区分
専門科目-基盤看護学-基礎看護学
ディプロマ・ポリシーとの関係
実践能力
倫理観
専門性探求
地域社会貢献
グローバル性
カリキュラム・ポリシーとの関係
豊かな人間性
広い視野
知識・技術
判断力
探求心
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
専門科目の「基盤看護学」、さらにその中の「基礎看護学」に位置づく。本科目はあらゆる領域の科目の基礎となる科目であり、2年次より診療の補助に関する基礎的知識の修得を目指す。また、看護活動の場において、様々な健康レベル・発達段階にある人々の診療援助の実践能力を養っていくための知識を獲得し、個別性のある看護技術の根拠(エビデンス)を修得し、臨地実習へつなげるための基礎的科目として位置づく。そして、卒業時、看護職としての知識・技術・倫理的態度の最も土台となる科目として位置づく。
科目の目的
本科目は、看護実践の場において基盤となる基礎的知識を獲得するために、患者が安全安楽に治療を受け、最大限の治療効果が得られるよう、診療援助技術の原理原則を理解することができることを目的としている。また、治療を受ける人々のニーズを理解し、援助できる実践能力を養うことにより、看護師の能力形成を培っていくことや看護活動の場において様々な健康レベル・発達段階にある人々の診療援助に関わる看護技術とその根拠(エビデンス)を学修することを目的としている。そして、本科目の社会的意義は、看護専門職者として、看護実践における倫理的姿勢と態度を身につけることや患者の安全安楽を考え、個別性に応じた看護実践の必要性を理解できることである。
到達目標
1)診療補助技術の必要性、重要性について説明することができる。
2)診療補助技術に必要な基礎知識を理解し、援助技術の根拠や留意点を述べることができる。
3)看護専門職者として、看護実践における倫理的姿勢と態度を身につけることができる。
4)看護専門職者として、患者の安全安楽を考え、個別性に応じた看護実践の必要性を理解できる。
科目の概要
1年次に学んだ知識や技術を基盤とし、看護活動の場において様々な健康レベル・発達段階にある人々の診療援助に関わる看護技術とその根拠(エビデンス)を学修する。具体的には「生命兆候を観察する技術」、「感染予防に関する技術」、「検査を安全に行う技術」、「与薬の技術」、「排泄の援助技術」、「呼吸・循環を整える技術」、「創傷管理の技術」、「食事・栄養摂取の技術」、「安全確保の技術」の知識と援助方法を学修する。看護師として実務経験のある教員が、患者が安全・安楽に治療を受け、最大限の治療効果が得られるよう援助するための原理原則や援助技術を理解するように指導する科目である。また治療を受ける人々のニーズを理解し、援助できる実践能力を培う科目である。さらに、看護専門職者として、看護実践における倫理的姿勢と態度を身につけることができ、患者の安全安楽を考え、個別性に応じた看護実践の必要性を理解できる科目である。
科目担当教員は、総合病院の看護師として、様々な分野で勤務していた。診療援助技術の原理原則、治療を受ける人々のニーズ、援助できる実践能力等について教授する科目である。
科目のキーワード
診療援助、生命兆候、感染予防、検査・処置の介助、静脈採血、与薬と注射、輸血、体温調節、体温の恒常性、吸引、酸素療法、肺理学療法、排泄障害、導尿、創傷治癒過程、創傷管理、経管栄養法、胃瘻、中心静脈栄養、安全確保
授業の展開方法
教員が作成したパワーポイントを使って講義をすすめていく。また、教科書のページも確認しながら講義を行う。学生はパワーポイントに基づき教員が作成した穴埋め式のワークに書き込む形で講義を受ける。講義の要所要所で理解の獲得度を確認するために、国家試験問題を提示し解くことや解剖整理学を振り返りながら講義を進める。さらに、必要に応じてDVD視聴も取り入れ、視覚的にも知識の理解度を高める。各講義の最後に、LMSによる小テストを実施する。第8回と第15回は復習回とし、知識の定着に努める。
オフィス・アワー
研究室715:月曜日の2~3限、木曜日の5限
E-mail:s-shinohara@uhe.ac.jp
(メールはいつでも受け付けます)
科目コード
ERG05
学年・期
2年・前期
科目名
診療援助方法論
単位数
2
授業形態
講義
必修・選択
必修
学習時間
【講義】30h
【予習・復習】60h
前提とする科目
看護学概論Ⅰ、生活援助方法論、生活援助方法演習、看護コミュニケーション論、基礎看護学実習Ⅰ、解剖生理学ⅠA~ⅡB、生化学、微生物学、栄養学
展開科目
診療援助方法演習、基礎看護学実習Ⅱおよび各専門領域科目と各領域実習の展開に必要となる
関連資格
看護師、保健師
担当教員名
篠原幸恵
回
主題
コマシラバス項目
内容
教材・教具
1
診療援助の概要
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第1回は診療援助の概念を押さえるために、診療援助とはどのようなものか概要を理解することを学習する。またそれに伴う記録の重要性について理解する力を培う。さらに、第2回「生命兆候を観察する技術」に向けての基礎知識を獲得する。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅰ』医学書院、2024
①p6とp7(表a看護基本技術について)
②p9(表b看護基本技術を支える態度や行為の構成要因)
③p322~328(看護記録)
講義資料
コマ主題細目
① 看護の概念的定義 ② 看護技術の基盤 ③ 看護記録
細目レベル
① 看護の目的および看護の概念、看護機能について、1年次の看護学概論Ⅰで既習した内容を押さえながら、1つ1つのことについて、どのような意味があるのか理解することができる。また、看護における「診療の補助」とは、保健師助産師看護師法の中において、どのような法的な位置づけがなされているのか理解することができる。さらに、診療の補助とはどのような援助技術を指している言葉なのかも理解することができる。そして、成長発達段階や健康レベル、機能障害、対象者の単位、生活機能など患者に応じた個別性のある看護を提供することも押さえることができる。それらのことができるための看護師の役割(日常生活や診療の補助の実践・相談・指導・教育等)についても理解し、診療援助の基礎知識を獲得することができる。
② 看護技術の基盤となるものは何を指してしているのか理解することできる。具体的には、医療安全の確保をするための知識(安全確保対策、学生の責務、チーム医療、コミュニケーション、感染防止対策等)、患者および家族への説明と助言、プライバシーへの配慮する知識(インフォームド・コンセント、個人情報の取り扱い等)、科学的根拠を用いた判断ができる知識(正確な情報や援助方法を獲得する技術、それを導くことができる技術、観察できる技術、先を見通したアセスメントができる技術等)、個別性のある看護技術を提供する知識(アセスメント・評価・修正等)を押さえることができる。さらに、患者や家族の反応を捉え、総合的に判断できる知識を獲得することができる。
③ 看護記録の目的と意義、必要性を理解し、看護記録にはどのような記録のことを指すのか、どのような内容が記載されているのか、どのような時に記載されているのか等を理解することができる。さらに、助産録と看護記録の法的規定を理解し、患者の個人記録(経過記録、看護計画等)と看護業務の計画に関する記録(看護業務の管理に関する記録、看護業務の計画に関する記録等)の内容と取り扱いについて押さえることができる。そして、看護記録における個人情報保護の重要性について理解し、安全で適切な記録管理方法を学ぶことができる。また、臨地実習で知り得た情報、メモに残した記録物の取り扱い方との関連を説明し、臨地実習においての個人情報の重要性も理解することができる。
キーワード
① 看護 ② 診療の補助 ③ 看護師の役割 ④ 看護技術の基盤 ⑤ 看護記録
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:看護の概念的定義は、今回の講義でも提示した教科書p6とp7を読み返し、「診療援助とは」どのような技術のことを指すのか理解する。また、配布資料を活用し、意味のわからない言葉や初めて聞いた言葉は、1年次で既習した看護学概論Ⅰと生活援助方法論第1回の講義資料を見直すことで、理解をより深める。さらに、看護技術の基盤は、今回の講義でも提示した教科書を読み返し、医療安全の確保をするための知識、患者および家族への説明と助言と配慮する知識、科学的根拠を用いた判断ができる知識の定着を図る。
予習:コマシラバスの第2回目の内容をよく読み、何が講義されるのか事前に把握しておく。また、次回、第2回は「生命兆候を観察する技術」である。教科書p151(バイタルサインの変動と要因)を見て、予習すること。さらに、今回の講義と配布された資料の内容の解剖生理(循環器・呼吸器等)を押さえておくこと。
2
生命兆候を観察する技術(体温・脈拍・呼吸・血圧)
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回はこれまでのまとめのための回を展開する。
第2回は患者の状態を把握することの重要性を学び、体温、脈拍、呼吸、血圧を正確に測定するために必要な基礎技術(正確な値、測定方法と注意事項等)を理解する力を培う。
茂野香おる他著、『専門分野Ⅰ基礎看護が技術Ⅰ』、医学書院、2024
①p151(表4-8バイタルサインの変動要因)、p152の表4-9とp153の図4-8、p157(熱型パターン)
②p158図4-11と12脈拍の測定部位)
③p161(表4-12呼吸の異常)、p164(図4-15コロトコフ音について)、p167(数値の読み取り)
医療情報科学研究所編『フィジカルアセスメントがみえる第1版』、メディックメディア、2018
①p24とp25(体温について)
②p43(脈拍について)
③p51とp52(血圧について)
講義資料(第1回も参照)
コマ主題細目
① 体温・脈拍測定 ② 呼吸測定 ③ 血圧測定
細目レベル
① バイタルサインとは何か、患者の状態を把握するとはどういうことなのかを理解し、体温測定および脈拍測定について理解することができる。具体的には、まずは、体温測定から熱の生産と放散について、体温とは何か、体温調節のメカニズム(体温調整がされている部位を押さえる)、体温の生理的変動、体温の正常値と異常値、熱型パターン、核心温と外殻温、体温測定する方法(体温計を挿入する角度、腋窩の状態等)、アセスメントについて根拠づけて基礎知識を獲得することができる。次に、脈拍測定において、脈拍とは何か、脈拍調節のメカニズム(脈拍を調整する部位)、脈拍の正常値と異常値、脈拍に影響を及ぼす要因、リズム不整、脈拍の測定方法(測定する部位、測定時間、注意事項等)、アセスメントについて根拠立てて、理解することができる。
② バイタルサインとは何か、患者の状態を把握するとはどういうことかを理解し、呼吸測定について理解できる。具体的には、呼吸とは何か、呼吸調節のメカニズム(呼吸を調整している部位)、呼吸の正常値と異常値、呼吸に影響を及ぼす要因、呼吸の測定方法(測定する部位、測定時間等)、アセスメントについて根拠づけて知識を獲得することができる。また、呼吸は意識下で調整できるものであるため、意識下で測定しない工夫(患者に気付かれずに測定する方法)についても理解することができる。さらに、起座呼吸・ばち指が発生する要因、呼吸と酸素飽和度の関連(SpO2の値とPaO2の値の関連等)についても押さえ、呼吸測定を正確に測定できる基礎知識を獲得することができる。
③ バイタルサインとは何か、患者の状態を把握するとはどういうことかを理解し、血圧測定について理解できる。具体的には血圧とは何か、血圧の定義、血圧調節のメカニズム(血圧を調整している部位)、血圧の生理的変動、血圧の正常値と異常値、血圧測定の方法(血圧計の位置、測定する動脈、マンシュエットの位置と巻き方、コロトコフ音の聴取、聴診器の置く位置について等)、アセスメントについて根拠立てて、理解することできる。また、血圧は自律神経系の影響を受けるため、自律神経がどのように血圧に影響するのか理解することができる。さらに、体温、脈拍、呼吸、血圧の関連についての知識も獲得し、発熱すると脈拍、呼吸がどうなるのか、どのような順番で測定するのか等の基礎知識を獲得することができる。
キーワード
① バイタルサイン ② 体温測定 ③ 脈拍測定 ④ 呼吸測定 ⑤ 血圧測定
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:今回、講義を受けた解剖生理学(循環器・呼吸器)を再度、押さえる。教科書のp152(体温の自律性調整について)、p153(セットポイント)読み返し、体温測定に関する基礎知識、セットポイントについて理解する。また、p151のバイタルサインの変動要因のところは1つ1つ確実に押さえておく。さらに、配布資料を活用し理解したことをまとめ、木曜日の演習に活かす。
予習:コマシラバスの第3回目の内容をよく読み、何が講義されるのか事前に把握しておく。また、1年次の生活援助方法論の「感染防止に関する技術」の資料を見直し、標準予防対策とは何か、防護用具とは何かなども復習ておくこと。また、教科書のp82(医療器材分類)p89(鑷子の取り扱い方)p91(滅菌手袋)p93(滅菌ガウン)p94(医療廃棄物について)を読み、予習しておくこと。
3
感染予防に関する技術
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第3回はスタンダードプリコーションの再確認、感染経路と感染対策として医療器具の分類と洗浄、消毒、滅菌、および無菌操作、消毒液の濃度計算について理解する力を培う。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ』医学書院、2024
①p82(表2-4医療器材分類)
②p90(図12-16鑷子の取り扱い方)
③p91(図2-18滅菌手袋)、p93(図2-19滅菌ガウン)、p94(図2-20医療廃棄物について)
医療情報科学研究所編、『看護がみえるvol.1基礎看護技術』、メディックメディア、2018
①p15(個人防護用具、着脱の流れ)、p21(洗浄、消毒、滅菌)
②p27(無菌操作の準備)③p36(鑷子の取り扱い)
講義資料
コマ主題細目
① 医療器具の洗浄 ② 消毒と滅菌 ③ 無菌操作
細目レベル
① 感染予防の原則(感染の成立およぼ3原則について)とスタンダードプリコーション(定義、個人防護用具)について再確認し、感染対策の基礎知識の定着ができているか確認することができる。また、医療器具の分類、洗浄の種類と方法、注意事項、消毒の種類と方法および注意事項、滅菌の種類と方法および注意事項を理解することができる。さらに、消毒液の濃度計算問題を行い、消毒液と消毒効果がでる濃度に合わせ、正確に必要な消毒液の作成方法を理解することできる。国家試験は、暗算でするため、できるだけ暗算で解答できるようにする。そして、感染経路別予防対策で、感染症の隔離室への入室・退出方法のDVDを視聴し、現在のコロナ禍での対策と結びつけて、感染についての意識を高めることができる。
② 消毒と滅菌の違いを学びを理解することができる。具体的には、滅菌とは、芽胞を含むすべての微生物を殺滅除去することを指している。消毒とは、芽胞を除くすべての、または多くの病原体を殺滅することを指している。この違いについて、それぞれどのような方法で、実施できるのか、どのような注意事項があるのかなど、それぞれを比較し、相違点を学ぶことができる。また、様々な医療器具があるがそれぞれの器具がどのような方法で消毒・滅菌されているか押さえ、正しい方法で消毒、滅菌されている医療器具について学びを深めることができる。さらに、病院では滅菌や消毒、洗浄はどこの部門で実施され、取り扱っているのかも理解することができる。
③ 無菌操作の方法や留意点を理解することができる。ここでは、鑷子の取り扱い方、滅菌ガーゼの取り出し方法(滅菌パックの開き方、援助者への渡し方等)、滅菌手袋の装着方法、滅菌ガウンの装着方法および留意点、皮膚の消毒方法についてなどをDVDを視聴し、視覚的に理解を深めることができる。また、これら滅菌物の保管方法および使用したものどこに捨てるのかも理解することができる。さらに、滅菌物は、使用する際に滅菌されている有効期限が適切か、破損はないか、濡れていないかも確認する知識も理解することができる。そして、滅菌物を取り扱う際は、滅菌物に触れる前には実施者の手を清潔にし、感染予防対策を意識して押さえることができる。
キーワード
① 医療機器の分類 ② 消毒 ③ 滅菌 ④ 無菌操作 ⑤ 感染予防
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:今回の講義で、わからなかった言葉の意味を調べる。消毒液の濃度計算は、計算式を覚え、いつでも解答できるようにしておく。数学など暗算が苦手な学生は、暗算計算に慣れ、小数点以下第2位の四捨五入ついての意味を理解し、正しい答えが導けるようにしておくこと。教科書のページを読み返し、木曜日の生活援助方法演習でも実施するため、目的・注意事項を押さえておく。配布資料を活用し、まとめる。
予習:コマシラバスの第4回目の内容をよく読み、何が講義されるのか事前に把握しておく。自分が今までに病院で受けたことがある検査を思い出し、その検査のことを調べておく。また、消化器・循環器・呼吸器の解剖生理を押さえる。さらに、教科書p413(採血の部位)、p414(採血の手順)を読んでおくこと。
4
検査を安全に行う技術(検査時の援助、検体採取)
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第4回は検査、処置について基礎知識を学び、検査の目的・介助方法の根拠および注意事項、看護師の役割について理解する力を培う。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ』医学書院、2024
①p335(表9-10 6R)
②p315と318(表9-2薬の管理)
③p332(注射方法の概要)
医療情報科学研究所編、『看護がみえるvol.1基礎看護技術』、メディックメディア、2018
③p45(採血の注射部位)
講義資料
コマ主題細目
① 生体検査の概要 ② 検査時の看護師の役割 ③ 検体採取
細目レベル
① 検査とは何か、安全に実施するには、どのような知識がいるのかなどを理解することができる。また、生体検査の概要・目的についても理解することができる。具体的には、X線撮影や造影検査、CT、MRIといった画像診断や核医学検査、胸腹部穿刺、骨髄穿刺、腰椎穿刺といった検査である。造影検査は、上部消化管と下部消化管に分かれるため、造影する検査部位の違いも理解することができる。さらに、生体情報のモニタリング(心電図)については、心臓の電気刺激伝導系を押さえながら、心電図の波形の意味も考えながら理解することができる。そして、身体計測およびBMIの計算方法について理解し、実際に自分のBMIを算出し、その値を評価する基礎知識を獲得することができる。
② 生体検査のX線撮影や造影検査、CT、MRIといった画像診断や核医学検査、胸腹部穿刺、骨髄穿刺、腰椎穿刺といった検査の部位・目的を踏まえ、実施時の留意点と看護師の役割(検査が正確にできるように体位の保持の介助、対象者の異常を早期発見するためのバイタルサインの測定、検体の正しい取り扱い方等)について理解することができる。特に、造影検査は、放射線被曝があるため、放射線被曝を軽減する3原則についても理解することができる。また、腰椎穿刺あるいは骨髄穿刺のDVDを視聴し、看護師の役割(検査が正確にできるように体位の保持の介助、対象者の異常を早期発見するためのバイタルサインの測定、検体の正しい取り扱い方等)も視覚的にも理解することできる。
③ 検体検査の採取方法(尿や便、血液)や提出方法、留意点を理解することができる。尿は、1回尿と24時間尿、尿細菌検査のための無菌尿の採取方法など、様々な方法(中間尿の採取方法、滅菌尿の採取方法等)があるため、その目的、方法を理解し、正しく採集するための基礎知識を獲得することができる。また、血液の採取方法は、静脈採血と動脈採血、血液培養などもあるため、それぞれの採取できる部位、方法(血液培養時の消毒はポピヨンヨードの使用等)、注意事項(動脈血採血の介助方法、止血時間、部位により神経の損傷の危険性、針の挿入角度、血管貫通の危険性、感染対策等)も押さえることができる。さらに、血液は、次回の与薬の技術に結びつくように理解することができる。
キーワード
① 検査 ② 生体検査 ③ 検体検査 ④ 放射線被曝を軽減する3原則 ⑤ 検査中実施時の看護師の役割
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:今回の授業の検査部位の解剖生理学(循環器、呼吸器、消化器)を押さえる。教科書のp444(内視鏡検査の体位)、p455(腰椎穿刺時の体位)、p413(採血の部位)、p414(採血の手順)を読み返し、なぜその体位を取るのか、正確な静脈内採血の根拠(穿刺するる部位、針の大きさ、針を挿入する角度等)を押さえておく。また、配布資料を活用し、理解したことをまとめる。今回の講義で言葉の意味がわからない箇所、初めて聞いた言葉について、再度調べ、まとめておく。
予習:コマシラバスの第5回目の内容をよく読み、何が講義されるのか事前に把握しておく。上肢の静脈血の部位(教科書p347)、6Rの確認(教科書p330)、薬物動態(教科書p326)を読み、予習しておくこと。また、肝臓の解剖生理学を押さえておく。
5
与薬の技術1(法的根拠・経口・経皮・直腸・静脈内採血・静脈内注射)
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第5回は与薬についての基礎知識を学び、様々な与薬方法について理解することができる。また、医薬品の安全管理体制について学び、与薬における看護師の役割と責任を理解する力を培う。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ』医学書院、2024
①p335(表9-10 6R)
②p315と319(表9-2薬の管理)
③p332(注射方法の概要)
医療情報科学研究所編、『看護がみえるvol.1基礎看護技術』、メディックメディア、2018
③p45(採血の注射部位)
講義資料(第4回講義資料参照)
コマ主題細目
① 与薬の基礎知識と法律 ② 与薬の援助方法と看護師の役割 ③ 静脈内採血
細目レベル
① 与薬に基礎知識として、医師の指示のもとに実施することや薬物の使用目的・投与方法・薬物動態について理解することができる。薬物動態では、肝臓の解剖と生理的な働き押さえ、薬物が代謝される過程を理解することができる。また、吸収(内用・外用・注射)過程、分布、代謝、排泄過程のそれぞれの意味、役割なども理解し、薬物動態の流れ(静脈注射が薬液の吸収が早い)を理解することができる。そして、薬物の安全管理するために、法律で定めれている薬物の保管方法(向精神薬、麻薬などの特殊な薬について)、使用時の注意事項(ダブルチェック、残薬の取り扱い、記録に残す等)についても理解する基礎知識を獲得することができる。また、与薬に関する法律とは何か、どんなことが定められているのかも学ぶことができる。
② 経口与薬および口腔内与薬の種類と目的、方法、注意事項を理解し、安全に投与できる援助方法を押さえることができる。患者への同意の仕方、シーツや床に薬を見つけた場合の対応についても考えることができる。また、与薬時間の種類や方法も理解することができる。そして、吸入、点眼、眼軟膏、点鼻、経皮的投与、直腸内投与についての目的、種類、方法、留意点を押さえることができる。与薬時の看護師の役割として、6R(正しい患者・正しい薬・正しい目的・正しい用量・正しい用法・正しい時間)の意味、必要性を理解すつことができる。また、どういう薬剤を投与する際、何に気を付けることが必要か、また、服薬アドヒアランスの意味、それに影響する因子などを理解することができる。そして、投薬する上での、患者間違いが起きないようにすることや指示時間・量が遵守できるための方法についても理解し、医薬品の管理体制についての学びを深めることができる。
③ 静脈内採血の目的、方法、注意事項について理解できる。具体的には、採血部位の選択(血管の名称・神経の位置等)、穿刺を避ける部位(乳房切除術、炎症、透析シャント、輸液管理中、麻痺など)の根拠を押さえることができる。実施方法では、感染対策としての6R(正しい患者、正しい目的、正しい薬、正しい用法、正しい用量、正しい時間)の確認、手袋の着用などなぜそれをする必要があるのか押さえることができる。また、駆血帯を絞める時間とその根拠、針を抜くタイミングと止血方法など1つ1つ根拠を押さえ、理解を深めることができる。さらに、静脈内採血時の合併症(皮下血腫・血管迷走神経反射など)も理解することができる。そして、静脈内採血の部位、禁忌事項なども理解し、安全に静脈内注射が実施できる基礎知識を獲得することができる。
キーワード
① 与薬に関する法律 ② 薬物動態 ③ 6R ④ 静脈内採血 ⑤ 静脈内注射
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:教科書p330の6Rは与薬の援助する際に、必ず看護師が実施するものであるため、1つ1つ何を指していたのか押さえておく。教科書のp313とp314は、薬の管理のところである。特に、毒薬・劇薬の表示、麻薬の取り扱い方は間違えやすいため、読み返しておくこと。また、配布資料を活用し、理解したことをまとめる。さらに、静脈内採血時の穿刺部位の血管と神経の走行や名称を正確に覚える。そして、正しい専門用語を正確に漢字でかけれるようにする。
予習:コマシラバスの第5回の内容をよく読み、何が講義されるのか事前に把握しておく。特に、教科書p337のアンプルカットとp339のバイアルの取り扱いに関する注意事項、p341の皮下注射部位の皮膚の構造、皮内注射の目的、方法、点滴静脈内注射部位の血管と神経走行について予習しておくこと。
6
与薬の技術2(アンプルカット・バイアル、皮下注射・皮内注射、輸液ポンプ・シリンジポンプ)
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第6回は、与薬の基礎知識を踏まえ、安全に薬液の準備を行い、皮内注射および皮下注射の方法と注意事項を理解できる。また、輸液ポンプとシリンジの使用方法と注意事項、滴下計算について理解する力を培う。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ』医学書院、2024
①p337(図9-15アンプルカット)
②p339(図9-16バイアル)、p341(図9-17、図9-18皮下注射の穿刺部位)、p345(図9-20皮内注射の部位)
③p356(図9-29輸液ポンプ)
医療情報科学研究所編、『看護がみえるvol.2臨床看護技術』、メディックメディア、2018
①p71(コアリング)、p73(アンプルカット)、p74(空気抜き)
②p83(皮下注射の穿刺部位)
③p144(フリーフロ―)、p145(アラーム音の種類と原因)、p149(サイフォニング現象)
講義資料(第5回講義資料参照)
コマ主題細目
① アンプカット・バイアル ② 皮内・皮下注射 ③ 輸液ポンプとシリンジポンプ・滴下計算
細目レベル
① アンプルからの薬液吸い上げの方法、アンプルカットをする上での注意事項(アンプルの破片が入っていないか、援助者の指を切らないようにすること等)、吸い上げた薬液の空気の抜き方(針先を上に向け、少しずつ空気を抜く)などを理解することができる。バイアルの際は、ゴム栓の消毒方法、薬液溶解時の注意事項(コアリングについて)、針をバイアルから抜き方(陰圧で薬液が噴出しやすい)などを根拠を押さえて、理解することができる。そして、安全に薬液を準備するための6Rの確認(正しい患者、正しい時間、正しい目的、正しい薬、正しい用法、正しい用量)を行い、準備時や実施時・実施後に意識してできるように、6Rの重要性を再認識することができる。
② 皮内注射では、目的と適応、注射部位の選択、実施前評価、必要物品(針と準備する注射器の大きさ等)、穿刺する針の角度(皮膚とほぼ水平)を理解することができる。皮下注射では、穿刺部位の血管と神経の走行を押さえ、正しい穿刺部位(肩峰と上腕後面肘頭を結ぶ線上)を選択する知識を獲得することができる。また、実施前評価、必要物品(針と準備する注射器の大きさ等)、穿刺する針の角度(10~30度)、挿入する針の長さ(針の2/3程度)を理解できるすることができる。さらに、針の穿刺後は、血液の逆流の有無、神経損傷の有無を確認し、薬液を注入することができる。そして、薬液注入後は、マッサージするもの、しないものがあるため、薬剤によっての対応の違いを押さえ、安全に正確に実施できる基礎知識を獲得することができる。感染対策として、準備する段階から手袋を装着する必要性を理解することができる。
③ 輸液ポンプとシリンジポンプでは、使用する目的や方法、薬液を準備するプライミングについて押さえることができる。また、点滴静脈内注射の目的、方法(注射部位、針の大きさ、穿刺する角度)、注意事項を押さえ、輸液ポンプを使用する前の輸液準備についても理解することができる。また、輸液計算について、計算式を用い、暗算で滴下数の計算をする方法と答えを正確に導くこと(少数点第2以下四捨五入の意味)ができる。輸液ポンプでは、アラーム音が鳴った時の対処方法(プローブの装着に関するもの、滴下数などの設定によるもの。充電によるもの等)および注意事項(フリーフロー)について理解することができる。シリンジポンプでは、サイフォニング現象に注意することなど、安全に実施できる基礎知識を獲得することができる。
キーワード
① アンプルカット・バイアル ② 皮内・皮下注射 ③ 輸液ポンプ・シリンジポンプ ④ 滴下計算 ⑤ プライミング
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:今回の講義において配布した資料を読み返し、言葉の意味がわからない箇所、初めて聞いた言葉について、再度調べ、まとめておく。また、教科書のp337(アンプルカット)、p338(バイアル)、p341(皮下注射の穿刺部位)、p345(皮内注射の部位)を読み返し、配布資料を活用し理解したことをまとめる。滴下計算は、暗算に慣れるために何問か解いてみることと小数点以下第2位以下四捨五入の意味を再度押さえること。皮内注射や皮下注射の穿刺部位の名称などを正しい漢字で書けるように押さえておくこと。
予習:コマシラバスの第6回目の内容をよく読み、何が講義されるのか事前に把握しておく。教科書p343(筋肉注射の穿刺部位)、p372(輸血の副作用)を見ておくこと。解剖生理(血管や神経の走行など)を押さえておくこと。
7
与薬の技術3(筋肉注射、高カロリー輸液、輸血)
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第7回は、与薬の知識を踏まえた上で、筋肉注射の方法と注意点について理解することができる。また、高カロリーの必要性や援助方法についても理解することができる。さらに、輸血の必要性や援助方法、注意点を理解する力を培う。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ』医学書院、2024
①p347(図9-21筋肉内注射部位)とp349(図9-23筋肉内注射穿刺方法)
②p350(図9-24穿刺部位)
③p376(表9-10輸血後の副作用)、p361(滴下計算).
医療情報科学研究所編、『看護がみえるvol.2臨床看護技術』、メディックメディア、2018
①p87とp91(筋肉注射の穿刺部位)
③p175(輸血の種類)、189(輸血後の副作用)
講義資料(第6回講義資料参照)
コマ主題細目
① 筋肉内注射 ② 高カロリー輸液 ③ 輸血
細目レベル
① 安全に筋肉内注射を実施するために、6R(正しい患者・正しい薬・正しい目的・正しい用量・正しい用法・正しい時間)の徹底、薬液を準備する際の手洗い、手袋着用の必要性を学び、感染対策を予防する知識を深めることができる。また、筋肉内注射の目的と適応、禁忌事項、注射部位の選択(中殿筋、三角筋)を学ぶことができる。注射部位の選択では、注射部位近くにある血管や神経の走行の知識を理解し、安全に注射部位を選択できる方法を理解することができる。さらに、筋肉内注射を実施する際の準備(針と注射器の大きさ)と実施する際の注意事項(穿刺時の体位、穿刺する針の角度、針を挿入する長さ、針の固定方法、薬液を注入する時間、注入中、注入後の観察事項等を学び、安全に筋肉内注射が実施できる方法について理解することができる。
② 高カロリー輸液の目的、適応、必要性、合併症(高血糖になりやすい等)を押さえることができる。また、高カロリー輸液を安全に実施し、管理するために、チューブを挿入する際の無菌操作と合併症(静脈空気塞栓、気胸、動脈穿刺、カテーテルの血管外逸脱)を理解することができる。さらに、チューブ挿入後、高カロリー輸液が始まった際の注意事項を押さえ、高カロリー輸液時の管理方法を押さえることができる。そして、高カロリー輸液は、輸液ポンプを使用し、時間管理されることが多いため、第6回で既習した輸液ポンプの使用方法、注意事項(フリーフロー)、滴下速度の計算について復習し、高カロリー輸液時の時間管理についても学ぶことができる。
③ 輸血においては、目的、種類、血液製剤の種類(濃厚赤血球製剤・血小板製剤・血漿製剤)と特徴、保存方法(温度、振とう、保存期間等)を理解することができる。また、実際では、クロスマッチ検査の必要性、輸血の準備方法(専用の輸液セット、針の大きさなど)、患者の準備について学ぶことができる。さらに、実施中に観察する項目(副作用)と時間ごとのバイタルサインの必要性、注意事項、実施後の観察事項、記録について理解することができる。輸血の合併症では、即時型と遅発型あるため、それらをどのように観察するのかそのポイントも押さえることができる。そして輸血に関するDVD視聴を行い、視覚的な映像からもさらに輸血の実際、管理方法を押さえることができる。
キーワード
① 筋肉内注射 ② 高カロリー輸液 ③ 滴下計算 ④ 輸血 ⑤ 輸血後の副作用
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:今回の講義において配布した資料を読み返し、言葉の意味がわからない箇所、初めて聞いた言葉について、再度調べ、まとめておく。また、教科書のp347(図9-21筋肉内注射部位)とp348(図9-22筋肉内注射穿刺方法)、p349(図9-23穿刺部位)、p376(表9-11輸血後の副作用)、p361(滴下計算)を読み返し、配布資料を活用し理解したことをまとめる。滴下計算は、教書に記載されている公式を覚える。
予習:次回は、第1回目~第7回目の復習回である。講義資料を整理整頓(ファイルに閉じる等)し、読み返しておくこと。講義資料は( )抜きになっているため、記載漏れがないか確認して、記載漏れがあれば、まずは教科書をみて、記載しておくこと。
8
【復習回】第1回~第7回までの復習
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第8回は、第1回から第7回までの振り返りの復習回とする。振り返り確認問題を用いて、理解できいるとこと、理解できていないところを明確にし、知識の定着を図る。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅰ』医学書院、2024
①p151(表4-8バイタルサインの変動要因)、p152の表4-9とp153の図4-8、p157(熱型パターン)、p158(図4-11と12脈拍の測定部位)、p161(表4-12呼吸の異常)、p164(図4-15コロトコフ音について)、p167(数値の読み取り)
②p82(表2-4医療器材分類)、p90(図12-15鑷子の取り扱い方)、p91(図2-18滅菌手袋)、p93(図2-19滅菌ガウン)、p94(図2-20医療廃棄物について)
③p315と318(表9-2薬の管理)、p332(注射方法の概要)、p337(図9-13アンプルカット)p339(図9-14バイアル)、p341(図9-17、図9-18皮下注射の穿刺部位)、p345(図9-20皮内注射の部位)p362(図9-29輸液ポンプ)
医療情報科学研究所編、『看護がみえるvol.1基礎看護技術』、メディックメディア、2018
①p15(PPEの着脱)、p16(サージカルマスクとN95マスク)、p28(滅菌手袋)、p36(滅菌鑷子の取り扱い)
②p83(皮下注射の穿刺部位)、p87とp89(筋肉注射の穿刺部位)、p105(静脈内注射の穿刺部位)
③p175(輸血の種類)、189(輸血後の副作用)
講義資料(第1回~第7回の講義資料参照)
コマ主題細目
① バイタルサイン ② 感染予防 ③ 与薬の技術
細目レベル
① バイタルサインでは、熱の産生と放散の原理、熱型の種類(稽留熱、弛張熱、間欠熱、周期熱、波状熱)、体温測定(腋窩)・脈拍測定(橈骨動脈)・呼吸測定(腹部の動き)・血圧測定(上腕動脈)をする部位、それぞれの正常値と異常値、測定する方法と注意事項(相手に気付かれないように呼吸測定する等)を復習することができる。また、教科書p151を確認し、バイタルサインの測定に影響する生理的変動も理解することができる。さらに、検査時における放射線被曝を軽減する3原則(教科書p438)や看護師の役割(安全に、正確に実施できること、検体の正しい取り扱い、異常の早期発見ができるバイタルサインの測定と観察等)についての基礎知識を獲得することができる。
② 感染予防では、スタンダードプリコーションの定義を押さえることができる。また、感染経路別感染予防対策のサージカルマスクとN95の特徴(遮断できる微粒子の大きさ、目的の違い等)について、消毒法と滅菌法の違いについて、無菌操作の方法と注意事項について理解することができる。また、鑷子の取り扱い方と滅菌手袋の装着方法(教科書p91~92)、滅菌ガウンの装着方法、消毒液を作成するための濃度計算、医療廃棄物のハザードマークについて復習することができる。さらに、医療廃棄物の取り扱いを押さえ、感染予防についての基礎知識を獲得することができる。この感染予防は、「与薬の技術」、「排泄の援助技術」で重要になってくるため、その意識を高めることができる。
③ 与薬の準備では、安全に実施するための6R(正しい患者、正しい目的、正しい薬、正しい用法、正しい用量、正しい時間)の確認について復習することができる。また、薬物動態の体内への吸収速度の把握、皮内注射・皮下注射・筋肉内注射・静脈内注射と採血の針の大きさ、注射部位、方法(針の角度、挿入する針の長さ、挿入後の観察事項、止血方法等)、注意事項(血管貫通や神経障害、動脈穿刺等)を押さえることができる。また、服薬アドヒアランス、毒薬、劇薬、麻薬の管理方法について復習することができる。さらに、輸液ポンプ、シリンジポンプの注意事項、点滴滴下速度計算について復習し、暗算で正確に解答することができる。これらのことから与薬の技術の基礎知識を獲得することができる。
キーワード
① バイタルサインの測定 ② 無菌操作 ③ 与薬 ④ 輸液ポンプ ⑤ シリンジポンプ
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:今回の講義は第1回~第7回までの復習回である。忘れていたところは再度、講義資料を読み返す。また、講義で説明した箇所は、教科書に線を引くなどして、一度、振り返りをしたことがわかるようにしておくこと。さらに、技術の動画をみて、講義の知識と合わせて、手順の根拠を押さえる。P91(図2-18 滅菌手袋)、P93(図2-19 滅菌ガウン)、P94(図2-20 医療廃棄物について)、P341(図9-15皮下注射の穿刺部)を見ておくこと。
予習:コマシラバスの第9回目の内容をよく読み、何が講義されるのか事前に把握しておく。また、腎臓の解剖生理学と女性性器、男性性器の解剖を予習しておくこと。
9
排泄に関する援助技術
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第9回は、排泄のメカニズムについて学び、排泄援助の必要性を理解できる。また、排泄援助が必要な場合の援助方法について理解する力を培う。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ』医学書院、2024
①p60(図3-1排尿をつかさどる神経と畜尿反射・排尿反射)
②p74(図3-10尿道の解剖)
③p79(図3-13バルーンカテーテルの挿入)
医療情報科学研究所編、『看護がみえるvol.1基礎看護技術』、メディックメディア、2018
①p303(導尿の目的と適応)、p304(カテーテルの種類)、p305(尿道の解剖)
②p319(膀胱留置カテーテルに関連する合併症)
③p322(尿のアセスメント)
講義資料
コマ主題細目
① 排尿のメカニズム ② 導尿 ③ 膀胱留置カテーテル挿入中の管理と留意点
細目レベル
① 排泄に関係する泌尿器の解剖生理学を押さえ、腎臓の位置、腎層で尿が生成されるメカニズム、腎層の役割を押さえることができる。また、尿意と排尿反射など排泄行動に関する反射の自律神経支配(教科書p67)についても理解することができる。さらに、膀胱において蓄尿できる根拠を理解し、排泄のメカニズムを押さえることができる。そして、1年次の生活援助技術で既習した「排泄援助に関する技術」から水分出納と尿量の正常量と性状、排尿障害の特徴(教科書p70)を想起し、排尿のアセスメント方法を学ぶことができる。排尿障害では、腹圧性尿失禁、機能性尿失禁、溢流性尿失禁、切迫性尿失禁、反射性尿失禁について理解することができる。それらのことを踏まえて、排泄援助をする根拠、援助の必要性の基礎知識を獲得することができる。
② 導尿の援助技術の根拠を押さえ、導尿の目的、禁忌事項を学ぶことができる。援助の実際では、実施前評価として、援助の必要性を考えることができる。また、尿道の解剖(教科書p80)を押さえ、尿道カテーテルの大きさ、挿入する長さと角度の根拠を理解することができる。さらに、第3回の「感染予防に関する技術」の無菌操作を想起しながら、清潔操作で援助できる方法を学び、滅菌手袋の装着方法を想起できる。そして、消毒方法(男性と女性の相違点)、実施中と実施後の観察事項を押さえ、排泄援助を実施しての評価ができる基礎知識を獲得することができる。導尿は、羞恥心が伴うため、プライバシーへの配慮も必要であることを理解することができる。
③ 膀胱留置カテーテルでは、導尿との相違点、目的を押さえることができる。また、膀胱留置カテーテルによる弊害を理解し、援助の必要性を理解することができる。さらに、膀胱留置カテーテルの大きさ(男性と女性の相違点等)、カテーテルを挿入する長さ、カテーテルの挿入する角度、固定用バルーンの原理と方法、カテーテルの固定方法(男性と女性の相違点)を学び、膀胱留置カテーテル挿入中の管理方法、留意点を押さえることができる。そして、長期留置することにおいての合併症(尿路感染症等)を理解することと羞恥心が伴うため、プライバシーへの配慮も押さえることができる。尿路感染症の症状、要因、感染侵入経路、予防する管理方法の基礎知識も獲得することができる。
キーワード
① 排尿のメカニズム ② 畜尿・排尿反射 ③ 導尿 ④ 膀胱留置カテーテル ⑤ 無菌操作
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:泌尿器(腎臓の位置、役割)の解剖生理学と畜尿反射と排尿反射の根拠、排尿に関係する神経を教科書p60から再度押さえる。また、尿道の解剖を教科書p74から押さえ、カテーテルを挿入する方法の根拠(男性および女性)を復習する。今回の講義において配布した資料を読み返し、言葉の意味がわからない箇所、初めて聞いた言葉について、再度調べ、まとめておく。演習に向けて、第3回の「感染予防する技術」の滅菌手袋の装着方法の動画(教科書p383)を見て、清潔で装着する方法を確認しておくこと。
予習:コマシラバスの第10回をよく読み、何が講義されているのか把握し、呼吸器の解剖(肺と気管、気管支)と呼吸のメカニズムを押さえる。また、第2回「生命兆候を観察する技術」の呼吸測定の正常値、異常値、酸素飽和度の値を見直し、呼吸困難について調べておくこと。
10
呼吸・循環を整える技術1(アセスメント、肺理学療法、酸素吸入)
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第10回は呼吸器の構造や呼吸のメカニズムといった基礎知識を知り、呼吸のアセスメントすることができる。また、呼吸困難な場合の援助方法としての肺理学療法および酸素療法の目的・方法・注意事項について理解する力を培う。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ』医学書院、2024
①p263(表7-1酸素投与器具の種類)
②p264(図7-4実際)
③266(酸素ボンベの残量計算)
医療情報科学研究所編、『看護がみえるvol.2臨床看護技術』、メディックメディア、2018
①p240(酸素療法の目的と適応)
②p241(呼吸不全)
③p242(酸素療法副作用)、p243(酸素供給システム)、263(酸素ボンベの計算方法)
講義資料
コマ主題細目
① 呼吸のアセスメント ② 肺理学療法 ③ 酸素吸入
細目レベル
① 呼吸器の解剖と構造(肺、気管、気管支の生理的な特徴等)を想起しながら、実際に、肺の解剖を書き、呼吸器の特徴をとらえることができる。また、呼吸のメカニズム(内呼吸と外呼吸の特徴と相違点、呼吸に関する筋肉、呼吸運動、ガス交換のしくみ、肺循環の流れ等)を学び、理解を深めることができる。また、第2回「生命兆候を観察する技術」の呼吸測定の正常の呼吸回数、深さ、リズムおよび呼吸に影響する要因を想起し、呼吸の異常について理解することができる。それらのことから、呼吸状態のアセスメント方法を理解し、呼吸の異常があった際に行う援助や呼吸が悪化しないための予防への援助についても理解する基礎知識を獲得することができる。
② 呼吸のメカニズム(ガス交換、換気障害、吸入酸素濃度等)を理解した上で、呼吸困難が発生する原因と要因、それを示す酸素飽和度(Spo2)と血液ガスデータ(酸素分圧と二酸化炭素分圧)の関連から呼吸不全状態(1型と2型の相違点)の定義を理解することができる。また、呼吸困難をきたす疾患(COPD、間質性肺炎、肺水腫、ARDS、無気肺、急性心筋梗塞等)と結びつけてアセスメントすることができる。また、呼吸困難な援助として、肺理学療法の基礎知識(目的、種類、方法、留意点)を学び、呼吸困難な対象者に援助を実践する根拠を押さえることができる。そして、肺理学療法の必要性についても理解し、実践するための知識を獲得することができる。
③ 呼吸困難な援助としての酸素吸入についての基礎知識(目的、方法、注意事項)を学び、酸素吸入の必要性を理解することができる。また、酸素療法の副作用として、酸素中毒とCO2ナルコーシスの発生機序、症状(動機、頻脈、呼吸苦など)、検査所見(酸素分圧、二酸化炭素分圧)、治療、予防方法を理解することができる。さらに、酸素の供給システムを理解し、酸素吸入の援助の実践するための基礎知識を獲得することができる。そして、酸素吸入している酸素投与器具の種類と特徴、酸素流量と酸素濃度の目安を押さえることができる。また、酸素吸入している患者には酸素ボンベを使用するため、その酸素ボンベの特徴、取り扱い方、残量計算についての計算式を理解し、実際に計算方法から残量を導くことができる。
キーワード
① 呼吸のメカニズム ② 呼吸のアセスメント ③ 肺理学療法 ④ 酸素療法 ⑤ 呼吸困難時の援助方法
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:呼吸器の解剖と呼吸のメカニズムを押さえる。呼吸をアセスメントする上において、呼吸の回数、深さ、リズムの異常、酸素飽和度について、バイタルサイン時の講義資料を見直し、関連付けることができる。また、教科書p263を見て、酸素投与器具の種類と特徴および酸素流量と吸入濃度の目安を把握しておくこと。さらに、教科書p266の酸素ボンベの残量計算式を確実に覚える。今回の講義において配布した資料を読み返し、言葉の意味がわからない箇所、初めて聞いた言葉について、再度調べ、まとめておくこと。
予習:コマシラバスの第11回をよく読み、何が講義されているのか把握し、排痰ケアの目的・方法・吸引について予習する。また、今回の第10回の呼吸器の解剖と呼吸のメカニズムを押さえれていな場合は、まとめを追加する。さらに、第3回の「感染を予防する技術」および1年生で既習した生活援助方法論の感染防止に関する技術の標準予防対策を見直しておく。そして、第11回は、無菌操作の講義もあるため、第3回の「感染を予防する技術」の無菌操作を想起しておくこと。
11
呼吸・循環を整える技術2(体位ドレナージ・口腔・鼻腔内吸引・気管内吸引・胸腔ドレナージ)
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第11回は第10回の呼吸のメカニズムを押さえながら、気道分泌物を喀出する方法としての体位ドレナージおよび口腔・鼻腔内吸引、気管内吸引の必要性を学び、援助方法を理解する力を培う。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ』医学書院、2024
①p239(表7-1と表7-2痰の種類、性状)
②p254(口腔・鼻腔内吸引の手順)
③p257(気管内吸引の手順)
医療情報科学研究所編、『看護がみえるvol.2臨床看護技術』、メディックメディア、2018
①p211(痰の性状)
②p213(体位ドレナージ)
③p218とp222(吸引カテーテルの挿入の目安)
講義資料(第10回講義資料参照)
コマ主題細目
① 体位ドレナージ ② 口腔・鼻腔内吸引 ③ 気管内吸引
細目レベル
① 気道内に分泌物が貯留するメカニズムを学ぶことができる。また、気道内分泌物の種類、性状、疾患との関連を押さえ、気道分泌物が喀出しやすい援助方法や気道分泌物が貯留することにより起こる合併症(無気肺、肺炎等)についても理解することができる。体位ドレナージでは、目的、方法、体位の工夫(実施前に呼吸音聴取確認してどの体位をとるか把握すること、クッションを用い安楽な体位を意識すること等)、時間(10~15分程度の同一体位の保持)、注意事項(対象者の状況に応じて対応を考える等)および禁忌事項について押さえることができる。また、体位ドレナージの効果による換気血流比不均等のメカニズム、予防についても理解することができる。そして、体位ドレナージ以外の排痰援助(ハッフィング・スクイージング)の目的・方法・注意事項を押さえ、援助を実践できる基礎知識を獲得することができる。
② 気道分泌物を自己喀出できない患者への援助方法として、吸引の基礎知識を押さえ、口腔・鼻腔内吸引の方法(吸引圧・カテーテルの大きさと長さ、吸引する時間時間等)および留意点(禁忌事項)を押さえることができる。それらのことを押さえ、援助の必要性を学ぶことができる。また、実施前評価として、第2回の「生命兆候を観察する技術」のバイタルサインの測定と結びつけ、呼吸状態をアセスメントする知識(呼吸音の聴取、呼吸音の分類等)を押さえることができる。さらに、口腔・鼻腔内吸引の実施をする上において、第3回の「感染を予防する技術」の標準予防対策を意識し、自己の感染対策の必要性の意識を高め、気道分泌物を喀出できない対象者への援助の基礎知識を学ぶことができる。
③ 気管内挿管をしている患者の気道分泌物を除去する方法としての気管内吸引がある。この気管内吸引の目的、方法(吸引圧・カテーテルの大きさと長さ、吸引する時間時間等)および留意点(禁忌事項、合併症)を学ぶことができる。それらのことを押さえ、援助をする必要性について理解することができる。また、第3回の「感染を予防する技術」の無菌操作を意識し、気管内挿管している患者の感染予防対策の必要性について理解することができる。そして、胸腔ドレナージの基礎知識(胸腔内の構造、胸水が発生するメカニズム、胸水と疾患との関連等)を押さえ、胸腔ドレナージの目的、方法、注意事項、挿入中の管理方法、合併症についても理解し、実践するための基礎知識を獲得することができる。
キーワード
① 体位ドレナージ ② 口腔・鼻腔内吸引 ③ 気管内吸引 ④ 胸腔ドレナージ ⑤ 無菌操作
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:呼吸器の解剖と呼吸のメカニズムを押さえる。呼吸をアセスメントする上において、呼吸の回数、深さ、リズムの異常、酸素飽和度について、バイタルサイン時の講義資料を見直し、関連付けて、さらに理解を深める。教科書p243を見て、体位ドレナージの体位について復習する。また、教科書p256の口腔・鼻腔内吸引の手順の根拠を押さえる。さらに、p258の気管内吸引の手順の根拠も押さえ、まとめておく。そして、今回の講義において配布した資料を読み返し、言葉の意味がわからない箇所、初めて聞いた言葉について、再度調べ、まとめておくこと。
予習:コマシラバスの第12回をよく読み、何が講義されているのか把握し、教科書p171~173を確認し、皮膚の構造と機能を押さえ、まとめておく。教科書p298と299を読み、褥瘡の発生するメカニズム、部位、褥瘡が発生するリスクアセスメントについても予習しておくこと。
12
創傷管理の技術(創傷の治癒過程、創傷管理)
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第12回は、皮膚の構造と機能の基礎知識から創傷治癒過程を学ぶ。また、創傷管理技術(包帯法)、褥瘡が発生するメカニズム、リスクアセスメントについて理解することができる力を培う。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ』医学書院、2024
①p172(表6-1皮膚の構造)とp171(図6-1の皮膚の機能と構造)、
②p299(図8-7、8-8)の包帯法の基本
③p304とp305(褥瘡のメカニズム)
医療情報科学研究所編、『看護がみえるvol.2臨床看護技術』、メディックメディア、2018
②289(包帯の種類)、p292とp293(包帯の巻き方)
③p297(NPUAP分類)
講義資料
コマ主題細目
① 創傷治癒過程 ② 包帯法 ③ 褥瘡
細目レベル
① 皮膚の構造と機能、役割についての基礎知識を獲得し、創傷治癒過程(止血期・炎症期・増殖期・成熟期)を理解していくことができる。また、創傷の定義、種類から創が何でできたものか、その創に対して、どのようなケアをするのかアセスメントすることができる。さらに、創の治癒過程の特徴をとらえ、正常な創の治癒過程と異常な創(感染創)の治癒過程について、理解することができる。そして、皮膚の自然治癒力による再生と瘢痕治癒過程および創傷治癒形態を学び、創傷管理への援助につなげることができる。創傷管理では、創傷管理の必要性を学び、創傷治癒過程を促進する創面環境調整の基礎知識を獲得し、創部の消毒と洗浄方法も理解することができる。
② 創傷の消毒と洗浄後に創部を保護する目的で、包帯法を実施するが、包帯法はそれ以外に、患部の固定や牽引するなどの目的もある。包帯法の目的と種類(環行帯、螺旋帯、麦穂帯、亀甲帯等)を押さえ、創傷によって援助方法の違いを学ぶことができる。さらに、包帯法の禁忌事項(各部位の神経の圧迫、血液の遮断時における合併症等)、注意事項(末梢から中枢に巻く、良肢位の保持等)を学び、各部位に応じた包帯の巻き方、巻いた後の管理方法(観察項目)についても理解することができる。そして、包帯の名称を押さえ、包帯を巻いていく際の手の持ち方を学び、援助を実施していくための基礎知識も獲得することができる。また、包帯以外に、三角巾の使用目的、方法、注意事項を押さえることができる。
③ 褥瘡の定義、好発部位、発生するメカニズムの基礎知識(長時間の圧迫、ずれ、摩擦等)を押さえ、褥瘡が発生するリスクアセスメント(評価スケール)についての種類と特徴について理解することができる。また、褥瘡予防のための援助の体位変換の根拠、目的、ズレ予防について押さえることができる。体位変換は、1年生で既習した生活援助方法論の「活動・休息に関する技術」を想起しながら、知識を獲得することができる。さらに、マットレスの選択では、1年生で既習した生活援助方法論の「環境調整に関する技術」を想起しながら、理解を深めることができる。そして、褥瘡が発生している場合の評価および使用する被覆材についても押さえることができる。
キーワード
① 皮膚の構造と機能 ② 創傷治癒過程 ③ 包帯法 ④ 褥瘡 ⑤ 体位変換
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:皮膚の構造と機能について、教科書p171~173をよく読み、押さえる。創傷治癒過程は、p285をよく読み、創傷治癒過程のメカニズムついてまとめておく。包帯法は、教科書p296~P300を読み、包帯法の巻き方の基本を押さえ、演習につなげる。褥瘡は、教科書p304とp305を見て、褥瘡が発生するメカニズムを理解し、まとめておく。そして、今回の講義において配布した資料を読み返し、言葉の意味がわからない箇所、初めて聞いた言葉について、再度調べ、まとめておく。
予習:コマシラバスの第13回をよく読み、何が講義されているのか把握し、教科書p38ページを確認し、摂食・嚥下のメカニズムについて押さえ、まとめておく。また、消化器の解剖生理学を押さえておく。さらに、1年生で既習した生活援助方法論の「食事援助に関する技術」の講義資料を読み返しておく。
13
食事・栄養摂取の技術(栄養状態のアセスメント、経管栄養、胃瘻、中心静脈栄養)
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第13回は、食事摂取に必要な機能、栄養状態のアセスメント、栄養管理の重要性を学び、栄養管理に関する援助方法(目的・方法・注意事項)と合併症について理解する力を培う。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ』医学書院、2024
①p38(図2-5摂食・嚥下のメカニズム)
②p47(表2-7経鼻・経管栄養法と経静脈栄養法の特徴)
③p50(図2-7胃管挿入)
医療情報科学研究所編、『看護がみえるvol.2臨床看護技術』、メディックメディア、2018
①159(経静脈栄養の挿入部位)、161(挿入時の合併症)、p171(カテーテル挿入後の観察事項)
②p268(経腸栄養法の種類と合併症)、p279(経鼻経管チューブの位置と挿入ポイント)
③p280(挿入後の位置の確認方法)
講義資料
コマ主題細目
① 食事摂取に必要な機能評価 ② 経鼻・経管栄養法 ③ 経静脈栄養法
細目レベル
① 食事の意義、食事摂取に必要な摂食・嚥下機能と脳機能(食欲中枢など、運動機能(食べるための動作など)について押さえることができる。また、栄養状態のアセスメントするために、全身状態の観察(皮下脂肪、筋肉の状態、エネルギー消費をさせている症状の有無、皮膚の乾燥状態など)、身体計測(身長、体重、BMI)、血液検査の値(血清タンパク質、血清電解質、血清脂質、血球計算)から患者の栄養状態を評価する方法を理解することができる。さらにそれらのことを理解し、栄養管理の必要性についても押さえることができる。さらに、教科書p35の摂食・嚥下のメカニズムから食べ物を飲み込むまでの原理を押さえることができる。そして、栄養管理に必要な援助の根拠を理解し、実践するための基礎知識を獲得することができる。
② 摂食・嚥下のメカニズムの根拠を押さえ、栄養管理に必要な援助である経鼻・経管栄養法を学ぶことができる。ここでは、どのような患者が適応となるのか、経鼻・経管栄養法の種類と特徴、目的、チューブが挿入される部位、合併症、管理方法、栄養剤の選択、栄養剤の注入方法の実際(栄養剤の準備、患者の姿勢、栄養剤を注入する時間、注入中と注入後に観察する項目、チューブの管理と固定方法、スキントラブルなど)を学び、理解を深めることができる。また、自己抜去するリスクがあるため、安全に管理する方法も押さえることができる。さらに、経鼻経管では、栄養剤注入前のカテーテル挿入位置確認の方法(気泡音の聴取、胃液吸引)を押さえることができる。
③ 経静脈栄養法では、どのような患者が適応となるのか、経静脈栄養法の種類(挿入部位の選択等)と特徴、目的、合併症、チューブを挿入する部位、チューブの固定と消毒の必要性、管理方法、栄養剤の選択、栄養剤の注入方法(栄養剤の準備、患者の姿勢、栄養剤を注入する時間、注入中の観察項目、チューブの管理とスキントラブルなど)について理解することができる。さらに、経鼻・経管栄養法と経静脈栄養法の利点と欠点、相違点を学び、食事・栄養摂取の技術についての基礎知識も理解することができる。そして、自己抜去するリスクがあるため、安全に管理するための援助方法を押さえ、安全に経静脈栄養が実施できる基礎知識を獲得することができる。
キーワード
① 栄養管理 ② 摂食・嚥下のメカニズム ③ 経鼻・経管栄養 ④ 経静脈栄養 ⑤ 自己抜去
コマの展開方法
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教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:食事摂取に必要な摂食・嚥下機能と脳機能、運動機能について押さえる。また、教科書p38の摂食・嚥下のメカニズムをまとめておく。また、教科書p50の経鼻・経管栄養法と経静脈栄養法の特徴を押さえ、まとめておく。さらに、第7回の「与薬の技術3」高カロリー輸液を見直し、経静脈栄養法と結び付けてまとめる。そして、今回の講義において配布した資料を読み返し、言葉の意味がわからない箇所、初めて聞いた言葉について、再度調べ、まとめておく。専門用語を正しい漢字で書けれるように押さえておくこと。
予習:コマシラバスの第14回をよく読み、何が講義されているのか把握し、教科書p105(医療事故と医療過誤の違い)、p105(与薬時の医療事故防止対策について)読み、予習しておくこと。
14
安全確保の技術(医療事故、医療過誤)
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第14回は、医療事故、医療過誤について基礎知識を学び、安全確保のための援助技術を理解することができる。また、看護記録の書き方について理解する力を培う。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅰ』医学書院、2024
①p105(図3-1医療事故と医療過誤の違い)
②p108(図3-3与薬時の業務プロセスについて)、p115(転倒・転落の防止について)、p118(抗がん剤の暴露防止について)
③p120(放射線暴露の防止について)
講義資料
コマ主題細目
① 医療事故 ② 医療過誤 ③ 看護記録
細目レベル
① 医療事故とは何か、看護師の業務の中で、どういう医療事故が多いのか理解することができる。また、過去の医療事故から厚生労働省では、医療安全推進室の設置し、医療法施行規則において、すべての病院と有床診療所に医療安全の確保についての指針が作成され、その指針から対策と業務に実施が義務付けらえらたことを理解することができる。さらに、予期しない死亡事故が起こった場合は、医療事故調査・支援センターに報告し、院内調査することも義務付けられていることも理解することができる。そして、医療安全の確保は、医療機関においても重大な課題であることも押さえることができる。また、リスクマネジメントとセーフティマネジメントの意味も理解し、医療事故を起こさないように取り組んでいることを理解することができる。また、臨地実習中にはどのような医療事故があるのか事例を出し、身近に医療事故が潜んでいることを理解することができる。
② 医療過誤では、医療事故の中で、過失があったと認められ、法的責任が伴うものである。また、医療事故のことをアクシデントという。事故にいたらないものの、ヒヤッとしたり、ハッとしたりした事例のことをヒヤリハットという。それらが起こったとき、事故の分析・報告するシステムがある。その対策システムを取ることで、医療事故、医療過誤を起こさないための対策がなされている。主な医療事故、医療過誤には、与薬(危険薬を含む)に関する間違い(患者間違い、内服のみ忘れ、投与時間と量の間違い、指示間違いなど)、チューブ類の抜去(不可抗力、自己抜去など)、転倒・転落(不可効力、技術の未熟、安全対策の不備など)、抗がん剤や放射線の暴露(医療スタッフ間のコミュニケーション不足など)がある、これらのことを実際の事例などを元に、どのような医療過誤、医療事故があったのか理解し、安全対策までの基礎知識を獲得することができる。
③ 看護記録では、医療事故、医療過誤があった場合の証拠となる。また、患者に実施した経過記録になる。いつ、どのようなことがあったのか、医師からの指示はどうなっているか、家族への説明はどうなっているのか、事故があった場合は、患者の状態がどうなっていたのかなど事実を時系列に記載することが必要であることを押さえることができる。患者や家族からカルテの開示を求められることもあるため、正確に記載する必要性を学ぶことができる。さらに、医療事故、医療過誤を予防するための対策をどのようにしているのか、どのようにスタッフ間で情報の統一をしているのかなどを示せるものとなる。看護記録を記載する必要性を理解し、事実を時間ごとに正確に記載することも押さえることができる。そして、国際看護師協会<ICN>による看護師の倫理綱領の看護師の基本的責任を理解し、倫理的態度や姿勢を身につけることができる。
キーワード
① 医療事故 ② 医療過誤 ③ 看護記録 ④ 医療安全 ⑤ 倫理的態度
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:今回の講義において配布した資料を読み返し、言葉の意味がわからない箇所、初めて聞いた言葉について、再度調べ、まとめておく。専門用語を正しい漢字で書けれるように押さえておくこと。今回の講義は臨地実習においても重要な場面となる。患者の安全・安楽を考えて技術を提供することと、技術を実施前は、患者の危険なことを予測して、行動できるように、安全リスクについて意識を高めておくこと。
予習:次は第1回目~第14回目の復習回になる。講義資料を整理整頓(ファイルに閉じる等)し、読み返しておくこと。講義資料は( )抜きになっているため、記載漏れがないか確認して、記載漏れがあれば、まずは教科書をみて、記載しておくこと。
15
【復習回】(第1回~14回までの復習
科目の中での位置付け
本科目では保健師助産師看護師法第5条にある「診療の補助」を中心に、診療援助の概念から具体的な「診療援助技術」へ展開する。第1回の導入で「診療援助の概念」、第2回は基本技術である「生命兆候を観察する技術」、第3回は滅菌や消毒を含む「感染予防に関する技術」、第4回は生体検査と検体検査および援助を含む「検査を安全に行う技術」、第5回から7回は、与薬の法的根拠から注射といった「与薬の技術」、第8回は、第1回から第7回までのまとめのための復習、第9回は排泄のメカニズムからアセスメントを含む「排泄の援助技術」、第10回、第11回は呼吸のメカニズムからアセスメント、吸引といった「呼吸・循環を整える技術」、第12回は褥瘡を含む創傷治癒過程といった「創傷管理の技術」、第13回からは栄養状態のアセスメントから経管栄養といった「食事・栄養摂取の技術」第14回は医療事故や医療過誤を含む「安全確保の技術」、第15回は、これまでのまとめのための回を展開する。
第15回は、第9回からではなく、第1回から第14回のこれまでの内容を講義形式で振り返り、知識の定着を図る。
任和子他編、『専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅰ』医学書院、2024
①p151(表4-8バイタルサインの変動要因)、p152の表4-9とp153の図4-8、p157(熱型パターン)、p158図4-11と12脈拍の測定部位)、p161(表4-12呼吸の異常)、p164(図4-15コロトコフ音について)、p167(数値の読み取り)、p82(表2-4医療器材分類)、p90(図12-16鑷子の取り扱い方)、p91(図2-17滅菌手袋)、p93(図2-18滅菌ガウン)、p94(図2-19医療廃棄物について)
②p315と318(表9-2薬の管理)、p332(注射方法の概要)、p337(図9-13アンプルカット)p339(図9-14バイアル)、p342(図9-18皮下注射の穿刺部位)、p348(図9-20皮内注射の部位)p362(図9-32輸液ポンプ)
③p60(図3-1畜尿反射と排尿反射)、p74(図3-10バルーンカテーテルの挿入方向)、p263(表7-3酸素投与器具の種類)、p265(図7-19実際)、p266(酸素ボンベの残量計算)p239(表7-1と表7-2痰の種類、性状)、p255(口腔・鼻腔内吸引の手順)
、p257(気管内吸引の手順)、p172(表6-1皮膚の構造)とp171(図6-1の皮膚の機能と構造)、p293とP294(図8-7、8-8)の包帯法の基本、p304(褥瘡のメカニズム)、p38(表2-5摂食・嚥下のメカニズム)、p50(図2-7胃管挿入)
講義資料(第1回~第14回講義資料参照)
コマ主題細目
① 診療援助の基礎知識 ② 看護師の役割 ③ 援助方法
細目レベル
① 診療援助の基礎知識として、バイタルサインの測定では熱の生産と放散、測定値に影響する生理的変動、測定値の正常値と異常値を押さえ、測定した値が何を意味するのかアセスメントするポイントを理解することができる。与薬では、皮内注射、皮下注射、筋肉内注射、静脈内注射における注射部位の選定方法、選択する注射針の大きさ、穿刺する角度、穿刺する針の長さなどを押さえることができる。その他に、排尿するメカニズム、呼吸のメカニズム、創傷治癒過程、嚥下・摂食のメカニズムの知識を復習することができる。そして、薬液濃度計算、点滴滴下数、酸素ボンベの残量計算について、計算方法を再度押さえ、暗算で正確に答えを導くことができる(小数点以下第2四捨五入に注意)。
② 看護師の役割として、援助者の自分自身と対象者への感染予防対策の徹底(防護用具の着用、無菌操作の徹底等)する知識を深めることができる。また、与薬では6R(正しい患者、正しい目的、正しい薬、正しい用量、正しい用法、正しい時間)を意識し、患者への誤薬、誤認がないように実施する知識を押さえることができる。さらに、服薬アドヒアランスによる服薬管理ができる知識を復習することができる。また、患者の安全を考えた援助方法が実施できるように、各回の看護師の役割について押さえることができる。さらに、羞恥心が伴う援助では、プライバシーへの配慮なども実践する知識を理解し、対象者への配慮や気遣いすることの意識を高め、看護実践における倫理的態度や姿勢を身につけることができる。
③ 援助方法では、援助を実施する目的、必要性を判断する知識を深めることができる。また、援助実施前評価、実施時の観察項目、実施後の観察事項(援助実施後の合併症も含む)を理解することができる。また、検査時においては、その検査の目的、方法、注意事項や禁忌事項の知識を押さえ、安全に援助できる方法を復習することができる。さらに、羞恥心が伴う援助において、プライバシーへの配慮についても理解を深めることができる。そして、援助実施前後の記録することの必要性も押さえることや援助時に起こるリスク(転倒・転落、自己抜去、援助者の抗がん剤や被曝する可能性等)も理解し、安全に、正確に実施する基礎知識を獲得することができる。
キーワード
① バイタルサイン ② 与薬 ③ 感染予防対策 ④ 薬剤・放射線曝露防止 ⑤ 援助方法
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
復習:今回の講義は、第1回目~第14回目の復習回である。配布した資料の整理整頓を必ずしておくこと。今回の講義内容で触れた部分は線を引くなどして、後で振り返りしやすいようにしておくこと。講義は演習と関連しているため、看護技術の根拠を講義で押さえ、演習でわからなかったとことが講義資料や教科書をみて押さえることを意識して行なう。
予習:次は定期試験である。各講義の小テストを再度、見直しておくこと。今回の講義以外にも大事なところはあるため、履修判定資料を見ておくこと、履修判定のキーワードの意味、根拠をしっかりと押さえて、試験に挑むこと。
履修判定指標
履修指標
履修指標の水準
キーワード
配点
関連回
診療援助の概要と生命兆候を観察する技術
診療援助とはどのようなことか、法的な位置について理解できる。また、看護の概念的定義や看護師の役割、看護技術の基盤について理解することができる。さらに、看護記録の目的と意義、法的規定について理解することができる。そして、診療情報、診療記録と個人情報の保護について学び理解することができる。生命兆候を観察する技術では、熱産生と放熱、熱放散の種類について学び理解することができる。また体温調整の流れと体温調節時の身体の変化や生理的変動と体温の異常、熱型パターンについて理解することができる。さらに、脈拍や呼吸のメカニズムや基準と変動要因、異常、測定方法について理解することができる。そして、血圧の定義や測定基準、測定方法、アセスメント方法について理解することができる。
診療の補助、保健師助産師看護師法、バイタルサイン、体温、脈拍、呼吸、血圧、正常値、異常値、測定方法、熱形パターン、呼吸パターン
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第1回、第2回、第8回
感染予防に関する技術と検査を安全に行う技術
スタンダードプリコーションの定義を理解し個人防護用具の取り扱いを理解することができる。また、洗浄の種類と目的を理解することができる。さらに、消毒と滅菌の定義、滅菌物の確認方法や滅菌物の取り扱い、無菌操作の方法とその根拠について理解することができる。そして、薬液の濃度計算が正確にできる。検査を安全に行う技術では、生体検査の種類や目的といった概要を学び理解することができる。また、検査時の看護師の役割についても理解することができる。さらに、検体検査の種類と採取方法を学び理解することができる。そして、静脈血採血の方法や採血部位の選択実施方法とその合併症について理解することができる。
洗浄、消毒、滅菌、無菌操作、検査の目的・注意事項、生体検査、検体検査、鑷子の取り扱い方、綿球の受け渡し方、清潔区域、不潔区域、滅菌ガウン、滅菌手袋のはき方と外し方
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第3回、第4回、第8回
与薬の技術1
与薬の基礎知識として、6R(正しい患者、正しい薬剤、正しい用量、正しい方法、正しい時間、正しい目的)について、与薬の種類や薬物動態(代謝、吸収、分布、排泄のそれぞれの特徴と根拠)、初回通過効果(部位、通過貨方法)、与薬方法(経口与薬、口腔内与薬、吸入、点眼点鼻、経皮的与薬のそれぞれの方法と注意事項等)、薬液の吸収速度(皮下注射、筋肉内注射、静脈内注射の速度の違い)、与薬時の看護師の役割について理解することができる。また、注意すべき薬剤(麻薬、毒薬、劇薬、インスリン、抗生剤等)の取り扱いも理解することができる。さらに、患者への服薬管理(アドヒアランスとコンプライアンス)についても説明できる。
与薬、薬物動態、初回通過効果、注射法、薬の管理、注意すべき薬剤、アドヒアランス、6R
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第5回、第6回、第8回
与薬の技術2
注射の技術として、皮内注射・皮下注射・筋肉内注射・静脈内注射に関しては実施方法(針の大きさ、挿入する角度、挿入する針の長さ、挿入する部位等)と注意点(血管貫通、神経損傷、空気混入等)、合併症(出血、皮下血種、麻痺、しびれ、空気塞栓など)について理解することができる。また、輸液ポンプ、シリンジポンプの使用目的、方法、注意事項を押さえ、それぞれの特徴を説明できる。安全に与薬を行う上で、6Rの徹底や感染予防対策(手袋、針の取り扱い、針の廃棄場所、消毒方法)の実施について説明することができる。さらに、点滴滴下数の計算から正確な滴下数の値を導くことができる。そして、中心静脈栄養や輸血の種類(赤血球製剤、血小板製剤、血漿製剤)や実施方法(専用のセット、輸血中に観察する項目、滴下時間等)、注意点(保存期間、保存方法)や合併症(即時型副作用と遅発型副作用の特徴と相違点)について説明することができる。
皮内注射、皮下注射、筋肉内注射、注射する部位、針の大きさ、挿入する針の長さ、感染対策、消毒方法、点滴滴下数計算、輸液ポンプの目的と注意事項、シリンジポンプの注意事項、輸血の目的、輸血の種類、輸血の副作用
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第7回、第8回、第15回
排泄の援助技術と呼吸・循環を整える技術
排泄援助の対象と援助の際の看護師に求められる態度について理解することができる。また導尿の目的と必要性について学び、援助の実際について理解することできる。一時的導尿、持続的導尿、膀胱留置カテーテルの特徴や固定方法、挿入中の留意点について理解することができる。呼吸・循環を整える技術では、呼吸の基礎知識として、呼吸器の構造と呼吸のメカニズム、酸素飽和度の測定方法や呼吸の影響要因について学び理解できる。また、肺理学療法や体位ドレナージの目的と実施方法、その根拠について理解することができる。さらに酸素吸入療法の必要性と実施方法、副作用について理解できる。吸引は種類と実施方法、合併症について理解できる。さらに、酸素ボンベの残量計算から正確な値を導く。
排尿のメカニズム、導尿、膀胱留置カテーテル、消毒方法、カテーテルの長さ、体位ドレナージの目的と位置確認、酸素療法、流量の見方、吸引、肺理学療法、酸素ボンベの残量計算、胸腔ドレナージの管理
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第9回~11回、第15回
創傷管理の技術と食事・栄養摂取の技術
創傷とは何か、創傷管理とはどのようなことか理解することができる。また、皮膚の構造を学び、創傷の種類や創傷治癒過程とメカニズムについて理解することができる。創傷環境調整や創洗浄、創保護の必要性についても理解することができる。さらに包帯法の目的や方法も理解することができる。そして、褥瘡の好発部位や発生要因、予防についても理解することができる。食事・栄養摂取の技術では、食べるために必要な機能を理解し、機能評価できる。また非経口的栄養摂取の種類と適応、方法の選択について理解することができる。経管栄養法の種類と特徴、合併症について理解できる。中心静脈栄養の利点と欠点についても理解することができる。
創傷治癒過程、褥瘡(好発部位、評価スケール)、包帯法の目的・注意事項・名称、栄養管理、摂食・嚥下のメカニズム、経鼻経管栄養法、経静脈栄養法、カテーテルを挿入する長さ、カテーテルの位置を確認する方法、栄養剤を注入する速度、高カロリー輸液とその副作用
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第12回、第13回、第15回
安全確保の技術
安全確保の基礎知識として、医療事故とはどのようなものか、医療過誤とはどのようなことか理解することができる。また、国や病院での医療事故や予防についての取り組みも理解することができる。さらに、抗がん剤やインスリン、麻薬といった危険薬の取り扱い、チューブ類の事故抜去と自己抜去、転倒転落防止のためのリスクアセスメントについても学び、理解することができる。そして、薬剤・放射線曝露防止について事例をもとに学び、安全対策について理解することができる。看護記録の必要性も理解し、臨時実習においての記録の管理の重要性も認識、安全に記録を取り扱う知識を獲得することができる。
誤薬、転倒転落、薬物・放射線曝露、看護記録
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第14回、第15回
評価方法
原則、期末試験(100%)によって評価する
評価基準
評語
学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・
S (100~90点)
学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・
A (89~80点)
学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・
B (79~70点)
学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・
C (69~60点)
学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・
D (60点未満)
教科書
茂野香おる著、『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅰ 基礎看護学②』、医学書院、2022、2,970円任和子著、『系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ 基礎看護学③』、医学書院、2024、3,190円』
参考文献
医療情報科学研究所、『看護がみえるvol.1 基礎看護技術』、メディックメディア、2023、3,630円医療情報科学研究所、『看護がみえるvol.2 臨床看護技術』、メディックメディア、2023、3,630円医療情報科学研究所、『看護がみえるvol.1 基礎看護技術』、メディックメディア、2023、3,630円
実験・実習・教材費
なし