区分 学部共通科目
ディプロマ・ポリシーとの関係
(心)専門的知識と実践的能力 (心)分析力と理解力 (心)地域貢献性
(環)専門性 (環)理解力 (環)実践力
カリキュラム・ポリシーとの関係
(心)課題分析力 (心)課題解決力 (心)課題対応力
(環)専門知識 (環)教養知識 (環)思考力 (環)実行力
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
本科目は学部共通科目のなかでも、1年次の必修科目として設置されており、大学で学ぶ専門分野の諸課題を総合的に捉えるための学問的基礎を身につける科目として位置づけられている。
科目の目的
本科目は、本学での四年間の学びの基礎を成すところのリテラシー、すなわち、人間環境学の理念を現実化していくための方途としての基礎的学術技法の会得を目指すものである。具体的には、学術的な文章の内容を、その論理的な構造の正確な把握の上に立って十全に理解・批判するための文章読解能力の獲得を目指す。および、明晰かつ論理的な文章と必要十分な図表を作成し、アカデミックなマナーに落ち度のない形で学術的なプレゼンテーション資料を作成および発表する能力の涵養を企図する。
到達目標
学術的な文献の論理構造を正確に把握し、その内容を要約することができる。また、学術的なプレゼンテーション資料について、その主題にふさわしい文献をアカデミックマナーに則って引用しつつ、論理的な議論を構成し、明晰な文と必要十分な図表を用いて作成すること、および発表することができる。ただし、本科目の評価は、最終的に提出されるレポート(プレゼンテーション資料)を履修判定指標の各項目に則って行われるため、プレゼンテーション資料の発表自体は評価の対象とはならない。
科目の概要
学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。それを踏まえて、自分自身のレポート(プレゼンテーション資料)を修正の上、第15回終了後の指定された期日に、指定された方法で、最終版の期末レポートを正式に提出する。

科目のキーワード
① コマシラバス、②接続詞、③指示詞、④先行オーガナイザー、⑤パラグラフ・ライティング、⑥修飾、⑦プレゼンテーション、⑧要約、⑨引用、⑩批判
授業の展開方法
第1回から第4回では、各回で必要な資料を配布し、それに沿って授業を進める。その際には、特に受講生自身からの意見や質問を紹介し、それに対する教員からの回答が含まれる可能性がある。第5回から15回の間で、各学生が指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する(プレゼンテーション資料作成過程における担当教員への相談は主に各教員のオフィスアワーを利用する)。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして、学生自身が自分のプレゼンテーション資料を実際に発表する体験を行う。実際の発表の場を体験すること、および他の学生の発表を聞き、ディスカッションすることで、自らのプレゼンテーション資料を客観的に見直す機会となる。また、教員から見直しのポイントのレクチャーを行う。それを踏まえて、適宜、自分自身のレポート(プレゼンテーション資料)を修正の上、第15回終了後の指定された期日に、指定された方法で、最終版の期末レポートを正式に提出する。
オフィス・アワー
【火曜日】昼休み・3時限目、【金曜日】昼休み(後期のみ)・3時限目(後期のみ)
科目コード COM102
学年・期 1年・後期
科目名 基礎ゼミナールⅡ
単位数 2
授業形態 演習
必修・選択 必須
学習時間 【授業】90分×15 【予習】90分以上×15 【復習】90分以上×15
前提とする科目 基礎ゼミナールⅠ
展開科目 (心)学科専門科目
関連資格 なし
担当教員名 鑓水秀和
主題コマシラバス項目内容教材・教具
1 第1回 基礎ゼミナールⅠ「読解編」の復習 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第1回)は、基礎ゼミナールⅠ「読解編」の復習を行う。

【コマ主題細目①】
・学習技術研究会編『知へのステップ(第5版)』、くろしお出版、2019年、33-40頁。
・石黒圭『「読む」技術―速読・精読・味読の力をつける―』、光文社新書、2010年、36-38頁、39-42頁、56-64頁、70-72頁。

【コマ主題細目②】
・学習技術研究会編『知へのステップ(第5版)』、くろしお出版、2019年、36-40頁。
・石黒圭『段落論―日本語の「わかりやすさ」の決め手―』、光文社新書、2020年、168-172頁。
・石黒圭『文章は接続詞で決まる』、光文社新書、2008年、55-152頁。
【コマ主題細目③】
・学習技術研究会編『知へのステップ(第5版)』、くろしお出版、2019年、43-52頁。
コマ主題細目 ① 文章読解の技法 ② 接続詞の用法の理解 ③ 文章の要約と批判 ④ ⑤
細目レベル ① ① 文章読解のための技法について復習する。『知へのステップ』p33によれば、文章読解には、「スキャニング(scanning)」・「スキミング(skimming)」・「クリティカル・リーディング(critical reading)」という三つの方法がある。

スキャニングは、特定の情報をねらって、重点的にすばやく文章を読む方法であり、与えられたテキスト量に対して読解の時間が限られている場合などに、まずは「画像取得」・「文字認識」のレベルでキーワードを発見することで、その後重点的に読み込むべき箇所を見定めることができる。

スキミングは、「斜め読み」と呼ばれる読み方に近いものであり、文章を貫く「話題」が何であるのかを素早く洞察し、知識の枠組みとしての「スキーマ」を効果的に働かせることで、以降の文章の理解を迅速かつ的確に行っていくことができる。

クリティカル・リーディングは、文章の論理的な構造を正確に把握した上で、その内容の分析や批判を行っていくものであり、その際には、(1)文の見出し・段落冒頭の文・文章の最初の段落に注意して内容理解のスキーマを働かせるという点、(2)文と文との論理的な関係を接続詞に着目しながら捉えるという点、(3)各段落の主張の要点を押さえると共に、段落と段落との関係も的確に理解するという点が重要であった。文章読解の技法について、以上の点を復習する。

② ② クリティカル・リーディングを行っていく上では、接続詞に着目し、文と文との関係や、段落と段落との関係を適切に把握することが極めて重要であった。基礎ゼミナールⅠでは、順接の接続詞「よって」・逆接の接続詞「しかし」・並列の接続詞「そして」・対比の接続詞「一方」・列挙の接続詞「第一に」・換言の接続詞「つまり」・例示の接続詞「例えば」・補足の接続詞「ただし」・転換の接続詞「さて」・結論の接続詞「このように」などについて、担当教員の選定した学術的な文章の中に用例を見出しつつ、文章読解上ポイントとなる各接続詞の用法について学んできた。また、段落冒頭に接続詞が配されている箇所に着目し、段落間の関係を整理した上で、段落と段落との論理的な関係把握についても復習する。
③ ③ 文章の要約をする際には、要約すべき文章の中心的な主張を抽出した上で、副次的な主張や補足的な説明を、収めるべき文章量に応じて適宜削ぎ落していくことが求められる。その際には、これまでに学んできた接続詞についての理解を十分に活かし、例えば、例示の接続詞「例えば」・補足の接続詞「ただし」等に後続する内容については、相対的に重要性が低いものである可能性が高いこと、あるいは、順接の接続詞「よって」・換言の接続詞「つまり」・結論の接続詞「このように」等に後続する内容については、当該文章における中心的な主張である可能性があることなどを念頭に置くとよい。

ここでは、こうして要約を行った上で、当該の文章の内容についての批判的な検討まで行う。(以前に「クリティカル・リーディング」の箇所でも確認したが、学術的な「批判」とは、相手の主張を闇雲に否定するということではなく、むしろ相手の主張がどこまで正しいのかを吟味するということを意味する。したがって、「批判」の結果、相手の主張が全て正しいことが確認されることも当然ありうる。)要約した文章の内容について、著者の主張の前提は正しいのか、その主張を支持する証拠・事実は正しいのか、推論された結果として主張されていることは正しいのか、といった視点から、主張の是非を検討していく。



キーワード ① スキャニング ② スキミング ③ クリティカル・リーディング ④ 接続詞と段落 ⑤ 要約と批判
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマでは基礎ゼミナールⅠの「読解編」についての復習を行った。今回のコマシラバスを読み直してそれらについての理解を再確認した上で、今回の授業内で教員から配布された資料を読み込み、重要なポイントとなっている部分を100文字程度で説明できるようにする。

【次コマの予習】
次コマでは基礎ゼミナールⅠの「執筆編」の復習を行う。その復習に備えて基礎ゼミナールⅠ「執筆編」で配布された資料を読み返し、とくに疑問に思う点や、注目した点については、そこに注目した根拠を明確にしつつ、当該箇所に関わる関連文献を収集しておく。そして、当日の授業では、チェックした箇所についての理解がより深まっていくように、とくにその点に関する説明や議論には意識を集中するように心がける。

2 第2回 基礎ゼミナールⅠ「執筆編」の復習 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第2回)は、基礎ゼミナールⅠ「執筆編」の復習を行う。

【コマ主題細目①】
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』、慶應義塾大学出版会、2018年、23-30頁。
【コマ主題細目②】
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、55-60頁。
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、107-109頁。
・石黒圭『よくわかる文章表現の技術Ⅰ―表現・表記編―〔新版〕』、明治書院、2009年、25-28頁。

【コマ主題細目③】
・大村彰道監修『文章理解の心理学』、北大路書房、5-6頁。
・石黒圭『論文・レポートの基本』、日本実業出版社、182-185頁。
・石黒圭『よくわかる文章表現の技術Ⅲ―文法編―』、明治書院、2005年、126-147頁。

コマ主題細目 ① レポートの構成 ② 明晰な文章 語順 ③ 明晰な文章 予告文・指示詞 ④ ⑤
細目レベル ① ① レポートの構成については、パラグラフ・ライティングの方法を基本として考える。パラグラフ・ライティングでは、各段落の冒頭にその段落の内容を端的に示す「トピック・センテンス」を配置し、「説明」・「例示」・「理由」・「経緯」といった型を念頭におきながら、各段落内を支持文によって埋めていくことになる。また同時に、トピック・センテンスの文頭には、各段落冒頭のトピック・センテンス間の論理的な関係を示す接続詞を付す。

レポート全体を構成する具体的な議論の展開の型には、次のような型がある。
(1)「反論-否定的結論」型
(2)「反論-対案提示」型
(3)「批判的検討-肯定」型

上記(1)・(2)・(3)の型に沿いつつ、可能な限りパラグラフ・ライティングの技法を駆使していくことが、論理的なレポートの構成にとって重要である。

② ② 明晰な文章を書くための視座について、あらためて復習する。そのための要点としては、とくに修飾・被修飾の関係の明示に関わることでは、「語順」・「読点の打ち方」・「「は」と「が」の使い分け」といった点が挙げられた。それらに関する重要な原則としては、以下のようなものがあった。

・「語順の原則」:〈長い修飾語を前に、短い修飾語を後ろに配置する〉
・「読点の原則1」:〈長い修飾語が二つ以上あるとき、その境界に読点を打つ〉
・「読点の原則2」:〈「逆順」(「語順の原則」が破られている状況)が生じている場合には、前方に配置されている短い修飾語の直後に読点を打つ〉
・「「は」と「が」の原則」:〈遠くにある動詞を修飾したい場合には「は」を、直後にある動詞を修飾したい場合には「が」を用いる〉


③ ③明晰な文章を書くための視座について、あらためて復習する。そのための要点としては、後続する文章の展開を予告する文、指示詞も重要な視点であった。

書き手は、できるだけ早く読み手に文章の中心的な「話題」を示し、後続の文章の内容を理解しやすいよう、次に述べる内容を予告しておくことが肝要である。文章の認知過程についての心理学的な研究においては、こうした表現は「先行オーガナイザー(advance organizer)」と呼ばれている。先行オーガナイザーの例としては、文書のタイトルなども挙げられる。学術的な文章における先行オーガナイザーとしては、「予告文」とでも呼ぶことができるような、後続の文章展開にあらかじめ枠をはめていく文の役割が重要である。

明晰な文章には指示詞についても重要である。指示詞には、「これ」・「このような」・「こうした」といったコ系列のものや、「それ」・「そのような」・「そうした」といったソ系列のものがあり、学術的な文章においては、先行文脈の内容をそのまま受ける際には、ソ系列の指示詞を使用するのが一般的である。

ただし、以下の四つの場合には、むしろコ系列の指示詞を使用する方がよい。

(1)書き手が書いている「今」・「ここ」・「私」と強く結びつけたい場合
(2)書き手が文章中の中心的なテーマと強く結びつけたい場合
(3)比較的離れた表現を指したり、それまでの内容をまとめたりする場合
(4)後続文脈を支持する場合



キーワード ① レポートの構成 ② パラグラフ・ライティング ③ 明晰な文章 ④ 予告文 ⑤ 指示詞
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
本コマでは、パラグラフ・ライティングの方法を中心にレポートの構成方法を復習し、修飾・被修飾関係の問題を中心に明晰な文章を書くための方法についてもあらためて確認してきた。今回のコマシラバスを読み直してそれらについての理解を再確認した上で、今回の授業内で教員から配布された資料を読み込み、重要なポイントとなっている部分を100文字程度で説明できるようにする。

【次コマの予習】
次コマからは、今までの内容を踏まえて、プレゼンテーション資料の作成および発表について、〈聞くこと〉・〈話すこと〉の技法を学んでいく。しかし、〈聞くこと〉・〈話すこと〉の基礎は、あくまでも〈読むこと〉・〈書くこと〉である。そういった観点から、『知へのステップ』165-197頁に目を通しておく。

3 第3回 プレゼンテーションスキル① 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第3回)は、プレゼンテーション資料を作成するスキルについて学ぶ。

【コマ主題細目①】
・学習技術研究会編『知へのステップ(第5版)』、くろしお出版、2019年、165-171頁。
【コマ主題細目②】
・学習技術研究会編『知へのステップ(第5版)』、くろしお出版、2019年、171-174頁。
【コマ主題細目③】
・学習技術研究会編『知へのステップ(第5版)』、くろしお出版、2019年、134—138頁。
コマ主題細目 ① プレゼンテーションの特徴 ② プレゼンテーションの構成 ③ 図・表の作成 ④ ⑤
細目レベル ① プレゼンテーションには書くプレゼンテーションと話すプレゼンテーションがある。書くプレゼンテーションとは報告書や論文やレポート、企画書、採用応募のための書類、販売促進の印刷物などであり、その特徴としては、記録性がある、何度も読める、相手の反応が分からない、文字と表とグラフでの表現となることなどが挙げられる。つまり前期の基礎ゼミナールⅠで学んだ内容は、書くプレゼンテーションについての技法である。一方、話すプレゼンテーションとは、授業、ゼミ、研究会や学会などでの発表、企画案の説明会などでの発表、採用試験での面接、販売行為などであり、その特徴としては、記録されない、一度だけの機会である、相手の反応が分かる、文字と表とグラフと声での表現となるといったことが挙げられる。ただし、話すプレゼンテーションにおいても、その資料を作成する際には基礎ゼミナールⅠ「読解編」「執筆編」で学んだ技法を活かすことが必要である。
② 話すプレゼンテーションでは、一般的には「結論」「序論」「本論」「結論」というように先に結論を持ってくる構成が効果的と言われる。最初に「結論」を短い言葉で述べておくことで、聞いている人はゴールの結論が見えた状態で話を聞くことができるので、話の道筋をとらえやすくなる(文章での先行オーガナイザーと同様の効果)。「この話の結論はいったい何なのか」と迷わせて疲れさせることを防ぎやすくなる。「本論」では話す内容のまとまりごとに分けておくと話の道筋が分かりやすく、聞く人だけではなく、話す本人も筋が覚えやすく楽にスムーズに話しやすくなる。レジュメを作成したり、表やグラフなどを作成したりする際にも作業しやすくなる。また、プレゼンテーション資料自体の構成は、パラグラフ・ライティングの方法と同様に考えることが基本となる。いくつかのスライドをまとめて段落と考えて、各段落を構成するスライド群の冒頭のスライドにその段落の内容を端的に示す「トピック・センテンス」を配置し、「説明」・「例示」・「理由」・「経緯」といった型を念頭におきながら、各スライド内を支持文によって埋めていく。
③ プレゼンテーション資料では、適切な図や表を作成することが効果的である。図・表には視覚にうったえる効果があり、文章で長々と説明してもなかなか伝わらない内容も図・表にすることで効果的に伝えることができる場合がある。図・表の代表的な使い方として、棒グラフは「いくつかの項目の数量の大小の比較」、折れ線グラフは「年・月など時間的な経過の中での数量の推移」、円グラフは「それぞれの項目が全体の中で占める割合」を表すことに用いられる。また、図・表のマナーとして、それぞれにタイトルをつける、表番号・図番号をつける、数量の単位が分かるようにする、データの出典を明示する、必要に応じて注を付ける、といったことが挙げられる。



キーワード ① プレゼンテーションの種類 ② プレゼンテーションの特徴 ③ プレゼンテーションの構成 ④ 図 ⑤ 表
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマではプレゼンテーションの特徴、構成、図・表の作成について学んだ。今回のコマシラバスを読み直してそれらについての理解を再確認した上で、今回の授業内で教員から配布された資料を読み込み、重要なポイントとなっている部分を100文字程度で説明できるようにする。

【次コマの予習】
次コマでは、プレゼンテーション資料の作成でも特に一つ一つのスライドの作成について学ぶ。実際のプレゼンテーションのために原稿を用意すること、リハーサルをすることについての留意点を確認していく。そうした観点から『知へのステップ』165-197頁に目を通しておき、自らの疑問点を明確しておく。当日の授業では、そうした箇所についての理解がより深まっていくように、とくにその点に関する説明や議論には意識を集中するように心がける。


4 第4回 プレゼンテーションスキル② 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第4回)は、プレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーションの実践の際の留意点について学ぶ。

【コマ主題細目①】
・学習技術研究会編『知へのステップ(第5版)』、くろしお出版、2019年、184-189頁。
【コマ主題細目②】
・学習技術研究会編『知へのステップ(第5版)』、くろしお出版、2019年、190-192頁。
【コマ主題細目③】
・学習技術研究会編『知へのステップ(第5版)』、くろしお出版、2019年、193-196頁。
コマ主題細目 ① スライドの作成 ② 原稿 ③ リハーサル ④ ⑤
細目レベル ① 現在多くの場面での利用されているOHPとPowerPointでは、スライドが1つの単位となる。1枚のスライドが写される時間は約1分~3分ほどが目安である。スライドの中の言葉は、レジュメよりもさらに簡潔なものが望ましい。文字の大きさは会場や設備によっても異なるが、18ポイント程度が一つの目安となる。スライドは話を聞いてもらいながら見てもらう資料なので、重要なポイント、キーワードだけを視覚的に明確な形で示したものが望ましい。スライドの中で使われる図、表、グラフは、できるだけレジュメのものよりさらに簡略化する。一枚のスライドが映し出される時間の中で、それを見ている人が理解できる情報量は限られているため、その時に理解してほしい所だけを示した図、表、グラフを用意することが望ましい。
② 発表者は時間内に話すことによって、相手に自分の行った調査や研究の内容を正しく伝え、自分の考えを伝える必要がある。しかし、これは簡単なことではない。準備が十分でないと、「えーと」「あのー」と言っているうちに時間が経過していく。そこで、十分な準備をしてプレゼンテーションに臨む必要がある。プレゼンテーションで話す内容をどの程度、原稿として書いておくのかという点については、いろいろな考え方がある。棒読みになるのを避けて読み原稿は準備しないという人もいる。一方、間の取り方や声の高さまで綿密に考えて原稿を準備する人もいる。どのようなやり方が自分に向いているかは将来自分自身で選択するとして、最初は完全な原稿を準備して発表に臨む方が失敗は少なくなると考えられる。
③ プレゼンテーションの準備では、発表当日を想定した練習=リハーサルを行うことが重要である。リハーサルでは、指定された時間内に発表がおさまるかをチェックしたり、スライドを使う場合には画面を切り替えるタイミングを練習したりする。実際のリハーサルを通じて練習していきたいことは、ゆっくり読むこと、そして、原稿を見ないで発表すること、聴いている人の顔を見ること、無駄な動きをしないことなどである。原稿の内容が頭に入ったら、原稿をしまってスライド画面を使いながら話すことが望ましい。さらに、聴いている人の顔を見ることで、発表の雰囲気や手ごたえなどを感じることもできる。場合によっては発表しながら原稿を修正して説明を補足したり省いたりすることも大事なことである。


キーワード ① プレゼンテーション・ツール ② スライドの基本 ③ スライドの作成 ④ 原稿 ⑤ リハーサル
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマでは、プレゼンテーション資料の作成でも特に一つ一つのスライドの作成、実際のプレゼンテーションのために原稿を用意すること、リハーサルをすることについての留意点を学んだ。今回のコマシラバスを読み直してそれらについての理解を再確認した上で、今回の授業内で教員から配布された資料を読み込み、重要なポイントとなっている部分を100文字程度で説明できるようにする。

【次コマの予習】
次コマからは、教員に仮提出された各受講生のレポート(プレゼンテーション資料)を用いて、学生自身の発表体験および、他の学生からの質疑応答、教員からの見直しのレクチャーが行われる。これまでの基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡで学んできた内容を踏まえて、まずはこの仮提出の段階で、自身のレポートは、履修判定指標に照らし合わせたとき、どの程度の水準に達しているのかを確認しておく。

5 第5回 プレゼンテーションの実践と討論① 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第5回)は、プレゼンテーションの実践として、割り当てられた学生が自身のプレゼンテーション資料をサンプルとして発表し、それについてのディスカッションおよび教員からの見直しポイントのレクチャーを行う。その際の観点は履修判定指標を参照する。

【コマ主題細目①】
・石黒圭『論文・レポートの基本』、日本実業出版社、195-201頁。
【コマ主題細目②】
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、55-60頁。
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、107-109頁。
・石黒圭『文章は接続詞で決まる』、光文社新書、2008年、55-152頁。
【コマ主題細目③】
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』、慶應義塾大学出版会、2018年、23-30頁。
・石黒圭『段落論―日本語の「わかりやすさ」の決め手―』、光文社新書、2020年、179-186頁。
コマ主題細目 ① 文献の収集と引用 ② 文の明晰さと文章の論理性 ③ ② プレゼンテーション資料の構成 ④ ⑤
細目レベル ① サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・要約した文献から取り出された論点であるところの、レポートの主題について、これを論じるのにふさわしい文献を、図書館やインターネット上のデータベース(必ずしもJ-STAGEである必要はない)を用いて、十分に渉猟している。かつ、それらの文献の中心的な主張を押さえ、不必要な部分を除外している。
・アカデミックなレポートを執筆する上で必要不可欠な文献の引用のマナーに関連して、引用した文献の出典を、担当教員の指定した方式で正確に記載できるようにしている。
・上述の文献の引用マナーについて、直接引用・間接引用のいずれにおいても、引用の始点と終点を明確に示し、レポートにおいて、自らの意見と他者の意見の区別を明示できるようにしている。

② サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・日本語の語順、読点を打つ位置、「は」と「が」の使い分けに注意して、修飾・被修飾の関係がはっきりと分かる、明晰な日本語文を書くことができるようにしている。
・誤字脱字や話し言葉の表現を用いることなく、学術的な文章に適った言葉でプレゼンテーション資料の文を執筆できるようにしている。
・当該の文と文との間の関係を予告するのにふさわしい接続詞を用いて、論理的に文章を構成できるようにしている。
・プレゼンテーション資料の各スライド群の文章を、冒頭のトピック・センテンスの主張を支持する文章(その主張を説明する文章・その例を示す文章、その理由を示す文章・その経緯を示す文章等)で構成できるようにしている。

③ サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・プレゼンテーション資料の構成・論述順序を、「序論」や「はじめに」などの序盤部分において、列挙の接続詞を用いて、明示的に予告することができるようにしている。
・プレゼンテーション資料やその各スライド群の中心的な主題を、全体のタイトルや各スライドのタイトルにおいて予告的に示すことができるようにしている。
・各スライド群の文章の要点を、冒頭のトピック・センテンスで明確に示すことができるようにしている。
・各スライド群冒頭に配置された各トピック・センテンスにおいて、スライド間の論理的な関係を、接続詞の使用によって明確に示すことができるようにしている。
・図・表作成のルールに則った図・表が作成されている。




キーワード ① 文献 ② 引用 ③ 文の明晰さ ④ 論理性 ⑤ 構成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマでは割り当てられた学生がプレゼンテーションを実践し、その他の学生はそのプレゼンテーションをよく聞き、続いて質疑応答を行う。そこで、プレゼンテーションを実践した学生は自分の資料とプレゼンテーションに対する質疑応答の内容について振り返り、特に重要なポイントを説明できるようにしておく。プレゼンテーションを聞いた学生は、その中でも重要なポイントについて説明できるようにしておく。

【次コマの予習】
次コマにおいても教員に仮提出された各受講生のレポート(プレゼンテーション資料)を用いて、学生自身の発表体験および、他の学生からの質疑応答、教員からの見直しのレクチャーが行われる。これまでの基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡで学んできた内容を踏まえて、まずはこの仮提出の段階で、自身のレポートは、履修判定指標に照らし合わせたとき、どの程度の水準に達しているのかを確認しておく。また、プレゼンテーションを終えた学生は質疑応答、見直しのレクチャーを踏まえて自身のレポート(プレゼンテーション資料)の推敲を行う。

6 第6回 プレゼンテーションの実践と討論② 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第6回)は、プレゼンテーションの実践として、割り当てられた学生が自身のプレゼンテーション資料をサンプルとして発表し、それについてのディスカッションおよび教員からの見直しポイントのレクチャーを行う。その際の観点は履修判定指標を参照する。

【コマ主題細目①】
・石黒圭『論文・レポートの基本』、日本実業出版社、195-201頁。
【コマ主題細目②】
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、55-60頁。
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、107-109頁。
・石黒圭『文章は接続詞で決まる』、光文社新書、2008年、55-152頁。
【コマ主題細目③】
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』、慶應義塾大学出版会、2018年、23-30頁。
・石黒圭『段落論―日本語の「わかりやすさ」の決め手―』、光文社新書、2020年、179-186頁。
コマ主題細目 ① 文献の収集と引用 ② 文の明晰さと文章の論理性 ③ ② プレゼンテーション資料の構成 ④ ⑤
細目レベル ① サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・要約した文献から取り出された論点であるところの、レポートの主題について、これを論じるのにふさわしい文献を、図書館やインターネット上のデータベース(必ずしもJ-STAGEである必要はない)を用いて、十分に渉猟している。かつ、それらの文献の中心的な主張を押さえ、不必要な部分を除外している。
・アカデミックなレポートを執筆する上で必要不可欠な文献の引用のマナーに関連して、引用した文献の出典を、担当教員の指定した方式で正確に記載できるようにしている。
・上述の文献の引用マナーについて、直接引用・間接引用のいずれにおいても、引用の始点と終点を明確に示し、レポートにおいて、自らの意見と他者の意見の区別を明示できるようにしている。

② サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・日本語の語順、読点を打つ位置、「は」と「が」の使い分けに注意して、修飾・被修飾の関係がはっきりと分かる、明晰な日本語文を書くことができるようにしている。
・誤字脱字や話し言葉の表現を用いることなく、学術的な文章に適った言葉でプレゼンテーション資料の文を執筆できるようにしている。
・当該の文と文との間の関係を予告するのにふさわしい接続詞を用いて、論理的に文章を構成できるようにしている。
・プレゼンテーション資料の各スライド群の文章を、冒頭のトピック・センテンスの主張を支持する文章(その主張を説明する文章・その例を示す文章、その理由を示す文章・その経緯を示す文章等)で構成できるようにしている。

③ サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・プレゼンテーション資料の構成・論述順序を、「序論」や「はじめに」などの序盤部分において、列挙の接続詞を用いて、明示的に予告することができるようにしている。
・プレゼンテーション資料やその各スライド群の中心的な主題を、全体のタイトルや各スライドのタイトルにおいて予告的に示すことができるようにしている。
・各スライド群の文章の要点を、冒頭のトピック・センテンスで明確に示すことができるようにしている。
・各スライド群冒頭に配置された各トピック・センテンスにおいて、スライド間の論理的な関係を、接続詞の使用によって明確に示すことができるようにしている。
・図・表作成のルールに則った図・表が作成されている。




キーワード ① 文献 ② 引用 ③ 文の明晰さ ④ 論理性 ⑤ 構成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマでは割り当てられた学生がプレゼンテーションを実践し、その他の学生はそのプレゼンテーションをよく聞き、続いて質疑応答を行う。そこで、プレゼンテーションを実践した学生は自分の資料とプレゼンテーションに対する質疑応答の内容について振り返り、特に重要なポイントを説明できるようにしておく。プレゼンテーションを聞いた学生は、その中でも重要なポイントについて説明できるようにしておく。

【次コマの予習】
次コマにおいても教員に仮提出された各受講生のレポート(プレゼンテーション資料)を用いて、学生自身の発表体験および、他の学生からの質疑応答、教員からの見直しのレクチャーが行われる。これまでの基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡで学んできた内容を踏まえて、まずはこの仮提出の段階で、自身のレポートは、履修判定指標に照らし合わせたとき、どの程度の水準に達しているのかを確認しておく。また、プレゼンテーションを終えた学生は質疑応答、見直しのレクチャーを踏まえて自身のレポート(プレゼンテーション資料)の推敲を行う。

7 第7回 プレゼンテーションの実践と討論③ 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第7回)は、プレゼンテーションの実践として、割り当てられた学生が自身のプレゼンテーション資料をサンプルとして発表し、それについてのディスカッションおよび教員からの見直しポイントのレクチャーを行う。その際の観点は履修判定指標を参照する。

【コマ主題細目①】
・石黒圭『論文・レポートの基本』、日本実業出版社、195-201頁。
【コマ主題細目②】
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、55-60頁。
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、107-109頁。
・石黒圭『文章は接続詞で決まる』、光文社新書、2008年、55-152頁。
【コマ主題細目③】
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』、慶應義塾大学出版会、2018年、23-30頁。
・石黒圭『段落論―日本語の「わかりやすさ」の決め手―』、光文社新書、2020年、179-186頁。
コマ主題細目 ① 文献の収集と引用 ② 文の明晰さと文章の論理性 ③ ② プレゼンテーション資料の構成 ④ ⑤
細目レベル ① サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・要約した文献から取り出された論点であるところの、レポートの主題について、これを論じるのにふさわしい文献を、図書館やインターネット上のデータベース(必ずしもJ-STAGEである必要はない)を用いて、十分に渉猟している。かつ、それらの文献の中心的な主張を押さえ、不必要な部分を除外している。
・アカデミックなレポートを執筆する上で必要不可欠な文献の引用のマナーに関連して、引用した文献の出典を、担当教員の指定した方式で正確に記載できるようにしている。
・上述の文献の引用マナーについて、直接引用・間接引用のいずれにおいても、引用の始点と終点を明確に示し、レポートにおいて、自らの意見と他者の意見の区別を明示できるようにしている。

② サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・日本語の語順、読点を打つ位置、「は」と「が」の使い分けに注意して、修飾・被修飾の関係がはっきりと分かる、明晰な日本語文を書くことができるようにしている。
・誤字脱字や話し言葉の表現を用いることなく、学術的な文章に適った言葉でプレゼンテーション資料の文を執筆できるようにしている。
・当該の文と文との間の関係を予告するのにふさわしい接続詞を用いて、論理的に文章を構成できるようにしている。
・プレゼンテーション資料の各スライド群の文章を、冒頭のトピック・センテンスの主張を支持する文章(その主張を説明する文章・その例を示す文章、その理由を示す文章・その経緯を示す文章等)で構成できるようにしている。

③ サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・プレゼンテーション資料の構成・論述順序を、「序論」や「はじめに」などの序盤部分において、列挙の接続詞を用いて、明示的に予告することができるようにしている。
・プレゼンテーション資料やその各スライド群の中心的な主題を、全体のタイトルや各スライドのタイトルにおいて予告的に示すことができるようにしている。
・各スライド群の文章の要点を、冒頭のトピック・センテンスで明確に示すことができるようにしている。
・各スライド群冒頭に配置された各トピック・センテンスにおいて、スライド間の論理的な関係を、接続詞の使用によって明確に示すことができるようにしている。
・図・表作成のルールに則った図・表が作成されている。




キーワード ① 文献 ② 引用 ③ 文の明晰さ ④ 論理性 ⑤ 構成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマでは割り当てられた学生がプレゼンテーションを実践し、その他の学生はそのプレゼンテーションをよく聞き、続いて質疑応答を行う。そこで、プレゼンテーションを実践した学生は自分の資料とプレゼンテーションに対する質疑応答の内容について振り返り、特に重要なポイントを説明できるようにしておく。プレゼンテーションを聞いた学生は、その中でも重要なポイントについて説明できるようにしておく。

【次コマの予習】
次コマにおいても教員に仮提出された各受講生のレポート(プレゼンテーション資料)を用いて、学生自身の発表体験および、他の学生からの質疑応答、教員からの見直しのレクチャーが行われる。これまでの基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡで学んできた内容を踏まえて、まずはこの仮提出の段階で、自身のレポートは、履修判定指標に照らし合わせたとき、どの程度の水準に達しているのかを確認しておく。また、プレゼンテーションを終えた学生は質疑応答、見直しのレクチャーを踏まえて自身のレポート(プレゼンテーション資料)の推敲を行う。

8 第8回 プレゼンテーションの実践と討論④ 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第8回)は、プレゼンテーションの実践として、割り当てられた学生が自身のプレゼンテーション資料をサンプルとして発表し、それについてのディスカッションおよび教員からの見直しポイントのレクチャーを行う。その際の観点は履修判定指標を参照する。

【コマ主題細目①】
・石黒圭『論文・レポートの基本』、日本実業出版社、195-201頁。
【コマ主題細目②】
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、55-60頁。
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、107-109頁。
・石黒圭『文章は接続詞で決まる』、光文社新書、2008年、55-152頁。
【コマ主題細目③】
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』、慶應義塾大学出版会、2018年、23-30頁。
・石黒圭『段落論―日本語の「わかりやすさ」の決め手―』、光文社新書、2020年、179-186頁。
コマ主題細目 ① 文献の収集と引用 ② 文の明晰さと文章の論理性 ③ ② プレゼンテーション資料の構成 ④ ⑤
細目レベル ① サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・要約した文献から取り出された論点であるところの、レポートの主題について、これを論じるのにふさわしい文献を、図書館やインターネット上のデータベース(必ずしもJ-STAGEである必要はない)を用いて、十分に渉猟している。かつ、それらの文献の中心的な主張を押さえ、不必要な部分を除外している。
・アカデミックなレポートを執筆する上で必要不可欠な文献の引用のマナーに関連して、引用した文献の出典を、担当教員の指定した方式で正確に記載できるようにしている。
・上述の文献の引用マナーについて、直接引用・間接引用のいずれにおいても、引用の始点と終点を明確に示し、レポートにおいて、自らの意見と他者の意見の区別を明示できるようにしている。

② サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・日本語の語順、読点を打つ位置、「は」と「が」の使い分けに注意して、修飾・被修飾の関係がはっきりと分かる、明晰な日本語文を書くことができるようにしている。
・誤字脱字や話し言葉の表現を用いることなく、学術的な文章に適った言葉でプレゼンテーション資料の文を執筆できるようにしている。
・当該の文と文との間の関係を予告するのにふさわしい接続詞を用いて、論理的に文章を構成できるようにしている。
・プレゼンテーション資料の各スライド群の文章を、冒頭のトピック・センテンスの主張を支持する文章(その主張を説明する文章・その例を示す文章、その理由を示す文章・その経緯を示す文章等)で構成できるようにしている。

③ サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・プレゼンテーション資料の構成・論述順序を、「序論」や「はじめに」などの序盤部分において、列挙の接続詞を用いて、明示的に予告することができるようにしている。
・プレゼンテーション資料やその各スライド群の中心的な主題を、全体のタイトルや各スライドのタイトルにおいて予告的に示すことができるようにしている。
・各スライド群の文章の要点を、冒頭のトピック・センテンスで明確に示すことができるようにしている。
・各スライド群冒頭に配置された各トピック・センテンスにおいて、スライド間の論理的な関係を、接続詞の使用によって明確に示すことができるようにしている。
・図・表作成のルールに則った図・表が作成されている。




キーワード ① 文献 ② 引用 ③ 文の明晰さ ④ 論理性 ⑤ 構成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマでは割り当てられた学生がプレゼンテーションを実践し、その他の学生はそのプレゼンテーションをよく聞き、続いて質疑応答を行う。そこで、プレゼンテーションを実践した学生は自分の資料とプレゼンテーションに対する質疑応答の内容について振り返り、特に重要なポイントを説明できるようにしておく。プレゼンテーションを聞いた学生は、その中でも重要なポイントについて説明できるようにしておく。

【次コマの予習】
次コマにおいても教員に仮提出された各受講生のレポート(プレゼンテーション資料)を用いて、学生自身の発表体験および、他の学生からの質疑応答、教員からの見直しのレクチャーが行われる。これまでの基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡで学んできた内容を踏まえて、まずはこの仮提出の段階で、自身のレポートは、履修判定指標に照らし合わせたとき、どの程度の水準に達しているのかを確認しておく。また、プレゼンテーションを終えた学生は質疑応答、見直しのレクチャーを踏まえて自身のレポート(プレゼンテーション資料)の推敲を行う。

9 第9回 プレゼンテーションの実践と討論⑤ 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第9回)は、プレゼンテーションの実践として、割り当てられた学生が自身のプレゼンテーション資料をサンプルとして発表し、それについてのディスカッションおよび教員からの見直しポイントのレクチャーを行う。その際の観点は履修判定指標を参照する。

【コマ主題細目①】
・石黒圭『論文・レポートの基本』、日本実業出版社、195-201頁。
【コマ主題細目②】
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、55-60頁。
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、107-109頁。
・石黒圭『文章は接続詞で決まる』、光文社新書、2008年、55-152頁。
【コマ主題細目③】
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』、慶應義塾大学出版会、2018年、23-30頁。
・石黒圭『段落論―日本語の「わかりやすさ」の決め手―』、光文社新書、2020年、179-186頁。
コマ主題細目 ① 文献の収集と引用 ② 文の明晰さと文章の論理性 ③ ② プレゼンテーション資料の構成 ④ ⑤
細目レベル ① サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・要約した文献から取り出された論点であるところの、レポートの主題について、これを論じるのにふさわしい文献を、図書館やインターネット上のデータベース(必ずしもJ-STAGEである必要はない)を用いて、十分に渉猟している。かつ、それらの文献の中心的な主張を押さえ、不必要な部分を除外している。
・アカデミックなレポートを執筆する上で必要不可欠な文献の引用のマナーに関連して、引用した文献の出典を、担当教員の指定した方式で正確に記載できるようにしている。
・上述の文献の引用マナーについて、直接引用・間接引用のいずれにおいても、引用の始点と終点を明確に示し、レポートにおいて、自らの意見と他者の意見の区別を明示できるようにしている。

② サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・日本語の語順、読点を打つ位置、「は」と「が」の使い分けに注意して、修飾・被修飾の関係がはっきりと分かる、明晰な日本語文を書くことができるようにしている。
・誤字脱字や話し言葉の表現を用いることなく、学術的な文章に適った言葉でプレゼンテーション資料の文を執筆できるようにしている。
・当該の文と文との間の関係を予告するのにふさわしい接続詞を用いて、論理的に文章を構成できるようにしている。
・プレゼンテーション資料の各スライド群の文章を、冒頭のトピック・センテンスの主張を支持する文章(その主張を説明する文章・その例を示す文章、その理由を示す文章・その経緯を示す文章等)で構成できるようにしている。

③ サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・プレゼンテーション資料の構成・論述順序を、「序論」や「はじめに」などの序盤部分において、列挙の接続詞を用いて、明示的に予告することができるようにしている。
・プレゼンテーション資料やその各スライド群の中心的な主題を、全体のタイトルや各スライドのタイトルにおいて予告的に示すことができるようにしている。
・各スライド群の文章の要点を、冒頭のトピック・センテンスで明確に示すことができるようにしている。
・各スライド群冒頭に配置された各トピック・センテンスにおいて、スライド間の論理的な関係を、接続詞の使用によって明確に示すことができるようにしている。
・図・表作成のルールに則った図・表が作成されている。




キーワード ① 文献 ② 引用 ③ 文の明晰さ ④ 論理性 ⑤ 構成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマでは割り当てられた学生がプレゼンテーションを実践し、その他の学生はそのプレゼンテーションをよく聞き、続いて質疑応答を行う。そこで、プレゼンテーションを実践した学生は自分の資料とプレゼンテーションに対する質疑応答の内容について振り返り、特に重要なポイントを説明できるようにしておく。プレゼンテーションを聞いた学生は、その中でも重要なポイントについて説明できるようにしておく。

【次コマの予習】
次コマにおいても教員に仮提出された各受講生のレポート(プレゼンテーション資料)を用いて、学生自身の発表体験および、他の学生からの質疑応答、教員からの見直しのレクチャーが行われる。これまでの基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡで学んできた内容を踏まえて、まずはこの仮提出の段階で、自身のレポートは、履修判定指標に照らし合わせたとき、どの程度の水準に達しているのかを確認しておく。また、プレゼンテーションを終えた学生は質疑応答、見直しのレクチャーを踏まえて自身のレポート(プレゼンテーション資料)の推敲を行う。

10 第10回 プレゼンテーションの実践と討論⑥ 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第10回)は、プレゼンテーションの実践として、割り当てられた学生が自身のプレゼンテーション資料をサンプルとして発表し、それについてのディスカッションおよび教員からの見直しポイントのレクチャーを行う。その際の観点は履修判定指標を参照する。

【コマ主題細目①】
・石黒圭『論文・レポートの基本』、日本実業出版社、195-201頁。
【コマ主題細目②】
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、55-60頁。
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、107-109頁。
・石黒圭『文章は接続詞で決まる』、光文社新書、2008年、55-152頁。
【コマ主題細目③】
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』、慶應義塾大学出版会、2018年、23-30頁。
・石黒圭『段落論―日本語の「わかりやすさ」の決め手―』、光文社新書、2020年、179-186頁。
コマ主題細目 ① 文献の収集と引用 ② 文の明晰さと文章の論理性 ③ ② プレゼンテーション資料の構成 ④ ⑤
細目レベル ① サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・要約した文献から取り出された論点であるところの、レポートの主題について、これを論じるのにふさわしい文献を、図書館やインターネット上のデータベース(必ずしもJ-STAGEである必要はない)を用いて、十分に渉猟している。かつ、それらの文献の中心的な主張を押さえ、不必要な部分を除外している。
・アカデミックなレポートを執筆する上で必要不可欠な文献の引用のマナーに関連して、引用した文献の出典を、担当教員の指定した方式で正確に記載できるようにしている。
・上述の文献の引用マナーについて、直接引用・間接引用のいずれにおいても、引用の始点と終点を明確に示し、レポートにおいて、自らの意見と他者の意見の区別を明示できるようにしている。

② サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・日本語の語順、読点を打つ位置、「は」と「が」の使い分けに注意して、修飾・被修飾の関係がはっきりと分かる、明晰な日本語文を書くことができるようにしている。
・誤字脱字や話し言葉の表現を用いることなく、学術的な文章に適った言葉でプレゼンテーション資料の文を執筆できるようにしている。
・当該の文と文との間の関係を予告するのにふさわしい接続詞を用いて、論理的に文章を構成できるようにしている。
・プレゼンテーション資料の各スライド群の文章を、冒頭のトピック・センテンスの主張を支持する文章(その主張を説明する文章・その例を示す文章、その理由を示す文章・その経緯を示す文章等)で構成できるようにしている。

③ サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・プレゼンテーション資料の構成・論述順序を、「序論」や「はじめに」などの序盤部分において、列挙の接続詞を用いて、明示的に予告することができるようにしている。
・プレゼンテーション資料やその各スライド群の中心的な主題を、全体のタイトルや各スライドのタイトルにおいて予告的に示すことができるようにしている。
・各スライド群の文章の要点を、冒頭のトピック・センテンスで明確に示すことができるようにしている。
・各スライド群冒頭に配置された各トピック・センテンスにおいて、スライド間の論理的な関係を、接続詞の使用によって明確に示すことができるようにしている。
・図・表作成のルールに則った図・表が作成されている。




キーワード ① 文献 ② 引用 ③ 文の明晰さ ④ 論理性 ⑤ 構成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマでは割り当てられた学生がプレゼンテーションを実践し、その他の学生はそのプレゼンテーションをよく聞き、続いて質疑応答を行う。そこで、プレゼンテーションを実践した学生は自分の資料とプレゼンテーションに対する質疑応答の内容について振り返り、特に重要なポイントを説明できるようにしておく。プレゼンテーションを聞いた学生は、その中でも重要なポイントについて説明できるようにしておく。

【次コマの予習】
次コマにおいても教員に仮提出された各受講生のレポート(プレゼンテーション資料)を用いて、学生自身の発表体験および、他の学生からの質疑応答、教員からの見直しのレクチャーが行われる。これまでの基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡで学んできた内容を踏まえて、まずはこの仮提出の段階で、自身のレポートは、履修判定指標に照らし合わせたとき、どの程度の水準に達しているのかを確認しておく。また、プレゼンテーションを終えた学生は質疑応答、見直しのレクチャーを踏まえて自身のレポート(プレゼンテーション資料)の推敲を行う。

11 第11回 プレゼンテーションの実践と討論⑦ 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第11回)は、プレゼンテーションの実践として、割り当てられた学生が自身のプレゼンテーション資料をサンプルとして発表し、それについてのディスカッションおよび教員からの見直しポイントのレクチャーを行う。その際の観点は履修判定指標を参照する。

【コマ主題細目①】
・石黒圭『論文・レポートの基本』、日本実業出版社、195-201頁。
【コマ主題細目②】
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、55-60頁。
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、107-109頁。
・石黒圭『文章は接続詞で決まる』、光文社新書、2008年、55-152頁。
【コマ主題細目③】
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』、慶應義塾大学出版会、2018年、23-30頁。
・石黒圭『段落論―日本語の「わかりやすさ」の決め手―』、光文社新書、2020年、179-186頁。
コマ主題細目 ① 文献の収集と引用 ② 文の明晰さと文章の論理性 ③ ② プレゼンテーション資料の構成 ④ ⑤
細目レベル ① サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・要約した文献から取り出された論点であるところの、レポートの主題について、これを論じるのにふさわしい文献を、図書館やインターネット上のデータベース(必ずしもJ-STAGEである必要はない)を用いて、十分に渉猟している。かつ、それらの文献の中心的な主張を押さえ、不必要な部分を除外している。
・アカデミックなレポートを執筆する上で必要不可欠な文献の引用のマナーに関連して、引用した文献の出典を、担当教員の指定した方式で正確に記載できるようにしている。
・上述の文献の引用マナーについて、直接引用・間接引用のいずれにおいても、引用の始点と終点を明確に示し、レポートにおいて、自らの意見と他者の意見の区別を明示できるようにしている。

② サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・日本語の語順、読点を打つ位置、「は」と「が」の使い分けに注意して、修飾・被修飾の関係がはっきりと分かる、明晰な日本語文を書くことができるようにしている。
・誤字脱字や話し言葉の表現を用いることなく、学術的な文章に適った言葉でプレゼンテーション資料の文を執筆できるようにしている。
・当該の文と文との間の関係を予告するのにふさわしい接続詞を用いて、論理的に文章を構成できるようにしている。
・プレゼンテーション資料の各スライド群の文章を、冒頭のトピック・センテンスの主張を支持する文章(その主張を説明する文章・その例を示す文章、その理由を示す文章・その経緯を示す文章等)で構成できるようにしている。

③ サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・プレゼンテーション資料の構成・論述順序を、「序論」や「はじめに」などの序盤部分において、列挙の接続詞を用いて、明示的に予告することができるようにしている。
・プレゼンテーション資料やその各スライド群の中心的な主題を、全体のタイトルや各スライドのタイトルにおいて予告的に示すことができるようにしている。
・各スライド群の文章の要点を、冒頭のトピック・センテンスで明確に示すことができるようにしている。
・各スライド群冒頭に配置された各トピック・センテンスにおいて、スライド間の論理的な関係を、接続詞の使用によって明確に示すことができるようにしている。
・図・表作成のルールに則った図・表が作成されている。




キーワード ① 文献 ② 引用 ③ 文の明晰さ ④ 論理性 ⑤ 構成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマでは割り当てられた学生がプレゼンテーションを実践し、その他の学生はそのプレゼンテーションをよく聞き、続いて質疑応答を行う。そこで、プレゼンテーションを実践した学生は自分の資料とプレゼンテーションに対する質疑応答の内容について振り返り、特に重要なポイントを説明できるようにしておく。プレゼンテーションを聞いた学生は、その中でも重要なポイントについて説明できるようにしておく。

【次コマの予習】
次コマにおいても教員に仮提出された各受講生のレポート(プレゼンテーション資料)を用いて、学生自身の発表体験および、他の学生からの質疑応答、教員からの見直しのレクチャーが行われる。これまでの基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡで学んできた内容を踏まえて、まずはこの仮提出の段階で、自身のレポートは、履修判定指標に照らし合わせたとき、どの程度の水準に達しているのかを確認しておく。また、プレゼンテーションを終えた学生は質疑応答、見直しのレクチャーを踏まえて自身のレポート(プレゼンテーション資料)の推敲を行う。

12 第12回 プレゼンテーションの実践と討論⑧ 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第12回)は、プレゼンテーションの実践として、割り当てられた学生が自身のプレゼンテーション資料をサンプルとして発表し、それについてのディスカッションおよび教員からの見直しポイントのレクチャーを行う。その際の観点は履修判定指標を参照する。

【コマ主題細目①】
・石黒圭『論文・レポートの基本』、日本実業出版社、195-201頁。
【コマ主題細目②】
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、55-60頁。
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、107-109頁。
・石黒圭『文章は接続詞で決まる』、光文社新書、2008年、55-152頁。
【コマ主題細目③】
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』、慶應義塾大学出版会、2018年、23-30頁。
・石黒圭『段落論―日本語の「わかりやすさ」の決め手―』、光文社新書、2020年、179-186頁。
コマ主題細目 ① 文献の収集と引用 ② 文の明晰さと文章の論理性 ③ ② プレゼンテーション資料の構成 ④ ⑤
細目レベル ① サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・要約した文献から取り出された論点であるところの、レポートの主題について、これを論じるのにふさわしい文献を、図書館やインターネット上のデータベース(必ずしもJ-STAGEである必要はない)を用いて、十分に渉猟している。かつ、それらの文献の中心的な主張を押さえ、不必要な部分を除外している。
・アカデミックなレポートを執筆する上で必要不可欠な文献の引用のマナーに関連して、引用した文献の出典を、担当教員の指定した方式で正確に記載できるようにしている。
・上述の文献の引用マナーについて、直接引用・間接引用のいずれにおいても、引用の始点と終点を明確に示し、レポートにおいて、自らの意見と他者の意見の区別を明示できるようにしている。

② サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・日本語の語順、読点を打つ位置、「は」と「が」の使い分けに注意して、修飾・被修飾の関係がはっきりと分かる、明晰な日本語文を書くことができるようにしている。
・誤字脱字や話し言葉の表現を用いることなく、学術的な文章に適った言葉でプレゼンテーション資料の文を執筆できるようにしている。
・当該の文と文との間の関係を予告するのにふさわしい接続詞を用いて、論理的に文章を構成できるようにしている。
・プレゼンテーション資料の各スライド群の文章を、冒頭のトピック・センテンスの主張を支持する文章(その主張を説明する文章・その例を示す文章、その理由を示す文章・その経緯を示す文章等)で構成できるようにしている。

③ サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・プレゼンテーション資料の構成・論述順序を、「序論」や「はじめに」などの序盤部分において、列挙の接続詞を用いて、明示的に予告することができるようにしている。
・プレゼンテーション資料やその各スライド群の中心的な主題を、全体のタイトルや各スライドのタイトルにおいて予告的に示すことができるようにしている。
・各スライド群の文章の要点を、冒頭のトピック・センテンスで明確に示すことができるようにしている。
・各スライド群冒頭に配置された各トピック・センテンスにおいて、スライド間の論理的な関係を、接続詞の使用によって明確に示すことができるようにしている。
・図・表作成のルールに則った図・表が作成されている。




キーワード ① 文献 ② 引用 ③ 文の明晰さ ④ 論理性 ⑤ 構成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマでは割り当てられた学生がプレゼンテーションを実践し、その他の学生はそのプレゼンテーションをよく聞き、続いて質疑応答を行う。そこで、プレゼンテーションを実践した学生は自分の資料とプレゼンテーションに対する質疑応答の内容について振り返り、特に重要なポイントを説明できるようにしておく。プレゼンテーションを聞いた学生は、その中でも重要なポイントについて説明できるようにしておく。

【次コマの予習】
次コマにおいても教員に仮提出された各受講生のレポート(プレゼンテーション資料)を用いて、学生自身の発表体験および、他の学生からの質疑応答、教員からの見直しのレクチャーが行われる。これまでの基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡで学んできた内容を踏まえて、まずはこの仮提出の段階で、自身のレポートは、履修判定指標に照らし合わせたとき、どの程度の水準に達しているのかを確認しておく。また、プレゼンテーションを終えた学生は質疑応答、見直しのレクチャーを踏まえて自身のレポート(プレゼンテーション資料)の推敲を行う。

13 第13回 プレゼンテーションの実践と討論⑨ 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第13回)は、プレゼンテーションの実践として、割り当てられた学生が自身のプレゼンテーション資料をサンプルとして発表し、それについてのディスカッションおよび教員からの見直しポイントのレクチャーを行う。その際の観点は履修判定指標を参照する。

【コマ主題細目①】
・石黒圭『論文・レポートの基本』、日本実業出版社、195-201頁。
【コマ主題細目②】
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、55-60頁。
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、107-109頁。
・石黒圭『文章は接続詞で決まる』、光文社新書、2008年、55-152頁。
【コマ主題細目③】
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』、慶應義塾大学出版会、2018年、23-30頁。
・石黒圭『段落論―日本語の「わかりやすさ」の決め手―』、光文社新書、2020年、179-186頁。
コマ主題細目 ① 文献の収集と引用 ② 文の明晰さと文章の論理性 ③ ② プレゼンテーション資料の構成 ④ ⑤
細目レベル ① サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・要約した文献から取り出された論点であるところの、レポートの主題について、これを論じるのにふさわしい文献を、図書館やインターネット上のデータベース(必ずしもJ-STAGEである必要はない)を用いて、十分に渉猟している。かつ、それらの文献の中心的な主張を押さえ、不必要な部分を除外している。
・アカデミックなレポートを執筆する上で必要不可欠な文献の引用のマナーに関連して、引用した文献の出典を、担当教員の指定した方式で正確に記載できるようにしている。
・上述の文献の引用マナーについて、直接引用・間接引用のいずれにおいても、引用の始点と終点を明確に示し、レポートにおいて、自らの意見と他者の意見の区別を明示できるようにしている。

② サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・日本語の語順、読点を打つ位置、「は」と「が」の使い分けに注意して、修飾・被修飾の関係がはっきりと分かる、明晰な日本語文を書くことができるようにしている。
・誤字脱字や話し言葉の表現を用いることなく、学術的な文章に適った言葉でプレゼンテーション資料の文を執筆できるようにしている。
・当該の文と文との間の関係を予告するのにふさわしい接続詞を用いて、論理的に文章を構成できるようにしている。
・プレゼンテーション資料の各スライド群の文章を、冒頭のトピック・センテンスの主張を支持する文章(その主張を説明する文章・その例を示す文章、その理由を示す文章・その経緯を示す文章等)で構成できるようにしている。

③ サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・プレゼンテーション資料の構成・論述順序を、「序論」や「はじめに」などの序盤部分において、列挙の接続詞を用いて、明示的に予告することができるようにしている。
・プレゼンテーション資料やその各スライド群の中心的な主題を、全体のタイトルや各スライドのタイトルにおいて予告的に示すことができるようにしている。
・各スライド群の文章の要点を、冒頭のトピック・センテンスで明確に示すことができるようにしている。
・各スライド群冒頭に配置された各トピック・センテンスにおいて、スライド間の論理的な関係を、接続詞の使用によって明確に示すことができるようにしている。
・図・表作成のルールに則った図・表が作成されている。




キーワード ① 文献 ② 引用 ③ 文の明晰さ ④ 論理性 ⑤ 構成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマでは割り当てられた学生がプレゼンテーションを実践し、その他の学生はそのプレゼンテーションをよく聞き、続いて質疑応答を行う。そこで、プレゼンテーションを実践した学生は自分の資料とプレゼンテーションに対する質疑応答の内容について振り返り、特に重要なポイントを説明できるようにしておく。プレゼンテーションを聞いた学生は、その中でも重要なポイントについて説明できるようにしておく。

【次コマの予習】
次コマにおいても教員に仮提出された各受講生のレポート(プレゼンテーション資料)を用いて、学生自身の発表体験および、他の学生からの質疑応答、教員からの見直しのレクチャーが行われる。これまでの基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡで学んできた内容を踏まえて、まずはこの仮提出の段階で、自身のレポートは、履修判定指標に照らし合わせたとき、どの程度の水準に達しているのかを確認しておく。また、プレゼンテーションを終えた学生は質疑応答、見直しのレクチャーを踏まえて自身のレポート(プレゼンテーション資料)の推敲を行う。

14 第14回 プレゼンテーションの実践と討論⑩ 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第14回)は、プレゼンテーションの実践として、割り当てられた学生が自身のプレゼンテーション資料をサンプルとして発表し、それについてのディスカッションおよび教員からの見直しポイントのレクチャーを行う。その際の観点は履修判定指標を参照する。

【コマ主題細目①】
・石黒圭『論文・レポートの基本』、日本実業出版社、195-201頁。
【コマ主題細目②】
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、55-60頁。
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、107-109頁。
・石黒圭『文章は接続詞で決まる』、光文社新書、2008年、55-152頁。
【コマ主題細目③】
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』、慶應義塾大学出版会、2018年、23-30頁。
・石黒圭『段落論―日本語の「わかりやすさ」の決め手―』、光文社新書、2020年、179-186頁。
コマ主題細目 ① 文献の収集と引用 ② 文の明晰さと文章の論理性 ③ ② プレゼンテーション資料の構成 ④ ⑤
細目レベル ① サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・要約した文献から取り出された論点であるところの、レポートの主題について、これを論じるのにふさわしい文献を、図書館やインターネット上のデータベース(必ずしもJ-STAGEである必要はない)を用いて、十分に渉猟している。かつ、それらの文献の中心的な主張を押さえ、不必要な部分を除外している。
・アカデミックなレポートを執筆する上で必要不可欠な文献の引用のマナーに関連して、引用した文献の出典を、担当教員の指定した方式で正確に記載できるようにしている。
・上述の文献の引用マナーについて、直接引用・間接引用のいずれにおいても、引用の始点と終点を明確に示し、レポートにおいて、自らの意見と他者の意見の区別を明示できるようにしている。

② サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・日本語の語順、読点を打つ位置、「は」と「が」の使い分けに注意して、修飾・被修飾の関係がはっきりと分かる、明晰な日本語文を書くことができるようにしている。
・誤字脱字や話し言葉の表現を用いることなく、学術的な文章に適った言葉でプレゼンテーション資料の文を執筆できるようにしている。
・当該の文と文との間の関係を予告するのにふさわしい接続詞を用いて、論理的に文章を構成できるようにしている。
・プレゼンテーション資料の各スライド群の文章を、冒頭のトピック・センテンスの主張を支持する文章(その主張を説明する文章・その例を示す文章、その理由を示す文章・その経緯を示す文章等)で構成できるようにしている。

③ サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・プレゼンテーション資料の構成・論述順序を、「序論」や「はじめに」などの序盤部分において、列挙の接続詞を用いて、明示的に予告することができるようにしている。
・プレゼンテーション資料やその各スライド群の中心的な主題を、全体のタイトルや各スライドのタイトルにおいて予告的に示すことができるようにしている。
・各スライド群の文章の要点を、冒頭のトピック・センテンスで明確に示すことができるようにしている。
・各スライド群冒頭に配置された各トピック・センテンスにおいて、スライド間の論理的な関係を、接続詞の使用によって明確に示すことができるようにしている。
・図・表作成のルールに則った図・表が作成されている。




キーワード ① 文献 ② 引用 ③ 文の明晰さ ④ 論理性 ⑤ 構成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマでは割り当てられた学生がプレゼンテーションを実践し、その他の学生はそのプレゼンテーションをよく聞き、続いて質疑応答を行う。そこで、プレゼンテーションを実践した学生は自分の資料とプレゼンテーションに対する質疑応答の内容について振り返り、特に重要なポイントを説明できるようにしておく。プレゼンテーションを聞いた学生は、その中でも重要なポイントについて説明できるようにしておく。

【次コマの予習】
次コマにおいても教員に仮提出された各受講生のレポート(プレゼンテーション資料)を用いて、学生自身の発表体験および、他の学生からの質疑応答、教員からの見直しのレクチャーが行われる。これまでの基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡで学んできた内容を踏まえて、まずはこの仮提出の段階で、自身のレポートは、履修判定指標に照らし合わせたとき、どの程度の水準に達しているのかを確認しておく。また、プレゼンテーションを終えた学生は質疑応答、見直しのレクチャーを踏まえて自身のレポート(プレゼンテーション資料)の推敲を行う。

15 第15回 プレゼンテーションの実践と討論⑪ 科目の中での位置付け 学術的な文章を読むこと・書くことには、日頃の文章の読み・書きとは異なる特定の約束事があり、その約束事には、分野ごとで小さな違いがあるものの、共通した部分もある。また、学術的な文章は、それ以外の文章と比べて、論理性が高く、それを的確に読んだり、実際に自分で書いたりするためには、特定の学習が必要である。特に基礎ゼミナールⅡでは、基礎ゼミナールⅠで学んだ〈読むこと〉〈書くこと〉の技法に加えて、〈聞くこと〉〈話すこと〉の技法を習得することを目指す。

そこで具体的には、第1回、第2回で基礎ゼミナールⅠにおける「読解編」「執筆編」を復習する。第3回、第4回ではプレゼンテーション資料を作成するスキル、およびプレゼンテーション資料の発表を準備、実践する際の留意点について学ぶ。第5回から15回の間に、指定された期日にレポート(プレゼンテーション資料)を仮提出する。第5回から第15回では、仮提出されたプレゼンテーション資料をサンプルとして学生の発表実践および見直しのポイントのレクチャーを行う。上のような本科目全体の中で、本コマ(第15回)は、プレゼンテーションの実践として、割り当てられた学生が自身のプレゼンテーション資料をサンプルとして発表し、それについてのディスカッションおよび教員からの見直しポイントのレクチャーを行う。その際の観点は履修判定指標を参照する。

【コマ主題細目①】
・石黒圭『論文・レポートの基本』、日本実業出版社、195-201頁。
【コマ主題細目②】
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、55-60頁。
・本多勝一『〈新版〉日本語の作文技術』、朝日文庫、2015年、107-109頁。
・石黒圭『文章は接続詞で決まる』、光文社新書、2008年、55-152頁。
【コマ主題細目③】
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』、慶應義塾大学出版会、2018年、23-30頁。
・石黒圭『段落論―日本語の「わかりやすさ」の決め手―』、光文社新書、2020年、179-186頁。
コマ主題細目 ① 文献の収集と引用 ② 文の明晰さと文章の論理性 ③ ② プレゼンテーション資料の構成 ④ ⑤
細目レベル ① サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・要約した文献から取り出された論点であるところの、レポートの主題について、これを論じるのにふさわしい文献を、図書館やインターネット上のデータベース(必ずしもJ-STAGEである必要はない)を用いて、十分に渉猟している。かつ、それらの文献の中心的な主張を押さえ、不必要な部分を除外している。
・アカデミックなレポートを執筆する上で必要不可欠な文献の引用のマナーに関連して、引用した文献の出典を、担当教員の指定した方式で正確に記載できるようにしている。
・上述の文献の引用マナーについて、直接引用・間接引用のいずれにおいても、引用の始点と終点を明確に示し、レポートにおいて、自らの意見と他者の意見の区別を明示できるようにしている。

② サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・日本語の語順、読点を打つ位置、「は」と「が」の使い分けに注意して、修飾・被修飾の関係がはっきりと分かる、明晰な日本語文を書くことができるようにしている。
・誤字脱字や話し言葉の表現を用いることなく、学術的な文章に適った言葉でプレゼンテーション資料の文を執筆できるようにしている。
・当該の文と文との間の関係を予告するのにふさわしい接続詞を用いて、論理的に文章を構成できるようにしている。
・プレゼンテーション資料の各スライド群の文章を、冒頭のトピック・センテンスの主張を支持する文章(その主張を説明する文章・その例を示す文章、その理由を示す文章・その経緯を示す文章等)で構成できるようにしている。

③ サンプルとして提示されたプレゼンテーション資料及びその発表について、以下の点に留意して検討とレクチャーを行う。
・プレゼンテーション資料の構成・論述順序を、「序論」や「はじめに」などの序盤部分において、列挙の接続詞を用いて、明示的に予告することができるようにしている。
・プレゼンテーション資料やその各スライド群の中心的な主題を、全体のタイトルや各スライドのタイトルにおいて予告的に示すことができるようにしている。
・各スライド群の文章の要点を、冒頭のトピック・センテンスで明確に示すことができるようにしている。
・各スライド群冒頭に配置された各トピック・センテンスにおいて、スライド間の論理的な関係を、接続詞の使用によって明確に示すことができるようにしている。
・図・表作成のルールに則った図・表が作成されている。




キーワード ① 文献 ② 引用 ③ 文の明晰さ ④ 論理性 ⑤ 構成
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【本コマの復習】
今回のコマでは割り当てられた学生がプレゼンテーションを実践し、その他の学生はそのプレゼンテーションをよく聞き、続いて質疑応答を行う。そこで、プレゼンテーションを実践した学生は自分の資料とプレゼンテーションに対する質疑応答の内容について振り返り、特に重要なポイントを説明できるようにしておく。プレゼンテーションを聞いた学生は、その中でも重要なポイントについて説明できるようにしておく。

【次コマの予習】
次コマにおいても教員に仮提出された各受講生のレポート(プレゼンテーション資料)を用いて、学生自身の発表体験および、他の学生からの質疑応答、教員からの見直しのレクチャーが行われる。これまでの基礎ゼミナールⅠ、基礎ゼミナールⅡで学んできた内容を踏まえて、まずはこの仮提出の段階で、自身のレポートは、履修判定指標に照らし合わせたとき、どの程度の水準に達しているのかを確認しておく。また、プレゼンテーションを終えた学生は質疑応答、見直しのレクチャーを踏まえて自身のレポート(プレゼンテーション資料)の推敲を行う。

履修判定指標
履修指標履修指標の水準キーワード配点関連回
文献の収集と引用 (1)要約した文献から取り出された論点であるところの、レポートの主題について、これを論じるのにふさわしい文献を、図書館やインターネット上のデータベース(必ずしもJ-STAGEである必要はない)を用いて、十分に渉猟しておくこと(5点)。
*要件を満たしている場合に10点。

(2)アカデミックなレポートを執筆する上で必要不可欠な文献の引用のマナーに関連して、引用した文献の出典を、担当教員の指定した方式で正確に記載できるようにしておくこと(5点)
*全て要件を満たしている場合に5点。

(3)(2)と同様の文献の引用マナーについて、直接引用・間接引用のいずれにおいても、引用の始点と終点を明確に示し、レポートにおいて、自らの意見と他者の意見の区別を明示できるようにしておくこと(5点)。
*全て要件を満たしている場合に5点。
図書館、J-STAGE、出典、直接引用、間接引用 20 第1回、第5回~第15回
文の明晰さ (1)日本語の語順、読点を打つ位置、「は」と「が」の使い分けに注意して、修飾・被修飾の関係がはっきりと分かる、明晰な日本語文を書くことができるようにしておくこと(10点)。
*誤解を招く文、明晰でない文が一文あるごとに満点10点から2点ずつ減点する。

(2)誤字脱字や話し言葉の表現を用いることなく、学術的な文章に適った言葉でプレゼンテーション資料の文を執筆できるようにしておくこと(10点)。
*誤字脱字や学術的な文章にふさわしくない表現が一つあるごとに満点10点から1点ずつ減点する。
語順、読点、「は」と「が」、修飾、学術的な表現 20 第2回~第15回
文章の論理性 (1)当該の文と文との間の関係を予告するのにふさわしい接続詞を用いて、論理的に文章を構成できるようにしておくこと(10点)。
*適当でない接続詞が用いられているケースが一つあるごとに満点10点から2点ずつ減点する。

(2)プレゼンテーション資料の各スライド群の文章を、冒頭のトピック・センテンスの主張を支持する文章(その主張を説明する文章・その例を示す文章、その理由を示す文章・その経緯を示す文章等)で構成できるようにしておくこと(10点)。
*要件を満たさない段落が一つあるごとに満点10点から5点ずつ減点する。
接続詞、段落、トピック・センテンス、支持文 20 第2回~第15回
プレゼンテーション資料の構成 (1)プレゼンテーション資料の構成・論述順序を、「序論」や「はじめに」などの序盤部分において、列挙の接続詞を用いて、明示的に予告することができるようにしておくこと(5点)。
*要件を満たしている場合に5点。

(2)プレゼンテーション資料やその各スライド群の中心的な主題を、全体のタイトルや各スライドのタイトルにおいて予告的に示すことができるようにしておくこと(5点)。
*全て要件を満たしている場合に5点。

(3)各スライド群の文章の要点を、冒頭のトピック・センテンスで明確に示すことができるようにしておくこと(5点)。
*要件を満たしていない段落が一つあるごとに満点5点から1点ずつ減点する。

(4)各スライド群冒頭に配置された各トピック・センテンスにおいて、スライド間の論理的な関係を、接続詞の使用によって明確に示すことができるようにしておくこと(10点)。
*要件を満たしていない段落が一つあるごとに満点10点から2点ずつ減点する。

(5)図・表作成のルールに則った図・表が作成されていること。
*全て要件を満たしている場合に5点。
段落、予告文、パラグラフ・ライティング、トピック・センテンス、接続詞、図・表

30 第2回~第15回
履修判定指標を用いた自己採点 本履修判定指標(履修判定指標⑥「履修判定指標を用いた自己採点」(10点))を除いた5つの履修判定指標を用いて、自らの期末レポート課題を提出前に正確に自己採点できるようにしておくこと(この指標を除いた採点となるため90点満点で自己採点することになる)。そのためには、基礎ゼミナールⅠでレクチャーされたコマシラバスの使用法に習熟し、折にふれて「履修判定指標」の各指標で示されている水準と、自分自身の現在の到達度とを照らし合わせ、期末レポートの提出までに、自分が何についてどの程度のレベルまで習熟する必要があるのか、適切に認識できるようにしておく必要がある(10点)。
*自己採点の点数と、教員の採点した点数との差が、10点以内であれば、10点。
コマシラバス、履修判定指標 10 第1回~第15回
評価方法 レポート課題
評価基準 評語
    学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・ S (100~90点)
    学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・ A (89~80点)
    学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・ B (79~70点)
    学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・ C (69~60点)
    学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・ D (60点未満)
教科書
参考文献
実験・実習・教材費