区分 学部共通科目
ディプロマ・ポリシーとの関係
(心)専門的知識と実践的能力 (心)分析力と理解力 (心)地域貢献性
(環)専門性 (環)理解力 (環)実践力
カリキュラム・ポリシーとの関係
(心)課題分析力 (心)課題解決力 (心)課題対応力
(環)専門知識 (環)教養知識 (環)思考力 (環)実行力
カリキュラム全体の中でのこの科目の位置づけ
英語能力の向上を目指し、グローバル化する社会で活躍できるような力を有すること。
科目の目的
国際社会において、英語の構造や法則、文の成り立ちを理解したうえで、英語を駆使してコミュニケーションを取ることのできる力を養うこと。そのために、英文の基本構造を理解し、その理解にもとづいて英文を聞き・読み、話し・書くことができる英語運用力を養うことに趣をおく。特に、複数の語から成る、意味の基本単位である「句」「節」を認識し、その意味と機能を解析する力を養う。また、英文を読む際に、内容を逆戻り読みしないで文頭から順にすばやく読み内容を把握できるようにする。最終的には、自らの意思を英語によって伝え、理解し、コミュニケーションが取れるようになることを目指す。
到達目標
到達目標は、①英語の文法に関するルールを明確に習得すること、その獲得した文法や語彙をもって英語の運用能力の発達を獲得することである。文法ルールの習得目標には、英文の基本構造を理解していることが求められる。運用力発達目標には、英文の理解力や読み・書きをスムーズかつ的確に行えること・自ら伝えたいことを英語で伝えられるようになるといった英語コミュニケーション力が含まれる。

科目の概要
基礎的な文法・リーディング・ライティングの習得、語彙力の向上など英語の基礎力を培うための総合的な学習を行い、基礎力を明確にしたうえで、そのような文法を用いた実際のコミュニケーション活動を実践し、英語の運用能力の向上を図る。本科目は15ユニットからなるテキストにそって授業を展開していく。まず、それぞれのユニットにおいて重要かつキーポイントとなる文法を理解する。この時に、分からないことを分からないままに進めるのではなく、「理解」できたかを明確にしてもらいたい。次に、指定した問題演習を各自で解答していく。ここで、先ほどの文法が確実に理解できたのかを確認していく。このように文法をインプットしアウトプットすることを繰り返し行うことで、基礎力の定着を図る。さらに、長文読解にも取り組んでいく。文章問題の中でユニットの文法を確認するだけではなく、長文を読む力や、語彙の確認など総合的に復習していく。そのうえで、テキストを通して獲得した文法・語彙・イディオムなどを用い、自分の考えや気持ち、さらにはクラス内での質疑応答などを通して、相手に意思を伝えあうインタラクティブな運用能力を養う。
科目のキーワード
① 文法   ②リーディング   ③語彙   ④ライティング ⑤複文 ⑥インタラクション 
授業の展開方法
本科目の展開方法は、これまでに学んできた文法等を総復習しながら、理解できていなかった箇所の理解を深め、基礎を固めていき、その基礎をもとに自らの意思を英語によって発信することである。項目は、名詞・代名詞・冠詞、動詞、5文型、助動詞、時制、完了形、不定詞、動名詞、分詞、受動態、形容詞・副詞・比較、関係詞、仮定法、である。毎回、授業の最初に前回のユニット小テストを実施し、文法の理解度と定着度を確認する。そして、授業への参加は予習を大前提とし、まずは各自で文法を理解するように努めてもらう。そして、授業での文法の解説を踏まえ、指定された問題演習を各自でできる範囲で解答する。このことにより、どこが十分理解できていないのかを明確にしていく。そして、この一連の基礎力の確認を踏まえ、各自がその文法を用いて自身の意思を相手に伝えるための文章作成や、ペアワーク・グループ活動などを行い、英語によるコミュニケーションスキルの向上を目指す。授業内では、インプットとアウトプットを繰り返し行い、英語力の定着と英語運用能力の向上をめざす。
オフィス・アワー
(岡崎キャンパス)【水曜日】昼休み・3・4時限目(会議日は除く)、【木曜日】2時限目(後期のみ)、昼休み、【金曜日】3時限目(前期のみ)、4時限目(後期のみ)
(大府キャンパス)講義前後、メール(m-onidani@uhe.ac.jp)にて質問に対応する。なお、メールの場合は大学発行のアドレスからのみとする

科目コード COM200
学年・期 1年・前期
科目名 英語Ⅰ
単位数 2
授業形態 講義
必修・選択 必須
学習時間 【授業】90分×15 【予習】90分以上×15 【復習】90分以上×15
前提とする科目 なし
展開科目 英語Ⅱ
関連資格 英語関連資格
担当教員名 鬼谷美紀
主題コマシラバス項目内容教材・教具
1 Unit 1. 英語の文 科目の中での位置付け 本授業では、英語の表現のしくみがどのように成り立っているのかを理解することに焦点をあてる。今回はまず導入として「文の種類」を学ぶ。 英語と日本語は文の成り立ちが異なっており、英語の文の法則や仕組みを改めて確認していく。英語は、主語+動詞+目的語の語順をとる言語である。これに対して日本語は主語+目的語+動詞の語順をとる言語である。これは一例に過ぎないが、こういった文の仕組みが英語と日本語では異なるため、多くの学生は英語の文法や文章の仕組みを暗記することで学習してきたと思う。しかし、本授業では、英語を暗記するのではなく規則や法則を理解し、どのように形成されるのかを意識しながら学習していく授業を行う。特に、このコマは、英語の第一歩ともいえる基本的なかたちである肯定文と否定文、疑問文の3つを中心に学習していく。しかしながら、英語にとってコミュニケーションをとるうえで頻出度はかなり高いため、的確に使用できるレベルまで引き上げたい。さらに命令文や感嘆文を学び、英語で気持ちを表現する一通りの種類の文に習熟し、自らの意思をそれぞれの文章で表現できることを目的とする。
『基礎から始める英語演習』pp.6-7「コマ主題細目」の該当箇所は以下教科書の該当ページにそって順に示す。①6, ②7, ③7
コマ主題細目 ① 英文の仕組み ② 肯定文 ③ 否定文 ④ 疑問文 ⑤ コミュニケーション
細目レベル ① 英語の文の仕組みについてその文法的特徴を理解する。まずは、この回で着目するそれぞれの文の形を理解するために、My grandmother takes a walk every morning以降の例題として提示されているそれぞれの形の英語の文を発音し、文の成り立ちを1つ1つ理解していく。その後、STEP1として、John wants a model airplane. Is he a scientist?以降の文章を各自で日本語に訳してみる。その時に、どういった構造で文章が構成され、意味をなしているのかを意識しながら、合わせて単語の意味も確認しつつ、重要なイディオムなどの意味を正しく理解しているのかを含めて適切な日本語訳を検討する。その上で、各自がそれぞれの文法を理解したかを確認するため、文章作成、ペアワークをして互いに確認もしあっていく。
② 動詞の形に着目しながら否定文について学習する。まずは、日本語で動詞について考え、動詞を使用する文章 (お菓子を「食べる」)を考えていく。続いて、日本語の否定文と英語の否定文を比較する。日本語は「です」に「否定辞」を付加することで否定文になるが、英語は助動詞にnotを付加することで形成されることを押さえる。そして、まずはbe動詞を使った否定文を理解する。be動詞の場合はbe動詞の後にnotを置く形をとりことを理解する。次に、一般動詞を使った否定文を学習していく。一般動詞の場合は動詞の前にdo not、 does not、 did notを付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを考え、英語が「語順」により意味が表現される言語であること理解していく。そのうえで、それぞれが考えた肯定文を否定文に変える文章問題を実施し、文法の確認と語彙力の向上にも努めたい。
③ 疑問文の語順について学習する。まずは、日本語の疑問文と英語の疑問文を比較する。このことにより、日本語は文尾に「か」を付加することで疑問文になるが、英語は動詞を主語の前に出すことで形成されることを理解する。まずは、be動詞の疑問形を学習する。Yes-Noで回答するbe動詞は「Am/Are/Is/Was/Were+主語」の形をとることを理解する。次に、一般動詞の否定文に習熟する。まずは、日本語で一般動詞を使うような、否定文を考えてみる。次いで、日本語の否定文と英語の否定文を比較する。このことにより、日本語は動詞語尾に否定辞を付加することで否定文になるが、英語は動詞の前にdo not does not did notを付加することで形成されることを理解する。このような英語が語順により意味が表現される言語であることを再度意識する。肯定文を疑問文に変え、ペアワークとして作成した疑問文をペアワーカーに投げかけるやりとりも行っていく。


キーワード ① 肯定・否定文 ② 疑問文 ③ 命令文 ④ 語順 ⑤ コミュニケーション
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
2 Unit 2. 名詞・代名詞・冠詞 科目の中での位置付け 今回は、日本語の表現と比較しながら名詞、代名詞、冠詞の特徴を理解する。冠詞には、a, an, theの3つがあり、それぞれ名詞の前につける。このうちa, anは不定冠詞であり、もとはoneから由来しているものである。定冠詞のtheはthatに由来している。それぞれの使い方として、A, anは基本的に「一つ」、「一人」の意味をあらわすものについて使う。これに対して,theは、話し手と聞き手の双方が、何を指しているのかがわかる特定されたものなどに使用する。例としては、I bought a book.この文章の訳は「私は本を一冊買った。」となる。一方、I bought the book , too.の訳は「私はその本も買った。」となる。つまり、前者の文が不特定の「ある」1冊の本を指すのに対して、後者の文は聞き手と話し手の双方がどの本であるのかがわかっている特定の本を指している。このように、文章中において意味したいことによって違いが生じる。この意味で定冠詞と不定冠詞が対立的な関係にあるのであって、単数のa, anに対して複数が対立関係にあるのではないことも抑えておく必要がある。代名詞はそれが何を指しているのかを明確であるときに使用するということもここでは押さえておく。また、英語でコミュニケーションをとる際に冠詞の付け忘れなどケアレスミスも頻発するため、ここあしっかりと身に着けたい。
『基礎から始める英語演習』pp.10-11「コマ主題細目」の該当箇所は以下教科書の該当ページにそって順に示す。①0, ②11, ③11
コマ主題細目 ① 冠詞 ② 代名詞 ③ 名詞 ④ コミュニケーション ⑤
細目レベル ① 冠詞の違いについて学習する。英語でコミュニケーションをとる際にケアレスミスをしやすいポイントになるので注意して取り組んでいく。冠詞には、a, an, theの3つがあり、それぞれ名詞の前につける。このうちa, anは不定冠詞であり、もとはoneから由来しているものである。そして定冠詞のtheはthatに由来している。A, anは基本的に「一つ」、「一人」の意味をあらわすものについて使う。これに対して,theは、話し手と聞き手の双方が何を指しているのかが分かる特定のものなどに使用する。例としては、I bought a book.「私は本を一冊買った。」I bought the book , too.「私はその本も買った。」前者が不特定の「ある」本を指すのに対して、後者は聞き手と話し手の双方がどの本であるのかがわかっている本を指す。この意味で定冠詞と不定冠詞が対立的な関係にあることを押さえたい。
② 代名詞の変化について学習する。ここでは、①代名詞の人称と格である、1人称、2人称、3人称のそれぞれの変化I, my me, we, our us, you ,your, you , she her , her, it, its, it they, their them,それに所有代名詞、mine, ours, yours, hers, theirsなどを押さえていく。次に②指示代名詞、this, that, these, those,を押さえる。そして③疑問代名詞who, whose, whom, what, whichを確実に理解していく。さらに、④Itの別用法と言われている「天候、時間」のitを代名詞からの意味的拡張もここで取り上げていく。ここでは、代名詞を使った文章を作成する作業を通して、代名詞の自然な活用を身に着けたい。そして、前回取り上げた肯定文、否定文、疑問文の中に代名詞が含まれているような以下の文章にも取り組み代名詞の理解を深めていく。He is a tennis player. We like our English teacher. They made travel plans. She won''''''''t buy it. They didn''''''''''''''''''''''''''''''''t know about our school. May I have your name? Is she our new school teacher?を代名詞という観点から改めて押さえる。
③ 名詞の種類についてその違いや変化について学習していく。英語の名詞を考えていく上で、ここではまず日本語の名詞と英語の名詞を比較する。そして普通名詞・集合名詞・物質名詞・抽象名詞の違いについて押さえていく。このうち普通名詞と呼ばれるものは日本語と英語とで共通部分が多く理解しやすいので確実に押さえる。集合名詞がグループとして一つのものとしてとらえられるときには単数だが、個々のメンバーに焦点が当たるときには複数としてとらえられることを押さえる。物質名詞は日本語ならパン1つ、チョーク1本というように個々に数えられるようにとらえられているが、英語ではパン生地やチョークの材料としての側面に焦点があてられるので数えられないものとしてとらえられていることに注意する。抽象名詞は普通は数えられないと見なされるが、「数々の親切な行為」に焦点があるときにはkindnessesとなる、このように固定した文法用語としてではなく、人間のもののとらえ方が重要である。


キーワード ① 名詞 ② 代名詞 ③ 冠詞 ④ 語順 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
3 Unit 3. 動詞 科目の中での位置付け この回では、英語の根幹ともいえる文章を作成する際に必要不可欠である動詞とそれに結びつく要素について学ぶ。まずは、日本語と比較しながらbe動詞の特徴を理解し、be動詞の語形変化について学習していく。最初に be動詞の形として、原形be, 現在形am, are , is, 過去形was, were 過去分詞形(have , had ) been, (has had) そしてこれらに主語として、I, you, he, she, it, we, they が加わり文の根幹を形成していることを押さえる。また、原形の変化として、現在形は現在のことに使い、過去形は過去のことに使い、過去分詞形は完了形、完了受身形に使うという法則があることも押さえる。一般動詞の原形、 現在形、過去形、過去分詞形、そしてこれらに主語として、I, you, he, she, it, we, they が加わり英文が形成することを押さえたい。それぞれの時制における文章の書き換えをスムーズに行えるレベルまで目指す。
『基礎から始める英語演習』pp.14-15「コマ主題細目」の該当箇所は以下教科書の該当ページにそって順に示す。①14, ②14,③15
コマ主題細目 ① 語形変化 ② 動詞 ③ 肯定文 ④ 否定文 ⑤ 疑問文
細目レベル
一般動詞の語形変化を学習していく。 まずは、日本語に置き換え、日本語で一般動詞を使うような文を考えてみる。そして、時間軸である原形、 現在形、過去形、過去分詞形の形の変化を理解し、これらに主語として、I, you, he, she, it, we, they が加わり文の根幹を形成することを押さえる。また、原形の他に、現在形は現在のことに使い、過去形は過去のことに使い、過去分詞形は完了形、完了受身形に使うということも押さえる。英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。また、一般動詞は動作・行為・状態を示す語であることで、be動詞と異なることを押さえる。

② 動詞を用いた肯定文について理解していく。日本語は語尾に「です」」を付加することで肯定文になるという語順をとるが、英語は主語の後に動詞を付加することで形成されるという語順であることを押さえる。次に、英語の一般動詞の肯定文の特徴を考える。まずは、日本語で一般動詞を使うような、肯定文を考えてみる。日本語では先ほども説明したように主語、目的語、動詞語尾に「する」を付加することで肯定文になるが、英語は主語の後に一般動詞を付加することで形成されるという語順であることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを考え、英語が語順により意味が表現される言語であることを改めて理解しながら動詞の付与される位置を考えていく。
③ 動詞を用いた否定文について学習していく。まずは、日本語の否定文と英語の否定文を比較することから始めたい。このことにより、日本語の文では「です」に「否定辞」を付加することで否定文になるが、英語の文ではbe動詞にnotを付加するという語順で形成されることをここでは押さえる。次に、一般動詞を使った否定文に習熟する。まずは、日本語で一般動詞を使うような、否定文を考え、英語と日本語の文を比較する。このことにより、日本語は動詞語尾に否定辞を付加することで否定文になるが、英語は動詞の前にdo not does not did notを付加することで形成されることを押さえる。以上、日本語と英語の語順によって意味表現が異なるということを理解した上で、be動詞の否定文と、一般動詞の否定文の違いを理解していく。
④ 動詞を用いた疑問文の語順について学習する。まずは、日本語で動詞を使うような文を考えてみる。次いで、日本語の疑問文と英語の疑問文を比較する。このことにより、日本語は文尾に「か」を付加することで疑問文になるが、英語は助動詞を主語の前に出すことで形成されることを押さえる。次に、一般動詞の否定文に習熟する。まずは、日本語で一般動詞を使うような、疑問文を考えてみる。次いで、日本語の疑問文と英語の疑問文を比較する。英語と日本語の疑問文の語順の違いを理解し、日本語は動詞語尾に否定辞を付加することで否定文になるが、英語は動詞の前にdo not does not did notを付加することで形成されることを押さえる。そして、ここまでに学習した肯定文・否定文を踏まえ、グループワークを行い、それぞれが互いに質問しあい回答するやりとりを行う。そこで、動詞の活用が正しいかを確認しあうことで、理解度をはかっていく。

キーワード ① be動詞 ② 一般動詞 ③ 否定文 ④ 疑問文 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 」:
4 Unit 4. 5文型 科目の中での位置付け 本授業では、英語の基礎を身につけることを目的とするが、できる限り丸暗記をしなくてもよいように配慮する。つまり、「英語はなぜそういう表現をするのか?」という問いに答えることを意識して授業を行う。扱う項目は、「英語のしくみ」「名詞・代名詞・冠詞」「動詞」「文型」「助動詞」「時制」「完了形」「不定詞」「動名詞」「分詞」「受動態」「形容詞・副詞・比較」「関係詞」「仮定法」などである。今回は、たいていの文は5種類に分類されることを学び、これを活用する。 その際、S+V+O+OとS+V+O+to Oが同義ではないこと、なぜ間接目的語、直接目的語と「間接」「直接」と区別されるのか、S+V+O+CのVの意味がS+V+Oの場合と別には存在しないことをS+V+O[subjective+predicative]との関係から押さえる。
『基礎から始める英語演習』pp.18-19「コマ主題細目」の該当箇所は教科書の該当ページにそって順に示す。①18, ②19,③19
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 肯定文について学習する。まずは、日本語で肯定文を考えてみる。次いで英語のThe woman made him an offer. The woman made him an officer. という肯定文とこれに対応する日本語表現、「その女性は彼に提案をしました。」「その女性は彼を事務官にしました。」を比較する。このことにより、日本語は語尾に「する、した」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとに動詞を付加することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞のご順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。
② 否定文について学習する。まずは、日本語で否定文を考えてみる。次いで英語のThe news did not make everybody happy.という否定文とこれに対応する日本語表現、「その知らせがすべての人を幸せにしたわけではありませんでした」という部分的な否定であることを理解する。そして「では、みんなを不幸にした」という日本語訳ならどういう英語表現になりるかということを比較する。このことにより、原則、日本語は語尾に「ありません」などを付加することで否定文になるが、英語は助動詞やbe動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されているということを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。
③ 疑問文について学習する。まずは、日本語で疑問文を考え、日本語における疑問文の書き方を理解する。次いで英語のWere there many children in the park?という疑問文を訳していく。(これに対応する日本語表現、「その公園には多くの子供がいましたか?」)そして、Were many children in the park?という文は正しいでしょうか?という確認も含め、前者と後者の文章の比較を行っていく。このことにより、日本語は語尾に「ます(した)か」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前にhaveを移動することで形成されることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。


キーワード ① 文型 ② 自動詞 ③ 他動詞 ④ There構文 ⑤ 語順訳
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
5 Unit 5. 助動詞 科目の中での位置付け 本授業では、助動詞の特徴を理解し、助動詞の語形変化について学習し、英語での表現力の向上を目指す。まずは、日本語で助動詞を使うような文を考えてみる。続いて、will(未来、意思), can cannot(可能、能力、許可、推量), may(推量、許可), must(義務、必要、推量(肯定的)), must not(禁止), have to, has to(義務、必要), do not have to, does not have to(不要),などの意味と形式の対応について押さえる。またここでは、「しなければならない」から「違いない」「してもよい」さらには「かも知れない」というそれぞれの語彙の意味の展開を認知的に押さえることで暗記に頼らない展開的な学習法を教示する。さらに、英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。微妙なニュアンスを伝えられるよう適切な語彙を選択できるようなることを目指す。
『基礎から始める英語演習』pp. 22-23「コマ主題細目」の該当箇所は教科書の該当ページにそって順に示す。①22, ②23, ③23
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 肯定文の特徴を理解していく。まずは、日本語で助動詞を使うような、肯定文を考えてみる。「私たちはこの自転車を修理できます。」「彼らは今家に帰らなければなりません。」「私たちは道路では注意しなければなりません。」という肯定文とこれに対応する英語表現We can fix this bicycle. They have to go home now. We must be careful on the streets. You may use my computer. を考え、比較していく。このことにより、日本語は語尾に「できる、してよい」などを付加することで肯定文になるが、英語は動詞の前に助動詞を付加することで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。
② 否定文を学習する。 まずは、日本語で助動詞の用いた否定形を使うような文を考えてみる。「メアリーは今日学校に来ないでしょう。」「彼らはこの案を気に入らないかもしれません。」「彼らがプロのサッカー選手のはずがありません。」「私はジャンクフードを食べてはいけない。」という文章に対応する英語文を考えていく。これらに対応する英語表現は、Mary will not come to school today. They may not like this idea. They cannot be professional soccer players. I must not eat junk food. であるが、これらの文章を比較していく。このことにより、日本語は「助動詞」の前に「否定辞」を付加することで否定文になるが、英語は助動詞の後にnotを付加することで形成されることを押さえる。このように英語と日本語の相違がどこから来るのか考え、英語が語順により意味が表現される言語であることを理解していく。

肯定文と疑問文を踏まえた上で、疑問文の語順について学習する。まずは、日本語で助動詞を用いた文章を考えてみる。May I speak to Mr. Aoyama? Can you bring a map? という英語文の疑問文の訳を考えていく。これに対応するそれぞれの日本語の疑問文において「青山さんはいらっしゃいますか?」と「青山さんと話をしていいですか」の比較を行う。(May I speak to~:(電話で)「~お願いできますか」の意味)」次いで、2文めの「地図を持ってきてくれますか」(Can you ~:「あなたは~できますか」→依頼の意味)」との比較行う。このことにより、日本語は文尾に「か」を付加することで疑問文になるが、英語は助動詞を主語の前に出すことで形成されることを押さえる。このような英語と日本語の相違を理解し、英語が語順により意味が表現される言語であることをより意識する。ここでも、英作文を行い、実際にクラス内でのコミュニケーションを実践する。



キーワード ① 可能 ② 必然 ③ 義務 ④ 語順 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
6 Unit 6.  時制 科目の中での位置付け 今回は時制について網羅的に学んでいく。 具体的には「過去時制」「現在時制」「未来時制」の3つに、「進行形」、「完了形」、「完了進行形」がそれぞれ組まれる形をである。また、英語と日本語の相違がどこから来るのかを、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。現時点の自分からみた様々な時制の事象について文章を作成していく。
本授業では、英語の基礎を身につけることを目的とするが、できる限り丸暗記をしなくてもよいように配慮する。つまり、「英語はなぜそういう表現をするのか?」という問いに答えることを意識して授業を行う。扱う項目は、「英語のしくみ」「名詞・代名詞・冠詞」「動詞」「文型」「助動詞」「時制」「完了形」「不定詞」「動名詞」「分詞」「受動態」「形容詞・副詞・比較」「関係詞」「仮定法」などである。

『基礎から始める英語演習』pp. 28-29「コマ主題細目」の該当箇所は教科書の該当ページにそって順に示す。①28, ②29, ③29
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 3時制を含む肯定文について学習する。まずは、英語のThey were working on the new garden. Mary takes care of her grandparents. We will meet with the President tomorrow morning. という肯定文の日本語訳を考える。そして、これに対応する日本語表現、「彼らは新しい庭で働いていました。」「メアリーは祖父母を世話しています。」「我々は明日の朝社長と会います。」とをそれぞれ比較していく。このことにより、日本語は語尾に「です。ます。」などを付加することで肯定文が形成されているが、英語は主語のあとに動詞を付加することで形成されるという語順であることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。
② 3時制を含む否定文について学習する。まずは、英語のThey were not working on the new garden. Mary does not take care of her grandparents. We will not meet with the President tomorrow morning. という否定文の日本語訳を考える。そして、この英文に対応する日本語表現は、「彼らは新しい庭で働いていませんでした。」「メアリーは祖父母を世話しません。」「我々は昨明日の朝社長と会いません。」となるが、これらを比較していく。このことにより、日本語は語尾に「ません」などを付加することで否定文になるが、英語は助動詞やbe動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。
③ 3時制を含む疑問文について学習する。まずは、英語のWere they working on the new garden? Is Mary taking care of her grandparents? Will you be meeting with the President tomorrow morning? という疑問文の日本語訳を考える。そして、この英文に対応する日本語表現は、「彼らは新しい庭で働いていましたか。」「メアリーは祖父母を世話しているのですか。」「あなたは明日の朝社長と会うのですか」というようになるが、これらを比較していく。このことにより、日本語は語尾に「ですか、するのですか」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前にbe動詞を移動することで形成されるという語順をとることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。


キーワード ① 過去 ② 現在 ③ 未来 ④ 語順 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
7 Unit 7. 完了形 科目の中での位置付け 今回は、日本語と比較しながら完了形の主要部である「have+過去分詞」の特徴を理解し、haveの語形変化について学習していく。。「現在形have」 ,「 has過去形」「hadと過去分詞」、そしてこれらに主語として、I, you, he, she, it, we, they が加わり完了形の根幹を形成することをここではしっかりと押さえる。また、have部分の現在形は現在のことに使い、過去形は過去のことに使うことを押さえる。英語と日本語の表現の相違がどこから来るのかを、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。また、このユニットに関しては、完了形を用いた小作文を行い、ライティング力を向上させる。
本授業では、英語の基礎を身につけることを目的とするが、できる限り丸暗記をしなくてもよいように配慮する。つまり、「英語はなぜそういう表現をするのか?」という問いに答えることを意識して授業を行う。扱う項目は、「英語のしくみ」「名詞・代名詞・冠詞」「動詞」「文型」「助動詞」「時制」「完了形」「不定詞」「動名詞」「分詞」「受動態」「形容詞・副詞・比較」「関係詞」「仮定法」などである。

『基礎から始める英語演習』pp. 30-31「コマ主題細目」の該当箇所は教科書の該当ページにそって順に示す。①30, ②31, ③31
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 完了形を含む肯定文について学習する。まずは、日本語で完了形という文章がどのような形をとるのか考えてみる。そして次に、I have already read the Japanese comic book. She has known Bill for five years. I have been to Paris twice. というこれらの肯定文の日本語訳を考えていく。この英文に対応する日本語表現は、「私はすでにその日本の漫画を読みました。」「彼女はビルと知り合って5年になります。」「私はパリに2回行ったことがあります。」というようになるが、これらの日本語と英語の語順について比較を行っていく。このことにより、日本語は語尾に「した(ことがある)」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとにhaveと過去分詞を付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。
② 完了形を含む否定文について学習する。まずは、日本語における完了形という形を理解するため、否定文を日本語で考えてみる。そして、英語文 I have not read the Japanese comic book yet. She has not known Bill for five years. I have never been to Paris.という3つの否定文の日本語訳を考えていく。そして、これに対応する日本語表現は、「私はまだその日本の漫画を読んでいません。」「彼女はビルと知り合って5年にはなりません。」「私はパリに行ったことが一度もありません。」となるが、これらの英語文とお日本語文の語順について比較する。このことにより、日本語は語尾に「ありません」などを付加することで否定文になるが、英語は助動詞やbe動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されることを押さえる。
③ 完了形を含む疑問文について学習する。まずは、日本語における完了形という形を理解するため、完了形を使用するような、疑問文を考えてみる。そして、次の3つの英文Have you ever read the Japanese comic book? How long has she known Bill? Have you ever been to Paris? の日本語訳を考えていく。そして、これらの英文に対応する日本語の表現としては、「あなたはすでにその日本の漫画を読みましたか。」「彼女はビルと知り合って何年になりますか。」「あなたはパリに行ったことがあります。」となるが、これら英語と日本語のそれぞれの語順を比較する。このことにより、日本語は語尾に「ます(した)か」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前にhaveを移動することで形成されることを押さえる。そして、完了形を含む肯定文・否定文・疑問文それぞれ1文以上を用いた小作文を実施し、定着を確かめる。


キーワード ① 現在完了 ② 過去完了 ③ 未来完了 ④ 語順 ⑤ コミュニケーション
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
8 Unit 8. 不定詞 科目の中での位置付け 今回は、動詞の拡張としての不定詞の性質を捉える。不定詞とは「to+動詞の原型」の形で動詞を名詞、形容詞、副詞のように使う用法を言う。しかしながら、to不定詞のtoは前置詞toに由来するものであり、ここから不定詞がおおよそ未来志向(次にそのことが起こる)であることを押さえる。一例はremember to とrememberingの相違に見られる。理解を深めるため、動詞を不定詞の形への書き換えを行う。このことで、丸暗記をすることなく自然な意味の展開で不定詞を理解できることとする。
本授業では、英語の基礎を身につけることを目的とする。しかしながら、多くの学生が英語学手法として丸暗記に頼っている部分が大きいと思うが、できるだけ、暗記ではいような学習法を学生自身が取り組めるよう配慮する。つまり、「英語はなぜそういう表現をするのか?」という問いに答えることを意識して授業を行う。扱う項目は、「英語のしくみ」「名詞・代名詞・冠詞」「動詞」「文型」「助動詞」「時制」「完了形」「不定詞」「動名詞」「分詞」「受動態」「形容詞・副詞・比較」「関係詞」「仮定法」などである。

『基礎から始める英語演習』pp.34-35「コマ主題細目」の該当箇所は教科書の該当ページにそって順に示す。①34, ②35, ③35
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 不定詞を含む肯定文に学習する。まずは、日本語における不定詞を理解するために、不定詞を用いた肯定文を考えてみる。そして、次の英語3文I have enough time to talk to Roger. They wanted to sell their house. He came here to finish his project. これらの日本語訳を考えていく。次いで、これらの肯定文の英文に対応する日本語表現としては、「ロジャーと話す時間が十分にあります。」「彼らは家を売りたかった。」「「彼はプロジェクト終えるためにここにきました。」となるが、それぞれの日本語と英語の語順の違いなどを比較する作業を行う。このことにより、日本語は語尾に「です」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとに動詞を付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。
② 不定詞を含む否定文について学習する。まずは、日本語における不定詞を理解していくために、不定詞を使用するような否定文というものをまずは考えてみる。次いで英語の否定文であるI do not have enough time to talk to Roger. They did not want to sell their house. He did not come here to finish his project.というこれらの3つの英文の日本語表現を考察していく。そして、これらの日本語訳としては、「ロジャーと話す時間が十分にありません。」「彼らは家を売りたくなかった。」「「彼はプロジェクト終えるためにここにきたのではない。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いなどを比較していく。このことにより、日本語は語尾に「ありません」などを付加することで否定文になるが、英語は動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。
③ 不定詞を含む疑問文に学習する。まずは、日本語における不定詞の理解を深めるため、不定詞を用いるような、疑問文を日本語で考えてみる作業を行う。次いでDo you have enough time to talk to Roger? Did they want to sell their house? Did he come here to finish his project? という3つの疑問文の日本語訳について考えていく。そして、これに対応する日本語表現は「ロジャーと話す時間が十分にありますか。」「彼らは家を売りたかったのですか。」「「彼はプロジェクト終えるためにここにきたのですか。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いについて考え、比較を行っていく。このことにより、日本語は語尾に「(です)か」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前にいわゆる助動詞「do」, 「does」, 「did」を付加することで形成されることを押さえる。ここまでの、不定詞を含む、肯定文・否定文・疑問文を使用して、文章を作成し、ペアワークを行う。


キーワード ① 否定文 ② 肯定文 ③ 疑問文 ④ 3つの用法 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
9 Unit 9. 動名詞 科目の中での位置付け 今回は、動詞と名詞が合体して生じる動名詞を学ぶ。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。肯定文の特徴を理解し、否定文、疑問文の語順に習熟する。本授業では、英語の基礎を身につけることを目的とするが、できる限り丸暗記をしなくてもよいように配慮する。つまり、「英語はなぜそういう表現をするのか?」という問いに答えることを意識して授業を行う。扱う項目は、「英語のしくみ」「名詞・代名詞・冠詞」「動詞」「文型」「助動詞」「時制」「完了形」「不定詞」「動名詞」「分詞」「受動態」「形容詞・副詞・比較」「関係詞」「仮定法」などである。
『基礎から始める英語演習』pp.38-39「コマ主題細目」の該当箇所は教科書の該当ページにそって順に示す。 ①38, ②39, ③39
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 動名詞を含む肯定文について学習する。まずは、日本語において動名詞というものがなにかを理解するために、動名詞を用いるような肯定文を考えてみる。そして、英文のSmoking is prohibited in this building. We stopped calling him after midnight. Tom enjoyed travelling to South America.という3つの動名詞を含む肯定文の日本語訳を考えていく。これに対応する日本語表現は、「タバコを吸うことはこの建物の中では禁じられています。」「私たちは真夜中以降は彼に電話することをやめた。」「トムは南アメリカを旅行するのを楽しんだ。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いを考え、比較をしていく。このことにより、日本語は語尾に「です」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとに動詞を付加することで形成される語順をとることを押さえる。
② 動名詞を含む否定文について学習する。まずは、日本語における動名詞がどのようなものか理解するために、動名詞を用いる否定文を考えてみる。次いで英語のSmoking is not prohibited in this building. We did not stop calling him after midnight. Tom did not enjoy travelling to South America.という3つの動名詞を含む否定文の日本語訳について考えていく。そして、これらの英文に対応する日本語表現は、「タバコを吸うことはこの建物の中では禁じられていません。」「私たちは真夜中以降、彼に電話することをやめなかった。」「トムは南アメリカを旅行するのを楽しみませんでした。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いを考え、比較を行っていく。このことにより、日本語は語尾に「しません」などを付加することで否定文になるが、英語は動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。
③ 動名詞を含む疑問文について学習する。まずは、日本語で動名詞というものを理解するために、動名詞を用いるような、疑問文を日本語で考えてみる。次いで英語のIs smoking prohibited in this building? Did you stop calling him after midnight? Did Tom enjoy travelling to South America? という3つの動名詞を含む疑問文の日本語訳について考えていく。そして、これに対応する日本語表現は、「タバコを吸うことはこの建物の中では禁じられていますか。」「あなたたちは真夜中以降は彼に電話することをやめましたか。」「トムは南アメリカを旅行するのを楽しみましたか。」となるが。日本語文と英語文の語順の違いを考え、比較をしていく。このことにより、日本語は語尾に「(します)か」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前にいわゆる助動詞do, does, didやbe動詞を付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。動名詞を10個以上書き出す作業に加え、動名詞を含む肯定文・否定文・疑問文を使用した作文も実施する。


キーワード ① 用法 ② 慣用表現 ③ 動名詞 ④ 不定詞 ⑤ 語順訳
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
10 Unit 10. 分詞 科目の中での位置付け 本授業では、英語の基礎を身につけることを目的とするが、できる限り丸暗記をしなくてもよいように配慮する。つまり、「英語はなぜそういう表現をするのか?」という問いに答えることを意識して授業を行う。扱う項目は、「英語のしくみ」「名詞・代名詞・冠詞」「動詞」「文型」「助動詞」「時制」「完了形」「不定詞」「動名詞」「分詞」「受動態」「形容詞・副詞・比較」「関係詞」「仮定法」などである。今回は、分詞(現在分詞と過去分詞)を学ぶ。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。肯定文の特徴を理解し、否定文、疑問文の語順に習熟する。進行的な意味を持つ現在分詞と受け身的な意味を持つ過去分詞を学ぶ。
『基礎から始める英語演習』pp.42-43「コマ主題細目」の該当箇所は教科書の該当ページにそって順に示す。①42, ②43, ③43
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 分詞(現在分詞・過去分詞)を含む肯定文について学習する。まずは、英語のThey were respected by the club members. You will be invited to the concert by Mr. Smith. This house was being built by the company. という分詞を含む肯定文の日本語訳について考えていく。そして、これに対応する日本語表現は、「彼らはクラブのメンバーたちに尊敬されていました。」「あなたはスミスさんによってそのコンサートに招待されるでしょう。」「この家はその会社によって建築されていました。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いを考え、比較していく。この作業により、日本語は語尾に「される、ている」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとにedやingを付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。
② 分詞(現在分詞・過去分詞)を含む否定文について学習する。まずは、英語のThey were not respected by the club members. You will not be invited to the concert by Mr. Smith. This house was not being built by the company.という分詞を含む否定文の日本語訳について考えていく。そして、これらの英文に対応する日本語表現は、「彼らはクラブのメンバーたちに尊敬されていませんでした。」「あなたはスミスさんによってそのコンサートに招待されないでしょう。」「この家はその会社によって建築されていませんでした。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いを考え、比較を怒っていく。このことにより、日本語は語尾に「されません、されていません」などを付加することで否定文になるが、英語は助動詞やbe動詞のあとに否定のことばを付加するという語順をとることで形成されることを押さえる。
③ 未来表現。ユニット4で学んだように、現在進行形は、不確定な未来の予想を表すにも使われる。たとえば"She is having a baby in a week or so."(彼女は一週間かそこらで赤ちゃんを産むだろう。)のように。
④ 分詞(現在分詞・過去分詞)を含む疑問文について学習する。まずは、英語のWere they respected by the club members? Will you be invited to the concert by Mr. Smith? Was this house built being by the company? という分詞を含む疑問文の日本語訳について考えていく。そして、これらの英文に対応する日本語表現は、「彼らはクラブのメンバーたちに尊敬されていましたか。」「あなたはスミスさんによってそのコンサートに招待されるでしょうか。」「この家はその会社によって建築されていましたか。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いを考え、比較をする。このことにより、日本語は語尾に「ますか、されていますか」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前にbe動詞を移動することで形成されるという語順をとることを押さえる。最後に、今回の授業を踏まえ、分詞を用いた作文を行う。

キーワード ① 現在分詞 ② 過去分詞 ③ 分詞構文 ④ 語順 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
11 Unit 11. 受動態 科目の中での位置付け 今回は、能動態と受動態を比較し、同じ事象がどのような捉えられかたをしているのかを学ぶ。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。肯定文の特徴を理解し、否定文、疑問文の語順に習熟する。英語でコミュニケーションをとる際に、能動態と受動態は重要な表現になるためしっかりと身に着けたい。また、本授業では、英語の基礎を身につけることを目的とするが、できる限り丸暗記をしなくてもよいように配慮する。つまり、「英語はなぜそういう表現をするのか?」という問いに答えることを意識して授業を行う。扱う項目は、「英語のしくみ」「名詞・代名詞・冠詞」「動詞」「文型」「助動詞」「時制」「完了形」「不定詞」「動名詞」「分詞」「受動態」「形容詞・副詞・比較」「関係詞」「仮定法」などである。
『基礎から始める英語演習』pp. 46-47「コマ主題細目」の該当箇所は教科書の該当ページにそって順に示す。①46, ②46, ③47
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 受動態を含む肯定文について学習する。まずは英語のThey were respected by the club members. You will be invited to the concert by Mr. Smith. This house was built by the company. という受動態を含む肯定文の日本語訳について考えていく。そして、これらの英文に対応する日本語表現は、「彼らはクラブのメンバーたちに尊敬されていました。」「あなたはスミスさんによってそのコンサートに招待されるでしょう。」「この家はその会社によって建築されました。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違い考え、比較する。このような比較を行う作業を通して、日本語は語尾に「される」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとにbe動詞と過去分詞を付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。
② 受動態を含む否定文について学習する。まずは、英語のThey were not respected by the club members. You will not be invited to the concert by Mr. Smith. This house was not built by the company.という受動態を含む否定文の日本語訳について考えていく。そして、これらの英文に対応する日本語表現は、「彼らはクラブのメンバーたちに尊敬されていませんでした。」「あなたはスミスさんによってそのコンサートに招待されないでしょう。」「この家はその会社によって建築されませんでした。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いを比較する。このことにより、日本語は語尾に「されません」などを付加することで否定文になるが、英語は助動詞やbe動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されるという語順をとることを押さえる
③ 最後に受動態を含む疑問文について学習する。英語のWere they respected by the club members? Will you be invited to the concert by Mr. Smith? Was this house built by the company? という受動態を含む疑問文の日本語訳についてまず考えていく。そして、これらの英文に対応する日本語表現は、「彼らはクラブのメンバーたちに尊敬されていましたか。」「あなたはスミスさんによってそのコンサートに招待されるでしょうか。」「この家はその会社によって建築されましたか。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いを考え、さらに比較を行っていく。このような比較作業を通して、日本語は語尾に「ますか、などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前にbe動詞を移動することで形成されるという語順をとることを押さえる。そして、受動態と能動態の理解を確認するため、それぞれ疑問形で一文作成し、ペアワークを行っていく。


キーワード ① 疑問 ② 否定 ③ 進行形の受動態 ④ 語順 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
12 Unit 12. 形容詞・副詞・比較 科目の中での位置付け 今回は、修飾的な語法を学び、表現を広げる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり言語類型に基づくことを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。肯定文の特徴を理解し、否定文、疑問文の語順に習熟する。英語表現の幅が広がり、より密度の濃いやり取りを可能にする修飾的な語法の獲得を目指す。
本授業では、英語の基礎を身につけることを目的とするが、できる限り丸暗記をしなくてもよいように配慮する。つまり、「英語はなぜそういう表現をするのか?」という問いに答えることを意識して授業を行う。扱う項目は、「英語のしくみ」「名詞・代名詞・冠詞」「動詞」「文型」「助動詞」「時制」「完了形」「不定詞」「動名詞」「分詞」「受動態」「形容詞・副詞・比較」「関係詞」「仮定法」などである。

『基礎から始める英語演習』pp. 50-51「コマ主題細目」の該当箇所は教科書の該当ページにそって順に示す。①50, ②51, ③51
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 比較を含む肯定文について学習する。まずは、日本語において比較というかたちを理解するために、比較を用いるような、肯定文を考えてみる。続いて、英語のThe new comic book is more interesting than the old one. Mt. Fuji is the highest mountain in Japan. English is the most useful language. という比較を含む3つの肯定文の日本語訳について考えていく。そして、これらの英文に対応する日本語表現としては、「新しい漫画は古いものより面白い。」「富士山は日本で最も高い山です。」「英語は最も役に立つ言語です。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いを比較する。このことにより、日本語は語尾に「です」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとに動詞と原級、比較級、最上級を付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。
② 比較を含む否定文について学習する。まずは、日本語において比較というかたちを理解するために、比較を含むような、否定文を日本語で考えてみる。次いで英語のThe new comic book is not so interesting as the old one. Mt. Ibuki is not the highest mountain in Japan. Swahili is not the most useful language.という比較を含む3つの否定文の日本語訳について考えていく。そして、これらの英文に対応する日本語表現としては、「新しい漫画は古いものほどには面白くない。」「伊吹山は日本で最も高い山ではありません。」「スワヒリ語は最も役に立つ言語でというわけではありません。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いを比較する。このことにより、日本語は語尾に「ありません」などを付加することで否定文になるが、英語は動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。
③ 比較を含む疑問文についてする。まずは、日本語における比較というかたちを理解するために、比較を含むような、疑問文を日本語で考えてみる。次いで英語のIs the new comic book more interesting than the old one? Is Mt. Fuji the highest mountain in Japan? Is English the most useful language? という比較を含む3つの疑問文の日本語訳について考えていく。そして、これらの英文に対応する日本語表現としては、「新しい漫画は古いものより面白いですか。」「富士山は日本で最も高い山ですか。」「英語は最も役に立つ言語ですか。」というふうになるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いを考え、比較を行っていく。このことにより、日本語は語尾に「(です)か」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前に動詞を移動することで形成されるという語順をとることを押さえる。そして、比較を含む文章を作成し、グループワークないで質疑応答という形でやり取りを行っていく。


キーワード ① 形容詞 ② 副詞 ③ 語順 ④ 比較 ⑤ 日英比較
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
13 Unit 13. 関係詞 科目の中での位置付け 関係詞の特徴を理解する。関係詞は2つの文を結んで1つの文にするという働きがある。そして、関係氏は名詞と接続詞の両方の働きを兼ねているということも押さえておきたい。関係詞には、関係代名詞(who, which, that, whatなど)と関係副詞(where, when, など)とがある。先行詞が主格で人、主格で人以外、主格で人と人以外、先行詞なしがそれぞれwho, which, that, what、先行詞が所有格で人、所有格で人以外がそれぞれwhose, whose、先行詞が目的格で人、目的格で人以外、目的格で人と人以外、先行詞なしがそれぞれwhom (who), which, that, whatで表現される。また、修飾する部分が修飾される部分の先に来る日本語と逆である英語の構文に気づき、さらには言語類型論にも触れる。個別的には、主格・所有格・目的格になる場合の特徴を理解する。まずは関係代名詞のそれぞれの用法となる日本語の文を考えることでその概念を押さえる。次いで、関係代名詞のそれぞれの格を含む英語の文と対応する日本語の文を比較し語順を確かめる。
『基礎から始める英語演習』pp. 54-55「コマ主題細目」の該当箇所は教科書の該当ページそって順に示す。①54, ②55, ③55
コマ主題細目 ① 関係詞の形 ② 主格 ③ 所有格 ④ 目的格 ⑤
細目レベル ① 「関係詞」の形・概念などについて。関係詞は2つの文を結んで1つの文にするという働きをもっている。そして、代名詞と接続詞の働きも兼ねている。関係詞には、関係代名詞(who, which, that, whatなど)と関係副詞(where, when, など)という種類がある。「先行詞」が主格で人、主格で人以外、主格で人と人以外、「先行詞なし」がそれぞれwho, which, that, what、となる。「先行詞が所有格で人」、「所有格で人以外」がそれぞれwhose, whose、「先行詞が目的格で人」、「目的格で人以外」、「目的格で人と人以外」、「先行詞なし」がそれぞれwhom (who), which, that, whatで表現される。また、修飾する部分が修飾される部分の先に来る日本語と逆である英語の構文に気づき、さらには言語類型論にも触れる。
② 関係代名詞が目的格となる場合について。関係代名詞が目的格になる場合の特徴を理解するために、まずは関係代名詞の目的格用法となる日本語の文章を考えることでその概念を押さえいく。そして、その関係代名詞の目的格を含む英語の文である、This is the doctor whom I respect very much. Show me the bag which you bought in Italy.これら3つの英文の日本語訳について考えていく。そして、これら3つの英文に対応する日本語表現が「こちらはお医者さんです。私は彼(女)をとても尊敬しています。」「私にバッグを見せてください。あなたはそれをイタリアで買いました。」となる。それぞれの文章が2つの文で構成されていることを押さえる。また、修飾する部分が修飾される部分の先に来る日本語と逆である英語の構文に気づきたい。
③ 関係代名詞が所有格になる場合について 。関係代名詞が所有格になる場合の特徴を理解するために、まずは関係代名詞の所有格用法となる日本語の文を考えることでその概念を押さえる。そして、関係代名詞の所有格を含む英語の文である、I have a friend whose mother is a pianist. He is my uncle whose wife is an American. This is the house whose garden is lovely. という3つの英文の日本語訳について考えていく。これらの英文に対応する日本語表現としては、「私は友人をもっています。彼(女)のお母さんはピアニストです。」「彼は私の叔父です。彼の妻はアメリカ人です。」「これがその家です。その家の庭は素敵です。」となるが、それぞれの文章が2つの文で構成されていることを押さえる。また、修飾する部分が修飾される部分の先に来る日本語と逆である英語の構文に気づきた
④ 関係代名詞が目的格となる場合について。関係代名詞が目的格になる場合の特徴を理解するために、まずは関係代名詞の目的格用法となる日本語の文章を考えることでその概念を押さえいく。そして、その関係代名詞の目的格を含む英語の文である、This is the doctor whom I respect very much. Show me the bag which you bought in Italy.これら3つの英文の日本語訳について考えていく。そして、これら3つの英文に対応する日本語表現が「こちらはお医者さんです。私は彼(女)をとても尊敬しています。」「私にバッグを見せてください。あなたはそれをイタリアで買いました。」となる。それぞれの文章が2つの文で構成されていることを押さえる。また、修飾する部分が修飾される部分の先に来る日本語と逆である英語の構文に気づきたい。

キーワード ① 動名詞 ② 不定詞 ③ 現在分詞 ④ 動詞 ⑤
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
14 Unit 14. 仮定法 科目の中での位置付け 本授業では、仮定法(もし~ならば、・・・でしょう。)に焦点をあてて学習していく。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であるという違いがあること、つまり言語類型に基づいているということを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現する膠着言語であることも意識する。肯定文の特徴を理解し、否定文、疑問文の語順について学習していく。このような学習を通して、英語の基礎を身につけ、できる限り丸暗記をしなくてもよいように配慮する。つまり、「英語はなぜそういう表現をするのか?」という問いに答えることを意識して授業を行う。扱う項目は、「英語のしくみ」「名詞・代名詞・冠詞」「動詞」「文型」「助動詞」「時制」「完了形」「不定詞」「動名詞」「分詞」「受動態」「形容詞・副詞・比較」「関係詞」「仮定法」などである。
『基礎から始める英語演習』58-59「コマ主題細目」の該当箇所は教科書の該当ページにそって順に示す。①58, ②59,③59
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ 語順 ⑤ 日英比較
細目レベル ① 仮定法を含む肯定文について学習していく。まずは、日本語における仮定法というものを理解していくために、仮定法を含むような、肯定文を考えてみる。そして、英語のIf he had some money, he could buy the new car.という仮定法を含む肯定文の日本語訳について考えていく。この英文に対応する日本語表現としては、「もし彼がお金を持っていたら、彼はその新車を買えるでしょうに。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いを考え、比較していく。このことにより、日本語は語尾に「でしょう」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとに動詞を付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。
② 仮定法を含む否定文について学習していく。まずは、日本語における仮定法をというものの理解を深めていくために、仮定法を使うような否定文を日本語で考えてみる。そして、仮定法を含む英語のIf he had not any money, he could not buy the new car.という否定文の日本語訳について考えていく。そして、この英文に対応する日本語表現としては、「もし彼がお金を持っていないのなら、彼はその新車を買えないでしょう。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いを考え、比較を行う。このことにより、日本語は語尾に「ないでしょう」などを付加することで否定文になるが、英語は動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。
③ 最後に、仮定法を含む疑問文について学習していく。まずは、日本語における仮定法というものの理解を深めるために、仮定法を使うような、疑問文を日本語で考えてみる。そして、英語のIf he had some money, could he buy the new car.という仮定法を含む疑問文の日本語訳について考えていく。そして、この英文に対応する日本語表現としては、「もし彼がお金を持っていたら、彼はその新車を買えるでしょうか。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違いを考え、比較を行っていく。このような比較作業を行うことにより、日本語は語尾に「(でしょう)か」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前に動詞を移動することで形成されるという語順をとることを押さえる。まとめとして、仮定法を含む文章を作成し、仮定法の理解度をはかる。


キーワード ① 仮定法現在 ② 仮定法過去完了 ③ 重要構文 ④ 語順 ⑤ コミュニケーション
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
15 Unit 15. 文構造のまとめ 科目の中での位置付け 今回の授業は、これまでの1から14回までのまとめである。ここまで学習してきた文法の確認と学習した文法を用いて自らの意思を表現できるかを確認していく。英語は主語+動詞+目的語の語順をとる言語であるということはこれまでも説明してきた通りだ。また、英語は主に語順によって意味を表現する言語であるのに対して日本語は「て、に、を、は」などを名詞に付加することによって主語、直接目的語や間接目的語の関係を示す点で膠着言語に分類される。このような相違が日本語を第一言語とする者に英語の学習を困難にさせてきたことも理解できたことと思われる。大学での英語は暗記ではなく規則を理解する、また、その規則がどのように形成されてきたかを意識しながら学習するこが重要であることを押さえる。英語の基礎を身につけることで丸暗記での英語学種をしなくてもよいように配慮した授業を行ってきた。つまり、「英語はなぜそういう表現をするのか?」という問いに答えることを意識して授業を行った。これまで扱った項目は、「英語のしくみ」「名詞・代名詞・冠詞」「動詞」「文型」「助動詞」「時制」「完了形」「不定詞」「動名詞」「分詞」「受動態」「形容詞・副詞・比較」「関係詞」「仮定法」などであった。
『基礎から始める英語演習』62-63「コマ主題細目」の該当箇所は教科書の該当ページにそって順に示す。①62, ②63, ③63
コマ主題細目 ① 肯定文 ② 否定文 ③ 疑問文 ④ ⑤
細目レベル ① 複文を含む肯定文について学習していく。まずは、日本語において複文とはなにかということを理解するために、複文を使うような、肯定文を日本語で考えてみる。そして、英語のKen has a son whose n Ken does not have a son whose name is Jun.という複文を含む肯定文の日本語訳について考えていく。そして。この英文に対応する日本語表現としては、「ケンにはジュンという名の息子がいます。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違い考え比較を行っていく。このことにより、日本語は語尾に「です」などを付加することで肯定文になるが、英語は主語のあとに動詞を付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞のご順を取る言語であるを押さえ
② 複文を含む否定文について学習していく。まずは、日本語における複文というものがなにかを理解していくために、複文を使うような、否定文を日本語で考えてみる。そして次に、英語のKen does not have a son whose name is Jun.という複文を含む否定文の日本語訳について考えていく。次いで、この英文に対応する日本語表現としては、「ケンにはジュンという名の息子はいません。」というようになるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違い考え比較を行う。このことにより、日本語は語尾に「ません」などを付加することで否定文になるが、英語は動詞のあとに否定のことばを付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であることを押さえる
③ 複文を含む疑問文について学習していく。まずは、日本語における複文というものがなにかを理解していくために、複文を含むような、疑問文を日本語で考えてみる。次いで英語のDoes Ken have a son whose name is Jun? という複文を含む疑問文の日本語訳について考えていく。この疑問文に対応する日本語表現としては、「ケンにはジュンという名の息子がいますか。」となるが、それぞれの日本語文と英語文の語順の違い考え比較を行っていく。このことにより、日本語は語尾に「(します)か」などを付加することで疑問文になるが、英語は主語の前にいわゆる助動詞do, does, didやbe動詞を付加することで形成されるという語順をとることを押さえる。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であることを押さえる。最後に、今回の本科目で学習した表現方法を使用して夏休みの計画を作成する。


キーワード ① 語 ② 句 ③ 節 ④ コミュニケーション ⑤ 複文
コマの展開方法 社会人講師 AL ICT PowerPoint・Keynote 教科書
コマ用オリジナル配布資料 コマ用プリント配布資料 その他 該当なし
小テスト 「小テスト」については、毎回の授業終了時、manaba上において5問以上の、当該コマの小テスト(難易度表示付き)を実施します。
復習・予習課題 復習:今回のStep 1の文の構造、文の種類の再確認と次回の授業の冒頭で行う理解度をはかる小テストの準備をしておくこと。予習:次回の「解説」(まとめとして簡潔に解説が記載されているが、理解ができない箇所は、高校の参考書などで各自確認しておくこと)を読み、Exercise 1に取り組む。英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であること、つまり英語という言語は語順によって意味を成し表現される言語であるということを押さえる。特に動詞に注目して予習を進めてほしい。たとえば、giveなら「誰に」「何を」「与えるのか」、putなら「何を」「どこに」「置く」のかを予測し、確認することを意識すること。また、常に頭から文章を訳せているかにも意識しながら取り組むこと。
履修判定指標
履修指標履修指標の水準キーワード配点関連回
英語の文、名詞・代名詞・冠詞、動詞 前提として、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であることを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現することも意識する。それぞれの項目、すなわち、英語の文、名詞・代名詞・冠詞、動詞を含んだ肯定文・否定文・疑問文の構文を理解したうえで、英語の語順、語法、意味に習熟していること。具体的には各UnitのSTEP 1が解答できることが求められる。 英語の文、名詞・代名詞・冠詞、動詞 20 1.2.3
5文型、助動詞、時制 前提として、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であることを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現することも意識する。それぞれの項目、すなわち、5文型、助動詞、時制を含んだ肯定文・否定文・疑問文の構文を理解したうえで、英語の語順、語法、意味に習熟していること。具体的には各UnitのSTEP 1が解答できることが求められる。 5文型、助動詞、時制 20 .4.5.6
完了形、不定詞、動名詞 前提として、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であることを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現することも意識する。それぞれの項目、すなわち、完了形、不定詞、動名詞を含んだ肯定文・否定文・疑問文の構文を理解したうえで、英語の語順、語法、意味に習熟していること。具体的には各UnitのSTEP 1が解答できることが求められる。 完了形、不定詞、動名詞 20 7.8.9
分詞、受動態、形容詞・副詞・比較 前提として、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であることを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現することも意識する。それぞれの項目、すなわち、分詞、受動態、形容詞・副詞・比較を含んだ肯定文・否定文・疑問文の構文を理解したうえで、英語の語順、語法、意味に習熟していること。具体的には各UnitのSTEP 1が解答できることが求められる。 分詞、受動態、形容詞・副詞・比較 20 10.11.12
関係詞、仮定法、文構造のまとめ 前提として、英語が主語+動詞+目的語の語順を取るのに対して、日本語は主語+目的語+動詞の語順を取る言語であることを押さえる。英語が語順により意味が表現される言語であることに対して、日本語は語幹に不変化詞を付加して意味を表現することも意識する。それぞれの項目、すなわち、関係詞、仮定法を含んだ肯定文・否定文・疑問文の構文を理解したうえで、英語の語順、語法、意味に習熟していること。具体的には各UnitのSTEP 1が解答できることが求められる。 関係詞、仮定法、文構造のまとめ 20 13.14.15
評価方法 期末試験で成績を評価する。
評価基準 評語
    学習目標をほぼ完全に達成している・・・・・・・・・・・・・ S (100~90点)
    学習目標を相応に達成している・・・・・・・・・・・・・・・ A (89~80点)
    学習目標を相応に達成しているが不十分な点がある・・・・・・ B (79~70点)
    学習目標の最低限は満たしている・・・・・・・・・・・・・・ C (69~60点)
    学習目標の最低限を満たしていない・・・・・・・・・・・・・ D (60点未満)
教科書 山田、川尻他『基礎から始める英語演習』南雲堂、1,760円
参考文献 なし
実験・実習・教材費 なし