| 回 | 主題 | コマシラバス項目 | 内容 | 教材・教具 |
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1
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ガイダンス
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第1回目では、科目の目標や授業スケジュール等について確認することが主な内容となる。
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【コマ主題細目①】 ・教科書:公益財団法人 日本生態系協会(監修)『改訂版 ビオトープ管理士資格試験公式テキスト』日本能率協会マネジメントセンター、2016年、8-14頁。 ・公益財団法人 日本生態系協会『ビオトープ管理士ホームページ』、https://www.biotop-kanrishi.org/、2023年2月1日確認。
【コマ主題細目②】 ・教科書、8-14頁。 ・公益財団法人 日本生態系協会『ビオトープ管理士ホームページ』、https://www.biotop-kanrishi.org/、2023年2月1日確認。
【コマ主題細目③】 ・教科書、8-14頁。ほか、教員配布資料を使用。
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コマ主題細目
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① 目指そう!ビオトープ管理士 ② 授業スケジュール ③ 小テスト
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細目レベル
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① 本科目では、ビオトープについての知識を深めながら、本科目を学ぶ学生がビオトープ管理士2級の合格水準に達することまでを目的とする。本科目においては、資格試験内容をカバーし、本資格試験の受験を目指すものである。本資格試験は、大学卒業後の将来においても、活用できるものである。なお、本資格試験には、共通科目として「生態学」、「ビオトープ論」、「環境関連法」があり、そのほか、部門により出題が異なる専門科目「計画部門」または「施工部門」がある。また、合格基準では各科目で60%以上を正解することである。これら択一問題のほか、小論文があり、これは主に受験者のビオトープ管理士としての意思や信念を問うものであり、与えられたいくつかのテーマから一つを選び、400字以内で作文するものである。小論文は「可」の評価を得ることで、合格となる。本科目を担当する久松も2021年に2級ビオトープ施工管理士を受験し、無事合格した。その後、1級ビオトープ施工管理士も取得している。なお、1級は5年以上の実務経験が、受験資格として必要となる。勉強方法など自身の経験も話すので自らの学びに活かすこと。
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② 本科目における15コマの授業スケジュールまでを伝える。本科目においては、教科書を用いながらビオトープについての理解を深める。学ぶ上において、将来の進路にも役立つであろう資格の取得にも結び付けて欲しいという観点から、「ビオトープ管理士2級」の資格取得を目指すことが望ましい。このことを踏まえ、本授業では本資格試験の科目を学ぶことから、第2~4回に「生態学」、第5~7回に「ビオトープ論」、第8~12回に「環境関連法」、第13~15回に「施工部門」および「小論文」の内容をカバーしている。なお、本科目においては、広域的な地域計画のプランナーである「ビオトープ計画管理士」よりも、設計・施工にあたる事業現場担当の技術者を目指す「ビオトープ施工管理士」の内容をカバーするものである。
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③ コマ主題細目の①および②でも伝えた通り、本科目では「2級ビオトープ管理士」の受験までを目指す。本資格試験には、4つの択一問題科目がある。具体的には、「生態学」、「ビオトープ論」、「環境関連法」、そして「施工部門」もしくは「計画部門」である。本資格試験においては、過去問を解くことが合格への近道である。しかし、効率的に過去問を解くには、まずは自分の苦手科目を把握することである。そのためには、一度全科目を通して過去問を解いてみることである。その観点において、今回は全科目をカバーした過去問を、小テストとして解くこととなる。本小テストを解き、自ら答え合わせをすることにより、自身の苦手科目の把握に努める。
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キーワード
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① ビオトープ ② ビオトープ管理士 ③ 授業スケジュール ④ 小テスト ⑤ 資格
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第1回を読み直し、今後の授業スケジュールや科目の目的、展開方法などを確認しておく。また、本科目ではビオトープ管理士2級の合格水準に達することを目標とする。本資格試験の受験は強制ではないが、本学においては学内受験が可能であり、また、就職活動時にもアピールできる資格であるので、受験することを強く勧める。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。
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2
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生態学~生態系とは~
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第2回では、生態学分野についての理解を深める。
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【コマ主題細目①】 ・教科書、16-26頁。
【コマ主題細目②】 ・教科書、27-35頁。
【コマ主題細目③】 ・教科書、36-40頁。
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コマ主題細目
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① 生態系とは ② 生態系のしくみ ③ 環境条件
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細目レベル
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① 生態系という用語の意味や内容までを理解する。私たちは様々な命とつながって生存している。また、この関係性のことを生態系と呼ぶ。この中で、生態学ecologyは、生物とその環境の相互作用に関する学問である。A.マッケンジーらによる生態学10の規則は以下の通りである。①「生態学は科学である」、②「生態学は進化の観点からのみ理解することができる」、③「種の利益のためには何も起こらない」、④「環境と遺伝子の両方が重要」、⑤複雑なものを理解するためにはモデルが必要、⑥物語は危険、⑦説明にも階層性がある、⑧生物には多くの規制がある、⑨偶然も重要、⑩自ら生態学に境界を設けない。これらの詳細については、授業内で紹介する。生態学は、遺伝子から地球生態系まで、広い範囲を対象としている。自然界では、分子レベル、細胞レベル、個体レベルというように、様々なまとまりの系列がある。ゾウ(個体)を例にすると、ゾウの仲間が集まると(個体群)に、一定の地域に生活する、様々な種の個体群がまじりあう生物種のまとまりを、(群集)と呼ぶ。この群集は、降雨や気温などの非生物的要素の影響を受けているが、そこまで捉えたまとまりを、生態系という。気温や土壌の性質をも含む上位の「生態系」と、個体のまとまりとしての「種」、種を司る最下位のレベルとなる「遺伝子」の3つのレベルでの多様性を保全していくことが、必要なのである。
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② 生態系のしくみまでを理解する。生物を保全する活動をするにあたり、生物と私たち人間とのつながりを押さえる。まず「食物連鎖」とは、生物の間の食う―食われる」のひとつながりの鎖状の関係を食物連鎖と呼ぶ。この関係は、生物群集ではまるで網の目のようになっていることから、食物網と呼ばれる。次に、「栄養段階」について学ぶ。植物、植物を食べる動物、それを食べる動物というように、段階分けができ、その各段が下から積み重なった模式図を生態ピラミッドと言う。この各段のことを栄養段階と呼ばれる。「ニッチ」とは、生態的地位とも言われ、生態系の中でその生物が占める位置のことである。このなかで、一つのニッチには一種しか生息できないというものを「ガウゼの法則」または競争排除則、競争排他則などと呼ばれる。特定の物質が食う―食われるの関係を通して上位の栄養段階に進むほど、体内に蓄積されていくことを「生物濃縮」と呼ぶ。「バイオマス」とは、土地面積あたりの、生物体積のことである。これら生態学の用語とその内容は、生物を保全する上での基礎知識となることを押さえる。
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③ 生物の生存可能な温度範囲は、低温では-100℃から、高温では、特殊な種を除き40℃程度までと言われている。低温に対しては適応範囲が広いが、高温に対しては狭いという特性をもっている。広い温度で生活できる種を「広温性」、狭い温度にしか生活できない種を「狭温性」と言う。また、恒温動物について、同種の個体間あるいは近縁の種間において、寒い地方にすむものの方が、暖かい地方にすむものよりも、体が大きくなる傾向にあることを、「ベルクマンの法則」と言う。そして、恒温動物について、同種の個体間あるいは近縁の種間において、暑い地方の動物の方が、耳・足・尾等の体の末端の突出部が大きくなる傾向のことを「アレンの法則」と言う。これら生態学の用語とその内容は、生物を保全する上での基礎知識となることまでを押さえる。
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キーワード
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① 食物連鎖 ② 栄養段階 ③ ニッチ ④ 生物濃縮 ⑤ バイオマス
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第2回を読み直し、復習をおこなう。生態系とは、私たち人間を含めて生物は互いに関連しあって生存しているという関係性のことである。ニッチとは、生態的地位とも言われ、生態系の中でその生物が占める位置のことである。ビオトープ管理について学ぶにあたり、その基礎となる生態学の用語と、その意味を押さえる。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。
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3
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生態学~生物地理と生態~
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第3回では、前回に引き続き生態学分野についての理解を深める。
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【コマ主題細目①】 ・教科書、41-48頁。
【コマ主題細目②】 ・教科書、49-56頁。
【コマ主題細目③】 ・教科書、57-60頁。
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コマ主題細目
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① 生物地理と生態 ② 個体群生物学と遷移 ③ 保全生態学の基礎用語
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細目レベル
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① メタ個体群とボトルネック効果、そして生物地理区についてまでを理解する。「メタ個体群」とは、お互いの群れを行き来して繁殖することができる、複数の個体群の集まりのことである。宅地開発や道路建設などにより、生物の往来する場所が狭められ、少数のものしか移動できなくなり、その結果、限られた遺伝子のみでの繁殖となり、遺伝的多様性の低い集団ができてしまうことを、「ボトルネック効果」と言う。開発行為により生息地が分断・島状化されると、生物は島状化された生息地内で限られた数の個体間での交配しかできないことから、移動能力が低い種などは、その種の遺伝子の多様性を低下させることで絶滅の危険がさらに高まる。こうした状況を防ぐためには、まず生息地を分断・島状化するかたちの開発行為を避け、島状化した生息地については生態学的回廊でつなぎ、局所個体群間の移動を回復することが有効である。世界の生物地理区について、例えば動物については、旧北区、新北区、旧熱帯区、東洋区、新熱帯区という区分けが知られている。この中で日本は旧北区および東洋区に属している。また、日本列島は南北に長く、多くの島が存在するため、以下のような様々な特性を区分する生物分布境界線が引かれている。「ブラキストン線」津軽海峡に引かれた線、「渡瀬線」屋久島とトカラ列島の間に引かれている線。「三宅線」九州と屋久島の間に引かれた線等が知られている。
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② r戦略とK戦略、そして遷移についてまでを理解する。動物の生活史において、r戦略とK戦略という2つの戦略がある。まずr戦略の生物は、生活場所や餌条件など、不安定な環境条件に依存している。この戦略をとる生物は、個体数が減少しても、休息に増殖することができたり、いつでも快適な場所へと移動できたりする高い移動能力をもっており、r戦略者と言う。一方のK戦略の種は、安定した生活場所を利用し、資源を有効に利用できるため、競争力を高める方向に適応していく。この戦略をとる種を、K戦略者と言う。ある土地の様相は、時間とともに移ろいで行く。植物の移ろいを「遷移」と呼ぶ。まず裸地には、最初は一年草が生えてくるが、数年経つとススキなどの多年草が優先した草原が形成される。そして、マツやコナラなどの陽樹が成長し、陽樹林を形成する。この陽樹林の内部は暗くなるため、ブナやシイ、ツガなどの陰樹が成長し、陽樹から陰樹の森へと移り変わる。日本では気候条件から、陰樹林まで移ったあとは、この状態で長期に安定するため、極相となる。この中で、地すべりなどの自然の攪乱や森林伐採など人為の改変があったばかりの土地にすぐ入り込み生育できる植物をパイオニア種と言う。一方で、遷移が進み極相の段階に達した植物を、極相種と言う。
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③ 保全生態学の基礎用語までを理解する。森の内部に生息する生物を林内種もしくは内部種と言い、反対に森の周辺環境に適した生物を周辺種もしくは辺縁種と言う。そして、森林の内部は、気温・湿度等が安定しているため、この環境にてきした生物が生息する。一方で、縁にあたる部分は気温や湿度の変化が大きいため、それらの環境に適した生物が生息している。ここで、道路建設などで森が切り開かれると「エッジ効果」が発生し、環境変化に強い周辺種が森林内部に入り込んで生息地を広げることとなる。森林内部と周辺部では、生育・生息する種の構成が異なり、質に違いがあることを押さえる。「キーストーン種」とは、それが絶滅したときに、生態系のバランスが大きく壊れてしまう、生物間相互作用の要となる種のことである。また、「アンブレラ種」とは、行動圏の広い動物を指す。例えばクマなど、広い行動圏を持つ動物が生きていける環境を守れば、その行動圏の中に生息する生物たちを同時に守ることが可能となる。キーストン種とアンブレラ種について、用語とその意味を押さえる。
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キーワード
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① メタ個体群 ② ボトルネック効果 ③ r戦略 ④ K戦略 ⑤ 遷移
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第3回を読み直し、復習をおこなう。ボトルネック効果とは、宅地開発などにより、生物の往来する場所が狭められ、少数のものしか移動できなくなり、その結果、限られた遺伝子のみでの繁殖となり、遺伝的多様性の低い集団ができてしまうことである。また、少数の個体が離れた地点に移動して繁殖し、新しく集団を形成する場合にも、遺伝的変異がもとの集団よりも一挙に減少することが生じる。このような少数の移住個体がもたらす効果を、創始者効果とよぶ。ビオトープ管理について学ぶにあたり、その基礎となる生態学の用語と、その意味を押さえる。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。
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4
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踊り場コマ(1)
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第4回では、生態学分野のまとめをおこない、知識の定着をはかる。
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【コマ主題細目①】 ・教科書、16-26頁。
【コマ主題細目②】 ・教科書、41-48頁。
【コマ主題細目③】 ・教科書、16-60頁。
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コマ主題細目
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① 生態系とは ② 生物地理と生態 ③ 小テスト
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細目レベル
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① 生態系という用語の意味や内容までを再度確認する。私たちは様々な命とつながって生存している。この関係性のことを生態系と呼ぶ。この中で、生態学ecologyは、生物とその環境の相互作用に関する学問である。A.マッケンジーらによる生態学10の規則は以下の通りである。①「生態学は科学である」、②「生態学は進化の観点からのみ理解することができる」、③「種の利益のためには何も起こらない」、④「環境と遺伝子の両方が重要」、⑤複雑なものを理解するためにはモデルが必要、⑥物語は危険、⑦説明にも階層性がある、⑧生物には多くの規制がある、⑨偶然も重要、⑩自ら生態学に境界を設けない。これらの詳細については、授業内で紹介する。生態学は、遺伝子から地球生態系まで、広い範囲を対象としている。自然界では、分子レベル、細胞レベル、個体レベルというように、様々なまとまりの系列がある。ゾウ(個体)を例にすると、ゾウの仲間が集まると(個体群)に、一定の地域に生活する、様々な種の個体群がまじりあう生物種のまとまりを、(群集)と呼ぶ。この群集は、降雨や気温などの非生物的要素の影響を受けているが、そこまで捉えたまとまりを、生態系という。気温や土壌の性質をも含む上位の「生態系」と、個体のまとまりとしての「種」、種を司る最下位のレベルとなる「遺伝子」の3つのレベルでの多様性を保全していくことが、必要なのである。
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② メタ個体群とボトルネック効果、そして生物地理区についてまでを再度確認する。「メタ個体群」とは、お互いの群れを行き来して繁殖することができる、複数の個体群の集まりのことである。宅地開発や道路建設などにより、生物の往来する場所が狭められ、少数のものしか移動できなくなり、その結果、限られた遺伝子のみでの繁殖となり、遺伝的多様性の低い集団ができてしまうことを、「ボトルネック効果」と言う。開発行為により生息地が分断・島状化されると、生物は島状化された生息地内で限られた数の個体間での交配しかできないことから、移動能力が低い種などは、その種の遺伝子の多様性を低下させることで絶滅の危険がさらに高まる。こうした状況を防ぐためには、まず生息地を分断・島状化するかたちの開発行為を避け、島状化した生底打ちについては生態学的回廊でつなぎ、局所個体群間の移動を回復することが有効である。世界の生物地理区について、例えば動物については、旧北区、新北区、旧熱帯区、東洋区、新熱帯区という区分けが知られている。この中で日本は旧北区および東洋区に属している。また、日本列島は南北に長く、多くの島が存在するため、以下のような様々な特性を区分する生物分布境界線が引かれている。「ブラキストン線」津軽海峡に引かれた線、「渡瀬線」屋久島とトカラ列島の間に引かれている線。「三宅線」九州と屋久島の間に引かれた線等が知られている。
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③ コマシラバス第2~4回に実施した、「生態学」科目のまとめまでをおこなう。私たちは様々な命とつながって生存している。この関係性のことを生態系と呼ぶ。気温や土壌の性質をも含む上位の「生態系」と、個体のまとまりとしての「種」、種を司る最下位のレベルとなる「遺伝子」の3つのレベルでの多様性を保全していくことが、必要となる。また、生物を保全するにあたり、生物と私たち人間とのつながりについて、押さえる。生物の間の食う―食われる」のひとつながりの鎖状の関係を食物連鎖と呼ぶ。また、特定の物質が、この食物連鎖を通して、上位の栄養段階に進むほど、体内に蓄積されていくことを生物濃縮と呼ぶ。次に、「メタ個体群」について復習する。メタ個体群とは、お互いの群れを行き来して繁殖することができる、複数の個体群の集まりのことである。宅地開発や道路建設などにより、生物の往来する場所が狭められ、少数のものしか移動できなくなり、その結果、限られた遺伝子のみでの繁殖となり、遺伝的多様性の低い集団ができてしまうことを、ボトルネック効果と言う。キーストーン種およびアンブレラ種について、復習する。森の内部に生息する生物を林内種もしくは内部種と言い、反対に森の周辺環境に適した生物を周辺種もしくは辺縁種と言う。そして、森林の内部は、気温・湿度等が安定しているため、この環境にてきした生物が生息する。一方で、縁にあたる部分は気温や湿度の変化が大きいため、それらの環境に適した生物が生息している。ここで、道路建設などで森が切り開かれると「エッジ効果」が発生し、環境変化に強い周辺種が森林内部に入り込んで生息地を広げることとなる。次に、キーストーン種とは、それが絶滅したときに、生態系のバランスが大きく壊れてしまう、生物間相互作用の要となる種のことである。また、「アンブレラ種」とは、行動圏の広い動物を指す。例えばクマなど、広い行動圏を持つ動物が生きていける環境を守れば、その行動圏の中に生息する生物たちを同時に守ることが可能となる。生物を保全するにあたり必要となる、これら生態学の用語とその意味を押さえる。
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キーワード
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① 生態系 ② 食物連鎖 ③ エッジ効果 ④ キーストーン種 ⑤ アンブレラ種
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】今回は、コマシラバス第2~3回に実施した生態学分野に関して、とりまとめをおこなった。配布資料およびコマシラバス第2~3回を読み直し、復習をおこなう。気温や土壌の性質をも含む上位の「生態系」と、個体のまとまりとしての「種」、種を司る最下位のレベルとなる「遺伝子」の3つのレベルでの多様性を保全していくことが、必要となる。ビオトープ管理について学ぶにあたり、その基礎となる生態学の用語と、その意味を押さえる。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。
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ビオトープ論~ビオトープとは~
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第5回では、ビオトープ論分野についての理解を深める。
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【コマ主題細目①】 ・教科書、62-68頁。
【コマ主題細目②】 ・教科書、69-76頁。
【コマ主題細目③】 ・教科書、77-88頁。
【コマ主題細目④】 ・教員配布資料ほか。 ・おかざき自然体験の森ホームページ、https://okazaki-kanko.jp/mizutomidori/shizen-taiken、2023年2月1日確認。 ・豊田市自然観察の森ホームページ、https://toyota-shizen.org/、2023年2月1日確認。 ・吉田和也『豊田市のビオトープ』、矢作川研究、109-120。 ・碧南市海浜水族館ホームページ、https://www.city.hekinan.lg.jp/aquarium/index.html、2023年2月1日確認。
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コマ主題細目
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① ビオトープの定義 ② ビオトープのタイプ ③ ビオトープの現状 ④ ビオトープの実例 その①
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細目レベル
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① 第5回からは「ビオトープ論」の内容を中心に、学ぶ。まずは、ビオトープという言葉の意味とその内容までを理解する。そもそもビオトープとは何のことで、どういう意味なのであろうか。もともとは、ドイツ語のBio(生き物)とTop(場所)を語源とした合成語で、直訳すると「生き物のすむ空間」を意味する。また、その定義の一つとして、「生物群集に注目し、空間的にまとまりのある、ほぼ均一な自然のかたまり」というものがある。具体例を見てみよう。近年では、人工的な池を伴った自然風の庭園をビオトープと呼ぶことが多くなったが、そういった小さな人工的な空間のみがビオトープという訳ではない。水田や畑、そして砂漠や氷河などの自然環境も、ビオトープのタイプの一つであることを押さえる。また、コンクリートの構造物に囲まれた都市空間であっても、そうした環境に適応した種によって自然の相互関係が成立していれば、ビオトープのタイプの一つと考えて間違いはない。
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② ビオトープのタイプまでを理解する。環境の多様性は、その場所の地形の違いによって生まれる。また、地形は地球がもつ内部からの力と、太陽エネルギーに期限をもつ外部からの力とのせめぎ合いで形成されたものである。このような内外両面からの作用によって、地表には様々な地形が作られ、陽当たり、風当り、湿度などの環境要因の違いを生み出している。それにより、成立する植物群落や動物の種構成が違ってくるのである。地形形成の力は、現在も働き続けている。そんため、自然環境の保全と言うと、現状のまま残すかのような引用があるが、人間社会の安全性を確保したうえで、将来的な変化の余地も含めて保全することが重要である。ビオトープの成立の仕方や地形、植物群落の違い等によって自然環境をタイプ分けしたものをビオトープタイプと呼ぶ。また、ビオトープタイプごとに、生息する生物の群集にも特徴がある。このように、ビオトープタイプに共通して見つかる種や種のグループを「生態学的指標種」と呼ぶ。これらの知識をもとに、地域全体のビオトープを把握し、そのビオトープタイプを考慮して体系的・総合的に保全を進めることによって、地域全体として多様性の高い状況をつくり出すことが可能となるのである。
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③ ビオトープの現状として、野生生物など生物多様性の現状と、その理解のために必要な用語までを押さえる。絶滅のおそれのある野生生物をまとめた目録を「レッドリスト」、レッドリスト掲載種の現状を報告書の形で公表したものをレッドデータブックと言う。IUCN(国際自然保護連合)によるレッドリストのカテゴリーには、「絶滅」、「野生絶滅」、「絶滅危惧IA類」、「絶滅危惧IB類}、「絶滅危惧II類」、「準絶滅危惧」、「軽度懸念」、「情報不足」がある。野生生物絶滅の鯨飲として、「すみかの破壊」が大きい。たとえば、自動車道を通すことにより、車道の両サイドがエッジ効果を受けやすい場所に代わることや、侵略的外来種の影響などが挙げられる。そして、絶滅の問題は種に注目する場合が多いものの、地域における保全の対象は種全体ではなく、常に個々の地域ごとの個体群を対象として考える必要がある。
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④ ビオトープの実例を、写真や動画などで確認することまでをおこなう。例えば「おかざき自然体験の森」(岡崎市仁木町八反田53-40)では、在来種の保護・再生など生物多様性を目指したビオトープ作りが実施されている。「豊田市自然観察の森」(豊田市東山町4-1206-1)では、一部に休耕田を利用してトンボの湿地が造成されている。「トヨタの森」では、整備ゾーン、保全ゾーン、活用ゾーンの3つに大別して里山の再生・保全に取り組んでいる。このうち保全ゾーンでは、放棄水田や自然池を活用して昔ながらの生育環境を保全し、ハッチョウトンボなどが生息している。「碧南海浜水族館」では、施設内にビオトープエリアがあり、ウシモツゴやカワバタモロコをはじめとする希少淡水魚に加え、季節の植物、飛来する野鳥、トンボなどの昆虫などを観察できる。本来は現地での観察が望ましいが、受講者数の関係から、今回は写真や動画での紹介とする。興味がある学生は、個人で現地への視察をおこなうことが望ましい。
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キーワード
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① ビオトープ ② レッドリスト ③ レッドリスト ④ レッドデータブック
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第5回を読み直し、復習をおこなう。まずは、ビオトープの意味とその内容を理解すること。ビオトープとは、直訳すると「生き物のすむ空間」を意味する。人工的に作成した池だけがビオトープではなく、自然環境そのものもビオトープであること、そして必ずしも水辺を含んだもののみがビオトープではないことも押さえる。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。
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6
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ビオトープ論~ビオトープの保全~
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第6回では、前回に引き続きビオトープ論分野についての理解を深める。
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【コマ主題細目①】 ・教科書、89-94頁。
【コマ主題細目②】 ・教科書、95-104頁。
【コマ主題細目③】 ・教員配布資料ほか。 ・おかざき自然体験の森ホームページ、https://okazaki-kanko.jp/mizutomidori/shizen-taiken、2023年2月1日確認。 ・豊田市自然観察の森ホームページ、https://toyota-shizen.org/、2023年2月1日確認。 ・吉田和也『豊田市のビオトープ』、矢作川研究、109-120。 ・碧南市海浜水族館ホームページ、https://www.city.hekinan.lg.jp/aquarium/index.html、2023年2月1日確認。
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コマ主題細目
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① ビオトープの保全が必要な理由 ② ビオトープの保全の考え方 ③ ビオトープの実例 その2
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細目レベル
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① ビオトープの保全が必要な理由までを理解する。自然環境や生物多様性の保全が求められるのは、それが人類の持続可能な社会の構築にとって必要だからである。2005年、国連は「国連ミレニアム生態系評価」に関する報告書を公開し、その中において、生態系によって人間が得ている様々な恵みを「生態系サービス」と名付け、24項目がその評価の対象となった。この24項目の生態系サービルは、人間社会に対する直接的な資源の供給である「供給サービス」、生活環境の安定性をもたらす「調整サービス」、絵画や音楽などの源泉となっている「文化的サービス」、そしてこれらすべての基盤となる物質生産や物質循環に対応する「基盤サービス」の4通りに分類される。地球環境の保全機能や快適環境形成機能は、人の生活になくてはならない機能である。しかし、このような多面的機能は、金額的評価が困難であるとも言える。健全な生態系は、生物多様性によって支えられている。そのため、生態系サービスを向上させるためには、生物多様性の保全、ビオトープの保全が必要である。
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② ビオトープの保全の考え方までを理解する。自然環境は複雑で変わりやすい。そこで、保全事業の成果を確認するために、分かりやすい指標種を生物群集の代表と考え、指標種の生息状況によってそれを推測する方法がある。このときに代表として立てる種を、「保全目標種」とも言う。また、保全・再生目標となる環境にたいてい生息している、生態学的指標種を選ぶ場合もある。ビオトープの中で保全の目標とした種が生き続けるためには、第一に、その種と相互関係を結んでいる他の種を同時に保全する必要がある。また、多くの動物は、その生涯においてさまざまなビオトープタイプを渡り歩く。種を保存するには、その種が生涯において必要とするすべての環境条件がきっちりと備わっていなければ、保全したことにはならないことを押さえる。その保全の手法として、ユネスコのMAB計画では、保全区域の外部からの影響を和らげ、重要な区域の保全を原生に確保するために、「コアエリア」、「バッファーゾーン」、そして「トランジションゾーン」の3重構造のゾーニングが提案されている。ビオトープ事業において保全区域を設定する場合には、形状・配置に十分注意する必要があることを押さえる。
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③ 前回に引き続き、ビオトープの実例を、写真や動画などで確認することまでをおこなう。例えば「おかざき自然体験の森」(岡崎市仁木町八反田53-40)では、在来種の保護・再生など生物多様性を目指したビオトープ作りが実施されている。「豊田市自然観察の森」(豊田市東山町4-1206-1)では、一部に休耕田を利用してトンボの湿地が造成されている。「トヨタの森」では、整備ゾーン、保全ゾーン、活用ゾーンの3つに大別して里山の再生・保全に取り組んでいる。このうち保全ゾーンでは、放棄水田や自然池を活用して昔ながらの生育環境を保全し、ハッチョウトンボなどが生息している。「碧南海浜水族館」では、施設内にビオトープエリアがあり、ウシモツゴやカワバタモロコをはじめとする希少淡水魚に加え、季節の植物、飛来する野鳥、トンボなどの昆虫などを観察できる。本来は現地での観察が望ましいが、受講者数の関係から、今回は写真や動画での紹介とする。興味がある学生は、個人で現地への視察をおこなうことが望ましい。
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キーワード
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① 生態系サービス ② コアエリア ③ バッファーゾーン ④ トランジションゾーン ⑤ ビオトープの実例
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第6回を読み直し、ビオトープ論分野における復習をおこなう。我々は、生態系によってさまざまな恵みを享受しており、それらを生態系サービスと呼ぶ。自然環境や生物多様性の保全が求められるのは、それが人類の持続可能な社会の構築にとって必要だからであると言える。この生物多様性を保全するためにも、ビオトープの保全が必要であることを押さえる。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。
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7
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踊り場コマ(2)
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第7回では、ビオトープ論分野のまとめをおこない、知識の定着をはかる。
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【コマ主題細目①】 ・教科書、62-76頁。
【コマ主題細目②】 ・教科書、89-104頁。
【コマ主題細目③】 ・教員配布資料ほか。 ・おかざき自然体験の森ホームページ、https://okazaki-kanko.jp/mizutomidori/shizen-taiken、2023年2月1日確認。 ・豊田市自然観察の森ホームページ、https://toyota-shizen.org/、2023年2月1日確認。 ・吉田和也『豊田市のビオトープ』、矢作川研究、109-120。 ・碧南市海浜水族館ホームページ、https://www.city.hekinan.lg.jp/aquarium/index.html、2023年2月1日確認。
【コマ主題細目④】 ・教科書、62-120頁。
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コマ主題細目
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① ビオトープの定義・タイプについて ② ビオトープの保全について ③ ビオトープの実例について ④ 小テスト
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細目レベル
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① 「ビオトープ論」の内容までを再度確認する。。ビオトープとは、もともとは、ドイツ語のBio(生き物)とTop(場所)を語源とした合成語で、直訳すると「生き物のすむ空間」を意味する。また、その定義の一つとして、「生物群集に注目し、空間的にまとまりのある、ほぼ均一な自然のかたまり」というものがある。近年では、人工的な池を伴った自然風の庭園をビオトープと呼ぶことが多くなったが、そういった小さな人工的な空間のみがビオトープという訳ではない。水田や畑、そして砂漠や氷河などの自然環境も、ビオトープのタイプの一つであることを押さえる。ビオトープの成立の仕方や地形、植物群落の違い等によって自然環境をタイプ分けしたものをビオトープタイプと呼ぶ。また、ビオトープタイプごとに、生息する生物の群集にも特徴がある。このように、ビオトープタイプに共通して見つかる種や種のグループを「生態学的指標種」と呼ぶ。これらの知識をもとに、地域全体のビオトープを把握し、そのビオトープタイプを考慮して体系的・総合的に保全を進めることによって、地域全体として多様性の高い状況をつくり出すことが可能となるのである。
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② ビオトープの保全の内容までを再度確認する。2005年、国連は「国連ミレニアム生態系評価」に関する報告書を公開し、その中において、生態系によって人間が得ている様々な恵みを「生態系サービス」と名付け、24項目がその評価の対象となった。この24項目の生態系サービルは、人間社会に対する直接的な資源の供給である「供給サービス」、生活環境の安定性をもたらす「調整サービス」、絵画や音楽などの源泉となっている「文化的サービス」、そしてこれらすべての基盤となる物質生産や物質循環に対応する「基盤サービス」の4通りに分類される。自然環境は複雑で変わりやすい。そこで、保全事業の成果を確認するために、分かりやすい指標種を生物群集の代表と考え、指標種の生息状況によってそれを推測する方法がある。このときに代表として立てる種を、「保全目標種」とも言う。また、保全・再生目標となる環境にたいてい生息している、生態学的指標種を選ぶ場合もある。ビオトープの中で保全の目標とした種が生き続けるためには、第一に、その種と相互関係を結んでいる他の種を同時に保全する必要がある。また、多くの動物は、その生涯においてさまざまなビオトープタイプを渡り歩く。種を保存するには、その種が生涯において必要とするすべての環境条件がきっちりと備わっていなければ、保全したことにはならないことを押さえる。
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③ ビオトープの実例を、写真や動画などで再度確認する。例えば「おかざき自然体験の森」(岡崎市仁木町八反田53-40)では、在来種の保護・再生など生物多様性を目指したビオトープ作りが実施されている。「豊田市自然観察の森」(豊田市東山町4-1206-1)では、一部に休耕田を利用してトンボの湿地が造成されている。「トヨタの森」では、整備ゾーン、保全ゾーン、活用ゾーンの3つに大別して里山の再生・保全に取り組んでいる。このうち保全ゾーンでは、放棄水田や自然池を活用して昔ながらの生育環境を保全し、ハッチョウトンボなどが生息している。「碧南海浜水族館」では、施設内にビオトープエリアがあり、ウシモツゴやカワバタモロコをはじめとする希少淡水魚に加え、季節の植物、飛来する野鳥、トンボなどの昆虫などを観察できる。ビオトープについて学ぶには、その実際を見ることも重要である。興味がある学生は、個人で現地への視察をおこなうことが望ましい。
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④ コマシラバス第5~6回に実施した、「ビオトープ論」科目のまとめまでをおこなう。ビオトープとは自然環境のとらえ方の一つで、生物群集の生息空間となっている具体的な場所を指す。生物多様性は、地域ごとの地形や気象の違い、生物の分布拡大の歴史によって成立したもの。これを十分に理解したうえで、ビオトープ再生事業に臨む必要がある。また、生物の絶滅の最大の原因はすみかの破壊である。それ以外には、侵略的外来種による在来種への影響も、絶滅原因として注目される。そのほか、生態系が人間社会の維持に重要な役割を果たしていることが確認された。国連の報告ではこれを生態系サービルと呼んでいる。この生態系サービスは重要であるにもかかわらず、金額的評価にはまだ成功していないため、市場では高く評価されていないのが現状である。生物種は、その種と関係のある生態学的なつながりをすべて保全しなければ、保全できないことがあることを押さえる。
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キーワード
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① ビオトープ ② 生態系サービス ③ 保全 ④ 個体群 ⑤ 実例
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第5~6回を読み直し、ビオトープ論分野における復習をおこなう。まずは、ビオトープの意味とその内容を理解すること。ビオトープとは、直訳すると「生き物のすむ空間」を意味する。人工的に作成した池だけがビオトープではなく、自然環境そのものもビオトープであること、そして必ずしも水辺を含んだもののみがビオトープではないことも押さえる。我々は、生態系によってさまざまな恵みを享受しており、それらを生態系サービスと呼ぶ。自然環境や生物多様性の保全が求められるのは、それが人類の持続可能な社会の構築にとって必要だからであると言える。この生物多様性を保全するためにも、ビオトープの保全が必要であることを押さえる。 【予習】次回からは環境関連法分野の学びを開始する。ビオトープ管理士資格や、実際に現場技術者として活動をする際、その根拠となる法令を理解しておくことは重要である。以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。
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8
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環境関連法~環境関連法全体に関わる法律ほか~
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科目の中での位置付け
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【コマ主題細目①】 ・教科書、106-113頁。
【コマ主題細目②】 ・教科書、114-120頁。
【コマ主題細目③】 ・環境省自然保護局『日本の外来種対策』、https://www.env.go.jp/nature/intro/ , 2025年3月1日確認。
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コマ主題細目
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① 環境関連法全体に関わる法律 ② 種の保護・保全・防除に関する法律 ③ 日本の外来種対策
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細目レベル
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① 環境関連法全体に関わる法律についてまでを学ぶ。このなかで「環境基本法」とは、環境保全の基本理念や施策の基本事項等を定め、国等の責務を明らかにし、施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とするものである。次に、「生物多様性基本法」とは、生物多様性の保全、持続可能な利用に関する基本原則や生物多様性国家戦略の策定等の基本事項を定め、国等の責務を明らかにし、施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とする。そして、「環境影響評価法」とは、環境影響評価に関する国等の責務を明らかにし、影響の著しい規模の大きな事業について、環境影響評価が適切で円滑におこなわれるための手続き等を定め、その結果を事業内容に反映させることを目的に、1997年に成立(2011年に改正)されたものである。その対象事業は、環境影響評価の実施が義務づけられる第一種事業と、実施の必要性が個別に判定される第二種事業がある。
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② 種の保護・保全・防除に関する法律についてまでを学ぶ。まず「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」は、鳥獣保護管理事業の実施や猟具使用に伴う危険予防によって、鳥獣の保護・管理や狩猟の適正化を図ることを目的とする。次に「文化財保護法」とは、文化財の保存・活用を通じて、国民の文化的向上や世界文化の進歩に貢献することを目的とする。「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」とは、ワシントン条約の国内法としての枠割をもち、絶滅のおそれのある野生動植物の保存を測ることで、両行な自然環境を保全することを目的とするものである。「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」とは、特定外来生物の飼養・輸入等を規制し、国等による防除等の措置を講じ、生態系等への被害を防止することで、生物多様性の確保、人の生命や身体の保護、農林水産業の健全な発展を図ることを目的とする。
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③ 日本の外来種対策についてまでを学ぶ。環境省では、日本の生態系等に被害を及ぼす又は及ぼすおそれのある外来種について、規制や防除、理解促進等に取り組んでいる。環境省自然環境局が作成しているホームページである『日本の外来種対策』(環境省 https://www.env.go.jp/nature/intro/, 2025年3月1日確認)では、「外来生物法」、「特定外来生物等一覧」、「外来種問題を考える」、「外来種の防除」等について、最新の情報が公開されている。例えば、令和5年6月1日から条件付き特定外来生物に指定されたアカミミガメとアメリカザリガニについての解説ページもあり、寄生内容の詳細と手続き・Q&A、使用等基準等の記事も掲載されている。日本の外来種対策の最新情報を得るために、このホームページを随時閲覧することを推奨する。
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キーワード
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① 環境基本法 ② 生物多様性基本法 ③ 文化財保護法 ④ 種の保存法 ⑤ 外来生物法
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第8回を読み直し、環境関連法分野における復習をおこなう。特に本分野は、法律という性質上理解が難しいことと、また、実際に現場で活躍する際にはその根拠となるものであること等からも、しっかりと押さえておく必要がある。今回学んだ、環境関連法全体に関わる法律、種の保護・保全・防除に関する法律について、その具体的法律名とその内容について、しっかりと復習しておくこと。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。
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9
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環境関連法~公園関連法ほか~
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第9回では、前回に引き続き環境関連法分野についての理解を深める。
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【コマ主題細目①】 ・教科書、121-127頁。
【コマ主題細目②】 ・教科書、121-127頁。
【コマ主題細目③】 ・教科書、128-132頁。
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コマ主題細目
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① 公園関連法および補完的な役割の法律 その1 ② 公園関連法および補完的な役割の法律 その2 ③ 議員立法による推進法
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細目レベル
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① 公園関連法および補完的な役割の法律についてまでを学ぶ。「自然公園法」とは、優れた自然の風景地の保護と利用の増進を図り、国民の保健・休養等と生物多様性を確保することを目的とする。自然公園には、国立公園、国定公園、都道府県立自然公園の3つがある。このうち国立公園は、日本の風景を代表する傑出した自然の風景地で、環境大臣が指定する。国定公園は、国立公園に準ずる優れた自然の風景地で、環境大臣が指定するものである(公園事業の実施者は都道府県)。都道府県立自然公園とは、優れた自然の風景地で、都道府県が指定するものである。今回は補足として、授業担当教員が過去に実施した、自然公園における野外調査申請事例等も紹介する。
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② 公園関連法および補完的な役割の法律についてまでを学ぶ。「自然環境保全法」とは、生物多様性の確保等の自然環境の適正な保全を総合的に推進することで、国民が自然環境の恵沢を享受し、将来の国民に継承することを目的とする。本法律に基づき、原生自然環境保全地域、自然環境保全地域、都道府県自然環境保全地域が指定される。「都市公園法」とは、都市公園に関する基準等を定めて、都市公園を健全に市民に役立てることを目的とするものである。都市公園には、国が設置するものと地方公共団体が設置するものがあり、公園管理は設置者がおこなう。「都市緑地法」とは、都市における緑地の保全・緑化の推進に関する必要事項を定め、都市公園法等と連携し、良好な都市環境を形成することを目的とする。
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③ 議員立法による推進法までを学ぶ。議員が法案を提案し、成立した法律あるいは立法行為そのものを、議員立法と言う。これには、「自然再生推進法」、「環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律」などがある。まず自然再生推進法については、自然再生に関する基本理念や基本方針の策定等の必要な事項を定め、関係者の責務を明らかにし、自然再生に関する施策を総合的に推進することによって、生物多様性の確保等を実現することを目的とする。次に、環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律とは、環境保全活動の意欲の増進や環境教育に関する基本理念や基本事項等を定め、関係者の責務を明らかにして、現在および将来の国民の健康で文化的な生活を確保することを目的とする。
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キーワード
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① 自然公園法 ② 自然環境保全法 ③ 都市公園法 ④ 自然再生推進法 ⑤ 環境教育等による環境保全の取組の推進に関する法律
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第9回を読み直し、環境関連法分野における復習をおこなう。特に本分野は、法律という性質上理解が難しいことと、また、実際に現場で活躍する際にはその根拠となるものであること等からも、しっかりと押さえておく必要がある。特に今回学んだ、公園関連法、議員立法による推進法について、その具体的法律名とその内容について、しっかりと復習しておくこと。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。
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10
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環境関連法分野~水系管理に関する法律ほか~
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第10回では、前回に引き続き環境関連法分野についての理解を深める。
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【コマ主題細目①】 ・教科書、133-142頁。
【コマ主題細目②】 ・教科書、133-142頁。
【コマ主題細目③】 ・教科書、143-147頁。
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コマ主題細目
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① 水系管理に関する法律 その1 ② 水系管理に関する法律 その2 ③ 森林管理に関する法律
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細目レベル
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① 河川を軸として海までの、運用や水質等の水系管理に関する法律の内容についてまでを学ぶ。まず「河川法」とは、洪水・津波・高潮等の災害防止(治水)、河川の適正利用・流水の正常な機能維持(利水)、河川環境の整備と保全(環境)が達成できるように総合的な管理をおこない、公共の安全や福祉を増進すること等を目的とするものである。「水質汚濁防止法」とは、工場等からの排出水と地下浸透水を規制し、生活排水対策をおこない、公共用水域と地下水の水質汚濁を防止することによって、国民の健康の保護と生活環境の保全を図ること。工場等からの排出水や廃液で人の健康被害が生じた場合の損害賠償責任を定めることによって、被害者の保護を図ることを目的とする。「湖沼水質保全特別措置法」とは、湖沼の水質保全を図るために、湖沼水質保全基本方針を定めるとともに、環境基準の確保が必要な湖沼について実施すべき施策の計画を定め、汚水・廃液等を輩出する施設に関する必要な規制をおこなうことを目的とする。
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② 河川を軸として海までの、運用や水質等の水系管理に関する法律の内容についてまでを学ぶ。「海洋基本法」とは、国際的協調の下で海洋の持続可能な開発・利用をおこなうために、海洋に関する基本理念と施策の基本的な事項を定め、国等の責務を明らかにし、総合海洋政策本部を設置して、海洋に関する施策を総合的・計画的に推進することを目的とする。「海岸法」とは、津波・高潮等からの海岸の防護(防護)、海岸環境の整備と保全(環境)、公衆の海岸の適正利用(利用)を目的とする。「公有水面埋立法」とは、目的は明文化されていないものの、埋立免許の要件等から、環境に配慮しつつ国土の開発をおこなうために、必要な手続きを定めて、校友水面の埋め立てを適正かつ合理的に進めることが目的と考えられる。「港湾法」とは、交通の発達や国土の適正な利用と均衡ある発展のために、環境保全に配慮しつつ、港湾の秩序ある整備と適正な運営を測り、航路を開発・保全することを目的とする。
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③ 森林管理に関する法律についてまでを学ぶ。近年は、国民の価値観が多様化してきたことから、森林の産業的価値を重視してきた森林管理に関する法律の目的や施策等が、自然環境の保全を含む内容に改正されている。ここでは、森林管理に関する法律について学ぶ。まず「森林・林業基本法」とは、森林・林業に関する施策の基本理念等を定め、関係者の責務等を明らかにし、施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とするものである。次に、「森林法」とは、森林管理、保安林等の森林に関する基本的事項を定め、森林の保続培養(維持・育成)と森林生産力の増進を図ることを目的とするものである。そして、「国有林野の管理経営に関する法律」とは、国有林野の管理経営に関する計画を明らかにし、貸付け・売り払い等に関する事項を定め、国有林野の適切で効率的な管理経営を実施することを目的とするものである。
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キーワード
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① 河川法 ② 湖沼水質保全特別措置法 ③ 海洋基本法 ④ 森林・林業基本法 ⑤ 森林法
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第9回を読み直し、環境関連法分野における復習をおこなう。特に本分野は、法律という性質上理解が難しいことと、また、実際に現場で活躍する際にはその根拠となるものであること等からも、しっかりと押さえておく必要がある。特に今回学んだ、水系管理に関する法律、そして森林管理に関する法律について、その具体的法律名とその内容について、しっかりと復習しておくこと。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。
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11
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環境関連法~食料生産に関する環境配慮法ほか~
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第11回では、前回に引き続き環境関連法分野についての理解を深める。
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【コマ主題細目①】 ・教科書、148-152頁。
【コマ主題細目②】 ・教科書、153-158頁。
【コマ主題細目③】 ・教科書、159-164頁。
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コマ主題細目
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① 食料生産に関する環境配慮法 ② 気候変動・資源枯渇の対策に関する法律 ③ 環境関連条約
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細目レベル
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① 食料生産に関する環境配慮法についてまでを学ぶ。「食料・農業・農村基本法」とは、食料・農業・農村施策の基本理念や施策の基本事項等を定め、国等の関係者の責務等を明らかにし、施策を総合的・計画的に推進することを目的とする。「土地改良法」とは、土地改良事業に必要な事項を定めて農業生産基盤整備をおこない、農業総生産を増大させること等が目的である。事業実施の際には、環境との調査への配慮が原則となる。「水産基本法」とは、水産施策の基本理念や基本事項等を定め、関係者の責務等を明確にし、施策を総合的・計画的に推進することを目的とする。「水産資源保護法」とは、水産資源の保護培養を図り、その効果を将来にわたって維持することで、漁業を発展させることを目的とする。
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② 気候変動・資源枯渇の対策に関する法律についてまでを学ぶ。「地球温暖化対策の推進に関する法律」とは、地球温暖化が地球全体に深刻な影響を及ぼすことから、地球温暖化対策に関し地球温暖化対策計画を策定し、音質効果ガスの排出抑制等を促進することによって、地球温暖化対策の推進を図ることを目的とする。「循環型社会形成推進基本法」とは、環境基本法の基本理念に基づき、循環型社会形成の基本原則を定め、関係者の責務を明らかにし、基本計画の策定等の基本事項を定めて、循環型社会の形成に関する施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とする。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」とは、廃棄物の排出の抑制と廃棄物の適正な分別・保管・収集・運搬・再生・処分等の処理をし、生活環境を清潔にすることにより、生活環境の保全および公衆衛生の向上を図ることを目的とする。
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③ 環境関連条約についてまでを学ぶ。「生物の多様性に関する条約(生物多様性条約)」とは、生物の多様性の保全と、その構成要素の持続可能な利用や遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を実現することを目的とするものである。「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(ラムサール条約)」とは、特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地およびそこに生息・生育する動植物の保全を促し、湿地の適正な利用を図ることを目的とするものである。「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)」とは、文化遺産や自然遺産を人類全体のための遺産として損傷・破壊などの脅威から保護し、保存していくために、国際的な協力および援助の体制を確立することを目的とする。「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)」とは、絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引の規制を目的とするものである。「気候変動に関する国際連合枠組条約(気候変動枠組条約)」とは、気候系に対して危険な人為的干渉を及ぼすことにならない水準で、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させるために、締約国が協力して温室効果ガスを削減することを目的とするものである。
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キーワード
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① 生物多様性条約 ② ラムサール条約 ③ 世界遺産条約 ④ ワシントン条約 ⑤ 気候変動枠組条約
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第10回を読み直し、環境関連法分野における復習をおこなう。特に本分野は、法律という性質上理解が難しいことと、また、実際に現場で活躍する際にはその根拠となるものであること等からも、しっかりと押さえておく必要がある。特に今回学んだ、食料生産に関する環境配慮法、気候変動・資源枯渇の対策に関する法律、そして環境関連条約について、その具体的法律名とその内容について、しっかりと復習しておくこと。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。
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12
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踊り場コマ(3)
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第12回では、環境関連法分野のまとめをおこない、知識の定着をはかる。
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【コマ主題細目①~⑤】 ・教科書、106-164頁。
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コマ主題細目
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① 環境関連法ほかについて ② 気候変動の対策に関する法律ほかについて ③ 森林・林業基本法ほかについて ④ 気候変動・資源枯渇の対策に関する法律ほかについて ⑤ 環境関連条約ほかについて
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細目レベル
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① 環境関連法全体に関わる法律についてまでを再度確認する。このなかで「環境基本法」とは、環境保全の基本理念や施策の基本事項等を定め、国等の責務を明らかにし、施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とするものである。次に、「生物多様性基本法」とは、生物多様性の保全、持続可能な利用に関する基本原則や生物多様性国家戦略の策定等の基本事項を定め、国等の責務を明らかにし、施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とする。そして、「環境影響評価法」とは、環境影響評価に関する国等の責務を明らかにし、影響の著しい規模の大きな事業について、環境影響評価が適切で円滑におこなわれるための手続き等を定め、その結果を事業内容に反映させることを目的に、1997年に成立(2011年に改正)されたものである。その対象事業は、環境影響評価の実施が義務づけられる第一種事業と、実施の必要性が個別に判定される第二種事業がある。
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② 種の保護・保全・防除に関する法律についてまでを再度確認する。まず「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」は、鳥獣保護管理事業の実施や猟具使用に伴う危険予防によって、鳥獣の保護・管理や狩猟の適正化を図ることを目的とする。次に「文化財保護法」とは、文化財の保存・活用を通じて、国民の文化的向上や世界文化の進歩に貢献することを目的とする。「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」とは、ワシントン条約の国内法としての枠割をもち、絶滅のおそれのある野生動植物の保存を測ることで、両行な自然環境を保全することを目的とするものである。「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」とは、特定外来生物の飼養・輸入等を規制し、国等による防除等の措置を講じ、生態系等への被害を防止することで、生物多様性の確保、人の生命や身体の保護、農林水産業の健全な発展を図ることを目的とする。
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③ 森林・林業基本法についてまでを再度確認する。近年は、国民の価値観が多様化してきたことから、森林の産業的価値を重視してきた森林管理に関する法律の目的や施策等が、自然環境の保全を含む内容に改正されている。ここでは、森林管理に関する法律について学ぶ。まず「森林・林業基本法」とは、森林・林業に関する施策の基本理念等を定め、関係者の責務等を明らかにし、施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とするものである。次に、「森林法」とは、森林管理、保安林等の森林に関する基本的事項を定め、森林の保続培養(維持・育成)と森林生産力の増進を図ることを目的とするものである。そして、「国有林野の管理経営に関する法律」とは、国有林野の管理経営に関する計画を明らかにし、貸付け・売り払い等に関する事項を定め、国有林野の適切で効率的な管理経営を実施することを目的とするものである。
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④ 気候変動・資源枯渇の対策に関する法律についてまでを再度確認する。「地球温暖化対策の推進に関する法律」とは、地球温暖化が地球全体に深刻な影響を及ぼすことから、地球温暖化対策に関し地球温暖化対策計画を策定し、音質効果ガスの排出抑制等を促進することによって、地球温暖化対策の推進を図ることを目的とする。「循環型社会形成推進基本法」とは、環境基本法の基本理念に基づき、循環型社会形成の基本原則を定め、関係者の責務を明らかにし、基本計画の策定等の基本事項を定めて、循環型社会の形成に関する施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とする。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」とは、廃棄物の排出の抑制と廃棄物の適正な分別・保管・収集・運搬・再生・処分等の処理をし、生活環境を清潔にすることにより、生活環境の保全および公衆衛生の向上を図ることを目的とする。
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⑤ 環境関連条約についてまでを再度確認する。「生物の多様性に関する条約(生物多様性条約)」とは、生物の多様性の保全と、その構成要素の持続可能な利用や遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を実現することを目的とするものである。「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(ラムサール条約)」とは、特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地およびそこに生息・生育する動植物の保全を促し、湿地の適正な利用を図ることを目的とするものである。「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)」とは、文化遺産や自然遺産を人類全体のための遺産として損傷・破壊などの脅威から保護し、保存していくために、国際的な協力および援助の体制を確立することを目的とする。「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)」とは、絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引の規制を目的とするものである。「気候変動に関する国際連合枠組条約(気候変動枠組条約)」とは、気候系に対して危険な人為的干渉を及ぼすことにならない水準で、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させるために、締約国が協力して温室効果ガスを削減することを目的とするものである。
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キーワード
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① 鳥獣保護管理法 ② 文化財保護法 ③ 森林法 ④ 生物多様性条約 ⑤ ワシントン条約
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第8~10回を読み直し、環境関連法分野における復習をおこなう。特に本分野は、法律という性質上理解が難しいことから3回に分け、ゆっくりと学習をおこなった。また、実際に現場で活躍する際にはその根拠となるものであること等からも、しっかりと押さえておく必要がある。特に、環境関連法全体に関わる法律、種の保護・保全・防除に関する法律、公園関連法および補完的な役割の法律、議員立法による推進法、水系管理に関する法律、森林管理に関する法律、食料生産に関する環境配慮法、気候変動・資源枯渇の対策に関する法律、環境関連条約について、その具体的法律名とその内容について、しっかりと復習しておくこと。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。
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13
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施工部門~ 現場技術者の視点ほか~
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第13回では、施工部門についての理解を深める。
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【コマ主題細目①】 ・教科書、202-205頁。
【コマ主題細目②】 ・教科書、206-211頁。
【コマ主題細目③】 ・教科書、212-217頁。
【コマ主題細目④】 ・教科書、218-223頁。
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コマ主題細目
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① 現場技術者の視点 ② 現場からのビオトープ論 ③ しつらえと工夫の例 ④ 施工事例
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細目レベル
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① ビオトープ管理士は、現場の環境や生き物に向き合う技術者としての姿勢と、動植物の生態や地域ごとの特性への理解が求められる。ここでは、現場技術者としての取り組み姿勢についてまでを理解する。現場での作業では、生き物の生息環境づくりという視点からおこなうが、その際には、生き物の生息空間や生態系への優しいまなざしが大切である。この、技術者としてのモラルをもつことが、現場技術者の視点として重要であることを押さえる。また、現場作業に本格的に着手する前には、立地特性をつかむことが大切である。その際に把握しておくべき立地特性として、①周辺の居住者特性、②利用者像、③都市化の進行状況、④樹林、樹群、草地、水辺等のみどりの分布、上記④のみどりの質(構造や歴史)、⑥土壌(特に表土の状況)、⑦水分条件、が挙げられる。また、事前に以下のような生態系の特徴を把握しておくことも、重要である。①植生の状態(外来種、在来種の状況)、②鳥類の飛来・生息状況、③昆虫類の生息状況、④その場所を特徴づける動物類の生息状況。
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② 施工現場での留意事項についてまでを理解する。ビオトープという言葉は、一般的には、単に「生物の生息空間」という意味で使用される。そのため、ビオトープとはこうあるべきだ、こうでなくてはならない、という議論はなりたたない。また、保全目標種を設定する場合は、その種のみならず、種間関係や生息環境を総合してとらえることが大切である。特定の種やグループに注目しすぎないこと。それぞれ微妙に内容の違った小さな生態ピラミッドが存在することで都市生態系が形づくられている。施工や維持管理の現場ごとに、生態ピラミッドの存在を意識して作業をおこなうことが重要である。生物の生息空間の5原則とは、以下の通りである。①いろいろな環境がある、②様々な植物がある、③デコボコである、④つながっている、近くにいる、⑤遺伝的な地域性に配慮する。現場作業に際し、守るべきこれら5原則を理解する。
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③ 施工の現場で必要な段差処理について、その「しつらえ」についてまでを学ぶ。段差処理を施す場所の多くは、陸域と水域、樹林と草地、草地と裸地など、環境が移り変わるエコトーン(移行帯)にあり、多様な生き物が集まる場所でもある。このため、できるかぎり多孔質な素材を用いるなどの工夫が必要となる。その具体的手法の一つとして、「自然石による段差処理」とは、その地域の特色のある自然石を汲み、段差処理をする工法である。「木材による段差処理」は、木杭、板材、角材、あるいは樹木の枝や竹材を使った粗朶など、生活空間に身近に存在する木材を使用する工法である。「植物繊維加工品による段差処理」とは、ヤシ繊維をロール状にしたり、やがて分解して自然に還ることを前提とした工法である。
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④ 樹林や池といったビオトープの景観ごとの事例を通して、施工や維持管理の考え方やヒント、課題についてまでを学ぶ。ビオトープとして樹林をつくり、維持管理していく過程では、樹木はその土地の在来の種を用い、外来種(国内由来の外来種を含む)を運び込まないことが重要である。また、水辺は、土壌の乾湿に適応した植物群落が成立するエコトーンであり、陸域と水域を行き来する生物、有機物や水などの連続性が重要であることを押さえる。また、水辺は生物多様性の面から重要なエリアではありが、ビオトープを維持管理していく際に、何が何でも水辺をつくらないといけないという訳ではないことも理解すること。また、草むらは軽視されがちであるが、重要な要素の一つであり、樹林や水辺、水田や畑などに連なる草むらの保全を重視して計画や作業をおこなう必要がある。
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キーワード
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① モラル ② 立地特性 ③ 生態系の特徴 ④ 生態ピラミッド ⑤ エコトーン
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第12回を読み直し、施工分野における復習をおこなう。技術面のみならず、生き物の生息空間や生態系への優しいまなざしという、技術者としてのモラルをもつことが重要であることを押さえる。そして現場での作業においては、生物の生息空間の5原則や段差処理などの技術を取り入れながら、生き物に配慮した工法を工夫することが必要である。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。
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14
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施工部門~屋上、壁面緑化とビオトープほか~
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第14回では、前回に引き続き施工部門についての理解を深める。
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【コマ主題細目①】 ・教科書、224-229頁。
【コマ主題細目②】 ・教科書、230-233頁。
【コマ主題細目③】 ・教科書、234-236頁。
【コマ主題細目④】 ・教科書、237-241頁。
【コマ主題細目⑤】 ・教科書、10頁。 ・そのほか、教員配布資料参照。
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コマ主題細目
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① 屋上、壁面緑化とビオトープ ② 維持管理 ③ 外来種 ④ 学校ビオトープと住民合意形成 ⑤ 小論文
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細目レベル
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① いわゆるビオトープガーデンについてまでを学ぶ。近年は、ビル等の建築物の屋上緑化の一部として、ビオトープを設置する例が増えている。特に屋上への設置は、飛翔性の昆虫類や鳥類の誘致を図る取り組みとして、その効果が期待される。そこで使用される植栽基盤は、人工軽量土壌や天然土壌がある。人工軽量土壌には、ダニ類、トビムシ類、ミミズ等の土壌動物といった生命活動が存在しないことを考えれば、たとえば天然土壌を混合するなどにとって、より自然な緑化をおこなっていく必要があるであろう。一方、壁面緑化の事例として、主にニガウリ、ヘチマ、朝顔類などの草本つる植物による緑化がおこなわれることが多い。その中において、ノアサガオなどの強健な外来種、園芸種を導入していることが問題視されているという現状も、認識する必要がある。
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② ビオトープの維持管理とは、庭園のように美しく保つ、ということではない。維持管理にあたって留意すべき点までを学ぶ。まず、ビオトープでは草むらを重要視しているため、草むらを維持するための選択的除草管理をおこなう。そこでは、セイタカアワダチソウやヒメムカシヨモギといった外来種の高茎草本の除去に重点を置く。また、選択的除草をおこなうためには、現場担当者が草本諸侯物の種類や特性を理解している必要がある。また、草むらの草を根元まで刈り取らず、高い位置で刈るなどして残すことにより、地表面の生息空間をはじめとした生物の生息空間を保全していくことができることに留意する。そのほか、維持管理をおこなう際には、特定の害虫を防除する必要がある。たとえば人体へも有毒であるチャドクガなどが挙げられる。しかし、ビオトープでは生態ピラミッドを考えながら維持管理もおこなう必要があるため、病害虫を可能な限り容認する維持管理を実施する。
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③ 微生物や昆虫の多くは、植物に依存している。そのため、植物の人為的な移動は生態系を混乱させる可能性があることまでを理解する。植物を移動させる際、その葉や樹皮に付着した昆虫やダニ類、クモ類のほか、一緒に移動させる土壌には、多量の微生物、菌類、ダニ類、トビムシ類、ムカデ類などの節足動物、そして微小な貝類、センチュウ類等が同時に移動することとなる。そのため、移植先にこれらが持ち込まれることにより、持ち込まれた先の生態系に影響が及ぶ可能性があることに注意をする。動物についても同様である。たとえばホタルは、地域ごとに遺伝子型が異なることが知られている。客寄せのために同じ国内であっても、他地域からホタルの成虫・幼虫および、その餌となる貝類を移入することは、生物種の遺伝的な地域性を混乱させるおそれがあることを理解すること。
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④ 学校ビオトープと住民合意形成についてまでを学ぶ。あらゆる生物や自然は、学校における教材ともなる。現場技術者としては、社会情勢や市民感覚、行政のしくみなどを理解しつつ、保護者と地域住民の理解を得て、学校全体について、生き物の生息地を復活させ、子どもが日常的に身近な生命を感じられるように心がけたいものである。それと同時に、ビオトープは単なる施設や装置ではなく、環境の一部である。そのため、周辺住民に受け入れてもらうことが非常に大切であることも理解する。また、ビオトープづくりの計画や事前調査の段階においてもワークショップを開いたり、観察調査などを開催することなどにより、周辺住民の目を向けてもらい、施工や維持管理においても、それらの方々に作業や観察会の担い手や応援として活躍してもらえるようにするとこが重要である。現場の技術者として、人と自然をつなぐ姿勢を大切にすることが重要であると言える。
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⑤ ビオトープ管理士2級の受験に必要な「小論文」についてまでを学ぶ。この小論文とは、主に受験者のビオトープ管理士としての意思や信念を問うもので、与えられたいくつかのテーマから一つを選び、400字以内で作文して解答するものである。合格基準としては「可」の評価を得ることで、ビオトープ管理士として考え方や行動が適切な場合は「可」、そうでない場合は「不可」となる。担当である久松が2級を実際に受験した経験で言うと、まずは過去に出題されたテーマをPC上でも良いので、ひたすら作文してみることである。また、本番は手書きであるので、手書きの作文作法や技術を思い出すために、何度かは手書きで書いてみることをお勧めする。テーマに即した解答ができるか、そして文字数は400字にできるだけ近づくほど多く書くこともポイントである。実際に課題として小論文を書き、確認をおこなう。
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キーワード
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① 屋上・壁面緑化 ② 選択的除草 ③ 遺伝的な地域性 ④ 移入 ⑤ 住民合意形成
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第13回を読み直し、施工分野における復習をおこなう。屋上、壁面緑化とビオトープ、そしてその維持管理には、生物の生息空間を保全するという観点を忘れないようにすること。また、外来植物を持ち込んで植栽したり、他地域から移植先に昆虫など生物を持ち込まないように気を付けることも、遺伝的な地域性を守る上で重要であることを押さえる。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。
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15
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踊り場コマ(4)
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科目の中での位置付け
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本科目では、ビオトープについての基礎的な知識やその実例を学ぶものである。本科目は教科書を用いて実施されるが、全15コマの授業を通して、ビオトープ施工管理士2級の合格水準に達することを目標とする。そのため、主に資格試験の科目を中心に授業が展開され、具体的には「生態学」分野は第2~4回に、「ビオトープ論」分野は第5~7回に、「環境関連法」分野は第8~12回に、「施工部門」は第13~15回に実施される。また、本資格試験で出題される「小論文」については第14回で扱う。途中、理解度を確認するため、各分野まとめの回(第4, 7, 11, 15回)では、小テストをおこなうことを想定している。このほか、授業内で配布される過去問などをもとに、各自が自身の理解度を深めることが求められる。このような中において第15回では、施工部門のまとめをおこない、知識の定着をはかる。また、第14回で実施した小論文課題について、各自が提出した課題を教材としても授業が展開される。
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【コマ主題細目①】 ・教科書、212-217頁。
【コマ主題細目②】 ・教科書、230-233頁。
【コマ主題細目③】 ・教科書、234-236頁。
【コマ主題細目④】 ・教科書、237-241頁。
【コマ主題細目⑤】 ・教科書、10頁。 ・そのほか、教員配布資料参照。
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コマ主題細目
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① しつらえと工夫ほか ② 維持管理ほか ③ 外来種ほか ④ 学校ビオトープほか ⑤ 小論文
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細目レベル
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① 施工の現場で必要な段差処理について、その「しつらえ」についてまでを再確認する。段差処理を施す場所の多くは、陸域と水域、樹林と草地、草地と裸地など、環境が移り変わるエコトーン(移行帯)にあり、多様な生き物が集まる場所でもある。このため、できるかぎり多孔質な素材を用いるなどの工夫が必要となる。その具体的手法の一つとして、「自然石による段差処理」とは、その地域の特色のある自然石を汲み、段差処理をする工法である。「木材による段差処理」は、木杭、板材、角材、あるいは樹木の枝や竹材を使った粗朶など、生活空間に身近に存在する木材を使用する工法である。「植物繊維加工品による段差処理」とは、ヤシ繊維をロール状にしたり、やがて分解して自然に還ることを前提とした工法である。
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② ビオトープの維持管理とは、庭園のように美しく保つ、ということではない。維持管理にあたって留意すべき点までを再確認する。まず、ビオトープでは草むらを重要視しているため、草むらを維持するための選択的除草管理をおこなう。そこでは、セイタカアワダチソウやヒメムカシヨモギといった外来種の高茎草本の除去に重点を置く。また、選択的除草をおこなうためには、現場担当者が草本諸侯物の種類や特性を理解している必要がある。また、草むらの草を根元まで刈り取らず、高い位置で刈るなどして残すことにより、地表面の生息空間をはじめとした生物の生息空間を保全していくことができることに留意する。そのほか、維持管理をおこなう際には、特定の害虫を防除する必要がある。たとえば人体へも有毒であるチャドクガなどが挙げられる。しかし、ビオトープでは生態ピラミッドを考えながら維持管理もおこなう必要があるため、病害虫を可能な限り容認する維持管理を実施する。
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③ 微生物や昆虫の多くは、植物に依存している。そのため、植物の人為的な移動は生態系を混乱させる可能性があることまでを再確認する。植物を移動させる際、その葉や樹皮に付着した昆虫やダニ類、クモ類のほか、一緒に移動させる土壌には、多量の微生物、菌類、ダニ類、トビムシ類、ムカデ類などの節足動物、そして微小な貝類、センチュウ類等が同時に移動することとなる。そのため、移植先にこれらが持ち込まれることにより、持ち込まれた先の生態系に影響が及ぶ可能性があることに注意をする。動物についても同様である。たとえばホタルは、地域ごとに遺伝子型が異なることが知られている。客寄せのために同じ国内であっても、他地域からホタルの成虫・幼虫および、その餌となる貝類を移入することは、生物種の遺伝的な地域性を混乱させるおそれがあることを理解すること。
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④ 学校ビオトープと住民合意形成についてまでを再確認する。あらゆる生物や自然は、学校における教材ともなる。現場技術者としては、社会情勢や市民感覚、行政のしくみなどを理解しつつ、保護者と地域住民の理解を得て、学校全体について、生き物の生息地を復活させ、子どもが日常的に身近な生命を感じられるように心がけたいものである。それと同時に、ビオトープは単なる施設や装置ではなく、環境の一部である。そのため、周辺住民に受け入れてもらうことが非常に大切であることも理解する。また、ビオトープづくりの計画や事前調査の段階においてもワークショップを開いたり、観察調査などを開催することなどにより、周辺住民の目を向けてもらい、施工や維持管理においても、それらの方々に作業や観察会の担い手や応援として活躍してもらえるようにするとこが重要である。現場の技術者として、人と自然をつなぐ姿勢を大切にすることが重要であると言える。
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⑤ ビオトープ管理士2級の受験に必要な「小論文」についてまでを学ぶ。この小論文とは、主に受験者のビオトープ管理士としての意思や信念を問うもので、与えられたいくつかのテーマから一つを選び、400字以内で作文して解答するものである。合格基準としては「可」の評価を得ることで、ビオトープ管理士として考え方や行動が適切な場合は「可」、そうでない場合は「不可」となる。担当である久松が2級を実際に受験した経験で言うと、まずは過去に出題されたテーマをPC上でも良いので、ひたすら作文してみることである。また、本番は手書きであるので、手書きの作文作法や技術を思い出すために、何度かは手書きで書いてみることをお勧めする。テーマに即した解答ができるか、そして文字数は400字にできるだけ近づくほど多く書くこともポイントである。実際に課題として小論文を書き、確認をおこなう。
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キーワード
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① しつらえ ② 住民合意形成 ③ 遺伝的な地域性 ④ 過去問 ⑤ 小論文
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コマの展開方法
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社会人講師
AL
ICT
PowerPoint・Keynote
教科書
コマ用オリジナル配布資料
コマ用プリント配布資料
その他
該当なし
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小テスト
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「小テスト」については、毎回の授業時間内に、LMS上において当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
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復習・予習課題
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【復習】配布資料およびコマシラバス第12~14回を読み直し、施工分野における復習をおこなう。技術面のみならず、生き物の生息空間や生態系への優しいまなざしという、技術者としてのモラルをもつことが重要であることを押さえる。そして現場での作業においては、生物の生息空間の5原則や段差処理などの技術を取り入れながら、生き物に配慮した工法を工夫することが必要である。また、屋上、壁面緑化とビオトープ、そしてその維持管理には、生物の生息空間を保全するという観点を忘れないようにすること。また、外来植物を持ち込んで植栽したり、他地域から移植先に昆虫など生物を持ち込まないように気を付けることも、遺伝的な地域性を守る上で重要であることを押さえる。 【予習】次回以降のコマシラバスを読み、どのような段階を踏み本実習が展開されるか確認しておくこと。本科目では、履修者数の関係から実際にビオトープの見学は実施しないが、写真や動画などでは紹介予定である。これから授業が展開されるにあたり、各自で県内のビオトープを見学に行くことも課題としたい。 【期末試験に向けて】期末試験に向けて、日程と教室の確認をおこなうほか、コマシラバス履修判定指標を良く確認し、授業の要点を的確に把握した上で試験に臨むこと。
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