区分 学部共通科目
ディプロマ・ポリシーとの関係
専門性 理解力 実践力
(環)専門性 (環)理解力 (環)実践力
カリキュラム・ポリシーとの関係
専門知識 教養知識 思考力
実行力 (環)教養知識 (環)思考力 (環)実行力
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
企業・地域社会などのあらゆるコミュニティに寄与する組織的な活動能力を有する。
科目の目的
小中高校までに学んだ情報教育の内容、および情報処理実習Ⅰにおいて学んだワープロソフト(Word)やプレゼンテーションソフト(PowerPoint)の内容を踏まえ、情報を正確に、効率よく、かつ安全に利用するための、大学における情報教育の基礎を学習する。また、パソコン演習を通して、社会に通用するレベルの表計算ソフト(Excel)の操作に関する知識と技能を習得することを目的とする。
到達目標
講義内容に意欲的に取り組み、講義中に出題される課題を理解し、実行できること。また、Excelの使い方を理解し、表の作成やグラフの作成、およびそれらの書式設定、関数計算、集計、データベース処理、印刷ができること。
科目の概要
情報通信技術(ICT)の発展により、大学や企業でのパソコン利用は当たり前の時代となっている。特に、文書作成や表計算、プレゼンテーションのパソコン操作は必須技能となっており、大学でのレポートや論文の作成、社会でのビジネス文書などにおいて、活用しない日はない。本科目では、そのようなパソコン技能(PCリテラシー)を、演習を通して身に付けるとともに、メールの送受信、インターネットの使い方、またその際に必要となるセキュリティやマナー、所作などの情報倫理も含め、情報技術を活用する上で必須となる知識と技能を学習する。そのうち、前期科目である「情報処理実習Ⅰ」においては、ワープロソフト(Word)とプレゼンテーションソフト(PowerPoint)について学び、本科目である「情報処理実習Ⅱ」において、表計算ソフト(Excel)について学ぶ。
科目のキーワード
①Microsoft Excel ②データ ③四則演算 ③ワークシート ④数学関数 ⑤統計関数 ⑥検索関数 ⑦グラフ ⑧条件付き書式 ⑨データベース ⑩印刷
授業の展開方法
パソコンを利用して、TAC社のExcel2019初級・中級の教科書をベースとしたPCリテラシーに関する演習を中心に講義を進める。全15回のうち、第1回から第14回の講義で表計算ソフト(Excel)の使い方を学習し、第15回の講義で、総復習を行うとともに、試験対策のための演習問題を行う。また、講義の理解が不足している内容について、第15回以外にも適宜、配布プリントによる演習問題を実施する。受講予定者は、第1回目の講義から必ず出席すること。
オフィス・アワー
【火曜日】1・2時限目(前期のみ)、【水曜日】3・4・5時限目(後期のみ)(会議日は除く)、【木曜日】2時限目、【金曜日】昼休み・3時限目(前期のみ)、4・5時限目
科目コード COM111
学年・期 1年・後期
科目名 情報処理実習Ⅱ
単位数 1
授業形態 実習
必修・選択 必修
学習時間 【授業】90分×15 【予習】30分以上×15 【復習】30分以上×15
前提とする科目 情報処理実習Ⅰ
展開科目 環境統計解析学基礎
関連資格 なし
担当教員名 平山高嗣
主題コマシラバス項目内容教材・教具
1 表計算ソフト(Excel)の基本操作 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第1回は、Excelの基本操作である、起動や保存、セルやワークシートの扱い方について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019初級[第1章]P1~16

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019初級[第1章]P17~19

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019初級[第1章]P20~31
コマ主題細目 ① Excelの基本操作 ② セルとアクティブセル ③ ワークシートの操作 ④ - ⑤ -
細目レベル ① レポート、論文、ビジネス文書など、一般的な文書を作りたい場合には「ワープロソフト」というソフトウェア(例えば、前期学んだWordなど)を使うが、請求書や見積書、家計簿など、計算が発生する文書を作りたい場合には「表計算ソフト」を使う。本講義では、表計算ソフトの代表格である「Excel」 の基本操作を学び、計算を組み込んだビジネス文書が作成できるようになることを目標とする。本コマでは、まず、Excelの起動や終了、画面構成、Excelを構成する要素(ブック、ワークシート、セル、行、列)、ブック(ファイル)の開き方や保存方法、ウィンドウの切り替えなど、Excelを利用する上で必須となる基本操作について学ぶ。
② 行と列に区切られた1つ1つのマス目のことを「セル」という。セルはワークシートで扱う情報を構成する基本単位であり、文字や数値、数式を入力して、表などを作成する。セルは、「セル番地」で識別され、列番号と行番号を組み合わせて表す。また、入力や編集の対象として選択されているセルを「アクティブセル」といい、太い緑色の枠線で囲まれて表示される。アクティブセルの操作方法には、マウスを使用する方法とキーボードを使用する方法、Enterキーを使用する方法があり、本コマでは、それらの方法を利用したセルの選択について学習する。また、ワークシートの挿入や選択、コピー、削除、シート名の変更、シートの見出しの色の変更、入力制限等に関する基本操作を学習する。
③ Excelで作業するためのスペースを「ワークシート」といい、ファイル1つを本「ブック」と見立てるなら、ワークシートは「ページ」といえるものである。初期設定のワークシートの【シート見出し】には、「Sheet1」というシート名が付いているが、このシート名は任意の名称に変更することができ、ワークシートの作成内容に即したシート名を付けることで、シートの管理が容易となることを学ぶ。また、ワークシートは必要に応じて新しいシートを随時増やすこともでき、シート見出しに色を設定することも可能である。ここで、操作対象となっているワークシートを【アクティブシート】と呼び、今後の演習において何度も使う名称となるため、しっかりと理解しておくことが重要である。
キーワード ① Microsoft Excel ② ブック ③ セル ④ アクティブ ⑤ ワークシート
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、Excelの基本であるセルやワークシートに関する操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、Excelの画面構成、基本操作、ワークシートの操作について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

2 Excelのデータ入力・編集 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第2回は、Excelのデータ入力と編集について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019初級[第2章]P33~44

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019初級[第2章]P45~47

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019初級[第2章]P48~57
コマ主題細目 ① データ入力と修正 ② オートフィル機能 ③ 移動とコピー
細目レベル ① セルにデータを入力する方法や編集する方法を学習する。Excelに入力するデータは、主に「数値データ」「文字データ」があり、数値データとは、数字や日付、数式、数字と「$」「%」「¥」などの半角文字との組み合わせなど、計算対象となるデータのことで、半角英数で入力することが基本となる。一方、文字データは、ひらがな、カタカナ、漢字、記号、英文字など、全角半角問わず計算対象とならないデータのことである。また、文字と数字の組み合わせや数字とスペースの組み合わせ(例:50 10)も文字データとして扱われることに注意する。さらに、合計などを求める数式については、画面上部の「数式バー」を使って式を確認することができ、数式を修正したい場合は、この数式バーを使って修正することを理解しておく。
② 本コマでは、アクティブセルのデータをもとに、規則性のある連続データを自動入力したり、データや数式をコピーしたりする機能である「オートフィル」について学習する。アクティブセルの■(フィルハンドル)をドラッグして作成するが、やや特殊なマウス操作であるため、自分で操作し確実に実行できるよう演習を行うことを勧める。また、オートフィルを実行すると、「オートフィルオプション」のスマートタグが表示され、オートフィル実行後の作成されたデータに、書式の有無や日付の単位、コピーするか連続データにするか、などの指定をすることができることを理解する。本操作は、今後の様々なExcel演習において利用される機能であるため、操作方法と機能をしっかり理解するところまで押さえる。
③ データを別のセル(またはセル範囲)へ移動するなど、マウスのドラッグ操作によりデータの切り取り・貼り付けなどの方法を理解する。それと同時に、ボタンを使う方法も理解する。このデータをコピーして貼り付けるにあたって、「貼り付け」を実行すると、貼り付けオプションのスマートタグが表示され、さらに「貼り付けオプション」をクリックした場合も同様に、データの貼り付け方法を変更するボタンが表示される。このオプションを利用することで、様々な条件でデータを貼り付けることができる。また、クリップボードを利用すると、複数のデータをコピーして一度に貼り付けたり、繰り返しデータを貼り付けることも可能であることについても、押さえておく。
キーワード ① データ ② 数式バー ③ オートフィル ④ フィルハンドル ⑤ クリップボード
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、教科書に掲載されているデータの入力と編集について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、オートフィル、データの移動とコピーについて)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本コマで学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

3 Excelの数式(四則演算)の入力 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第3回は、Excelにおける四則演算の入力について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019初級[第3章]P59~61

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019初級[第3章]P62~66

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019初級[第3章]P67~75
コマ主題細目 ① 数式の入力 ② 四則演算 ③ 相対参照と絶対参照
細目レベル ① 演算記号を確認し、セル参照を使って数式を入力する方法を学習する。数式とはセルに入力する計算式のことで、先頭に「=」(等号)を付けて入力する。数式は「=500+300」のように数値と演算記号を使用して入力することができるが、Excelでは「=A1+A2」のように計算対象の数値が入力されているセル番号と演算記号を使用して入力する方法を使う。セル番号を使用して数式を入力した場合、次のようなメリットがある。①数式に使用されたデータを後から変更しても、自動的に再計算されて計算結果を表示することができる。データを変更するたびに数式を修正する必要がない。②相対参照や絶対参照を利用して、表内に数式をコピーすることが可能となる。本コマではこれらの仕組みについて押さえる。
② 四則演算とは、加算、減算、乗算、除算のことを言い、Excelの中のワークシートやマクロの中でも使われている。Excelの四則演算は、それぞれ、加算「+」、減算「−」、乗算「*」、除算「/」の算術演算子記号を用いて計算式を作成する。例えば、セル(A1)とセル(A2)のデータを足し算(+)する場合は、「=A1+A2」と記述する。また、1つの数式に複数の演算子が含まれる場合は、次の優先順位の高い方から計算が行われる。《優先順位①》「()」(かっこ)で囲まれた演算、《優先順位②》乗算(掛け算)と除算(割り算)、《優先順位③》加算(足し算)と減算(引き算)、《優先順位④》同じ優先順位の演算子は左から順に計算。これらについて、押さえておくこと。
③ 相対参照と絶対参照のセルの参照方法について学習する。「A1」や「A2」などの通常のセル番地の表記を【相対参照】といい、相対参照の数式をコピーすると、数式が入力されているセルを基点として、コピーする方向に相対的にコピー先の数式のセル番地が変化する。数式はオートフィルと呼ばれる機能を利用してコピー可能である。また、「$A$1」や「$C1」などの「$」(ドル)で挟まれたセル番号の表記を【絶対参照】といい、コピーしても常に固定的にセルを参照する数式を作成したい場合は、固定したいセル番地を「絶対参照」に変更する。絶対参照に変更するには、セル番号を入力した直後に、[F4]キーを押す。本コマでは、オートフィルを使った際の、相対参照と絶対参照の動作の違いについて理解する。
キーワード ① 数式 ② セル ③ 行と列 ④ 絶対参照 ⑤ 相対参照
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、教科書に掲載されている数式の入力や計算操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、相対参照と絶対参照について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本日学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

4 Excelの関数の利用 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第4回は、Excelの数学関数(合計、平均、最大、最小、カウント)について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019初級[第4章]P77~80

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019初級[第4章]P81~82

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019初級[第4章]P83~91
コマ主題細目 ① 関数の概念 ② 合計関数の設定方法 ③ 平均関数他の設定方法
細目レベル ① 「関数」とは、計算目的に合わせて定義されている数式のことで、複雑な四則混合演算や数式を設定する代わりに、集計範囲や処理を指定するだけで計算結果を得ることができるものである。関数の集計範囲は相対参照や絶対参照などを用いて指定するため、表内にコピーして埋め込むことができ、集計範囲内の数値が後から変更されても自動的に再計算される。関数を入力する方法は3つある。一つは、[数式]タブの[関数ライブラリ]の各コマンドを利用する方法、二つ目は、[数式]タブや数式バーの「関数の挿入」ボタンを使う方法、そして三つ目は、【数式オートコンプリート】機能を利用して関数を手入力する方法で、「=」(等号)の後ろに関数名を1文字書くごとに該当の関数名が一覧表示されるため、スペルミスなく関数を入力できる、という利点があることを理解する。
② 本コマでは、目的に合わせて関数を選択し、設定する方法を学習する。SUM関数は、引数で指定した集計範囲の合計値を求める関数である。演習では、支店別上期売上表データを用いて、連続した6つのセルの合計値をSUM関数を利用して求める方法を学ぶ。ここで、SUM関数のように関数を設定すると、引数に集計範囲が自動的に認識される場合がある。これを引数の自動認識というが、アクティブセル(関数を入力するセル)の左側または上側の隣接するセルに、数値データが入力されているかどうかを認識し、数値データが入力されている場合は、その範囲を集計範囲として引数に指定される。この時、左側・上側の両方に数値データが隣接している場合は、上側の数値データの範囲が優先的に引数に指定されることを理解する。
③ AVERAGE関数を用いて、引数で指定した集計範囲の平均値を求める方法を理解する。また、MAX/MIN関数を用いて、引数で指定した集計範囲の最大値/最小値を求める方法を学ぶ。次いで、引数で指定した集計範囲から、数値データが入力されているセルの個数を求めるCOUNT関数の使い方について学ぶ。一方、COUNTA関数も、引数で指定した集計範囲から、データが入力されているセルの個数を求めるが、数値データ、文字データ、数式などが入力されている、空白以外のセルの個数を求める関数である。この二つの関数の違いについては、演習を通して確認しておく。最後に、第4章の復習として、本コマで学んだ内容についての演習問題に取り組み、知識と技能の定着を図る。
キーワード ① 関数 ② 数学関数 ③ SUM ④ AVERAGE ⑤ COUNT
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、教科書に掲載されている関数について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、SUM、AVERAGE、MAX/MIN、COUNT/COUNTA関数について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本日学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

5 Excelのワークシートの編集 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第5回は、Excelでの書式設定や列・行の操作方法などワークシートの編集について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019初級[第5章]P93~99

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019初級[第5章]P100~110

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019初級[第5章]P111~118
コマ主題細目 ① ワークシートの編集とフォント設定 ② セルの書式設定 ③ 列と行の操作
細目レベル ① セルの書式設定や表示形式の変更、罫線を引くなど、表を見栄え良く編集する方法を学習する。書式を変更するには、あらかじめ対象となる範囲を選択した上で、コマンドを選択する。文字の書体を【フォント】といい、Word同様、[ホーム]タブの[フォント]のプルダウンメニューから別のフォントに変更する方法を学ぶ。なお、Excelの既定(デフォルト)のフォントは「游ゴシック」である。次に、フォントサイズを変更する。文字の大きさを【フォントサイズ】といい1~409ポイントの範囲で0.5ポイント刻みで指定できる。また、文字には太字や斜体、下線など自由に設定でき、それらは[ホーム]タブの[フォント]から細かい変更が可能となっている点について、本コマでは理解する。
② セル内のデータは、セル内の様々な位置に配置可能である。1つのセルの中央への配置や、1文字分のインデントの設定、セルを結合しての中央揃え、セル内での文字の折り返し、上下中央揃えなど、[ホーム]タブの「配置」ボタンを使うことで操作が可能である。また、セルやフォントはそれぞれ色の設定が可能で、[ホーム]タブの[フォント]の「塗りつぶしの色」ボタンでセルの色を、[ホーム]タブの[フォント]の「フォントの色」ボタンでフォント自体の色を変更することができる。その他、フォントやフォントサイズ、塗りつぶしの色、フォントの色など、複数の書式をまとめて登録し、名前を付けた【スタイル】を使って、簡単に書式を設定できることも押さえておく。
③ 列幅や行の高さの変更方法、列や行の挿入・削除の方法、列幅の自動調整について学習する。隣接するセルにデータが入力されていると、列幅より長い文字列はセル内にすべて表示できない。そのため、文字列を適切に表示できるよう列幅の調整が必要となる。同様に、データのフォントサイズを大きくすると、自動的に行の高さも大きくなるが、データのフォントサイズにかかわらず、行の高さを個別に変更することもできる。これらの操作方法について、本コマでは学習する。この時、指定した列内の最長文字列に合わせて列幅を自動調整する方法がある。また、列幅や行の高さを数値で指定するダイアログボックスもあり、それらの使い方について、本コマでは学習する。
キーワード ① 書式設定 ② 表示形式 ③ 結合 ④ 罫線 ⑤ スタイル
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、教科書に掲載されているワークシートの編集について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、データの配置、表示形式の変更、罫線、行の挿入について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本日学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

6 Excelのグラフの作成 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第6回は、Excelでのグラフの作成や編集について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019初級[第6章]P119~123

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019初級[第6章]P124~130

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019初級[第6章]P131~142
コマ主題細目 ① グラフの作成と構成要素 ② グラフの移動とサイズ変更 ③ グラフレイアウトの変更と要素の編集
細目レベル ① 表のデータをもとにグラフを作成し、データを視覚的に表現する方法について学習する。グラフを作成すると、データの比較や推移、割合など、データを視覚的に表現し分析することができる。分析したい内容に応じて、グラフの種類を選択することを学ぶ。グラフの種類はいくつかあり、本コマでは、棒グラフや折れ線グラフ、円グラフ、面グラフ、散布図、レーダーチャートなどがあることを理解する。次いで、グラフを構成する要素の名称と要素の選択方法を学習する。グラフは複数の要素で構成されており、名称については演習中に随時確認しつつ、すべて覚えること。また、グラフを編集する際には、対象となる要素をクリックして選択するが、要素選択時に外枠に表示される【ハンドル】と呼ばれる小さな○を使うことについても確認しておくこと。
② 作成したグラフは画面の中央に挿入され、グラフエリアをマウスでドラッグして適切な位置に移動することができる。この時、ドラッグ中にマウスポインタの形状が変化する点を確認しておく。次いで、グラフの右下の枠のハンドルをドラッグすることでグラフサイズの変更ができることを確認する。また、グラフを移動する場合やサイズを変更する場合には、[Alt]キーを押しながらドラッグすることで、セルの枠線に合わせてグラフを配置することができる点を押さえる。グラフは既定で【オブジェクト】として作成されるが、[グラフツール]-[デザイン]タブの「グラフの移動」ボタンを使って、新しいシートへ移動することもできる点を押さえる。以降、グラフエリア、プロットエリアという要素名が頻出するため、その操作方法も確認しておく。
③ ここでは、グラフの「横(項目)軸」と「凡例」の項目を入れ替えてグラフ表示を変更するなど、グラフレイアウトの変更について学ぶ。また、[グラフツール]-[デザイン]タブの「種類」の「グラフの種類の変更」ボタンをクリックすることで、作成したグラフを別の種類のグラフに変更することができる。表示された《グラフの種類の変更》ダイアログボックスでグラフの種類を選択することを学ぶ。さらに、[グラフツール]-[デザイン]タブの「グラフのレイアウト」の「クイックレイアウト」ボタンをクリックし、登録されているレイアウトを選択することで、あらかじめグラフの要素を構成したレイアウトによるグラフの表示が可能となる点を押さえる。
キーワード ① グラフ ② ラベル ③ グラフエリア ④ プロットエリア ⑤ グラフレイアウト
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、教科書に掲載されているグラフの作成について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、グラフの構成要素、グラフレイアウトの変更、グラフ要素の編集について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本日学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

7 Excelの印刷 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第7回は、Excelでの印刷方法について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019初級[第7章]P143~145

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019初級[第7章]P146~152

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019初級[第7章]P143~161、P166~172
コマ主題細目 ① Excelの印刷手順 ② 改ページプレビューの利用方法 ③ ページレイアウトビューと印刷イメージの確認
細目レベル ① 作成したブックの印刷イメージを確認し、Excelでの印刷を実行する方法を学習する。ワークシートに作成した表やグラフなどのデータを印刷する手順を確認する。まず、①表示モードを改ページプレビューに切り替え、ワークシートの印刷範囲や改ページの位置を確認する。次に②表示モードをページレイアウトビューに切り替え、用紙サイズや用紙の向き、ヘッダー/フッターの設定を行い、③印刷イメージ画面に切り替え、印刷イメージと印刷条件を確認する。最後に、④印刷ボタンをクリックすることで、印刷が実行できることを理解する。本コマでは、情報処理実習Ⅰで学んだWordやPowerPointと同様の方法で印刷できることを理解する。
② 本コマでは、改ページプレビューモードに切り替えて、印刷範囲や改ページ位置を調整する方法を学習する。【改ページプレビュー】の表示モードに切り替えることにより、印刷範囲や改ページ位置を調整できるだけでなく、データ入力や書式設定も行うことができる。切り替える方法は、[表示]タブの[ブックの表示]の「改ページプレビュー」ボタンをクリックする。改ページプレビューでは、印刷範囲が青枠で囲まれ、改ページ位置は青い点線で表示される。データが入力されていない範囲は、印刷範囲に認識されないため非表示になる。また、印刷範囲や改ページ位置は、青枠や青い点線をマウスでドラッグすることで変更することができる点をしっかり確認する。
③ ページレイアウトビューに切り替えることで、用紙の大きさや向き、印刷内容の拡大/縮小を設定することが可能となる。【ページレイアウトビュー】の表示モードに切り替える方法はいくつかあり、そのうちの一つ、[表示]タブ-[ブックの表示]の「ページレイアウトビュー」ボタンをクリックすることで切り替えることができる。ページレイアウトビューでは用紙の大きさと余白のバランス、ヘッダー/フッターの設定を行うが、データ入力や書式設定を行うこともできる。それらの設定が終わった後、印刷を実行する前に、印刷イメージ画面で印刷のイメージを確認し、印刷範囲や用紙の向き、用紙サイズ、印刷サイズ(拡大縮小)、配置などを設定し、「印刷」ボタンをクリックし印刷を行うことを理解する。
キーワード ① 印刷 ② プレビュー ③ 印刷イメージ ④ 改ページプレビュー ⑤ ページレイアウトビュー
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、教科書に掲載されているExcelの印刷について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、印刷範囲の調整、ヘッダー/フッターの編集、印刷設定について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本日学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

8 Excelの複数ワークシートの操作 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第8回は、Excelでの複数のワークシート操作について学び、3D参照や小計などについて理解する。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019中級[第1章]P1~9

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019中級[第1章]P10~16

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019中級[第1章]P17~23
コマ主題細目 ① 複数ワークシートの操作 ② 3-D参照と3-D集計 ③ 統合機能
細目レベル ① 本講義から「Excel2019中級」の教科書を使用して講義を行う。本コマではワークシートの移動やコピーについて、また、複数ワークシートのデータを効率よく編集する方法やシート間の集計方法を学習する。シートの移動やコピーは、マウスでシート見出しをドラッグすることで、左右に移動が可能となる。次に【作業グループ】を設定し、複数シートを効率よく編集する方法を学習する。作業グループとは、複数のシートを選択した状態にすることで、シートを作業グループに設定することで、複数のシートに同時入力や書式設定を行うことが可能となる。これらの操作は、[Shift]キーや[Ctrl]キーを使うが、操作結果の違いについて理解しておく。
② 異なる複数のワークシートのセルの値を参照(表示)することを【3-D参照】といい、数式内にブック名やシート名を挿入することで、異なるワークシートのセル値を表示できる。「リンク貼り付け」ボタンを使ってセルを3-D参照することもでき、この場合、参照先のセルに絶対参照で設定される。また、複数のワークシートの同じセル番地の値を集計する(合計や平均を求める)ことを【3-D集計】というが、連続する複数のシートの同一セルを集計するために、各シートに同じレイアウトの表が同じ位置に作成されている必要があることを理解する。本コマでは、これらのような複数のワークシートの操作を理解し、教科書の復習問題を通して操作を定着させるところまで押さえる。
③ Excelの「統合」機能を利用すると、複数の異なるレイアウトの表にあるデータを簡単に集計することができる。例えば、各支社の売上表が3つのシートに別々に作成されている表データがあった場合、3つの表の項目名をもとに、半自動的に売上値を計算できる。統合の基準となるものは、《統合の設定》ダイアログボックスの「統合の基準」で「上端行」「左端列」のチェックボックスをオンにすることで、その行列内に書かれている項目名を基準として比較的容易にデータの集計ができる。ただし、上端行、左端列の項目名を統一する必要があり、統一していない場合は意図しない計算結果やエラーが表示される場合もある点には注意して、操作結果の確認作業を怠らないようにすべき点まで押さえる。
キーワード ① 作業グループ ② 3-D参照 ③ 3-D集計 ④ 統合 ⑤ 統合の基準
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、教科書に掲載されている複数ワークシートの操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、3-D参照、3-D集計、統合について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本日学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

9 Excelのワークシートの高度な編集 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第9回は、Excelでのワークシートの高度な編集について学び、特に、条件付き書式などについて理解する。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019中級[第2章]P25~46

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019中級[第2章]P47~53

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019中級[第2章]P54~59
コマ主題細目 ① セルの書式設定 ② 条件付き書式 ③ データバーとアイコンセット
細目レベル ① 本コマでは、《セルの書式設定》ダイアログボックスを利用した書式の設定方法を学習する。これまで、タブのボタンによる書式設定方法を学んだが、ダイアログボックスを利用すると、ボタンにはない詳細な書式を設定したり、複数の書式をまとめて設定することができる。中でも、あらかじめ用意されている表示形式だけでなく、ユーザーが独自に定義する「ユーザー定義」機能では、数値に単位を付けたり、日付に曜日を表示したり、固有の表示が可能となるため、操作方法を押さえておく。また、コピーしたデータを、セルに設定された書式のみ貼り付けたり、コピー元の情報から貼り付ける情報を選択して、貼り付け先へ貼り付ける操作を学ぶ。さらに、セルに設定されている書式は消去せずに、入力されているデータのみ消去する方法や、逆に設定されている書式のみを消去する方法を学ぶ。
② 【条件付き書式】を設定すると、指定した条件に基づいて、セルに特定の書式を表示したり、数値の分布や大小を視覚化したりすることができる。条件付き書式はルールによって操作方法にいくつかのパターンがあり、一般的によく利用される「セルの強調表示ルール」の使い方については、特に押さえておく必要がある。強調表示ルールには、「指定の値より大きいセルに色を付ける」や「指定の文字列があれば色を付ける」、「ある期間の日付であれば色を付ける」など、指定した条件に基づいて該当するセルに特定の書式を表示し、データを強調することができる。この機能は、例えば、売上書における赤字表示や、成績表における赤字表記などにも使われている点を理解しておく。
③ 強調表示ルールの他に、セルの中の数値の大小をバーの長さで表現する【データバー】や、セルの中の数値の大小をアイコンの図柄で表現する【アイコンセット】がある。これらを使うと数値のデータをビジュアル化することができ、数値内容の理解が容易になる点について理解を深める。その他、セルの中の数値の大小をカラースケールにより表現する【カラースケール】などもあるが、本講義では取り上げない。最後に、第2章の復習問題に取り組む。この復習問題では、本コマで学んだセルの書式設定やワークシートの操作、そして条件付き書式の設定などについて理解しているかを確認するために行っていることを意識して各自で真剣に取り組む。
キーワード ① 書式の貼り付け ② 条件付き書式 ③ セルの強調表示ルール ④ データバー ⑤ アイコンセット
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、教科書に掲載されているワークシートの高度な編集について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、罫線の設定、データの配置、ユーザ定義の表示形式、条件付き書式について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本日学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

10 Excelの高度な関数の利用① 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第10回は、Excelで高度な関数操作について学び、統計関数や論理関数などについて理解する。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019中級[第3章]P61~65

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019中級[第3章]P66~68

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019中級[第3章]P69~77
コマ主題細目 ① 関数の種類と使い方 ② 統計関数 ③ 論理関数
細目レベル ① 本科目では、統計関数、論理関数、日付関数、検索/行列関数、数学/三角関数など代表的な6つの関数について学習する。【関数】とは、計算目的に合わせて定義されている数式のことで、Excelには400以上の関数が搭載されており、複雑な四則混合演算や数式を設定する代わりに、計算範囲や処理を指定するだけで計算結果を得ることができる。関数は、[数式]バーの「関数挿入」ボタンから挿入できるが、セルに直接関数を入力することでも利用可能である。関数に必要な引数の内容を理解している場合は、直接入力した方が効率的な場合がある。例えば、SUM関数を手入力する場合は、「=s」と関数の頭文字を半角で入力することで、「s」から始まる関数名がリストに一覧表示される。これらについて理解しておく。
② 本コマでは、指定したセル範囲内で該当する順位を表示するRANK.EQ関数の使い方を学ぶ。この関数は、引数として、順位を求める数値やセルを指定し、対象となるセル範囲と順位を付ける方法(降順/昇順)を指定することで順位を表示することができる。順位を求める関数には、RANK.EQの他にも、指定したセル範囲内でデータの順位を返し、複数の数値が同じ順位にある場合は順位の平均を返す「RANK.AVG」関数や、RANK.EQ関数と同じ目的で利用でき、分類は「互換性」に属している「RANK」関数がある。「RANK」関数は、Excelの以前のバージョンとデータを共有したい場合に利用する関数である。これらについて、演習を通して理解しておく。
③ 本コマでは、指定した条件に基づいて、条件を満たす場合(真の場合)と満たさない場合(偽の場合)の処理を返すIF関数を学ぶ。また、関数の中にさらに関数を組み込むことを【ネスト】といい、1つの数式では得られない処理を実行することができる。IF関数ではセルに表示する答えを2つ用意し、指定した条件に基づいてどちらかを表示する処理が可能であるが、IF関数の引数「偽の場合」にIF関数をネストすると、答えを3つ用意することができる。さらに、答えの選択数を増やしたい場合は、ネストしたIF関数の引数「偽の場合」にIF関数を再度ネストすることで答えの選択数を増やすことができる。本コマでは、これらについて演習を通して学ぶ。
キーワード ① 統計関数 ② 論理関数 ③ ネスト ④ RANK ⑤ IF/AND/OR
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、教科書に掲載されているExcelの高度な関数である統計関数、論理関数の操作について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、RAND.EQ、IF、IFS関数、関数のネストについて)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本日学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

11 Excelの高度な関数の利用② 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第11回は、Excelで高度な関数操作について学び、検索関数や数学関数などについて理解する。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019中級[第3章]P78~81

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019中級[第3章]P82~88

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019中級[第3章]P89~94
コマ主題細目 ① 日付関数 ② 検索/行列関数 ③ 数学/三角関数
細目レベル ① 本コマでは、今日の日付を求めるTODAY関数と、日付に関する期間を求めるDATEDIF関数の設定方法を学ぶ。「TODAY関数」はブックを開くと現在の日付を返すもので、「DATEDIF関数」は2つの日付の差を年数、月数、日数などで表示をするものである。この時、TODAY関数は引数がなく関数を指定するだけで利用できるが、DATEDIF関数は、引数として開始日と終了日、期間を示す単位の設定が不可欠な点について把握しておく。その他、現在の日付と時刻を返す「NOW関数」があり、こちらも、ブックを開くと今日の日付、現在時刻に更新して表示するものであり、これらの関数の使い方について理解する。これらの日付に関する関数は、ビジネス文書を作成する際に、頻繁に利用することになることを理解し、関数の設定方法、引数について、しっかり理解するところまで押さえておく。
② 検索値で指定されたデータを参照表から検索し、対応する値を表示するVLOOKUP関数の設定方法について学ぶ。この関数はもっとも利用範囲が広く、かつ重要な関数であり、関数の引数の意味を理解した上で、自分で利用できるように復習しておく必要がある。また、VLOOKUP関数とIF関数をネストして、検索値が入力されていない場合でもエラーが表示されないような関数の使い方についても学ぶ。さらに、VLOOKUP関数の引数「検索方法」に「TURE」を指定すると、検索値の近似値を含めた検索結果を返すことができる。これは「検索値」に一定の幅を指定したい場合に設定するものであるが、これらの使い方までしっかり押さえる。
③ 本コマでは、いくつかある数学/三角関数のうち、利用頻度の高いROUND関数について学ぶ。ROUND関数は、数値を四捨五入して指定された桁数で表示する関数で、桁数に正の数を指定し、小数点以下の桁数を調整することができる。例えば、引数の桁数を「1」と指定すると、小数点以下第2位を四捨五入して、セルには小数点以下第1位までのデータを表示する。また、桁数を「0」と指定すると、小数点以下第1位を四捨五入して、セルには整数のデータを表示することができる。さらに、引数の桁数に「負の数」を指定して、整数表示に調整することもできる。例えば、桁数を「-1」と指定すると、1の位を四捨五入してセルに表示する。これらについて理解する。
キーワード ① 検索関数 ② 四捨五入 ③ TODAY ④ VLOOKUP ⑤ ROUND
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、Excelの高度な関数である検索関数や数学関数の操作については、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、TODAY、VLOOKUP、ROUND関数について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本日学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

12 Excelの高度なグラフの活用 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第12回は、Excelで高度なグラフの作成について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019中級[第4章]P95~104

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019中級[第4章]P105~112

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019中級[第4章]P113~121
コマ主題細目 ① 高度なグラフの作成 ② 複合グラフの作成 ③ スパークラインの作成
細目レベル ① 本講義では、円グラフや複合グラフ、スパークラインの作成と編集方法を学習する。本コマでは、第4章の演習ファイルにある「合計」の値を使用して、売上構成比を表す円グラフを作成する。ここでは、2-D円グラフを作成し、その編集方法を学習する。グラフの移動は、「グラフツール」-[デザイン]タブの[場所]の「グラフの移動」ボタンで行う。グラフタイトルは、円グラフ上部の「グラフタイトル」をクリックすることで、フォントやサイズ、色などを変更可能である。また、グラフエリアにある[+](グラフ要素)から《データラベルの書式設定》ウィンドウを表示し、「分類名」「値」「パーセンテージ」などのデータラベルを表示できることを押さえる。
② 同一のグラフ内に異なる種類のグラフを表示したものを【複合グラフ】と言う。大きく開きのある数値や、単位が異なるデータを1つのグラフに表示する場合に作成する。この時、特定のデータのために【第2軸】を用意し、バランス良くグラフが表示されるように設定可能である。例えば、メインのグラフを縦棒グラフに設定し、追加したデータを第2軸に設定し、マーク付きの折れ線グラフに変更する、といったことが可能となる。また、グラフ内にグラフで使用されているデータの表をグラフと共に表示することができる。これを【データテーブル】の表示と言い、グラフの下にデータを表示することで、グラフの理解が容易になる。演習を通して、これらの操作方法を理解しておく。
③ 【スパークライン】とは、複数のセルに入力された数値を元に、他のセル内に小さなグラフを作成することである。スパークラインを挿入するには[挿入]タブの「スパークライン」の各ボタンを使用する。スパークラインには、折れ線でグラフデータの推移を表す「折れ線スパークライン」、縦棒グラフでデータの大小を表す「縦棒スパークライン」、数値の正負を元にデータの勝敗を表示する「勝敗スパークライン」など、複数の種類があり、これらの名称と使い方について押さえておく。その他、スパークラインには、最小値・最大値の固定や、データマーカーの色の変更、強調、スパークラインのスタイルの変更など様々な設定が行えることも理解しておく。
キーワード ① 円グラフ ② 複合グラフ ③ 第2軸 ④ スパークライン ⑤ データテーブル
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。特に、Excelの高度なグラフの活用について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、グラフのデータラベルの表示、系列の追加、複合グラフの作成、スパークラインについて)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本日学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

13 Excelのデータベース機能 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第13回は、Excelデータベース機能の活用について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019中級[第5章]P123~127

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019中級[第5章]P128~133

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019中級[第5章]P134~148
コマ主題細目 ① データベースとは ② 並び替えと小計 ③ フィルタ−操作
細目レベル ① 関連するデータを、一定のルールで整理した表を【データベース】という。データベースに集められたデータは、データベース機能を使って並べ替えや抽出、集計などを行い、活用することができる。データベースを作成する場合は、表の先頭行にフィールド名(列見出し)が必要である。フィールド名に沿って関連データを入力し、データを蓄積していく。正しく作成されたデータベースは、並び替えや抽出、集計などの処理を実行することができる。なお、Excelでは、膨大なデータ量のデータベース範囲であっても、表内にアクティブセルを移動するだけで、自動的にデータ範囲が認識され、正しくデータベースが選択されることを認識しておく。    
② データベースでは、特定のフィールド名を基準にして、レコードを昇順または降順に並べ替えることができる。1つの基準で並べ替えたり、複数の基準で並べ替えたりできる。本コマでは、「日付」のフィールドを基準にして昇順で並び替え、同一の「日付」内では、「商品コード」のフィールドを基準にして昇順で並び替え、さらに同一の「商品コード」内では、「売上金額」のフィールドを基準にして降順に並び替える演習を行い、その操作方法を学ぶ。また、【小計】機能を使用して、指定したフィールドをグループごとに集計することができる。表内には小計・総計が自動的に挿入され、アウトライン(レコードの折りたたみの機能)が作成されることまで押さえる。 
③ 条件を満たすレコードを抽出する機能を【フィルター】という。フィルターを実行すると、条件を満たすレコードのみが表示され、それ以外のレコードは非表示になる。また、オートフィルターオプションを使用すると、1つのフィールドに2つの条件を指定したり、数値や日付の範囲を条件に指定したりできる。2つの条件を設定する場合は、「AND」または「OR」の比較演算子を使用する。最後に、ウィンドウ枠を固定して、大きな表を見やすくする方法を学習する。大きな表が作成されている画面をスクロールすると、表の見出し(フィールド名)が見えなくなることがあるが、【ウィンドウ枠の固定】を使うことで、常に画面上に表示しておきたい列や行を固定することができることを理解する。
キーワード ① データベース ② フィールド ③ 並べ替え ④ 小計 ⑤ フィルター
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について把握しておく。特に、Excelのデータベース機能について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、データベースの構成要素と作成規則、小計、フィルターについて)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本日学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

14 Excelの高度な印刷機能 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第14回はExcelの高度な印刷機能の活用について学ぶ。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019中級[第6章]P149~151

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019中級[第6章]P152~163

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019中級[第6章]P164~166
コマ主題細目 ① 高度な印刷設定 ② 高度なページ設定 ③ 改ページプレビューと印刷範囲の設定
細目レベル ① 本講義では、ヘッダー/フッターの設定や複数ページにわたる大きな表を体裁良く印刷するための設定、印刷する範囲を設定する方法を学習する。Excel2019初級編においては、ワークシート内に作成された表やグラフなどの基本的な印刷方法や設定方法、改ページプレビューモードに切り替えて、印刷範囲や改ページ位置を調整する方法、ページレイアウトビューに切り替えて、用紙の大きさや向き、印刷内容の拡大/縮小を設定する方法などを学習した。本講義では、それらに加え、1つのシートが複数のページに渡るようなデータ範囲の大きな表や、印刷ページ範囲をデータごとに変更したい場合の改ページの挿入方法など、より高度な印刷設定について学ぶ。
② 本コマでは、ワークシートのデータを体裁よく印刷するための「ページ設定」について学習する。【ヘッダー】(ページの上余白)や【フッター】(ページの下余白)の領域には、印字設定をすることができる。初級編で学んだページレイアウトの表示モードに変更し、日付やページ番号、シート名、会社のロゴなどを表示することができ、ヘッダー/フッターに表示設定された文字や数値は、すべてのページに同じ内容が表示されることを理解する。また、複数のヘッダー/フッター要素を組み合わせた内容が、Excelにはあらかじめ用意されており(組み込みのヘッダー/フッターという)、必要な情報を簡単に挿入することも可能である点について、ここでは押さえておく。
③ Excel2019初級編でも学習した、改ページプレビューの表示モードを利用すると、印刷範囲や改ページ位置を確認することができる。これにより、印刷範囲の変更や改ページ位置の変更、改ページの挿入・削除などの編集を簡単に行うことができる。また、改ページプレビューで改ページ位置を調整する以外に、改ページを挿入したり解除したりすることもできる。次に、印刷範囲の設定を行うと、指定した範囲が「Print_Area」として登録され、その範囲のみを印刷できるようになるが、これは常に同じ範囲を繰り返し印刷したい場合に、印刷するたびに印刷範囲を選択する手間が省けて効率的であることを押さえ、自身で実行できるようになることを目指す。
キーワード ① 印刷方法 ② ページ設定 ③ 組み込み ④ ヘッダー/フッター ⑤ 印刷範囲
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定の、該当する教科書範囲をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、Excelの高度な印刷機能について、教科書に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲(特に、印刷タイトルの設定、改ページの挿入と解除、印刷範囲の設定について)の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本日学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

15 Excelの演習問題 科目の中での位置付け 本科目では、コンピュータ・情報リテラシーについて、実習を通して学びを深める。具体的には、第1回で「Excel2019初級」の教科書を用いてExcelの起動や画面構成、保存の方法など基本操作方法を学び、第2回では、数値や文字データの入力、編集を、第3回では、数式(四則演算)の入力を学ぶ。第4回では関数の概念を学ぶと共に数学関数を使う演習を行う。第5回ではセルの書式設定や表示形式の変更などワークシートの編集方法を学び、第6回では作成した表から簡単なグラフの作成方法、第7回では印刷の習得と演習問題に取り組み、Excel初級のテキストが終了となる。第8回では「Excel2019中級」の教科書を用いて、複数ワークシート操作を学び、第9回ではダイアログボックスを利用したワークシートの編集方法をについて学ぶ。第10回は統計関数や論理関数を用いた高度な関数の利用方法を、第11回は検索関数を用いた検索について学ぶ。そして、第12回は円グラフや複合グラフなどの高度なグラフの作成を学び、第13回はExcelデータベースについて、第14回は高度な印刷機能の設定を学ぶ。第15回は教科書「Excel2019中級」の付録-2演習問題に取り組むとともに、総まとめとして、これまでのExcelの復習と、翌週の試験に向けた演習問題について説明する。このような科目の中で、第15回は、Excelの演習問題に取り組む。
【コマ主題細目①】
【教科書】Excel2019中級[付録-2 演習問題1]P170~171

【コマ主題細目②】
【教科書】Excel2019中級[付録-2 演習問題2]P172~173

【コマ主題細目③】
【教科書】Excel2019中級[付録-2 演習問題3]P174~176

【コマ主題細目④】
【教科書】Excel2019中級[付録-2 演習問題4]P177~178

【コマ主題細目⑤】
【教科書】Excel2019中級[付録-2 演習問題5]P179~181

コマ主題細目 ① 演習問題1 ② 演習問題2 ③ 演習問題3 ④ 演習問題4 ⑤ 演習問題5
細目レベル ① 教科書の「演習問題 1」に取り組む。この演習問題は、教科書Excel2019中級の「第1章複数ワークシートの操作」の復習問題であり、ワークシートの移動・コピー、名称の編集などのシートの操作や、複数のシートを効率よく編集するための作業グループの設定/解除、異なるワークシートのセルの値を参照する3-D参照、複数のワークシートの同じセル番地の値を集計(合計や平均などを求めること)する3-D集計、複数の異なるレイアウトの表を集計できる統合機能などについて、演習問題を通して復習を行う。問題は、第1章の復習問題と同類のため、分からない人は「第1章の復習」問題に取り組み、機能と操作方法について理解しておくこと。
② 教科書の「演習問題 2」に取り組む。この演習問題は、教科書Excel2019中級の「第2章ワークシートの編集」の復習問題であり、セルの書式設定ダイアログを使って、セルに罫線や色の変更、パターンの変更を行うことや、特殊な表示形式の設定、貼り付け機能やクリア機能の使い方について演習を通して復習を行う。さらに条件付き書式として、データの比較や文字の一致不一致によってセルの色やフォントを変更する「セルの強調表示」ルールやそのルールの管理、グラデーションによるデータバーの設定操作、数値の大小をアイコンの図柄で表示するアイコンセットの設定、範囲内で数値の大小を比較した色分け表示をするカラースケールの設定などについての復習を行う。
③ 教科書の「演習問題 3」に取り組む。この演習問題では、教科書Excel2019中級の「第3章関数の利用」の復習問題であり、演習を通して目的に即した関数の選択や引数の設定方法、結果について理解を深める。特に、本コマで学ぶ統計関数「RANK.EQ」や論理関数「IF」「AND」「OR」、検索/行列関数「VLOOKUP」はExcelを使いこなす上で必須の関数であり、入力データの設定方法や得られた結果の理解を含めて、教科書を見ないで実行できるようにすることが求められる。さらに、VLOOKUP関数とIF関数をネストする関数の組み合わせについても、日常的なExcel業務に使うことも多く、使い方はマスターしておくことが望まれる。
④ 演習問題4に取り組む。この演習問題は、教科書Excel2019中級の「第4章グラフの活用」の復習問題であり、2-Dグラフの作成を通して、円グラフの作成方法や編集方法の復習を行う。特に本コマでは、グラフ要素の追加や凡例の追加削除に加え、複合グラフの作成方法について押さえる。また、データテーブルの凡例の表示順序やスタイル、色の変更、縦棒スパークラインを作成する方法についても確認し、スパークラインについては、最小値・最大値の設定方法についても理解しておく。今回の演習問題が理解できていない、あるいは想定した結果が出ていない場合には、必ず教科書の該当ページを確認し、しっかり復習しておくことが望まれる。
⑤ 演習問題5に取り組む。この演習問題は、教科書Excel2019中級の「データベース機能」の復習問題であり、データベースのデータの並び替えや集計、抽出方法などについて、操作の定着を図るものである。本コマでは、関連するデータを一定のルールで整理した表である「データベース」について、その概念を理解し、指示通りの作業ができるよう復習するものである。特に、データの並び替えはデータを集計する上で必須の操作であり、使い方や結果の解釈を含め、その操作方法の定着化を図る。また、フィルター機能を使用し、表内のデータを抽出する操作については、様々な条件下において抽出ができるよう、しっかりと復習しておくことが重要である。
キーワード ① 複数ワークシート ② ワークシートの高度な編集 ③ 高度な関数 ④ 高度なグラフ ⑤ データベース機能
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 【予習】演習予定である、演習問題1〜5をよく読み、分からない内容について事前に把握しておく。また、教科書P170〜P181までの演習問題について、問題に示している操作方法に従って実行し、教科書通り操作できるかどうか確認しておくこと。
【復習】本回の講義で学んだ範囲の教科書を読み返し、ついていけなかった内容や理解できていない内容について復習する。その中で、特に曖昧な理解の用語や分からなかった部分については、自身で書籍やインターネットで調べ、理解を深めておく。また、本日学んだ操作のうち、よく分からなかった、あるいは時間内に実行できなかった部分については、空いている時間を利用して、教科書を参考に操作を実行し、しっかり身につけておくこと。特に復習問題は自分だけの力で操作できるようにすること。

履修判定指標
履修指標履修指標の水準キーワード配点関連回
Excelの基本操作ができる Excelの起動・終了ができ、画面を構成しているタブ、タイトルバー、ステータスバー、ショートカット、カーソル、マウスポインタなどの意味と機能を理解し、基本的な表計算ソフト(Excel)の操作ができること。また、指定されたデータファイルを開く、保存する(新規、上書き、名前を付けて)、マウス操作(左右クリック、ドラッグ、ダブルクリックなど)、日本語への漢字変換、コピー・ペーストなどができること。    起動、終了、画面構成、ワークシート、マウス、入力、コピー、ドラッグ、挿入、Excel 10 第1~第14回
Excelのデータ入力、および書式設定ができる セルにデータ入力ができ、データの移動やコピー、セルの挿入や削除、結合、書式設定(フォントサイズ、フォント、パターン、太字、斜体、色、塗りつぶし)ができること。また、演算記号を使った数式の入力やセル参照の使い方、数式を使った割合計算や合計値の算出ができること。さらに、相対参照と絶対参照のセルの参照方式の違いを理解し、オートフィルを使ったセルのコピー、複数ワークシートの操作による集計や統合などもできること。 セル、行、列、タイトル、フォント、中央揃え、太字、斜体、サイズ、パターン 20 第2回、第3回、第5回、第8回
Excelの集計ができる 合計関数を使って、Excel表にあるデータの計算ができる。例えば、3種類の項目データの、合計点や平均点の算出、最大値、最小値、データの数について、関数を用いて求めることができる。また、構成比の計算や各数値の表示形式の変更、罫線の変更、列幅と行の高さの変更、行の挿入なども指示通りに設定できること。特に、中央揃えやセルの結合、小数点以下の桁数の調整や日付の表示形式の変更は、操作方法について理解しておくこと。 合計、平均、最大、最小、構成比、パーセント、整数、小数点、集計、関数 20 第3回
Excelでグラフが描ける Excelで作成された表をもとに、グラフの描画ができること。例えば、縦棒グラフや円グラフの作成、グラフ構成要素の理解、グラフサイズの変更、軸ラベルや色、フォントの変更などグラフ要素の編集、追加ができること。さらに、同一のグラフ内に異なる種類のグラフを表示した複合グラフの設定ができ、複数のセルに入力された数値を元に小さなグラフを作成するスパークラインやデータマーカーについても理解していること。 グラフ、円グラフ、棒グラフ、表、ラベル、軸、凡例、折れ線、2軸、スパークライン、データマーカー 20 第6回、第12回
Excelの関数が使える 統計関数や論理関数、日付関数、検索/行列関数、数学/三角関数など代表的な6つの関数を使うことができる.特に、指定した範囲内のデータの順位を求めるRANK.EQ関数や指定した条件に基づいて判定処理を行うIF関数、指定されたセル範囲内で、複数の条件を順に調べ、1つ以上の条件が満たされるかを確認し最初の真の条件に対する値を返すIFS関数、現在の日付を返すTODAY関数は、復習・演習問題を含め、理解していることが求められる。 関数、順位、判定、日付、IF、RANK、AND、OR、IFS、並べ替え、ネスト 5 第4回、第10回
Excelで条件付き書式が使える 指定した条件に基づいて、セルに特定の書式を設定したり、数値の分布や大小を視覚化したりすることができる「条件付き書式」を理解し、条件によってセルを色分け表示することができること。また、条件付き書式の機能の一つであり、数値の大小をバーの長さで示すデータバーや、数値の大小のアイコンを図柄で表示するアイコンセット、範囲内で数値の大小を比較し色分けするカラースケールの設定についても理解していること。特に、アイコンセットには、様々な種類のアイコンがあることは理解しておく。 セル、条件付き書式、色分け、アイコンセット、データバー、カラースケール、強調表示ルール 10 第9回
Excelで高度な関数が使える 検索値で指定されたデータを参照表から検索し、対応する値を表示するVLOOKUP関数や、数値を四捨五入して指定された桁数にするROUND関数の使い方について、演習問題を含め、理解していることが求められる。また、データベースの概念を理解し、特定のフィールド名を基準にしたレコードの並び替えや、指定したフィールドをグループごとに集計する小計機能、条件を満たすレコードを抽出するフィルタ機能、オートフィルターオプションなどを理解し、実行できること。 検索関数、数学関数、論理関数、フィールド、レコード、小計、フィルタ、抽出、オートフィルターオプション 5 第10回、第11回
Excelで印刷できる 問題文の指示通りに印刷ができること。例えば、A4用紙横1枚に、Excelシートをはみ出すことなく収め、白黒印刷できること。その際、ヘッダーやフッターの設定、用紙の大きさ、余白の大きさ、用紙の向き、印刷範囲、印刷枚数など指示通りに設定できること。また、印刷プレビュー画面を表示し、印刷結果のイメージを事前にチェックすることが重要である。ここでは、印刷の体裁が整っているかどうかについて評価する。   印刷、A4、用紙、ヘッダー、フッター、印刷範囲、プレビュー、シート、ブック、保存、イメージ 10 第7回、第14回
評価方法 パソコン演習試験(100%)により評価する。 *成績発表後、教務課にて試験・レポートに関する
評価基準 評語
    学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・ S (100~90点)
    学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・ A (89~80点)
    学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・ B (79~70点)
    学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・ C (69~60点)
    学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・ D (60点未満)
教科書 Word2019初級、Word2019中級、Excel2019初級、Excel2019中級、PowerPoint2019基礎(前期に5冊まとめて購入済み)
参考文献
実験・実習・教材費 必要に応じてプリントを配布する