区分 基盤スキル科目
ディプロマ・ポリシーとの関係
SDGs力 科学コミュニケーション力 研究力
カリキュラム・ポリシーとの関係
教養 応用力 実践力
科目間連携 総合心理力
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ

科目の目的
本講義では、主に学術研究の成果である学術論文を読む・書くためのスキルを獲得することを目的とした講義である。カリキュラム全体の中では、この講義を通じて、卒業論文を執筆するための基本的な能力を獲得するための科目となる。この科目は、実験実習におけるレポートの書き方にも通じている。
 さらに、この科目を通じて、卒業論文の執筆だけではなく、社会、そして、国際的活動舞台の場において、必要とする文章執筆能力も養うことも本講義の重要な目的のひとつである。
例えば、シラバスには、以下の文言を加筆しました。
本講義では、出席を重視しています。欠席は3回までは可能ではなく、できる限り、1度も欠席しないようにしましょう。1度でも欠席をすると、講義の内容が分からなくなる場合があります。それゆえ、毎回積極的に講義に出席してください。また、この講義では、小テストも重視しています。小テストは、学期末の試験とも関連しています。小テストで出題された問題は、必ず復習し、理解できるようにしましょう。理解が難しい場合は、質問に来てください。あるいはメールをしてください。


到達目標
 この科目では、以下にあげる5つの履修判定指標に基づき、それぞれの指標を上回る能力やスキルを獲得することを達成目標にします。その5つとは、「テクニカルライティングの概要」「実際の文章の書き方」「科学論文の書き方」「英文の書き方と文献」「論文を書く準備:倫理」です。第一番目の履修判定指標は、すべての判定指標に通じるものです。
1テクニカルライティングの概要
 学生たちは、テクニカルライティングが、なんであるのか理解していなければなりません。具体的には、テクニカルライティングの意味、そして、なぜ、テクニカルライティングを身に着ける必要性があるのかについてて十分理解しなければなりません。それを踏まえて、学生たちは、テクニカルライティングの基本的なルールについて、十分に理解して、それらを使用して文章を書くスキルを獲得することが必要です。
2実際の文章の書き方
あらゆる一般的な文書を書く方法を獲得する必要があります。主に「パラブラフ」と「センテンス」を意識して本文を書くスキルを獲得すること、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」に関して十分理解し、これらを実行して文章を書くことができることが、主要な達成目標になります。
3科学論文の書き方
 ここでいう論文とは、科学論文のことです。科学論文は、テクニカルライティングに基づいて書かれます。科学論文、心理学の論文の書き方に関するさまざまなルールについて理解しなければなりません。すべてを理解することは困難ですので、おおむね80%以上の理解をめざし、70%以上の理解をすることが達成目標です。
4英文の書き方と文献
 「論文執筆時の具体的な疑問」「文献収集と文献管理」「英文を書く方法」に関するものです。「論文執筆時の具体的な疑問」では、論文を執筆する際にさまざまな問題が生じますが、それらを解決できるスキルを獲得する必要があります。「文献収集と文献管理」では、実際に論文を書くために必要な活動である「文献を集める方法」と「集めた文献を保管・管理する方法」を理解し、それらを実行するスキルを獲得しているかどうかが問われます。「英文を書く」という履修判定指標では、実際に、英文を書くことができるに越したことはないのですが、英文を書くために必要なスキルを獲得すること必要です。
5論文を書く準備:倫理
研究を行い、実際に論文を書く準備段階・注意事項として、学生たちは、まずは、倫理の問題があるということを理解しなければなりません。「倫理とはどのようなものか」を「論文を書く」という点に焦点を当て、理解すべきです。具体的には、主に「研究活動の不正」と「不適切行為」の2つの点を十分に理解しなければなりません。前者としては、特に「剽窃と引用」「改ざん」「ねつ造」に焦点を当て、後者としては、特に「研究参加者の権利」「利益相反」「二重投稿とサラミ」です。

科目の概要
この科目は、「基礎ゼミナール(初級心理学実習)」「心理学調査実習」などを通じて、レポートの書き方などをひと通り修得した学生が、さらに卒業論文の執筆に向けて、ライティングのスキルを獲得する科目である。具体的に言えば、本講義では、国際的に通用する文章の書き方であるテクニカルライティングを学ぶ。ここでいうテクニカルライティングとは、アカデミックライティングと同義であり、科学レポート、卒業論文、科学論文を含めた科学技術情報のみならず、「簡潔に」かつ「正確に」に文章で伝える方法であり、あらゆる場で用いられている。テクニカルライティングを学ぶ過程で、科学論文の読み書きについての基礎も学ぶことになる。さらに、本講義では、テクニカルライティングを用いることで、学問の場を超えて、どのような利点があるのかについても説明する。
科目のキーワード
テクニカルライティングとは何か 文章の書き方 論文の書き方 研究とは何か 倫理の問題

授業の展開方法
 まずは、第1回目の講義を通じて、「テクニカルライティングとは何か」について、その大枠を説明する。そして、第2回の講義、「文章の書き方の基礎」を通じて、テクニカルライティングを用いた文章の書き方の基本について概説する。第1回から第4回の講義を通じて、テクニカルライティングの基礎を身に着けたのち、第5回から第10回の講義では、テクニカルライティングに基づいて書かれた論文の読み方・書き方について、詳しく説明する。さらに、第11回目の講義から第15回の講義では、テクニカルライティングを用いた文章を書く際に生じるさまざまな問題について説明する。最後に、第14回から第15回の講義では、テクニカルライティングを用いた学術研究の実施のみならず、書き方に関する倫理の問題について、説明する。
オフィス・アワー
前期:火曜2限
木曜2限
後期:水曜昼
木曜1限・昼

科目コード RC5080
学年・期 3年・前期
科目名 心理学テクニカルライティング
単位数 2
授業形態 講義
必修・選択 選択
学習時間 【授業】90分×15 【予習】90分以上×15 【復習】90分以上×15
前提とする科目
展開科目
関連資格
担当教員名 加藤司
主題コマシラバス項目内容教材・教具
1 ガイダンス:テクニカルライティングとは 科目の中での位置付け   そもそも、テクニカルライティングが、なんであるのか理解していなければ、本講義は始まらない。初回の第1回目の講義では、テクニカルライティングの意味、そして、なぜ、テクニカルライティングを身に着ける必要性があるのかについて概説する。テクニカルライティングの具体的な読み方や書き方に関して、のちの講義で詳しく説明する。それゆえ、学生は、本講義で、テクニカルライティングの大枠での意味、そして、なぜ、この講義で、テクニカルライティングを学ばなければならないので、その必要性、そしてさらには、どのような場面において、テクニカルライティングを学んだことが活かされるのかについて、本講義を通じて学ぶ必要がある。この2点が、この科目における、第1回目の講義の焦点になる。
 学生は、第1回目の講義を通じて、第2回目以降の講義の内容や意義を理解することができるようになるため、第1回目の講義の焦点について、十分理解しておくこと。この科目のすべての基盤が、初回のこの講義にあり、この講義をもとに第2回目以降の講義が進行する。

三菱電機:生産性が向上し読み手にしっかり伝わるテクニカルライティング入門講座
URL:http://www.mitsubishielectric.co.jp/meltopia/specialfocus/case11.html

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
コマ主題細目 ① テクニカルライティングとは ② テクニカルライティングの必要性 ③ テクニカルライティングの重要性
細目レベル ① テクニカルライティングとは:テクニカルライティングとは、どのようなものなのか、自分自身の言葉で、十分に話ができるようにする。おおむね、3分程度、話せるようにしてほしい。
 Webで検索すると、学術分野だけではなく、科学技術系の企業などを中心に、テクニカルライティングに関する説明が多くある。例えば、三菱電機(© Mitsubishi Electric Corporation)のホームページには、「テクニカルライティングは、技術的な内容を目的や読み手に合わせて分かりやすく伝える手法です。広義のテクニカルライティングは、ロジカルライティングを含むこともあります」と書かれている。こうした説明で、テクニカルライティングについて理解することは可能であるが、自分自身の言葉で、説明できるようになるには、このような文章を読むだけでは十分ではない。

② テクニカルライティングの必要性:テクニカルライティングの必要性に関して、自分自身の言葉で、500字以上で説明ができるようになること。上記の細目テーマ「テクニカルライティングとは」で説明したように、テクニカルライティングの必要性に関しては、学術分野だけではなく、科学技術系の企業などのホームページなどで、多角的視点から、さまざまなことが書かれている。上記の三菱電機では、「分かりやすい文章を素早く書けるようになることは、生産性の向上につながります。技術者としての能力は高いのに文章を書くのが苦手なために、業務がスムーズに回らないという話はよく聞きます。一つの報告書で情報が正確に伝われば、問い合わせや手戻りがなくなり、個人だけでなく組織としての生産性も向上します。また、報告書などの内容は、人事評価を行う材料の一つになります。実力を正しくきちんと評価されるためにも、文章作成の能力は大切です。」と説明している。これはこれで正しい説明であるが、本講義では、より広範囲にわたった必要性、また、国際的舞台で活躍するための必要性に関する理解が必要である。
③ テクニカルライティングの重要性:心理学に関する論文を読んだり、書いたりする場合、また、卒業論文を書く場合、そのような場合において、テクニカルライティングはどのように役(どのような場面で、どのようなときに)に立つのか、学生は、具体的に説明できるようになる必要がある。この細目テーマ3では、具体的に説明ができるという点が、細目テーマ2の学習の目的とは異なっているので、具体性に説明できるようになる必要がある。おおむね、300字以上で、説明できるようになることが望ましい。ここでのポイントは、心理学という点である。科学や技術を伝達するという意味を含めて、きみたち学生が専攻している心理学という点に焦点をしぼって、説明できるようになる必要がある。
キーワード ① テクニカルライティング ② 科学 ③ 技術 ④ 国際文章 ⑤ 思考(国際的思考)
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題  本講義で、テクニカルライティングの大枠での意味、そして、なぜ、この講義で、テクニカルライティングを学ばなければならないので、その必要性、そしてさらには、どのような場面において、テクニカルライティングを学んだことが活かされるのかについて、本講義を通じて学ぶ必要がある。この2点が、この科目における、第1回目の講義の焦点になる。
 それゆえ、学生は、この2点に関して、講義時間中に私が話した内容を、80%程度、理解しておく必要がある。そのための復習をしっかりしなければならない。
 予習に関してだが、学生は、第2回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要がある。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要がある。

2 文章の書き方の基礎 科目の中での位置付け  学生たちは、第1回講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、そのテクニカルライティングに基づき、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習します。
 文章の書き方の基礎として、学生たちは、まず、「誰のために,何のために書くのか」と「読み手のために」と「結論・全体像から細部へ」について、気を配りましょう。それぞれの詳細については、主軸細目レベル①②③のそれぞれで説明しますが、それぞれについて、文章を書いている際、自分の書いた文章を見直す際などなどについて、常に、意識しなければならないことです。誤字脱字を気にする学生は多いのですが、学生たちは、まずは、この3つの事柄にできうる限り気を配ることが肝要です。それが、文章を書く基礎になるからです。今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、基本中の基本を身に着ける講義に位置つけることができる回です。
 注意すべきことは、この基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
コマ主題細目 ① 誰のために,何のために書くのか ② 読み手のために ③ 結論・全体像から細部へ
細目レベル ① 誰のために,何のために書くのか:学生たちは、この講義を学習することによって、「誰のために,何のために書くのか」について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。
 文章を書く前に,あらかじめその文章の読み手と目的を明確にします。たとえば,大学のレポートならば,講義の担当者である教授が読み手であり,その講義の単位を得ることが目的になるかもしれません。もしそうならば,あなたはレポート課題を出題した教授の真意を理解し,その教授が求めている解答を書けばよいでしょう。あなたがレポートを書くために努力したことを見せつけるようなレポートを書いても,高い評価は得られないでしょう。その教授はそのような解答を求めていないからです。

② 読み手のために:学生たちは、この講義を学習することによって、「読み手のために書くこと」について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。
論文は読み手のために書くのであり,あなたのために書くものではありません。そのため,読み手を常に意識して,執筆しなければなりません。読み手の負担になる記載を避け,読み手が必要最低限の労力で文章の内容を理解できるように書く必要があります。読み返さなければ理解できない文章は,どのような優れた内容であっても悪文です。
読み手の負担を最小限にするために,書き手は読み手が次に必要とする情報を提示しなければなりません。読み手の要求に応じながら,文章が進むように書くのです。読み手は次にどのような情報(文章)が書かれているか,その情報を予測しながら読み進めているからです。

③ 結論・全体像から細部へ:学生たちは、この講義を学習することによって、「」について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。
 情報は読み手が知りたいこと(重要なこと)から先に提示します。そのあと,それを補うための情報(細部・説明)を提示します。読み手が最初に知りたいことは,結論(あなたが伝えたい主張や意見)あるいは全体像(伝えようとしている情報の概要)です。つまり,文章は結論あるいは全体像から書き始めます。たとえば,「この研究によって,○○ということが明らかになった。具体的に言えば,……」「私は○○に賛成です。なぜなら……」(結論から細部),「この研究は○○について検証したものである。○○とは,……」「このレポートは,○○について,○○主義の立場から考察したものです。○○主義とは,……」(全体像から細部)というように説明します。

キーワード ① 誰のために書くのか ② 文章を書く目的 ③ 結論 ④ 全体像 ⑤ 細部
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。そして、第2回目の講義である、本講義では、そのテクニカルライティングに基づき、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎(「誰のために,何のために書くのか」と「読み手のために」と「結論・全体像から細部へ」)について学習しました。
 そして、上記でも説明しましたが、学生たちは「誰のために,何のために書くのか」と「読み手のために」と「結論・全体像から細部へ」という書き方を身に付けなければなりません。そのため、学生たちは、それぞれを10分間、意識し、何でもいいので、文章を書く努力をしなければなりません。
予習に関して
 予習に関してですが、学生たちは、第3回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要があります。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要があります。 

3 文章の書き方:細部・センテンスとパラグラフ 科目の中での位置付け  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、そのテクニカルライティングに基づき、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎(「誰のために,何のために書くのか」と「読み手のために」と「結論・全体像から細部へ」)について学習しました。今回の第3回目の講義は、初回の講義、第1回目の講義に基づき、文章の書き方の中でも、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明します。それゆえ、学生たちは、初回の講義内容と第1回目の講義内容を十分に理解しておく必要があります。
 パラグラフとは、段落のことです。センテンスとは一文(文章)のことです。今回の講義では、それそれの書き方について、詳細に説明します。今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、細かい細部に位置付けられます。しかし、注意すべきことは、今回の講義で学習するこの基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
コマ主題細目 ① ワン・パラグラフ,ワン・トピック ② ワン・センテンス,ワン・ポイント ③ 正確で明瞭な文章
細目レベル ① ワン・パラグラフ,ワン・トピック:学生たちは、この講義を学習することによって、「ワン・パラグラフ,ワン・トピック」について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。加えて、この細目のポイントを一言で説明できる必要もあります。
 「段落の最初のセンテンスは,その段落の見出しのようなものだ」と説明しました。それはひとつの段落にひとつのトピック(話題)だけ書くことを意味しています。ここでいう話題とは、言いたいこと、主張したこと、という意味です。ふたつ以上のトピックスを書きたい場合は,段落を分ける必要があります。「ワン・パラグラフ,ワン・トピック」です。
 改行は文章が長くなったからするのではなく,新たなトピックを提示するために行います。しかし,極端に長い段落は読み手に負担をかけます。ひとつの段落が長すぎる場合,ひとつのトピックをふたつ以上のトピックスにすることで,段落を変えることができます。

② ワン・センテンス,ワン・ポイント:学生たちは、この講義を学習することによって、「ワン・センテンス,ワン・ポイント」について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。加えて、この細目のポイントを一言で説明できる必要もあります。
 「ワン・パラグラフ,ワン・トピック」と同様に,ひとつのセンテンスにふたつ以上の意味をもたせてはいけません。ふたつ以上のポイントがある場合は,句点(ピリオド)によって文章を切ります。学部学生のなかには,長いセンテンスの文章が高尚だと誤解している者がいます。しかし,そのような文章は高尚ではなく,ただ稚拙なだけです。英語の文章は主文のあとに補足を付け加えるため,英語の文章に書き慣れてくると,センテンスが長くなりがちです。日本語であっても英語であっても,センテンスの長い文章は読者に負担をかける悪文です。「ワン・センテンス,ワン・ポイント」です。

③ 正確で明瞭な文章:学生たちは、この講義を学習することによって、「正確で明瞭な文章」について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。加えて、この細目のポイントを一言で説明できる必要もあります。
 テクニカル・ライティングでは,すべての表現が正確かつ明瞭でなければなりません。正確な文章とは複数の受け取り方ができない文章のことです。その究極の文章が契約書かもしれません。複数の意味に取れる可能性のある文章は修正する必要があります。
 正確に書くことは伝える情報を限定し,読み手にとって不明瞭な箇所をなくすことでもあります。たとえば,「○○と○○との間には負の相関が確認され,その結果は,○○が増加するほど,○○が減少することを示している」という文章には不明瞭な部分があります。しかし,この文章に「われわれのサンプルでは」「○○という実験条件下では」「○○を対象とした研究では」などを書き加えることによって情報を限定できます。その結果,不明瞭な箇所がなくなり,読み手に正確な情報を伝えることができます。

キーワード ① パラグラフ ② センテンス ③ 1つだけ ④ 段落を変える ⑤ 正確な表現
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習に関して
 学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、そのテクニカルライティングに基づき、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。今回の第3回目の講義では、初回の講義と第2回目の講義に基づき、文章の書き方の中でも、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明します。
 上記でも説明しましたが、学生たちは文章の書き方の細部である(「誰のために,何のために書くのか」と「読み手のために」と「結論・全体像から細部へ」)という書き方を身に付けなければなりません。そのため、学生たちは、それぞれを10分間、意識し、何でもいいので、文章を書く努力をしなければなりません。
予習に関して
 予習に関してですが、学生たちは、第4回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要があります。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要があります。 

4 文章の書き方:細部・推敲 科目の中での位置付け  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。
 そして、今回の第4回の講義では、初回の講義内容と第2回目の講義内容をふまえ、さらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明します。それゆえ、学生たちは、初回の講義内容と第2回目の講義内容を十分に理解しておく必要があります。
 推敲とは、自分の書いた文章を見直し、修正することです。今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、細かい細部に位置付けられます。しかし、注意すべきことは、今回の講義で学習するこの基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
コマ主題細目 ① 無用な文章を削除する ② 文章の組み立て ③ 推敲とトレーニング
細目レベル ① 無用な文章を削除する:学生たちは、この講義を学習することによって、「無用な文章を削除する」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。加えて、この細目のポイントを一言で説明できる必要もあります。
 テクニカル・ライティングでは,必要な情報,求められている情報のみを書きます。同じ情報価をもつならば,1 文字でも短い文章のほうが優れています。1 文字でも文字が減れば,読み手の負担が減るからです。削減すべきいくつかの文章を紹介します。第一に,情報をもたない文章は無条件で削除します。たとえば,「ロリっ娘こについて説明せよ」というレポート課題に対して,冒頭に「このレポートはロリっ娘について説明したものです」という文章を書いたとするならば,この文章を削除します。

② 文章の組み立て:学生たちは、この講義を学習することによって、「文章の組み立て」について、自分自身の言葉で、350字程度で説明できるようにならなければなりません。加えて、この細目のポイントを一言で説明できる必要もあります。
 文章構成を組み立てるための単純な方法を紹介します。文章は複数の段落から構成されています。それぞれの段落はひとつのトピックをもちます。それゆえ,まず,必要なトピックスをすべて書き出します。それぞれのトピックは見出しのようなものでかまいません。あなたさえ理解できればよいのです。次に,それらのトピックスを並び替えて,文章全体の構成を練ります。トピックスを配列した構成のメモ書きは保存して取っておきます。最後に,そのトピックスの配列に従って文章の全体像をイメージします。そのイメージで書けそうだと思えば,文章を書き始めます。書くべき内容が長文になる場合は,それぞれのトピックに少し肉づけをしたあとに,トピックスの配列を再吟味します。英語の文章を書く場合でも,ここまでの作業は日本語で行うことを勧めます。

③ 推敲とトレーニング:学生たちは、この講義を学習することによって、「推敲とトレーニング」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。加えて、この細目のポイントを一言で説明できる必要もあります。
 文章が完成したら,何度も読み返します。推敲を行う際のポイントは読み手を具体的にイメージすることです。たとえば,大学のレポートならば採点する教授をイメージします。そして,「その読み手にとって読みやすい文章かどうか」「その読み手に負担をかけていないか」を意識して文書を読み返します。次のポイントは推敲の視点(焦点)を意識することです。たとえば,スペルミス(誤字脱字)の修正に焦点を合わせると,文章構成の問題に気づきにくくなります。つまり,どのような視点で修正するかによって(何に焦点を合わせるかによって),推敲できる内容が違うのです。まずは,大幅に修正を加える必要性の有無の視点から推敲をします。つまり,文章構成がおかしくないか(大幅に修正しなければならない事柄)という視点から推敲します。

キーワード ① 推敲 ② 文章上達のトレーニング法 ③ 削除する ④ 構成 ⑤ 正確に書く
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習に関して
 学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。そして、今回の第4回の講義では、さらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。
 学生たちは「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」という書き方を身に付けなければなりません。そのため、学生たちは、それぞれを10分間、意識し、何でもいいので、文章を書く努力をしなければなりません。
予習に関して
 予習に関してですが、学生たちは、第5回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要があります。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要があります。 

5 論文の書き方:論文執筆のルール  科目の中での位置付け  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。
 今回の第5回目の講義からは、実際の論文の書き方について説明します。ここでいう論文とは、科学論文のことです。科学論文は、テクニカルライティングに基づいて書かれます。それゆえ、学生たちは、初回の講義内容と第2回目の講義内容を十分に理解しておく必要があります。今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、まさに、心理学の論文の書き方に位置付けられます。しかし、その書き方は心理学だけにとどまらず、科学全般に共通しています。また、今回の講義で学習するこの基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
Kato T. The mediating role of experiential avoidance in the relationship between rumination and depression. Current Psychology. Published Online: 4 Sep 2023.
Kato T. Effects of sexual imagination, relationship experience, and personal infidelity experiences on gender differences in responses to partners’ infidelity. Psychology and Sexuality. Published online: 21 Sep 2023. doi: 10.1080/19419899.2023.2262469
Kato T. Effect of coping flexibility on life satisfaction of college students: a longitudinal study. Applied Research in Quality of Life. 2023, 18, 2981-2991. doi: 10.1007/s11482-023-10215-7
Kato T. Moderating effect of coping flexibility over waiting patiently as a coping strategy for interpersonal stressors and depressive symptoms. Journal of American College Health. Published online: 26 Jul 2022. doi: 10.1080/07448481.2022.2101892
Kato T. Moderation effects of coping flexibility on the association between depressive symptoms and suicidal risk. Crisis: The Journal of Crisis Intervention and Suicide Prevention. 2022, 43: 398-403. doi: 10.1027/0227-5910/a000800 (IF = 3.887, CI=0)
Kato T. Effect of relationship status on response times to sexual and romantic stimuli among Japanese undergraduates in a memory task. Archives of Sexual Behavior. 2022, 51: 601-610. doi: 10.1007/s10508-021-02149-8
Kato T. Gender differences in response to infidelity types and rival attractiveness. Sexual and Relationship Therapy. 2021, 36: 368-384. doi: 10.1080/14681994.2019.1639657
Kato T, Kadota, M, Shimoda S. Effects of coping flexibility in young women on depressive symptoms during chronic pain. Behavioral Medicine. 2021, 47: 185-193. doi: 10.1080/08964289.2019.1708250
Kato T. Effects of waiting patiently as coping strategy for an interpersonal stressor on depressive symptoms. Anxiety, Stress, and Coping. 2020, 34: 51-65. doi: 10.1080/10615806.2020.1795139
Kato T. Effects of coping flexibility on cardiovascular reactivity to task difficulty. Journal of Psychosomatic Research. 2017, 95: 1-6.
Kato T. Effects of flexibility in coping with menstrual pain on depressive symptoms. Pain Practice. 2017, 17: 70-77.
Kato T. Relationship between coping flexibility and the risk of depression in Indian adults. Asian Journal of Psychiatry. 2016, 24: 130-134.
Kato T. Effects of partner forgiveness on romantic break-ups in dating relationships: A longitudinal study. Personality and Individual Differences. 2016, 95: 185-189.
Kato T. Psychological inflexibility and depressive symptoms among Asian English speakers: A study on Indian, Philippine, and Singaporean samples. Psychiatry Research. 2016, 238: 1-
Kato T. Coping with workplace interpersonal stress among Japanese employees. Stress and Health. 2015, 31: 411-418.
Kato T. Testing of the coping flexibility hypothesis based on the dual-process theory: Relationships between coping flexibility and depressive symptoms. Psychiatry Research. 2015, 230: 137-142.
Kato T. Effects of flexibility in coping with chronic headaches on depressive symptoms. International Journal of Behavioral Medicine. 2015, 22: 506-511.
Kato T. A reconsideration of sex differences in response to sexual and emotional infidelity. Archives of Sexual Behavior. 2014, 43: 1281-1288.
Kato T. Development of the Sleep Quality Questionnaire in healthy adults. Journal of Health Psychology. 2014, 19: 977-986.
Kato T. Insomnia symptoms, depressive symptoms, and suicide ideation in Japanese white-collar employees. International Journal of Behavioral Medicine. 2014, 21: 506-510.
Kato T. Assessing coping with interpersonal stress: Development and Validation of the Interpersonal Stress Coping Scale in Japan. International Perspectives in Psychology: Research, Practice, and Consultation. 2013, 2: 100-115.
Kato T. Development of the Coping Flexibility Scale: Evidence for the coping flexibility hypothesis. Journal of Counseling Psychology. 2012. 59: 262-273.

コマ主題細目 ① タイトル ② アブストラクト ③ 序論
細目レベル ① タイトル:学生たちは、この講義を学習することによって、「タイトル」の決め方について、自分自身の言葉で、200字程度で説明できるようにならなければなりません。加えて、この細目のポイントを一言で説明できる必要もあります。
 タイトルは研究結果を正確に反映したものである必要があります。まず,研究内容や発見が理解できる文言をタイトルの中心に据えます。次に,二重盲検法,プラセボ・コントロール,無作為化比較試験,縦断的研究などの研究デザインに関わる情報を加えます。がん患者,大学生,日本人,子どもなど,特定の人を対象にした研究の場合には,その情報もタイトルに含めます。しかし,情報を含まない言葉をタイトルに含めてはいけません。たとえば,「第1 報」「新しい」「○○の研究」などです。疑問形も情報をもたないので使用しません。また,それだけでは意味が理解できない言葉も避ける必要があります。たとえば省略形などです。結果を解釈した文言や「とても」「非常に」などの主観的表現も使用できません。

② アブストラクト:学生たちは、この講義を学習することによって、「アブストラクト」の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。加えて、この細目のポイントを一言で説明できる必要もあります。
アブストラクトは気楽に書くことができるセクションかもしれません。しかし,読者には意識して書くことを勧めます。なぜなら,編集委員長(EiC: Editor-in-Chief)はこのセクションからさまざまな情報を得ているからです。つまり,編集委員長はアブストの情報を査読に回すかどうかの判断や査読者の選定などに利用します。また,査読候補者は,アブストラクトとタイトルの情報だけで,査読を引き受けるかどうかを決めます。

③ 序論(introduction):学生たちは、この講義を学習することによって、「序論」の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。加えて、この細目のポイントを一言で説明できる必要もあります。
序論の中核は仮説です。このセクションは仮説を書くために存在します。しかし,仮説だけでは序論として成立しません。その仮説が成り立つ合理的・論理的根拠と,その根拠が正しいことを示す実証研究を提示する必要があります。さらに,合理的・論理的根拠の基盤となる理論やモデルも必要です。モデルとは複雑な現象を単純化したものです。ヒトを対象にした研究では,病理学的根拠,生理学的根拠,人体構造学的根拠などが理論やモデルに該当する場合もあります。より具体的に説明すると,序論には以下のような記述が必要です。(a)仮説,(b)その仮説の演繹元である理論やモデル,その理論やモデルが妥当であることの根拠(実証研究),(c)理論やモデルからその仮説が演繹できる合理的・論理的根拠です。その合理的・論理的根拠には具体的な実証研究と,その実証研究の説明も必要です。

キーワード ① 論文のルール ② IMRAD ③ タイトル ④ アブストラクト ⑤ 序論
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 予習に関して
 学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。
 今回の第5回目の講義は、実際の論文の書き方について説明しました。そして、実際の論文の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について学びました。学生たちは「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」という書き方を身に付けなければなりません。そのため、学生たちは、それぞれを10分間、意識し、実際に、架空の論文(文章)を書く努力をしなければなりません。
予習に関して
 予習に関してですが、学生たちは、第6回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要があります。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要があります。 

6 論文の書き方:論文執筆のルール2 科目の中での位置付け  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。
 今回の第5回目の講義からは、実際の論文の書き方について説明しました。第5回目の講義では、「タイトル」「アブストラクト」「序論」について説明しましした。今回の講義である第6回目の講義では、「方法」「結果」「考察」の書き方について説明します。
 科学論文は、テクニカルライティングに基づいて書かれます。それゆえ、学生たちは、初回の講義内容と第2回目の講義内容を十分に理解しておく必要があります。また、前回の講義の続きになりますので、前回の講義についての理解も必要です。
 今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、まさに、心理学の論文の書き方に位置付けられます。しかし、その書き方は心理学だけにとどまらず、科学全般に共通しています。また、今回の講義で学習するこの基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
Kato T. The mediating role of experiential avoidance in the relationship between rumination and depression. Current Psychology. Published Online: 4 Sep 2023.
Kato T. Effects of sexual imagination, relationship experience, and personal infidelity experiences on gender differences in responses to partners’ infidelity. Psychology and Sexuality. Published online: 21 Sep 2023. doi: 10.1080/19419899.2023.2262469
Kato T. Effect of coping flexibility on life satisfaction of college students: a longitudinal study. Applied Research in Quality of Life. 2023, 18, 2981-2991. doi: 10.1007/s11482-023-10215-7
Kato T. Moderating effect of coping flexibility over waiting patiently as a coping strategy for interpersonal stressors and depressive symptoms. Journal of American College Health. Published online: 26 Jul 2022. doi: 10.1080/07448481.2022.2101892
Kato T. Moderation effects of coping flexibility on the association between depressive symptoms and suicidal risk. Crisis: The Journal of Crisis Intervention and Suicide Prevention. 2022, 43: 398-403. doi: 10.1027/0227-5910/a000800 (IF = 3.887, CI=0)
Kato T. Effect of relationship status on response times to sexual and romantic stimuli among Japanese undergraduates in a memory task. Archives of Sexual Behavior. 2022, 51: 601-610. doi: 10.1007/s10508-021-02149-8
Kato T. Gender differences in response to infidelity types and rival attractiveness. Sexual and Relationship Therapy. 2021, 36: 368-384. doi: 10.1080/14681994.2019.1639657
Kato T, Kadota, M, Shimoda S. Effects of coping flexibility in young women on depressive symptoms during chronic pain. Behavioral Medicine. 2021, 47: 185-193. doi: 10.1080/08964289.2019.1708250
Kato T. Effects of waiting patiently as coping strategy for an interpersonal stressor on depressive symptoms. Anxiety, Stress, and Coping. 2020, 34: 51-65. doi: 10.1080/10615806.2020.1795139
Kato T. Effects of coping flexibility on cardiovascular reactivity to task difficulty. Journal of Psychosomatic Research. 2017, 95: 1-6.
Kato T. Effects of flexibility in coping with menstrual pain on depressive symptoms. Pain Practice. 2017, 17: 70-77.
Kato T. Relationship between coping flexibility and the risk of depression in Indian adults. Asian Journal of Psychiatry. 2016, 24: 130-134.
Kato T. Effects of partner forgiveness on romantic break-ups in dating relationships: A longitudinal study. Personality and Individual Differences. 2016, 95: 185-189.
Kato T. Psychological inflexibility and depressive symptoms among Asian English speakers: A study on Indian, Philippine, and Singaporean samples. Psychiatry Research. 2016, 238: 1-
Kato T. Coping with workplace interpersonal stress among Japanese employees. Stress and Health. 2015, 31: 411-418.
Kato T. Testing of the coping flexibility hypothesis based on the dual-process theory: Relationships between coping flexibility and depressive symptoms. Psychiatry Research. 2015, 230: 137-142.
Kato T. Effects of flexibility in coping with chronic headaches on depressive symptoms. International Journal of Behavioral Medicine. 2015, 22: 506-511.
Kato T. A reconsideration of sex differences in response to sexual and emotional infidelity. Archives of Sexual Behavior. 2014, 43: 1281-1288.
Kato T. Development of the Sleep Quality Questionnaire in healthy adults. Journal of Health Psychology. 2014, 19: 977-986.
Kato T. Insomnia symptoms, depressive symptoms, and suicide ideation in Japanese white-collar employees. International Journal of Behavioral Medicine. 2014, 21: 506-510.
Kato T. Assessing coping with interpersonal stress: Development and Validation of the Interpersonal Stress Coping Scale in Japan. International Perspectives in Psychology: Research, Practice, and Consultation. 2013, 2: 100-115.
Kato T. Development of the Coping Flexibility Scale: Evidence for the coping flexibility hypothesis. Journal of Counseling Psychology. 2012. 59: 262-273.

コマ主題細目 ① 方法 ② 結果 ③ 考察
細目レベル ① 方法(materials and methods):学生たちは、この講義を学習することによって、「方法」の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。加えて、この細目のポイントを一言で説明できる必要もあります。
 方法のセクション(マテメソ)は,他者があなたの研究と同じ研究を行うことができるようにするためのものです。また,研究の手続きや材料が妥当である根拠を示します。いずれも,研究の透明性に関わる重要な記述です。それゆえ,序論や考察には厳しい語数制限を設けている雑誌であっても,マテメソには語数制限を設けていない場合があります。そこで,マテメソは詳細に記載し,論文が完成したあとに削っていく方法を推奨します。この方法は序論や考察にも該当しますが,とくにマテメソでは重要です。

② 結果(results):学生たちは、この講義を学習することによって、「結果」の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。加えて、この細目のポイントを一言で説明できる必要もあります。
リザルツでは,仮説を実証するために必要な分析結果を中心に,研究手続きのマニピュレーション・チェックの結果やデータに関する信頼性の分析結果などを記載します。その際に,結果を羅列するのではなく,読み手の理解を手助けするために,分析の目的や方法を簡潔に記述したあとに分析結果を示します。たとえば,「○○を比較するために,○○方法を用いて,○○という分析を実施した。その結果○○であった」というように書きます。研究の結果はおもに図表を用いて説明します。そこで注意すべきことは,図表に記載したことを本文中で繰り返さないことです。本文で書くべきことは注目すべき図表の数値(箇所)を説明することです。

③ 考察(discussion):学生たちは、この講義を学習することによって、考察(discussion)の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。加えて、この細目のポイントを一言で説明できる必要もあります。
考察はもっとも難解なセクションです。考察の主要な役割は結果から結論を導くことです。つまり,結果と結論との間の橋渡しをすることです。結論とは論文で明らかになったこと,あなたが論文で主張したいことです。
考察は以下のような書き方をすると比較的書きやすいでしょう(本書では考察を以下の4 つのパートに分けて説明しています)。必ずしもそうしなければならないということではありませんし,より優れた書き方もあります。ただし,最後はサブセクションとして「限界」(limitations)と「結論」(conclusions)で締めくくるのが一般的です(前者のサブセクションをリミテーションズ,後者のサブセクションをコンクルージョンズと記載します)。そのようなサブセクションを設定しなくても,限界と結論は書く必要があります。

キーワード ① 手続き ② 被験者 ③ 尺度 ④ 結果 ⑤ 考察
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習に関して
 学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。第5回目の講義からは、実際の論文の書き方について説明しました。第5回目の講義では、「タイトル」「アブストラクト」「序論」について説明しましした。
第6回目の講義では、「方法」「結果」「考察」の書き方について学びました。学生たちは「方法」「結果」「考察」という書き方を身に付けなければなりません。そのため、学生たちは、それぞれを10分間、意識し、実際に、架空の論文(文章)を書く努力をしなければなりません。
予習に関して
 予習に関してですが、学生たちは、第7回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要があります。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要があります。 

7 論文の書き方:論文執筆のルール3 科目の中での位置付け  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。
 第5回目の講義からは、実際の論文の書き方(ルール)について説明しています。ここでいう論文とは、科学論文のことです。科学論文は、テクニカルライティングに基づいて書かれます。それゆえ、学生たちは、初回の講義内容と第2回目の講義内容を十分に理解しておく必要があります。今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、まさに、心理学の論文の書き方に位置付けられます。しかし、その書き方は心理学だけにとどまらず、科学全般に共通しています。また、今回の講義で学習するこの基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。
 今回の第7回講義では、「論文の書き方:論文執筆のルール3」として、「考察全体」「考察の第一段階で書くこと」「考察の第二段階で書くこと」について、より具体的に説明します。

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
Kato T. The mediating role of experiential avoidance in the relationship between rumination and depression. Current Psychology. Published Online: 4 Sep 2023.
Kato T. Effects of sexual imagination, relationship experience, and personal infidelity experiences on gender differences in responses to partners’ infidelity. Psychology and Sexuality. Published online: 21 Sep 2023. doi: 10.1080/19419899.2023.2262469
Kato T. Effect of coping flexibility on life satisfaction of college students: a longitudinal study. Applied Research in Quality of Life. 2023, 18, 2981-2991. doi: 10.1007/s11482-023-10215-7
Kato T. Moderating effect of coping flexibility over waiting patiently as a coping strategy for interpersonal stressors and depressive symptoms. Journal of American College Health. Published online: 26 Jul 2022. doi: 10.1080/07448481.2022.2101892
Kato T. Moderation effects of coping flexibility on the association between depressive symptoms and suicidal risk. Crisis: The Journal of Crisis Intervention and Suicide Prevention. 2022, 43: 398-403. doi: 10.1027/0227-5910/a000800 (IF = 3.887, CI=0)
Kato T. Effect of relationship status on response times to sexual and romantic stimuli among Japanese undergraduates in a memory task. Archives of Sexual Behavior. 2022, 51: 601-610. doi: 10.1007/s10508-021-02149-8
Kato T. Gender differences in response to infidelity types and rival attractiveness. Sexual and Relationship Therapy. 2021, 36: 368-384. doi: 10.1080/14681994.2019.1639657
Kato T, Kadota, M, Shimoda S. Effects of coping flexibility in young women on depressive symptoms during chronic pain. Behavioral Medicine. 2021, 47: 185-193. doi: 10.1080/08964289.2019.1708250
Kato T. Effects of waiting patiently as coping strategy for an interpersonal stressor on depressive symptoms. Anxiety, Stress, and Coping. 2020, 34: 51-65. doi: 10.1080/10615806.2020.1795139
Kato T. Effects of coping flexibility on cardiovascular reactivity to task difficulty. Journal of Psychosomatic Research. 2017, 95: 1-6.
Kato T. Effects of flexibility in coping with menstrual pain on depressive symptoms. Pain Practice. 2017, 17: 70-77.
Kato T. Relationship between coping flexibility and the risk of depression in Indian adults. Asian Journal of Psychiatry. 2016, 24: 130-134.
Kato T. Effects of partner forgiveness on romantic break-ups in dating relationships: A longitudinal study. Personality and Individual Differences. 2016, 95: 185-189.
Kato T. Psychological inflexibility and depressive symptoms among Asian English speakers: A study on Indian, Philippine, and Singaporean samples. Psychiatry Research. 2016, 238: 1-
Kato T. Coping with workplace interpersonal stress among Japanese employees. Stress and Health. 2015, 31: 411-418.
Kato T. Testing of the coping flexibility hypothesis based on the dual-process theory: Relationships between coping flexibility and depressive symptoms. Psychiatry Research. 2015, 230: 137-142.
Kato T. Effects of flexibility in coping with chronic headaches on depressive symptoms. International Journal of Behavioral Medicine. 2015, 22: 506-511.
Kato T. A reconsideration of sex differences in response to sexual and emotional infidelity. Archives of Sexual Behavior. 2014, 43: 1281-1288.
Kato T. Development of the Sleep Quality Questionnaire in healthy adults. Journal of Health Psychology. 2014, 19: 977-986.
Kato T. Insomnia symptoms, depressive symptoms, and suicide ideation in Japanese white-collar employees. International Journal of Behavioral Medicine. 2014, 21: 506-510.
Kato T. Assessing coping with interpersonal stress: Development and Validation of the Interpersonal Stress Coping Scale in Japan. International Perspectives in Psychology: Research, Practice, and Consultation. 2013, 2: 100-115.
Kato T. Development of the Coping Flexibility Scale: Evidence for the coping flexibility hypothesis. Journal of Counseling Psychology. 2012. 59: 262-273.
コマ主題細目 ① 考察(全体) ② 第1段落 ③ 第2段落
細目レベル ① 考察(全体):学生たちは、この講義を学習することによって、考察(全体)の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。加えて、この細目のポイントを一言で説明できる必要もあります。考察(全体):考察は以下のような書き方をすると比較的書きやすいでしょう(本書では考察を以下の4 つのパートに分けて説明しています)。必ずしもそうしなければならないということではありませんし,より優れた書き方もあります。ただし,最後はサブセクションとして「限界」(limitations)と「結論」(conclusions)で締めくくるのが一般的です(前者のサブセクションをリミテーションズ,後者のサブセクションをコンクルージョンズと記載します)。そのようなサブセクションを設定しなくても,限界と結論は書く必要があります。
② 考察(第一段落):学生たちは、この講義を学習することによって、「考察(第一段落)」の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。
多くの論文(一般的に)では、考察の第一段落では結果を簡潔にまとめます。多くの参考書でも同様のことが書かれており,考察の第一段落で書くことはほぼ決まっているようです。仮説や目的が何であったのかもう一度説明してから結果をまとめると,読み手は理解しやすいかもしれません。しかし,その記述は簡潔でなければなりません。細かな点まで結果を繰り返してはいけません。もちろん、この書き方が正解(絶対このように書かなければならない)ではありません。

③ 考察(第二段落):学生たちは、この講義を学習することによって、「考察(第二段落)」の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。
第二段落以降に書く順序に定型はありません。書く順序に規則性がなくとも,書くべきことはある程度決まっています。結果の概要を記述したあとに,仮説が支持されたかどうかを議論すると,読み手は理解しやすいと思います。つまり,第二段落では,第一部を踏まえて,仮説が支持されたかどうかを解釈し,その根拠を説明します。根拠とは「その発見が仮説を支持したことになる理由」と「先行研究と照らし合わせて,その発見が妥当である理由」です。いずれの根拠も必要です。

キーワード ① 考察 ② 最初 ③ 書き出し ④ 結論 ⑤ まとめ
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習に関して
 学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。第5回目の講義からは、実際の論文の書き方について説明しました。第5回目の講義では、「タイトル」「アブストラクト」「序論」について説明しましした。第6回目の講義では、「方法」「結果」「考察」の書き方について学びました。
今回の第7回の講義では、学生たちは、考察に関してより深く、「考察全体」「第一段落」「第二段落」という書き方を身に付けなければなりません。そのため、学生たちは、それぞれを10分間、意識し、実際に、架空の論文(文章)を書く努力をしなければなりません。
予習に関して
 予習に関してですが、学生たちは、第8回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要があります。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要があります。 

8 論文の書き方:論文執筆のルール4 科目の中での位置付け  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。
 第5回目の講義からは、実際の論文の書き方(ルール)について説明しています。ここでいう論文とは、科学論文のことです。科学論文は、テクニカルライティングに基づいて書かれます。それゆえ、学生たちは、初回の講義内容と第2回目の講義内容を十分に理解しておく必要があります。今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、まさに、心理学の論文の書き方に位置付けられます。しかし、その書き方は心理学だけにとどまらず、科学全般に共通しています。また、今回の講義で学習するこの基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。
 今回の第8回講義では、「論文の書き方:論文執筆のルール4」として、「考察の第三段階で書くこと」「考察の第四段階で書くこと」「リミテーションズ」について、より具体的に説明します。リミテーションズとは、限界のみです。

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
Kato T. The mediating role of experiential avoidance in the relationship between rumination and depression. Current Psychology. Published Online: 4 Sep 2023.
Kato T. Effects of sexual imagination, relationship experience, and personal infidelity experiences on gender differences in responses to partners’ infidelity. Psychology and Sexuality. Published online: 21 Sep 2023. doi: 10.1080/19419899.2023.2262469
Kato T. Effect of coping flexibility on life satisfaction of college students: a longitudinal study. Applied Research in Quality of Life. 2023, 18, 2981-2991. doi: 10.1007/s11482-023-10215-7
Kato T. Moderating effect of coping flexibility over waiting patiently as a coping strategy for interpersonal stressors and depressive symptoms. Journal of American College Health. Published online: 26 Jul 2022. doi: 10.1080/07448481.2022.2101892
Kato T. Moderation effects of coping flexibility on the association between depressive symptoms and suicidal risk. Crisis: The Journal of Crisis Intervention and Suicide Prevention. 2022, 43: 398-403. doi: 10.1027/0227-5910/a000800 (IF = 3.887, CI=0)
Kato T. Effect of relationship status on response times to sexual and romantic stimuli among Japanese undergraduates in a memory task. Archives of Sexual Behavior. 2022, 51: 601-610. doi: 10.1007/s10508-021-02149-8
Kato T. Gender differences in response to infidelity types and rival attractiveness. Sexual and Relationship Therapy. 2021, 36: 368-384. doi: 10.1080/14681994.2019.1639657
Kato T, Kadota, M, Shimoda S. Effects of coping flexibility in young women on depressive symptoms during chronic pain. Behavioral Medicine. 2021, 47: 185-193. doi: 10.1080/08964289.2019.1708250
Kato T. Effects of waiting patiently as coping strategy for an interpersonal stressor on depressive symptoms. Anxiety, Stress, and Coping. 2020, 34: 51-65. doi: 10.1080/10615806.2020.1795139
Kato T. Effects of coping flexibility on cardiovascular reactivity to task difficulty. Journal of Psychosomatic Research. 2017, 95: 1-6.
Kato T. Effects of flexibility in coping with menstrual pain on depressive symptoms. Pain Practice. 2017, 17: 70-77.
Kato T. Relationship between coping flexibility and the risk of depression in Indian adults. Asian Journal of Psychiatry. 2016, 24: 130-134.
Kato T. Effects of partner forgiveness on romantic break-ups in dating relationships: A longitudinal study. Personality and Individual Differences. 2016, 95: 185-189.
Kato T. Psychological inflexibility and depressive symptoms among Asian English speakers: A study on Indian, Philippine, and Singaporean samples. Psychiatry Research. 2016, 238: 1-
Kato T. Coping with workplace interpersonal stress among Japanese employees. Stress and Health. 2015, 31: 411-418.
Kato T. Testing of the coping flexibility hypothesis based on the dual-process theory: Relationships between coping flexibility and depressive symptoms. Psychiatry Research. 2015, 230: 137-142.
Kato T. Effects of flexibility in coping with chronic headaches on depressive symptoms. International Journal of Behavioral Medicine. 2015, 22: 506-511.
Kato T. A reconsideration of sex differences in response to sexual and emotional infidelity. Archives of Sexual Behavior. 2014, 43: 1281-1288.
Kato T. Development of the Sleep Quality Questionnaire in healthy adults. Journal of Health Psychology. 2014, 19: 977-986.
Kato T. Insomnia symptoms, depressive symptoms, and suicide ideation in Japanese white-collar employees. International Journal of Behavioral Medicine. 2014, 21: 506-510.
Kato T. Assessing coping with interpersonal stress: Development and Validation of the Interpersonal Stress Coping Scale in Japan. International Perspectives in Psychology: Research, Practice, and Consultation. 2013, 2: 100-115.
Kato T. Development of the Coping Flexibility Scale: Evidence for the coping flexibility hypothesis. Journal of Counseling Psychology. 2012. 59: 262-273.

コマ主題細目 ① 第3段落 ② 第4段落 ③ リミテーションズ
細目レベル ① 考察(第三段落):学生たちは、この講義を学習することによって、「考察(第三段落)」の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。
第三部では,結果や研究方法などの妥当性に関するさらなる議論を展開します。たとえば,読み手からみて問題だと考えられる結果や方法論的問題を取りあげ,その問題が仮説を支える結果に影響しない根拠や,その問題を否定する根拠を提示したりします。具体的に言えば,「本研究には○○という方法論的問題があると考えられるかもしれない。しかし,本研究結果は○○であり(あるいは,先行研究は○○であることを実証しており),本研究ではそのような問題が生じる可能性は低い」というような内容です。このような段落を設けることで,「仮説を検証した研究方法が妥当であるかどうかを,著者はさまざまな視点から検証している」という印象を読み手に抱かせることができます。

② 考察(第四段落):学生たちは、この講義を学習することによって、「考察(第四段落)」の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。
第四部では,研究の発見を一般化したとき,その発見にどのような意義があり,その発見によってどのような貢献ができるのか,投稿する雑誌に合わせて説明します。その際,研究の発見は限定的な条件下で限定的な人を対象にしたものであるため,そのような限定された発見を一般化できる根拠と証拠を提示します。過剰な一般化は研究成果の信頼性を低下させます。あなたの発見に基づいて,今後の展開や展望などを書く場合もあります。たとえば,どのような研究をすれば,あなたの結論をより頑強なものにできるのか,あなたの結論を一般化できるのかということです。

③ リミテーションズ:学生たちは、この講義を学習することによって、「リミテーションズ」の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。
すべての研究には限界があります。そのことはすべての研究者が知っている事実です。あなたがあなたの研究の限界を書かなくとも,あなたの研究を専門分野としている研究者ならば,あなたが書いた論文にどのような限界があるのか理解できます。つまり,リミテーションズは読み手が理解していることを書くことになります。それでも,限界は書かなければなりません。科学の世界では,科学的発見が歪められて伝わることを避けることが求められており,リミテーションズは,研究の発見が歪められたり,誤解されたりすることを防ぐ文章だからです。

キーワード ① 考察 ② 考察中だるみ ③ 資料 ④ ルール ⑤ テキスト
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習に関して
 学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。第5回目の講義からは、実際の論文の書き方について説明しました。第5回目の講義では、「タイトル」「アブストラクト」「序論」について説明しましした。第6回目の講義では、「方法」「結果」「考察」の書き方について学びました。
今回の第8回の講義では、学生たちは、考察に関してより深く、「第三段落」「第四段落」「リミテーションズ」という書き方を身に付けなければなりません。そのため、学生たちは、それぞれを10分間、意識し、実際に、架空の論文(文章)を書く努力をしなければなりません。
予習に関して
 予習に関してですが、学生たちは、第9回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要があります。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要があります。 

9 論文の書き方:論文執筆のルール5 科目の中での位置付け  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。
 第5回目の講義からは、実際の論文の書き方(ルール)について説明しています。ここでいう論文とは、科学論文のことです。科学論文は、テクニカルライティングに基づいて書かれます。それゆえ、学生たちは、初回の講義内容と第2回目の講義内容を十分に理解しておく必要があります。今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、まさに、心理学の論文の書き方に位置付けられます。しかし、その書き方は心理学だけにとどまらず、科学全般に共通しています。また、今回の講義で学習するこの基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。
 今回の第9回講義では、「論文の書き方:論文執筆のルール5」として、「コンクルージョンズ」「引用文献」「補足資料」について、より具体的に説明します。

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
Kato T. The mediating role of experiential avoidance in the relationship between rumination and depression. Current Psychology. Published Online: 4 Sep 2023.
Kato T. Effects of sexual imagination, relationship experience, and personal infidelity experiences on gender differences in responses to partners’ infidelity. Psychology and Sexuality. Published online: 21 Sep 2023. doi: 10.1080/19419899.2023.2262469
Kato T. Effect of coping flexibility on life satisfaction of college students: a longitudinal study. Applied Research in Quality of Life. 2023, 18, 2981-2991. doi: 10.1007/s11482-023-10215-7
Kato T. Moderating effect of coping flexibility over waiting patiently as a coping strategy for interpersonal stressors and depressive symptoms. Journal of American College Health. Published online: 26 Jul 2022. doi: 10.1080/07448481.2022.2101892
Kato T. Moderation effects of coping flexibility on the association between depressive symptoms and suicidal risk. Crisis: The Journal of Crisis Intervention and Suicide Prevention. 2022, 43: 398-403. doi: 10.1027/0227-5910/a000800 (IF = 3.887, CI=0)
Kato T. Effect of relationship status on response times to sexual and romantic stimuli among Japanese undergraduates in a memory task. Archives of Sexual Behavior. 2022, 51: 601-610. doi: 10.1007/s10508-021-02149-8
Kato T. Gender differences in response to infidelity types and rival attractiveness. Sexual and Relationship Therapy. 2021, 36: 368-384. doi: 10.1080/14681994.2019.1639657
Kato T, Kadota, M, Shimoda S. Effects of coping flexibility in young women on depressive symptoms during chronic pain. Behavioral Medicine. 2021, 47: 185-193. doi: 10.1080/08964289.2019.1708250
Kato T. Effects of waiting patiently as coping strategy for an interpersonal stressor on depressive symptoms. Anxiety, Stress, and Coping. 2020, 34: 51-65. doi: 10.1080/10615806.2020.1795139
Kato T. Effects of coping flexibility on cardiovascular reactivity to task difficulty. Journal of Psychosomatic Research. 2017, 95: 1-6.
Kato T. Effects of flexibility in coping with menstrual pain on depressive symptoms. Pain Practice. 2017, 17: 70-77.
Kato T. Relationship between coping flexibility and the risk of depression in Indian adults. Asian Journal of Psychiatry. 2016, 24: 130-134.
Kato T. Effects of partner forgiveness on romantic break-ups in dating relationships: A longitudinal study. Personality and Individual Differences. 2016, 95: 185-189.
Kato T. Psychological inflexibility and depressive symptoms among Asian English speakers: A study on Indian, Philippine, and Singaporean samples. Psychiatry Research. 2016, 238: 1-
Kato T. Coping with workplace interpersonal stress among Japanese employees. Stress and Health. 2015, 31: 411-418.
Kato T. Testing of the coping flexibility hypothesis based on the dual-process theory: Relationships between coping flexibility and depressive symptoms. Psychiatry Research. 2015, 230: 137-142.
Kato T. Effects of flexibility in coping with chronic headaches on depressive symptoms. International Journal of Behavioral Medicine. 2015, 22: 506-511.
Kato T. A reconsideration of sex differences in response to sexual and emotional infidelity. Archives of Sexual Behavior. 2014, 43: 1281-1288.
Kato T. Development of the Sleep Quality Questionnaire in healthy adults. Journal of Health Psychology. 2014, 19: 977-986.
Kato T. Insomnia symptoms, depressive symptoms, and suicide ideation in Japanese white-collar employees. International Journal of Behavioral Medicine. 2014, 21: 506-510.
Kato T. Assessing coping with interpersonal stress: Development and Validation of the Interpersonal Stress Coping Scale in Japan. International Perspectives in Psychology: Research, Practice, and Consultation. 2013, 2: 100-115.
Kato T. Development of the Coping Flexibility Scale: Evidence for the coping flexibility hypothesis. Journal of Counseling Psychology. 2012. 59: 262-273.
コマ主題細目 ① コンクルージョンズ ② 引用文献 ③ 補足資料
細目レベル ① コンクルージョンズ:学生たちは、この講義を学習することによって、「コンクルージョンズ」の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。
最終段落は,論文で明らかになったこと,あなたが主張したいことを書きます。コンクルージョンズは,仮説が支持されたことを繰り返す場ではありません。考察のまとめでもありません。「仮説が支持されたことがどのような意味をもつのか」「主要な結果によってどのような主張ができるのか」などについて説明します。しかし,コンクルージョンズの内容は結果に基づいたもの(考察での議論によって導かれたもの)でなければなりません。

② 引用文献:学生たちは、この講義を学習することによって、「引用文献」の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。
引用文献は雑誌が定めた引用スタイルに従って記述します。それゆえ,引用スタイルに注目しがちです(後述する「引用スタイルはどうするのか」(テキスト教材の87 頁)を参照すること)。しかし,引用文献で注目すべきことはどの論文を引用するかです。なぜなら,引用文献はあなたの論旨の根拠であり,あなたの論旨がどの程度信頼できるかは,あなたの根拠(引用文献)がどの程度信用できるかに依存しているからです。そのため,査読者は最適な文献を引用しているかどうかに目を光らせています。

③ 補足資料:学生たちは、この講義を学習することによって、「補足資料」の書き方について、自分自身の言葉で、500字程度で説明できるようにならなければなりません。
補足資料は雑誌の印刷紙面上には記載されないが,web 上で閲覧できる情報です。補足資料を本文に記載した発見の根拠に用いることはできません。本文で記載した発見の根拠にする場合は,本文中で図表として提示します。掲載可能な補足資料の情報を限定している出版社や雑誌もありますが,通常はローデータ,プログラム,あらゆる分析結果,実験材料,実験手続きの資料・映像などを加えることができます。将来的には,研究の透明性のためにローデータの提示は必須になるでしょう。補足資料はほぼすべての雑誌で加えることができます。

キーワード ① 考察の「結論」 ② 主張 ③ コピペ ④ 意味 ⑤ 伝えること
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習に関して
 学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。第5回目の講義からは、実際の論文の書き方について説明しました。第5回目の講義では、「タイトル」「アブストラクト」「序論」について説明しましした。第6回目の講義では、「方法」「結果」「考察」の書き方について学びました。
今回の第9回の講義では、学生たちは、考察に関してより深く、「コンクルージョンズ」「引用文献」「補足資料」という書き方を身に付けなければなりません。そのため、学生たちは、それぞれを10分間、意識し、実際に、架空の論文(文章)を書く努力をしなければなりません。
予習に関して
 予習に関してですが、学生たちは、第10回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要があります。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要があります。 

10 論文の書き方:論文執筆のルール6 科目の中での位置付け  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。
 第5回目の講義からは、実際の論文の書き方(ルール)について説明しています。ここでいう論文とは、科学論文のことです。科学論文は、テクニカルライティングに基づいて書かれます。それゆえ、学生たちは、初回の講義内容と第2回目の講義内容を十分に理解しておく必要があります。今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、まさに、心理学の論文の書き方に位置付けられます。しかし、その書き方は心理学だけにとどまらず、科学全般に共通しています。また、今回の講義で学習するこの基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。
 今回の第10回講義では、「論文の書き方:論文執筆のルール6」として、「マニュアル詳細」「論文執筆マニュアル」「ルールは正しいわけではない」について、より具体的に説明します。これらは、書き方を学ぶのではなく、このような内容を理解することが目的です。

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
Kato T. The mediating role of experiential avoidance in the relationship between rumination and depression. Current Psychology. Published Online: 4 Sep 2023.
Kato T. Effects of sexual imagination, relationship experience, and personal infidelity experiences on gender differences in responses to partners’ infidelity. Psychology and Sexuality. Published online: 21 Sep 2023. doi: 10.1080/19419899.2023.2262469
Kato T. Effect of coping flexibility on life satisfaction of college students: a longitudinal study. Applied Research in Quality of Life. 2023, 18, 2981-2991. doi: 10.1007/s11482-023-10215-7
Kato T. Moderating effect of coping flexibility over waiting patiently as a coping strategy for interpersonal stressors and depressive symptoms. Journal of American College Health. Published online: 26 Jul 2022. doi: 10.1080/07448481.2022.2101892
Kato T. Moderation effects of coping flexibility on the association between depressive symptoms and suicidal risk. Crisis: The Journal of Crisis Intervention and Suicide Prevention. 2022, 43: 398-403. doi: 10.1027/0227-5910/a000800 (IF = 3.887, CI=0)
Kato T. Effect of relationship status on response times to sexual and romantic stimuli among Japanese undergraduates in a memory task. Archives of Sexual Behavior. 2022, 51: 601-610. doi: 10.1007/s10508-021-02149-8
Kato T. Gender differences in response to infidelity types and rival attractiveness. Sexual and Relationship Therapy. 2021, 36: 368-384. doi: 10.1080/14681994.2019.1639657
Kato T, Kadota, M, Shimoda S. Effects of coping flexibility in young women on depressive symptoms during chronic pain. Behavioral Medicine. 2021, 47: 185-193. doi: 10.1080/08964289.2019.1708250
Kato T. Effects of waiting patiently as coping strategy for an interpersonal stressor on depressive symptoms. Anxiety, Stress, and Coping. 2020, 34: 51-65. doi: 10.1080/10615806.2020.1795139
Kato T. Effects of coping flexibility on cardiovascular reactivity to task difficulty. Journal of Psychosomatic Research. 2017, 95: 1-6.
Kato T. Effects of flexibility in coping with menstrual pain on depressive symptoms. Pain Practice. 2017, 17: 70-77.
Kato T. Relationship between coping flexibility and the risk of depression in Indian adults. Asian Journal of Psychiatry. 2016, 24: 130-134.
Kato T. Effects of partner forgiveness on romantic break-ups in dating relationships: A longitudinal study. Personality and Individual Differences. 2016, 95: 185-189.
Kato T. Psychological inflexibility and depressive symptoms among Asian English speakers: A study on Indian, Philippine, and Singaporean samples. Psychiatry Research. 2016, 238: 1-
Kato T. Coping with workplace interpersonal stress among Japanese employees. Stress and Health. 2015, 31: 411-418.
Kato T. Testing of the coping flexibility hypothesis based on the dual-process theory: Relationships between coping flexibility and depressive symptoms. Psychiatry Research. 2015, 230: 137-142.
Kato T. Effects of flexibility in coping with chronic headaches on depressive symptoms. International Journal of Behavioral Medicine. 2015, 22: 506-511.
Kato T. A reconsideration of sex differences in response to sexual and emotional infidelity. Archives of Sexual Behavior. 2014, 43: 1281-1288.
Kato T. Development of the Sleep Quality Questionnaire in healthy adults. Journal of Health Psychology. 2014, 19: 977-986.
Kato T. Insomnia symptoms, depressive symptoms, and suicide ideation in Japanese white-collar employees. International Journal of Behavioral Medicine. 2014, 21: 506-510.
Kato T. Assessing coping with interpersonal stress: Development and Validation of the Interpersonal Stress Coping Scale in Japan. International Perspectives in Psychology: Research, Practice, and Consultation. 2013, 2: 100-115.
Kato T. Development of the Coping Flexibility Scale: Evidence for the coping flexibility hypothesis. Journal of Counseling Psychology. 2012. 59: 262-273.
コマ主題細目 ① 論文執筆マニュアル ② マニュアル詳細 ③ ルールは正しいわけではない
細目レベル ① 論文執筆マニュアル:学生たちは、この講義を学習することによって、「論文執筆マニュアル」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。
いくつかの学会などから,論文執筆に関する具体的で詳細なマニュアルが出版されています。それらはおおむね数百頁に及びます。そのようなマニュアルを聖書のように扱っている者もいます。しかし,すべてを熟読するためには時間がかかります。その時間があれば,研究を進めることができます。それゆえ,多くの人は重要な箇所だけ熟読します。私見ですが,テクニカル・ライティングと論文の書き方を習得しているならば,マニュアルは必要になったときに,必要になった箇所を読めばよいと思います。時間があれば読むに越したことはありませんが。

② マニュアル詳細:学生たちは、この講義を学習することによって、「マニュアル詳細」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。
代表的なマニュアルに,AMA*(米国医師会)が出版しているAMA スタイルマニュアル,APA(米国心理学会)が出版しているAPA 論文作成マニュアル,CSE*(科学編集者評議会)が出版しているScientific Style and Format,シカゴ大学出版局が出版しているシカゴ・マニュアルがあります。あなたの専門分野に関連するマニュアルを読めば十分です。
学生たちのばあいには、自分が所属している大学の学部の卒業論文の執筆要綱が重要になります。我々の場合ですと、人間環境大学、総合心理学部の卒論執筆要綱が、それに該当します。

③ ルールは正しいわけではない:学生たちは、この講義を学習することによって、「ルールは正しいわけではない」について、自分自身の言葉で、400字程度で説明できるようにならなければなりません。
ルールには絶対に従わなければなりません。しかし,そのルールが正しいとは限りません。投稿規程も同じです。投稿規程はルールであり,投稿規程には従わなければなりません。しかし,投稿規程が正しいわけではありません。投稿規程は雑誌や出版社によって違います。狭いローカル・ルールを学ぶ必要がないとは言いませんが,国際的なルールを学ぶ必要はあります。狭い研究分野でしか活動できない者は,「必ずしも投稿規程が正しいわけではないこと」を理解していません。

キーワード ① 論文執筆マニュアル ② APA ③ CSE ④ 卒業論文 ⑤ 総合心理学部執筆要綱
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習に関して
 学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。第5回目の講義からは、実際の論文の書き方について説明しました。第5回目の講義では、「タイトル」「アブストラクト」「序論」について説明しましした。第6回目の講義では、「方法」「結果」「考察」の書き方について学びました。
今回の第10回の講義では、学生たちは、考察に関してより深く、「マニュアル詳細」「論文執筆マニュアル」「ルールは正しいわけではない」という書き方を身に付けなければなりません。そのため、学生たちは、それぞれを10分間、意識し、それらのルールに沿って、実際に、架空の論文(文章)を書く努力をしなければなりません。
予習に関して
 予習に関してですが、学生たちは、第11回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要があります。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要があります。 

11 執筆時の具体的な問題1 科目の中での位置付け  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。
 第5回目の講義から第10回の講義では、実際の論文の書き方(ルール)について説明しています。ここでいう論文とは、科学論文のことです。科学論文は、テクニカルライティングに基づいて書かれます。それゆえ、学生たちは、初回の講義内容と第2回目の講義内容を十分に理解しておく必要があります。今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、まさに、心理学の論文の書き方に位置付けられます。しかし、その書き方は心理学だけにとどまらず、科学全般に共通しています。また、今回の講義で学習するこの基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。
 今回の第11回講義では、「論文執筆時の具体的な疑問」として、「引用スタイル」「いつ論文を書き始めればよいか」「やめたほうがよい書き方」について、具体的に説明します。これらは、書き方を学ぶのではなく、このような内容を理解することが目的です。

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
コマ主題細目 ① 引用スタイル ② いつ論文を書き始めればよいか ③ やめたほうがよい書き方
細目レベル ① 「引用スタイル」:学生たちは、この講義を学習することによって、「引用スタイル」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。
論文はWord を用いて書く方法が一般的ですが,Word のページ設定はどうすればよいのでしょうか(Word 以外はLaTeX が一般的です)。Word の設定は雑誌によって違いますが,もっとも汎用性の高い設定をしたフォーマットを作成しておき,執筆時にそのフォーマットを使用するとよいでしょう。可能ならば,米国の研究者に設定してもらったWord ファイルを送ってもらうことを勧めます。私が論文を投稿したときに,日本で作成したWord ファイルの設定が雑誌の規格に合わず,出版社と何度かやりとりをした経験がありま
す。

② 「いつ論文を書き始めればよいか」学生たちは、この講義を学習することによって、「いつ論文を書き始めればよいか」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。
データ収集と分析を終え仮説が支持されていたら,すぐに論文を書き始めましょう。慣れてくれば,データ収集・分析の最中に書き始めてもよいかもしれません。私は仮説が支持されていることを確認してから,書き始めるようにしています。結果が芳しくない場合,徒労に終わることを防ぐためです(本来は否定的な結果でも公表すべきですが)。また,論文を継続的に出版できるようになれば,研究計画の構想中に序論の構成を含めて論文の書き上がりをイメージできるようになります。

③ 「やめたほうがよい書き方」学生たちは、この講義を学習することによって、「やめたほうがよい書き方」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。
あなたは一気に論文を書き上げようとするかもしれません。しかし,この方法も推奨できません。その理由は努力編の「一気呵成ではなく,コツコツと」(37 頁)を参考にしてください。少しずつ時間をかけて完成させましょう。最初の論文を書き上げるために半年程度の時間がかかっても仕方がありません。論文を書き上げるまでのスピードは徐々に上がり,ある時期を境にかなり速くなります。それまでは,論文完成の見通しが立たないかもしれませんが,ひたすら書くしかありません。

キーワード ① 論文執筆マニュアル ② 引用スタイル ③ APA ④ 卒業論文 ⑤ 総合心理学部執筆要綱
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習に関して
 学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。第5回目の講義からは、実際の論文の書き方について説明しました。第5回目の講義では、「タイトル」「アブストラクト」「序論」について説明しましした。第6回目の講義では、「方法」「結果」「考察」の書き方について学びました。
今回の第11回の講義では、学生たちは、実際に論文を書く際に気をつけなければならない点(「論文執筆時の具体的な疑問」)として、「引用スタイル」「いつ論文を書き始めればよいか」「やめたほうがよい書き方」んついて説明しました。学生たちは、これらの点について、十分理解しなければなりません。そのため、学生たちは、それぞれを10分間、意識し、それらのルールに沿って、実際に、架空の論文(文章)を書く努力をしなければなりません。
予習に関して
 予習に関してですが、学生たちは、第12回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要があります。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要があります。 

12 英文を書く方法 科目の中での位置付け  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。
 第5回目の講義から第10回の講義では、実際の論文の書き方(ルール)について説明しています。ここでいう論文とは、科学論文のことです。科学論文は、テクニカルライティングに基づいて書かれます。それゆえ、学生たちは、初回の講義内容と第2回目の講義内容を十分に理解しておく必要があります。今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、まさに、心理学の論文の書き方に位置付けられます。しかし、その書き方は心理学だけにとどまらず、科学全般に共通しています。また、今回の講義で学習するこの基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。第11回講義では、「論文執筆時の具体的な疑問」について、具体的に説明しました。
 今回の第12回講義では、「英文を書く方法」として、特に「英文コーパス」「英語ノート」「英語と日本語交じりで」に焦点を当て、英文を書く方法について具体的に説明します。今回は、書き方(英語が書けるようになること)を学ぶのではなく、このような内容を理解することが目的です。


テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
コマ主題細目 ① 英文コーパス ② 英語ノート ③ 英語と日本語交じりで
細目レベル ① 「英文コーパス」:学生たちは、この講義を学習することによって、「英文コーパス」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。
英文は英文コーパスを利用すると書きやすくなります。英文コーパスとは英文例を大量に集めたデータベースのことです。英文検索エンジンとも呼ばれています。たとえば,英文コーパスに“indicate”という動詞を入力すると,“indicate”を使用した英文が出力されます。その例文を読めば“indicate”の使い方がわかり,“indicate”という単語を使用した英文を作りやすくなります。また,具体的なセンテンスの一部をコーパスに入力すれば,その表現方法が正しいかどうかを調べることもできます。たとえば,“indicate”と似た動詞に“suggest”という動詞があります。“we suggest”を入力すると,多くの文例が出てきますが,“we indicate”を入力すると文例がまったく見つかりません。この場合,“we indicate”ではなく,“we suggest”を使用したほうがよさそうだと推測できます。

② 「英語ノート」:学生たちは、この講義を学習することによって、「英語ノート」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。
私の英語ノートはWord で作成しており,本書の執筆時には325 頁になっていました。私の英語ノートには「英単語」「英単語に対する私なりの日本語訳」「例文」などを書きこんでいます。例文は,私の専門分野の論文で実際に使用されていた文章をコピペしています。たとえば,「指摘する」という動詞を英語で表現したかったとします。その場合,Word の検索機能を利用して「指摘する」という動詞を検索します。そして,「指摘する」という動詞に対応する英単語のなかから,もっとも適切な英単語を選択します。

③ 「英語と日本語交じりで」:学生たちは、この講義を学習することによって、「英語と日本語交じりで」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。
初めて英語で論文を書く場合には,日本語で論文を書き上げたのち,それを英語に訳してもよいかもしれません。慣れてきたら,英語交じりの文章,あるいは日本語交じりの英語を書くようになります。そのほうが書きやすいからです。マテメソとリザルツの執筆は,比較的早い段階で日本語を使わなくてすむようになります。ただし,序論だけは日本語で構成を固めてから,英語交じりで書き始めることを勧めします。その際,日本語で書いた構成を残しておきます。英語で書き始めると,あとから文章構成を理解するのに一苦労するからです。「自分で書いた文章だから容易に理解できる」と思うかもしれません。しかし,自分が書いた文章だからこそ,わかりにくいのです。

キーワード ① 英文コーパス ② Google ③ 英語ノート ④ 書く ⑤ 語学力
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習に関して
 学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。第5回目の講義からは、実際の論文の書き方について説明しました。第5回目の講義では、「タイトル」「アブストラクト」「序論」について説明しましした。第6回目の講義では、「方法」「結果」「考察」の書き方について学びました。第7回から第10回目までの講義では、「考察」について、より深く学びました。第11回の講義では、学生たちは、実際に論文を書く際に気をつけなければならない点について学習しました。
今回の第12回の講義では、学生たちは、実際に論文を書く、ここでは英文で論文を書くという点について、具体的書き方、「英文コーパス」「英語ノート」「英語と日本語交じりで」について説明しました。学生たちは、これらの点について、十分理解しなければなりません。そのため、学生たちは、それぞれを10分間、意識し、それらのルールに沿って、実際に、架空の論文(文章)を書く努力をしなければなりません。
予習に関して
 予習に関してですが、学生たちは、第13回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要があります。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要があります。 

13 文献収集と文献管理 科目の中での位置付け  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。
 第5回目の講義から第10回の講義では、実際の論文の書き方(ルール)について説明しています。ここでいう論文とは、科学論文のことです。科学論文は、テクニカルライティングに基づいて書かれます。それゆえ、学生たちは、初回の講義内容と第2回目の講義内容を十分に理解しておく必要があります。今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、まさに、心理学の論文の書き方に位置付けられます。しかし、その書き方は心理学だけにとどまらず、科学全般に共通しています。また、今回の講義で学習するこの基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。第11回講義では、「論文執筆時の具体的な疑問」について説明しました。第12回の講義では、「英文を書く方法」について説明しました。
 今回の第13回講義では、「文献収集と文献管理」として、特に「文献収集と文献管理の必要性」「雑誌リストを作る」「階層的に管理する」に焦点を当て、英文を書く方法について具体的に説明します。今回は、書き方を学ぶのではなく、論文を書くために、文献を収集し、文献を管理するための講義です。

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
コマ主題細目 ① 文献収集と文献管理(必要性) ② 雑誌リストを作る ③ 階層的に管理する
細目レベル ① 文献収集と文献管理(必要性):学生たちは、この講義を学習することによって、「文献収集と文献管理の必要性」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。
文献収集は日常的に行います。日常的に文献収集をしていれば,論文を書くために新たに文献を探さなくてもすみます。文献収集の際には,「専門分野の論文」だけでなく,「引用する可能性のある論文」と「知識を深める論文」なども集めるようにします。
「専門分野の論文」はあなたの専門分野(投稿する可能性のある論文)と直接関係のある文献のことです。「自分の専門分野に関して知らない研究はない」という意気込みで文献を収集します。さらに,あなたが拠り所としている理論やモデル,あなたの仮説に反する論文も収集します。

② 雑誌リストを作る:学生たちは、この講義を学習することによって、「雑誌リストを作る」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。
よく知られている文献収集の方法はPubMedパブメド などのデータベースを用いて関連論文を探す方法です。この方法を用いれば,キーワードを入力することでそのキーワードを含む論文を抽出できます。たとえば,“explosion”“hikiNEET”“jailbait”などのキーワードを入力すると,それらのキーワードを含んでいる論文が収集できます。しかし,私はこの方法をほとんど用いません。この方法ではキーワードに引っかかる「専門分野の論文」しか抽出できないからです。キーワードに引っかからない「専門分野の論文」や,「引用する可能性のある論文」と「知識を深める論文」は抽出できません。

③ 階層的に管理する:学生たちは、この講義を学習することによって、「階層的に管理する」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。
読んだ論文はデータベース化します。EndNote を利用する方法が一般的です。しかし,私はMicrosoft Access を用いています。Access にはタイトル,著者(第一著者から第六著者までと最終著者),雑誌名(省略系でない正確な名称),巻号,ノンブル(ページ数あるいは論文番号),DOI を記入しています(これだけの情報を記載していれば,ほぼすべての投稿規程に対応できます)。論文をデータベース化する際に注意することは,論文の要約やメモなどを付けないことです。要約やメモを付けることによって,文献を管理するために時間がかかり,やがて文献管理を放棄してしまうからです。

キーワード ① 文献 ② 文献管理 ③ 文献収集 ④ 文献を探す ⑤ 階層的探索
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習に関して
 学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。第5回目の講義からは、実際の論文の書き方について説明しました。第5回目の講義では、「タイトル」「アブストラクト」「序論」について説明しましした。第6回目の講義では、「方法」「結果」「考察」の書き方について学びました。第7回から第10回目までの講義では、「考察」について、より深く学びました。第11回の講義では、学生たちは、実際に論文を書く際に気をつけなければならない点について学習しました。第12回の講義では、英文で論文を書くという点について説明しました。
 今回の第13回目の講義では、文献収集と文献管理について説明しました。学生たちは、これらの点について、十分理解しなければなりません。そして、実際に、文献を収集し、文献を管理することができる能力・スキルを獲得しなければなりません。そのようなスキルを習得するように、復習すること。
予習に関して
 予習に関してですが、学生たちは、第14回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要があります。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要があります。 

14 倫理1:研究活動の不正 科目の中での位置付け  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。
 第5回目の講義から第10回の講義では、実際の論文の書き方(ルール)について説明しています。ここでいう論文とは、科学論文のことです。科学論文は、テクニカルライティングに基づいて書かれます。それゆえ、学生たちは、初回の講義内容と第2回目の講義内容を十分に理解しておく必要があります。今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、まさに、心理学の論文の書き方に位置付けられます。しかし、その書き方は心理学だけにとどまらず、科学全般に共通しています。また、今回の講義で学習するこの基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。第11回講義では、「論文執筆時の具体的な疑問」について説明しました。第12回の講義では、「英文を書く方法」について説明しました。第13回の講義では、「文献収集と文献管理」について説明しました。
 今回と次回の講義では、倫理に関する講義を行います。その中で、今回の第14回講義では、「倫理1:研究活動の不正」として、特に「剽窃と引用」「改ざん」「ねつ造」に焦点を当て、英文を書く方法について具体的に説明します。今回は、書き方を学ぶのではなく、論文を書くための準備であり、倫理に関する講義です。

文部科学省 研究活動の不正行為等の定義
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu12/houkoku/attach/1334660.htm

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
コマ主題細目 ① 剽窃と引用 ② 改ざん ③ ねつ造
細目レベル ① 剽窃と引用:学生たちは、この講義を学習することによって、「剽窃と引用」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。それだけではありません。学生は、これらの行為を決して行ってはいけないことを学習しなければなりません。
剽窃とは発見やデータ,アイディア,分析手法,研究手続き,文章や図表などを適切な引用をすることなく流用することです。引用符さえつければ,剽窃ではないと思い込んでいる者がいます。つまり,「引用符をつければあらゆるコピペが許される」と思っているかもしれません。しかし,それは誤った認識です。人文社会科学系の一部を除いて,論文では引用符によるコピペは原則禁止です。たとえ引用符によってコピペをする場合であっても,厳しい制約があります。

② 改ざん:学生たちは、この講義を学習することによって、「改ざん」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。それだけではありません。学生は、これらの行為を決して行ってはいけないことを学習しなければなりません。
改ざんは,得られたデータや研究成果に手を加え,真の値とは異なる値を報告する行為です。文部科学省の定義では、「研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、データ、研究活動によって得られた結果等を真正でないものに加工すること。」のことです。(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu12/houkoku/attach/1334660.htm)。そして、文部科学省では、「研究活動の不正行為等の定義」の中で、ねつ造、改ざん、盗用(剽窃)を、不正行為だと定義しています。さらに、文部科学省では、「「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(平成26年8月26日文部科学大臣決定)(以下「ガイドライン」という。)では、特定不正行為(捏造、改ざん、盗用)が行われたと確認された事案について、その概要及び研究・配分機関における対応などを一覧化して公開することとしています」と記載しています。(https://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/fusei/1360483.htm)

③ ねつ造:学生たちは、この講義を学習することによって、「ねつ造」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。それだけではありません。学生は、これらの行為を決して行ってはいけないことを学習しなければなりません。
ねつ造は存在しないデータや成果を報告する行為です。文部科学省の定義では、「存在しないデータ、研究結果等を作成すること。」です(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu12/houkoku/attach/1334660.htm)。そして、文部科学省では、「研究活動の不正行為等の定義」の中で、ねつ造、改ざん、盗用(剽窃)を、不正行為だと定義しています。さらに、文部科学省では、「「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(平成26年8月26日文部科学大臣決定)(以下「ガイドライン」という。)では、特定不正行為(捏造、改ざん、盗用)が行われたと確認された事案について、その概要及び研究・配分機関における対応などを一覧化して公開することとしています」と記載しています。(https://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/fusei/1360483.htm)

キーワード ① 剽窃検出ソフト ② 剽窃 ③ 引用 ④ 改ざん ⑤ ねつ造
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習に関して
 学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。第5回目の講義からは、実際の論文の書き方について説明しました。第5回目の講義では、「タイトル」「アブストラクト」「序論」について説明しましした。第6回目の講義では、「方法」「結果」「考察」の書き方について学びました。第7回から第10回目までの講義では、「考察」について、より深く学びました。第11回の講義では、学生たちは、実際に論文を書く際に気をつけなければならない点について学習しました。第12回の講義では、英文で論文を書くという点について説明しました。第13回目の講義では、文献収集と文献管理について説明しました。
 今回の講義である第14回の講義では、倫理について話をしました。学生たちは、「剽窃と引用」「改ざん」「ねつ造」について、十分理解しなければなりません。そして、実際に、研究をし、論文を書く際には、こうした行為をしてはいけないことを強い意識する必要があります。それが、復習です。
予習に関して
 予習に関してですが、学生たちは、第15回講義行う内容に関して、テキスト教材を用いて、事前に自学しておく必要があります。予習の程度は、私が講義で話をする内容が十分に理解できる程度に予習する必要があります。 

15 倫理2:不適切行為 科目の中での位置付け  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。
 第5回目の講義から第10回の講義では、実際の論文の書き方(ルール)について説明しています。ここでいう論文とは、科学論文のことです。科学論文は、テクニカルライティングに基づいて書かれます。それゆえ、学生たちは、初回の講義内容と第2回目の講義内容を十分に理解しておく必要があります。今回の講義は、「心理学テクニカルライティング」という科目全体からみると、まさに、心理学の論文の書き方に位置付けられます。しかし、その書き方は心理学だけにとどまらず、科学全般に共通しています。また、今回の講義で学習するこの基本は、心理学の文章・レポート・論文・卒業論文に限らず、あらゆる文章に共通しているという点です。第11回講義では、「論文執筆時の具体的な疑問」について説明しました。第12回の講義では、「英文を書く方法」について説明しました。第13回の講義では、「文献収集と文献管理」について説明しました。
 前回と今回の講義では、倫理に関する講義を行います。その中で、第14回講義では、「倫理1:研究活動の不正」として、特に「剽窃と引用」「改ざん」「ねつ造」に焦点を当て、英文を書く方法について具体的に説明しました。今回の第15回目の講義では、「倫理2:不適切行為」として、「研究参加者の権利」「利益相反」「二重投稿とサラミ」に焦点を当てて説明します。今回の講義では、書き方を学ぶのではなく、論文を書くための準備であり、倫理に関する講義です。今回の第15回名の講義で説明する倫理事項は不正行為と認定されていませんが,限りなく不正行為に近い行為であり,「不適切行為」あるいは「疑わしい研究行為」といわれています。しかし近い将来,これらの行為は,ねつ造,改ざん,剽窃に加え,不正行為に含まれるかもしれません。

テキスト教材
加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか
ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
コマ主題細目 ① 研究参加者の権利 ② 利益相反 ③ 二重投稿とサラミ
細目レベル ① 研究参加者の権利:学生たちは、この講義を学習することによって、「研究参加者の権利」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。それだけではありません。学生は、これらの行為を決して行ってはいけないことを学習しなければなりません。
研究参加者の権利は,ヘルシンキ宣言をはじめ,さまざまな倫理規程に記載されています。ヘルシンキ宣言では,ヒトを対象にした研究を行う場合,研究参加者からインフォームド・コンセント(説明を受けたうえでの同意)を得ることを義務づけています。インフォームド・コンセントは,口頭ではなく書面による説明と同意が必要です。書面による同意を得ることができない場合には,第三者による立会人のもと,同意を得たことを記録しなければなりません。研究参加者が記載内容を十分に理解できない場合には,法的権利を有する代理人からインフォームド・コンセントを得る必要があります。

② 利益相反とは研究の計画・実施・執筆に影響を与える可能性のあるあらゆる利害関係のことです。投稿者にはそのような利害関係を開示する義務があります。利害関係は研究に対する助成金や特許権・ライセンス使用料などの金銭的支援だけではありません。雇用関係にある場合もまた利害関係があります。たとえば,あなたが会社の社員であれば,あなたを雇用している会社とあなたとの間には利害関係があるとみなされます。
③ 二重投稿とサラミ:学生たちは、この講義を学習することによって、「二重投稿とサラミ」について、自分自身の言葉で、300字程度で説明できるようにならなければなりません。それだけではありません。学生は、これらの行為を決して行ってはいけないことを学習しなければなりません。
二重投稿(重複投稿)とは,投稿中あるいはすでに出版された論文を別の雑誌に発表する行為です。日本語で書いた論文を英語に翻訳して投稿する行為も二重投稿です。掲載された論文と多くの点で重複している場合も二重投稿とみなされます。
サラミとは同じサンプルをふたつ以上の論文に分けて報告する行為です。たとえば,複数の変数のデータを取り,そのデータをふたつ以上の論文に分けて公表する行為です。

キーワード ① インフォームドコンセント ② 書面での同意 ③ 利益相反 ④ 二重投稿 ⑤ サラミ
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題  学生たちは、第1回の講義で、テクニカルライティングの大枠を理解しました。第2回目の講義では、実際に文章を書く際に、気を付けなければならない、文章に書き方の基礎について学習しました。第3回目の講義では、パラブラフとセンテンスに焦点を当て、文章の書き方について説明しました。第4回の講義ではさらに高度な文章の書き方として、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」について説明しました。第5回目の講義からは、実際の論文の書き方について説明しました。第5回目の講義では、「タイトル」「アブストラクト」「序論」について説明しましした。第6回目の講義では、「方法」「結果」「考察」の書き方について学びました。第7回から第10回目までの講義では、「考察」について、より深く学びました。第11回の講義では、学生たちは、実際に論文を書く際に気をつけなければならない点について学習しました。第12回の講義では、英文で論文を書くという点について説明しました。第13回目の講義では、文献収集と文献管理について説明しました。第14回の講義では、「剽窃と引用」「改ざん」「ねつ造」について、説明しました。
 今回の講義である第15回の講義では、倫理について話をしました。学生たちは、「研究参加者の権利」「利益相反」「二重投稿とサラミ」について、十分理解しなければなりません。そして、実際に、研究をし、論文を書く際には、こうした行為をしてはいけないことを強い意識する必要があります。それが、復習です。
予習に関して
 予習はありません。テスト勉強をしてください。

履修判定指標
履修指標履修指標の水準キーワード配点関連回
テクニカルライティングの概要  学生たちは、テクニカルライティングが、なんであるのか理解していなければなりません。具体的には、テクニカルライティングの意味、そして、なぜ、テクニカルライティングを身に着ける必要性があるのかについてて十分理解しなければなりません。それが、この履修判定指標の最低限の基盤になります。それを踏まえて、学生たちは、テクニカルライティングの基本的なルールについて、十分に理解して、それらを使用して文章を書くスキルを獲得することが、「テクニカルライティングの概要」の履修判定指標です。 テクニカルライティング・ルール 20 1.2
実際の文章の書き方 「テクニカルライティングの概要」(履修水準)を踏まえ、あらゆる一般的な文書を書く方法を獲得する必要があります。それゆえ、「実際の文章の書き方」では、「テクニカルライティングの概要」の履修判定指標を超えている必要があります。「実際の文章の書き方」の履修判定指標に関しては、主に「パラブラフ」と「センテンス」を意識して本文を書くスキルを獲得しているかどうかと、「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」に関して十分理解し、これらを実行して文章を書くことができるかどうかです。 「パラブラフ」と「センテンス」「無用な文章を削除する」「文章の組み立て」「推敲とトレーニング」 20 3.4.
科学論文の書き方  ここでいう論文とは、科学論文のことです。科学論文は、テクニカルライティングに基づいて書かれます。それゆえ、学生たちは、上記の履修判定指標である「テクニカルライティングの概要」と「実際の文章の書き方」を達成していなければなりません。それを踏まえて、科学論文、心理学の論文の書き方に関するさまざまなルールについて理解しなければなりません。すべてを理解することは困難ですので、おおむね80%以上の理解をめざし、70%以上の理解をもって、履修判定指標とします。 序論、方法、結果、考察、科学論文、論文投稿 30 5.6.7.8.9.10
英文の書き方と文献 この履修判定指標では、「論文執筆時の具体的な疑問」「文献収集と文献管理」「英文を書く方法」に関するものです。「論文執筆時の具体的な疑問」では、論文を執筆する際にさまざまな問題が生じますが、それらを解決できるスキルを獲得する必要があります。「文献収集と文献管理」では、実際に論文を書くために必要な活動である「文献を集める方法」と「集めた文献を保管・管理する方法」を理解し、それらを実行するスキルを獲得しているかどうかが問われます。「英文を書く」という履修判定指標では、実際に、英文を書くことができるに越したことはないのですが、英文を書くことが履修判定指標ではなく、英文を書くために必要なスキルを獲得することが履修判定指標です。 「英文コーパス」「文献管理」「文献収集」「英文ノート」 10 11.12.13
論文を書く準備:倫理 研究を行い、実際に論文を書く準備段階・注意事項として、学生たちは、まずは、倫理の問題があるということを理解しなければなりません。「倫理とはどのようなものか」を論文を書くという点に焦点を当て、理解すべきです。具体的には、主に「研究活動の不正」と「不適切行為」の2つの点を十分に理解しなければなりません。前者としては、特に「剽窃と引用」「改ざん」「ねつ造」に焦点を当て、後者としては、特に「研究参加者の権利」「利益相反」「二重投稿とサラミ」に焦点を当て履修の判定基準にいたします。 「剽窃と引用」「改ざん」「ねつ造」「研究参加者の権利」「利益相反」「二重投稿とサラミ」 20 14.15
評価方法 期末試験100%。
評価基準 評語
    学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・ S (100~90点)
    学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・ A (89~80点)
    学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・ B (79~70点)
    学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・ C (69~60点)
    学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・ D (60点未満)
教科書 テキスト教材 加藤司 なぜあなたは国際誌に論文を掲載できないのか ナカニシヤ出版 2,970円(税込)
参考文献 その都度、指摘する。原則必要な資料は配布する。
実験・実習・教材費 特にありません。