区分 基礎科目-コミュニケーションの基礎
ディプロマ・ポリシーとの関係
実践能力 倫理観 専門性探求
地域社会貢献 グローバル性
カリキュラム・ポリシーとの関係
豊かな人間性 広い視野 知識・技術
判断力 探求心
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
基礎科目の「コミュニケーションの基礎」に位置づけ、汎用ソフトウェアの基本機能を用いて基礎的な情報活用能力、データ処理能力を習得する
科目の目的
インターネットの普及により、インターネットに接続されたパソコンやスマートフォンなどで様々な情報を簡単に手に入れられるようになった。高度情報化社会において、このように簡単に入手した「情報」を処理し活用する基本的能力を身につけるため、看護職者としての必要となる最低限の「情報倫理」について事例を交えながら学ぶとともに、情報処理に必要なパソコンの知識とOfficeアプリケーションの技能の両方を習得することを目的とする。
到達目標
保健医療情報を扱う看護職者として、情報倫理や情報セキュリティを理解し、ネット社会において生活者が快適な生活をおくるために必要なコミュニケーション能力と情報に関する常識や法律を身につける。また、情報処理に必要なコンピュータと文書作成ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーション作成ソフトの基本的な使い方を身につけ、円滑なレポート作成や発表用スライドの作成ができることを目指す。
科目の概要
情報処理演習室において、看護職者として理解しておく必要のある「情報倫理」に関する講義と、パソコン(PC)を利用したMicrosoft Officeの実習を行う。具体的には、昨今の情報化社会において注意すべき「情報」の知識と取り扱い方について社会事例を交え紹介するとともに、Windows PCの使い方やEメール使い方とマナー理解し、文章作成ソフト(Word)を用いた文章作成と、図表や図形の組み込み、また表計算ソフト(Excel)を用いた表計算やデータ集計、Excel関数の使い方、グラフの作成、図表の作成方法、さらにプレゼンテーションソフト(Power Point)を用いたスライド作成に取り組む。
科目のキーワード
①情報  ②情報倫理 ③情報リテラシー ④パソコン  ⑤Windows  ⑥インターネット  ⑦Office  ⑧Word  ⑨Excel  ⑩Power Point 
授業の展開方法
情報処理演習室(PC教室)において、教科書やコマ用オリジナル配布プリントによる情報倫理、情報リテラシーの講義を行う(授業の前半)。また、コマ用オリジナル配布プリントによるパソコンを操作しつつコンピュータリテラシー(Microsoft Office:Word、PowerPoint、Excel)の実習を行う(授業の後半)。
オフィス・アワー
永井翔:(準備中)
加藤崇洋:(準備中)
正司孝太郎:月曜日・火曜日13:00-14:00

科目コード BB07
学年・期 1年・前期
科目名 コンピュータ基礎・情報処理法
単位数 1
授業形態 演習
必修・選択 必修
学習時間 【授業】30h 【予習・復習】15h
前提とする科目 大学での学びの基礎をなすもので、該当しない
展開科目 今後の学習活動全てに展開する
関連資格 看護師,保健師,養護教諭
担当教員名 永井翔・加藤崇洋・正司孝太郎
主題コマシラバス項目内容教材・教具
1 ガイダンス、Windowsパソコンの使い方、Teamsの使い方 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第1回では、これからの講義の進め方や期末試験およびその評価方法、講義用コンピュータの使い方、Windowsの使い方などを説明する。

[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① 講義ガイダンス ② Windowsパソコンの起動と基本操作 ③ Teamsの使い方
細目レベル ① これからの大学生活において、講義の履修登録、休講・補講などの掲示板情報、講義の課題作成やレポートの提出、就職活動に至るまで、コンピュータや情報システムを利用しない日はほとんどないと言えるほど、我々の社会において情報化が進んでいる。本講義では、それら情報社会を生き抜くための知識と技術を学び、看護職者としての基礎的な情報倫理・リテラシーを身につける。まず、第1回目の最初に講義の内容紹介や授業の進め方、予習・復習の方法、期末試験とその評価方法についての講義ガイダンスを行う。また、大府キャンパスPC教室のコンピュータの使い方やデータの保存方法、講義資料の配付方法について説明するともに、Windowsパソコンの起動や使い方を理解する
② 【演習】今日の情報社会においてパソコン操作技能に関する知識と技術は、いわば「常識」であり、大学生活においても、今後、レポートや論文作成等において必ず必要なものである。第1回目の講義では、まずはパソコンに慣れることを目標に、全世界で86%のシェアを持つWindowsパソコンを使い、その起動方法と終了方法、キーボードの日本語入力方法など、基本的な使い方を学ぶ。一方、パソコン操作に慣れることは、文書やメール作成、アプリケーション操作の高速化に繋がるだけでなく、ひいては業務の効率化にも繋がる。特に、日本語入力の高速化は、すべての操作効率のアップに繋がるため、その基本技術である「ブラインドタッチ」のやり方について説明し、実習を通して身につける。
③ 【演習】昨今、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてオンライン講義はベーシックな講義の受講方法となってきている。第1回目の講義ではTemasを使った講義の受講方法や各機能の紹介をしながら実践的に学んでいく。今後もオンライン講義を受講する機会があるため、操作方法について慣れておく必要があるためわからないことは講義の中で質問できるよう準備しておくとよい。
キーワード ① ガイダンス ② パソコン基本操作 ③ Temas
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】Windows操作に慣れるためにも、まずは身近なパソコン(大学のPC教室パソコンなど)のWordアプリケーションを利用して、キーボードから文章を打つ練習を行っておく。【復習】講義資料を読み返しておくこと。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなどし、理解しておくことを勧める。
2 インターネット社会の光と影とGoogleの使い方 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第2回では、インターネット社会の光と影とGoogleの使い方について学修する。

[教科書]:「インターネット社会を生きるための情報倫理」第1章P5〜P16
[参考資料]:スライド資料配布
コマ主題細目 ① インターネット社会の光と影 ② Googleドライブの使い方 ③ Googleスプレッドシートの使い方
細目レベル ① インターネットの普及は、私たちの生活に様々な恩恵をもたらしているが、一方で、個人情報の流出や著作権の侵害など、いろいろな問題が起こっている。ここではまず、インターネットの「光と影(便利な点と危険な点)」について、いくつかの実例を挙げるとともに、インターネットを安全に活用するための利用者の注意とモラル、法律、技術の3つの観点から考えることの重要性を学ぶ。また、情報とは何か、という主題を明確化するために、情報の特性である4つの項目について理解するとともに、情報の信憑性・信頼性、情報発信に対する注意事項などについても、いくつかの実例を通して理解し、「情報」がどのように社会に影響を及ぼすのか、について学ぶ。
② Googleが提供するGoogleアプリの中には、クラウド上にデータを保存するためのGoogleドライブというアプリケーションがある。このアプリケーションを利用することで、インターネット接続環境があれば、いつでもどんな端末でもデータを閲覧・抽出することができ、また、他者とのデータ共有・受け渡しも実現可能となる。本コマでは、本学のUHEメールアカウントで簡単に利用できる、クラウド環境に存在するドライブの仕組みと利用方法について解説する。また、演習として、パソコンからUHEアカウントを利用してGoogleドライブにログインし、各自が授業終了後も独自で利活用できるようGoogleドライブの使い方を習得する。
③ Googleが提供するGoogleアプリの中には、ドキュメント、スプレッドシート、スライドと呼ばれる、Microsoft Officeと同様の機能を持つアプリケーションがある。これらのアプリケーションは、それぞれ、WordやExcel、PowerPointと同様の使い方ができるが、最大の特徴としては、インターネットに接続されたWebブラウザ上で動作できることと、他者とファイルを共有して操作ができるという利点がある。本コマでは、このうちGoogleスプレッドシートの特徴と使い方を紹介する。また、スプレッドシートの使用事例として、クラス全体で1つのスプレッドシートを作成し、データを共有する演習を行う。
キーワード ① 個人情報 ② プライバシー ③ 個人情報保護 ④ スプレッドシート ⑤ Google
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】指定された教科書の該当する範囲を読み、個人情報やプライバシーについて事前に理解した上で講義に臨むようにする。【復習】本日学んだ情報倫理・リテラシーの内容についてもう一度振り返る。本日学んだGoogleドライブやGoogleスプレッドシート、Googleマップの内容についてもう一度振り返りつつ、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、知識とパソコン操作技術の両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなどし、各自次回までに理解しておくことを勧める。
3 個人情報とプライバシー、電子メールの使い方について 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第3回では、個人情報とプライバシー、電子メールの使い方について学修する。

[教科書]:「インターネット社会を生きるための情報倫理」第2章P17〜P23
[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① 個人情報とプライバシー ② 個人情報の流出と保護 ③ UHEメールの使い方とWordの基本操作Ⅰ
細目レベル ① 氏名や住所、生年月日、電話番号、勤務先、病歴など個人を識別できる情報(識別可能情報)や他の情報と組み合わせることにより個人を特定できる情報のことを「個人情報」という。このうち、氏名・住所・性別・生年月日に関する情報は「基本4情報」と呼ばれ、社会生活を送る上で公開される可能性の高い情報である。これらの個人情報は原則非公開であり、事業者などに対しても収集しないように求められている。このような個人情報を保護する目的で、国際的にはプライバシー・ガイドラインが採択されており、日本でも、2003年に個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)が成立し、2005年から施行されている。本項では、まずは個人情報の重要性について理解する。
② 情報社会の中において、私たちの個人情報流出のリスクや個人情報漏洩による社会的損失について理解し、漏洩しないための個人情報保護の取り組みや個人で注意すべき点などについて把握しておくことが重要である。例えば、個人情報を取り扱う場合には、パソコンのセキュリティ対策を万全にする、個人情報を持ち運ぶ際には暗号化したり、ファイルにパスワードをかける、ネットワーク上でのサービスを利用する場合は個人情報をむやみに入力しない,など各個人においても個人情報が流出する危険性を理解し、自ら情報を保護する対策を取ることが求められている。本コマにおいては、このような個人情報の保護の取り組み等について、実例を踏まえて学修する。
③ 【演習】講義用パソコンを使うにあたって、まず大学のUHEメールの使い方を学習する。Windowsには標準アプリケーションとしていくつかの便利なアプリケーションがある。ここでは実際に標準アプリケーションを使いつつ、Windowsの基本操作方法(文字の入力、仮名変換、キーボード、標準アクセサリの使い方)を身につける。また、ワープロソフトであるMicrosoft Wordを起動し、入力操作と文書作成方法を理解する。ここでは、演習問題として、文章の入力問題に取り組み、文字の入力方法、正確な入力、ファイルの保存を行い、作成したファイルを印刷し、Wordでのファイル作成方法の一連の流れと完成イメージを理解する。
キーワード ① 個人情報 ② プライバシー ③ 個人情報保護 ④ 電子メール ⑤ Word
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】指定された教科書の該当する範囲を読み、個人情報やプライバシーについて事前に理解した上で講義に臨むようにする。また、Windows操作に慣れるためにも、まずは身近なパソコン(大学のPC教室パソコンなど)のWordアプリケーションを利用して、キーボードから文章を打つ練習を行っておく。【復習】講義終了後、講義範囲の教科書や配布資料を読み返し、本日学んだ情報倫理・リテラシーの内容についてもう一度振り返る。また、授業中に実施したパソコン演習課題やその内容について、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、情報倫理の知識とパソコン操作技術両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなどし、各自次回までに理解しておくことを勧める。また、前回学んだブラインドタッチについても練習しておくこと。
4 知的財産とは、Wordの基本操作(書式設定、罫線) 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第4回では、知的財産とは、Wordの基本操作(書式設定、罫線)について学修する。

[教科書]:「インターネット社会を生きるための情報倫理」第2章P24〜P29
[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① 知的財産とは ② 著作物と著作権 ③ Wordの基本操作〜書式設定〜
細目レベル ① 知的財産基本法では、「発明、考案、植物の新品種、意匠、著作物、その他の人間の創造的活動により生み出されるもの、商標、商号、その他事業活動に用いられる商品又は役務を表示するもの及び営業秘密その他の事業活動に有用な技術上又は営業上の情報」を知的財産と定義し、特許権や著作権などといった権利の形で、様々な法律によって保護されている。これらの権利はまとめて「知的財産権」と呼ばれており、デジタル情報社会となった今日において、特に重要な権利となっている。本項では、知的財産権の二本柱である「産業財産権」と「著作権」の種類について、どのようなものがあるのか把握する。また、関連するその他の権利についても、実例を交えて理解することを目的としている。
② 知的財産権の二本柱の一つである「著作権」と、その著作物について理解する。著作物とは「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう」と著作権法で定義されてはいるものの、具体的にどのような物が対象となるのか、二次的著作物の考え方や著作物とならないものについて、理解できている人は少ない。本項では、それら著作物について、まずは実例を通して理解する。さらに、著作権法策定の起源を踏まえるとともに、小説を書いたり、音楽を作成したり、絵を描いたりした際に作品の作者に与えられる権利である「著作権」について、著作権法21〜28条から、複製権や譲渡権、貸与権など様々な種類の権利を確認し、著作権人格権や著作隣接権などの周辺権利も含め、身近な例を交えて学修する。
③ 【演習】ワープロソフトであるMicrosoft Wordの基本操作を学ぶ。第3回では講義用パソコンを用いて簡単な文書入力を行ったが,文書の内容を正確かつ迅速に相手に伝えるためには、必要な要素(項目)を一定のルールに従って記述する必要がある。ここでは、形式的な文書のうち、内部に通知する文書について演習を通して作成方法を学ぶ。と同時に、Wordの基本機能である文書の書式設定(文字フォント、サイズ、色、太字、アンダーライン、行間設定など)や段落番号の設定、箇条書きや中央揃えなどについて学習する。これらのWordの基本機能は、今後のソフトウェア操作の基本となるものであり、必ず操作方法をマスターしておく必要がある。
キーワード ① 知的財産 ② 知的財産権 ③ 著作物 ④ 文書作成 ⑤ 書式設定
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】指定された教科書の該当する範囲を読み、知的財産権の二本柱について事前に理解した上で講義に臨むようにする。また、Windows操作に慣れるためにも、まずは身近なパソコン(大学のPC教室パソコンなど)のWordアプリケーションを利用して、キーボードから文章を打つ練習を行っておく。【復習】講義終了後、講義範囲の教科書や配布資料を読み返し、本日学んだ情報倫理・リテラシーの内容についてもう一度振り返る。また、授業中に実施したWordの書式設定などのパソコン演習課題やその内容について、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、情報倫理の知識とパソコン操作技術両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなどし、各自次回までに理解しておくことを勧める。また、パソコン上達への近道であるブラインドタッチについてもいつものように練習しておくこと。
5 知的財産の正しい利用、Wordの応用操作(表と図の作成) 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第5回では、知的財産の正しい利用、Wordの応用操作(表と図の作成)について学修する。

[教科書]:「インターネット社会を生きるための情報倫理」第2章P30〜P34
[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① 著作権の制限と著作物の適切な使用について ② 情報の違法コピーについて ③ Wordの応用操作〜図表の作成〜
細目レベル ① 著作権の制度は、文化の発展に寄与することが目的に作られており、複製や引用など様々な活動において条件(制限)が定められている。そのため、これらを理解し、条件を満たしているかどうか確認した上で利用することが必須である。特に、著作憲法では、個人や家族内など限られた範囲内での使用(私的使用)する場合は複製など認められているが、不特定多数の人と共有したり、ファイルを交換したりした場合は著作権侵害となるため、どのような条件下で侵害が適用されるのか、どこまでが制限されていないのか、理解しておくことが重要である。本コマにおいては、著作物の適切な使用のために国際的ルールで制定されたクリエイティブ・コモンズ・ライセンスや、デジタルコンテンツの著作権を保護するためのDRM技術について理解する。
② 文字、音声、映像などのディジタルコンテンツは、その質を全く落とすこと無く、同じものをCDやDVD、USBメモリ、ハードディスクに複製し、インターネット上での配布が可能であるため、違法コピーが絶えない。このような著作権の侵害を防ぐため、ディジタルコンテンツの著作権を保護し、その利用や複製を制御.制限するDRMという技術が開発されている。本コマでは、知的財産を正しく利用するための知識と態度を身につけることを目的として、実際に社会で起きている身近な事例を示すとともに、何が問題なのか、理解していないとどうなるのか、行ってはいけない違法行為や迷惑行為について、看護職者として最低限必要な知識をしっかりと理解する。
③ 【演習】文書作成ソフトであるMicrosoft Wordは、社会において普及率が高く、企業や大学だけでなく、病院等の医療看護の世界でも利用されている。前回、前々回において、Wordの基本操作について、実際に演習を行いながら学んだ。ここでは、Microsoft Wordの基本操作として、ページ設定の方法や文字の装飾に加え、Word内での表の挿入と文字列の入力、表の編集や削除を演習を通して学ぶ。課題演習では、与えられた課題に示された表を作成し、表の作成方法、罫線の設定方法、行・列幅の調整、文字列の装飾、行・列の追加、セルの色づけ、複数セルの結合、文字のフォント、太さ、配置、箇条書きの設定などの書式の設定方法を再確認し、ヘッダー・フッター、印刷方法も理解する。
キーワード ① 著作権 ② クリエイティブコモンズ ③ DRM ④ 図表 ⑤ ワードアート
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】指定された教科書の該当する範囲を読み、著作権と著作物の違いについて事前に理解した上で講義に臨むようにする。また、Windows操作に慣れるためにも、まずは身近なパソコン(大学のPC教室パソコンなど)のWordアプリケーションを利用して、キーボードから文章を打つ練習を行っておく。【復習】講義終了後、講義範囲の教科書や配布資料を読み返し、本日学んだ情報倫理・リテラシーの内容についてもう一度振り返る。また、授業中に実施した図表作成に関するパソコン演習課題やその内容について、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、情報倫理の知識とパソコン操作技術両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなどし、各自次回までに理解しておくことを勧める。また、パソコン上達への近道であるブラインドタッチについてもいつものように練習しておくこと。
6 電子メールの仕組みとマナー、PowerPointの基本操作 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第6回では、電子メールの仕組みとマナー、PowerPointの基本操作について学修する。

[教科書]:「インターネット社会を生きるための情報倫理」第3章P36〜P43
[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① 電子メールの仕組みとマナー ② メーリングリストとは ③ プレゼンテーションとは ④ PowerPointの基本操作
細目レベル ① インターネットを利用したコミュニケーションの代表例として、電子メールがある。電子メールはコンピュータやスマートフォンなどの通信端末を使って、即座にメッセージをやり取りすることができる。利用するためには、プロバイダと呼ばれる通信事業者などへの接続手続きが必要となり、関連して電子メールの送受信、保管を行うメールサーバについても理解が必要となる。本コマではまず電子メールによる情報の受信・発信の仕組みについて、郵便を例とともに理解する。この電子メールの内容を正確に、分かりやすく相手に伝えるためには、電子メールの作法やマナーが重要である。ここでは、社会人としての電子メールの内容の書き方や件名の付け方、署名の方法、メールの受信環境などについても実例を交えて理解する。
② 共通の話題や目的をもった仲間同士で、同時に同じ内容の電子メールを複数の相手に送信する仕組みにメーリングリストがある。メーリングリストは、1つのアドレスに電子メールを送信するだけで、登録したメンバー全員にその電子メールが送られるシステムである。ただし、利用にあたっては、グループで利用するための配慮が必要で、グループの親密性や匿名性によってもマナーが異なることを認識する。また、メールを送るアプリケーション(メーラー)の種類や規格によって注意すべき点や、メンバーを不愉快にする内容の記述や、誹謗中傷の内容を書かないようにするなど、倫理的な配慮も理解しておく必要があることを理解するところまで、しっかりと押さえる。
③ 【演習】PowerPointとは、プレゼンテーションに利用するスライドを作成するためのアプリケーションで、ポスターやポップ、表の作成など、その使い方は多岐にわたっている。プレゼンテーションで一番大切なことは「相手に伝える」ということであり、PowerPointを使えば、文字や画像、表、グラフなど、様々な表現手段にて伝えることが可能となる。本コマでは、まず、プレゼンテーションスライド作成の流れを押さえ、スライド全体をどのようにデザインすべきなのかについて、理解を深める。プレゼンテーションスライド作成手順は、まずは全体のデザインを設定した上で大まかな流れのスライドを作成し、表やグラフ、イラストなどを加えていくことが重要であることを押さえる。
④ 【演習】PowerPointの起動方法と終了方法を把握し、スライドの新規作成方法やスライドの挿入、スライドのコピー、編集、削除、一覧表示、ファイルの保存などの基本機能を押さえる。スライド作成時の文字や箇条書きテキストの入力方法を学ぶとともに、文字の配置やサイズ、色、スタイルなどの書式設定、文字の大きさや位置、背景色を変更するためのプレイスホルダの使い方について学ぶ。さらに、本コマでは、オンライン画像の挿入とサイズ変更、配置の変更について確認し、その他の図形や写真、表、グラフ、SmartArtなど、オブジェクトの挿入方法についても、実演習を通して身につける。最後に、スライドを実行し、全体の作成の流れと実行結果について画面上で確認するところまで押さえる。
キーワード ① 電子メール ② 署名 ③ メーリングリスト ④ PowerPoint ⑤ プレゼンテーション
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】指定された教科書の該当する範囲を読み、電子メールの仕組みについて事前に理解した上で講義に臨むようにする。また、Windows操作に慣れるためにも、まずは身近なパソコン(大学のPC教室パソコンなど)のPowerPointアプリケーションを利用して、PowerPointがどのようなものか確認しておく。【復習】講義終了後、講義範囲の教科書や配布資料を読み返し、本日学んだ情報倫理・リテラシーの内容についてもう一度振り返る。また、授業中に実施したPowerPointに関するパソコン演習課題やその内容について、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、情報倫理の知識とパソコン操作技術両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなどし、各自次回までに理解しておくことを勧める。また、パソコン上達への近道であるブラインドタッチについてもいつものように練習しておくこと。
7 Webページの仕組みとネットコミュニケーション、PowerPointの応用操作Ⅰ 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第7回では、Webページの仕組みとネットコミュニケーション、PowerPointの応用操作について学修する。

[教科書]:「インターネット社会を生きるための情報倫理」第3章P44〜P54
[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① Webページの仕組み ② ネット上のコミュニケーション ③ PowerPointによる図形作成
細目レベル ① インターネット上のWebページを閲覧するサービスに、WWW(World Wide Web)がある。このWebページは、Webサーバ上に保存されている情報で、Webサーバはインターネットを通じてブラウザから閲覧の要求があったときに、そのブラウザにデータを送信する。閲覧の要求は、URLで指定するか、このURLはインターネット上の住所のことであり、冒頭に記載するhttpというプロトコルを使ってやり取りする。このような技術を利用して、我々は必要な情報をインターネット上で検索し、日々の生活に役立てている。本項では、このようなWebページの仕組みやホームページとは何か、Webページ上のリンクの仕組みなどについて理解する。
② インターネットの普及により、多くの人が共通の話題について話し合う電子掲示板(BBS)や、利用者がお互いの趣味や出身地などのプロフィールを公開し合いながら、友人・知人間のコミュニケーションを深めることができる会員制コミュニティーサービスであるSNS(Social Networking Service)、短い文字や画像で個人間の情報を共有できるツイッター、トークや無料通話などリアルタイムのコミュニケーションが行えるLINEなど、多くのネット上でのコミュニケーションが可能になっている。本講義では、ネット上のコミュニケーションについての特徴や仕組みなどについて概説し、これらを利用していく上での注意点などについて学ぶ。
③ 【演習】PowerPointによる図形の作成方法を学ぶ。PowerPointでは、WordやExcelよりも図形やイラストを作成する機能が充実しており、プレゼンテーションスライドだけでなく、ポスターや張り紙、ポストカードなど、様々なグラフィックデザインの作成が行える。本コマでは、PowerPointの基本機能を使って、イメージ通りのイラストを描くことができるよう、図形の書き方を学ぶ。例として、基本図形である台形や円柱、部分円、曲線などの簡易な図形を組み合わせて、タピオカドリンクのイラストを作成し、簡単な操作により、様々なイラストがパソコン上で描けることを演習を通して学び、操作方法にしっかりと慣れる。
キーワード ① Web ② WWW ③ SNS ④ 図形 ⑤ Smart Art
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】指定された教科書の該当する範囲を読み、WebやSNSについて事前に理解した上で講義に臨むようにする。また、Windows操作に慣れるためにも、まずは身近なパソコン(大学のPC教室パソコンなど)のPowerPointアプリケーションを利用して、図形を作成する練習を行っておく。【復習】講義終了後、講義範囲の教科書や配布資料を読み返し、本日学んだ情報倫理・リテラシーの内容についてもう一度振り返る。また、授業中に実施したPowerPointに関するパソコン演習課題やその内容について、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、情報倫理の知識とパソコン操作技術両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなどし、各自次回までに理解しておくことを勧める。また、パソコン上達への近道であるブラインドタッチについてもいつものように練習しておくこと。
8 身近な生活における情報、Power Pointによる応用操作Ⅱ 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第8回では、身近な生活における情報、Power Pointによる応用操作について学修する。

[教科書]:「インターネット社会を生きるための情報倫理」第4章P56〜P63
[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① スマートフォンの利用による生活の変化 ② IoTとAIが創る未来 ③ PowerPointによる画像とワードアートの挿入
細目レベル ① インターネットの普及は私たちの日常生活に利便性をもたらし、生活を大きく変化させてきた。例えば、携帯電話の登場により、急速に電子メールやSNSの利用が増え、コミュニケーションの形態が多様化した。また携帯電話やスマートフォンを利用して、Webサイトの情報も街中や移動中にも手軽に活用できるようになった。ここでは、スマートフォンの仕組みや特徴,スマートフォンの利用による生活の変化、スマートフォンに関連する法律等について、看護職者が知っておくべき事柄について学習する。また、ICT(情報通信技術)の進化によりあらゆるモノがインターネットに繋がり、データを送受信するIoT(Internet of Things)の時代が到来しつつあり、今後生活スタイルがどう変化するのか、AIの進化によって職業が無くなるということは本当なのか、など、IoTとAIが創る未来について学習する。
② コンピューターやスマートフォンだけでなく、自動車、家電、ロボットなどあらゆるモノがインターネットに繋がり、データを送受信するIoT(Internet of Things)の時代が到来しつつあります。IoTからビッグデータを収集し、コンピュータを用いて高速に処理し、人工知能(AI)の技術によって、役立つ情報を取り出せるようになってきた。このようなIoTとAIの技術の発達は、私たちの生活のさまざまな分野で、安心・安全に暮らせる豊かな社会づくりに貢献することが期待されているが、AIの進化によって医療・教育分野はどう変わっていくのか、ICTの進展により、我々の生活は具体的にどう変わるのか、様々な事例と共に考察する。
③ 【演習】前回までで、基本操作は一通り学んだが、今回の演習では、図形の切り抜きや特殊な見出し作成など、よりテクニカルな演習を行う。PowerPointの描画ツールを使うことで、取り込んだ写真や画像などを、図形オブジェクトの形状に切り抜くことが、容易に実現できることを理解する。また、前回作成したオブジェクト(複合図形)の取り込みやWordで学んだワードアートを活用したスライドタイトルの作成・編集、スライドへの背景画像の設定を学び、さらに、スライドマスター機能を理解し、スライド全体のテーマ設定やマスターの変更方法、取り込んだ図形のスライドマスターへの登録方法を学び、思い通りのスライド作成が独自でできるよう、機能や使い方について理解する。
キーワード ① スマートフォン ② IoT ③ オブジェクト ④ ワードアート
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】指定された教科書の該当する範囲を読み、スマートフォンやIoT、AIなどの情報通信技術について事前に理解した上で講義に臨むようにする。また、Power Point操作に慣れるためにも、まずは身近なパソコン(大学のPC教室パソコンなど)のPowerPointアプリケーションを利用して、描画ツールの使い方について調べておく。【復習】講義終了後、講義範囲の教科書や配布資料を読み返し、本日学んだ情報倫理・リテラシーの内容についてもう一度振り返る。また、授業中に実施したPowerPointに関するパソコン演習課題やその内容について、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、情報倫理の知識とパソコン操作技術両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなどし、各自次回までに理解しておくことを勧める。また、パソコン上達への近道であるブラインドタッチについてもいつものように練習しておくこと。
9 情報社会の新しい文化、Excelの基本操作Ⅰ 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第9回では、情報社会の新しい文化について理解を深めるとともに、演習においてExcelの基本的な操作について学修する。

[教科書]:「インターネット社会を生きるための情報倫理」第4章P64〜P71
[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① 新しい社会の新しい文化 ② 医療・福祉・公共サービスの変化 ③ Excelの入力と書式設定
細目レベル ① 情報通信技術(ICT)の発展により、あらゆるモノが電子化され、情報社会における新しい文化が起こっている。例えば、これまで書店や図書館でしか読むことができなかった書籍は、電子書籍として電子かされ、パソコンやスマートフォン、専用の携帯端末からいつでも読むことができるようになった。また、電子図書館や電子美術館・博物館なども実現されており、絵画などの所蔵物をインターネットを通して誰でも気軽に利用出来る社会となっている。一方で、デジタルデバイド(情報格差)の問題も顕在化されており、新しい文化の弊害にもなっている。また、ICTを活用した遠隔教育も進んできており、特に、昨年来のコロナ禍において、遠隔教育に対する敷居も低くなり、今後もより一般的になる可能性もある。本項では、社会の情報化による生活の変化や学習環境の変化などを含めて理解する。
② 患者の映像やカルテ情報などを送って、遠隔地から診断・指示などの医療行為を受けるシステムを遠隔医療といい、内閣府の「規制改革会議」の中でも、医療・健康推進戦略の一つとして、推進や仕組みづくりに向け議論されてきた。遠隔医療システムでは、例えば、専門医のいる病院から遠隔地の診療所や自宅にいる患者の診察をオンラインで行うことができ、その病院へ行かなくても高度な医療を受けることができるし、対面診療と適切に組み合わせて提供することで、かかりつけ医による日常的な健康指導や疾病管理の質が飛躍的に向上するとともに、慢性疾患の重症化予防等の領域でも効果が期待できる。本項では、インターネットの発展により、医療や公共サービスがどう変化するのかについて学修する。
③ 表計算ソフトであるMicrosoft Excelは、表を作成してデータの集計や分析、自動計算、グラフ表示などを行うためのアプリケーションである。綺麗にレイアウトされた表の作成はもとより、入力された数値による自動集計や、様々な種類のグラフ(例えば、棒グラフや円グラフ、折れ線グラフ、散布図)などを容易に作成することができることを理解する。また、看護・教員職においても名簿作成や請求書作成、会計処理などにも利用されていることを理解しておく。まず、Excelの起動・終了、新規ブックの作成、ファイルの上書き保存、アイコン、表示領域の確認、画面構成などの基本機能について押さ、セル、行、列、という呼び方,数字や英文字、日本語の文字入力の特徴を理解し、独自での表入力を可能にすることを理解する。次に、罫線やフォントの設定、データのコピー、各書式設定、表示形式変更など、について、設定方法を理解する。
キーワード ① 情報通信技術 ② ICT ③ 遠隔医療 ④ Excel ⑤ 表計算
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】指定された教科書の該当する範囲を読み、スマートフォンやIoT、AIなどの情報通信技術について事前に理解した上で講義に臨むようにする。また、Excel操作に慣れるためにも、まずは身近なパソコン(大学のPC教室パソコンなど)のExcelアプリケーションを利用して、数字入力や書式設定について調べておく。【復習】講義終了後、講義範囲の教科書や配布資料を読み返し、本日学んだ情報倫理・リテラシーの内容についてもう一度振り返る。また、授業中に実施したExcelに関するパソコン演習課題やその内容について、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、情報倫理の知識とパソコン操作技術両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなどし、各自次回までに理解しておくことを勧める。また、パソコン上達への近道であるブラインドタッチについてもいつものように練習しておくこと。
10 ネット社会に潜むトラブルと犯罪、Excelの基本操作Ⅱ〜合計関数〜 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪について理解を深めるとともに、演習においてExcelの実用的な操作について学修する。

[教科書]:「インターネット社会を生きるための情報倫理」第4章P72〜P80
[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① ネット社会に溢れる有害な情報 ② インターネット上でのトラブル ③ Excelの合計関数の使い方
細目レベル ① インターネット上の情報は有益なものだけでなく、わいせつ、暴力など犯罪に繋がる情報や、自殺や差別など論理的に問題とされる情報も多い。こうした有害情報は、何度も接するうちに、社会的な問題を感じなくなったり、価値観が歪められる可能性もある。また、インターネットというバーチャル(仮想)空間内だけでなく、実際の生活にも影響を与えてしまう場合も少なくなく、実際にインターネットで得られた有害情報が実生活に悪影響を与え、社会的に問題となる事件のきっかけになったケースもある。こうしたネット社会におけるトラブルと犯罪について、インターネット上での詐欺やいじめ、架空請求、なりすまし問題など、実事例を交えながら理解する。
② ネットワークを通じて見知らぬ人と知り合いになることができることが情報社会の特徴の一つで、インターネットの特徴である高い匿名性を利用すれば、パソコンやスマホの画面を通して、誰とでも気軽に出会うことができる。ただ一方で、この高い匿名性が犯罪に繋がる場合が多々あり、例えばインターネット上で見知らぬどうしが出会う場所を提供する出会い系サイトなど、真の姿と犯罪の危険性をキチンと理解しておく必要がある。また、社会問題となっているストーカーは、執拗なつきまといや迷惑行為・暴力的な行為を繰り返す人達だが、インターネット上でも同じような問題を起こすネットストーカーという人たちもいる。本項では、インターネット上でのトラブルについて、法制や事例とともに理解する。
③ 【演習】表計算ソフトであるMicrosoft Excelは、数値計算を得意としており、表として入力された数値の合計値や平均値、最大値、最小値、データ数のカウントについて、合計関数を使うことで簡単に計算が可能である。また、小数点表示や日付の表示などの、数式の表示形式の変更や行列の追加、罫線の付け方など、基本操作も引き続き学修する。これらの関数の利用は、社会に出た後、看護職者としてExcelを使う場合は必要不可欠である。本項では、まず、これら関数の汎用的な使い方や関数の種類、関数の特徴を理解し、関数を扱う方法に慣れるところまで、しっかりと押さえるとともに、次回学修予定のグラフの作成方法を学ぶための基礎固めをする。
キーワード ① ネット犯罪 ② 匿名性 ③ 架空請求 ④ 合計関数 ⑤ 平均値
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】指定された教科書の該当する範囲を読み、インターネットに潜むトラブルと犯罪について事前に理解した上で講義に臨むようにする。また、Excel操作に慣れるためにも、まずは身近なパソコン(大学のPC教室パソコンなど)のExcelアプリケーションを利用して、Excel関数の使い方について調べておく。【復習】講義終了後、講義範囲の教科書や配布資料を読み返し、本日学んだ情報倫理・リテラシーの内容についてもう一度振り返る。また、授業中に実施したExcelに関するパソコン演習課題やその内容について、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、情報倫理の知識とパソコン操作技術両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなどし、各自次回までに理解しておくことを勧める。また、パソコン上達への近道であるブラインドタッチについてもいつものように練習しておくこと。
11 不正アクセスと情報セキュリティ、Excelの基本操作Ⅲ〜グラフ作成〜 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第11回では、情報セキュリティについて理解を深めるとともに、演習においてExcelによるグラフの作成操作について学修する。

[教科書]:「インターネット社会を生きるための情報倫理」第5章P82〜P91
[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① 情報セキュリティとは ② 暗号化と情報セキュリティ ③ Excelによるグラフの作成
細目レベル ① インターネットの普及により、様々な恩恵をもたらいている一方で、多くの被害やトラブルが起こっている。コンピュータへの不正アクセスやコンピュータウィルス、迷惑メール、なりすまし、個人情報流出などの不正行為に対し、それらからネットワークやコンピュータを守ることを、「情報セキュリティ」と呼んでおり、情報を様々な脅威から守っている。情報を守る対策には様々なものがあり、アクセス制御やウィルス対策、暗号化、ファイアウォール、セキュリティポリシー、個人認証とパスワード管理、フィルタリング、電子署名などが代表例である。ここでは、これらの仕組みや特徴を理解するとともに、被害を受けた際の対策、被害の例などを紹介しつつ、各自のセキュリティ意識の向上を目指す。
② 元のメッセージ(平文)を、別のメッセージ(暗号文)に変換することを「暗号化」といい、反対に暗号文を平文に戻すことを「復号」というが、これらの仕組みを電子メールの通信に使うことで、高い情報セキュリティを確保することが可能となる。また、Webの安全な利用のためにSSL(Secure Sockets Layer)/TLS(Transport Layer Security)という暗号化技術があり、クレジットカードや個人情報の送受信のために使われている。さらに、最近ではネットワーク接続にLANケーブルを使わずに電波で通信する無線LANが主流になっているが、盗聴と無断利用を防ぐために、暗号化方式が利用されている。本項では、このような情報セキュリティ技術について、仕組みや事例について理解をする。
③ 【演習】学会やゼミ発表のプレゼン資料などでグラフを目にする機会は非常に多い。グラフ作成の大きなメリットは、数値の変化や差異を瞬時に理解できる点にある。本項では、表計算ソフトであるMicrosoft Excelを用いた棒グラフと円グラフの作成方法を学ぶ。まず、上期売上集計表をもとに2-D縦棒集合棒グラフの作成を行う。グラフ構成要素であるグラフタイトルや軸ラベル、プロットエリア、グラフエリア、データ系列、凡例等の名称を把握し、各要素の画面上での位置や役割を理解する。次に、作成したグラフの表示サイズ変更や行と列の切り替えやグラフレイアウト変更、グラフスタイルの変更、タイトルや軸ラベルの配置変更、プロットエリアの色の変更、グラフエリア内のフォント書式の変更と文字の書式設定、など一連のグラフ編集操作により、グラフ機能を理解する。グラフについては、棒グラフのもととなっている表内の数値を変更することで、グラフエリア内のグラフが自動的に変更されるところまで押さえる。
キーワード ① セキュリティ ② ウィルス ③ 暗号化 ④ 集合棒グラフ ⑤ 円グラフ
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】指定された教科書の該当する範囲を読み、情報セキュリティについて事前に理解した上で講義に臨むようにする。また、Excel操作に慣れるためにも、まずは身近なパソコン(大学のPC教室パソコンなど)のExcelアプリケーションを利用して、グラフの作り方について調べておく。【復習】講義終了後、講義範囲の教科書や配布資料を読み返し、本日学んだ情報倫理・リテラシーの内容についてもう一度振り返る。また、授業中に実施したExcelに関するパソコン演習課題やその内容について、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、情報倫理の知識とパソコン操作技術両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなどし、各自次回までに理解しておくことを勧める。また、パソコン上達への近道であるブラインドタッチについてもいつものように練習しておくこと。
12 コンピュータへの被害、Excelの応用操作Ⅰ〜統計関数の利用〜 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第12回では、コンピュータへの被害について理解を深めるとともに、演習においてExcelの統計/論理関数の操作について学修する。

[教科書]:「インターネット社会を生きるための情報倫理」第5章P92〜P99
[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① スパムメールとチェーンメール ② コンピュータウィルスとは ③ コンピュータウィルスとは
細目レベル ① 知らない人や企業から不特定多数のメールアドレスに繰り返し送信される迷惑な大量のメールのことを、スパムメール(迷惑メール)と呼んでいる。スパムメールは、何かのタイミングで流出した個人情報のリストにあるメールアドレスの他、WebページやFacebook、電子掲示板などから自動収集プログラムを使って集めたメールアドレスや,あるいは様々な文字や数字を組み合わせてランダムに作成されたメールアドレスに自動的に送信される。ランダムに生成されたメールアドレスの大部分には実在しないメールアドレスだが、もし送られてきたスパムメールに対して講義などのメールを返してしまうと、そのメールアドレスが実在していることを発信者に伝えてしまうことになる。このような様々なスパムメールについて、どのような対処をすることが望ましいのか理解するところまで押さえる。
② コンピュータのシステムやソフトウェアの機能の弱点を狙って、何らかの妨害を加える悪意あるプログラムであるマルウェアのうち、コンピュータに感染して増殖するプログラムを「コンピュータウィルス」と呼んでいる。コンピュータウィルスには、画面上に何らかのメッセージを表示させるだけのものから、コンピュータを起動できなくさせてしまうもの、コンピュータ内のデータを勝手に消去したりするもの、外部に流出させたりするものなど、様々なものがある。このようなコンピュータウィルスにはどのようなものがあり、コンピュータに侵入した場合どのようなことが起きるのか、またコンピュータウィルスの侵入を防ぐためにどのような対策をとるべきか、などについて理解する。
③ 【演習】Excelにておいて、計算結果から項目の順位付けを行うことがあるが、合計値の高い順に番号を振る、ある検査値の低い順に優先順位を付ける、合計点数の高い方から順位を付けるなど、Excel標準のRANK.EQ関数を用いることで、簡単に数値列のランキングを行うことが可能である。本コマでは、飲料水メーカーの売り上げ実績データを用いて、売り上げランキングや前年比からの伸び率ランキングなど、演習を通して関数の使い方を学習する。また、IF関数を用いた条件判定は、分析や集計を行う際、非常に強力かつ便利な機能である。例えば、ある症状診断の際、検査値の大小や閾値判定、症状の有無などをExcelにて管理する場面において、IF関数を用いた条件判定を行うことで、素早く病名を導き出せる可能性がある。また、論理関数(ANDやOR)と組み合わせて判定を行うことで、複雑な条件判定も可能となるであろう。本コマでは、条件判定関数であるIF関数や論理関数の使い方について、演習問題を通して学習する。
キーワード ① スパムメール ② チェーンメール ③ コンピュータウィルス ④ 統計関数 ⑤ 論理関数
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】指定された教科書の該当する範囲を読み、コンピュータへ被害を及ぼす技術や事例について事前に理解した上で講義に臨むようにする。また、Excelアプリケーションを利用して、統計関数や論理関数について調べておく。【復習】講義終了後、講義範囲の教科書や配布資料を読み返し、本日学んだ情報倫理・リテラシーの内容についてもう一度振り返る。また、授業中に実施したExcelに関するパソコン演習課題やその内容について、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、情報倫理の知識とパソコン操作技術両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなどし、各自次回までに理解しておくことを勧める。また、パソコン上達への近道であるブラインドタッチについてもいつものように練習しておくこと。
13 ネット社会のセキュリティ技術、Excelの応用操作Ⅱ〜検索関数とフィルタの使い方〜 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について理解を深めるとともに、演習においてExcel検索関数の操作について学修する。

[教科書]:「インターネット社会を生きるための情報倫理」第5章P100〜P106
[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① インターネットでの危険やトラブルから守る技術 ② 電子透かし技術と著作権の保護 ③ 検索関数VLOOKUPの使い方
細目レベル ① 誰もがインターネットにある多くの情報へ手軽にアクセスできるようになり、勉強学習や友人とのコミュニケーションなど、子どもたちがインターネットを活用する機会が増えている。しかし同時に、暴力やアダルト、麻薬などの有害情報に子どもたちが自らの意思に関係なく触れてしまう危険性も増えている。また、子どもたちのコミュニティサイトで他人を誹謗・中傷してトラブルに発展したり、出会い系サイトやサイトで知り合った人と実際に会ってトラブルになる、というケースも少なくない。そのような危険やトラブルから守る手段の一つに、フィルタリング技術がある。本項では、フィルタリング技術の方式や仕組み、法律などについて、実例を交えながら学修することで、トラブルを未然に防ぐ手段について理解する。
② 画像や動画、音声などのデジタルコンテンツは、コピーすれば同一の複製物が簡単にできてしまうという話を第4回目の講義で説明したが、そのDRM技術の一つとして、著作権情報を埋め込むために利用する電子透かしという技術がある。著作権情報を電子透かしとして埋め込むことで、コピーされたコンテンツを簡単に検出できるため、コンテンツの不正な流通の調査に活用可能である。また、同様に本人確認や改ざん防止技術の一つに、電子署名という技術がある。これは、情報を送ったのが発信者本人であることと、送られた情報が改ざんされていないことを確認する技術であるが、認証局という機関を経由したこのような仕組みについて、理解するところまで押さえる。
③ 【演習】Excelで作成した表はデータベースとも呼ばれ、データの並び替え、データの検索、データの抽出、データの管理が比較的容易に実現できる。本コマでは、IDをキー番号としたExcel表から、IDをもとにVLOOKUPを用いて検索した結果からデータベースを作成することを学ぶ。VLOOKUP関数は任意の目的データの範囲内で検索した結果を返す関数で、例えば、商品の価格一覧表から、購入希望の商品名で検索を行い、その商品の価格を見積書に反映させる、という使い方ができ、Excelを利用する上で非常に有用な関数である。本コマの演習を通して検索関数であるVLOOKUPの利用方法をしっかりと身につけることを期待する。
キーワード ① セキュリティ ② フィルタリング ③ 電子透かし ④ 検索関数 ⑤ VLOOKUP
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】指定された教科書の該当する範囲を読み、ネット社会のセキュリティについて事前に理解した上で講義に臨むようにする。また、Excelアプリケーションを利用して、検索関数VLOOKUPについて調べておく。【復習】講義終了後、講義範囲の教科書や配布資料を読み返し、本日学んだ情報倫理・リテラシーの内容についてもう一度振り返る。また、授業中に実施したExcelに関するパソコン演習課題やその内容について、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、情報倫理の知識とパソコン操作技術両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなどし、各自次回までに理解しておくことを勧める。また、パソコン上達への近道であるブラインドタッチについてもいつものように練習しておくこと。
14 Office操作の総復習~WordとExcelを使ったビジネス文章の作成~ 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。。以上のような科目全体の中で、第14回では、Officeに関する総復習とビジネス書類の作成方法について理解を深める。

[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① Officeに関する総復習 ② Wordによるビジネス書類の作成方法 ③ Excelによるビジネス書類の作成方法
細目レベル ① これまでの13回の講義で学んだMicrosoft Officeの操作技術の総復習を行う。WordとExcelの操作技術は、今日の情報社会を生き抜く上で非常に重要であり、特に大学生においては、レポート・論文作成には欠かせない知識と技術である。本コマでは、これまでの講義の総復習として、理解が困難であった箇所を取り上げ、繰り返し演習を行う。また、WordとExcelに関するビジネス文書を例として開設するとともに、実用的な演習問題にとりくみ、その操作方法を復習する。演習問題は、履修指標の水準に示されている内容に対応しているため、それらの操作方法について、予めしっかり復習して本コマに臨むことが望ましい。
② ビジネス文書とは、ビジネスに関連した情報を相手に正確に伝えるためだけでなく、読み手に行動を起こさせ、書き手と読み手をつなぎ、記録することによって、組織が連携して、仕事を円滑に進めることに貢献するものである。ビジネス書類には目的と種類によってさまざまであり、正確さや簡潔さを重視して作成する必要がある。特に見積書や社内通達文書などは、看護職、教員職であっても作成することはあり、このようなビジネス書類の「しきたり」を理解しておくことは重要である。本コマでは、一般的に利用されているWordで作成されたビジネス書類を例に、ビジネス書類の作成方法や編集方法、作成時の注意点などについて演習を通して理解する。
③ Excelは、表やグラフを作るだけのものと思っている人は多く、Excelで作った表をWordに取り込んで書類を作成することがあたりまえだと思っている人は意外と多い。しかし、Excelでも報告書や見積書などのビジネス文書は意外と簡単に作成できる。特に複雑な表や計算を使った文書を作成する際には、はじめからExcelで作ってしまった方が都合がよい場合も多い。特に、Excelでビジネス文書を作成することのメリットとしては、関連する書類をシートに分けて、同じブック・1つのファイルに保存することができることである。たとえば、「⁠送付状」「⁠明細書」「⁠請求書」「⁠納品書」などを1つのブックにまとめておけば、別のシートのセルの値を参照できるので、4つの書類を一気に作成することも可能になる。本コマでは、Excelで作成するビジネス書類を取り上げ、演習を通して作成方法を理解するところまで押さえる。
キーワード ① 総復習 ② ビジネス書類 ③ Word ④ Excel ⑤ 見積書
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】これまでの13回の講義において学んだWord、Excel、PowerPointに関する操作方法について事前に確認した上で講義に臨むようにする。また、操作方法が分からなかった回や動作を理解できていない回については、事前に学習しておくこと。【復習】講義終了後、講義範囲の配布資料を読み返し、本日学んだ内容についてもう一度振り返りつつ、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、知識とパソコン操作技術の両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなど、理解するところまでしっかり押さえておくこと。
15 PowerPointを使ったポスターとチラシの作成 科目の中での位置付け 今日の情報社会において、コンピュータや情報通信ネットワーク、アプリケーションの操作技能のみならず、「情報」自身の特性やその価値、関連する法律、モラルなどのいわゆる情報倫理の理解も含めた「情報」に関する知識・技術の習得は、看護職者としても必要不可欠である。本科目では、今後、社会において必要となるコンピュータ操作技能(Windows、Microsoft Office)に加え、情報倫理、情報リテラシーについても学修する。具体的には、第1回で導入として、授業の進め方やPC教室でのWindowsの使い方、MS Teamsの使い方について学び、第2回では、インターネット社会の光と影、Googleドライブの使い方、他のGoogleアプリの使い方を学習する。第3回では、個人情報とプライバシーについて理解するとともに、パソコン上での電子メールの使い方とMS Wordの基本を理解する。第4回では、知的財産の考え方や、Word文章の書式設定など基本操作を学び、第5回では、著作権について実例を交え理解するとともに、Wordを用いた表や図の作成方法を学ぶ。第6回では、電子メールの仕組みとプレゼンテーションソフトであるMS PowerPointの基本操作を学び、第7回では、ネット上でのコミュニケーション時に注意すべきことや、演習でPowerPointでの図形作成やアニメーションについて学ぶ。第8回では、スマートフォンなど身近な生活における情報についてと、演習ではPowerPointの応用操作を学び、第9回では、情報社会の新しい技術や文化と、表計算ソフトであるExcelの基本操作について学ぶ。第10回では、ネット社会におけるトラブルと犯罪についてと、Excelの合計/平均関数使い方について学び、第11回では、情報セキュリティとExcelグラフの作成について学修する。第12回では、コンピュータ被害について実例を交えながら理解し、演習では統計/論理関数の使い方を学修し、第13回では、ネット社会のセキュリティ技術について学び、演習ではExcelの検索関数とフィルタについて学ぶ。第14回では、Office操作の総復習としてWordとExcelを使った文章の作成を行い、最終講義である第15回では、PowerPointを使ったポスターとチラシの作成を行う。以上のような科目全体の中で、第15回では、PowerPointを活用したポスターやチラシの作成方法について学ぶ。

[参考資料]:スライド資料配布、演習資料配付
コマ主題細目 ① PowerPointアプリケーションの様々な利用方法 ② PowerPointの高度な利活用 ③ ポスター制作演習
細目レベル ① プレゼンテーションソフトであるMicrosoft Power Pointは、多くの人前で画面に映し出す発表用スライドの作成だけでなく、ポスターやポストカード、販促用チラシ、POPなど、写真やイラスト、図表を多用するグラフィカルな配布物の作成にもその力を発揮する。レポートや論文などの作成ならWord、複雑な数値計算ならExcel、カラフルな画像や写真を使ったデザイン性の高いものであればPower PointとOfficeアプリケーションを使い分けることが重要である。本コマでは、どのようなシチュエーションにおいてPowerPointが利用されているのか、また、他のOfficeアプリケーション群との機能の違いなど、実例を交えて紹介する。
② イベントや広告等でポスターを作成する場合、高価なフォトレタッチ(パソコン上で絵を書いたり、写真を加工したりすること)アプリケーションであるPhotoshopやIllustratorを使って行う人は多いが、そのような専門的かつ高価なアプリケーションはなくとも、Microsoft Officeの一つであるPower Pointアプリケーションを利用することで、同様のデザインを実現することが可能である。本コマでは、プロのデザイナーが活用しているアプリケーションとPower Pointの機能の違いについて述べるとともに、Power Pointの看護・医療系現場での利用可能性について実例を交え解説を行う。
③ Power Pointアプリケーションを活用したポスター制作の演習を行う。本コマの制作演習を通して、次に挙げる①~⑨の操作機能の確認を行うとともに、実制作時の利用イメージを把握する。①添付ファイルを利用したスライド背景の設定、編集、②画像・イラストファイルの配置とオブジェクトの前後移動、サイズ変更、トリミング、③任意の位置における箇条書き設定、④文字列の挿入と書式設定(フォントの種類、サイズ、色、書式)、⑤行間や文字間などの書式設定、⑥プレースフォルダの編集、⑦ワードアートやSmartArtの挿入と書式設定、⑧グラフの挿入と編集、⑨適切な印刷設定と印刷、以上の操作機能について理解することを目指す。
キーワード ① PowerPoint ② フォトレタッチ ③ ポスター ④ Photoshop ⑤ デザイン
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】これまでの14回の講義において学んだWord、Excel、PowerPointに関する操作方法について事前に確認した上で講義に臨むようにする。特に、PowerPointの操作方法が分からなかった回や動作を理解できていない回については、事前に必ず学習しておくこと。【復習】講義終了後、講義範囲の配布資料を読み返し、本日学んだ内容についてもう一度振り返りつつ、操作方法と操作結果を実際のパソコン上で確認することで、知識とパソコン操作技術の両方の定着化を図る。特に、今回ついて行けなかった内容や理解が乏しい内容については、コマシラバスを読んだり、記載のキーワードについて調べるなど、理解するところまでしっかり押さえておくこと。
履修判定指標
履修指標履修指標の水準キーワード配点関連回
★★情報と情報社会 以下の2点について理解していることが履修指標である。
1.情報と情報社会の特徴
2.情報の受信・発信と個人の責任
【情報と情報社会の特徴】では、①インターネットの光と影、②情報のはたらきと特性について、教科書での事前学習、講義、manabaで触れた内容について解ることが求められる。
【情報の受信・発信と個人の責任】では、①情報の信憑性・信頼性、②発信する情報への責任について、教科書での事前学習、講義、manabaで触れた内容について解ることが求められる。
個人情報、個人情報保護法、OCEDプライバシーガイドライン、個人情報漏洩 20 第1・2回
★★個人情報と知的財 以下の2点について理解していることが履修指標である。
1.個人情報
2.知的財産
【個人情報】では、①個人情報とは、②個人情報の流出と保護について、教科書での事前学習、講義、manabaで触れた内容について解ることが求められる。
【知的財産】では、①知的財産と知的財産権、②著作物と著作権、③知的財産の正しい利用について、教科書での事前学習、講義、manabaで触れた内容について解ることが求められる。
知的財産基本法、知的財産権、著作権、著作物、二次著作物、複製権 20 第3・4・5回
★★ネットにおけるコミュニケーションとマナー 以下の3点について理解していることが履修指標である。
1.電子メールによる情報の受信・発信
2.Webページによる情報の受信・発信
3.ネット上のコミュニケーション
【電子メールによる情報の受信・発信】では、①電子メールの活用、②電子メールの内容とマナー、③メーリングリストの活用について、教科書での事前学習、講義、manabaで触れた内容について解ることが求められる。
【Webページによる情報の受信・発信】では、①Webページの構成と活用、②受信者への配慮について、教科書での事前学習、講義、manabaで触れた内容について解ることが求められる。
【ネット上のコミュニケーション】では、①電子掲示板の活用、②SNSでのコミュニケーションについて、教科書での事前学習、講義、manabaで触れた内容について解ることが求められる。
電子メール、署名、機種依存文字、メーリングリスト、Webページ、リンク、情報検索、ホームページ、電子掲示板、SNS、トラックバック、ツイッター、LINE、画像・動画共有サイト 20 第6・7回
★★情報社会における生活 以下の3点について理解していることが履修指標である。
1.身近な生活における情報
2.社会生活における情報
3.ネット社会におけるトラブルと犯罪
【身近な生活における情報】では、①スマートフォンの利用による変化、②生活スタイルの変化、③健康面への影響について、教科書での事前学習、講義、manabaで触れた内容について解ることが求められる。
【社会生活における情報】では、①情報社会の新しい文化、②学習環境の変化、③医療・福祉・公共サービスの変化、④ビジネスの変化について、教科書での事前学習、講義、manabaで触れた内容について解ることが求められる。
【ネット社会におけるトラブルと犯罪】では、①インターネット上での有害事象や違法行為、②インターネット上でのトラブル、③匿名性の問題と対策について、教科書での事前学習、講義、manabaで触れた内容について解ることが求められる。
携帯電話、フィルタリング、ネットバンキング、ユビキタス社会、IoT、ICT、AI、テレワーク、ネット中毒、テクノ依存症、テクノ不安症、テクノストレス、電子書籍、電子すかし技術、eラーニング、遠隔医療、電子カルテ、電子商取引、有害情報、ネット詐欺、出会い系サイト、ネットストーカー、匿名性、ネットいじめ 20 第8・9・10回
★★情報セキュリティとネット被害 以下の3点について理解していることが履修指標である。
1.情報セキュリティ
2.コンピュータへの被害
3.ネット社会のセキュリティ技術
【情報セキュリティ】では、①情報セキュリティとは、②個人認証とパスワード、③暗号化と情報セキュリティ、④Webの情報セキュリティについて、教科書での事前学習、講義、manabaで触れた内容について解ることが求められる。
【コンピュータへの被害】では、①スパムメールとチェーンメール、②コンピュータウイルス、③不正アクセスについて、教科書での事前学習、講義、manabaで触れた内容について解ることが求められる。
【ネット社会のセキュリティ技術】では、①フィルタリング技術、②電子すかしと電子署名について、教科書での事前学習、講義、manabaで触れた内容について解ることが求められる。
不正アクセス、ユーザID、パスワード、情報セキュリティ対策、アクセス制御、アクセス権、セキュリティポリシー、認証システム、暗号化、無線LAN、SSL/TLS、スパムメール、チェーンメール、コンピュータウィルス、ウイルス対策ソフトウェア、スパイウェア、不正アクセス、フィルタリング技術、電子署名 20 第11・12・13回
評価方法 筆記試験(100%)により評価する。なお、筆記試験は出席に加え、第5・8・13回に課す、課題の提出を持って筆受験資格を認める。 *成績発表後、教務課にて試験に関する総評が閲覧できます。
評価基準 評語
    学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・ S (100~90点)
    学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・ A (89~80点)
    学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・ B (79~70点)
    学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・ C (69~60点)
    学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・ D (60点未満)
教科書 情報教育学研究会著、『インターネット社会を生きるための情報倫理』、実教出版、ISBN978-4-407-34621-3、¥450(+税)
参考文献 中山 和弘 (2021). 看護情報学. (第3版), 医学書院.
実験・実習・教材費 適宜プリントを配布する