区分 学部共通科目
ディプロマ・ポリシーとの関係
専門性 理解力 実践力
(環)専門性 (環)理解力 (環)実践力
カリキュラム・ポリシーとの関係
専門知識 教養知識 思考力
実行力 (環)教養知識 (環)思考力 (環)実行力
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
・企業・地域社会などのあらゆるコミュニティに寄与する組織的な活動能力を有する。
科目の目的
小中高校までに学んだ情報教育の内容を踏まえ、情報を正確に効率よく、かつ安全に利用するための基礎知識の習得、およびパソコン演習を通して、社会に通用するレベルのワープロソフト(Word)とプレゼンテーションソフト(PowerPoint)の操作技能を習得することを目的とする。また、Gmailやインターネットの使い方や利用する上でのマナーや所作などの基本的な情報リテラシー、情報倫理についても学習する。
到達目標
講義内容に意欲的に取り組み、講義中に出題される演習課題を理解できること。また、WordやPowerPointの使い方を理解し、文書作成やスライド作成、およびそれらの書式設定や表作成、図形・写真の挿入、印刷ができること。さらに、パソコンやインターネット、メールを使う上で知っておくべきマナーや所作を理解し、実行できること。
科目の概要
情報通信技術(ICT)の発展により、大学や企業でのパソコン利用は当たり前の時代となっている。特に、文書作成や表計算、プレゼンテーションのパソコン操作は必須技能となっており、大学でのレポートや論文の作成、社会でのビジネス文書などにおいて、活用しない日はない。本科目では、そのようなパソコン技能(PCリテラシー)を、演習を通して身に付けるとともに、メールの送受信、インターネットの使い方、またその際に必要となるセキュリティやマナー、所作などの情報倫理も含め、情報技術を活用する上で必須となる知識と技能を学習する。そのうち、本科目である「情報処理実習I」においては、ワープロソフト(Word)とプレゼンテーションソフト(PowerPoint)について学び、後期科目である「情報処理実習II」において、表計算ソフト(Excel)について学ぶ。
科目のキーワード
①Microsoft Windows ②Microsoft Office ③インターネット ④Microsoft Word ⑤Gmail ⑥リテラシー ⑦ビジネス文書 ⑧プレゼンテーション ⑨Microsoft PowerPoint ⑨演習問題
授業の展開方法
パソコンを利用して、教科書をベースとしたPCリテラシー演習を中心に講義を進める。情報倫理に関する学びについては、適宜、コマ用配布資料とパワーポイントによる講義も行う。全15回のうち、第2回から第11回でワープロソフト (Word)の使い方を、第12回から第14回でプレゼンテーションソフト(PowerPoint)の使い方を学習し、第15回の講義で、 WordとPowerPointの総復習を行うとともに、試験対策のための演習問題を行う。演習問題については、第15回以外にも講義の進み方に応じて出題する。
オフィス・アワー
【火曜日】1・2時限目(前期のみ)、【水曜日】3・4・5時限目(後期のみ)(会議日は除く)、【木曜日】2時限目、【金曜日】昼休み・3時限目(前期のみ)、4・5時限目
科目コード COM110
学年・期 1年・前期
科目名 情報処理実習Ⅰ
単位数 1
授業形態 実習
必修・選択 必修
学習時間 【授業】90分×15 【予習】30分以上×15 【復習】30分以上×15
前提とする科目 なし
展開科目 情報処理実習Ⅱ、地理情報処理法
関連資格 なし
担当教員名 平山高嗣
主題コマシラバス項目内容教材・教具
1 ガイダンス、本学でのパソコン・ネットワーク・Gmailの使い方 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第1回は、講義の進め方と評価方法、本学でのパソコン、ネットワーク、Gmailの使い方について学ぶ。
【コマ主題細目①】
本科目のコマシラバス

【コマ主題細目②】
【資料】ネットワーク・PC教室利用の手引き,全ページ

【コマ主題細目③】
【資料】ネットワーク・PC教室利用の手引き,全ページ
コマ主題細目 ① ガイダンス ② 本学でのパソコン・ネットワークの使い方 ③ Gmailの設定と使い方
細目レベル ① これからの大学生活において、講義の履修登録、休講・補講などの掲示板情報の確認、講義の課題作成やレポートの提出、卒業論文や研究、就職活動に至るまで、コンピュータや情報システムを利用しない日はほとんどないと言えるほど、我々の社会において情報化が進んでいる。本科目では、それら情報社会を生き抜くための知識とコンピュータ技能を学び、大学生としての 基礎的な素養を身につける。まず、第1回目の本コマにて、本科目のコマシラバス等を用いて講義の内容紹介や授業の進め方、予習・復習の方法、期末試験とその評価方法についてのガイダンスを行う。その後、本学でのパソコンやネットワークの使い方、データの保存方法、講義資料の配付方法について学ぶとともに、高校までに学んできたパソコンの使い方などの復習を行う。
② 本学岡崎キャンパスでパソコンを利用するための手引き書について解説する。まず、学内でパソコンを設置している場所(2号館PC教室、5号館PC教室、図書館、就職相談室)や無線LANアクセスポイントの場所について説明し、ネットワーク利用上の注意点やPC教室利用上の注意事項などについても説明する。特に、ネットワーク利用上の注意点については、プライバシーの侵害や誹謗中傷、著作権の侵害に注意することを説明し、不正アクセスや情報漏洩、データの改ざん、詐欺行為、法令や学則、学内規則に反する行為を行わないよう十分注意することを理解する。その他、入退室管理システムやPC教室で利用出来るアプリケーションやPC教室での印刷に関する説明も行う。
③ 大学で配布されたUHEメール(Gmail)アドレスは、岡崎キャンパス内だけでなく、自宅や自身のスマホなど学外でも利用できる非常に便利なメールである。大学からの事務連絡や講義に関する連絡、試験・レポートの提出、ファイルの送付など、非常に重要な情報が送られてくる可能性もあるため、その使い方や設定方法をしっかりと確認しておく必要がある。本コマでは、大学UHEメールの使い方について学ぶ。まずは、配布されたメールアドレスとパスワードを用いて、大学メールサイトにログインし、初期設定(ポリシーの確認、パスワードの設定)を行う。次いで、届いているメールを確認し、講義担当教員にテストメールを送る方法を学ぶ。本コマでは、メールの送信を出席代わりとする。
キーワード ① ガイダンス ② PC教室 ③ ネットワーク ④ 利用手引き ⑤ Gmail
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】大学で配布された「ネットワーク・PC教室利用の手引き」をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。特に、大学のメールアドレスであるUHEメールの使い方については、資料に示している操作方法に従って、まずは実行してみること。
【復習】本回の講義で学んだPC教室利用の手引き資料を読み返し、理解できていない内容や操作方法を確認す る。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり学習しておくこと。特に本コマで学んだ、学内PC教室の使い方やGmailの使い方について、しっかりと復習しておく。

2 ワープロソフト(Word) の基本操作 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第2回は、Wordの基本操作について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Word2019初級[第1章]P1〜37

【コマ主題細目②】
【教科書】Word2019初級[第1章]P38〜39

【コマ主題細目③】
【教科書】Word2019初級[第1章]P40〜44
コマ主題細目 ① ワープロソフト(Word)の使い方 ② 基本操作 ③ OneDriveの利用について
細目レベル ① ワープロソフト(Microsoft Word)を起動する方法を学習する。次に、Wordの画面構成について、その各部の名称と役割について確認する。演習ファイルである「Word2019初級」フォルダにある「第一章」を開き、画面操作およびカーソルの移動方法について学習する。日本語入力システム(Microsoft IME)を使った文字入力を練習する。その際、キー操作による入力切り替えとオプション表示について学習する。マウスドラッグによる範囲選択や行単位、複数行の選択、マウス操作によるコピーと貼り付け、クリップボードの利用について学ぶ。最後に、文書の保存方法について、ダイアログボックスから名前を付けて保存する方法と、上書き保存する方法について理解する。
② まず、Word2019とOffice365Wordの違いについて、ほぼ機能が同じことを理解し、パソコンにインストールされているワープロソフト(Word)の起動、画面構成、各部の機能や名称について把握する。ついで、本講義で利用するファイルの置き場所と保存先について理解する。その後、実際に演習ファイルを開き、テキストを参考にしながら、Wordの基本操作に関する操作演習を行う。ここでは、文書ウィンドウの表示切り替え、ズーム機能、表示モードの切り替え、画面のスクロール、カーソルの移動、日本語の文字入力、マウスによる範囲選択、コピー、ペースト、移動、クリップボードの表示、文書の保存などの基本操作について必ず理解し、演習と同じ操作が難なくできるレベルにする。
③ マイクロソフト社が提供している「OneDrive」は、文書ファイルや画像ファイルをインターネット上に保存できるオンラインストレージサービスである。複数のユーザーとファイルを共有したり、複数のデバイス(PCやタブレット、スマホなど)でアクセスしたりすることができる。OneDriveを利用するためには、Microsoftアカウントの登録が必要で、本コマでは、UHEメールアドレスを用いたアカウントの登録について学習する。次に、登録したMicrosoftアカウントを使って、サインインとサインアウトの方法、ファイルの保存の方法、保存したデータの開き方について学ぶ。OneDriveは、5GBまで無料で利用できるため、ファイルの受け渡しやバックアップなどに利用すると良い。
キーワード ① Microsoft Office ② Microsoft Word ③ 移動とコピー ④ 文字入力 ⑤ OneDrive
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、教科書に掲載されているWordの基本操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、文章の範囲選択、文字列の移動とコピーについて)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

3 ワープロソフト(Word)による文書の作成と書式設定 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第3回は、Wordによる文書の作成と書式設定について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Word2019初級[第2章]P47〜49

【コマ主題細目②】
【教科書】Word2019初級[第2章]P49〜65

【コマ主題細目③】
【教科書】Word2019初級[第2章]P65〜72
コマ主題細目 ① Wordによる文書作成 ② 文字書式の設定 ③ 段落書式の設定
細目レベル ① Wordによる基本的な文書作成の手順を学ぶ。文書は、ページ設定→文字入力→書式の設定→保存→印刷、の流れで作成する。ページ設定はいつでも変更可能だが、文書完成後に変更する場合はレイアウトが変わってしまい効率が悪くなる場合もあることを押さえておく。文書に設定されている用紙サイズや印刷の向き、余白、文字数と行数などを変更するには「ページ設定」を確認する。まずは、レイアウトタブの《ページ設定》ダイアログボックスから、余白の設定と用紙サイズ、印刷の向きを設定する。次に、「文字数と行数」タブで文字数や行数の指定を行う。初期設定では行数のみ変更可能となっているが、「文字数と行数の指定」の「文字数と行数を指定する」を選択してから文字数の変更を行う点について押さえておく。
② 文字列に設定する書式を「文字書式」といい、本コマでは様々な文字書式の設定方法を学習する。文字の大きさをフォントサイズといい、「ポイント(pt)」という単位で表す。Wordの初期設定のフォントサイズは「10.5」ポイントであるが、ここでは他のサイズへの変更方法を押さえる。文字の書体を「フォント」といい、Wordの既定フォントは「游明朝」であり、Windowsには様々なフォントが用意されている。その他、文字の太字、斜体、下線、囲み線、フォントの色、文字列にふりがなを設定するルビ(ふりがな)、文字の上部にピリオドやカンマをつけて文字を強調する傍点(ピリオド)、指定した文字数の幅で文字列を均等に配置する「均等割り付け」などの設定方法について学ぶ。
③ 文字列の配置の変更などの段落書式の設定方法を学習する。段落単位で設定する書式を「段落書式」と言う。一段落とは、「段落記号」の次の行から、次の「段落記号」までの範囲を示す。文字入力を確定後、「Enter」キーで改行すると、「段落記号」が表示され、段落が作成される。また、1段落を選択する場合は、その段落内にカーソルを移動するだけでよく、複数の段落を選択する場合は、対象の段落を全て範囲選択する必要があることに注意が必要である。その他、左右中央揃えなど文字列の配置変更や行間の変更、《線種とページ罫線と網掛けの設定》ダイアログボックスを利用した網掛けの設定については、教科書を参考にその操作方法を学ぶ。
キーワード ① ページ設定 ② 文字書式 ③ 文書作成 ④ フォント ⑤ 段落書式
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。Word2019初級編のテキストを用いて文書の作成と書式設定について把握しておくこと。また、教科書に掲載されているWordの操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、ページ設定、ルビや傍点の設定、均等割り付け、段落書式の設定について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

4 ワープロソフト(Word)による表の作成と編集 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第4回は、Wordによる表の作成と編集について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Word2019初級[第3章]P73〜77

【コマ主題細目②】
【教科書】Word2019初級[第3章]P78〜86

【コマ主題細目③】
【教科書】Word2019初級[第3章]P87〜97
コマ主題細目 ① 表の挿入 ② 表の編集 ③ 罫線の作成
細目レベル ① 表を作成し、レイアウトを整える方法を学習する。まずは、表の各部の名称を確認し、表を挿入する方法を学習する。表の横の区切りを「行」といい、表の縦の区切りを「列」、表の一つの枠(マス目)を「セル」ということを押さえる。表を挿入するには、挿入タブの「表の追加」ボタンをクリックし、表の行数・列数をマウスで指定する方法と、《表の挿入》ダイアログボックスを使って指定する方法の2種類ある。セル数の多い表を作成する場合は、《表の挿入》ダイアログボックスを表示し、「表のサイズ」で「列数」「行数」にそれぞれ必要な数値を設定し、「OK」ボタンのクリックにより挿入できる。また「自動調整のオプション」では、列の調整方法を選択することができる点も押さえる。
② 作成した表に文字列を入力する。表の範囲選択の方法や表に書式を設定する方法を学習する。セルに入力した文字列は、列幅以上に入力された場合は列幅で折り返され、行の高さが自動的に広がる。また、セル内で改行すると行の高さが自動的に広がる点を押さえる。表の範囲選択は「セル」「行」「列」「表」の単位でマウスによって行う。また、行や列の挿入は、表ツールのレイアウトタブの各種ボタンによって行う。列幅や行の高さは、マウスのドラッグにより変更することが可能で、列幅については、縦罫線をダブルクリックして自動調整することができる点を押さえる。表内の隣り合う複数のセルを一つのセルに統合することを「セルの結合」といい、表ツールのレイアウトタブの「セルの結合」ボタンにより実現できることを学ぶ。
③ 表は、罫線の線種を変更して見栄えを変更することができる。また、セルの幅や高さは、表ツールのレイアウトタブの「幅を揃える」ボタンにより、均等に揃えることができる。セル内の文字の配置も、左右中央揃え、均等割り付けなどの調整は可能である。次に、段落罫線を作成する方法を学習する。段落に対して設定する罫線を「段落罫線」といい、段落を選択した状態で段落の上側や下側に水平線を引くことができる。段落罫線は、ホームタブの「段落」の「罫線ボタン▼」をクリックし、《線種とページ罫線と網掛けの設定》ダイアログボックスを利用して設定する。種類を「指定」し、種類(Y):」の点線を選択し、プレビューの(上罫線)ボタンをクリックし、設定対象が「段落」になっていることを確認し「OK」をクリックすることで設定できることを確認する。
キーワード ① 表 ② 編集 ③ 表スタイル ④ 段落 ⑤ 罫線
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。Word2019初級編のテキストを用いて表の作成と編集について把握しておくこと。また、教科書に掲載されているWordの操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、表の行列の挿入と削除、セルの結合と分割、文字や表の配置について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

5 ワープロソフト(Word)によるグラフィックスの利用 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第5回は、Wordによる図形の作成、ワードアートの挿入について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Word2019初級[第4章]P99〜107

【コマ主題細目②】
【教科書】Word2019初級[第4章]P108〜120

【コマ主題細目③】
【教科書】Word2019初級[第4章]P121〜123
コマ主題細目 ① 図形作成 ② ワードアートの挿入 ③ オンライン画像の挿入
細目レベル ① Wordで基本的な図形を作成し、編集する方法を学習する。図形の描画は、挿入タブの図の(図形の作成)ボタンを使って可能である。図形の一覧から描きたい図形を選択し、文書内にマウスでドラッグすることで作成できる。まずは、新規文書を開き、楕円・⻑方形の書き方を学ぶ。ここで、円・楕円や正方形・⻑方形を描く際に、[Shift]キーを押しながらドラッグすることで真円や正方形が描けることは押さえておく。また、編集するには、予め対象となる図形を選択した上で、外枠の○(サイズ変更ハンドル)をドラッグしてサイズを変更できる。また、上部の回転矢印(回転ハンドル)をドラッグすることで図形を回転することができる点についても押さえる。
② 文字列をデザイン化したオブジェクトを「ワードアート」という。タイトル文字として目立たせる場合などに利用すると効果的である。ワードアートは、文字や輪郭の塗りつぶし、変形や影などの特殊効果を設定し、書式を変更することができる。ワードアートの書式は、描画ツールの書式タブの「ワードアートのスタイル」に登録されているボタンを利用する。作成したワードアートの文字列は、通常の文字列と同様にフォントサイズの変更や文字スタイルも変更可能である。また、文字の効果(光彩や反射、面取り、3-Dなど)を適用することも可能な点を押さえる。作成したワードアートはマウスドラッグにより配置の変更や大きさの変更、回転等も可能となる。
③ 「オンライン画像」は「Bingイメージ検索」機能を利用して、インターネット上に提供されているイラストや写真をWordに挿入できる。ただし、オンライン画像を利用するには、インターネットの接続環境が必須である。本コマでは、オンライン画像の「Bingイメージ検索」のテキストボックスに「飲み会ビジネスマン」と入力し、最適な画像を検索する。なお、オンライン画像を検索する際にキーワードを複数指定すると、イメージをさらに絞り込んで検索できる。複数のキーワードを指定する場合、語句と語句の間に1文字分のスペースを入れることで検索可能となる。一方、オンライン画像のライセンスについては、イメージ検索結果の画像ウィンドウ内の下に権利関係のリンク情報が設定されている点を理解しておく。
キーワード ① グラフィックス ② 図形 ③ ワードアート ④ 文字列 ⑤ 画像
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。Word2019初級編のテキストを用いてグラフィックスの利用について把握しておくこと。また、教科書に掲載されているWordの操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、ワードアート、文字列の折り返しについて)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

6 ワープロソフト(Word)の印刷と段落書式設定 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第6回は、Wordによる印刷操作と、Word2019中級の教科書に移って、Wordによる段落の書式設定について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Word2019初級[第5章]P125〜129

【コマ主題細目②】
【教科書】Word2019中級[第1章]P1〜10

【コマ主題細目③】
【教科書】Word2019中級[第1章]P11〜15

【コマ主題細目④】
【教科書】Word2019中級[第1章]P16〜22
コマ主題細目 ① Wordによる印刷方法 ② 箇条書きと段落番号の設定 ③ インデントの設定 ④ タブの設定
細目レベル ① 作成した文書の印刷イメージを確認し、印刷を実行する方法を学習する。ここでは、「Word2019初級」フォルダ内にある「第5章」ファイルを開き、教科書に従って印刷を行うことを試みる。印刷にあたっては、まず、文書の印刷イメージを確認する。ファイルタブ内の「印刷」をクリックし、左側に印刷メニュー、右側に印刷プレビュー画面が表示されていることを確認し、印刷の設定内容も確認する。内容は、上から、印刷する部数の設定、プリンターの選択、ページ印刷設定、片面/両面の設定、部単位での印刷指定、用紙の大きさ指定、余白の大きさ指定、ページ枚数指定など、詳細な設定が可能であり、各機能についてその動作を把握しておくことが重要である。
② ここから、「Word2019中級」の教科書に移る。各段落の先頭に記号(箇条書き)や番号(段落番号)を表示して、箇条書きスタイルを作成することができる。また、箇条書きや段落番号を新しく定義するダイアログボックスを表示することで、記号や番号の書式をより詳細に設定することができる。本コマでは、まず箇条書きの設定を学ぶ。箇条書きは、ホームタブの段落の箇条書きボタンを使用すると、段落の先頭に「●」「■」「◆」などの記号を表示して箇条書きスタイルを作成できる。また、同様に段落番号の設定と変更についても段落番号ボタンをクリックすることで設定可能なことを学ぶ。段落番号は、番号ライブラリの一覧から番号書式を変更することができ、「開始番号」で段落番号の開始番号を変更できることも押さえる。
③ 段落全体の行頭や行末を字下げする書式設定をインデントという。ホームタブの「インデントを増やすボタン」を使用することで、インデントの設定が可能となる。また、水平ルーラーとインデントマーカーを使うと、4種類のインデントを設定できることを学ぶ。ここで、インデントマーカーの位置を微調整する場合、[Alt]キーを押しながらドラッグすることで調整がスムーズになる点も押さえる。さらに、インデントを使うことで、文書内の段落の行頭と行末の文字位置を自由に設定することができるため、より柔軟な段落作成が可能になる点を理解する。《段落》ダイアログボックスを使うことで、全般の配置とアウトラインレベル、インデント、行間隔の設定が可能となることを押さえておく。
④ 文字と文字の間に空間を空ける書式設定を「タブ」という。複数行にわたって入力されている文書の各段落の文字間に空間を空けたとき、文字列の位置を上下の行で揃えて表示するように調整できる。キーボードの[Tab]キーを押すとカーソル位置にタブが挿入され、文字を既定のタブ位置に揃えることができる。既定のタブ位置は、初期設定で4文字間隔に設定されており、《段落》ダイアログボックスの「タブ設定(T)」から変更も可能な点を押さえておく。本コマでの演習の中では、演習ファイルの段落中のタブ位置を「10字」の位置の「左揃え」に変更し、さらに「30字」の位置の「右揃え」のタブを追加し、その操作方法と結果について確認している。また、タブは水平ルーラー上のタブマーカーを文書エリアへドラッグすることで削除することが可能な点も押さえておく。
キーワード ① 印刷 ② 箇条書き ③ 段落番号 ④ インデント ⑤ タブ
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。Word2019中級編のテキストを用いて段落書式設定について把握しておくこと。また、教科書に掲載されているWordの操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、プリンタの選択、箇条書きや段落番号の設定と変更、インデントについて)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

7 ワープロソフト(Word)のセクション 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第7回は、Wordによるセクションの設定について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Word2019中級[第2章]P23〜36

【コマ主題細目②】
【教科書】Word2019中級[第2章]P37〜40

【コマ主題細目③】
【教科書】Word2019中級[第2章]P41〜42
コマ主題細目 ① セクション区切りの挿入 ② 段落の設定 ③ 中級編第2章復習問題
細目レベル ① Word文書全体は「セクション」という単位で構成されており、「セクション区切り」を挿入しない限りは1つの文書は1つのセクションで構成されていることになる。「セクション区切り」を挿入して文書を区切ると、余白の変更や印刷の向き、用紙サイズなどのページ設定をセクション毎に変更できるようになることが特徴である。本コマでは、セクション区切りの挿入とセクション単位の書式設定、セクション毎のヘッダーやフッターの設定方法などを学ぶ。 ヘッダー(上部の余白)とフッター(下部の余白)は、それぞれ印刷設定を行うことができ、日付やページ番号、文書タイトルなどの文字や、会社のロゴなどの画像を表示することができることを押さえる。
② 文章を複数の段に分けて配置することを「段組み」といい、新聞や雑誌、論文のように情報量の多い文書のレイアウトに適している。段組みはセクション単位の書式だが、文章を選択して段組みを設定すると、段組みを設定した範囲の前後にセクション区切りが自動的に挿入される。本コマでは対象範囲を2段組みにし、段と段の間に境界線を引く操作を学ぶ。また、段組みの詳細設定は、《段組み》ダイアログボックスを用いて視覚的に設定が可能となる。一方、段組みの段を、任意の位置で区切りたい場合は、「段区切り」を挿入する。ここでは、あるキーワードが2段目の先頭になるように、段区切りを挿入する方法学び、演習問題により操作方法の定着化を図る。
③ 本コマで学んだ第2章の内容に関する復習問題に取り組む。まず、セクション区切りを挿入し、セクションに余白を設定する箇所、設定変更しない箇所を理解し、設問に沿って操作を行う。また、Word文書内のセクション毎にヘッダーとフッターがあることを理解し、適切な設定を行う方法を復習する。次に、段組みに関して2段組に設定し、境界線を表示する方法を復習する。さらに、段組み内の1段目にある文章の先頭が、2段目の先頭になるように段区切りを挿入し、完成例と同じ結果となるかどうか確認する。ここでは、特にセクション内での、区切りの設定や段組みの設定、文章の段区切りなどについて、設定が間違っていないか、解答と同じ結果となっているかについて確認しておくこと。
キーワード ① セクション ② 段組 ③ レイアウト ④ 段区切り ⑤ ヘッダー/フッター
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。Word2019中級編のテキストを用いてセクションの設定について把握しておくこと。また、教科書に掲載されているWordの操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、セクション区切りの挿入、ヘッダーとフッター、段組みの設定について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

8 ワープロソフト(Word)のスタイルの設定 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第8回は、Wordによるスタイルの設定について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Word2019中級[第3章]P43〜54

【コマ主題細目②】
【教科書】Word2019中級[第3章]P55〜60

【コマ主題細目③】
【教科書】Word2019中級[第3章]P61〜62
コマ主題細目 ① スタイルとは ② スタイルの登録 ③ スタイルの変更
細目レベル ① 「スタイル」とは複数の書式を組み合わせ、名前を付けて登録した書式のことである。スタイルを登録することで、複数の書式の組み合わせを簡単に文章に適用することが可能となり、繰り返し利用することができる。本コマでは、5種類のスタイルについて学ぶ。文字列に、フォントやフォントサイズ、太字、斜体、などの文字書式をまとめて設定する「文字スタイル」、段落に文字列の配置・タブ位置・インデント・行間隔などの段落書式をまとめて設定する「段落スタイル」、表の書式をまとめて設定する「表スタイル」、リストに書式をまとめて設定する「リストスタイル」、段落と文字列に書式をまとめて設定する「リンクスタイル」 である。本コマではこれらについて押さえる。
② まず、演習課題「第3章」ファイルを開き、テキストP46をよく読み、スタイルの登録を行う。ここでは、新規スタイルの作成で、文字の「強調」について設定し、書類に設定した「強調」が、スタイルウィンドウ内に追加登録されているかどうか確認する。次に、登録したスタイルを適用して、他の文字列や段落に登録した書式を適用することから始める。また、Wordにはもともと段落スタイルが用意されており、それらを適用することで簡単に書式スタイルが変更できることを理解する。と同時に、見出しレベルは、段落の書式とともに階層構造が設定されるため、アウトライン表示機能により、文書構造が理解しやすくなる点についてまで、しっかりと押さえておく。
③ 登録されているスタイルの書式内容を変更すると、同じスタイルが適用されている文字列や段落に変更が自動的に反映される。本コマでは、登録したスタイルの書式内容を《スタイルの変更》ダイアログボックスを使って変更する操作について学ぶ。また、スタイルが設定されている文書にスタイルセットを適用して、スタイルの書式をまとめて変更することができることを確認する。特に、「影付き」「シンプル」「ユニーク」などの利用頻度の高いスタイルセットがすでに登録されており、文書にスタイルセットを適用するだけでスタイルの書式をまとめて変更でき、統一感のある文書を作成することができることを確認する。最後に、第3章の復習問題を行い、本コマで学んだ内容について、しっかり復習するところまで押さえる。
キーワード ① スタイル ② 段落 ③ 表スタイル ④ リンク ⑤ リンクスタイル
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。Word2019中級編のテキストを用いてスタイルの設定について把握しておくこと。また、教科書に掲載されているWordの操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、スタイルの登録と適用について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

9 ワープロソフト(Word)の目次とハイパーリンクの挿入 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第9回は、Wordの目次やハイパーリンクの設定について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Word2019中級[第4章]P63〜74

【コマ主題細目②】
【教科書】Word2019中級[第4章]P75〜83

【コマ主題細目③】
【教科書】Word2019中級[第4章]P84〜86
コマ主題細目 ① 目次の設定 ② ハイパーリンクの挿入 ③ 中級編第4章復習問題
細目レベル ① Wordでは、段落に設定されたスタイル「見出し1」〜「見出し9」を利用し、簡単に「目次」を作成することができる。目次には、ハイパーリンクが自動的に設定され、目次のタイトルやページ番号をクリックして対応する箇所へ瞬時に移動することが可能になる。本コマでは、文書に設定されたスタイル「見出し1」「見出し2」を利用して、1ページ目に目次を作成する方法を学ぶ。作成した目次には、見出しスタイルを参照する「目次フィールド」が挿入される。目次フィールドのハイパーリンク機能を使って、その段落へ移動することができるようになる。本コマでは、以上に加え、目次の更新方法を学ぶ。
② ハイパーリンク機能は、目次だけではなく、文書内の文字列や図に設定することが可能であり、文書内の見出しやブックマーク、指定されたWebページ、既存のファイル等へ瞬時に移動することができる。文字列にハイパーリンクを設定した場合、フォントの色が青色に変化し、下線が表示される。ブックマークとは、文書内の任意の位置に設定する「しおり」のようなものである。見出し設定されていない標準の文書をハイパーリンクのリンク先に指定したい場合は、リンク先にブックマークを設定する。本コマでは、文書内の見出しやブックマーク、Webページへ移動するハイパーリンクを設定し、それをクリックすることでフォントが紫色に変化し、リンク先へ移動することを確認する。また、リンク先の変更などの編集やハイパーリンクを解除する方法も学ぶ。
③ 本コマで学んだ第4章の内容に関する復習問題に取り組む。まず、 文書内に設定されている見出しを利用して目次を作成する。次に目次のページ番号を更新する方法を複数するために、文書の先頭ページにページ番号を表示しないように、先頭ページのみ別指定し、ページ番号が2ページ目から「1」と表示されるようにする。その後、目次の更新を行い、目次のページ番号が正しく更新されて、完成例と同じ結果となるかどうか確認する。続いて、文書内の見出しとブックマークへのハイパーリンク、Webページへのハイパーリンクを設定する。その際、ハイパーリンクをマウスでポイントした時にリンク先が何であるか分かるように、ブックマーク名やポップヒントのテキストを設定すること。
キーワード ① 目次 ② 見出し ③ ハイパーリンク ④ フィールド ⑤ ブックマーク
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、Word2019中級編のテキストを用いて目次とハイパーリンクの挿入について把握しておく。また、教科書に掲載されているWordの操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、目次の作成と更新、ハイパーリンクの設定について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

10 ワープロソフト(Word)による他のアプリケーションデータの活用 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第10回は、Excelなど他のアプリケーションとの連携などについて学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Word2019中級[第5章]P87〜92

【コマ主題細目②】
【教科書】Word2019中級[第5章]P93〜103

【コマ主題細目③】
【教科書】Word2019中級[第5章]P104〜105
コマ主題細目 ① Excel表のWordへの貼り付け ② 埋め込みオブジェクト ③ リンクオブジェクト
細目レベル ① 他のアプリケーションで作成したデータをWordに貼り付けて利用することが可能である。本コマでは、Excelで作成したデータをWordに貼り付ける方法を学習する。Wordに表や図として貼り付ける方法の他に、Excelオブジェクトとして貼り付ける方法、リンク貼り付けの方法を学習する。Excelの表をWordにコピーすると、Excel形式の表として貼り付けられる。貼り付けた表はWordで作成した表と同様に、編集することが可能となる。また、Excelの表を図(拡張メタファイル)として貼り付けることもでき、貼り付けたデータは「図ツール」において編集可能となる。その他、Windowsが標準でサポートしているビットマップという画像形式で貼り付けることもできることについて押さえておく。
② Excelの表を埋め込みオブジェクトとして貼り付けることも可能であり、Excelの機能をWord文書に埋め込むことができる。オブジェクトとは、Microsoftアプリケーションにおいては、表、グラフ、図などの文字情報以外の挿入可能なデータのことである。この形式で貼り付けたデータは、ダブルクリックでExcelの機能を呼び出し、Excel同様に編集することが可能である。この際、Word文書内にExcelの画面が表示され、リボン内のボタンなどもExcelのものに切り替わる。なお、Word文書に貼り付けたデータは、選択したセル範囲だけではなく、Excelファイルの全てのデータが含まれるため、多くのワークシートが含まれていたりすると、Word文書のファイルサイズが大きくなることがあることに注意すること。
③ また、Excelの表をリンクオブジェクトとして貼り付けることもできる。この形式で貼り付けたデータもダブルクリックして、リンク元のExcelファイルを呼び出し、データを編集することができる。この方法の場合は、元のExcelファイルで編集した内容が、Wordに貼り付けたリンクオブジェクトに反映されることが特徴である。データはリンク元ファイルで管理され、リンク元ファイルの保存場所の情報がリンク先に保存される。リンクオブジェクトが貼り付けられたWord文書をいったん閉じて再度開くと、データの更新を促すメッセージが表示されるので、更新を反映させるかどうか判断する。また、更新した内容が意図に反して反映されていない場合は、手動で反映させることもできる。これらの貼り付け方法の違いは、第5章の復習問題の実施により、内容の理解を深める。
キーワード ① Microsoft Excel ② オブジェクト ③ 図として貼り付け ④ 埋め込みオブジェクト ⑤ リンク貼り付け
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、Word2019中級編のテキストを用いて他のアプリケーションとの連携について把握しておく。また、教科書に掲載されているWordの操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、埋め込みオブジェクトやリンクオブジェクトとして貼り付けについて)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

11 ワープロソフト(Word)によるグラフィックス操作 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第11回は、グラフィックス操作について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Word2019中級[第6章]P107〜118

【コマ主題細目②】
【教科書】Word2019中級[第6章]P119〜131

【コマ主題細目③】
【教科書】Word2019中級[第6章]P132〜141
コマ主題細目 ① 図の挿入と編集 ② 図形の編集と追加 ③ Smart Artグラフィック
細目レベル ① クリップアートや写真、オートシェイプ、テキストボックスなどのグラフィックスを挿入し、編集する方法を学習する。挿入した図は、《レイアウト》ダイアログボックスを用いて編集が可能である。また、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真や、描画ソフトで作成したイラストなどの画像ファイルを文書内に挿入することができる。挿入できるファイルは、BMP形式(ビットマップ)、JPG形式(ジェイペグ)、GIF形式(ジフ)などで、挿入タブの図の「ファイルから画像」ボタンをクリックすることで挿入できることを押さえておく。さらに、挿入した画像データは、画像の配置の変更や、図ツールによる図の編集や書式変更が可能である点も押さえておく。
② Wordには、様々な図形が用意されており、ドラッグ操作で簡単に描画することができる。図形は、「基本図形」や「ブロック矢印」、「フローチャート」、「星とリボン」、「吹き出し」など様々な種類が用意されている。本コマでは、これらの図形を利用して、地図を作成する演習を行う。図形を選択すると、描画ツールの書式タブが表示され、図形編集に必要な様々なコマンドが用意される。中でも、図形のコピーやオブジェクトの配置変更、重なり順序の方法は事前に理解しておくこと。また、テキストボックスを作成すると、任意の位置に文章や文字列を配置することができ、図形をグループ化することで、複数の図形を統合し、1つの図形として扱うことができるようになることを押さえておく。
③ プロセス図や組織図などのグラフィックスを「Smart Art」といい、Smart Artを文書内に挿入して、情報やイメージを視覚化することができる。本コマでは、Smart Artの挿入を行い、文字列の入力やレベルの上げ下げ、色やスタイルの適用、サイズの変更、配置の変更、余白の設定などを学ぶ。Smart Artによる階層構造を作成するには、テキストウィンドウを使って文字を入力すると便利である。本コマでは、第6章の復習問題として、P139の復習問題を利用し、グラフィックスの挿入、編集操作を行い、次に図形に関連した情報を、テキストボックスやテキストウィンドウを用いて文字列を追加するところまで押さえる。
キーワード ① 図の挿入 ② テキストボックス ③ グループ化 ④ Smart Art ⑤ 図形
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、Word2019中級編のテキストを用いてグラフィックスの操作について把握しておく。また、教科書に掲載されているWordの操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、図の編集、図形の書式のコピーと貼り付け、図形の重なり順序、オブジェクトの配置の変更について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

12 プレゼンテーションソフト(PowerPoint)の基本操作とスライド編集 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第12回からは、PowerPoint2019基礎のテキストを用いて、PowerPointの基本操作について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】PowerPoint2019基礎[第1章]P1〜18

【コマ主題細目②】
【教科書】PowerPoint2019基礎[第2章]P19〜43

【コマ主題細目③】
【教科書】PowerPoint2019基礎[第3章]P45〜66
コマ主題細目 ① PowerPointの基本操作 ② プレゼンテーションの作成 ③ プレゼンテーションスライドの編集
細目レベル ① 企業説明会や製品案内、卒業論文や研究調査の結果発表など、様々な場面でプレゼンテーションは行われている。プレゼンテーションの内容をわかりやすく、訴求力のあるものにするためにスライド資料は欠かせない。PowerPointはスライド資料を簡単に作成し、効果的かつ理解しやすいプレゼンテーションを実行するためのプレゼンテーションソフトである。プレゼンテーションとは、「自分の意見や考えを発表し、相手に伝えること」であり、PowerPointプレゼンテーションソフトを利用することで、口頭の説明だけではイメージしづらい視覚的な資料を簡単に作成できる。本コマでは、PowerPointがどのようなものなのかPowerPointの概要を押さえる。
② PowerPointでできることは、文字データだけでなく画像や図形、表、グラフなどのオブジェクトをスライドに挿入し、説得力のある、かつ理解が容易な資料を作成することである。さらに、アニメーションや音声などを追加することで、臨場感のあるプレゼンテーションを行うことができる。また、PowerPointは発表者用の資料を作成するだけでなく、配付資料も同時に作成できる。さらに、写真や画像、図形を駆使して、ポスターやチラシなどの配布物も作成することができる万能アプリケーションである。本コマでは、基本となるプレゼンテーションの作成の流れを押さえ、テンプレートやスライド操作(移動、コピー、削除)について学ぶ。
③ 本コマでは、「スライドペイン」を使って、スライドを編集する方法について学習する。まずは、スライドテーマの変更によりタイトルやコンテンツのプレースホルダーの配置や大きさを統一的かつ簡易的に変更することが可能である点を学ぶ。次に、文字書式の設定により、スライド内の文字列のフォントサイズの変更や色の変更、文字列・段落の配置変更、プレースホルダーのサイズや横幅などの変更、移動を学習する。その他、行間の変更や《箇条書きと段落番号》ダイアログボックスを利用した箇条書きの行頭番号の設定を学習する。Wordと共通の操作であるが、段落番号を任意の番号から始まるように変更できるようになること。なお、スライドの編集方法の一つである「アウトラインペイン」利用の習得は本科目では必須としない。
キーワード ① Microsoft PowerPoint ② プレゼンテーション ③ スライド ④ プレースホルダ ⑤ テンプレート
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。PowerPoint2019基礎編のテキストを用いてPowerPointの基本操作について把握しておくこと。また、教科書に掲載されているPowerPointの操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、箇条書きについて)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

13 プレゼンテーションソフト(PowerPoint)のオブジェクトの挿入と図形 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第13回は、PowerPointのオブジェクト操作方法について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】PowerPoint2019基礎[第4章]P67〜81

【コマ主題細目②】
【教科書】PowerPoint2019基礎[第4章]P82〜98

【コマ主題細目③】
【教科書】PowerPoint2019基礎[第5章]P99〜126
コマ主題細目 ① オブジェクトの挿入 ② 表やグラフの挿入 ③ 図形とSmartArtグラフィックス
細目レベル ① 本コマでは、スライドにイラストや画像、表などを挿入する方法について学習する。PowerPointでは、デジタルカメラで撮影した写真やスキャナで読み込んだ画像などをスライドに挿入することが簡単にでき、スライドに画像を挿入することで、イメージを視覚的に表現することが可能となる。また、Word同様に、「Bingイメージ検索」を使って、インターネット上に提供されているイラストや写真などのオンライン画像をスライドに挿入できる。また、様々な効果を追加して文字列を装飾するなど、文字列をデザイン化したオブジェクトである「ワードアート」もWordと同様に利用できる。これらすべてのオブジェクトは、移動、編集、削除など同じ操作方法で実行できることを押さえる。
② 本コマでは、スライドに表やグラフを挿入する方法を学習する。表は、コンテンツプレースホルダーの(表の挿入)ボタンから挿入でき、《表の挿入》ダイアログボックスの「列数(C)」「行数(R)」を入力することで、指定された行列数の表を作成することができる。一方、 グラフは、コンテンツプレースホルダーの(グラフの挿入)ボタンから作成したいグラフの種類で挿入でき、各セルに必要なデータを入れることで、グラフを更新することができる。それぞれ、標準で用意されているスタイルも適用でき、文字列の配置や列幅・行の高さ、表の配置、セルや表、グラフスタイル、グラフクイックカラーなどを変更することで、イメージするスライドを作成することができる。
③ PowerPointにも、Word同様にあらかじめからたくさんの図形が用意されている。図形は形状によって「線」「基本図形」「ブロック矢印」「フローチャート」「吹き出し」などに分類されている。ここでは、角丸四角形オブジェクトを例に、挿入方法や図形サイズの調整、図形スタイルの適用、コピー/削除、文字列の追加、文字書式の変更、図形の重ね順序の変更、図形の塗りつぶしと効果などの操作について学習する。次いで、Smart Artグラフィックの挿入についても学習する。Smart Artグラフィックは、情報を視覚的に表現するための図表で、「集合関係」「手順」「循環」「階層構造」など様々な種類が標準で用意されており、目的のレイアウトを選択するだけで簡単に作成できる点を押さえる。
キーワード ① オブジェクト ② ワードアート ③ グラフ ④ 図形 ⑤ Amart Art
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。PowerPoint2019基礎編のテキストを用いてオブジェクト操作について把握しておくこと。また、教科書に掲載されているPowerPointの操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、表やグラフ、図形の挿入、グループ化について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

14 プレゼンテーションソフト(PowerPoint)の特殊効果と発表準備 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第14回は、PowerPointの特殊効果とプレゼンテーションの準備について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】PowerPoint2019基礎[第6章]P119〜134

【コマ主題細目②】
【教科書】PowerPoint2019基礎[第6章]P135〜152

【コマ主題細目③】
【教科書】PowerPoint2019基礎[第7章]P153〜171
コマ主題細目 ① スライドの画面切り替え効果の設定 ② アニメーションの設定 ③ 発表準備とスライドショー
細目レベル ① 本コマでは、スライドに画面切り替え効果を設定する方法について学習する。スライドに「画面切り替え効果」を追加することで、スライドが切り替わる際の動きに変化を付けることができる。スライドショーが単調なプレゼンテーションにならないように効果的に設定することができ、スライド毎に異なる効果を設定することや、すべてのスライドに同じ効果を設定することもできるため、非常に有効な機能である。画面切り替え効果の追加は、対象となるスライドを選択した状態で、「画面切り替えタブの画面切り替え」-「▼(その他)」をクリックし、希望する効果を選択し、場合によっては効果オプションを変更することで、適用となる点について、しっかり押さえる。
② PowerPointで作成したスライドに挿入した文字列やオブジェクトにアニメーションを設定することで、重要な箇所を強調し注目を集めたり、インパクトのあるプレゼンテーション発表にすることができる。本コマでは、スライドに挿入した文字列にアニメーションを付ける方法を学習する。特に、オブジェクトアニメーションは、文字列だけでなく、作成した箇条書きテキストのプレースホルダーやSmart Artグラフィック、グラフ、オンライン画像、ワードアート、表、図形などにも適用でき、また、複数の図形で構成されているオブジェクトに対しても、アニメーションを適用することができ、工夫次第で効果的なスライドを作成できることを押さえておく。
③ 本コマでは、発表者用資料や配付資料の作成と印刷、パソコンを使ったプレゼンテーションの準備について学習する。「ノート」とは、スライドの補足説明や発表者用の原稿を書き込むための領域で、標準表示のノートペイン、または表示モードをノート表示に切り替えて入力することができる。スライドの印刷設定は、Word同様にファイルタブの「印刷」をクリックし実行する。まず、印刷レイアウトの確認しつつ、適宜設定を変更することを学ぶ。リハーサルを実行して、スライド毎の最適な切り替えタイミングを計り、各スライドの所要時間を記録し、スライドショーを自動再生することもできる。また、リハーサルで記録した画面切り替えやアニメーションの所要時間は、スライドショーで忠実に再現され、スライドに合わせて説明をしていくことで、決められた発表時間内にプレゼンテーションを実施することができることを押さえる。
キーワード ① 画面切り替え ② アニメーション ③ ヘッダー/フッター ④ ノート ⑤ スライドショー
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。PowerPoint2019基礎編のテキストを用いて特殊効果とスライドショー操作について把握しておくこと。また、教科書に掲載されているPowerPointの操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、アニメーション、ノートの作成、スライドショーについて)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

15 WordとPowerPointの総復習 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で導入として、学内ネットワークの概要とPC教室の利用方法、大学Gmailの使い方を学び、第2回では「Word2019初級」の教科書を用いて、Wordの基本的な操作方法を学ぶ。第3回ではWordによる文書の作成と書式設定を、第4回ではWordによる表の作成と編集を学ぶ。第5回ではWordによるグラフィックスの利用について、第6回では印刷と、「Word2019中級」の教科書に移って、まずは段落の書式設定を学ぶ。第7回はセクションの設定方法を、第8回はスタイルの設定方法について学ぶ。そして、第9回は目次とハイパーリンクの挿入、第10回はExcelなど他のアプリケーションとの連携などについて、第11回はWordでのグラフィックスの操作について学ぶ。第12回からは「PowerPoint2019基礎」の教科書を用い、まずはPowerPointの基本操作とスライド編集について学ぶ。第13回ではPowerPointのオブジェクトや表の挿入方法などについて学び、第14回ではPowerPointの特殊効果と発表準備等について学ぶ。第15回は総まとめとして、これまでのWordとPowerPointの復習と、翌週の試験に向けた演習問題を行う。このような科目全体の中で、第15回は、WordとPowerPointの総復習を行う。
【コマ主題細目①】
【教科書】Word2019初級P1〜138、Word2019中級P1〜141

【コマ主題細目②】
【教科書】PowerPoint2019基礎P1〜152

【コマ主題細目③】
【資料】コマ用オリジナル配布資料(試験対策用演習問題)
コマ主題細目 ① Wordの総復習 ② PowerPointの総復習 ③ 試験に向けた演習問題
細目レベル ① これまで学んだWordの機能と操作についての総復習を行う。企業への就職を考えた場合、Wordのスキルを持っていることは今や常識であり、Wordを使えない人材を雇う企業は無いと言っても過言ではない。本講義で学ぶ内容は、Wordを使う上での最低限の機能に絞っており、これまで学んだ内容、復習・演習問題は必ず一人で実行できるよう理解しておく必要がある。本コマでは、ビジネスで利用される文書の作成を例に、文書の作成、フォーマットや文書構造の理解、表の作成、グラフィックスの利用、箇条書き、Excelファイルとの連携、印刷までの一通りの作成操作について演習を行うことで、一般社会において必要となる文書作成スキルについて学ぶところまで、しっかり押さえる。
② これまで学んだPowerPointの機能と操作についての総復習を行う。企業への就職を考えた場合、プレゼンのスキルを持っていることは今や常識であり、プレゼンができない人材を雇う企業はほとんど無いと言っても過言ではない。本講義で学ぶ内容は、プレゼンを使う上での最低限必要なPowerPointの機能に絞っており、これまで学んだ内容、演習問題は必ず一人で実行できるよう理解しておく必要がある。本コマでは、自己紹介プレゼンテーション作成を例に、プレゼンテーションの作成、スライドの編集、オブジェクトの挿入、図形の利用、特殊効果とアニメーションの利用、発表準備、印刷までの一通りの操作について、演習を行うことで理解を深める。
③ 期末試験に向けた演習問題を実施する。これまで、WordとPowerPointの操作に関してテキストをベースに演習を行ってきた。特に、Wordに関しては文字入力、書式設定などの基本操作から他アプリケーションとの連携などの応用操作まで、幅広く学んできており、一般社会での実用までをも見据えた操作を学ぶことができたはずである。そこで、本コマでは、これまで学んだWord操作について、繰り返し演習することで、知識と技術の定着を図る。特に、案内書、報告書、見積書などのビジネス文書の作成や、図形や画像、表、グラフを用いた文書の作成を中心に、自分のレベルに合わせた演習問題を解くことによって、操作技術の向上を目指す。
キーワード ① Word ② PowerPoint ③ 復習 ④ 演習問題 ⑤ 試験対策
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】これまで14回の講義で学んだWordとPowerPointの操作については、教科書を再確認し、これまで理解・操作できなかった箇所を確認しておくこと。特に、ついていけなかった内容や操作については、もう一度教科書を確認し、自身で必ず実行しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容、 操作方法について復習する。その中で、曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で教科書やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。

履修判定指標
履修指標履修指標の水準キーワード配点関連回
アプリケーションの基本操作ができる Wordの起動・終了ができ、画面を構成しているタブ、タイトルバー、ステータスバー、ショートカット、カーソル、マウスポインタなどの意味と機能を理解し、基本的なワープロソフト(Word)の操作ができること。また、指定された文書ファイルを開く、保存する(新規、上書き、名前を付けて)、表示モードを切り替える、マウス操作(左右クリック、ドラッグ、ダブルクリックなど)、日本語への漢字変換、コピー・ペーストなどができること。 Word、画面構成、文書、マウス操作、漢字変換、コピー、ペースト、クリック、ドラッグ、マウスポインタ、タイトルバー、ステータスバー 10 第2回
文書の作成ができる 文書作成の流れを理解し、文書の作成やページ設定ができること。箇条書きの設定や変更、箇条書き記号や段落番号の設定ができること。また、行区切りや、インデントボタンを利用した左右インデントの設定、インデントマーカーの使い方、段落のダイアログボックスの使い方ができる。さらに、文字と文字の間に空間をあける書式設定である「タブ」機能を利用して、文字列の位置、左右揃えタブを用いたタブ位置を調整する方法が理解できている。 文書作成、箇条書き、段落番号、インデント、マーカー、タブ、行区切り、ダイアログボックス、位置調整、表示モード 10 第3回
文書のフォントや色、罫線、揃えなどの書式設定ができる 様々な文字書式の設定ができること。例えば、フォントサイズの変更やフォントの変更、太字/斜体/下線/囲み線の設定、フォントの色や文字書式、テーマの色の変更、ルビ文字や傍点、均等割り付けができること。フォントダイアログボックスを用いて様々なフォント書式を設定できること。文字列の配置変更や行間の変更、網掛けの設定、などの段落書式の設定ができること。また、余白の設定や用紙サイズの設定、印刷の向きなど、印刷設定に関連する操作ができること。 文字書式、フォントサイズ、フォント、色、テーマ、ルビ文字、傍点、均等割り付け、フォントダイアログボックス、網掛け、印刷設定 20 第3回、第6回、第7回、第10回
表の作成・編集、段落設定ができる 文書内の指示された場所に表の挿入や編集ができること。表内において、範囲の選択、文字列の入力、行や列の挿入・削除、列幅や行の高さの設定ができること。また、表全体のサイズ変更やセルの結合・分割、罫線の変更、セル幅や高さの揃え方、網掛け設定文字や表の配置、セル内での均等割り付けなどの意味を理解し操作できること。さらに、段落に対して罫線を設定し、段落を分ける二重線や、切り取り線などの点線を書く操作が可能であること。 表、行、列、セル、結合、分割、網掛け、均等割り付け、段落、罫線、切り取り線 20 第4回
グラフィックスが利用できる 基本的なグラフィックスの操作ができること。図形の作成、図・写真などオブジェクトの挿入、選択、サイズ変更、移動とコピー、削除、色付け、編集などができること。また、ワードアートの挿入や書式変更、スタイルの変更、効果の適用、配置の変更や大きさの変更などができること。オンライン画像やSmart Art、テキストボックスの挿入ができ、文字列の折り返しや画像サイズの縮小、配置なども指示通り設定することができること。さらに、図や画像の修飾や、図のトリミング操作などの利用もできる。 グラフィックス、図形、オブジェクト、ワードアート、スタイル、効果、Smart Art、テキストボックス、トリミング、修飾 10 第5回、第11回
セクションやスタイルの設定ができる Word文書の全体はセクションという単位で構成されており、セクションとスタイルの概念と操作は特に重要である。例えば、セクション区切りの挿入と削除、セクション単位での書式設定、ヘッダーとフッターの挿入/削除/編集が可能であること。また、論文等でよく見かける、文章を複数の段に分けて配置することを「段組み」というが、その段組みの詳細設定や段区切りの挿入、段区切りの編集・削除について、操作可能であること。 セクション、スタイル、区切り、書式設定、ヘッダー、フッター、段組み、段区切り、挿入、編集、配置 10 第8回、第9回
指示通りの印刷ができる 問題文の指示通りに印刷ができること。例えば、A4用紙縦1枚に、文書をはみ出すことなく収め、白黒印刷できること。その際、ヘッダーやフッターの設定、用紙の大きさ、余白の大きさ、用紙の向き、印刷範囲、印刷枚数など指示通りに設定することができる。また、印刷プレビュー画面を表示し、印刷結果のイメージを事前にチェックすることが重要である。ここでは、印刷の体裁が整っているかどうかについて評価する。 印刷、A4、用紙、白黒印刷、余白、印刷範囲、プレビュー、文 書、ヘッダー、フッター 10 第6回、第15回
問題を理解して指示通りの文書が作成できる 大学を卒業し社会に出ると、様々な場面においてビジネス文書を作成する機会がある。例えば、企画書、報告書、議事録、案内書、書類送付状、案内状、招待状、依頼状などである。一方で、作成する文書の目的や内容、対象によって文書フォーマットや記述内容、書式、イメージは様々である。このような書類は、出題された問題文の意味を汲み取り、指示された通りの文書が作成できることが重要となる。そこで、このようなビジネス文書に対しても、的確な文書作成ができるかどうかについて評価する。 ビジネス、文書、企画書、フォーマット、イメージ、書式 10 第6回、第15回
評価方法 パソコン演習試験(100%)により評価する。 *成績発表後、教務課にて試験・レポートに関する総評が閲覧できます。
評価基準 評語
    学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・ S (100~90点)
    学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・ A (89~80点)
    学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・ B (79~70点)
    学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・ C (69~60点)
    学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・ D (60点未満)
教科書 Word2019初級、Word2019中級、Excel2019初級、Excel2019中級、PowerPoint2019基礎(TAC株式会社 発行:5冊 合計4,536円税込)※必ず前期教科書販売期間に5冊まとめて購入すること
参考文献
実験・実習・教材費 2,200円(消耗品)