区分 公認心理師関連科目
ディプロマ・ポリシーとの関係
SDGs力 科学コミュニケーション力 研究力
カリキュラム・ポリシーとの関係
教養 応用力 実践力
科目間連携 総合心理力
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
この科目は公認心理師関連科目であり、基盤専門科目「発達心理学」および「臨床心理学概論」、公認心理師関連科目「人体の構造と機能及び疾病」を受け、身体障害、神経発達症群および精神障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識の理解を深めます。発達障害児が増加し、発達早期からの支援の有効性が報告されており、早期診断および発達早期からの支援の必要性が高まっています。障害特性によっては社会適応が難しく、社会的自立の困難さもあります。そこで、障害者・障害児における心理社会的課題についての理解を深め、それぞれの障害特性に応じた支援についても検討していきます。この科目を受講することにより、「福祉心理学」、「心理的アセスメント」、「心理演習」の理解を促進し、「心理実習」がより実りある体験となることを期待します。
科目の目的
公認心理師の職域には、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働の5つの領域がありますが、どの領域で公認心理師として仕事をしても、障害のある対象者から相談を受ける可能性があります。そのため、本講義において、障害のある対象者への心理支援を行うにあたり必要な障害者・障害児に関する知識を深めるために、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、それぞれの概要ならびに心理社会的課題と支援について理解することを目的とします。
到達目標
本講義の科目の目的を達成するために、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害の概要および、それぞれの障害における心理社会的課題に関する知識を修得してください。そして、障害者にとって、どのような支援が必要なのか、障害の特徴に応じて考えることができるようになることを目標とします。
科目の概要
この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第1回から第5回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。
科目のキーワード
障害者基本法、障害者総合支援法、国際生活機能分類(ICF)、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、障害受容、合理的配慮
授業の展開方法
この科目では、授業担当教員が準備した教材を使用して授業を進めます。基本的には、教材を中心とした説明を展開しますが、図表などを提示することで理解が深まる場合は、パワーポイント等を使用することがあります。15コマのうちの3コマはまとめのためのコマとし、それまでに学んだ内容を確認し、復習することを目的とします。
担当教員は、児童福祉施設や医療機関、教育機関において心理専門職としての勤務経験があり、その経験に基づいて第1~15回について説明を行います。

オフィス・アワー
※できるだけアポイントを取ってください。
前期:水曜2限・金4限
後期:月曜2・3限

科目コード RG3030
学年・期 2年・前期
科目名 障害者・障害児心理学
単位数 2
授業形態 講義
必修・選択 選択
学習時間 【授業】90分×15 【予習】90分以上×15 【復習】90分以上×15
前提とする科目
展開科目
関連資格 公認心理師
担当教員名 吉本美穂
主題コマシラバス項目内容教材・教具
1 障害者・障害児心理学とは何か 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは、第1回目としてオリエンテーションを行うことにより本講義の全体の流れや進め方、評価方法などをコマシラバスに沿って説明した後、障害者・障害児心理学とは何か、その目的や学ぶ意義を考えます。
細目レベル①
「障害者・障害児心理学」のコマシラバス

細目レベル②
第1回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.11-19.

細目レベル③
第1回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.11-19.
コマ主題細目 ① オリエンテーション ② 障害・障害者の定義 ③ 障害者・障害児心理学が果たす役割
細目レベル ① オリエンテーション:この回は第1回目となるため、カリキュラム全体の中でのこの科目の位置付け、この科目の目的、到達目標、授業の概要などについて、コマシラバスに沿って説明を行います。また、授業の進め方や評価方法などについても説明します。授業の進め方としましては、授業の最初に、前回の授業で実施した小テストの解答について説明をします。そのことによって、前回の授業の振り返りと授業のポイントについての理解の確認を行います。その後、そのコマで予定しているコマ主題細目について、それぞれ概説していきます。最後に、その日の授業の内容に関する小テストを行います。1コマ、1コマの授業におけるポイントを理解し、小テストや振り返りのコマを活用しながら、本科目の学びを深めていただきたいと思います。
② 障害・障害者の定義:障害者・障害児心理学とは、障害者・障害児の心を解明することにあります。障害にはさまざまな種類や程度などがありますが、その様相(メカニズム)は大きく異なり、より複雑で多様な状態にあります。また、周囲の環境からの影響を受けやすく、個と環境との相互作用に注目することが重要になってきます。そこで、障害者・障害児心理学は、障害のある人をより良く理解し、的確な支援方策を明らかにすることを目的としています。
わが国においては、障害および障害者を定義する法律として、障害者基本法、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)、発達障害については発達障害者支援法があります。これらの法律や分類の特徴を把握し、障害、および障害者の定義について学びます。

③ 障害者・障害児心理学が果たす役割:障害者・障害児心理学が果たす役割は、次にあげるように様々な領域にわたっている。幼稚園・保育所・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・大学などの教育分野、児童相談所・児童発達支援センター・放課後等デイサービス・障害児入所施設・発達障害者支援センターなどの福祉分野、病院・クリニック、保健所・保健センターなどの医療・保健分野、家庭裁判所・少年院・少年鑑別所といった司法分野、ハローワーク・障害者職業センター・障害者就業・生活支援センター・障害者職業能力開発校などの産業・労働分野、その他の分野として、ユニバーサルデザイン・バリアフリー・情報アクセスビリティーなどの分野においても心理学的支援が必要とされています。
キーワード ① 障害者基本法 ② 障害者総合支援法 ③ 発達障害者支援法 ④ 障害者 ⑤ 障害児
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である「障害・障害者の定義」、「障害者・障害児心理学が果たす役割」について理解できているかを確認してください。キーワードである「障害者基本法」、「障害者総合支援法」、「発達障害者支援法」、「障害者」、「障害児」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第2回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

2 身体障害の概要 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは、第2回「身体障害の概要」として、身体障害の定義、身体障害の概要、身体障害者・児の状況について学ぶことを目的とします。
細目レベル①
第2回文字教材

身体障害者福祉法

厚生労働省(2002)「国際生活機能分類-国際障害分類改訂版-」(日本語版)
の厚生労働省ホームページ掲載について.
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/08/h0805-1.html

大川弥生 ICF(国際生活機能分類)-「生きることの全体像」についての「共通言語」-. 
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002ksqi-att/2r9852000002kswh.pdf

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.23-36.

細目レベル②
第2回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.23-36.

細目レベル③
第2回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.23-36.
コマ主題細目 ① 身体障害の定義 ② 身体障害の概要 ③ 身体障害者・児の状況
細目レベル ① 身体障害の定義:身体障害者福祉法において、身体障害者とは、「視覚障害」「聴覚又は平衡機能の障害」「音声機能、言語機能又はそしゃく機能の障害」「肢体不自由」「心臓、じん臓又は呼吸器の機能の障害その他政令で定める障害(内部障害ともいう)」がある18歳以上の人で、都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けた人のことです。これらの障害がある場合、その障害名で診断されますが、身体障害者手帳は市区町村の障害担当窓口を通じて申請・交付されます。身体障害者手帳は、その障害の程度によって等級が設定されています。世界保健機関(WHO)が公表した国際障害分類(ICIDH)によって、障害と疾病の区分が明確となり、援助や支援の視点が整理されました。また、Handicapが示されて社会や環境との関連が明確になりました。国際生活機能分類(ICF)はICIDHの改訂版ですが、ICFは障害の分類ではなく、生活機能の分類であることが特徴です。
② 身体障害の概要:「肢体不自由」とは、身体が不自由であったり、手足を思うように動かすことができない状態のことをいいます。肢体とは、「四肢」と「体幹」を意味します。四肢とは肩関節から手指までの上肢と、股関節から足の指までの下肢を指し、体幹とは脊柱を中軸とした上半身と頸部を指します。本コマでは、肢体不自由の分類と心理的特性について概説します。「視覚障害」は視力と視野で定義されます。身体障害者手帳の障害程度等級では、視覚障害は1級から6級までありますが、視覚障害の分類について概説します。「聴覚障害」は聴覚機能の永続的な低下の総称ですが、WHOと身体障害者手帳の障害程度等級表に沿って概説します。「平衡機能障害」は、めまいやふらつきなどの症状があり、身体障害等級表では3級と5級に分類されます。「音声機能の障害」は咽頭周囲における声と発生にかかわる障害であり、「言語機能障害」は咽頭より上部の構音器官における発音にかかわる障害と、音声言語の理解と表出にかかわる障害です。「そしゃく機能の障害」はそしゃく嚥下障害と咬合異常によるそしゃく障害があります。「内部障害」には、心臓機能障害、じん臓機能障害、呼吸器機能障害、ぼうこう又は直腸の機能障害、小腸機能障害、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害、肝臓機能障害があり、それぞれの分類について概説します。
③ 身体障害者・児の状況:1951年に厚生労働省が全国在宅障害児・者実態調査を開始して以降、身体障害者手帳所持者は増加し続けています。障害者の中では、身体障害が最も多く、身体障害の中では肢体不自由の割合が最も高い。身体障害では肢体不自由と内部障害で7割を超えています。また、年齢階級別では20歳以上の成人で約98%を占め、65歳以上の高齢者で70%以上を占めています。そのため、身体障害者・児への心理的支援に携る場合、肢体不自由や内部障害について、また、成人や高齢者の心理についての理解が必要となります。特別支援教育における身体障害に関連する障害種は、視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、病弱・身体虚弱の一部です。これらの障害のある子どもたちは、特別支援学校や特別支援学級に在籍していたり、通級指導教室を利用したり、通常学級に在籍している場合もあります。
キーワード ① 身体障害者福祉法 ② 国際障害分類(ICIDH) ③ 国際生活機能分類(ICF) ④ 肢体不自由 ⑤ 内部障害
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である「身体障害の定義」、「身体障害の概要」、「身体障害者・児の状況」について理解できているかを確認してください。キーワードである「身体障害者福祉法」、「国際障害分類(ICIDH)」、「国際生活機能分類(ICF)」、「肢体不自由」、「内臓障害」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第3回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

3 知的障害の概要 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは、第3回「知的障害の概要」として、我が国の知的障害の定義、国際的な診断基準、知的障害の原因について学ぶことを目的とします。
細目レベル①
第3回文字教材

厚生労働省 知的障害児(者)基礎調査:調査の結果.
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/101-1c.html

細目レベル②
第3回文字教材

厚生労働省(2014)ICDのABC.
https://www.mhlw.go.jp/toukei/sippei/dl/icdabc_h26.pdf

ICD-10
https://icd.who.int/browse10/2019/en#/F84.5

厚生労働省(2014)ICDのABC.
https://www.mhlw.go.jp/toukei/sippei/dl/icdabc_h26.pdf

ICD-10
https://icd.who.int/browse10/2019/en#/F84.5

American Psychiatric Association (2013). Diagnostic and statistical manual of mental disorders. 高橋三郎・大野裕(2016). 神経発達症群/神経発達障害群, DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル, 31-39, 医学書院.

下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫(監修)(2022)障害者・障害児心理学. ミネルヴァ書房, pp.37-46.

細目レベル③
第3回文字教材

下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫(監修)(2022) 障害者・障害児心理学. ミネルヴァ書房 , pp.37-46.
コマ主題細目 ① 我が国の知的障害の定義 ② 国際的な診断基準 ③ 知的障害の原因
細目レベル ① 我が国の知的障害の定義:身体障害者は身体障害者福祉法で、精神障害者は精神保健及び精神障害者福祉に関する法律で、発達障害者は発達障害者支援法でそれぞれ規定されていますが、知的障害者福祉法においてのみ知的障害者についての定義がありません。学校教育法施行令でも知的障害の程度を示していますが、定義はされていません。厚生労働省が実施した知的障害児(者)基礎調査の平成17年度結果概要において、「知的機能の障害が発達期(おおむね18歳まで)にあらわれ、日常生活に支障が生じているため、何らかの特別の援助を必要とする状態にあるもの」とし、知的障害の判断基準として、(a)「知的機能の障害」について、(b)「日常生活能力」についてという2つの軸から示しています。
② 国際的な診断基準:国際疾病分類(ICD)は、世界保健機構(WHO)によって国際的に統一した基準で定められている死因および疾病の分類です。日本では、公的統計(人口動態統計、患者調査、社会医療診療行為別調査等)や診療報酬明細書等における死因・疾病分類として、ICDに準拠した統計基準を用いています。ICD-10によりますと、知的障害は、「精神発達の停止、あるいは不完全な状態であり、とりわけ、全体的な知識水準に寄与する認知、言語、運動及び社会的能力などの技能が成長期を通じて損なわれている状態を特徴としている。地帯は他の精神的あるいは身体的な病態を伴うことも伴わないこともある」と定義されています。
精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM)は、アメリカ精神医学会による国際的に広く利用されている診断マニュアルですが、日本でも多くの精神科医が使用されています。DSM-5では、知的障害は、発達期に発症する一群の疾患を表す「神経発達症候群/神経発達障害群」における「知的能力障害群」になります。この群には、「知的脳威力障害」「全般的発達遅延」「特定不能の知的能力障害」があり、これらについて説明をします。

③ 知的障害の原因:DSM-5によると、知的障害の出現率は約1%とされています。米国知的・発達障害協会(AAIDD)は知的障害の危険因子として生物医学的、社会的、行動的、教育的の4つを示しています。生物医学的因子というのは、遺伝性疾患や栄養など、生物学的経過に関係する因子です。社会的因子とは、刺激や大人からの反応など、社会と家族の相互作用に関係する因子です。行動的因子とは、危険であったり有害であったりするような活動や母親の物質乱用など、原因になるかもしれない行動に関係する因子です。教育的因子というのは、知的発達と適応スキルの発達を促進したり、教育的支援の利用可能性と関係する因子です。知的障害の原因には、さまざまな要因が相互に関係しあう可能性があります。
キーワード ① 知的障害 ② 国際疾病分類(ICD-10) ③ 精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5) ④ 米国知的・発達障害協会(AAIDD) ⑤ 知能検査
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である「我が国の知的障害の定義」、「国際的な診断基準」、「知的障害の原因」について理解できているかを確認してください。キーワードである「知的障害」、「国際疾病分類(ICD-10)」、「精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)」、「米国知的・発達障害協会(AAIDD)」、「知能検査」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第4回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

4 精神障害の概要 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは、第4回「精神障害の概要」として、従来診断と操作的診断基準、精神機能とその障害の基礎的理解、精神症状の把握について学ぶことを目的とします。
細目レベル①
第4回文字教材

野島一彦・繁枡算男(監修)(2022)障害者・障害児心理学.遠見書房, pp.47-59.

細目レベル②
第4回文字教材

野島一彦・繁枡算男(監修)(2022)障害者・障害児心理学.遠見書房, pp.47-59.

細目レベル③
第4回文字教材

野島一彦・繁枡算男(監修)(2022)障害者・障害児心理学.遠見書房, pp.47-59.

原田憲一(2008)精神症状の把握と理解. 中山書店, pp.3-22.
コマ主題細目 ① 従来診断と操作的診断基準 ② 精神機能とその障害の基礎的理解 ③ 精神症状の把握
細目レベル ① 従来診断と操作的診断基準:相談者を前にして、心理師がまずしなくてはならないこととしてアセスメントがあります。相談者は、精神的疾患や身体的疾患があることに気づかれないまま、相談に来られることがあります。しかし、それらの疾患に対して薬物療法を行わずにカウンセリングだけを行って症状の改善を期待することは難しいのです。したがって、それらの疾患の有無を判別することはとても重要です。従来診断では、精神疾患を外因性障害、内因性障害、心因性障害の3群に分けて、この順番でアセスメントをしていきます。しかし、さまざまな研究が進むにしたがって、それまでは心因性障害と考えられていた疾患が身体因に基盤をもつ疾患とみなされるようになってきており、精神障害を3群に分けるあり方に問題が生じています。そこで、操作的診断基準と言われるICDやDSMが登場しましたが、この診断基準にも批判があります。従来診断と操作的診断基準の長所・短所を理解し、自身の業務に応じて使い分ける必要があります。
② 精神機能とその障害の基礎的理解:従来診断や操作的診断基準を活用するためには、精神症状をきちんと把握する必要がありますが、精神症状を理解するためには、精神機能を理解する必要があります。精神機能には、意識、知覚、記憶、思考、意欲、感情、自我意識、知能などがあります。意識とは外界のものや自己の状態を認識する機能であり、知覚は感覚器を通して外界に存在するものを、その意味まで認識する機能です。記憶とは、過去の情報を保持し、必要に応じてその利用を可能にする機能です。思考とは、目的に向かってそれに関連した概念をさまざまに思い浮かべて必要なものをつなぎ、過去の経験や現時点の判断・推理も織り交ぜて分析・解決していく一連の機能です。意欲とは、精神的な能動性である意思と欲動を指します。感情とは快不快など自己の状態で、気分も同じ意味で使われることがあります。自我意識とは、意識する作用の主体である自我が、意識される客体である自己の存在や体験を意識することを指します。知能とは、新しい課題に対して効果的な処理ができる知的能力を指します。これらの精神機能が障害されると、どのような症状が出るのかについても概説します。
③ 精神症状の把握:精神症状を把握する方法として、体験を聴く・表出を見る・心理検査を実施する、の3つがあります。相談者が語ったことを聴くことで、その内容と似た現象を比較して考察し、相談者の体験内容を我々自身の経験、知識、感情と照らし合わせて理解しようとします。また、相談者の表情、態度、振る舞い、話し方、行動などを観察し、精神機能の障害の有無を判別します。また、記憶や知能といった精神機能の障害については、心理検査の実施が必要になります。心理師にとって、状態像を把握することは大切です。状態像の把握とは、表出、体験、行動のすべてから表現される全体像を理解することです。心理検査を実施する中での相談者の精神状態像がどのようなものかを理解しておくことで、検査のより正確な解釈が可能となります。
キーワード ① 精神障害 ② 従来診断 ③ 操作的診断基準 ④ 精神機能 ⑤ 精神症状
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である「従来診断と操作的診断基準」、「精神機能とその障害の基礎的理解」、「精神症状の把握」について理解できているかを確認してください。キーワードである「精神障害」、「従来診断」、「国際生活機能分類(ICF)」、「操作的診断基準」、「精神機能」、「精神症状」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第5回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

5 発達障害の概要 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは、第5回「発達障害の概要」として、達障害の概念、自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害、注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害、限局性学習症/限局性学習障害について学ぶことを目的とします。
細目レベル①
第5回文字教材

文部科学省 発達障害者支援法
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/main/1376867.htm

American Psychiatric Association (2013). Diagnostic and statistical manual of mental disorders 5th. 高橋三郎・大野裕(2016). 神経発達症群/神経発達障害群, DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル, 31-39, 医学書院.

下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫(監修)(2022) 障害者・障害児心理学 ミネルヴァ書房 pp.60-71.

細目レベル②
第5回文字教材

下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫(監修)(2022) 障害者・障害児心理学 ミネルヴァ書房 pp.60-71.

細目レベル③
第5回文字教材

下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫(監修)(2022) 障害者・障害児心理学 ミネルヴァ書房 pp.60-71.
コマ主題細目 ① 発達障害の概念 ② 自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder; ASD) ③ 注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder; ADHD)と限局性学習症/限局性学習障害(Specific Learning Disorder; SLD)
細目レベル ① 発達障害の概念:2005年に施行された発達障害者支援法において、発達障害は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢で発現するもの」と定義されています。一方、アメリカ精神医学会が発行している「精神障害の診断・統計マニュアル(Diagnostic and Statistical Manual Disorders 5th)DSM-5では、精神発達に関する疾患が神経発達症群/神経発達障害群という1つのカテゴリーにまとめられています。このカテゴリーが7つの疾患群に分類され、知的障害も知的能力障害群として入っています。
このように、発達障害者支援法での定義とDSM-5の分類での発達障害の位置付けを概説します。

② 自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder; ASD):自閉スペクトラム症の症状は、社会的コミュニケーションと対人的相互反応の障害、そして、行動、興味、活動の限定された反復的な様式の2つに大別されます。前者には、「対人的―情緒的関係の難しさ」、「非言語的コミュニケーション行動の難しさ」、「人間関係を発展、維持、理解することの難しさ」の3つに分けられています。後者は、「常同・反復的な身体運動、物の使用、会話」、「同一性や習慣へのこだわり、言語的・非言語的な儀式」、「異常なほど、限定され執着する興味」、「感覚刺激への過敏or鈍感、並外れた興味」の4つに分けられています。感覚刺激に対する過敏さや鈍感さは、DSM-5に改訂されたときに新たに診断基準に追加されました。
③ 注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder; ADHD)と限局性学習症/限局性学習障害(Specific Learning Disorder; SLD):ADHDは、学業や仕事などの活動中に注意を維持することが難しかったり、物事を順序だてて行うことが難しいなどの不注意と、じっとしていることが難しかったり、不適切な状況で走り回ったりするなどの多動性および衝動性を基本的な症状とします。しばしば、ADHDには他の発達障害との併存が認められますが、ASDとの併存があると、社会性の学習が積み重なりにくく、状況に合わせた行動コントロールも学びにくくなります。SLDは教育用語では学習障害といい、「全般的に知的発達に遅れはないが、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」といった学習に必要な基礎的な能力のうち、一つないし複数の特定の能力についてなかなか習得できなかったり、うまく発揮することができなかったりすることによって、学習上、様々な困難に直面している状態」と文部科学省は定義しています。
キーワード ① 発達障害 ② 神経発達症/神経発達障害 ③ 自閉スペクトラム症/自閉スペクトラム障害 ④ 注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害 ⑤ 限局性学習症/限局性学習障害
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である「発達障害の概念」、「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder; ASD)」、「注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder; ADHD)と限局性学習症/限局性学習障害(Specific Learning Disorder; SLD)」について理解できているかを確認してください。キーワードである「発達障害」、「神経発達症/神経発達障害」、「自閉スペクトラム症/自閉スペクトラム障害」、「注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害」、「限局性学習症/限局性学習障害」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第6回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

6 まとめ① 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは、第6回「まとめ①」として、第1回から第5回までに学んだ身体障害の概要、知的障害・精神障害の概要、発達障害の概要について学んだ知識を整理する、まとめのコマとします。
細目レベル①
第6回文字教材



細目レベル②
第6回文字教材


細目レベル③
第6回文字教材
コマ主題細目 ① 身体障害の概要 ② 知的障害・精神障害の概要 ③ 発達障害の概要
細目レベル ① 身体障害の概要:障害者・障害児心理学の目的は、障害者・障害児の心を解明し、障害のある人をより良く理解し、的確な支援方策を明らかにすることを目的としています。障害にはさまざまな種類がありますが、そのうちの一つが身体障害です。身体障害者福祉法で定義されている身体障害には、「視覚障害」「聴覚又は平衡機能の障害」「音声機能、言語機能又はそしゃく機能の障害」「肢体不自由」「内部障害」があります。障害者の中では身体障害が最も多く、身体障害の中では肢体不自由と内部障害が多いことがわかっています。本コマでは、身体障害の種類およびそれぞれの障害にどのような特徴があるのかを再度、確認し、身体障害についての理解を深めることを目的とします。
② 知的障害・精神障害の概要:日本では、身体障害者は身体障害者福祉法で、精神障害者は精神保健及び精神障害者福祉に関する法律で、発達障害者は発達障害者支援法でそれぞれ規定されていますが、知的障害者福祉法においてのみ知的障害者についての定義がありません。厚生労働省が実施した知的障害児(者)基礎調査の平成17年度結果概要において、「知的機能の障害が発達期(おおむね18歳まで)にあらわれ、日常生活に支障が生じているため、何らかの特別の援助を必要とする状態にあるもの」と定義しています。
相談者に精神的疾患があるとしても、精神的疾患があることに気づかれないまま、相談に来られることがあります。精神的疾患を診断するためには、精神症状をきちんと把握する必要があります。相談者の精神症状を把握する方法として、体験を聴く・表出を見る・心理検査を実施する、の3つがあります。

③ 発達障害の概要:日本では障害者支援法において、発達障害は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢で発現するもの」と定義されています。近年、改訂されたDSM-5では、自閉症・アスペルガー症候群・その他の広汎性発達障害を「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」としてまとめられ、注意欠陥多動性障害は「注意欠如・多動症」、学習障害は「限局性学習症」と名称が変更されています。日本でもDSM-5の診断名にそった名称が多く使用されています。本コマでは、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、限局性学習症について、それぞれの特徴を確認します。
キーワード ① 身体障害 ② 肢体不自由 ③ 知的障害 ④ 精神障害 ⑤ 発達障害
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である「身体障害の概要」、「知的障害・精神障害の概要」、「発達障害の概要」について理解できているかを確認してください。キーワードである「身体障害」、「肢体不自由」、「知的障害」、「精神障害」、「発達障害」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第7回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

7 身体障害者の心理社会的課題と支援① 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは、第7回「身体障害者を取り巻く心理社会的課題と支援①」として、障害受容、合理的配慮、肢体不自由・内部障害における心理社会的課題について学ぶことを目的とします。
細目レベル①
第7回文字教材

上田敏 (2020)  「障害の受容」再論―誤解を解き,将来を考える― The Japan Journal of Rehabilitation Medicine, 57; 890-897.

細目レベル②
第7回文字教材

内閣府 第1章 障害者差別解消法基本方針.
https://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h27hakusho/zenbun/h1_01_02_02.html

内閣府 「合理的配慮」を知っていますか?.
https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/pdf/gouriteki_hairyo/print.pdf

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.75-88.

細目レベル③
第7回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.75-88.
コマ主題細目 ① 障害受容 ② 合理的配慮 ③ 肢体不自由・内部障害における心理社会的課題
細目レベル ① 障害受容:上田(2020)は、「障害の受容とはあきらめでも居直りでもなく,障害に対する価値観(感)の転換であり,障害をもつことが自己の全体としての人間的価値を低下させるものではないことの認識と体得を通じて,恥の意識や劣等感を克服し,積極的な生活態度に転ずることである」と述べています。価値の転換には、価値の範囲の拡大、障害の与える影響の制限、身体の外観を従属的なものとすること、比較価値から資産価値への転換、という4つの側面があります。障害受容には、第一段階:ショック期、第二段階:否認期、第三段階:混乱期、第四段階:解決への努力期、第五段階:受容期という段階があり、支援者は障害のある人が、どの段階にいるのかを理解したうえで対応する必要があります。
② 合理的配慮:内閣府は障害者差別解消法基本方針において、合理的配慮の基本的な考え方を次のように示しています。「合理的配慮は、障害の特性や社会的障壁の除去が求められる具体的場面や状況に応じて異なり、多様かつ個別性の高いものであり、当該障害者が現に置かれている状況を踏まえ、社会的障壁の除去のための手段及び方法について、以下の「イ 過重な負担の基本的な考え方」に掲げた要素を考慮し、代替措置の選択も含め、双方の建設的対話による相互理解を通じて、必要かつ合理的な範囲で、柔軟に対応がなされるものである。さらに、合理的配慮の内容は、技術の進展、社会情勢の変化等に応じて変わり得るものである」。また、合理的配慮に関わる困難さについても考えていきます。
③ 肢体不自由・内部障害における心理社会的課題:肢体不自由児・者は日常生活の様々な場面で身体の介助が必要という障害特性に関連する心理的葛藤があります。たとえば、排泄や衣類の着脱に関する介助は、学齢期になると、他の子どもたちができていることが自分には難しいと感じたり、介助されている場面を他児に見られたりすることも増加します。このような体験は、自己意識の形成に大きな影響を与えます。内部障害の影響は乳幼児期、学齢期、青年期など、各ライフサイクルによって異なってきます。乳幼児期に入院治療を繰り返す場合は、保護者と生活する時間に影響しますし、集団生活によって獲得される自発性や社会性の発達にも影響があります。学齢期に入退院を繰り返すと、学習時間の確保が難しくなりますし、学習や友人関係への不安などから学校に再登校するハードルが高くなる場合があります。
キーワード ① 障害者差別解消法 ② 障害受容 ③ 合理的配慮 ④ 建設的対話 ⑤ 障害特性に関連する心理的葛藤
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である「障害への適応(障害受容)」、「合理的配慮」、「肢体不自由・内部障害における心理社会的課題」について理解できているかを確認してください。キーワードである「障害受容」、「障害者差別解消法基本方針」、「合理的配慮」、「建設的対話」、「障害特性に関連する心理的葛藤」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第8回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

8 身体障害者の心理社会的課題と支援② 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは、第8回「身体障害者を取り巻く心理社会的課題と支援②」として、視覚障害における心理社会的課題、聴覚障害における心理社会的課題、支援とアプローチについて学ぶことを目的とします。
細目レベル①
第8回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.75-88.

梅永雄二(2012)障害者心理学―障害児者の特性理解と具体的支援方法―. 福村出版, pp.26-40.

細目レベル②
第8回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.75-88.

梅永雄二(2012)障害者心理学―障害児者の特性理解と具体的支援方法―. 福村出版, pp.41-53.

細目レベル③
第8回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.126-135.

上田 敏 (2020) 「障害の受容」再論―誤解を解き,将来を考える―. The Japan Journal of Rehabilitation Medicine, 57; 890-897.
コマ主題細目 ① 視覚障害における心理社会的課題 ② 聴覚障害における心理社会的課題 ③ 支援とアプローチ
細目レベル ① 視覚障害における心理社会的課題:先天性の視覚障害がある場合は、視覚情報からの愛着形成やコミュニケーション能力の発達に困難があるため、代替の手段を検討する必要があります。また、運動発達や生活スキルの獲得にも遅延が生じやすいようです。視覚障害の中でも全盲よりも弱視の人が多く、白杖などを使用せずに生活している場合が多いようです。そのため、視覚障害があることを周囲に気づかれにくく、適切な支援を受けにくいことがあります。視覚障害者が社会で生活しやすくするために環境への工夫も必要です。例えば、点字ブロックや音の出る信号機・券売機などが挙げられます。また、缶のアルコール飲料などのプルトップのところやシャンプーなどの容器にも、点字で中身がわかるように記されているものもあります。
② 聴覚障害における心理社会的課題:聴覚障害者は、情報障害と日本語の能力の問題に起因するコミュニケーションに関係した難しさがあります。社会生活の中で必要な伝達事項は口頭によるものが多いため、必要な情報を得ることができず、必要な対応ができなくて困ってしまうことがあります。また、休憩時間や行事などで、周囲の人たちが楽しそうに話していても理解できず集団への適応に難しさが生じることがあります。聴覚障害者は他の障害者に比べて、職業的な社会自立は開かれています。しかし、健聴者とのコミュニケーションの難しさから、悪口を言われていないか、仲間外れにされていないかなどの被害感を抱くこともあります。聴覚障害者の社会参加においては、周囲の健聴者の配慮も必要です。
③ 支援とアプローチ:身体障害者への支援には、発達支援・療育、生活支援、コンサルテーション、家族支援などがあります。発達支援・療育は、特に身体障害者の年齢が低い場合に必要となります。対象となる発達領域を中心にアプローチする方法、遊びなどを通して発達領域を引き出そうとする方法、保護者を通して日常的に支援する方法、代替手段を提案する方法などがあります。次に、生活支援は、生活行為(衣類の着脱、排泄など)の自立や社会生活への参加(余暇活動、就労、公共機関の利用など)のために必要です。身体障害者には複数の機関が関わっている場合が多いため、立場の異なる関係者が情報を共有し、対象者に対するよりよい支援について話し合う(コンサルテーション)ことも大切です。身体障害者の家族は、当事者を支援する立場と支援を受ける立場をあわせ持っていますが、支援する立場としての機能が低下している場合は家族への支援が必要でしょう。また、前回のコマで説明しましたが、障害受容についても家族への支援の必要が生じる場合があります。
キーワード ① 弱視 ② 情報障害 ③ 生活支援 ④ コンサルテーション ⑤ 家族支援
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である「視覚障害における心理社会的課題」、「聴覚障害における心理社会的課題」、「支援とアプローチ」について理解できているかを確認してください。キーワードである「弱視」、「情報障害」、「生活支援」、「コンサルテーション」、「家族支援」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第6回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

9 知的障害者の心理社会的課題と支援 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは、第9回「知的障害者の心理社会的課題と支援」として、療育手帳制度、知的障害者の心理社会的特徴と課題、知的障害支援について学ぶことを目的とします。
細目レベル①
第9回文字教材

厚生労働省 療育手帳制度の概要
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/techou.html

厚生労働省 療育手帳制度について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/techou.html

厚生労働省 療育手帳制度の実施について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/techou.html

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学 遠見書房 pp.89-101.

細目レベル②
第9回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.89-101.

細目レベル③
第9回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.89-101.
コマ主題細目 ① 療育手帳制度 ② 知的障害者の心理社会的特徴と課題 ③ 知的障害支援
細目レベル ① 療育手帳制度:療育手帳は、法律の規定に基づいて発行される身体障害者手帳や精神障害者手帳とは異なり、都道府県知事や政令指定都市の長が知的障害と判定した人に発行するものです。交付対象者は、児童相談所又は知的障害者更生相談所において知的障害であると判定された人に対して交付されます。判定のために、知能検査の実施、当事者への面接、関係者への面接、医師の診察などが行われます。知能検査については、特定の知能検査を指定されてはいませんが、多くの自治体ではビネー式知能検査を実施しています。厚生労働省は障害の程度を、重度が「A」、それ以外は「B」という2つのランク区分を指導していますが、多くの自治体では、独自に3~6程度の区分をしているようです。
② 知的障害者の心理社会的特徴と課題:生まれたときやその直後から明らかな異常が認められる場合がありますが、障害の程度が重いほど症状が早い時期に明らかになりやすいです。認知障害や言語能力の不足から社会性の発達が遅れることもあります。しかし、多くの知的障害児は目立った症状がないため、幼稚園や保育園、小学校行くようになって、同年齢の他児と比べて判明することも少なくありません。かんしゃくを起こしたり、攻撃的な行動をするなど、行動上の問題を抱えることもありますが、それらはコミュニケーション能力や衝動性のコントロール能力の不足から生じます。知的障害者の約10~40%には併存症で精神疾患もみられると言われています。ストレスへの対処が苦手なため、メンタルヘルスの対策は大切です。
③ 知的障害支援:知的障害支援を年齢段階ごとに考えます。まず、就学前の支援として、知的障害の早期発見・診断、そして早期療育が大切になります。周囲が困るような問題が生じていない場合、知的障害児の発見が遅れ、学齢期以降に発見・診断されることもあります。保護者や家族が子どもの知的障害を受け止める支援(障害受容への支援)、障害の治療や療育の支援、就学支援といったものがあります。学齢期の支援としては、通常学校の通常学級で学んでいる軽度知的障害児に対する支援(特別支援教育コーディネーターや特別支援教育支援員の配置や専門家による巡回相談など)、特別支援学校に在籍する知的障害児の支援があります。成人の知的障害者に必要な支援としては、労働支援、余暇支援、生活支援があります。
キーワード ① 療育手帳 ② 知能検査 ③ 併存症 ④ 療育支援 ⑤ 就学支援
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である「障害への適応(障害受容)」、「合理的配慮」、「肢体不自由・内部障害における心理社会的課題」について理解できているかを確認してください。キーワードである「療育手帳」、「知能検査」、「併存症」、「療育支援」、「就学支援」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第10回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

10 まとめ② 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とする。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとする。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学ぶ。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとする。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとする。本コマは、第10回「まとめ②」として、第7回から第9回までに学んだ身体障害者を取り巻く心理社会的課題と支援、知的障害者を取り巻く心理社会的課題と支援について学んだ知識を整理する、まとめのコマとします。
細目レベル①~③
第10回文字教材
コマ主題細目 ① 障害受容と合理的配慮 ② 身体障害者の心理社会的課題と支援 ③ 知的障害者の心理社会的課題と支援
細目レベル ① 障害受容と合理的配慮:上田(2020)は、「障害の受容とはあきらめでも居直りでもなく,障害に対する価値観(感)の転換であり,障害をもつことが自己の全体としての人間的価値を低下させるものではないことの認識と体得を通じて,恥の意識や劣等感を克服し,積極的な生活態度に転ずることである」と述べています。障害受容には、第一段階:ショック期、第二段階:否認期、第三段階:混乱期、第四段階:解決への努力期、第五段階:受容期という段階があり、支援者は障害のある人が、どの段階にいるのかを理解したうえで対応する必要があります。合理的配慮とは、役所や事業者に対して、障害のある人から、社会の中にあるバリアを取り除くために何らかの対応を必要としているとの意思が伝えられた時に、負担が重すぎない範囲で対応すること(事業者においては、対応に努めること)です。
② 身体障害者の心理社会的課題と支援:身体障害者は障害の種類によって抱える課題と必要な支援が異なります。肢体不自由児の場合、乳幼児期に入院治療を繰り返す場合は、保護者と生活する時間に影響しますし、集団生活によって獲得される自発性や社会性の発達にも影響があります。学齢期に入退院を繰り返すと、学習時間の確保が難しくなりますし、学習や友人関係への不安などから学校に再登校するハードルが高くなる場合があります。先天性の視覚障害がある場合は、コミュニケーション能力の発達や運動発達、生活スキルの獲得などに遅延が生じることがあるため、代替手段を検討する必要があります。聴覚障害者は、情報障害と日本語の能力の問題に起因するコミュニケーションに関係した難しさがあるため、周囲の健聴者の配慮が必要です。
③ 知的障害者の心理社会的課題と支援:療育手帳は、児童相談所又は知的障害者更生相談所において知的障害であると判定された人に対して交付されますが、判定のために実施される知能検査は心理司が行います。多くの知的障害児は目立った症状がないため、幼稚園や保育園、小学校行くようになって、同年齢の他児と比べて判明することも少なくありません。ストレスへの対処が苦手なため、メンタルヘルスの対策は大切です。就学前の支援としては、知的障害の早期発見・診断、早期療育、そして障害受容への支援が大切になります。学齢期の支援としては、通常学校の通常学級で学んでいる軽度知的障害児に対する支援、成人の知的障害者に必要な支援としては、労働支援、余暇支援、生活支援などがあります。
キーワード ① 障害受容 ② 合理的配慮 ③ 肢体不自由 ④ 情報障害 ⑤ 療育手帳制度
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である「障害受容と合理的配慮」、「身体障害における心理社会的課題と支援」、「知的障害者の心理社会的課題と支援」について理解できているかを確認してください。キーワードである「障害受容」、「合理的配慮」、「肢体不自由」、「情報障害」、「療育手帳制度」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第11回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

11 精神障害者の心理社会的課題と支援① 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは、第11回「精神障害者の心理社会的課題と支援①」として、就学以前の心理社会的課題、教育機関における心理社会的課題、就労機関における心理社会的課題について学ぶことを目的とします。
細目レベル①
第11回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.102-114.

細目レベル②
第11回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.102-114.

細目レベル③
第11回文字教材

厚生労働省 精神障害者保健福祉手帳
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/certificate.html

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学. 遠見書房, pp.102-114.
コマ主題細目 ① 周産期・乳幼児期の心理社会的課題 ② 教育機関における心理社会的課題 ③ 就労機関における心理社会的課題
細目レベル ① 周産期・乳幼児期の心理社会的課題:周産期は、母親の身体は大きく変化するため、不安や不眠、うつなどの精神障害を発症、再発しやすい時期です。出産後も、育児の大変さや周囲に支援者がいない(孤立)場合、愛着形成がうまくいかずに育てにくさがある場合、他児と比較して自信を失うなどによって、母親が精神的に不安定になることもあります。一方、母親に精神障害がある場合、周産期・乳幼児期は身体的変化が大きく、そのことで精神的に不安定になりやすい時期になります。子どもの側に発達のかたよりがある場合は育てにくさを感じやすく、不適切な養育につながることもあり、そのことで子どもの側にもなんらかの精神障害が生じることがあります。母子のどちらかに精神障害がある場合、医療的支援のみならず、福祉領域からの支援も重要となります。
② 教育機関における心理社会的課題:子どもの精神障害は、成長や生活環境が変化することによって生じたり顕在化したりすることがあります。保育園・幼稚園などで集団生活が始まると、協働性が求められるようになり、問題が顕在化することがあります。また、児童期後期以降、対人関係が複雑化するタイミングで問題が生じることもあります。こうしたさまざまなストレスから、場面緘黙、抜毛、うつ、強迫障害などの症状や行動化、身体化することがあり、医療や福祉につなげていく必要が生じることがあります。思春期は気分障害や統合失調症を発症しやすい時期でもありますが、早期介入が重要なので、早めに医療機関につなげる必要があります。一方、発達障害や気分障害、統合失調症のような精神障害があるために、集団生活への適応が難しくなり、不登校になることもあります。医療機関での対応を中心としながらも、福祉領域と連携し、利用可能な社会資源を把握して適切に利用することも必要です。
③ 就労機関における心理社会的課題:教育機関を卒業して就職すると、新しい職場や仕事への適応がうまくいかない場合や、頑張りすぎるなどしてバーンアウトし、気分障害や適応障害になることがあります。中高年期は更年期障害や成人病、親の介護などの問題によって適応が悪くなる可能性があるほか、心疾患などの身体疾患が起こる可能性もあります。また、友人や親の死を経験し始める時期でもあり、中年期危機が訪れます。無力感や絶望感を抱く場合は自殺のリスクも高くなるため、医療と連携する必要があります。精神障害があることを伏せて就職する人もいれば、精神障害者保健福祉手帳を使って障害者雇用で就職する人もいます。一方、精神障害者の中には、就職せずに家にひきこもる人もいますが、この場合は福祉領域での就労支援が必要になります。
キーワード ① 周産期 ② 場面緘黙 ③ 思春期 ④ バーンアウト ⑤ 精神障害者保健福祉手帳
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である「周産期・乳幼児期の心理社会的課題」、「教育機関における心理社会的課題」、「就労機関における心理社会的課題」について理解できているかを確認してください。キーワードである「周産期」、「場面緘黙」、「思春期」、「バーンアウト」、「精神障害者保健福祉手帳」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第12回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

12 精神障害者の心理社会的課題と支援② 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは、第12回「精神障害者の心理社会的課題と支援②」として、医療機関における支援、医療機関から地域に向けての支援、地域における支援について学ぶことを目的とします。
細目レベル①
第12回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学 遠見書房 pp.147-167.

細目レベル②
第12回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学 遠見書房 pp.147-167.

細目レベル③
第12回文字教材

内閣府(2013)障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律
  https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/law_h25-65.html

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学 遠見書房 pp.147-167.
コマ主題細目 ① 医療機関における支援 ② 医療機関から地域に向けての支援 ③ 地域における支援
細目レベル ① 医療機関における支援:精神科等医療機関では、精神障害のある人に対して心理アセスメントを行います。心理アセスメントは、主訴、インテイク面接、心理検査、行動観察などを行い、診断されます。精神科医の診断の補助資料となることが多いです。精神障害者保健福祉手帳の申請の際に、基礎的資料として活用されることも多いです。精神障害のある人に対して、個人・集団心理療法が行われます。また、作業を媒介として行われる精神科作業療法・年間行事やレクレーションなどによって生活のしづらさに働きかける生活療法・家族療法・心理教育なども行われます。
② 医療機関から地域に向けての支援:精神科デイケアは社会復帰を促進するための治療プログラムです。内容としては、仲間との交流、ミーティング、心理教育(ストレスの対処方法などを学ぶ)、創作活動(絵画、書道、陶芸など)、レクリエーション(音楽、スポーツ、料理など)、四季折々に応じた行事などのプログラムが行われています。実施される形式としては、デイケア(日中に行う)、ナイトケア(夜間に行う)、デイ・ナイト・ケア(日中から夜間まで行う)、ショート・ケア(日中3時間程度)などがあります。これらのプログラムは基本的に退院後に行われる支援になり、医療現場から地域生活に向けての支援、地域での生活支援となります。ただし、退院が決まっている方に向けて、保健医療として1回だけ、入院中に実施することもできます。
③ 地域における支援:2013年に成立した障害者差別解消法は、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に資することを目的としています。障害者総合支援法における福祉サービスは自立支援給付として介護給付と訓練等給付に分けられています。障害福祉サービスは障害の種別に関係なくサービスを利用しやすくなっており、身近な市町村によるサービスの提供を受けることができ、就労支援の強化などが特徴となっています。また、「就労定着支援」や「自立生活援助」といった地域への移行を目指したサービスもあります。地域の福祉現場で働く公認心理師は、精神障害のある方が利用できる福祉サービスに関して精通しておく必要があります。
キーワード ① 精神科作業療法 ② 精神科デイケア ③ ナイトケア ④ ショート・ケア ⑤ グループホーム
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である「医療機関における支援」、「医療機関から地域に向けての支援」、「地域における支援」について理解できているかを確認してください。キーワードである「精神科作業療法」、「精神科デイケア」、「ナイトケア」、「ショート・ケア」、「グループホーム」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第13回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

13 発達障害者の心理社会的課題と支援① 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは、第13回「発達障害者の心理社会的課題と支援①」として、乳幼児期から就労期までの心理社会的課題と支援について学ぶことを目的とします。
細目レベル①
第13回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学 遠見書房 pp.115-125, pp.168-180.

下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫(監修)(2022)障害者・障害児心理学. ミネルヴァ書房, pp132-145.

Teitelbaum, O. & Teitelbaum, P.(2008)Does your baby have Autism? Square One Pub, (坪倉ひふみ監訳(2014)自閉症かな?と思ったとき. 診断と治療社.). pp37-84.

細目レベル②
第13回文字教材

野島一彦・繁桝算男(監修)(2020)障害者・障害児心理学 遠見書房 pp.115-125, pp.168-180.

下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫(監修)(2022)障害者・障害児心理学. ミネルヴァ書房, pp132-145.

細目レベル③
第13回文字教材

文部科学省 発達障害者支援法
  https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/main/1376867.htm

下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫(監修)(2022)障害者・障害児心理学. ミネルヴァ書房, pp132-145.
コマ主題細目 ① 乳幼児期における心理社会的課題と支援 ② 就学期における心理社会的課題と支援 ③ 就労期における心理社会的課題と支援
細目レベル ① 乳幼児期における心理社会的課題と支援:乳幼児期において、運動発達(寝返り、ハイハイ、お座り、歩行等)の道筋から外れていたり、共同注意やアイコンタクトなどの視線行動に特徴があったり、指差しや呼名反応がみられない、言語発達に遅れやかたよりがあるなどの特徴から発達障害の可能性を示唆する場合があります。これらの発達のかたよりは育てにくさにつながりやすく、保護者の負担感が増大し、子育てへの自信の喪失や親子関係の悪化につながることもあります。そのため、できるだけ発達の早期に診断し、療育を開始することが重要です。療育の開始が早いほど、その効果も大きいのです。また、対象児だけでなく、保護者を対象とした支援とした支援として、ペアレント・トレーニングもあります。
② 就学期における心理社会的課題と支援:小学校に入学し、本格的に学業が始まることによって、幼児期には目立たなかった限局性学習障害に気づかれることがあります。また、ASDとADHDが併存する場合、幼児期には多動性・衝動性の高さが目立つため、ASDの特徴が見過ごされ、小学生になってから気づかれることもあります。支援者(学校の教職員等)は発達障害の特徴とその対応方法についての知識を身につけ、児童・生徒、それぞれのニーズにあった対応をする必要があります。学内資源(研修を受ける、スクールカウンセラーと連携するなど)を活用したり、場合によっては専門機関と連携したりしながら必要に応じた対応をし、問題とされる行動の低減ならびに適応的な行動の増加を目指すことが期待されます。
③ 就労期における心理社会的課題と支援:発達障害者支援法において、国および都道府県は、個々の発達障害者の特性に応じた適切な就労の機会の確保、就労の定着のための支援等に努めなければならないと定めています。また、事業主に対しても、発達障害者の有する能力を正当に評価し、適切な雇用の機会を確保するように努めなくてはならないと定めています。発達障害は、たとえば同じ自閉スペクトラム症であっても、個人によってその障害の特徴はさまざまであるため、できること・苦手なことなどのアセスメントとそれに応じた支援が必要になります。また、発達障害者の就労支援を行う場合、障害があることをオープンにして働くか、障害の開示の範囲を限定して働くかなど、本人の考えを確認しながら支援していくことが大切です。
キーワード ① 運動発達 ② 共同注意 ③ ペアレント・トレーニング ④ 発達障害者支援法 ⑤ 就労支援
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である乳幼児期における心理社会的課題と支援、就学期における心理社会的課題と支援、就労期における心理社会的課題と支援について理解できているかを確認してください。キーワードである「運動発達」、「共同注意」、「ペアレント・トレーニング」、「発達障害者支援法」、「就労支援」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第14回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

14 発達障害者の心理社会的課題と支援② 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは第14回「発達障害者の心理社会的課題と支援②」として、自閉スペクトラム症を対象とした支援であるソーシャルスキルトレーニング、応用行動分析、認知行動療法とTEACCHについて学ぶことを目的とします。
細目レベル①~③
第14回文字教材

下山晴彦(監修)(2018) 公認心理師のための「発達障害」講義. 北大路書房, pp176-197.

下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫(監修)(2022)障害者・障害児心理学. ミネルヴァ書房, pp36-47.
コマ主題細目 ① TEACCH ② 応用行動分析 ③ ソーシャルスキルトレーニングと認知行動療法
細目レベル ① TEACCH:ASDへの心理学的介入法には、包括型介入法と標的スキル獲得型介入法がありますが、TEACCHは包括型介入法に分類されます。TEACCHはもともとノースキャロライナ大学医学部で開発されたもので、ASDの当事者と家族を対象とした生涯支援プログラムです。社会的自立を最終目標とし、その最終目標に向けて自律性と自発性の獲得を目指し、構造化を特徴としています。時間・空間・手順・材料を構造化(個々のスケジュールの視覚化、部屋を分割して使用目的と場所を一致させる、スモールステップによるワークシステム化など)することによって、曖昧さをなくすことにより、他者から指示されなくても、ASD児・者が自律的・自発的に行動できるようになることを目指します。
② 応用行動分析:応用行動分析は、スキナーによって始められた行動分析学による知見を、社会でのさまざまな問題に応用する手法で、包括型介入法に分類されます。TEACHが環境を整えたり、環境を変えたりすることによって、ASD児・者の自発的・自律的行動を増やしていくことを目指すのに対して、応用行動分析は、直接的に行動を形成していく介入法になります。社会的報酬(褒める、注目するなど)を与えることで、好ましい行動の出現頻度を高める強化を行ったり、好ましくない行動を無視するなど社会的報酬を与えないことによって、好ましくない行動の出現頻度を低下させる弱化を行ったりします。ASDを対象に取り上げる行動としては、対人行動、問題行動、認知・学習、日常・地域生活、登校や参加などがあります。
③ ソーシャルスキルトレーニングと認知行動療法:ソーシャルスキルトレーニングと認知行動療法は標的スキル獲得型介入法に分類されます。ソーシャルスキルトレーニングは、ソーシャルスキル、すなわち、他者との関係や相互作用を促進するための技法を高めるための介入法です。取り上げられる課題としては、他者の感情や表情の認知、挨拶の方法、会話のルール、アイコンタクトの方法などです。認知行動療法では、ASD児・者は自己の感情認知の弱さがあることから、不安や怒りのコントロールがとても苦手な場合が多いため、感情をコントロールする力を高めるための介入が行われています。不安や怒りの他にも、アイコンタクト、仲間との経験の共有、仲間への関心、表情認知、アイデアの共有などが取り上げられます。
キーワード ① TEACCH ② 構造化 ③ 応用行動分析 ④ ソーシャルスキルトレーニング ⑤ 認知行動療法
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目であるTEACCH、応用行動分析、ソーシャルスキルトレーニングと認知行動療法について理解できているかを確認してください。キーワードである「TEACCH」、「応用行動分析」、「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」、「認知行動療法」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。

予習課題:第15回のコマシラバスのうち、特に「コマ主題細目」と「細目レベル」を熟読してきてください。また、どのようなキーワードがあるかをあらかじめ知っておくと、授業の理解も進みやすいので、キーワードにも目を通してきてください。

15 まとめ③ 科目の中での位置付け この科目は公認心理師関連科目であり、身体障害、知的障害、精神障害および発達障害について、それぞれの障害特性に関する基本的知識および心理社会的課題、そして必要な支援の理解を深めることを目的とします。第1回では、オリエンテーションの後、「障害者・障害児心理学とは何か」、第2回で「身体障害の概要」、第3回で「知的障害の概要」、第4回で「精神障害の概要」、第5回で「発達障害の概要」を学び、第6回で第2回から第4回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第7回および第8回で「身体障害者の心理社会的課題と支援」、第9回で「知的障害者の心理社会的課題と支援」について学びます。第10回では、第7回から第9回で学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。第11回および第12回目で「精神障害者の心理社会的課題と支援」、第13回および第14回で「発達障害者の心理社会的課題と支援」について学び、第15回では第11回から第14回までに学んだ内容を復習し、まとめるためのコマとします。本コマは第15回「まとめ③」として、第11回から第14回までに学んだ精神障害者の心理社会的課題と支援、発達障害者の心理社会的課題と支援について学んだ知識を整理する、まとめのコマとします。
細目レベル①、②
第15回文字教材
コマ主題細目 ① 精神障害者の心理社会的課題と支援 ② 発達障害者の心理社会的課題 ③ 発達障害者への支援
細目レベル ① 精神障害者の心理社会的課題と支援:女性にとって周産期は、不安や不眠、うつなどの精神障害を発症、再発しやすい時期ですが、出産後も、育児の大変さなどによって精神的に不安定になることがあります。子どもは、集団生活が始まると問題が顕在化することがありますが、児童期後期以降は対人関係が複雑化するので、そのタイミングで問題(場面緘黙、抜毛、うつ、強迫障害)が生じることもあります。就労においては、精神障害があることを伏せて就職する人もいれば、精神障害者保健福祉手帳を使って障害者雇用で就職する人もいます。精神科等医療機関では、精神障害のある人に対して、個人・集団心理療法、精神科作業療法、生活療法、家族療法、心理教育なども行われます。退院後は、社会復帰を促進するための治療プログラムである精神科デイケアの活用が可能です。
② 発達障害者の心理社会的課題:乳幼児期には、共同注意やアイコンタクトがみられない、名前を呼ばれたら振り返るという呼名反応がみられない、言語発達に遅れがあるなどの特徴がある場合があります。これらの特徴は育てにくさにつながりやすく、保護者の負担感が増大し、子育てへの自信の喪失や親子関係の悪化につながることもあります。就学期になると、本格的に学業が始まることによって、幼児期には目立たなかった限局性学習障害に気づかれることがあります。また、ASDとADHDが併存する場合、幼児期には多動性・衝動性の高さが目立つため、ASDの特徴が見過ごされ、小学生になってから気づかれることもあります。場合によっては、成人してから、うつや気分障害などの問題で医療機関を受診して、初めて発達障害の診断をうけることもあります。
③ 発達障害者への支援:発達障害は早期診断、早期支援が重要ですが、支援としてはTEACCH自閉症プログラム、応用行動分析、ソーシャルスキルトレーニングと認知行動療法などの手法があります。TEACCH自閉症プログラムはASDの当事者と家族を対象としたもので、社会的自立を最終目標とし、その最終目標に向けて自律性と自発性の獲得を目指し、構造化を特徴としています。応用行動分析は、社会的報酬(褒める、注目するなど)を与えることで、好ましい行動の出現頻度を高める強化を行ったり、好ましくない行動を無視するなど社会的報酬を与えないことによって、好ましくない行動の出現頻度を低下させる弱化を行ったりします。ソーシャルスキルトレーニングは、他者との関係や相互作用を促進するための技法を高めるための介入法です。認知行動療法では、感情をコントロールする力を高めるための介入が行われています。
キーワード ① 精神科デイケア ② TEACCH自閉症プログラム ③ 応用行動分析 ④ ソーシャルスキルトレーニング ⑤ 認知行動療法
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:本コマのコマ主題細目である「精神障害者の心理社会的課題と支援」、「発達障害者の心理社会的課題」、「発達障害者への支援」について理解できているかを確認してください。キーワードである「精神科デイケア」、「TEACCH自閉症プログラム」、「応用行動分析」、「ソーシャルスキルトレーニング」、「認知行動療法」を説明できますか?説明できない場合や理解が不十分なところは教材の該当部分を熟読してください。また、小テストで間違った問題は教材の該当部分を読み直して確認してください。最後に、再度、コマ主題細目およびキーワードについて、それぞれ説明できるかを確かめましょう。
履修判定指標
履修指標履修指標の水準キーワード配点関連回
身体障害 身体障害者福祉法において、身体障害者とは、「視覚障害」「聴覚又は平衡機能の障害」「音声機能、言語機能又はそしゃく機能の障害」「肢体不自由」「心臓、じん臓又は呼吸器の機能の障害その他政令で定める障害(内部障害ともいう)」がある18歳以上の人で、都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けた人のことと定義されています。身体障害者について200字程度で説明できるようになってください。国際生活機能分類(ICF)、肢体不自由、内部障害について、それぞれ100字程度で説明できるようになってください。 身体障害、身体障害者福祉法、国際生活機能分類(ICF)、肢体不自由、内部障害 10 2回
身体障害者の心理社会的課題と支援 障害受容とはどのようなことかについて、100字程度で説明できるようになってください。また、障害を受容していくプロセスについて200~300字程度で説明できるようになってください。合理的配慮とはなにか、その基本的な考え方について、200字程度で説明できるようになってください。聴覚障害者は、情報障害と日本語の能力の問題に起因するコミュニケーションに関係した難しさがありますが、この情報障害について、100字程度で説明できるようになってください。また、身体障碍者への生活支援およびコンサルテーションについても、それぞれ100字程度で説明できるようになってください。 障害受容、合理的配慮、情報障害、生活支援、コンサルテーション 10 7回,8回
知的障害 日本においては、身体障害者、精神障害者、発達障害者はそれぞれに関連する法律によって規定されています。しかし、知的障害者については知的障害者福祉法においても定義がありません。厚生労働省が実施した基礎調査の結果概要において、「知的機能の障害が発達期(おおむね18歳まで)にあらわれ、日常生活に支障が生じているため、何らかの特別の援助を必要とする状態にあるもの」とし、知的障害の判断基準として、(a)「知的機能の障害」、(b)「日常生活能力」の2つの軸から示しています。日本において、知的障害がどのように捉えられているかについて200字程度で説明できるようになってください。また、療育手帳について100字程度で、知能検査については200字程度で説明できるようになってください。 知的障害、療育手帳、知能検査 10 3回,9回
精神障害 精神疾患の有無を判別する方法として、精神疾患を外因性障害、内因性障害、心因性障害の3群に分けて、この順番でアセスメントをしていく従来診断と操作的診断基準と言われるICDやDSMがあります。心理師が相談者のアセスメントをする上で、従来診断が利用されることがありますが、従来診断について200字程度で説明できるようになってください。また、外因性障害、内因性障害、心因性障害、精神機能についても、それぞれ100字程度で説明できるようになってください。さらに、精神症状を把握する方法について200字程度で説明できるようになってください。 従来診断、操作的診断基準、精神機能、精神症状 15 4回
精神障害者の心理社会的課題と支援 女性における周産期、出産後の精神障害発症のリスクについて200字程度で説明できるようになってください。心理師が行う心理アセスメントによって得られた情報は、精神科医師が行う診断の補助資料とされることが多く、精神障害者保健福祉手帳の申請の際に、基礎的資料として活用されることも多いです。心理アセスメント、精神障害者保健福祉手帳について100字程度で説明できるようになってください。また、精神科デイケアについて200字程度で説明できるようになってください。さらに、障害者差別解消法の目的について100字程度で説明できるようになってください。 心理アセスメント、精神障害者保健福祉手帳、精神科デイケア、障害者差別解消法 15 11回、12回
発達障害 DSM-5では、精神発達に関する疾患が神経発達症群/神経発達障害群という1つのカテゴリーにまとめられ、このカテゴリーが7つの疾患群に分類されています。しかし、発達障害者支援法において、発達障害は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢で発現するもの」と定義されています。自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、限局性学習症について、それぞれ200字程度で説明できるようになってください。 発達障害、自閉スペクトラム症/自閉スペクトラム障害、注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害、限局性学習症/限局性学習障害 20 5回
発達障害者の心理社会的課題と支援 乳幼児期から、運動発達の道筋から外れている、視線行動に特徴がある、言語発達に遅れがあるなど、発達障害の可能性を示唆する場合があります。発達障害の早期診断、早期支援が重要ですが、支援の方法としてはTEACCH自閉症プログラム、応用行動分析、ソーシャルスキルトレーニング、認知行動療法などがあります。TEACCH自閉症プログラム、応用行動分析については200字程度、ソーシャルスキルトレーニングと認知行動療法については100字程度で説明できるようになってください。また、発達障害者支援法において、発達障害者の就労支援に関してどのように定めているか、150字程度で説明できるようになってください。 TEACCH自閉症プログラム、構造化、応用行動分析、ソーシャルスキルトレーニング、認知行動療法、発達障害者支援法 20 13回、14回
評価方法 期末試験100%
評価基準 評語
    学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・ S (100~90点)
    学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・ A (89~80点)
    学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・ B (79~70点)
    学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・ C (69~60点)
    学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・ D (60点未満)
教科書 各回の授業までに配布される文字教材を使用します。
参考文献 ①野島一彦・繁枡算男(監修)(2022)障害者・障害児心理学.遠見書房、②原田憲一(2008)精神症状の把握と理解. 中山書店、③下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫(監修)(2020)障害者・障害児心理学. ミネルヴァ書房
実験・実習・教材費