区分 学部共通科目
ディプロマ・ポリシーとの関係
(心)専門的知識と実践的能力 (心)分析力と理解力 (心)地域貢献性
(環)専門性 (環)理解力 (環)実践力
カリキュラム・ポリシーとの関係
(心)課題分析力 (心)課題解決力 (心)課題対応力
(環)専門知識 (環)教養知識 (環)思考力 (環)実行力
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
企業・地域社会などのあらゆるコミュニティに寄与する組織的な活動能力を有する。
科目の目的
日本文化の原型とも言える古代の遺構が残るフィールドに足を踏み入れることは、普段私たちが伝統文化として知る中世・近世日本の歴史文化をさらにさかのぼる旅となる。この授業では、戦火・災禍を奇跡的に逃れた奈良時代・平安時代の史跡が豊かな自然環境とともに残る奈良県とその近辺の、文化財や景観を観照しつつトレッキングをおこなう。現代の都市生活という日常から「歴史」・「自然」という未知の時空へ心身を解放し体感することで、新知見を得て活力を養うことを目的とする。
到達目標
地域の伝統文化と自然・風土に親しみ、健康増進をはかる
科目の概要
東海自然歩道と室生寺の室生(奈良県北東部)、二上山と當麻寺の当麻(奈良県西部)、浄瑠璃寺・岩船寺と石仏巡りの当尾(京都府南部)、そして奈良公園の4箇所のフィールドを2泊3日の日程でトレッキングする。1日目の室生では室生口大野駅を下車、県道28号線を通って東海自然歩道に入り約6キロの山道を歩く。その後、「室生山上公園芸術の森」と室生寺をトレッキングする。2日目の当麻は、二上神社口を下車して二上山に登山し、雄岳・雌岳の頂上を通過して下山する約11kmのコースの後、麓の當麻寺とその周辺をトレッキングする。3日目は午前中に当尾一帯で岩船寺・浄瑠璃寺と石仏巡りのトレッキングをおこなった後、午後は奈良公園に行き東大寺戒壇堂・法華堂、春日大社を巡るコースをトレッキングする。
科目のキーワード
①室生 ②当麻 ③二上山 ④当尾 ⑤奈良公園
授業の展開方法
まず、フィールドトレッキングの実習に向けての準備計画として、実習コースの概要・宿泊・交通についての説明、実習先の歴史・風土の解説、各自の研究テーマの発表・討論にそれぞれ1コマ、計3コマを充てる。続いて、現地での2泊3日のフィールドトレッキングの実習のために、1日目の室生3コマ、2日目の当麻3コマ、3日目の当尾3コマと奈良公園1コマの計10コマを充てる。最後に、実習報告のための準備と報告会にそれぞれ1コマ、計2コマを充てる。
オフィス・アワー
(岡崎キャンパス)【月曜日】昼休み・4時限目、【火曜日】2時限目・昼休み、【水曜日】2時限目・昼休み
(大府キャンパス)講義前後、メール(f-sugahara@uhe.ac.jp)にて質問に対応する。なお、メールの場合は、大学発行のアドレスからのみとする。

科目コード COM112
学年・期 1年・後期
科目名 スポーツ実習
単位数 1
授業形態 実習
必修・選択 選択
学習時間 【授業】90分×15 【予習】30分以上×15 【復習】30分以上×15
前提とする科目 なし
展開科目 なし
関連資格 なし
担当教員名 菅原太
主題コマシラバス項目内容教材・教具
1 実習計画1 コース・宿泊・交通機関 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第1回では、15回の授業の日程、2泊3日の実習行程、交通手段、宿泊施設、費用について説明をおこない、グループ分けと宿泊施設予約のための部屋割りを決定する。

① オリジナル配布資料「スポーツ実習トレッキングコース・宿泊先・持参物」
② オリジナル配布資料「スポーツ実習行程」
③ オリジナル配布資料「スポーツ実習トレッキングコース・宿泊先・持参物」・「スポーツ実習行程」
コマ主題細目 ① トレッキングコースの説明 ② 交通機関の説明 ③ 宿泊と費用について
細目レベル ① 配布資料「スポーツ実習トレッキングコース・宿泊先・持参物」を使用してトレッキングコースを説明する。まず3日の行程の内、1日目は三重県に接する奈良県東部の室生(宇陀市)、2日目は大阪府に接する奈良県西部の当麻(葛城市)、3日目は奈良県境を越えた京都府南端部の当尾(木津川市)、それぞれの地域にコースを設定、室生は「東海自然歩道」・「室生山上公園芸術の森」・「室生寺」の3つのフィールド、当麻は「二上山登山」・「二上山下山」・「當麻寺」の3つのフィールド、当尾は「岩船寺」・「当尾の里」・「浄瑠璃寺」・「奈良公園」の4つのフィールドに分け、各フィールドが1コマに相当することを解説。また、各フィールドをつなぐコース上の史跡等がどのフィールドに属しているのかを説明。
② 配布資料「スポーツ実習行程」を使用して交通機関を説明。1日目は近鉄室生口大野駅に現地集合として、そこからトレッキングを開始、終了後、室生寺発の奈良交通バスで室生口大野駅に戻り、JRに乗り継いで宿泊場所であるJR奈良駅に着。2日目はJR奈良駅から近鉄に乗り継ぎ、近鉄二上山神社口駅に下車してトレッキング開始。終了後、近鉄当麻寺駅から近鉄奈良駅に下車、自由行動として3日目の奈良公園の下見をする。3日目は近鉄奈良駅から奈良交通バスに乗車、岩船寺口に下車してトレッキング開始。終了後、浄瑠璃寺から奈良交通バスに乗車、近鉄奈良駅で下車して奈良公園をトレッキング。終了後、現地解散となる。これに加えて、近鉄名古屋駅から室生口大野駅までの往路、近鉄奈良駅から近鉄名古屋駅までの復路も説明する。
③ 配布資料「スポーツ実習トレッキングコース・宿泊先・持参物」を使用して、宿泊施設と実習費について説明する。宿泊予定のホテルの部屋のタイプを紹介し、予約のための部屋割と希望する部屋のタイプを決定する。それに伴って、共通のテーマで実習活動を共にするグループも決める。また、ホテルのアメニティも紹介し、各自が必要な持参物を考える。続いて、配布資料「スポーツ実習行程」を使用し、そこに掲載されている交通費と寺社の拝観料、施設の入場料を計算する。その際、自宅から現地までの交通費は各自が異なるので、独自に計算をする。それに加えて、各自の部屋のタイプの宿泊費、コインロッカー代、食費、土産代などの諸費の見積りもつける。
キーワード ① 室生 ② 当麻 ③ 当尾 ④ 東海自然歩道 ⑤ 二上山
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:配布資料「スポーツ実習トレッキングコース・宿泊先・持参物」によって、宿泊先の場所と部屋の特徴、宿泊費、アメニティ等をインターネットで調べ、持参物もリストをチェックして新たに入手しなければならない物がないかを確認しておく。また、配布資料「スポーツ実習行程」に記載された交通費や拝観・入場料の中から、各自の条件にあったものを集計し、宿泊費・食費等を加えて必要な費用を概算しておく。
予習課題:次回授業の理解を深めるために、第2回の5つのキーワードについて事前に調べ、場所・景観・風土・文化財・観光名所・物産品等、要点をノートにまとめておく。また、実習先でトレッキングが継続できないような事態に陥らないよう、駅から大学までを徒歩で通うなど、体力作りをしておく。

2 実習計画2 フィールドの説明 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第2回では、実習のフィールドとなる第1日目の東海自然歩道・室生山上公園芸術の森・室生寺、第2日目の二上山・當麻寺、第3日目の岩船寺・石仏巡り・浄瑠璃寺・奈良公園の解説をおこなう。

① プリント配布資料「東海自然歩道 大野寺・室生寺コース」、シラバス第2回/細目レベル①
② プリント配布資料「二上山登山コース」、シラバス第2回/細目レベル②
③ プリント配布資料「当尾石仏の里「当尾石仏の里ウォーキング」、オリジナル配布資料「実習計画ノート」、シラバス第2回/細目レベル③
コマ主題細目 ① 第1日室生コース ② 第2日当麻コース ③ 第3日当尾・奈良公園コース
細目レベル ① 1日目の室生コースの3つのフィールドについて解説する。最初のフィールドは東海自然歩道。室生口大野駅から5分の所に宇陀川があり、対岸の岸壁にある大野磨崖仏を拝観。その後、車道を約1.5km歩くと東海自然歩道の入り口があり、そこから渓流沿い約6.2kmのコースを歩く(距離・歩数・時間の重点記録コース)。害獣除けゲートを出ると、約400mで2つ目のフィールド「室生山上公園芸術の森」の南入口に到着。ビジターセンターで昼食(弁当持参)後、モニュメントや施設を辿って北入口で折り返す。公園内の景観を画像上映によって紹介する。約1.3kmで3つ目のフィールド「室生寺」に到着。コースは弥勒堂・金堂・本堂とその堂内の仏像を拝観、五重塔を辿り奥の院御影堂まで石段を登って(距離・歩数・時間の重点記録コース)折り返す。各伽藍と仏像について画像上映によって解説する。
② 2日目の当麻コースの3つのフィールドについて解説する。最初のフィールドは二上山雄岳の登山。コースは、葛木倭文座天羽雷命神社の脇の入口から大津皇子の墓所、標高517mの雄岳頂上を通り(距離・歩数・時間の重点記録コース)、馬の背を渡って標高474mの雌岳の展望台までとし、展望台で休憩する。2つ目のフィールドは雌岳から沢沿いを祐泉寺まで下山し傘堂を通って當麻寺に向かうコース。ここまでの景観と大津皇子について画像上映によって紹介する。続いて、當麻寺の門前の食堂で昼食後、3つ目のフィールドである當麻寺を参拝する。コースは曼荼羅堂・金堂・講堂と各堂内の当麻曼荼羅や仏像を拝観、東塔・西塔を巡り、オプションとして庭園を観賞する。当麻曼荼羅と中将姫伝説、仏像について画像を上映して解説する。
③ 3日目の当尾コースと奈良公園コースの4つのフィールドについて解説する。最初のフィールドは岩船寺口下車から「ミロクの辻」・「三体地蔵」を通って岩船寺までのコース。岩船寺では本堂を拝観し阿字池・三重塔・鐘楼を通って奥の広場で引き返す。2つ目のフィールドは「一願不動」・「わらい仏」・「カラスの壺」・「アタゴ燈籠」・「藪の中三尊」・「首切地蔵」・「大門石像群」までの石仏を巡るコース。3つ目のフィールドは浄瑠璃寺本堂の九体阿弥陀堂堂内を拝観し、浄土式庭園と三重塔を巡るコース。そして近鉄奈良駅の食堂で昼食後、4つ目の奈良公園の東大寺戒壇堂・法華堂を巡るコースで実習を終了する。岩船寺本堂内・浄瑠璃寺本堂内・戒壇堂内・法華堂内の仏像、当尾の石仏の画像を上映して解説をおこなう。また、予習課題に使用するオリジナル配布資料「実習計画ノート」を配布する。
キーワード ① 室生寺 ② 當麻寺 ③ 二上山 ④ 岩船寺 ⑤ 浄瑠璃寺
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:配布資料「東海自然歩道 大野寺・室生寺コース」、「二上山登山コース」、「当尾石仏の里ウォーキング」を確認しておく。
復習課題:配布資料「東海自然歩道 大野寺・室生寺コース」、「二上山登山コース」、「当尾石仏の里ウォーキング」を確認しておく。
予習課題:第2回の授業内容を元に、歴史(寺社・史跡の他、フィールドとする場所にまつわる歴史等)、美術(寺院の仏像や絵画・工芸品の他、フィールドとする施設の彫刻作品等)、建築(寺社・史跡の他、フィールドとする施設の建築物等)、景観(境内の伽藍や庭園、山道や山頂からの眺望など、各コースで見ることのできる自然または人工的に整えられた景観等)、植物(寺社・史跡の他、フィールドとする施設の植栽、自然の植生の種の分布や生態系等)、地質(寺社・史跡の他、フィールドとする施設の立地環境や山道・林道の地形・地質環境等)、物産品(各フィールドで産出する作物・工芸品等、土産物屋や食堂などで販売されるもの)、その他、各グループごとに調査・取材をするテーマを決め、配布資料「実習計画ノート」に、どのような活動をおこなうかを記入して次回の発表に備える。

3 実習計画3 テーマ発表 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第3回では、第2回でおこなったフィールドの説明をもとに各グループが決めたテーマを発表。トレッキングの際に取材する材料について計画を述べる。また、実習に備えて実習ノートの配布と説明もおこなう。

① 第1・2回のプリント配布資料、オリジナル配布資料
② 第1・2回のプリント配布資料、オリジナル配布資料
③ オリジナル配布資料「実習ノート」、第1・2回のプリント配布資料、オリジナル配布資料
コマ主題細目 ① テーマ発表 ② テーマに関する討議 ③ 実習ノートの配布・説明
細目レベル ① 歴史(寺社・史跡の他、フィールドとする場所にまつわる歴史等)、美術(寺院の仏像や絵画・工芸品の他、フィールドとする施設の彫刻作品等)、建築(寺社・史跡の他、フィールドとする施設の建築物等)、景観(境内の伽藍や庭園、山道や山頂からの眺望など、各コースで見ることのできる自然または人工的に整えられた景観等)、植物(寺社・史跡の他、フィールドとする施設の植栽、自然の植生の種の分布や生態系等)、地質(寺社・史跡の他、フィールドとする施設の立地環境や山道・林道の地形・地質環境等)、物産品(各フィールドで産出する作物・工芸品等、土産物屋や食堂などで販売されるもの)、その他、各グループごとに決めたテーマを順に発表する。
② 各グループが発表したテーマに関して、実際のフィールドで有効な取材を実施し、レポート作成が可能なまでに掘り下げてゆけるように意見や質問を出し合って検討する。それぞれがそのテーマに関してどの場所で何を取材するのか、また、どのような方法で取材・採取すればよいかなど、具体的にイメージしてオリジナル配布資料「実習計画ノート」に記入する。また、そのために必要な道具や事前情報の入手、取材したものの整理、発表に向けての準備方法などを考え、作業分担をグループごとに決める。その際、期間が冬季であること、実施時間とコースが決まっていることなどの制約を考慮に入れておこなう。さらに、取材に関しては環境・文化財の保護、知的・物的所有権の保護、プライバシーの保護にも配慮する。
③ 実習に際して各フィールドで使用する実習ノートの配布と説明をおこなう。実習ノートの記入欄として、実施年月日、各フィールドの名称、天気、トレッキング開始・終了時刻、スマートフォンのアプリなどによる歩数・距離の計測結果、フィールドの基本情報、テーマに沿った取材記録、その他印象に残ったことを書く備考欄がある。実習当日にメモ用紙として使用し、後日の報告会のスライド作成や、期末レポート作成の資料として使用することを説明。続いて、次回からの2泊3日の実習に備えて、第1回授業で配布した「スポーツ実習トレッキングコース・宿泊先・持参物」、「スポーツ実習行程」を参照し、移動手段や宿泊に関する持参物、本日討議した取材に関する準備、集合の時間と場所の再確認をおこなう。
キーワード ① 室生 ② 当麻 ③ 当尾 ④ 奈良公園 ⑤ 実習ノート
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:各グループが設定したテーマに関して、どの場所で何を取材するのか、また、どのような方法で取材・採取すればよいかなど、具体的にイメージして、現地で効率よく取材ができるようにオリジナル配布資料「実習計画ノート」を完成させておく。
予習課題:「実習計画ノート」の内容に基づいて、テーマに沿った取材に必要な道具や事前情報を入手しておく。第1回授業で配布した「スポーツ実習トレッキングコース・宿泊先・持参物」・「スポーツ実習行程」を参照し、移動手段とその発着時間の確認、着替えなど宿泊に必要な持参物、トレッキングに必要な服装と持参物、必要な額の現金・クレジットカード・交通系ICカード等の準備、集合の時間と場所の再確認をおこなう。

4 実習1(1日目) 東海自然歩道 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第4回では、実習第1日目の最初のフィールドである東海自然歩道のトレッキングとテーマに沿った取材活動を行う。

① 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」、シラバス第2回/細目レベル①
② 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
③ 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
コマ主題細目 ① トレッキングの準備 ② フィールド内のトレッキング ③ テーマに沿った取材 ④ ⑤
細目レベル ① フィールドに到着したら、案内所・受付で必要な情報を聞き出したり、入手したパンフレット等の資料を参照したりして実習ノート記載の基本情報と比較し、不足分を補う(異なる表記はチェックしてトレッキング終了後に調べ直す)。続いて、天気を目視して実習ノートに記載。また、端末機器などで直近の天気予報や雨雲レーダーを調べ、天気の崩れがなく終了までトレッキングが継続できるかを確認、必要に応じて雨具を用意する。地面の状況を目視してトレッキングが可能かどうか判断(不安な場合は案内所・受付または現地の人に状況を聞く)、不可能な場合はコースを変更するか中止する(中止の場合は次のフィールドに移動するか、別のコースに変更する)。トレッキングが可能な場合は入手した地図を参照してコースを確認し、開始時刻を実習ノートに記載。
*東海自然歩道の入口から出口までの距離・歩数・時間を重点的に記録。

② フィールド内の指定されたコースに従ってトレッキングをおこなう。トレッキングに際して、急な石段・不規則な石畳・ぬかるみ・傾斜・崖・倒木等、不定形な地形には充分注意する。コース上の建造物・モニュメント・彫刻等は、各自が調べた情報および入手したパンフレットを確認しつつ外観を観察して実習ノートに記録。その際、掲示物やパンフレット等、その場で得られる情報があれば資料として入手しておく。建造物の内部を見たり上部に登ったりすることができる場合はそのようにして、実習ノートに記録。写真撮影が可能な場合は撮影してもよいが、転倒・落下しないよう気をつける。終点にたどり着いたら終了時刻とトレッキングにかかった時間・歩数・距離を実習ノートに記録する。
③ トレッキングと同時に、各グループのテーマに沿った取材もおこなう。従って、トレッキングはグループ単位の行動を基本とする。取材方法としては実習ノートなどにメモをする他に写真撮影やサンプルの採取も認めるが、以下の点に注意する。写真撮影の際には撮影禁止となっていないかどうかの確認をおこない、撮影可能な場所でも個人情報の保護には充分に配慮する。動植物や鉱物等を採取する場合は環境破壊とならないよう最小限にとどめる。また、物産品の購入も含め、採集によって荷物が増えることが予想される場合は、手が塞がらないよう収納に充分な余裕のあるリュックサックを使用すること。実習ノートの「テーマに沿った取材に関する記録」の欄に文字によって記録する場合は、限られた時間内に簡単なメモを取る程度とし、不足な情報は写真撮影やボイスメモで間に合わせて、トレッキング後に補足する。


キーワード ① 大野寺磨崖仏 ② 大野寺・室生寺コース ③ 室生川 ④ 一の渡橋 ⑤ 門森峠
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:「実習ノート」に記載した内容を読み返し、トレッキング中に書ききれなかった内容の補足、間違って記載した内容の訂正をおこなう。また、取材した画像・標本・ボイスメモ・現地で入手した資料等を確認、ファイル名や番号を付けて整理しフィールド毎にまとめ、「実習ノート」の当該フィールドの欄にも取材場所・取材状況とともに記録しておく。
予習課題:「実習計画ノート」に記載した内容を読み返し、次のフィールドでの活動に必要な服装・機材を用意。また、ここまでの実習の反省を踏まえ、変更すべき点や注意点、新しく思いついたアイデアなどがあれば該当箇所に書き加えておく。そして、次のフィールドに疲れを残さないよう充分に静養する。

5 実習2(1日目) 室生山上公園芸術の森 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第5回では、実習第1日目の2つ目のフィールドである室生山上公園芸術の森のトレッキングとテーマに沿った取材活動を行う。

① 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」、シラバス第2回/細目レベル①
② 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
③ 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
コマ主題細目 ① トレッキングの準備 ② フィールド内のトレッキング ③ テーマに沿った取材 ④ ⑤
細目レベル ① フィールドに到着したら、案内所・受付で必要な情報を聞き出したり、入手したパンフレット等の資料を参照したりして実習ノート記載の基本情報と比較し、不足分を補う(異なる表記はチェックしてトレッキング終了後に調べ直す)。続いて、天気を目視して実習ノートに記載。また、端末機器などで直近の天気予報や雨雲レーダーを調べ、天気の崩れがなく終了までトレッキングが継続できるかを確認、必要に応じて雨具を用意する。地面の状況を目視してトレッキングが可能かどうか判断(不安な場合は案内所・受付または現地の人に状況を聞く)、不可能な場合はコースを変更するか中止する(中止の場合は次のフィールドに移動するか、別のコースに変更する)。トレッキングが可能な場合は入手した地図を参照してコースを確認し、開始時刻を実習ノートに記載。
② フィールド内の指定されたコースに従ってトレッキングをおこなう。トレッキングに際して、急な石段・不規則な石畳・ぬかるみ・傾斜・崖・倒木等、不定形な地形には充分注意する。コース上の建造物・モニュメント・彫刻等は、各自が調べた情報および入手したパンフレットを確認しつつ外観を観察して実習ノートに記録。その際、掲示物やパンフレット等、その場で得られる情報があれば資料として入手しておく。建造物の内部を見たり上部に登ったりすることができる場合はそのようにして、実習ノートに記録。写真撮影が可能な場合は撮影してもよいが、転倒・落下しないよう気をつける。終点にたどり着いたら終了時刻とトレッキングにかかった時間・歩数・距離を実習ノートに記録する。
③ トレッキングと同時に、各グループのテーマに沿った取材もおこなう。従って、トレッキングはグループ単位の行動を基本とする。取材方法としては実習ノートなどにメモをする他に写真撮影やサンプルの採取も認めるが、以下の点に注意する。写真撮影の際には撮影禁止となっていないかどうかの確認をおこない、撮影可能な場所でも個人情報の保護には充分に配慮する。動植物や鉱物等を採取する場合は環境破壊とならないよう最小限にとどめる。また、物産品の購入も含め、採集によって荷物が増えることが予想される場合は、手が塞がらないよう収納に充分な余裕のあるリュックサックを使用すること。実習ノートの「テーマに沿った取材に関する記録」の欄に文字によって記録する場合は、限られた時間内に簡単なメモを取る程度とし、不足な情報は写真撮影やボイスメモで間に合わせて、トレッキング後に補足する。


キーワード ① ダニ・カラヴァン ② 第1の湖 ③ 第2の湖 ④ 螺旋の水路 ⑤ 螺旋の竹林
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:「実習ノート」に記載した内容を読み返し、トレッキング中に書ききれなかった内容の補足、間違って記載した内容の訂正をおこなう。また、取材した画像・標本・ボイスメモ・現地で入手した資料等を確認、ファイル名や番号を付けて整理しフィールド毎にまとめ、「実習ノート」の当該フィールドの欄にも取材場所・取材状況とともに記録しておく。
予習課題:「実習計画ノート」に記載した内容を読み返し、次のフィールドでの活動に必要な服装・機材を用意。また、ここまでの実習の反省を踏まえ、変更すべき点や注意点、新しく思いついたアイデアなどがあれば該当箇所に書き加えておく。そして、次のフィールドに疲れを残さないよう充分に静養する。

6 実習3(1日目) 室生寺 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第6回では、実習第1日目の3つ目のフィールドである室生寺のトレッキングとテーマに沿った取材活動を行う。

① 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」、シラバス第2回/細目レベル①
② 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
③ 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
コマ主題細目 ① トレッキングの準備 ② フィールド内のトレッキング ③ テーマに沿った取材 ④ ⑤
細目レベル ① フィールドに到着したら、案内所・受付で必要な情報を聞き出したり、入手したパンフレット等の資料を参照したりして実習ノート記載の基本情報と比較し、不足分を補う(異なる表記はチェックしてトレッキング終了後に調べ直す)。続いて、天気を目視して実習ノートに記載。また、端末機器などで直近の天気予報や雨雲レーダーを調べ、天気の崩れがなく終了までトレッキングが継続できるかを確認、必要に応じて雨具を用意する。地面の状況を目視してトレッキングが可能かどうか判断(不安な場合は案内所・受付または現地の人に状況を聞く)、不可能な場合はコースを変更するか中止する(中止の場合は次のフィールドに移動するか、別のコースに変更する)。トレッキングが可能な場合は入手した地図を参照してコースを確認し、開始時刻を実習ノートに記載。
*五重塔から奥の院までの距離・歩数・時間を重点的に記録。

② フィールド内の指定されたコースに従ってトレッキングをおこなう。トレッキングに際して、急な石段・不規則な石畳・ぬかるみ・傾斜・崖・倒木等、不定形な地形には充分注意する。コース上の建造物・モニュメント・彫刻等は、各自が調べた情報および入手したパンフレットを確認しつつ外観を観察して実習ノートに記録。その際、掲示物やパンフレット等、その場で得られる情報があれば資料として入手しておく。建造物の内部を見たり上部に登ったりすることができる場合はそのようにして、実習ノートに記録。写真撮影が可能な場合は撮影してもよいが、転倒・落下しないよう気をつける。終点にたどり着いたら終了時刻とトレッキングにかかった時間・歩数・距離を実習ノートに記録する。
③ トレッキングと同時に、各グループのテーマに沿った取材もおこなう。従って、トレッキングはグループ単位の行動を基本とする。取材方法としては実習ノートなどにメモをする他に写真撮影やサンプルの採取も認めるが、以下の点に注意する。写真撮影の際には撮影禁止となっていないかどうかの確認をおこない、撮影可能な場所でも個人情報の保護には充分に配慮する。動植物や鉱物等を採取する場合は環境破壊とならないよう最小限にとどめる。また、物産品の購入も含め、採集によって荷物が増えることが予想される場合は、手が塞がらないよう収納に充分な余裕のあるリュックサックを使用すること。実習ノートの「テーマに沿った取材に関する記録」の欄に文字によって記録する場合は、限られた時間内に簡単なメモを取る程度とし、不足な情報は写真撮影やボイスメモで間に合わせて、トレッキング後に補足する。


キーワード ① 弥勒堂 ② 金堂 ③ 灌頂堂 ④ 五重塔 ⑤ 奥の院御影堂
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:「実習ノート」に記載した内容を読み返し、トレッキング中に書ききれなかった内容の補足、間違って記載した内容の訂正をおこなう。また、取材した画像・標本・ボイスメモ・現地で入手した資料等を確認、ファイル名や番号を付けて整理しフィールド毎にまとめ、「実習ノート」の当該フィールドの欄にも取材場所・取材状況とともに記録しておく。
予習課題:「実習計画ノート」に記載した内容を読み返し、次のフィールドでの活動に必要な服装・機材を用意。また、ここまでの実習の反省を踏まえ、変更すべき点や注意点、新しく思いついたアイデアなどがあれば該当箇所に書き加えておく。そして、次のフィールドに疲れを残さないよう充分に静養する。

7 実習4(2日目) 二上山登山 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第7回では、実習第2日目の最初のフィールドである二上山雄岳への登山道のトレッキングと、テーマに沿った取材活動を行う。

① 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」、シラバス第2回/細目レベル②
② 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
③ 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
コマ主題細目 ① トレッキングの準備 ② フィールド内のトレッキング ③ テーマに沿った取材 ④ ⑤
細目レベル ① フィールドに到着したら、案内所・受付で必要な情報を聞き出したり、入手したパンフレット等の資料を参照したりして実習ノート記載の基本情報と比較し、不足分を補う(異なる表記はチェックしてトレッキング終了後に調べ直す)。続いて、天気を目視して実習ノートに記載。また、端末機器などで直近の天気予報や雨雲レーダーを調べ、天気の崩れがなく終了までトレッキングが継続できるかを確認、必要に応じて雨具を用意する。地面の状況を目視してトレッキングが可能かどうか判断(不安な場合は案内所・受付または現地の人に状況を聞く)、不可能な場合はコースを変更するか中止する(中止の場合は次のフィールドに移動するか、別のコースに変更する)。トレッキングが可能な場合は入手した地図を参照してコースを確認し、開始時刻を実習ノートに記載。
*葛木倭文座天羽雷鳴神社の脇の入口から雄岳頂上までの距離・歩数・時間を重点的に記録。

② フィールド内の指定されたコースに従ってトレッキングをおこなう。トレッキングに際して、急な石段・不規則な石畳・ぬかるみ・傾斜・崖・倒木等、不定形な地形には充分注意する。コース上の建造物・モニュメント・彫刻等は、各自が調べた情報および入手したパンフレットを確認しつつ外観を観察して実習ノートに記録。その際、掲示物やパンフレット等、その場で得られる情報があれば資料として入手しておく。建造物の内部を見たり上部に登ったりすることができる場合はそのようにして、実習ノートに記録。写真撮影が可能な場合は撮影してもよいが、転倒・落下しないよう気をつける。終点にたどり着いたら終了時刻とトレッキングにかかった時間・歩数・距離を実習ノートに記録する。
③ トレッキングと同時に、各グループのテーマに沿った取材もおこなう。従って、トレッキングはグループ単位の行動を基本とする。取材方法としては実習ノートなどにメモをする他に写真撮影やサンプルの採取も認めるが、以下の点に注意する。写真撮影の際には撮影禁止となっていないかどうかの確認をおこない、撮影可能な場所でも個人情報の保護には充分に配慮する。動植物や鉱物等を採取する場合は環境破壊とならないよう最小限にとどめる。また、物産品の購入も含め、採集によって荷物が増えることが予想される場合は、手が塞がらないよう収納に充分な余裕のあるリュックサックを使用すること。実習ノートの「テーマに沿った取材に関する記録」の欄に文字によって記録する場合は、限られた時間内に簡単なメモを取る程度とし、不足な情報は写真撮影やボイスメモで間に合わせて、トレッキング後に補足する。


キーワード ① 二上神社口 ② 葛木倭文座天羽雷鳴神社 ③ 大津皇子の墓所 ④ 雄岳 ⑤ 馬の背
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:「実習ノート」に記載した内容を読み返し、トレッキング中に書ききれなかった内容の補足、間違って記載した内容の訂正をおこなう。また、取材した画像・標本・ボイスメモ・現地で入手した資料等を確認、ファイル名や番号を付けて整理しフィールド毎にまとめ、「実習ノート」の当該フィールドの欄にも取材場所・取材状況とともに記録しておく。
予習課題:「実習計画ノート」に記載した内容を読み返し、次のフィールドでの活動に必要な服装・機材を用意。また、ここまでの実習の反省を踏まえ、変更すべき点や注意点、新しく思いついたアイデアなどがあれば該当箇所に書き加えておく。そして、次のフィールドに疲れを残さないよう充分に静養する。

8 実習5(2日目) 二上山下山 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第8回では、実習第2日目の2つ目のフィールドである二上山雌岳からの下山道のトレッキングと、テーマに沿った取材活動を行う。

① 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」、シラバス第2回/細目レベル②
② 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
③ 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
コマ主題細目 ① トレッキングの準備 ② フィールド内のトレッキング ③ テーマに沿った取材 ④ ⑤
細目レベル ① フィールドに到着したら、案内所・受付で必要な情報を聞き出したり、入手したパンフレット等の資料を参照したりして実習ノート記載の基本情報と比較し、不足分を補う(異なる表記はチェックしてトレッキング終了後に調べ直す)。続いて、天気を目視して実習ノートに記載。また、端末機器などで直近の天気予報や雨雲レーダーを調べ、天気の崩れがなく終了までトレッキングが継続できるかを確認、必要に応じて雨具を用意する。地面の状況を目視してトレッキングが可能かどうか判断(不安な場合は案内所・受付または現地の人に状況を聞く)、不可能な場合はコースを変更するか中止する(中止の場合は次のフィールドに移動するか、別のコースに変更する)。トレッキングが可能な場合は入手した地図を参照してコースを確認し、開始時刻を実習ノートに記載。
② フィールド内の指定されたコースに従ってトレッキングをおこなう。トレッキングに際して、急な石段・不規則な石畳・ぬかるみ・傾斜・崖・倒木等、不定形な地形には充分注意する。コース上の建造物・モニュメント・彫刻等は、各自が調べた情報および入手したパンフレットを確認しつつ外観を観察して実習ノートに記録。その際、掲示物やパンフレット等、その場で得られる情報があれば資料として入手しておく。建造物の内部を見たり上部に登ったりすることができる場合はそのようにして、実習ノートに記録。写真撮影が可能な場合は撮影してもよいが、転倒・落下しないよう気をつける。終点にたどり着いたら終了時刻とトレッキングにかかった時間・歩数・距離を実習ノートに記録する。
③ トレッキングと同時に、各グループのテーマに沿った取材もおこなう。従って、トレッキングはグループ単位の行動を基本とする。取材方法としては実習ノートなどにメモをする他に写真撮影やサンプルの採取も認めるが、以下の点に注意する。写真撮影の際には撮影禁止となっていないかどうかの確認をおこない、撮影可能な場所でも個人情報の保護には充分に配慮する。動植物や鉱物等を採取する場合は環境破壊とならないよう最小限にとどめる。また、物産品の購入も含め、採集によって荷物が増えることが予想される場合は、手が塞がらないよう収納に充分な余裕のあるリュックサックを使用すること。実習ノートの「テーマに沿った取材に関する記録」の欄に文字によって記録する場合は、限られた時間内に簡単なメモを取る程度とし、不足な情報は写真撮影やボイスメモで間に合わせて、トレッキング後に補足する。


キーワード ① 雌岳 ② 大和平野 ③ 河内平野 ④ 祐泉寺 ⑤ 傘堂
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:「実習ノート」に記載した内容を読み返し、トレッキング中に書ききれなかった内容の補足、間違って記載した内容の訂正をおこなう。また、取材した画像・標本・ボイスメモ・現地で入手した資料等を確認、ファイル名や番号を付けて整理しフィールド毎にまとめ、「実習ノート」の当該フィールドの欄にも取材場所・取材状況とともに記録しておく。
予習課題:「実習計画ノート」に記載した内容を読み返し、次のフィールドでの活動に必要な服装・機材を用意。また、ここまでの実習の反省を踏まえ、変更すべき点や注意点、新しく思いついたアイデアなどがあれば該当箇所に書き加えておく。そして、次のフィールドに疲れを残さないよう充分に静養する。

9 実習6(2日目) 當麻寺 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第9回では、実習第2日目の3つ目のフィールドである當麻寺のトレッキングと、テーマに沿った取材活動を行う。

① 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」、シラバス第2回/細目レベル②
② 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
③ 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
コマ主題細目 ① トレッキングの準備 ② フィールド内のトレッキング ③ テーマに沿った取材 ④ ⑤
細目レベル ① フィールドに到着したら、案内所・受付で必要な情報を聞き出したり、入手したパンフレット等の資料を参照したりして実習ノート記載の基本情報と比較し、不足分を補う(異なる表記はチェックしてトレッキング終了後に調べ直す)。続いて、天気を目視して実習ノートに記載。また、端末機器などで直近の天気予報や雨雲レーダーを調べ、天気の崩れがなく終了までトレッキングが継続できるかを確認、必要に応じて雨具を用意する。地面の状況を目視してトレッキングが可能かどうか判断(不安な場合は案内所・受付または現地の人に状況を聞く)、不可能な場合はコースを変更するか中止する(中止の場合は次のフィールドに移動するか、別のコースに変更する)。トレッキングが可能な場合は入手した地図を参照してコースを確認し、開始時刻を実習ノートに記載。
② フィールド内の指定されたコースに従ってトレッキングをおこなう。トレッキングに際して、急な石段・不規則な石畳・ぬかるみ・傾斜・崖・倒木等、不定形な地形には充分注意する。コース上の建造物・モニュメント・彫刻等は、各自が調べた情報および入手したパンフレットを確認しつつ外観を観察して実習ノートに記録。その際、掲示物やパンフレット等、その場で得られる情報があれば資料として入手しておく。建造物の内部を見たり上部に登ったりすることができる場合はそのようにして、実習ノートに記録。写真撮影が可能な場合は撮影してもよいが、転倒・落下しないよう気をつける。終点にたどり着いたら終了時刻とトレッキングにかかった時間・歩数・距離を実習ノートに記録する。
③ トレッキングと同時に、各グループのテーマに沿った取材もおこなう。従って、トレッキングはグループ単位の行動を基本とする。取材方法としては実習ノートなどにメモをする他に写真撮影やサンプルの採取も認めるが、以下の点に注意する。写真撮影の際には撮影禁止となっていないかどうかの確認をおこない、撮影可能な場所でも個人情報の保護には充分に配慮する。動植物や鉱物等を採取する場合は環境破壊とならないよう最小限にとどめる。また、物産品の購入も含め、採集によって荷物が増えることが予想される場合は、手が塞がらないよう収納に充分な余裕のあるリュックサックを使用すること。実習ノートの「テーマに沿った取材に関する記録」の欄に文字によって記録する場合は、限られた時間内に簡単なメモを取る程度とし、不足な情報は写真撮影やボイスメモで間に合わせて、トレッキング後に補足する。


キーワード ① 曼荼羅堂 ② 金堂 ③ 講堂 ④ 東塔 ⑤ 西塔
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:「実習ノート」に記載した内容を読み返し、トレッキング中に書ききれなかった内容の補足、間違って記載した内容の訂正をおこなう。また、取材した画像・標本・ボイスメモ・現地で入手した資料等を確認、ファイル名や番号を付けて整理しフィールド毎にまとめ、「実習ノート」の当該フィールドの欄にも取材場所・取材状況とともに記録しておく。
予習課題:「実習計画ノート」に記載した内容を読み返し、次のフィールドでの活動に必要な服装・機材を用意。また、ここまでの実習の反省を踏まえ、変更すべき点や注意点、新しく思いついたアイデアなどがあれば該当箇所に書き加えておく。そして、次のフィールドに疲れを残さないよう充分に静養する。

10 実習7(3日目) 岩船寺 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第10回では、実習第3日目の最初のフィールドである岩船寺のトレッキングと、テーマに沿った取材活動を行う。

① 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」、シラバス第2回/細目レベル③
② 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
③ 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
コマ主題細目 ① トレッキングの準備 ② フィールド内のトレッキング ③ テーマに沿った取材 ④ ⑤
細目レベル ① フィールドに到着したら、案内所・受付で必要な情報を聞き出したり、入手したパンフレット等の資料を参照したりして実習ノート記載の基本情報と比較し、不足分を補う(異なる表記はチェックしてトレッキング終了後に調べ直す)。続いて、天気を目視して実習ノートに記載。また、端末機器などで直近の天気予報や雨雲レーダーを調べ、天気の崩れがなく終了までトレッキングが継続できるかを確認、必要に応じて雨具を用意する。地面の状況を目視してトレッキングが可能かどうか判断(不安な場合は案内所・受付または現地の人に状況を聞く)、不可能な場合はコースを変更するか中止する(中止の場合は次のフィールドに移動するか、別のコースに変更する)。トレッキングが可能な場合は入手した地図を参照してコースを確認し、開始時刻を実習ノートに記載。
② フィールド内の指定されたコースに従ってトレッキングをおこなう。トレッキングに際して、急な石段・不規則な石畳・ぬかるみ・傾斜・崖・倒木等、不定形な地形には充分注意する。コース上の建造物・モニュメント・彫刻等は、各自が調べた情報および入手したパンフレットを確認しつつ外観を観察して実習ノートに記録。その際、掲示物やパンフレット等、その場で得られる情報があれば資料として入手しておく。建造物の内部を見たり上部に登ったりすることができる場合はそのようにして、実習ノートに記録。写真撮影が可能な場合は撮影してもよいが、転倒・落下しないよう気をつける。終点にたどり着いたら終了時刻とトレッキングにかかった時間・歩数・距離を実習ノートに記録する。
③ トレッキングと同時に、各グループのテーマに沿った取材もおこなう。従って、トレッキングはグループ単位の行動を基本とする。取材方法としては実習ノートなどにメモをする他に写真撮影やサンプルの採取も認めるが、以下の点に注意する。写真撮影の際には撮影禁止となっていないかどうかの確認をおこない、撮影可能な場所でも個人情報の保護には充分に配慮する。動植物や鉱物等を採取する場合は環境破壊とならないよう最小限にとどめる。また、物産品の購入も含め、採集によって荷物が増えることが予想される場合は、手が塞がらないよう収納に充分な余裕のあるリュックサックを使用すること。実習ノートの「テーマに沿った取材に関する記録」の欄に文字によって記録する場合は、限られた時間内に簡単なメモを取る程度とし、不足な情報は写真撮影やボイスメモで間に合わせて、トレッキング後に補足する。


キーワード ① 庫裏 ② 本堂 ③ 阿字池 ④ 三重塔 ⑤ 鐘楼
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:「実習ノート」に記載した内容を読み返し、トレッキング中に書ききれなかった内容の補足、間違って記載した内容の訂正をおこなう。また、取材した画像・標本・ボイスメモ・現地で入手した資料等を確認、ファイル名や番号を付けて整理しフィールド毎にまとめ、「実習ノート」の当該フィールドの欄にも取材場所・取材状況とともに記録しておく。
予習課題:「実習計画ノート」に記載した内容を読み返し、次のフィールドでの活動に必要な服装・機材を用意。また、ここまでの実習の反省を踏まえ、変更すべき点や注意点、新しく思いついたアイデアなどがあれば該当箇所に書き加えておく。そして、次のフィールドに疲れを残さないよう充分に静養する。

11 実習8(3日目) 石仏巡り 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生をフィールドにトレキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻をフィールドにトレキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾をフィールドにトレキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園をフィールドにトレキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第11回では、実習第3日目の2つ目のフィールドである石仏巡りのトレッキングと、テーマに沿った取材活動を行う。

① 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」、シラバス第2回/細目レベル③
② 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
③ 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
コマ主題細目 ① トレッキングの準備 ② フィールド内のトレッキング ③ テーマに沿った取材 ④ ⑤
細目レベル ① フィールドに到着したら、案内所・受付で必要な情報を聞き出したり、入手したパンフレット等の資料を参照したりして実習ノート記載の基本情報と比較し、不足分を補う(異なる表記はチェックしてトレッキング終了後に調べ直す)。続いて、天気を目視して実習ノートに記載。また、端末機器などで直近の天気予報や雨雲レーダーを調べ、天気の崩れがなく終了までトレッキングが継続できるかを確認、必要に応じて雨具を用意する。地面の状況を目視してトレッキングが可能かどうか判断(不安な場合は案内所・受付または現地の人に状況を聞く)、不可能な場合はコースを変更するか中止する(中止の場合は次のフィールドに移動するか、別のコースに変更する)。トレッキングが可能な場合は入手した地図を参照してコースを確認し、開始時刻を実習ノートに記載。
② フィールド内の指定されたコースに従ってトレッキングをおこなう。トレッキングに際して、急な石段・不規則な石畳・ぬかるみ・傾斜・崖・倒木等、不定形な地形には充分注意する。コース上の建造物・モニュメント・彫刻等は、各自が調べた情報および入手したパンフレットを確認しつつ外観を観察して実習ノートに記録。その際、掲示物やパンフレット等、その場で得られる情報があれば資料として入手しておく。建造物の内部を見たり上部に登ったりすることができる場合はそのようにして、実習ノートに記録。写真撮影が可能な場合は撮影してもよいが、転倒・落下しないよう気をつける。終点にたどり着いたら終了時刻とトレッキングにかかった時間・歩数・距離を実習ノートに記録する。
③ トレッキングと同時に、各グループのテーマに沿った取材もおこなう。従って、トレッキングはグループ単位の行動を基本とする。取材方法としては実習ノートなどにメモをする他に写真撮影やサンプルの採取も認めるが、以下の点に注意する。写真撮影の際には撮影禁止となっていないかどうかの確認をおこない、撮影可能な場所でも個人情報の保護には充分に配慮する。動植物や鉱物等を採取する場合は環境破壊とならないよう最小限にとどめる。また、物産品の購入も含め、採集によって荷物が増えることが予想される場合は、手が塞がらないよう収納に充分な余裕のあるリュックサックを使用すること。実習ノートの「テーマに沿った取材に関する記録」の欄に文字によって記録する場合は、限られた時間内に簡単なメモを取る程度とし、不足な情報は写真撮影やボイスメモで間に合わせて、トレッキング後に補足する。


キーワード ① 一願不動 ② わらい仏 ③ カラスの壺 ④ 藪の中三尊 ⑤ 大門石像群
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:「実習ノート」に記載した内容を読み返し、トレッキング中に書ききれなかった内容の補足、間違って記載した内容の訂正をおこなう。また、取材した画像・標本・ボイスメモ・現地で入手した資料等を確認、ファイル名や番号を付けて整理しフィールド毎にまとめ、「実習ノート」の当該フィールドの欄にも取材場所・取材状況とともに記録しておく。
予習課題:「実習計画ノート」に記載した内容を読み返し、次のフィールドでの活動に必要な服装・機材を用意。また、ここまでの実習の反省を踏まえ、変更すべき点や注意点、新しく思いついたアイデアなどがあれば該当箇所に書き加えておく。そして、次のフィールドに疲れを残さないよう充分に静養する。

12 実習9(3日目) 浄瑠璃寺 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第12回では、実習第3日目の3つ目のフィールドである浄瑠璃寺のトレッキングと、テーマに沿った取材活動を行う。

① 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」、シラバス第2回/細目レベル③
② 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
③ 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
コマ主題細目 ① トレッキングの準備 ② フィールド内のトレッキング ③ テーマに沿った取材 ④ ⑤
細目レベル ① フィールドに到着したら、案内所・受付で必要な情報を聞き出したり、入手したパンフレット等の資料を参照したりして実習ノート記載の基本情報と比較し、不足分を補う(異なる表記はチェックしてトレッキング終了後に調べ直す)。続いて、天気を目視して実習ノートに記載。また、端末機器などで直近の天気予報や雨雲レーダーを調べ、天気の崩れがなく終了までトレッキングが継続できるかを確認、必要に応じて雨具を用意する。地面の状況を目視してトレッキングが可能かどうか判断(不安な場合は案内所・受付または現地の人に状況を聞く)、不可能な場合はコースを変更するか中止する(中止の場合は次のフィールドに移動するか、別のコースに変更する)。トレッキングが可能な場合は入手した地図を参照してコースを確認し、開始時刻を実習ノートに記載。
② フィールド内の指定されたコースに従ってトレッキングをおこなう。トレッキングに際して、急な石段・不規則な石畳・ぬかるみ・傾斜・崖・倒木等、不定形な地形には充分注意する。コース上の建造物・モニュメント・彫刻等は、各自が調べた情報および入手したパンフレットを確認しつつ外観を観察して実習ノートに記録。その際、掲示物やパンフレット等、その場で得られる情報があれば資料として入手しておく。建造物の内部を見たり上部に登ったりすることができる場合はそのようにして、実習ノートに記録。写真撮影が可能な場合は撮影してもよいが、転倒・落下しないよう気をつける。終点にたどり着いたら終了時刻とトレッキングにかかった時間・歩数・距離を実習ノートに記録する。
③ トレッキングと同時に、各グループのテーマに沿った取材もおこなう。従って、トレッキングはグループ単位の行動を基本とする。取材方法としては実習ノートなどにメモをする他に写真撮影やサンプルの採取も認めるが、以下の点に注意する。写真撮影の際には撮影禁止となっていないかどうかの確認をおこない、撮影可能な場所でも個人情報の保護には充分に配慮する。動植物や鉱物等を採取する場合は環境破壊とならないよう最小限にとどめる。また、物産品の購入も含め、採集によって荷物が増えることが予想される場合は、手が塞がらないよう収納に充分な余裕のあるリュックサックを使用すること。実習ノートの「テーマに沿った取材に関する記録」の欄に文字によって記録する場合は、限られた時間内に簡単なメモを取る程度とし、不足な情報は写真撮影やボイスメモで間に合わせて、トレッキング後に補足する。


キーワード ① 浄土式庭園 ② 九体阿弥陀堂 ③ 三重塔 ④ 苑池 ⑤ 中島
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:「実習ノート」に記載した内容を読み返し、トレッキング中に書ききれなかった内容の補足、間違って記載した内容の訂正をおこなう。また、取材した画像・標本・ボイスメモ・現地で入手した資料等を確認、ファイル名や番号を付けて整理しフィールド毎にまとめ、「実習ノート」の当該フィールドの欄にも取材場所・取材状況とともに記録しておく。
予習課題:「実習計画ノート」に記載した内容を読み返し、次のフィールドでの活動に必要な服装・機材を用意。また、ここまでの実習の反省を踏まえ、変更すべき点や注意点、新しく思いついたアイデアなどがあれば該当箇所に書き加えておく。そして、次のフィールドに疲れを残さないよう充分に静養する。

13 実習10(3日目) 奈良公園 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第13回では、実習第3日目の4つ目のフィールドである奈良公園のトレッキングと、テーマに沿った取材活動を行う。

① 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」、シラバス第2回/細目レベル③
② 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
③ 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」・「実習計画ノート」
コマ主題細目 ① トレッキングの準備 ② フィールド内のトレッキング ③ テーマに沿った取材 ④ ⑤
細目レベル ① フィールドに到着したら、案内所・受付で必要な情報を聞き出したり、入手したパンフレット等の資料を参照したりして実習ノート記載の基本情報と比較し、不足分を補う(異なる表記はチェックしてトレッキング終了後に調べ直す)。続いて、天気を目視して実習ノートに記載。また、端末機器などで直近の天気予報や雨雲レーダーを調べ、天気の崩れがなく終了までトレッキングが継続できるかを確認、必要に応じて雨具を用意する。地面の状況を目視してトレッキングが可能かどうか判断(不安な場合は案内所・受付または現地の人に状況を聞く)、不可能な場合はコースを変更するか中止する(中止の場合は次のフィールドに移動するか、別のコースに変更する)。トレッキングが可能な場合は入手した地図を参照してコースを確認し、開始時刻を実習ノートに記載。
② フィールド内の指定されたコースに従ってトレッキングをおこなう。トレッキングに際して、急な石段・不規則な石畳・ぬかるみ・傾斜・崖・倒木等、不定形な地形には充分注意する。コース上の建造物・モニュメント・彫刻等は、各自が調べた情報および入手したパンフレットを確認しつつ外観を観察して実習ノートに記録。その際、掲示物やパンフレット等、その場で得られる情報があれば資料として入手しておく。建造物の内部を見たり上部に登ったりすることができる場合はそのようにして、実習ノートに記録。写真撮影が可能な場合は撮影してもよいが、転倒・落下しないよう気をつける。終点にたどり着いたら終了時刻とトレッキングにかかった時間・歩数・距離を実習ノートに記録する。
③ トレッキングと同時に、各グループのテーマに沿った取材もおこなう。従って、トレッキングはグループ単位の行動を基本とする。取材方法としては実習ノートなどにメモをする他に写真撮影やサンプルの採取も認めるが、以下の点に注意する。写真撮影の際には撮影禁止となっていないかどうかの確認をおこない、撮影可能な場所でも個人情報の保護には充分に配慮する。動植物や鉱物等を採取する場合は環境破壊とならないよう最小限にとどめる。また、物産品の購入も含め、採集によって荷物が増えることが予想される場合は、手が塞がらないよう収納に充分な余裕のあるリュックサックを使用すること。実習ノートの「テーマに沿った取材に関する記録」の欄に文字によって記録する場合は、限られた時間内に簡単なメモを取る程度とし、不足な情報は写真撮影やボイスメモで間に合わせて、トレッキング後に補足する。


キーワード ① 南大門 ② 戒壇堂 ③ 正倉院 ④ 二月堂 ⑤ 法華堂
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:「実習ノート」に記載した内容を読み返し、トレッキング中に書ききれなかった内容の補足、間違って記載した内容の訂正をおこなう。また、取材した画像・標本・ボイスメモ・現地で入手した資料等を確認、ファイル名や番号を付けて整理しフィールド毎にまとめ、「実習ノート」の当該フィールドの欄にも取材場所・取材状況とともに記録しておく。
予習課題:「実習ノート」に記載した内容の中から、次回授業でおこなう報告会のためのスライド作成に使用する素材を選択し、チェックを入れておく。その際、各グループが設定したテーマに沿った一貫性のあるものを選ぶ。また、選択作業の結果、設定したテーマでは素材が不十分と分かった場合は、捕捉的な資料の入手、テーマ変更などの対策を検討しておく。

14 実習のまとめ1 実習報告会の準備 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第14回では、各グループが決めたテーマに沿ってフィールドで取材した内容を整理し、報告会のためのパワーポイントデータを作成する。

① 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」
② 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」
③ 現地入手のパンフレット・地図、オリジナル配布資料「実習ノート」
コマ主題細目 ① スライドの構成 ② スライドに使用する資料の選択・入手 ③ スライドの作成 ④ ⑤
細目レベル ① 次回授業でおこなう報告会のスライドを作成する。報告会は各グループの発表時間5分、質疑応答5分とし、スライド枚数は10枚程度にまとめる。最初のスライドはタイトルと各グループの学籍番号・氏名。テーマとした事柄の背景の説明や目的の提示、報告内容の目次等に1〜2枚。10のフィールドから取材が充分におこなえたものを選んで6〜8枚にまとめる。そして最後に参考文献リストとすることを説明。各グループに分かれて全体の構成を決める。テーマに沿って各フィールドで取材した資料の質と量から適当なフィールドを選択し、それらをどのようにスライドに割り当ててゆくかを相談。効率よく進むよう、フィールド別、資料の種別等に分担を決めて作業を開始する。
② 「実習ノート」や現地で入手した資料のテキストの中からテーマに沿った内容と思われるものを選択し、項目別にまとめる。また、撮影した写真や取材した画像資料からテキストの内容を説明・捕捉できるものを選択。さらに、写真や画像資料を中心とするスライドを作成する場合はそれらを説明・捕捉するテキストを考える。採集物に関しては、現物を報告会で提示することが不可能な場合は画像化しておく。そして、各自の作業がある程度形になって来たら、各自の素材を全体としてどのように割り当てるか、流れを決めてその順序や各スライド内の構成も考える。構成上不足するものや、もっと掘り下げたい内容はインターネットや図書館等の文献資料を検索し、適当なものを見つけ出す。
③ 使用する素材がある程度まとまった後、パワーポイントによるスライドの作成に取り掛かる。スライド毎に作業を分担し、各項目のタイトルと項目別にまとめたテキストを箇条書きにして入力。テキストのレイアウトが決まったら、それに添える画像を貼り付け、フォントサイズとのバランスをとって大きさと位置を決める。画像が中心のスライドは画像を貼り付けてから補足・説明のテキストを入力し、それぞれの大きさと位置を決める。各自の作業が完了したら、一つのパワーポイントデータとして統合。全体の流れを見て順序を変えたり、フォントや画像を調整したり、デザイン機能を使うなどの編集を行う。この段階で内容が重複する画像・テキストは削除して、不足するデータは新たに挿入する。タイトルや目次、参考文献リストのスライドを作成して完成させる。


キーワード ① 室生 ② 当麻 ③ 当尾 ④ 東海自然歩道 ⑤ 二上山
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習課題:全体の流れを見て順序を変えたり、フォントや画像の位置や大きさを調整したり、デザイン機能を使用したり、不足するデータを追加するといった仕上げの編集など、一つのパワーポイントデータとして統合した後の作業で、授業時間内で完了できなかったことを済ませておく。
予習課題:報告会で配布する資料の準備をしておく。発表内容の要点をまとめたレジュメでも、パワーポイントのデータをそのままプリントアウトしたものでもよい。また、配布資料とすることが難しいものは、報告会の場で回覧する資料として用意しておく。その他、必要に応じて読み原稿も準備する。さらに、口頭発表・パワーポイント操作などの分担をグループ内で決めておく。

15 実習のまとめ2 実習報告会 科目の中での位置付け 第1回では授業の概要説明とグループ分け、宿泊施設の説明と部屋割、現地へ行くための交通機関と諸費用の説明を行う。第2回はフィールドとなる室生・当麻・当尾の史跡や風土、歴史的背景を解説し、それをもとに各グループがフィールド調査のテーマを決める。第3回は各グループが決めたテーマを発表し実習の準備をおこなう。第4〜6回は第1日目の実習として室生にコースを設定しトレッキングを行う。第7〜9回は第2日目の実習として当麻にコースを設定しトレッキングを行う。第10〜12回は第3日目前半の実習として当尾にコースを設定しトレッキングを行う。第13回は第3日目後半の実習として奈良公園にコースを設定しトレッキングを行う。第14回は実習で取材した内容をもとにパワーポイントデータを作成する。第15回は各グループによる報告会を行う。
第15回では、各グループが決めたテーマに沿ってフィールドで取材した内容をパワーポイントで報告し、討議を行う。

① 各グループ作成の配布資料
② 各グループ作成の配布資料、オリジナル配布資料「実習ノート」
③ オリジナル配布資料「期末レポート様式」
コマ主題細目 ① 実習報告 ② 発表内容の質疑応答 ③ レポート作成の説明 ④ ⑤
細目レベル ① 各グループが作成したレジュメを配布して、歴史(寺社・史跡の他、フィールドとする場所にまつわる歴史等)、美術(寺院の仏像や絵画・工芸品の他、フィールドとする施設の彫刻作品等)、建築(寺社・史跡の他、フィールドとする施設の建築物等)、景観(境内の伽藍や庭園、山道や山頂からの眺望など、各コースで見ることのできる自然または人工的に整えられた景観等)、植物(寺社・史跡の他、フィールドとする施設の植栽、自然の植生の種の分布や生態系等)、地質(寺社・史跡の他、フィールドとする施設の立地環境や山道・林道の地形・地質環境等)、物産品(各フィールドで産出する作物・工芸品等、土産物屋や食堂などで販売されるもの)その他、設定したテーマを中心とした報告をパワーポイントのスライド上映によっておこなう。
② 各グループの報告の終了後に質疑応答をおこなう。質問項目としては、テーマ設定の理由や、どの場所で何を取材したのか、取材・報告に関して工夫したこと、その他、不足・不明な点や専門用語など疑問に思ったことを質疑する。評価の基準としては、目的達成のために有効な取材がおこなわれていたか、また、そのために取材したものの整理が充分になされていたか、テキスト・画像の質や使用方法は適切だったか、わかりやすく効果的な発表ができていたかなど、各自のレポートの作成が可能となるまでに意見や質問を出し合って検討する。さらに、環境・文化財の保護、知的・物質的所有権の保護、プライバシーの保護への配慮は問題なかったかなどを検討する。
③ 期末レポート用の様式(ワード形式)をメールで配布すると同時にプロジェクターで投影し、レポート作成について説明する。様式は、実習メモとして使用した「実習ノート」と同じ様式で、ここに必要なテキストと画像を入力する。実際には、「実習ノート」のテキストから削除すべき事柄を除いたものに、スライド作成の段階で使用した画像とテキスト(箇条書は文章にする)、報告会の質疑応答で検討した結果新たに必要となった画像とテキストなど、追加すべき事柄を加えて再構成したものとなる。また、トレッキングの記録として、各フィールドでトレッキングした時間、計測したコースの距離と歩数、かかった時間などの欄も記入して提出することを解説。


キーワード ① 室生 ② 当麻 ③ 当尾 ④ 東海自然歩道 ⑤ 二上山
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 授業でおこなわれた説明に従って「実習ノート」のテキストから必要なものを厳選し、それにスライド作成の段階で使用した画像と箇条書を文章に直したテキスト、報告会の質疑応答で検討した結果新たに必要となった画像とテキストなど、追加すべき事柄を加えて再構成し、期末レポート用の様式(ワード形式)に入力し期末レポートを作成する。その際、内容に重複がないか、文脈のつながりに問題がないかなど、テーマに沿ってまとまった文章になるよう気をつける。さらに、トレッキングの記録として、各フィールドのコースで計測した距離と歩数、かかった時間などの欄も記入する。提出方法、提出期限等は、教務課から発表される規程に従うこととする。
履修判定指標
履修指標履修指標の水準キーワード配点関連回
トレッキング 各フィールド内のコースを時間内に歩くことができたか。トレッキングにかかった時間・距離・歩数をレポート様式の「トレッキング開始・終了時刻」・「歩数・距離の計測結果」の欄に反映させたものが基本的な評価対象となる。それに加えて、東海自然歩道の大野寺〜室生寺コース、室生寺の五重塔〜奥の院コース、葛木倭文座天羽雷鳴神社〜雄岳頂上の二上山登山コースをフィールド内の重点記録コースとし、ここで得られた時間記録が好記録となる場合は評価が加算される。 時間・歩数・距離 40 4〜12
フィールドの知識 室生・当麻・当尾・奈良公園の4つの地域に関して、地理的な知識がどの程度養われたか。奈良県とその周辺における交通も含めたそれぞれの位置関係、山や川などの地形的・地質的特徴、自然の山野や庭園も含めた植生の特徴、人の居住地域との関係や土地利用の状況、地元産業や物産品など、事前情報として得たもの、トレッキングを通して見聞きしたものも含め、レポート様式「フィールドの基本情報」の欄に反映させたものが基本的な評価対象となる。 室生・当麻・当尾 15 2〜12
歴史・文化の知識 室生山上公園芸術の森・室生寺・當麻寺・岩船寺・当尾石仏・浄瑠璃寺・東大寺戒壇堂・東大寺法華堂などの歴史・文化施設とその建造物や彫刻、その他トレッキングコース上の史跡・文化財など、室生・当麻・当尾・奈良公園の4つの地域に関して、歴史・文化に関する知識がどの程度養われたか。事前情報として得たもの、トレッキングを通して見聞きしたものも含め、レポート様式「フィールドの基本情報」の欄に反映させたものが基本的な評価対象となる。 室生寺・當麻寺・浄瑠璃寺 15 2〜12
テーマ設定 歴史・美術・建築・景観・植物・地質・物産品その他、各グループの興味関心に沿ったテーマ設定の着眼点と、それを元にした各フィールドの的確な実習計画、実習における有効な取材と、それらの成果として採集した資料の記録ができているかなどを評価する。テーマ設定による一貫した問題意識を3日間の各フィールドのトレッキングを通して持ち続け、レポート様式「テーマに沿った取材記録」の欄に反映させたものが基本的な評価対象となる。 地質・植物・産業・歴史・文化 15 1〜3
プレゼンテーション 報告会のスライド作成の段階で使用した画像と、スライドでは箇条書だったものを文章化したテキストに、報告会の質疑応答で検討した結果新たに必要となった画像とテキストなど、追加すべき事柄を加えて再構成し、レポート様式「テーマに沿った取材記録」の欄に反映させたものが基本的な評価対象となる。テーマに沿った取材を元に発表を行い、その発表で得られた成果を踏まえてどれだけ発展させることができたかが評価のポイントとなる。 実習計画ノート・実習ノート・パワーポイント 15 14、15
評価方法 レポート提出 *成績発表後、教務課にて試験・レポートに関する総評が閲覧できます。
評価基準 評語
    学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・ S (100~90点)
    学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・ A (89~80点)
    学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・ B (79~70点)
    学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・ C (69~60点)
    学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・ D (60点未満)
教科書 なし
参考文献 石井亜矢子『仏像の見方ハンドブック』池田書店 1,026円、田中英道『法隆寺とパルテノン』祥伝社 1,800円
実験・実習・教材費 宿泊費:1人1泊4?5千円、交通費:8千円?1万円、入場料:1ヶ所につき400?600円×7ヶ所程度、その他食費等