区分
専門科目-基盤看護学-看護教育・管理学
ディプロマ・ポリシーとの関係
実践能力
倫理観
専門性探求
地域社会貢献
グローバル性
カリキュラム・ポリシーとの関係
豊かな人間性
広い視野
知識・技術
判断力
探求心
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
専門科目の「基盤看護学ー管理学」に位置づけ、最良の医療・看護サービスを提供するために、看護の人材マネジメントにおけるリーダーシップについて学ぶ。。
科目の目的
近代的管理論の父、バーナード(Barnard.C.L)はあらゆる組織体に共通して見られる普遍的な概念として、組織(公式組織)を「二人以上の人々の意識的に調整された活動や諸力のシステム」と定義した。この定義に従えば、組織とは基本的に「人の活動のシステム」と捉え、組織を理解するキーは、「複数の人々」、「活動」、「システム」となる。そして、バーナードは、組織の基本要素を『協働意志』、『共通の目標』、『コミュニケーション』を挙げ、それらのどれもが組織には一定水準必要と示している。従って、組織の維持・繁栄のためには、これらをマナジメントすることが必要となる。すなわち、組織マネジメントの課題は、組織目的のマネジメント、協働のための管理・運営のマネジメント、技術のマネジメント、コミュニケーション手段である情報伝達システムのマネジメントを行うことである。看護職は複数で協力して患者の安全を維持し、提供される看護の質を保証している。つまり、組織で患者に看護を提供している。
リーダーは、一般的に「集団または組織の目的を達成するために、リーダーシップを発揮しながら構成員に対して、命令・指導・指示などを行い、成員統合の役割を担う指導官のことである」とされている。また、リーダーシップは「支配と違って、集団・組織のメンバーが目的達成に向かって積極的・自発的にその活動に参加・貢献するように誘導し、さらに構成員相互の連帯性を維持・向上させる機能である」とされている。このことから、組織の存続は最終的にはリーダーシップの良否に依存しているといえる。そこで、組織で患者に看護を提供している看護職は、提供する看護の質を保証するためにも、リーダーシップとマネジメントを学修することを目的とする。
到達目標
1. 組織の構造とその原則について整理し、マネジメントとの関連について理解できる。
2. 組織における人間および人間関係についての諸理論について理解できる
3. 組織の構成員を調整する要素、そして問題解決の方法を理解できる
4. 組織のなかにおいて、意思決定などの個人の能力を広げるための要素について理解できる。
科目の概要
組織は、その組織の目的、目標、理念、戦略、方針、計画に基づいて組織化される。マネジメントは、組織が目的を達成するために、効率的、効果的に活動し、成果をあげるために必要な活動である。組織の円滑なマネジメントのためには、個人のリーダーシップが大きな影響を果たす。リーダーシップは、組織が存続するために、絶えず変化する環境の影響を受けつつも、価値や意味あるいは解釈の対立を調整し、統合し、組織の共通の意味や新たな意味を形成するような主体的な力を働かせる重要な要素である。組織・集団の概念、組織の中の集団、組織における個人行動について学修するとともに、リーダーシップの定義、リーダーシップとマナジメント、リーダーに必要なリーダーシップスタイルについて理解する。更に、管理者として必要なリーダーシップ理論や動機づけ理論を学修して、管理者の役割についても理解を深める。
国立大学病院で副看護部長として管理経験のある教員が、組織の理念(目的)を踏まえて目標を達成するために、効率的、効果的なマネジメントの過程を教示する。また、マネジメント能力としてリーダーシップ、フォロアーへのアプローチスキルについて教授する科目である。
科目のキーワード
① 組織、②集団 、③個人行動の理解、④マネジメント 、⑤リーダー 、⑥リーダーシップ、⑦リーダーシップスタイル、⑧動機づけ理論、⑨組織分析、⑩管理者の役割
授業の展開方法
第1回目から、授業前に小テスト(国家試験問題)を実施、採点とその解説を毎回のコマで行う。
第1回目~第8回目まで、PowerPointを使用してコマシラバスに沿って講義を中心に授業展開する。第1回目は、授業のオリエンテーションと看護管理で学修した内容を復習しながら授業を進める。そして、2回目以降は、それぞれのコマの授業に関連する資料は配布し、資料を通して学生と一緒に考察し。その内容を確認しながら学びを深める。必要に応じて、授業でキーワードとなる用語に関する課題を提出し、課題内容を確認しながら授業展開をし、思考力や臨床判断能力を養えるように授業展開をする。授業終了後は、リアクションペーパーで授業内容、その学生の理解度を確認し、次回の授業で導入の際に前回の授業の振り返りを行い、授業内容が理解できるように展開する。
オフィス・アワー
研究室711:メールで予約の上お越しください。
Email:m-aoi@uhe.ac.jp
科目コード
ERI03
学年・期
4年・後期
科目名
組織とリーダーシップ論
単位数
1
授業形態
講義
必修・選択
選択
学習時間
【講義】16h
【予習・復習】29h
前提とする科目
看護管理学
展開科目
臨地実習
関連資格
ー
担当教員名
青井みどり
回
主題
コマシラバス項目
内容
教材・教具
1
組織の成り立ちと構造(組織・集団の概念)
科目の中での位置付け
この授業については、看護職のキャリア形成や組織におけるリーダーシップについての考え方を理解する。病院などの組織で意欲的に働くための行動科学の諸理論を理解する。実際の病院看護部の役割を理解し、効果的なリーダーシップの役割行動や看護師のキャリア開発に必要な教育計画などを理解する(主な内容 全8回)
第1回目は組織の成り立ちと構造(組織・集団の概念)、2回目は看護における組織とは(人を活かすとはどういうことなのか)、3回目は看護組織とマネジメントについて、4回目は組織分析について(組織変革のアプローチ)、第5回目はリーダーシップの本質(フォロワーへのアプローチ)、第6回目はリーダーシップとマネジメント、第7回目は紙上事例による「臨床場面におけるリーダーシップ」事例で捉えるリーダーシップ、第8回目は看護人材マネジメント(キャリア開発)について学修する。看護は、直接的には看護担当者とケアを受ける患者との間で個々に行われる行為である。しかし、その看護という行為は、個々の患者に対する治療や検査などを含めた一連のプロセスの中の一要因である。看護はその一連のプロセスに関わる人々の協働作業として組織的に行われている。
第1回目は、個人と組織(組織・集団の概念)のかかわり、看護管理が行われ機能する場としての組織の成り立ちと機能を学修する。
・授業の展開は、コマ用の独自作成の資料を配布して行う。
・「よくわかる 看護組織論」 P1~19
・系統看護学講座
統合分野 看護管理
看護の統合と実践①
医学書院 2021年
P77~136(第4章)
P137~163(第5章)
P221~231
(用語解説)
コマ主題細目
① 組織と集団の違い ② 組織の成立 ③ 組織デザイン ④ ⑤
細目レベル
① 人の集まりの主なものに、組織(organization)と集団(group)がある。集団は、「特定の目的を達成するために集まった、互いに影響を与え合い依存し合う複数の人々」と定義されている。成員が共通の目的をもち、それぞれが組織における自分の役割を認識し、互いに助け合い競い合いながら相互に交流するのが集団である。組織の定義として最もよく引用されるのがバーナードの「2人以上の人々の意識的に調整された諸活動、諸力の体系」という一節である。組織とは、目的(意識的に調整された)に向けて、メンバーの協働を促し、(2人以上の人々の体系)、効果的な行動を引き出す(諸活動・諸力)仕組みであることが、簡潔な一文で表現されている。そして、組織の成立にバーナードは、「共通(共有)された目的」、「協働意思(協働のしくみ)」、コミュニケーション(モチベーション)」の3つの要素が必要である、といっている。組織の目的達成を1人で行うことはできない。目的なしに協働はあり得ない。また、目的がある場合も、メンバーにその目的達成を目指すという意思が必要である。個人の努力を組織目的に寄与する意思が「協働意思」である。目的とメンバーの協働意思をつなぎ、ダイナミックな活動をするために必要になるのがコミュニケーション(モチベーション)であることを理解する。
② 最近、web上に開設されている組織のホームページを見ると、目的、理念、ミッションなどといったタイトルの下。当該組織の目指す目的が述べられている。目的や理念が組織の方向性を決める指針として機能するためには、目的を掲げるだけでなく、組織のメンバーが、目的を理解し、共有できるよう、目的を達成するための基本的な行動プラン(組織戦略)が併せて示される必要があることを理解する。すなわち組織とは、「理念・目的、構成員、活動規範、資源、仕組みからなる、同じ目的を達成するために協働する集団」という。構成要素のポイントは、ア)組織の理念・目的を共通の理念・目的とした人の集まりである、イ)目的達成のために、役割を分担し、協働する意思をもっている、ウ)目的達成のためのコミュニケーションをとり、相互にかかわりをもっている、エ)組織の存続・維持のために、指揮系統や規範をもっている、である4点を理解する。
③ 組織の目標がメンバー間で共有され、その実現に向けた道筋が示されていたとしても、どう協働すればよいのか、そのための仕組みがなければ前に進むことができない。組織に必要とされる知識や技術が複雑化するほど、個人がその全てを習得することは難しくなる。例えば、病院(組織)を運営していくためには、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、栄養管理士、あるいは情報技術者など、関連する分野の専門職者による協働の仕組みが必要である。医師が何人必要か、看護師が何人必要か、誰が看護師の勤務シフトを決めるのかなど、専門職者の職務とその調整、すなわち分業と統合のシステムが必要となる。このシステムづくりを組織デザインと呼ぶことを理解する。組織の目標が定まり、そのための最適な組織がデザインされても、組織は人(個)で形成されているため、メンバー一人ひとりに割り当てられた仕事をする意欲が無ければ、目標の実現はおぼつかない。メンバー一人ひとりのモチベーションの問題である。メンバーが組織に参加する目的と組織が掲げる目的を繋ぐための方策が必要になってくることを理解する。例)人事考課など
④
⑤
キーワード
① 組織の目的 ② 公式集団 ③ 非公式集団 ④ モチベーション ⑤ 組織の機械観・組織の有機観
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<事前課題>
「看護管理」の授業で、特に第5章 「マネジメントに必要な知識と技術」の内容を確認して授業に出席すること。また、キーワードとして挙げた、①組織は何故目的をもつのか、②公式集団と③非公式集団について、④モチベーションと組織の関係、⑤組織の機械観・組織の有機観について調べて、授業に出席する。
<復習>
今回配布したレジメ(資料)、講義した内容に該当する教科書のページを熟読し、重要な個所には赤ペンで線を引き、理解が難しかった箇所は講義ノートを作成して、定期試験までには「理解できた」と思えるように学習しておく(提出)。このコマでは、『組織とは何か』、組織の定義、官僚制の考え方、組織デザインの手法、組織文化、組織と組織の関係など、組織を理解するための基礎知識を整理して理解しておくこと。
<予習>
授業内容はコマシラバスで確認し、課題を学習して授業に出席すること。また、第2回目のコマにあるキーワードにある①ティラーの科学的管理論(ティラーシステム)、②人間関係論(ホーソン研究)、③内発的動機づけと外発的動機づけ、④近代的管理論(バーナードの公式組織論)、⑤ダグラス・マクレガー「X理論・Y理論」について調べ学習をして授業に出席する。
2
看護における組織とは(人を活かすとはどういうことなのか)
科目の中での位置付け
この授業については、看護職のキャリア形成や組織におけるリーダーシップについての考え方を理解する。病院などの組織で意欲的に働くための行動科学の諸理論を理解する。実際の病院看護部の役割を理解し、効果的なリーダーシップの役割行動や看護師のキャリア開発に必要な教育計画などを理解する(主な内容 全8回)
第1回目は組織の成り立ちと構造(組織・集団の概念)、2回目は看護における組織とは(人を活かすとはどういうことなのか)、3回目は看護組織とマネジメントについて、4回目は組織分析について(組織変革のアプローチ)、第5回目はリーダーシップの本質(フォロワーへのアプローチ)、第6回目はリーダーシップとマネジメント、第7回目は紙上事例による「臨床場面におけるリーダーシップ」事例で捉えるリーダーシップ、第8回目は看護人材マネジメント(キャリア開発)について学修する。看護は、直接的には看護担当者とケアを受ける患者との間で個々に行われる行為である。しかし、その看護という行為は、個々の患者に対する治療や検査などを含めた一連のプロセスの中の一要因である。看護はその一連のプロセスに関わる人々の協働作業として組織的に行われている。
第2回目は、組織において課題を解決しながら円滑に業務を遂行し、あるいは目標に向かって業務を進めていくには、組織内における人間関係や、監督・指導のあり方が重要である。その管理方法まさにマネジメントについて学修する。
・授業の展開は、コマ用の独自作成の資料を配布して行う。
・事例を配布
・「よくわかる 看護組織論」 P43~57、P154~155
・系統看護学講座
統合分野 看護管理
看護の統合と実践①
医学書院 2021年
P1~14(第1章)
P155~159(第5章)
P227~P228(用語解説)
コマ主題細目
① モチベーション ② 看護マネジメント ③ 目標管理 ④ ⑤
細目レベル
① モチベーション(motivation)と聞くと、「やる気」という言葉に連想するが、正確には日本語で「動機づけ」と訳される。いかにして人が「やる気」を出し、行動に繋がるかというプロセスを意味する言葉である。モチベーションは、目標(報酬や評価など)によって人の欲求が刺激され、それが行動へ繋がるという仕組みになている。人に刺激を与える、目標となるようなもののことを「誘因(incentive)」といい、それに対して、内側から、人を行動に駆り立てる欲求のことを「動因(drive)」と呼ぶ。仕事におけるモチベーションは、ワークモチベーション(work motivation)と呼ばれる。授業の中でワークモチベーションに関連した研究について取り挙げ、組織目標の達成を目指すためには、人(個)を活かすとはどういうことかを考察し理解する。その際、ティラーによる科学的管理法、メイヨーによる「ホーソン研究」、バーナードの公式組織論について学修する。
② マネジメントという言葉は、「管理する」「(人を)コントロールする」というイメージをもたれやすいが、「(困難なことを)何とか成し遂げる」、「取り扱う」、「世話をする」といった意味ももつ。主たる意味は、人を大切に活かし難題をクリアすることにあり、「管理」したり「コントロール」したりすることは、その手段の1つにすぎない。看護職が従事する組織は多様な価値観や文化、習慣をもつ人々で構成されている。医師や看護師などの専門職もいれば非専門職もいる。そして、非正規雇用者や外部委託者もいる。管理者はこういった様々な人々の違いを活かし、組織の目標達成を目指すことが求められている。看護マネジメントの基礎的知識は、経営学の諸理論を基盤としている。経営管理論は歴史的にみると、主に古典的管理論⇒人間関係論⇒近代的管理論の3つに分類される。授業では、代表的な理論の特徴や限界、歴史的な変化などを概観し、今日的なマネジメントに繋げ理解を深める。
③ マナジメントは、組織の目標を達成するための過程である。マネジメントや管理において「目標」は、必ずついてくる言葉である。目標管理とは、「組織のあるべき姿を実現するために示された目標とそれに関連する個人目標をもち、自らの目標達成を目指して活動することが、組織としての成果を上げ、しかも、個人にとっても意味のある仕事となる」という考え方に基づいている管理方式である。目標管理には、人間もつ能力を高く評価した考え方、ダグラス・マクレガー「X理論・Y理論」のY理論による人間の捉え方が根底にある。組織の欲求、スタッフ一人ひとりの欲求のどちらも無視してはならず、統合の原理を中心にした組織づくりの方法として理解する。
④
⑤
キーワード
① ティラーの科学的管理論(ティラーシステム) ② 人間関係論(ホーソン研究) ③ 内発的動機づけと外発的動機づけ ④ 近代管理論(バーナードの公式組織論) ⑤ ダグラス・マクレガー「X理論・Y理論」
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<復習>
今回配布したレジメ(資料)、講義した内容に該当する教科書のページを熟読し、重要な個所には赤ペンで線を引き、理解が難しかった箇所は講義ノートを作成して、定期試験までには「理解できた」と思えるように学習しておく(提出)。特にこのコマは、管理者は組織を構成している様々なヒトの違いを活かしながら組織の目標達成のために、個人レベルの特性を知りどのような方法でマネジメントすることが効果的かを理解すること。
<予習>
授業内容はコマシラバスで確認し、課題を学習して授業に出席すること。また、第3回目のコマにあるキーワード① 計画化(Planning) ② 組織化(Organizing) ③ 指揮(Directing) ④ 統制(Controlling) ⑤ 組織文化について調べ学習して授業に出席する。
3
看護組織とマネジメント
科目の中での位置付け
この授業については、看護職のキャリア形成や組織におけるリーダーシップについての考え方を理解する。病院などの組織で意欲的に働くための行動科学の諸理論を理解する。実際の病院看護部の役割を理解し、効果的なリーダーシップの役割行動や看護師のキャリア開発に必要な教育計画などを理解する(主な内容 全8回)
第1回目は組織の成り立ちと構造(組織・集団の概念)、2回目は看護における組織とは(人を活かすとはどういうことなのか)、3回目は看護組織とマネジメントについて、4回目は組織分析について(組織変革のアプローチ)、第5回目はリーダーシップの本質(フォロワーへのアプローチ)、第6回目はリーダーシップとマネジメント、第7回目は紙上事例による「臨床場面におけるリーダーシップ」事例で捉えるリーダーシップ、第8回目は看護人材マネジメント(キャリア開発)について学修する。組織は、構成員によって形成される集団であり、組織の目的、目標、理念、戦略、方針、計画に基づいて動く。看護職は、組織で患者に看護サービスを提供しているが、円滑に提供するためにはマネジメント行動が重要となる。
第3回目は、看護組織におけるリーダーの役割は、単に構成員に対して命令・指導・指示だけで終わらない。ここでは、「組織」と「個」の関係について理解する。
・授業の展開は、コマ用の独自作成の資料を配布して行う。
・「よくわかる 看護組織論」 P43~57、P154~155
・系統看護学講座
統合分野 看護管理
看護の統合と実践①
医学書院 2021年
P137~163
コマ主題細目
① プロフェッション組織の特徴 ② マネジメントプロセスの4つの機能 ③ PDCAサイクルとは ④ ⑤
細目レベル
① プロフェッションとは専門職のことであり、カールサンダース(Sir Carr-Sunders, A.M)とウイルソン(Wilson, P.A.)の著書によって定義された。彼らは、専門職の定義として、専門職に「4つの特質」が見出されるとした。1) 長期の訓練によって獲得された専門的技術の存在、2) 特別の責任感情と倫理綱領の存在、3) 結社の形成、4) 給与形態をとる固定報酬制の採用である、としている。石村善助は、「専門職とは、専門化された長期間の教育訓練によって理論的知識に基づいた技術を習得し、国家資格などをもつ。職業団体は行為規範(倫理綱領)があり、サービス提供は営利を目的とせず、職業活動上の自律性(個人としての自律性)を持って活動する。職業団体としての養成、免許など一定の自己規制力(集団としての自律性)をもつ」と定義されている。看護師はプロフェッションであるが、新しい専門職の1つと定義される。プロフェッションの定義から、看護師、看護組織の社会に対する責任について理解する。
② マネジメントとは、ある目的を達成するために、人々を動かしていくための活動である。その活動は、1) 計画、2) 組織化、3) 指揮(動機づけ)、4) 統制から成り立っている。計画は目的・目標の設定と、目的・目標を達成するための情報収集と工程の作成、予算、戦略について立案する。立案した計画について組織化では人的資源、物的資源、財的資源などをどのように配分するか、を示す。計画・組織化したことを実践できるように指揮(動機づけ・導き)し、そして計画・組織化・指揮(動機づけ・導き)のプロセスが適切に実施されたかの統制(評価・修正)を行い、計画・組織化・指揮(動機づけ・導き)・統制のどのプロセスにおいても、それぞれについてPDCAサイクルをまわすことがマネジメントであることを理解する
③ 組織は、自らの使命を果たすために、目標を設定し活動している。目標達成のために有効なツールの1つにマネジメントサイクルがある。マネジメントサイクルは、Plan(計画)-Do(実行)-Check(評価)-ActまたはAction(改善)というプロセスを踏み、PDCAサイクルという。PDCAサイクルは繰り返され、より質の高い成果をあげるために活用される。看護においても看護過程(nursing process)の展開で、PDCAサイクルと同様な思考過程を踏んでいる。1) 看護アセスメント(情報収集・分析)、2) 看護上の問題の明確化(看護診断)、3) 看護計画(看護目標設定・計画立案)、4) 実施、5) 評価という一連のプロセスで看護は行われている。組織目標はその年度毎に設定するが、医療や看護の質の向上を継続的に図っていくために、次年度にはステップアップした目標へとPDCAサイクルを回していくことの重要性を理解する。
④
⑤
キーワード
① 計画化(Planning) ② 組織化(Organizing) ③ 指揮(Directing) ④ 統制(Controlling) ⑤ 組織文化
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<復習>
今回配布したレジメ(資料)、講義した内容に該当する教科書のページを熟読し、重要な個所には赤ペンで線を引き、理解が難しかった箇所は講義ノートを作成して、定期試験までには「理解できた」と思えるように学習しておく(提出)。特にこのコマは、システム論に基づけば、看護管理はインプット→スループット(プロセス)→アウトプットに影響を及ぼす。そして、患者サービスや職員の能力・専門性の向上の結果はフィードバックされる仕組みを理解すること。
<予習>
授業内容はコマシラバスを確認し、課題を学習して授業に出席すること。第4回目のコマにあるキーワード① 診療報酬制度、② 経営戦略とは、③組織分析の手法:SWOT分析、④バランス・スコアカードとは、⑤サーバントリーダーシップについて調べ学習をして授業に出席する。
4
組織分析について(組織変革のアプローチ)
科目の中での位置付け
この授業については、看護職のキャリア形成や組織におけるリーダーシップについての考え方を理解する。病院などの組織で意欲的に働くための行動科学の諸理論を理解する。実際の病院看護部の役割を理解し、効果的なリーダーシップの役割行動や看護師のキャリア開発に必要な教育計画などを理解する(主な内容 全8回)
第1回目は組織の成り立ちと構造(組織・集団の概念)、2回目は看護における組織とは(人を活かすとはどういうことなのか)、3回目は看護組織とマネジメントについて、4回目は組織分析について(組織変革のアプローチ)、第5回目はリーダーシップの本質(フォロワーへのアプローチ)、第6回目はリーダーシップとマネジメント、第7回目は紙上事例による「臨床場面におけるリーダーシップ」事例で捉えるリーダーシップ、第8回目は看護人材マネジメント(キャリア開発)について学修する。組織を維持させ、また変化させながら存続させていくためには様々な調整が必要となってくる。組織が目的を達成するために、効率的、効果的に活動し、成果をあげるために必要な活動(調整)がマネジメントである。そして、看護管理者の仕事は、当該組織に限られた経営資源を使って最良の看護サービスを提供するための組織を構築することである。組織を構築するためには、組織を取り巻く外部環境の変化を把握し、組織内の内部環境の査定を行う必要がある。
第4回目は、組織分析に必要な枠組みを理解し、ツールを管理者間で共有して組織分析を行い、組織の中で何が足りないから最良の看護サービスを提供できないのか、どこを強化すれば成果が上がるのかなどを明確するための組織分析の手法と、その応用について学修する。
・授業の展開は、コマ用の独自作成の資料を配布して行う。
・「よくわかる 看護組織論」 P169~201、P118~119
・系統看護学講座
統合分野 看護管理
看護の統合と実践①
医学書院 2021年
P137~163
コマ主題細目
① 組織分析(組織診断) ② 看護管理における組織分析の視点 ③ 変革的リーダーシップ ④ ⑤
細目レベル
① 看護管理者の仕事は、当該組織の限られた経営資源を使って最良の看護サービスを提供するための組織を構築することである。組織を構築するためには、組織が取り巻く外部環境の変化を把握し、組織内の内部環境の査定を行う必要がある。そこで、組織分析に必要な枠組みを理解し、ツールを共有して組織分析を行えば、共通認識の下で組織を見直し、新たな組織構築に取り組むことができる。統合された組織の分析手法を用いれば、組織の中で何が足りないから最良の看護サービスを提供できなかったのか、どこを強化すれば成果が上がるのかなどが明確化できる。その組織分析(組織診断)に用いられる組織分析の手法ついて理解する。また、組織分析の枠組みを踏まえて実際に分析するための手法としては、質問紙などの測定尺度を用いて実態を推測する「定量的アプローチ」と観察やインタビューによる「定性的アプローチ」があることを理解する。
② 看護管理者は、どのようなときに組織分析を行うと効果的なのであろうか。1) 組織変革を行いたいときや組織が低迷しているとき;自分が所属する組織が、なぜ、このような状態になったのか、どうやったらそれから脱却できるのかを知るための手がかり掴むために組織分析をする。2) 所属組織について知りたいとき;目に見える組織の構成要素は簡単に知ることができるが、目に見えない組織文化、リーダーシップ、意思決定方法などは、組織分析の手法を使うことで理解を深めることができる。3) 所属組織の特徴を説明したいとき;組織分析を行うことで、看護管理者のリーダーシップ・スタイルやマネジメント・スタイル、あるいは、そのスタイルが組織の成果達成のためにどう機能しているかなど、説明できる。意識的にそれらを説明することで、組織を全体的な視点で見ることもでき、他の組織との比較も容易となることを理解する。
③ 現在は医療分野も変革期にある。変革期を乗り切るためには変化に対して適切に対応し、組織を維持・発展させることが求められている。そこでは組織の大枠の変更を含めて様々な革新を行い“変えるリーダー”がリーダーシップを発揮することが必要とされている。変革的リーダーシップは変革するという目標に向かって、ビジョン(組織のありたい方向性や目指すべき理想の姿を明確に示すこと)、目的、目標を明確にして将来の動向をつかみ、推進力となる変化を組織とフォロアーの心に巻き起こす。リーダーは高い成果を達成できるように、フォロアーを激励し鼓舞しながらチャレンジを促進することが求められる。そこで、変革的リーダーシップを発揮するために、変革型リーダーが備えておかなければならない条件について理解する。
④
⑤
キーワード
① 診療報酬制度 ② 経営戦略とは ③ 組織分析の手法;SWOT ④ バランス・スコアカードとは ⑤ サーバントリーダーシップとは
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<復習>
今回配布したレジメ(資料)、講義した内容に該当する教科書のページを熟読し、重要な個所には赤ペンで線を引き、理解が難しかった箇所は講義ノートを作成して、定期試験までには「理解できた」と思えるように学習しておく(提出)。特にこのコマは、看護部長が副病院長として経営責任をもつ立場となった今日、組織の経営戦略を立てるために組織分析が行われる。SWOT分析の考え方について理解しておくこと。
<予習>
授業内容はコマシラバスを確認し、課題を学習して授業に参加すること。第5回目のコマにあるキーワード①リーダーシップの3つの能力、②マネジメントとリーダーシップの違い、③特性理論と行動理論、④状況適合理論、⑤SL理論(リーダーが影響を与えるフォロアーのレディネスレベルとの関係)について調べ学習をして授業に出席すること。
5
リーダーシップの本質(フォロアーへのアプローチ)
科目の中での位置付け
この授業については、看護職のキャリア形成や組織におけるリーダーシップについての考え方を理解する。病院などの組織で意欲的に働くための行動科学の諸理論を理解する。実際の病院看護部の役割を理解し、効果的なリーダーシップの役割行動や看護師のキャリア開発に必要な教育計画などを理解する(主な内容 全8回)
第1回目は組織の成り立ちと構造(組織・集団の概念)、2回目は看護における組織とは(人を活かすとはどういうことなのか)、3回目は看護組織とマネジメントについて、4回目は組織分析について(組織変革のアプローチ)、第5回目はリーダーシップの本質(フォロワーへのアプローチ)、第6回目はリーダーシップとマネジメント、第7回目は紙上事例による「臨床場面におけるリーダーシップ」事例で捉えるリーダーシップ、第8回目は看護人材マネジメント(キャリア開発)について学修する。
組織は、構成員によって形成される集団であり、組織の目的、目標、理念、戦略、方針、計画に基づいて動く。看護職は、組織で患者に看護サービスを提供しているが、円滑に提供するためにはマネジメント行動が重要となる。また、良質な看護サービスを提供するためには、フォロアーを適切に調整・管理をするリーダーが必要となる。リーダーシップは、組織が存続するために、絶えず変化する環境の影響を受けつつも、価値や意味あるいは解釈の対立を調整し、統合し、組織の共通の意味や新たな意味を形成するような主体的な力を働かせる重要な要素である。医療組織における看護職者の社会的条件を構成するのは、病院を構成する諸組織と看護組織との相互関係、看護組織内での役割分担、看護職者と患者およびその関係者との信頼関係など、複雑で多様である。
第5回目は、リーダーがフォロワーに影響を与えながら成果を上げるリーダーシップについて考察し、状況に応じたリーダーシップについて理解する。
・授業の展開は、コマ用の独自作成の資料を配布して行う。
・「よくわかる 看護組織論」 P111~125
・系統看護学講座
統合分野 看護管理
看護の統合と実践①
医学書院 2021年
P137~163
コマ主題細目
① リーダーシップとは ② フォロワーシップとは ③ リーダーの役割 ④ ⑤
細目レベル
① リーダーとは個人や集団の目標達成や集団維持に影響力を与える人のことをいう。リーダーシップ(leadership)とは、研究者などによって様々に定義されている。「リーダーシップは与えられた状況で、目標達成のため、個人、ないし集団に影響を及ぼすプロセス」と述べられている(ハーシィ他.2000)。個人ないし集団に及ぼす影響とは強制力を伴ったものではなく、リーダーがもっている特性を指す。つまり、それはリーダーの個人的な特性や行動に対して、部下が「あの人と一緒に働きたい。あの人についていきたい。」という魅力や尊敬の念を抱くことである。リーダーシップは個人ないし集団がその影響力に従うかどうか、自らの意思で決定することができる。影響を与える個人あるいは集団に受け入れられてこそリーダーシップは成り立つことを理解する。
② 組織においてよりよいサービスを提供するためには、必要な職務をメンバーが効果的・効率的に遂行することが不可欠である。そこで、重要なのはチームの一員として、組織の目標達成に向けて自らが役割を理解し、実践しているメンバー(フォロワー:follower)の存在である。フォロワーが目標に向かってリーダーや集団に対して発揮する影響力をフォロワーシップ(followership)という。看護の組織において、フォロワーとして新人看護師をはじめ全ての看護職が身に付けておかなければならないスキルがあることを理解する。バード・ケリーフォロワーシップを「積極的関与(貢献力)」と「独自の批判的思考(批判力)」の2つからなるといわれている、そのスキルを理解する。
③ 病院などの組織では、多様なリーダーが存在する。1つの部署内でのチームリーダーは、チームのメンバーをまとめ組織の目標の達成に貢献する。また、他者と協働しながら患者への看護が適切に行われるように責任をもつ。そして部署をまとめるリーダー(看護師長)は、チームのメンバーの職務、役割を明確にし、目標を効果的に追求できるよう部下を導く。さらに、看護部門を総括するリーダー(看護部長)は組織の目標達成に向けて進むべき方向を決めていく。いずれのリーダーのレベルでも、集団を維持しながらなすべき仕事を遂行できるように基本的な職務と、役割や目標を決定すること、価値や行動規範を設定すること、そして最も重要なことは目標達成に向けて、人々が活き活きと意欲的で効率的に働くことができるように動機づけ、導き、指導することであることを理解する。ハーシィーらは目標達成を目指して、他者を動機づけ、導くためには、1) 診断能力、2)適応能力、3)コミュニケーション能力の3つの能力が必要であると述べている。その内容を確認しながら、リーダーシップについて理解する。
④
⑤
キーワード
① リーダーシップの3つの能力 ② マネジメントとリーダーシップの違い ③ 特性理論から行動理論へ ④ 状況適合理論 ⑤ SL理論(リーダーが影響を与えるフォロアーのレディネスレベルとの関係)
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<復習>
今回配布したレジメ(資料)、講義した内容に該当する教科書のページを熟読し、重要な個所には赤ペンで線を引き、理解が難しかった箇所は講義ノートを作成して、定期試験までには「理解できた」と思えるように学習しておく(提出)。特にこのコマでは、集団や組織を動かすために必要なリーダーシップの考え方やリーダーの役割について理解すること。
<予習>
授業内容はコマシラバスを確認し、課題を学習して授業に参加すること。第6回目のコマにあるキーワード①リーダーシップの定義、②パス・ゴールの理論、③リーダーシップスタイル(委任的、参加的、教示的、カリスマ的)について調べ学習をして出席すること。
学習して授業に参加すること。
6
リーダーシップとマネジメント
科目の中での位置付け
この授業については、看護職のキャリア形成や組織におけるリーダーシップについての考え方を理解する。病院などの組織で意欲的に働くための行動科学の諸理論を理解する。実際の病院看護部の役割を理解し、効果的なリーダーシップの役割行動や看護師のキャリア開発に必要な教育計画などを理解する(主な内容 全8回)
第1回目は組織の成り立ちと構造(組織・集団の概念)、2回目は看護における組織とは(人を活かすとはどういうことなのか)、3回目は看護組織とマネジメントについて、4回目は組織分析について(組織変革のアプローチ)、第5回目はリーダーシップの本質(フォロワーへのアプローチ)、第6回目はリーダーシップとマネジメント、第7回目は紙上事例による「臨床場面におけるリーダーシップ」事例で捉えるリーダーシップ、第8回目は看護人材マネジメント(キャリア開発)について学修する。マネジメントは、組織が目的を達成するために、効率的、効果的に活動し、成果をあげるために必要な活動である。組織の円滑なマネジメントのためには、個人のリーダーシップが大きな影響を果たす。
第6回目は、リーダーシップとは、組織が存続するために、絶えず変化する環境の影響を受けつつも、価値や意味あるいは解釈の対立を調整し、統合し、組織共通の意味や新たな意味を形成するような主体的な力を働かせる重要な要素であること。組織を動かすリーダーシップについて理解する。
・授業の展開は、コマ用の独自作成の資料を配布して行う。
・紙上の事例:「リーダーシップが発揮されず、うまく機能できないチーム」を提示
・系統看護学講座
統合分野 看護管理
看護の統合と実践①
医学書院 2021年
P137~163
コマ主題細目
① リーダーシップとマネジメントの違い ② シェアド・リーダーシップとは ③ エンパワーメントとは ④ ⑤
細目レベル
① マネジメントとは組織の目的を達成するために、人々を動かしていく活動である。マネジメントは計画・組織化・指揮(動機づけ)・統制から成り立っている。マネジメントとリーダーシップは何が異なるのであろうか。リーダーシップとマネジメントはどちらも「組織目標」に関わることであるが、組織目標に向けてリーダーシップは他者や集団の行動に影響を与える過程であり、マネジメントは戦略や体制(システム)を立案し、組織化することである。つまり、リーダーシップは人や集団に着目し、人々を動機づけ、導いていくが、マネジメントは体制(システム)や構造により人々を統制し管理していく。リーダーシップとマネジメントはそれぞれが独自の役割と手段をもち、両方を活用することが重要である。リーダーシップはマネジメントの大切な要素であることを理解する。
② 医療現場は大きな転換期を迎えている。医療は高度化、複雑化し、患者は多様で個別的なケアを求めている。このような状況では、一人のリーダーが実践するリーダーシップだけではよりよい看護サービスの質を維持し実践するのが難しい場面が発生しており、環境や状況に応じてそれぞれのメンバーがリーダーシップを発揮していくことが必要となってきている。石川はシェアド・リーダーシップ(shared leadership)を「チーム・メンバー間でリーダーシップの影響力が配分されているチーム状態」と定義している(石川,2013)。この定義では、1) チーム・メンバーのそれぞれがどの程度リーダーシップを発揮しているかに着目する。2) 個人レベルの概念ではなく、チーム・レベルの概念として取り扱う。3) リーダーからフォロワーへの一方向でなく双方向でリーダーシップを発揮しているのかを検討する視点が重要である。この定義を踏まえて、看護組織でシェアド・リーダーシップの必要性について理解する。
③ エンパワーメント(empowerment)とは他者に力(責任や権利、権限)を与えることと部下のもっている力を引き出して、一人ひとりが目標に向かって自律的に動機づけ(モチベーション)を高めている状態である。力(責任や権利、権限)を与える」という意味は組織階層の上の者から下の者へ責任や役割を与える。権限を委嘱する。下の者を意思決定へ参加させるなど、他者が誰かに力を渡すことである。看護組織では看護部長から看護師長へ、看護師長からスタッフへエンパワーメントが行われている。エンパワーメントには6つの条件が挙げられる。エンパワーメントの6つの条件は互いに関係しあっている。看護組織において、エンパワーメントの必要性を理解する。
④
⑤
キーワード
① リーダーシップの定義 ② 特性理論 ③ 行動理論 ④ パス・ゴール理論 ⑤ リーダーシップスタイル(委任的、参加的、教示的、カリスマ的)
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<復習>
今回配布したレジメ(資料)、講義した内容に該当する教科書のページを熟読し、重要な個所には赤ペンで線を引き、理解が難しかった箇所は講義ノートを作成して、定期試験までには「理解できた」と思えるように学習しておく(提出)。このコマも第5回のコマに続き、集団や組織を動かすために必要なリーダーシップの考え方やリーダーの役割、リーダーの特性などについて理解すること。
<予習>
次回の第7回目は、第2回目や第5回目、第6回目の授業内容を踏まえて紙上事例:「リーダーシップが発揮されず、うまく機能できないチーム」を通して、リーダーシップのあり方(チームの動かし方)について学修する。そのため、紙上事例を読み①チームの問題は何か、②問題はどこにあるのか、③問題はなぜ起こっているのか、④問題に対して何をすべきか、を考えて授業に参加すること。
7
臨床場面におけるリーダーシップ(紙上の事例で捉えるリーダーシップ)
科目の中での位置付け
この授業については、看護職のキャリア形成や組織におけるリーダーシップについての考え方を理解する。病院などの組織で意欲的に働くための行動科学の諸理論を理解する。実際の病院看護部の役割を理解し、効果的なリーダーシップの役割行動や看護師のキャリア開発に必要な教育計画などを理解する(主な内容 全8回)
第1回目は組織の成り立ちと構造(組織・集団の概念)、2回目は看護における組織とは(人を活かすとはどういうことなのか)、3回目は看護組織とマネジメントについて、4回目は組織分析について(組織変革とアプローチ)、第5回目はリーダーシップの本質(フォロワーへのアプローチ)、第6回目はリーダーシップとマネジメント、第7回目は紙上事例による「臨床場面におけるリーダーシップ」事例で捉えるリーダーシップ、第8回目は看護人材マネジメント(キャリア開発)について学修する。
第7回目は、第2回目や第5回目、第6回目の授業内容を踏まえて紙上事例を考察して、組織を動かすリーダーシップの特徴について理解する。紙上の事例「リーダーシップが発揮されず、うまく機能できないチーム」を通して、リーダーシップのあり方(チームの動かし方)について学修する。
・授業の展開は、コマ用の独自作成の資料を配布して行う。
・紙上の事例:「リーダーシップが発揮されず、うまく機能できないチーム」
・系統看護学講座
統合分野 看護管理
看護の統合と実践①
医学書院 2021年
P137~163
コマ主題細目
① リーダーの役割 ② フォロワーシップ(フォロワーレディネス) ③ リーダーシップ ④ ⑤
細目レベル
① 病院などの組織では、多様なリーダーが存在する。1つの部署内でのチームリーダーは、チームのメンバーをまとめ組織の目標の達成に貢献する。また、他者と協働しながら患者への看護が適切に行われるように責任をもつ。ハーシィーらは目標達成を目指して、他者を動機づけ、導くためには、1) 診断能力:現状について良し悪しを含めて把握し、その現状をどう変えられるかについて判断する能力、2)適応能力:状況に応じて自分の行動や用いることができる資源を的確に判断し応用する能力、3)コミュニケーション能力:相互に了解を得ながら強制ではなく、合意形成を図る能力、この3つの能力が必要であると述べている。紙上の事例の看護師Aのリーダーシップが発揮されず、うまく機能できないチームの問題について考察し、リーダーの役割について理解する。
② フォロワーが目標に向かってリーダーや集団に対して発揮する影響力をフォロワーシップ(followership)という。看護の組織において、フォロワーとして新人看護師をはじめ全ての看護職が身に付けておかなければならないスキルがあることを理解する。バード・ケリーフォロワーシップを「積極的関与(貢献力):リーダーの指示のもとで、与えられた役割を遂行し目標達成に向けて行動する力」と「独自の批判的思考(批判力):リーダーの指示や考えが正しいのかをメンバーとして考え、必要があれば建設的に意見を述べ批判する力」の2つからなる。紙上の事例の看護師Aのリーダーシップが発揮されず、うまく機能できないチームの問題について考察するうえで、チームのメンバーのレディネスが関与する。フォロアーのレディネスはうまくいくリーダーシップの一要因であることを理解する。
③ リーダーとは個人や集団の目標達成や集団維持に影響力を与える人のことをいう。リーダーシップ(leadership)とは、研究者などによって様々に定義されている。「リーダーシップは与えられた状況で、目標達成のため、個人、ないし集団に影響を及ぼすプロセス」と述べられている(ハーシィ他.2000)。個人ないし集団に及ぼす影響とは強制力を伴ったものではなく、リーダーがもっている特性を指す。つまり、それはリーダーの個人的な特性や行動に対して、部下が「あの人と一緒に働きたい。あの人についていきたい。」という魅力や尊敬の念を抱くことである。リーダーシップは個人ないし集団がその影響力に従うかどうか、自らの意思で決定することができる。影響を与える個人あるいは集団に受け入れられてこそリーダーシップは成り立つ。紙上の事例の看護師Aのリーダーシップが発揮されず、うまく機能できないチームの問題について考察し、うまくいくリーダーシップについて理解する。
④
⑤
キーワード
① チームの動かし方 ② 問題はなにか ③ 問題はどこにあるのか ④ 問題はなぜ起きているのか ⑤ 問題に対して何をすべきか
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<復習>
今回配布したレジメ(資料)、講義した内容に該当する教科書のページを熟読し、重要な個所には赤ペンで線を引き、理解が難しかった箇所は講義ノートを作成して、定期試験までには「理解できた」と思えるように学習しておく(提出)。特にこのコマは、事例でチームの動かし方(リーダーシップ)における問題解決のプロセスを理解する。
<予習>
授業内容はコマシラバスを確認し、課題を学習して授業に参加すること。第8回目のコマにあるキーワード①キャリア・アンカーとは、②キャリア・サバイバルとは、③クリニカルラダー(キャリアラダー)、④専門看護師・認定看護師・認定管理者・特定行為に係る看護師の研修制度について調べ学習をして授業に参加すること。
8
看護人材マネジメント(看護師のキャリア:キャリアデザイン)
科目の中での位置付け
この授業については、看護職のキャリア形成や組織におけるリーダーシップについての考え方を理解する。病院などの組織で意欲的に働くための行動科学の諸理論を理解する。実際の病院看護部の役割を理解し、効果的なリーダーシップの役割行動や看護師のキャリア開発に必要な教育計画などを理解する(主な内容 全8回)
第1回目は組織の成り立ちと構造(組織・集団の概念)、2回目は看護における組織とは(人を活かすとはどういうことなのか)、3回目は看護組織とマネジメントについて、4回目は組織分析について(組織変革のアプローチ)、第5回目はリーダーシップの本質(フォロワーへのアプローチ)、第6回目はリーダーシップとマネジメント、第7回目は紙上事例による「臨床場面におけるリーダーシップ」事例で捉えるリーダーシップ、第8回目は看護人材マネジメント(キャリア開発)について学修する。
第8回目は、キャリア開発するためには、リーダーシップ力が必要で、リーダーシップには、キャリアビジョンの実現に向け、自らを律してリードすると言う意味合いと、大きな仕事をする際はリーダーとしてメンバーを統率していくことが求められる。キャリア開発上、不可欠なスキルとしてリーダーシップを学修する。
・授業の展開は、コマ用の独自作成の資料を配布して行う。
・「よくわかる 看護組織論」 P68~93
・系統看護学講座
統合分野 看護管理
看護の統合と実践①
医学書院 2021年
P64~76、P137~163
コマ主題細目
① キャリアとは(キャリアの定義) ② キャリア発達・キャリア開発 ③ 継続教育 ④ ⑤
細目レベル
① キャリア(career)は、ラテン語の“carrus”を語源とし、「車の(競争)路」を意味するものであった。キャリアは「車の(競争)路」から、「人がたどる行路や足跡」、「経歴・生涯・履歴」などを意味するようになった。キャリアには狭義のキャリアと広義のキャリアの2つの概念がある。狭義のキャリアは、「ワークキャリア(work career)と呼ばれ、職業生活に限定した場合のキャリアである。主な定義として、「生涯における職業生活を通じての自己実現過程」(平井による)、「ライフサイクル全体にわたる自己成長の機会をもたらす仕事状況」(シャインによる)、「長い目でみた仕事生活のパターン」(金井による)、「個人の生涯を通して継続的に獲得していく職業や労働に関係した経験や技能」(山本による)などが挙げられる。広義のキャリアは、「ライフキャリア(life career)と呼ばれ、人間が一生の間に通過する乳幼児期・学童期・青年期・老年期などの発達段階に着目した捉え方である。狭義・広義のキャリアの考え方に共通する要素は、『生涯・人生』、『自己成長・自己実現』、『職業・仕事』などがあり、生涯にわたって継続すること・積み重ねられていくことという意味合いがある。キャリアに関する基本概念を理解する。
② キャリアには、「継続性」、「連鎖性」、「発達性」、「二面性」という4つの特性がある。「キャリアの継続性」は、学校を出てからの職業生活が生涯の大半の時期にわたるという特性である。トータルしで何十年にもわたって働くつもりなら、そこにはキャリアの軌跡が存在する。「キャリアの連鎖性」は、職業上の1つの出来事が原因となって次々と新しい出来事が起こるという特性である。ある出来事が新しい出来事へ繋がるという連鎖性がある。「キャリアの発達性」は、ある特定の方向性をもち、集積されることにより、専門的に発達・分化するという価値的な方向性をもった特性である。その意味で、人材育成という観点から、組織における「キャリア開発」の考え方がある。「キャリアの二面性」は、キャリアは主観的側面と客観的側面の二面性をもっていることである。客観的側面は、履歴賞などに記載する自分自身の学業・職業などの経歴のことである。主観的側面は、客観的キャリアの変化に伴う考え方など、仕事に対する意識・態度・将来への見通しなどで、本人が語らなければ他者にはみえないキャリアの側面のことをいう。キャリアのもつ特性について理解する。キャリア開発は、個人としてのキャリアを組織内で積極的に実現させることによって、組織に必要な人的能力を育成しながら組織の発展を図ろうとする考え方である。組織の願いと個人の願いの相互作用について理解する。
③ 日本看護協会の作成した「継続教育の基準 ver.2」(2012)によれば、看護における継続教育とは、「看護の専門職として常に最善のケアを提供するために必要な知識・技術・態度の向上を促すための学習を支援する活動」をいう。看護基礎教育での学習を基盤とし、体系的に計画された学習や個々人の自律的に積み重ねる学習・研究活動を通じた学習など様々な形態をとる。継続教育は大学院や教育機関で実施される卒後教育と施設が企画・実施する施設外教育と施設内教育を合わせた現任教育に分かれる。看護職の継続教育を取り巻く変化について理解する。また、ジェネラリストとスペシャリストの協働関係を理解する。
④
⑤
キーワード
① キャリア・アンカーとは ② キャリア・サバイバルとは ③ クリニカルラダー(キャリアラダー) ④ シャインのキャリアダイナミクス理論 ⑤ 専門看護師・認定看護師・認定管理者・特定行為に係る看護師の研修制度
コマの展開方法
社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
小テスト
「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題
<復習>
今回配布したレジメ(資料)、講義した内容に該当する教科書のページを熟読し、重要な個所には赤ペンで線を引き、理解が難しかった箇所は講義ノートを作成して、定期試験までには「理解できた」と思えるように学習しておく。8コマの授業は、履修判定指標の内容を確認しながら学んだ「組織とリーダーシップ論」についてまとめる(提出)。
履修判定指標
履修指標
履修指標の水準
キーワード
配点
関連回
組織の成り立ちと構造(組織・集団の概念)
組織は、構成員によって形成される集団であり、組織の目的、目標、理念、戦略、方針、計画に基づいて動く。看護職は、組織で患者に看護サービスを提供しているが、円滑に提供するためにはマネジメント行動が重要となる。第3回目は、看護組織におけるリーダーの役割は、単に構成員に対して命令・指導・指示だけで終わらない。ここでは、「組織」と「個」の関係について理解する。
組織、集団、公式集団、非公式集団、組織の成立、組織のデザイン、モチベーション
10
1,2,3
看護における組織とは(人を活かすとはどういうことなのか)
看護という行為は、個々の患者に対する治療や検査などを含めた一連のプロセスの中の一要因である。看護はその一連のプロセスに関わる人々の協働作業として組織的に行われている。組織において課題を解決しながら円滑に業務を遂行し、あるいは目標に向かって業務を進めていくには、組織内における人間関係や、監督・指導のあり方が重要である。その管理方法まさにマネジメントについて理解する。
モチベーション、看護マネジメント、目標管理、人間関係論(ホーソン研究)、バーナードの公式組織論、内発的動機づけと外発的動機づけ
20
1,2,3,4,5,6,7
看護組織とマネジメント
マネジメントとは組織の目的を達成するために、人々を動かしていく活動である。マネジメントは計画・組織化・指揮(動機づけ)・統制から成り立っている。リーダーシップとマネジメントはどちらも「組織目標」に関わることであるが、組織目標に向けてリーダーシップは他者や集団の行動に影響を与える過程であり、マネジメントは戦略や体制(システム)を立案し、組織化することである。つまり、リーダーシップは人や集団に着目し、人々を動機づけ、導いていくが、マネジメントは体制(システム)や構造により人々を統制し管理していく。リーダーシップはマネジメントの大切な要素であることを理解する。
プロフェッション組織、マネジメントプロセス、PDCAサイクル、計画化、組織化、指揮(動機づけ)、統制、ライン機能・スタッフ機能、組織文化
20
1,2,3,4,5,6,7
組織分析とは(組織変革のアプローチ)
看護管理者の仕事は、当該組織に限られた経営資源を使って最良の看護サービスを提供するための組織を構築することである。組織を構築するためには、組織を取り巻く外部環境の変化を把握し、組織内の内部環境の査定を行う必要がある。組織分析に必要な枠組みを理解し、ツールを管理者間で共有して組織分析を行い、組織の中で何が足りないから最良の看護サービスを提供できないのか、どこを強化すれば成果が上がるのかなどを明確するための組織分析の手法と、その応用について理解する。
定量的アプローチ、定性的アプローチ、組織分析の手法、PPM分析、SWOT分析、理性・理論的戦略、規範的・再教育的戦略、力と圧力戦略
10
1,2,3,4
リーダーシップ、フォロワーへのアプローチ)
組織を維持させ、また変化させながら存続させていくためには様々な調整が必要となってくる。組織が目的を達成するために、効率的、効果的に活動し、成果をあげるために必要な活動(調整)がマネジメントである。看護職は、組織で患者に看護サービスを提供しているが、円滑に提供するためにはマネジメント行動が重要となる。また、良質な看護サービスを提供するためには、フォロワーを適切に調整・管理をするリーダーが必要となる。リーダーシップ、フォロワーシップについて理解する。
リーダーシップ、フォロワーシップ、リーダーの役割、SL理論(フォロワーのレディネスレベル、マネジメント
20
1,2,3,4,5,6,7
看護人材マネジメント(看護師のキャリア:キャリアデザイン)
看護という専門職におけるキャリアは「職業生活を通して、人生そのものをバランスのとれた豊かさへと導くための意味ある経験を積み重ねること」である。職業を通じて自己実現との調和を図っていくプロセルである。キャリア開発するためには、リーダーシップ力が必要で、リーダーシップには、キャリアビジョンの実現に向け、自らを律してリードすると言う意味合いと、大きな仕事をする際はリーダーとしてメンバーを統率していくことが求められる。キャリア開発上、不可欠なスキルとしてリーダーシップを理解する。
ライフステージ、ライフサイクル、キャリア・アンカー、キャリア・サバイバル、クリニカルラダー(キャリアラダー)、専門看護師、認定看護師、認定管理者、特定行為に係る看護師の研修制度
20
8
評価方法
原則、期末試験100%とします。
評価基準
評語
学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・
S (100~90点)
学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・
A (89~80点)
学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・
B (79~70点)
学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・
C (69~60点)
学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・
D (60点未満)
教科書
ナーシンググラフィカ「看護管理」
参考文献
① 上泉和子 著『系統看護学講座統合分野看護の統合と実践[1]看護管理』:医学書院 ISBN: 978-4-260-03182-0 2,750円(税込み) ② 手島恵 編『看護管理学習テキスト第3版第3巻 人材管理論」:日本看護協会出版会 ISBN: 978-4-8180-2183-9 4,290円(税込み) ③ 勝原裕美子 編『管理学習テキスト第3版第4巻 組織管理論」:日本看護協会出版会 ISBN: 978-4-8180-2184-6 3,740円(税込み)
実験・実習・教材費
無し