批判的な読み方)とは、読み手が書かれたものの主要概念、アイデアおよび方法や結論の正当化のされ方について、積極的に解釈し、客観的にアセスメントすることである。批判的読み方には次のような4段階の理解するレベルがある。①初期の理解、②包括的理解、③分析的理解、④統合的理解の段階を理解し、基本的事項として、語彙の背景知識にせまる。日本語で書かれているから全て理解できるというものでもない。知らない語句は辞書や百科事典名を利用して調べる。単語には辞書的意味ばかりでなく、背景知識も十分理解することが重要である。
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キーワード
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① 「批判」とはなにか、クリティカルシンキング(批判的思考)の違い ② 批判的思考のプロセスのまとめ ③ 批判的思考のプロセス① ④ 批判的思考のプロセス② ⑤ クリティカルリーディング(批判的な読み方)とは
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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復習:批判的思考と批判的思考のプロセス、そしてクリティカルリーディングにつて復習し、批判的思考のプロセスで学修した事例を読み直し、授業中の記録物や資料を見ながら復習する。また課題で出された事例について回答し、期日を守り提出すること。また、学修した内容をふまえ、テキストを読んだり、小テストを復習しておく必要がある。 予習:次回のシラバスの内容を熟読してくる。また、アカデミック・ライテイングはクリティカルシンキングとクリティカルリーディングの知識が必要なので、テキストを予習する際に振り返りながら文章の精読が求められる。 テキストを読む際には、重要な点を要約して読むように心がける。
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8
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アカデミック・ライティング(1)
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第8回では,大学で学んでいく上で必要な基礎的スキルである,レポートの書き方を学ぶ.高校等で学習してきたように,与えられたテーマに沿って,自分の考えだけを記述するのではなく,自分でテーマに関する問いをたて,そのことに対する自分の考えを論述する.論述した内容を文献等で裏付けし,論述内容は根拠をもち,自分の考えを立証していく.このような思考プロセスのもと,作成する文章がアカデミックライティングといわれる.この授業では,アカデミックライティングの構成要素,基本的なルールについて学ぶ.
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版 大学生からのスタディ・スキルズ ,pp101-162, アカデミックライテイングの基本スキル、効果的なアカデミックライテイングのために、くろしお出版
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コマ主題細目
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① アカデミック・ライティングとはなにか ② レポートの基本的構成要素 ③ レポート作成時の文章表現と,文献を引用する際のルール
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細目レベル
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① アカデミック・ライティングとはなにか 大学入学試験等では,小論文を決められた時間で決められたテーマに関して,書くことが求められている.大学では,このように時間で文章を作成するのとは異なり,自分で問い(テーマ)をたて,論述することが求められる.さらに,自分自身で立てた問いに関し,自分の考えをまとめ,問いに関する文献を調べ,文献を活用して自分の考えの裏付けを行い,問いのこたえを立証することが必要である.このような思考プロセスとともに,文献を検索し,活用する一連のプロセスがアカデミックライティングといえる.大学ではこのようなアカデミックライティングを,レポート課題として何度も作成することや,卒業論文として論文にまとめる際に求められる.講義では,小論文,レポート,論文の3つの例を示し,アカデミックライティングがどのようなものであるか押さえる.
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② レポートの基本的構成要素 アカデミックライティングの作成手順には,問いをたてる,先行研究を調べる,問いを明らかにするための方法を提示する,分析する,考察する,結論をまとめるという6つの手順がある.これらの手順を序論,本論,結論の3段階の構成要素で文章をまとめることが必要である.つまり,この6つ,もしくは3つがアカデミックライティングの基本的構成要素となる.単なる調べ学習とは異なり,自分で問いをたて,自分の考えを裏付けることが重要である.講義では,提示した文章の中から,アカデミックライティングに求められる手順がどのように含まれているのか,検討する.特に,6つの作成手順と3つの構成要素がどのようになりたっているか,読み取ることを行う.
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③ レポート作成時の文章表現と,文献を引用する際のルール アカデミックライティングの際には,日常で用いる話し言葉を使用してはならない.テーマや学問領域に即した専門用語を使用することが求められる.また,テーマに即した文献を調べ,これを自分の考えの根拠とする際には重要な手続きがある.調べた文献を引用し,自分の考えを立証する際には,文献の文章を活用する際には,かならず守らなければならないルールが存在する.文献を文章に引用する際,主従関係が破綻してはならない.つまり,自分の作成した文章は主,引用した文章は従であり,従の内容が主より上回ってはならない.引用文献は出典を明らかにすること,引用の範囲を明確にすることが求められる.このような基本的ルールを守らないことは,剽窃,盗用となり,著作権法に違反することになる.講義では文献を引用する際の手順と方法について説明する.
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キーワード
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① アカデミックライティング ② レポート ③ 著作権 ④ 序論・本論・結論 ⑤ 引用文献
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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復習:効果的なアカデミック・ライティングのためのコツを振り返る。 レポート作成に際し、わかりやすい文を書くためのポイントをつかむ、視覚的にわかりやすい表現方法のポイントをつかむことと、パソコンによるライティング・スキルとして、ワープロを使ったライティング・スキルの基礎を身につける、ワープロソフトや表計算ソフトの機能を活用する、である。 わかりやすい文章作成には、以下の点に注意する。ⅰ)文の長さ、ⅱ)読点を打つ、ⅲ)漢字とかなの使い分け、ⅳ)対応関係、ⅴ)段落の設定である。また、わかりやすい表現のために、表現した内容に応じた視覚的な効果を利用する。箇条書き、表、グラフである。表やグラフを使う場合には、「マナー」にも注意する。
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アカデミック・ライティング(2)
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第9回では,大学で学んでいく上で必要な基礎的スキルである,レポートの書き方を学ぶ.高校等で学習してきたように,与えられたテーマに沿って,自分の考えだけを記述するのではなく,自分でテーマに関する問いをたて,そのことに対する自分の考えを論述する.論述した内容を文献等で裏付けし,論述内容は根拠をもち,自分の考えを立証していく.このような思考プロセスのもと,作成する文章がアカデミックライティングといわれる.この授業では,アカデミックライティングの構成要素,基本的なルールについて学ぶ.
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版 大学生からのスタディ・スキルズ ,pp101-162, アカデミックライテイングの基本スキル、効果的なアカデミックライテイングのために、くろしお出版
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コマ主題細目
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① アカデミック・ライティングとはなにか ② レポートの基本的構成要素 ③ レポート作成時の文章表現と,文献を引用する際のルール
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細目レベル
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① アカデミック・ライティングとはなにか 大学入学試験等では,小論文を決められた時間で決められたテーマに関して,書くことが求められている.大学では,このように時間で文章を作成するのとは異なり,自分で問い(テーマ)をたて,論述することが求められる.さらに,自分自身で立てた問いに関し,自分の考えをまとめ,問いに関する文献を調べ,文献を活用して自分の考えの裏付けを行い,問いのこたえを立証することが必要である.このような思考プロセスとともに,文献を検索し,活用する一連のプロセスがアカデミックライティングといえる.大学ではこのようなアカデミックライティングを,レポート課題として何度も作成することや,卒業論文として論文にまとめる際に求められる.講義では,小論文,レポート,論文の3つの例を示し,アカデミックライティングがどのようなものであるか押さえる.
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② レポートの基本的構成要素 アカデミックライティングの作成手順には,問いをたてる,先行研究を調べる,問いを明らかにするための方法を提示する,分析する,考察する,結論をまとめるという6つの手順がある.これらの手順を序論,本論,結論の3段階の構成要素で文章をまとめることが必要である.つまり,この6つ,もしくは3つがアカデミックライティングの基本的構成要素となる.単なる調べ学習とは異なり,自分で問いをたて,自分の考えを裏付けることが重要である.講義では,提示した文章の中から,アカデミックライティングに求められる手順がどのように含まれているのか,検討する.特に,6つの作成手順と3つの構成要素がどのようになりたっているか,読み取ることを行う.
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③ レポート作成時の文章表現と,文献を引用する際のルール アカデミックライティングの際には,日常で用いる話し言葉を使用してはならない.テーマや学問領域に即した専門用語を使用することが求められる.また,テーマに即した文献を調べ,これを自分の考えの根拠とする際には重要な手続きがある.調べた文献を引用し,自分の考えを立証する際には,文献の文章を活用する際には,かならず守らなければならないルールが存在する.文献を文章に引用する際,主従関係が破綻してはならない.つまり,自分の作成した文章は主,引用した文章は従であり,従の内容が主より上回ってはならない.引用文献は出典を明らかにすること,引用の範囲を明確にすることが求められる.このような基本的ルールを守らないことは,剽窃,盗用となり,著作権法に違反することになる.講義では文献を引用する際の手順と方法について説明する.
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キーワード
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① アカデミックライティング ② レポート ③ 著作権 ④ 序論・本論・結論 ⑤ 引用文献
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版 大学生からのスタディ・スキルズ ,pp101-162, アカデミックライテイングの基本スキル、効果的なアカデミックライテイングのために、くろしお出版復習:効果的なアカデミック・ライティングのためのコツを振り返る。 レポート作成に際し、わかりやすい文を書くためのポイントをつかむ、視覚的にわかりやすい表現方法のポイントをつかむことと、パソコンによるライティング・スキルとして、ワープロを使ったライティング・スキルの基礎を身につける、ワープロソフトや表計算ソフトの機能を活用する、である。 わかりやすい文章作成には、以下の点に注意する。ⅰ)文の長さ、ⅱ)読点を打つ、ⅲ)漢字とかなの使い分け、ⅳ)対応関係、ⅴ)段落の設定である。また、わかりやすい表現のために、表現した内容に応じた視覚的な効果を利用する。箇条書き、表、グラフである。表やグラフを使う場合には、「マナー」にも注意する。
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文献の検索・整理・要約
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第10回では、医療・保健・看護に関するテーマを決定し、それに関する文献の検索・整理・要約をする。 私たちはこれまでに、図書館やインターネットを利用して、さまざまな情報を収集する方法を習得した。テーマをしぼり込み、それに沿った基礎資料を検索、収集していく。ここでは、特に集めた情報をどのように整理するかを学ぶ。情報の保存と整理方法には、パソコンを利用してデータベースを作る方法では、データを入力する手間はかかるが、変更や加工が簡単である。パソコンを使ってレポートや論文を作成する場合にも便利である。 検索に関しては、主観的な意見や宣伝など、信頼性の低い情報を載せないよう、その情報が信頼できるもの(その分野を専門とする研究者や公的な研究機関が発表したもの)かどうか、きちんと確認することが重要である。
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版 大学生からのスタディ・スキルズ ,pp55-100,第3部調べる、整理する 第5章ー第7章
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コマ主題細目
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① 情報の整理 ② 検索に関する注意点 ③ 文献リストの作成
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細目レベル
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① 情報の保存と整理方法には、おおよそ次のものがある。ⅰ)専用のノートを作る、ⅱ)カードに記入・保存する、ⅲ)パソコンを利用してデータベースを作る、ⅳ)DVDレコーダ、ICレコーダなどに録画・録音する。最近では、ⅲ)のようにパソコンを利用する人も多く見られる。この方法では、データを入力する手間はかかるが、変更や加工が簡単である。パソコンを使ってレポートや論文を作成する場合にも便利である。 また、情報源は図書や新聞、雑誌といったすでに記録されたものばかりとは限らない。テレビ番組やニュースなども情報源となる。そのような記録されていないメディアの場合はDVDレコーダやVTR、ICレコーダなどの記録媒体を利用する。
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② 検索に関しては、Web上の検索ツールやコンテンツの利用については、注意が必要である。主観的な意見や宣伝など、信頼性の低い情報を載せている場合も多い。その情報が信頼できるもの(その分野を専門とする研究者や公的な研究機関が発表したもの)かどうか、きちんと確認することが重要である。 インターネット情報のメリットとして、ⅰ)キーワードを入力すれば、手早く簡単に、目的の情報サイトにアクセスできる、ⅱ)図書や論文に比べて、新しい情報がすぐに追加される、ⅲ)官公庁・役所・学校や企業などのサイトは、正確な情報に基づいており、情報に間違いがあれば、すぐに修正・更新される、が挙げられる。インターネット情報のデメリットとして、ⅰ)個人が作成するWebサイトやブログの場合、必ずしも正確な情報がのっているとは限らない。ブログの作者の思い込みや勘違い、誤った情報や古い情報が掲載されている場合もある。修正されない限り、その情報は世界各国に流れ続ける。
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③ 際に文献リストを作成する。文献リストとは、自分が集めた情報が収められていた書籍の情報などを一覧表にまとめたものである。情報の世界では、このようなデータをデータベースと呼んでいる。これは、相互に関連するさまざまなデータを入力・更新・蓄積し、管理するものである。図書の文献リストを作成するには、最低限次のような情報が必要となる。ⅰ)著者名、ⅱ)出版年、ⅲ)書名、ⅳ)出版社である。これらは書籍の奥付と呼ばれる部分に記載されている。 ここでは、Microsoft社のMS-Excelを利用してデータベースを作成・管理する。Excelをデータベースとして利用した場合、レコード・フィールド・リストという概念が必要となる。
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キーワード
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① 文献 ② 文献リスト ③ データベース ④ 検索 ⑤ 保存
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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復習:図書館の利用方法、インターネットでの検索方法、さらには得られた情報の整理・保存について復習する。書名や著者名あるいは研究テーマやキーワードがある程度わかる場合、検索システムOPACを使うことで、早く目的の本にたどり着くことができる。学術雑誌に掲載されている論文はCiniiと呼ばれるサイトで検索することができる。Ciniiでは、OPACと同様に、論文の名前や研究テーマのキーワード、著者、編者の名前などを入力して検索すれば、目的の学術論文の情報にたどりつくことができる。さまざまなメディアで得られた情報を、有効に活用するためには情報の整理・保存が不可欠である。 予習:次回からグループデイスカッションに入っていくため、グループのコミュニケーションを図るために、より一層強力が必要となる。お互いを高めあい、多様性を受け入れる姿勢を身につけていこう。
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11
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グループワーク・グループディスカッション(1)
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第11回では、グループワーク・グループディスカッションについて学びぶ。グループディスカッションの目的、効果、具体的な方法を理解することにより、グループの協調性やコミュニケーション能力、思考力や発想力、リーダーシップなどの能力を養う。
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版、くろしお出版、p.83-98
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コマ主題細目
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① グループワーク・グループディスカッション ② グループワークの実施方法 ③ テーマの決定
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細目レベル
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① グループ学習では、グループの共通の学習課題を達成するためにグループ内のメンバーがお互いに協力しながら学習する。 グループディスカッションとは、複数人(4~8人)の参加者がグループになって、新事業の企画や、企業が直面する課題の解決、時事問題に関して意見交換をするなど、「正解のないテーマ」を元に議論を行い、制限時間内に結論を出していくものである。この目的は、協調性やコミュニケーション能力、思考力や発想力、リーダーシップなどの能力を養うことができる。 グループワークは、メンバー相互の話し合い、双方向での関心の交流を通して、参加者全員が持つ経験や背景を共有させることにより、課題の解決を図り、相互の共感を共有することによって学習、動機づけ、必要な態度の形成に至ることを目的としている。
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② グループワークは、看護職を養成するためには、職業への準備として重要である。代表的な効果として、次の3つを挙げる。1.知らない自分に出会える、2.相手を深く理解できる、3.相手との学び合いを体験できる、である。グループワークを通して他者と関わるなかで、自分の知らない自己に出会ったり、他者の普段とは違う一面を知ったりと、互いに成長していくプロセスを楽しんでいく。また、グループワークを通して、知恵や力を合わせて問題解決すること、意見交換のなかでさまざまな視点をもつこと、それらをまとめて発表・提案することで、次のような力が身につく。1.協力しあう力、2.客観的な視点でみる力、3.伝える力、である。 お互いのことを理解しようとしながら共同作業を行う経験は、将来、さまざまな立場の人と連携する際に活かされる。
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③ グループワークを実施する際に、ⅰ)グループメンバーの決定、ⅱ)役割の決定、ⅲ)時間とルールの説明、ⅳ)成果の発表、ⅴ)振り返りについて理解する。 グループごとに集まり、テーマをしぼり込む。テーマが決定した後、役割分担を行う。グループワークで求められるコミュニケーション能力を発揮し、メンバーが役割を分担した上で相互に協力・協働して課題に取り組む姿勢、人の話を聴く力と自分の意見を述べる力、自分の意見を主張する力と他人の意見を受け入れる力、決められた時間内に課題を解決して答えを出す力などは、学生が社会に出てから活動するために必要な力である。グループで発表に向けて話し合いを進める。これは、今まで学習してきた総まとめである。
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キーワード
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① グループワーク ② グループディスカッション ③ リーダーシップ・メンバーシップ ④ コミュニケーション ⑤ テーマ
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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復習:グループワークとグループディスカッションの違いについて振り返る。 グループディスカッションとは、複数人(4~8人)の参加者がグループになって、新事業の企画や、企業が直面する課題の解決、時事問題に関して意見交換をするなど、「正解のないテーマ」を元に議論を行い、制限時間内に結論を出していくものである。この目的は、協調性やコミュニケーション能力、思考力や発想力、リーダーシップなどの能力を養うことができる。 グループワークは、メンバー相互の話し合い、双方向での関心の交流を通して、参加者全員が持つ経験や背景を共有させることにより、課題の解決を図り、相互の共感を共有することによって学習、動機づけ、必要な態度の形成に至ることを目的としている。 予習:決定されたテーマについて、自分で文献検索を行い、次回のデイスカッションの資料を作成する。
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12
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グループワーク・グループディスカッション(2)
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第12回では、前回学習したグループディスカッションの目的、効果、具体的な方法を理解することにより、さらに、グループの協調性やコミュニケーション能力、思考力や発想力、リーダーシップなどの能力を養う。 グループで決定したテーマについてデイスカッションし、メンバーが予習した課題を持ちより、第15回目のプレゼンテーションに向けて内容を充実させていく。
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版、くろしお出版、p.83-98
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コマ主題細目
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① グループワーク・グループディスカッション ② グループワークの実施方法 ③ テーマの決定
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細目レベル
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① グループディスカッションとは、複数人(4~8人)の参加者がグループになって、新事業の企画や、企業が直面する課題の解決、時事問題に関して意見交換をするなど、「正解のないテーマ」を元に議論を行い、制限時間内に結論を出していくものである。この目的は、協調性やコミュニケーション能力、思考力や発想力、リーダーシップなどの能力を養うことができる。 グループワークは、メンバー相互の話し合い、双方向での関心の交流を通して、参加者全員が持つ経験や背景を共有させることにより、課題の解決を図り、相互の共感を共有することによって学習、動機づけ、必要な態度の形成に至ることを目的としている。これらの目的が達成されているか、常に振り返りながら、デイスカッションを進める。
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② グループワークは、看護職を養成するためには、職業への準備として重要である。代表的な効果として、次の3つを挙げる。1.知らない自分に出会える、2.相手を深く理解できる、3.相手との学び合いを体験できる、である。グループワークを通して他者と関わるなかで、自分の知らない自己に出会ったり、他者の普段とは違う一面を知ったりと、互いに成長していくプロセスを楽しんでいく。また、グループワークを通して、知恵や力を合わせて問題解決すること、意見交換のなかでさまざまな視点をもつこと、それらをまとめて発表・提案することで、次のような力が身につく。1.協力しあう力、2.客観的な視点でみる力、3.伝える力、である。 お互いのことを理解しようとしながら共同作業を行う経験は、将来、さまざまな立場の人と連携する際に活かされる。これらの目的が達成されているか、常に振り返りながら、デイスカッションを進める。
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③ グループワークを実施する際に、ⅰ)グループメンバーの決定、ⅱ)役割の決定、ⅲ)時間とルールの説明、ⅳ)成果の発表、ⅴ)振り返りについて理解する。 グループごとに集まり、テーマをしぼり込む。テーマが決定した後、役割分担を行う。グループワークで求められるコミュニケーション能力を発揮し、メンバーが役割を分担した上で相互に協力・協働して課題に取り組む姿勢、人の話を聴く力と自分の意見を述べる力、自分の意見を主張する力と他人の意見を受け入れる力、決められた時間内に課題を解決して答えを出す力などは、学生が社会に出てから活動するために必要な力である。グループで発表に向けて話し合いを進める。これは、今まで学習してきた総まとめである。これらの目的が達成されているか、常に振り返りながら、デイスカッションを進める。
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キーワード
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① グループワーク ② グループディスカッション ③ コミュニケーション ④ リーダーシップ・メンバーシップ ⑤ テーマ
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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復習:グループワークとグループディスカッションの違いについて振り返る。テーマについて、十分デイスカッションし、まとめることができたか、あるいは、追加する事項はないかについて検討しておく。自身の協調性やコミュニケーション能力、思考力や発想力、リーダーシップなどの能力を養うことができたかについてふりかえる。グループワークに関する小テストを復習しておく。 予習:次回の発表準備に向け、パワーポイントの作成についてテキストを読み、パソコン操作について予習しておく。グループでまとめた内容をプレゼンテーションするための内容はどのようにするかについて、自身の考えを整理しておく。知へのステップ 第5版、くろしお出版、p.163-175
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13
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発表準備①
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第13回では、プレゼンテーションのための準備を行う。まず、「読み原稿」を作る。プレゼンテーションの準備では、発表当日を想定した練習=リハーサルを行うことは不可欠である。リハーサルでは、指定された時間内に発表がおさまるかをチェックし、プレゼンテーション・ソフトなどスライドを使いう場合には、場面を切り替えるタイミングを確認することが必要である。
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版、pp.163-198,プレゼンテーションの基本スキル、わかりやすいプレゼンテーションのために、くろしお出版
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コマ主題細目
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① 読み原稿の準備 ② 発表時間を生かすためのコツ ③ リハーサル
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細目レベル
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① 「読み原稿」を作る。発表者はその時間内で「話す」ことにより、聴き手に自分の行った調査・研究の内容を正しく伝え、自分の考えを伝えることが重要である。注意点として、原稿を読むだけの「棒読み」にならないようにすることである。 プレゼンテーションの当日に話す内容をどの程度かいておくのか、という点については、いろいろな考え方がある。棒読みになってしまっては、聴く人をうんざりさせてしまうので、読み原稿は準備しないという人もいる。。また、一方では、場数を踏んだ有名な研究者や講演者たちの中にも、間のとり方、声の高さまで綿密に考えて、それらのマークを記入した読み原稿を準備する人がいる。
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② 発表時間を生かすために原稿を準備するメリットとして、与えられた時間でどれだけの内容を話せるかの目安をつけることができる。個人差はあるが、およそ1分間で250字程度と考えて準備するとよい。20分の発表であれば、250字×20なので5000字、原稿用紙にして12~13枚程度、という目安になる。実際に発表する際は、話しことばで行う。聴く人は、一度に混み入ったことを言われても理解できない。短い文を用いる。音が聞き取りにくい単語は言い換えて補う。レジュメやスクリーンを見てもらってスライド内の漢字やつづりを確認してもらうなどの工夫も必要である。 一番大切なことは、聴いている人に、話についてきてもらうことである。無理のない提示の順番を心がける。
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③ パソコンを用いた発表とポスターセッションそれぞれの特徴を知る。 パソコンを用いた発表では、発表時間;授業では10~20分程度(質疑応答を含む場合もある)が多い、提示方法;教室などの会場において、聴衆の前でスライドごとに説明する、やりとり;一方向+双方向、内容理解の方法;全体を聴く必要がある、多くの聴衆や質問者と意見や考えを交換できる。 ポスターセッションでは、発表時間;比較的短い時間で全体を説明できる、参加者の希望に応じて時間を自由に設定できる、提示方法;他のポスターと同時に展示される、参加者がポスター間を移動する、やりとり;双方向、内容理解の方法;参加者は、ポイントをしぼって、参加者に知りたいところを質問して、深く理解できる、テーマに関心を持つ参加者と意見や考えを交換できる。
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キーワード
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① 発表 ② スライド ③ 読み原稿 ④ リハーサル ⑤ ポスターセッション
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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口頭発表に際して、具体的な準備内容を振り返る。実際に14・15回目にグループ発表を行うので、準備万端にしておくこと。 発表に向けての準備をする。グループ内で役割を決め、プレゼンテーション用のスライドを作成する。スライドを作成する際の注意点としては、テキスト第Ⅴ部11章・12章を熟読する。 「読み原稿」を作る。発表者はその時間内で「話す」ことにより、聴き手に自分の行った調査・研究の内容を正しく伝え、自分の考えを伝えることが重要である。原稿を準備するメリットは、与えられた時間でどれだけの内容を話せるかの目安をつけることができることである。実際に発表する際は、話しことばで行う。注意点として、短い文を用いる、音が聞き取りにくい単語は言い換えて補う、スライド内の漢字やつづりを確認するなどが挙げられる。プレゼンテーションの準備では、発表当日を想定した練習=リハーサルを行うことは不可欠である。
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14
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発表準備②
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科目の中での位置付け
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大学で学ぶためには、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」など、これらの力が必要であるといわれている。高校までの学習とは異なった、大学で「学ぶ」ためのスキルとは何かを知り、それらの力を伸ばすために、第1回から第11回では、講義・グループワークで「スタディ・スキル」・「ノート・テイキング」・「リーディングの基本スキル」・「より深いリーディング」・「大学図書館における情報収集」・「アカデミック・ライティングの基本スキル」・「効果的なアカデミック・ライティング」・「パソコンによるライティング・スキル」・「プレゼンテーションの基本スキル」などを段階的に理解していく。さらに第12回~14回では、それまでの学習を基に、小グループで興味・関心のあるテーマを決定し、グループワークを通して、ディスカッションする力を養い、協力し合いながら発表資料を作成していく。第15回の発表会で、プレゼンテーションを実際に行い、基本的なアカデミックスキルの上達を図るとともに学生間で学びを共有する。 第14回では、プレゼンテーションのための準備を行う。聴き手に語りかけるつもりで発表するようにリハーサルを重ねる。実際に発表する際は、話しことばで行う。注意点として、短い文を用いる、音が聞き取りにくい単語は言い換えて補う、スライド内の漢字やつづりを確認する。 リハーサルでは、指定された時間内に発表がおさまるかをチェックし、プレゼンテーション・ソフトなどスライドを使いう場合には、場面を切り替えるタイミングを確認することが必要である。
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版、pp.163-198,プレゼンテーションの基本スキル、わかりやすいプレゼンテーションのために、くろしお出版
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コマ主題細目
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① 読み原稿の準備 ② 発表時間を生かすためのコツ ③ リハーサル
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細目レベル
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① 「読み原稿」を作る。発表者はその時間内で「話す」ことにより、聴き手に自分の行った調査・研究の内容を正しく伝え、自分の考えを伝えることが重要である。注意点として、原稿を読むだけの「棒読み」にならないようにすることである。 プレゼンテーションの当日に話す内容をどの程度かいておくのか、という点については、いろいろな考え方がある。棒読みになってしまっては、聴く人をうんざりさせてしまうので、読み原稿は準備しないという人もいる。。また、一方では、場数を踏んだ有名な研究者や講演者たちの中にも、間のとり方、声の高さまで綿密に考えて、それらのマークを記入した読み原稿を準備する人がいる。
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② 発表時間を生かすために原稿を準備するメリットとして、与えられた時間でどれだけの内容を話せるかの目安をつけることができる。個人差はあるが、およそ1分間で250字程度と考えて準備するとよい。20分の発表であれば、250字×20なので5000字、原稿用紙にして12~13枚程度、という目安になる。実際に発表する際は、話しことばで行う。聴く人は、一度に混み入ったことを言われても理解できない。短い文を用いる。音が聞き取りにくい単語は言い換えて補う。レジュメやスクリーンを見てもらってスライド内の漢字やつづりを確認してもらうなどの工夫も必要である。 一番大切なことは、聴いている人に、話についてきてもらうことである。無理のない提示の順番を心がける。
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③ パソコンを用いた発表とポスターセッションそれぞれの特徴を知る。 パソコンを用いた発表では、発表時間;授業では10~20分程度(質疑応答を含む場合もある)が多い、提示方法;教室などの会場において、聴衆の前でスライドごとに説明する、やりとり;一方向+双方向、内容理解の方法;全体を聴く必要がある、多くの聴衆や質問者と意見や考えを交換できる。 ポスターセッションでは、発表時間;比較的短い時間で全体を説明できる、参加者の希望に応じて時間を自由に設定できる、提示方法;他のポスターと同時に展示される、参加者がポスター間を移動する、やりとり;双方向、内容理解の方法;参加者は、ポイントをしぼって、参加者に知りたいところを質問して、深く理解できる、テーマに関心を持つ参加者と意見や考えを交換できる。
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キーワード
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① 発表 ② スライド ③ 読み原稿 ④ リハーサル ⑤ ポスターセッション
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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復習:口頭発表に際して、具体的な準備内容を振り返る。実際に15回目にグループ発表を行うので、準備万端にしておくこと。 発表に向けての準備をする。グループ内で役割を決め、プレゼンテーション用のスライドを作成する。 「読み原稿」を作る。発表者はその時間内で「話す」ことにより、聴き手に自分の行った調査・研究の内容を正しく伝え、自分の考えを伝えることが重要である。実際に発表する際は、話しことばで行う。注意点として、短い文を用いる、音が聞き取りにくい単語は言い換えて補う、スライド内の漢字やつづりを確認するなどが挙げられる。プレゼンテーションの準備では、発表当日を想定した練習=リハーサルを行うことは不可欠である。以上の準備をメンバーで確認しておく。 予習:プレゼンテーション(発表)に向けての最終準備を行う。1.発表用の資料(パワーポイント、ハンドアウト資料、その他)を準備する。参加者に配布する予定のものは参加人数を確認し、コピーして、整える作業をする。発表時に使用する資料の内容の誤字脱字他の誤りがないか最終チャックを行う。2.スライドなどの視聴覚資料が円滑に作動するか確認する。プレゼンテーションのリハーサルの最終仕上げを行う。
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15
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全体発表
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科目の中での位置付け
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第1回から第11回の講義・グループワークを通して、大学で学ぶためのスキルとして、「聴く」・「読む」・「書く」・「調べる」・「整理する」・「まとめる」・「表現する」・「伝える」・「考える」などのアカデミックスキルを段階的に理解してきた。第12回~14回では、グループワークの考え方や方法を学ぶとともに、医療・保健・看護の中で興味・関心のあるテーマを決定し、これまでに獲得したアカデミックスキルを活用しながら、グループディスカッションによるグループエンパワーメントを発揮してきた。 第15回目は、これまでの基礎ゼミナールの成果発表を行う。そのために、各グループ内で、テーマについて協力して結論をまとめ、他の参加メンバーに伝わるような言葉や表現を検討し発表をする。発表内容はテーマに即したものならば自由である。しかし、「基礎ゼミナールに参加した学生に対して伝えたいこと」をプレゼンテーションの1つのゴールとすることを条件とする。第15回は、グループ発表を行い、それぞれの発表に対し,相互評価を行うことで,テーマに添ってグループが協力して、伝わる能力を培う。
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学習技術研究会:知へのステップ 第5版、pp.163-198,プレゼンテーションの基本スキル、わかりやすいプレゼンテーションのために、くろしお出版
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コマ主題細目
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① テーマと内容 ② プレゼンテーション全体の構成 ③ プレゼンテーションの方法 ④ プレゼンテーションに用いる資料 ⑤ 発表会の相互評価
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細目レベル
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① プレゼンテーションのテーマは、現代のさまざまな事象や医療・保健・看護に関連することの中から、国内外の流れをどう読み取り、グループ内で興味・関心のあるものする。さらに、参加した学生に対してのメッセージ性を含むものとする。そして、テーマは、簡潔明瞭で、グループ内でのテーマ選択の動機が明確にされている必要がある。テーマについての主張は、資料やデータに基づいたものであり、具体的で、注意をひき、記憶に残る内容であること。さらに、グループの考えやコメントが含まれていること。また、プレゼンテーションにおいて、テーマとその内容は、一目瞭然にわかり、聴衆の関心を引くものであること。さらに、テーマについて、聴衆が考える機会を持てる内容である。
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② プレゼンテーション全体は、序論―本論―結論で構成されており、それぞれの項目の役割は、序論…プレゼンテーションの目的を伝え、聴衆を盛り上げる役割。本論…目的を達成するための情報やデータを提示し、プレゼンテーション全体に説得力を持たせる役割。結論…目的が達成できたか確認し、終わりを伝える役割である。主張が導入から結びに至るまで、理路整然としており、論理的に一貫している。目的、動機が明確に述べられ、はっきりとわかりやすく結論付けられている。 構成項目(はじめに、動機、目的など)は、各グループで決めることができる。プレゼンテーション全体の構成をすることは、効果的でわかりやすいプレゼンテーションにつながる。
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③ テーマに沿った内容で、制限時間内にプレゼンテーションを行う。発表会の運営は、教員の指導のもと、学生が主体として開催する。学生より座長(司会)、タイムキーパー、照明などを選出し、その運営準備についても、同様とする。基礎ゼミナールのグループを2チーム(4グループずつ)に分け、それぞれが同時に開催する。発表時間は、1グループ5~6分間、質疑応答:2~3分で行われ、グループの交替時間として、5分間をとる。発表終了後、発表に関する相互評価討論会を開催する(詳細は、授業開始後決定する)。プレゼンテーションの方法の留意点は、人に伝わる効果的なものになっていること。効果的に発表するために、順序性を意識すること。力点をおく箇所を事前に検討すること。大きな声でしっかりと話し、マイクの使い方、発表者の立ち位置、立ち方と動作が適切であること。制限時間内に終了すること。発表内容と準備した資料の説明が対応していること。これらを遵守し、プレゼンテーションが効果的に円滑に運営され進められる。
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④ プレゼンテーションに用いられる資料(パワーポイント、ハンドアウト資料、その他)は、効果的で人に伝えたい内容に則している。レイアウトの仕方、読みやすい文字の大きさやバランス、図表のわかりやすさ、配色について工夫する。資料作成上の留意点の詳細は、各担当教員の授業の中で指導を受ける。 資料を用いる効果としては、発表の流れや変化が与えられるものである。資料を用いることで、聴衆が発表に集中でき、伝えたいことの表現方法が多様になる。また、そのような効果をもつ資料になるよう作成する。資料を用いたプレゼンテーションの中での見せ方(提示方法)は、聴衆に呼応した方法を工夫する必要がある。
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⑤ 発表会の相互評価について、発表者は、座長(司会)、参加者とともに、気持ちの良い発表の雰囲気を作り出す。参加者は、発表を聞いて、新しい知識を得て、自分のこととして考えられる機会が持てる。また、発表中に質問や意見を考えておき、積極的に質問する。聞きたいことを明確に発表者に質問することを体験することで、質疑応答の在り方を学ぶことができる。発表者は、質問の意図を理解し、参加した学生に対して質問に答えることにより、説明する力、自分たちの考えを述べる力や伝えたいこと明確にできることを学修する。チームの発表終了後、相互に評価を行う。学生全体で、グループ発表の長所と改善点に気づき、客観的で建設的な評価を得ることで、効果的なプレゼンテーション力のスキルアップにつながる。
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キーワード
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① テーマ ② プレゼンテーション ③ 発表者、参加者の役割 ④ 相互評価
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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復習:チームの発表終了後、相互に評価を行う。学生全体で、グループ発表の長所と改善点に気づき、客観的で建設的な評価を得ることで、効果的なプレゼンテーション力のスキルアップにつなげる。グループの発表に臨むことで、発表に対して,自分たちに不足していた課題について振り返るとともに、発表会終了後に、“相互評価チェックリスト”を提出することで,テーマに添ってグループが協力して、伝わる能力が養えたか評価する。 予習:最終試験に向け、各コマのコマシラバス、小テストを再確認する。また、キーワードについては、自身の言葉で説明できるようにしておく。履修判定指標の内容をチェックし、指標に応じて学修を進め、最終試験に備える。
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